フレキシビリティ2019年03月17日 10:15

フレキシビリティ
フレキシビリティ


名古屋まで、田原さんの講習を受けに行った。

キーワードはフレキシビリティ。

洞窟潜水では、その洞窟のカタチに身体を合わせなければならない。

移動するにしても、静止してラインを結んだりするにも、自分が身を置ける空間の、その形に合わせる必要がある。

そのためのコンフィギュレーションとしての、本物のサイドマウントの肝は、推進抵抗が少ないことでも、天地が狭い所に入れることでもなく、フレキシビリティなんだそうだ。

浮力重心と質量重心とを近づけ、なおかつバランスを取り、どんなカタチにも身体を変化させやすく、かつ、安定しているコンフィギュレーションとして最適だからサイドマウントを選択する。

必要に迫られての選択だからな。

妥協はない。

理想のコンフィギュレーションを実現するために、世界で最も優れた器材だけが残る・・・。

もちろん、使い手がなまくらではダメだから、ビシッとトレーニングしなければならない。

浮沈子から見れば、雲の上のような話だが、いろいろ参考になった(参考にすらならないレベルの差があるんだがな・・・)。

デモンストレーションの中で印象深かったのは、真横になったり裏返しになったりして、水深1mくらいの浅いプールを泳ぐというやつ。

もちろん、水面にも水底にも接触しない。

ぶれずに、真っ直ぐ進む。

何か、魔法でも見ているような気になる。

もう一つは、フィンを脱いで、そのバランスに頼らずに泳いだり、移動したりするデモ。

実際にやらせてもらって分かるんだが、フィンを中性浮力のものにしておかないと、外した途端に前のめりになる。

ウエイトの場所を調整(ウエイトベスト使用)して、まあ、程よいバランスを取ったうえでチャレンジ。

名古屋のプールで、久しぶりにジタバタした(まあ、いつものことですが)。

やってみると意外とできるもので、もちろん田原さんとは比較にならないけど、シングルタンクのふつーのBCでも、フィンなし中層でのバックキックとか、ヘリコプターターンくらいは出来るようになった。

海洋では、フィンを動かしてバランスを取るというのは、無駄な動きをしてエアーの消費が増えるとか、水底の生物に大打撃(迷惑なんてもんじゃありません!)を与える程度で、ダイバーの安全に直結しているという意識はほぼない。

が、シルティな環境(水底に、シルトが溜まった場所)でジタバタするということは、視界を失わせ、自分だけではなく、他のダイバーの安全をも損なう。

もちろん、周りに繊細な鍾乳石や石筍があれば、ボキボキ折りまくることになる。

1センチ伸びるのに、何十年何百年掛もかかったのに・・・。

器材の選択やその設えについても、そこにはいちいち理由があり、漫然とそのコンフィギュレーションにしているものなど、何一つない。

シビアなダイビングにおける、シビアな選択・・・。

ポーチの中のアイテムを入れる順番も、使用頻度やリスクの大小で決まる。

小物はばらけないように子袋に入れて、しまっていたりする。

まあ、潜る環境が違い過ぎるし、浮沈子は狭いところや暗い所へは行かないから、それ程こだわった器材選択は必要ないし、トレーニングもほどほどだけど、田原さん程になっても、更なる高みを目指してトレーニングし続けているという話には感動した。

ダイビングに終わりはないんだな・・・。

毎日が新たな挑戦だし、毎回のダイビングが次のダイビングへのトレーニングだ。

向上心など、ほんのカケラほどしか持ち合わせていない浮沈子にも、そのことはよく分る。

まだまだ伸びしろがあるしな(ものは言いようですな・・・)。

衝撃の講習を受けて、翌日は器材の展示会に出向く。

名古屋駅近くの「ウインクあいち」8階のホールに、各器材メーカーさんが集まって、来場者とコミュニケーションしながら器材を並べて展示していた。

レクリエーショナル中心の展示だから、浮沈子的に興味を引く対象は少ない。

CCRの影も形もないしな・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

気になったのは、BCのタイプでバックフロートタイプが見受けられたことだ。

アクアラングはアウトローの展示はしてなかったけど(日本では、カタログモデルではないので)、タバタや他のメーカーでも、いくつかそういうモデルを出していたからな。

サイドマウントもあったしな。

加藤さんの意向があったのかどうかは知らない。

テクニカルダイビングの普及を起爆剤として、ダイビング業界に新風を吹き込もうという意欲的なアプローチの一環なのか(未確認)。

展示会に行く前には、ブレイズ本社にも、積んで行った電動バイクに乗って行ったりして、行動的な一日を過ごした。

帰りには富戸に寄って、昨日稲取でIDCサポート(単に生徒役になって、天然トラブル出すだけですが)。

IEの本番もやっていて、受講生には刺激になったのではないか(寒くてそれどころじゃないかあ?)。

まあいい。

本番に向けて、追い込みに掛るこれからの日々。

そのプレッシャーは、浮沈子も体験したのでよく分る。

めげずに、精進してもらいたいものだ。

今日は、一日のんびり過ごして、往復900km近い長旅の疲れを癒すことにしよう(とかいって、また食っちゃ寝だけどな)。

体重は、やや増えてしまった。

やれやれ・・・。

爆食した分を取り返す運動は、明日からにしよう・・・。

航続距離2019年03月17日 16:35

航続距離
航続距離


あまりスカにするのはバッテリーにも良くないので、少し残してみた。

トリップメーターに表示されているのは14.3kmだが、これは片道分 (帰路)で、実際には往復で30kmくらい走っている。

往路は、やや遠回りしている。

航続距離がどのくらいかを知っておくのは重要だからな。

加速はなるべくゆっくり行い、最高速度も20km程度を目安に、エコランを心がける。

想定の範囲内だが、装備重量75kgくらいの浮沈子(メットは軽いですが、被っている頭はもっと軽い!?)。

エコランして、このくらい走れば十分だ。

ふつーに加速したりしたら、20kmを切る可能性は高いな。

今日は一日骨休めのはずだったんだがな・・・。

電動バイクで30km走るのは、体に毒だ。

大井町までの片道5kmの往復が丁度いい。

尻の皮がむけそうだ・・・。