無理筋或いは表現の自由? ― 2019年03月27日 21:10
無理筋或いは表現の自由?
出すもん出さないで、冗談はよしてくれ!。
(副大統領:5年以内に月にアメリカの宇宙飛行士:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/nasa/vice-president-us-astronauts-on-moon-within-5-years/
「アラバマ州ハンツビルのマーシャル宇宙飛行センターでのスピーチで、マイク・ペンス副大統領は2024年までにアメリカの宇宙飛行士を月に着陸させるようNASAに挑戦しました。」
オバマは、2030年代に火星探査を行うと言ったが、そんなもんは消えてなくなった。
トランプ政権は今年、月周回軌道に宇宙飛行士を送ろうとしたが、NASAに蹴られた(陸上施設が間に合わないという理由だっけ?)。
無人の初飛行が2021年以降にずれ込んでいて、大方の予想では、それさえ楽観的過ぎる状況の中で、何の計画もないところで月面着陸をぶち上げられても困るな。
米国には、月着陸船を作る計画はないからな(業者から、アイデアを募集しているだけ)。
(「月着陸船」構想を発表、米ロッキード・マーチン)
https://www.afpbb.com/articles/-/3192068
「8月に公表されたNASAの予定表によると、月周回ステーションについては他国の協力を得て2020年代に組み立てを行い、2026年までに4人が滞在できるようになるという。」
「月着陸船は、月を周回するルナー・ゲートウェイと月面との間を往復するように設計されている。」
それまでの間、有人では、せいぜい、月の周りを回って帰って来るだけだ。
「この計画に先立ち、NASAは2023年にロッキード・マーチンのカプセル型有人宇宙船「オリオン(Orion)」で宇宙飛行士らを8日間の月周回飛行に送り出すことを目指している。」
それも、いつのことになるかは分からない(2023年なんて、誰が信じるかよ!)。
2021年とかの初飛行が成功するかどうかも不明だ。
「50年前に初めて月にたどり着くまでに8年かかりました。これまで一度もやったことがなかったのです」と、ペンスは言いました。「戻ってくるのに11年はかかりません」
ただ行くだけなら、とっくに可能だったかもしれないが、今回、NASAが計画しているのは、単なる月着陸ではない。
月を縦に周回する細長い軌道に宇宙ステーションを打ち上げ、それをベースに有人による太陽系内の惑星探査の足掛かりを作ろうとしているわけだ。
それを放棄しろってのかあ?。
「NASAが現在5年間でアメリカの宇宙飛行士を月面に着陸させることができないならば、任務ではなく組織を変える必要があります。」
政権を変える方が、余程簡単な気がするけどな。
浮沈子的には、偉そうなことは、メキシコとの国境に壁作ってから言えと言いたい(まあ、ネックは完全に予算だからな)。
が、しかし、ペンスが言う通り、民間事業者を使って月面着陸を行うというのは、悪いアイデアではない。
100億円で月周回飛行が可能なら、もう一声積んで、200億円くらいで実現できるかもしれない。
「現在、SLSプログラムは年間約30億ドルを費やしています。新たな資金が割り当てられなければ、何も変わらないでしょう。」(30億ドル=約3300億円)
本気で、その話をしているなら、多くの米国民はもろ手を挙げて賛成するだろう。
ハンツビルでは知らないけどな(SLSの組み立て工場があるらしい)。
ここで、民間事業者というのは、あくまで当て馬だ。
本気じゃない。
SLSの開発では、長期間宇宙空間に晒される2段目の開発も難航している。
ハッキリ書いておこう。
絶対実現はしない。
そんなことは、言ってる当人が一番よく分っているだろう。
空虚な発言のツケが、どのような形で帰ってくるかをかみしめることになるに違いない。
まあ、SLS関係の人々に対して、リップサービスした選挙絡みの演説なわけで、まともに取り合う必要はサラサラない。
来年の秋には、消えてなくなってしまうかもしれないからな。
そして、民主党政権のもと、月は見捨てられ、再びできもしない有人火星探査の話が蒸し返えされるに決まっている。
B社は馬鹿じゃない。
NASAだって、アポロ以降の冬の時代を過ごしてきたのだ。
その間に、政権は何度も変わり、宇宙開発はそのおもちゃにされ続けてきた。
月面着陸が、2024年までに実現出来たら驚きだな。
早速明日から、米国の持てる全てのリソースをつぎ込んで、実現できるかどうかも怪しい。
完成しているロケットはなく、直ぐに使える宇宙船もなく、月着陸船に至っては計画すらない。
あるのは、鼻息だけ荒いバイスプレジデントと、その演説の草稿を書いた太鼓持ちのライターだけ(たぶん)。
ハズカシイから止めましょうよと、周りの誰かが言わなかったのかあ?。
もちろん、NASAは相手にしていない。
オトナだからな、冗談は休み休み言いましょうとか言わないだけで、心の中ではせせら笑っているに決まっている(フフン・・・)。
ハッパを掛けられたB社が、襟を正して邁進するわけもないしな(のらりくらりと長引かせて、超過予算を出させるのは得意だけど?)。
アポロの時のように、国家財政の数パーセントを出すなら、話は別かも知れないけどな。
ショボイNASAの予算の、さらにショボいとこしか出ない話に、真面目に付き合ってはいられないだろう。
そんなところで稼がなくても、軍事分野でいくらでも金は入ってくる。
ペンスは、相手にしても金にならない存在なわけだ。
一昨日おいで・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
人類が他の天体で長期滞在するというのは、想像以上に困難を極める。
しかし、次の世代に宇宙開発を引き継ぐなら、そういうアプローチをしなければ意味がない(浮沈子は否定的ですが)。
ちょこっと行って、直ぐに帰ってくるというのは、もう、莫大な予算を掛けて行う事業ではない。
その点からも、今回のペンス演説は外している。
政権の人気取りと、米国第一主義の表出以外の何物でもない。
しかし、そういう大統領を選んだ国民だからな。
どうするかは、彼らが決めることだ。
女性の月着陸とかいうのも、人気取りに違いない。
何処をどう取っても、筋が悪い話だ。
女性の宇宙遊泳(ISSの船外活動)には、ケチが付いたしな。
(女性用の宇宙服がない? 史上初の女性ペア船外活動を中止してもNASAが守らなければならなかったもの)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20190327-00119735/
「NASAは女性クルーによるEVAを計画していたのに、宇宙服のサイズもわかっていなかったのか?」
冷静な秋野さんにしては、いささか熱くなっているのではないか。
「NASAの有人宇宙飛行の広報官が明らかにしたところでは、そもそもISSにMサイズのトルソの予備はある。だが使用の前には調整が必要で、そこに時間をかけるよりは、準備のできているトルソを使って宇宙飛行士が交代するほうがよいと判断されたという。」
その判断こそ、性差別のない公平な運用というものだ。
つーか、バッテリーの交換がそれだけ切羽詰まっているのかもしれないな。
浮沈子的には、そっちの方が気になるところだ。
アンマクレイン宇宙飛行士には、リトルアースのぬいぐるみでも抱いててもらおう。
(有人飛行目前のスペースX「クルードラゴン」の歴史的快挙)
https://www.excite.co.jp/news/article/ForbesJapan_26105/
「積み荷の中には微小重力状態に入ったことを示す地球の形のぬいぐるみ「リトルアース」もあり、これはお土産としてISSに残していった。」
どうやら、宇宙滞在中に体型が変わってしまって、当初予定のサイズが合わなくなったことが原因らしい。
(初の女性だけによる宇宙遊泳 宇宙服が合わず実現せず)
http://japanese.china.org.cn/life/2019-03/27/content_74617764.htm
「飛行士の体型が微重力環境で変化することもある。」
「マクレイン氏は昨年12月に国際宇宙ステーションに入ってから身長が5センチ伸び、それが原因でサイズが合わなくなったと見られる。」
「それならLサイズにすればよいのではないかと思うだろうが、宇宙遊泳は外に出て一周するだけではない。29日、飛行士は無重力環境で160キロの宇宙服を着て7時間も作業する。宇宙服が合わなければ、飛行士の手、手首、腕が柔軟に動かせず、宇宙ステーションとの接触、摩擦などの危険もある。」
浮沈子は、無重力でデブになったのかと思ったぜ(おめーと一緒にすんな!)。
まあいい。
ペンスの与太演説なんか無視して、ISSのハウスキーピングに集中してもらいたいもんだな・・・。
出すもん出さないで、冗談はよしてくれ!。
(副大統領:5年以内に月にアメリカの宇宙飛行士:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/nasa/vice-president-us-astronauts-on-moon-within-5-years/
「アラバマ州ハンツビルのマーシャル宇宙飛行センターでのスピーチで、マイク・ペンス副大統領は2024年までにアメリカの宇宙飛行士を月に着陸させるようNASAに挑戦しました。」
オバマは、2030年代に火星探査を行うと言ったが、そんなもんは消えてなくなった。
トランプ政権は今年、月周回軌道に宇宙飛行士を送ろうとしたが、NASAに蹴られた(陸上施設が間に合わないという理由だっけ?)。
無人の初飛行が2021年以降にずれ込んでいて、大方の予想では、それさえ楽観的過ぎる状況の中で、何の計画もないところで月面着陸をぶち上げられても困るな。
米国には、月着陸船を作る計画はないからな(業者から、アイデアを募集しているだけ)。
(「月着陸船」構想を発表、米ロッキード・マーチン)
https://www.afpbb.com/articles/-/3192068
「8月に公表されたNASAの予定表によると、月周回ステーションについては他国の協力を得て2020年代に組み立てを行い、2026年までに4人が滞在できるようになるという。」
「月着陸船は、月を周回するルナー・ゲートウェイと月面との間を往復するように設計されている。」
それまでの間、有人では、せいぜい、月の周りを回って帰って来るだけだ。
「この計画に先立ち、NASAは2023年にロッキード・マーチンのカプセル型有人宇宙船「オリオン(Orion)」で宇宙飛行士らを8日間の月周回飛行に送り出すことを目指している。」
それも、いつのことになるかは分からない(2023年なんて、誰が信じるかよ!)。
2021年とかの初飛行が成功するかどうかも不明だ。
「50年前に初めて月にたどり着くまでに8年かかりました。これまで一度もやったことがなかったのです」と、ペンスは言いました。「戻ってくるのに11年はかかりません」
ただ行くだけなら、とっくに可能だったかもしれないが、今回、NASAが計画しているのは、単なる月着陸ではない。
月を縦に周回する細長い軌道に宇宙ステーションを打ち上げ、それをベースに有人による太陽系内の惑星探査の足掛かりを作ろうとしているわけだ。
それを放棄しろってのかあ?。
「NASAが現在5年間でアメリカの宇宙飛行士を月面に着陸させることができないならば、任務ではなく組織を変える必要があります。」
政権を変える方が、余程簡単な気がするけどな。
浮沈子的には、偉そうなことは、メキシコとの国境に壁作ってから言えと言いたい(まあ、ネックは完全に予算だからな)。
が、しかし、ペンスが言う通り、民間事業者を使って月面着陸を行うというのは、悪いアイデアではない。
100億円で月周回飛行が可能なら、もう一声積んで、200億円くらいで実現できるかもしれない。
「現在、SLSプログラムは年間約30億ドルを費やしています。新たな資金が割り当てられなければ、何も変わらないでしょう。」(30億ドル=約3300億円)
本気で、その話をしているなら、多くの米国民はもろ手を挙げて賛成するだろう。
ハンツビルでは知らないけどな(SLSの組み立て工場があるらしい)。
ここで、民間事業者というのは、あくまで当て馬だ。
本気じゃない。
SLSの開発では、長期間宇宙空間に晒される2段目の開発も難航している。
ハッキリ書いておこう。
絶対実現はしない。
そんなことは、言ってる当人が一番よく分っているだろう。
空虚な発言のツケが、どのような形で帰ってくるかをかみしめることになるに違いない。
まあ、SLS関係の人々に対して、リップサービスした選挙絡みの演説なわけで、まともに取り合う必要はサラサラない。
来年の秋には、消えてなくなってしまうかもしれないからな。
そして、民主党政権のもと、月は見捨てられ、再びできもしない有人火星探査の話が蒸し返えされるに決まっている。
B社は馬鹿じゃない。
NASAだって、アポロ以降の冬の時代を過ごしてきたのだ。
その間に、政権は何度も変わり、宇宙開発はそのおもちゃにされ続けてきた。
月面着陸が、2024年までに実現出来たら驚きだな。
早速明日から、米国の持てる全てのリソースをつぎ込んで、実現できるかどうかも怪しい。
完成しているロケットはなく、直ぐに使える宇宙船もなく、月着陸船に至っては計画すらない。
あるのは、鼻息だけ荒いバイスプレジデントと、その演説の草稿を書いた太鼓持ちのライターだけ(たぶん)。
ハズカシイから止めましょうよと、周りの誰かが言わなかったのかあ?。
もちろん、NASAは相手にしていない。
オトナだからな、冗談は休み休み言いましょうとか言わないだけで、心の中ではせせら笑っているに決まっている(フフン・・・)。
ハッパを掛けられたB社が、襟を正して邁進するわけもないしな(のらりくらりと長引かせて、超過予算を出させるのは得意だけど?)。
アポロの時のように、国家財政の数パーセントを出すなら、話は別かも知れないけどな。
ショボイNASAの予算の、さらにショボいとこしか出ない話に、真面目に付き合ってはいられないだろう。
そんなところで稼がなくても、軍事分野でいくらでも金は入ってくる。
ペンスは、相手にしても金にならない存在なわけだ。
一昨日おいで・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
人類が他の天体で長期滞在するというのは、想像以上に困難を極める。
しかし、次の世代に宇宙開発を引き継ぐなら、そういうアプローチをしなければ意味がない(浮沈子は否定的ですが)。
ちょこっと行って、直ぐに帰ってくるというのは、もう、莫大な予算を掛けて行う事業ではない。
その点からも、今回のペンス演説は外している。
政権の人気取りと、米国第一主義の表出以外の何物でもない。
しかし、そういう大統領を選んだ国民だからな。
どうするかは、彼らが決めることだ。
女性の月着陸とかいうのも、人気取りに違いない。
何処をどう取っても、筋が悪い話だ。
女性の宇宙遊泳(ISSの船外活動)には、ケチが付いたしな。
(女性用の宇宙服がない? 史上初の女性ペア船外活動を中止してもNASAが守らなければならなかったもの)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20190327-00119735/
「NASAは女性クルーによるEVAを計画していたのに、宇宙服のサイズもわかっていなかったのか?」
冷静な秋野さんにしては、いささか熱くなっているのではないか。
「NASAの有人宇宙飛行の広報官が明らかにしたところでは、そもそもISSにMサイズのトルソの予備はある。だが使用の前には調整が必要で、そこに時間をかけるよりは、準備のできているトルソを使って宇宙飛行士が交代するほうがよいと判断されたという。」
その判断こそ、性差別のない公平な運用というものだ。
つーか、バッテリーの交換がそれだけ切羽詰まっているのかもしれないな。
浮沈子的には、そっちの方が気になるところだ。
アンマクレイン宇宙飛行士には、リトルアースのぬいぐるみでも抱いててもらおう。
(有人飛行目前のスペースX「クルードラゴン」の歴史的快挙)
https://www.excite.co.jp/news/article/ForbesJapan_26105/
「積み荷の中には微小重力状態に入ったことを示す地球の形のぬいぐるみ「リトルアース」もあり、これはお土産としてISSに残していった。」
どうやら、宇宙滞在中に体型が変わってしまって、当初予定のサイズが合わなくなったことが原因らしい。
(初の女性だけによる宇宙遊泳 宇宙服が合わず実現せず)
http://japanese.china.org.cn/life/2019-03/27/content_74617764.htm
「飛行士の体型が微重力環境で変化することもある。」
「マクレイン氏は昨年12月に国際宇宙ステーションに入ってから身長が5センチ伸び、それが原因でサイズが合わなくなったと見られる。」
「それならLサイズにすればよいのではないかと思うだろうが、宇宙遊泳は外に出て一周するだけではない。29日、飛行士は無重力環境で160キロの宇宙服を着て7時間も作業する。宇宙服が合わなければ、飛行士の手、手首、腕が柔軟に動かせず、宇宙ステーションとの接触、摩擦などの危険もある。」
浮沈子は、無重力でデブになったのかと思ったぜ(おめーと一緒にすんな!)。
まあいい。
ペンスの与太演説なんか無視して、ISSのハウスキーピングに集中してもらいたいもんだな・・・。
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