ブテンボのゾンビが意味するもの2019年04月15日 07:34

ブテンボのゾンビが意味するもの
ブテンボのゾンビが意味するもの


コンゴ民主共和国北東部の昨年から続くエボラの流行は、とうとう異常な事態に発展した。

(2019年4月14日日曜日の北キブとイトゥリの近郊の疫学的状況:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://mailchi.mp/sante.gouv.cd/ebola_kivu_14avr19

「流行の開始以来、累積症例数は1,251人であり、そのうち1,185人が確認され、66人が推定されている。合計で803人の死亡が確認され(737人が確認され、66人が推定)、371人が治癒した。」

最近、毎日10人か、それ以上の感染が報告されていて、感染爆発までもう少しという感じになってきているんだが、問題はブテンボの集計だな。

感染者113人に対して、死者114人て、何なんだあ?。

トータルの感染者は、先月26日に1000人を超えたことが報告されていたと思ったら、もう、1251人に増えている。

現場の混乱を象徴する数字がおどっている。

先日、12日にWHOの会議が開かれ、現状が評価されたが、国内的地域的危機に限定されていることから、現在の対応が継続されることになった様だ。

(2019年4月12日のコンゴ民主共和国における国際保健規則(2005年)エボラウイルス病緊急委員会の会合に関する声明)
https://www.who.int/news-room/detail/12-04-2019-statement-on-the-meeting-of-the-international-health-regulations-(2005)-emergency-committee-for-ebola-virus-disease-in-the-democratic-republic-of-the-congo-on-12th-april-2019

「上記の助言、影響を受ける締約国による報告および現在入手可能な情報に基づいて、局長は委員会の評価を受け入れ、2019年4月12日にコンボ民主共和国におけるエボラ大発生を公衆衛生に宣言しなかった国際的な懸念の緊急事態。」

まあ、この判断は概ね正しい。

もっともらしいし、理にかなっている。

しかし、浮沈子的には不満が残る。

従来の対応を量的に増強したとしても、算術級数的増加を続ける現状は打開できないだろうからな。

流行の開始から9か月。

感染は継続し、増え続け、地域を拡大し続けている。

一時期、感染経路が断たれたと思われていたベニでも、再開されたしな。

慢性的な状況を打開する方策が必要なタイミングではないのか。

質的な変化を伴う、対応の転換時期に来てしまったような気がする。

現地の理解を得ながら、丁寧な対応を取り続けることは重要だ。

特に、ブテンボにみられるように、感染者の把握もおぼつかず、死者と逆転するなどという状況に陥っているような場合は、ワクチン接種だって効果的に行うことはできないからな。

火が消えた後の消防車か、死んじまった後のワクチン接種か・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

現地の対応に任せ、放置することを選んだ今回の決定は、後々問題になる可能性がある。

たぶん、おそらく、感染者は把握されている以上に爆発的に増加しているかもしれない。

ブテンボのゾンビは、その象徴だ。

点と線での対応から、面的な対応への転換の時期なのではないか。

感染症への対応は、過剰であるべきだ。

そこまでやる必要があったのかと、後から非難されるくらいがちょうどいい。

鶏頭を断つのに牛刀を用いるべきだろう。

従来の方策を継続するなら、投入する資源は倍増ではなく、桁を一つ上げるべきだ。

内科的対応から外科的対応へのタイミングを誤れば、異なる結果を見ることになりかねない。

今回、そのタイミングを一つやり過ごしたわけで、後悔の種を残した形だ。

強権的に禁足令を出し、軍隊の派遣を行い、全世帯の状況を把握し、国際支援を得て一気に終息を計る。

疑わしい患者は、片っ端から医療施設に収容して管理下に置き、死者は家族に返さずに埋葬する。

避難轟々だろうが、頓着してはいられない。

放っておけば、いつかそういう事態にならないとは限らないからな。

かかるコストは、現在の100倍くらいになるかも知れないが、終息までの期間が100分の1で済むなら、経済的には十分引きあう。

早い時期に外科的対応を取っておけば、傷は小さくて済む。

それを行わない判断の背景には、当事者たちの事なかれ主義がないと言ったらウソになるだろう。

地域の経済や社会的にも打撃が大きいしな。

おそらく、WHOの判断の基礎となっているのは、感染者の数字とかではなく、感染地域の拡大が起こっているかどうかという点にあるんだろう。

北キブ州とイツリ州に限定されている間は、何万人感染者が出ても対応を変えないかもしれない。

現地の状況を見て、既に、年単位の長期戦に入る覚悟を決めたのかもしれない。

同じ100倍の金使うなら、細く長く使って、100倍の期間で終息に持ち込んだ方が得策だ・・・。

もちろん、感染者や死者の総数は、そっちの方が増えるだろう。

しかし、失われる命の値段が低いからな。

先進国の対応の常識では、考えられない選択肢だって、十分あり得る。

見えてくるのは、金を出す側と、その金を使う側との価値観の違いだ。

今回は、ワクチンの接種という問題も絡む。

外科的対応で、簡単に終息してしまったら、効果的な評価が出来ないからな(そうなのかあ?)。

感染者は、多い方がいい(そんなあ!)。

リングワクチン接種の方法論を採る限りは、そういう選択だってあり得る。

外科的対応に移行すれば、ワクチンの接種方法も変わる可能性がある。

物理的に可能かどうかという問題もあるが、地域全体に接種することになる。

数百万人分のワクチンが確保できるかどうかは知らない(たぶん、無理)。

現在接種されたワクチンは、累積で10万人程度だからな(99,778 人)。

まあいい。

細く長い対応を選択した今回の判断。

地域社会とのネチネチとした関係を重視し、感染したり死んじまったりするのは、おまいら自身のせいだと突き放す。

おいらの言うことを聞かないからだぜ、自業自得と上から目線でみているわけだ(そうなのかあ?)。

もちろん、後から非難されることがないように、エクスキューズはしっかり作り込んである。

内科的対応で、上手く終息に持ち込めればそれに越したことはないし、長引く流行で感染者が増え続ければ、ワクチンや治療法の有効なデータが得られる。

どちらにしても、悪いことではない(!)。

えーと、これらは全て、浮沈子の妄想に過ぎないからな。

メルクのrVSV-ZEBOVワクチンが承認されるのは、十分な(十分過ぎる)データが集まってからだ。

早く承認されれば、なぜうたないのかという話になっちまうからな。

製造が間に合わなかったりすると、それも非難の対象になる。

そもそも、ワクチンはタダじゃないからな。

そこには、経済の原則が適用される。

金の切れ目がワクチンの切れ目・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

このペース(1か月で300人以上)で感染者が増え続ければ、夏までには2000人を突破し、年内には確実に3000人を突破する。

感染爆発に至らないのは、ワクチンの効果かも知れないが、細く長い増加は、生産設備に投資しないでデータ取りができるという美味しい状況でもある。

エボラ流行の新しいカタチが生まれようとしているのかもしれない。

歴史は、今日も新たに作られている。

人道の神と経済の悪魔との間で、どんな折り合いが付けられるかは知らない。

人間は、そのはざまで生き続けるしかないのだ・・・。

SLSでいきなり月面着陸へ2019年04月15日 10:25

SLSでいきなり月面着陸へ


無人機でのテストは、まあ、1回はやらずには済まないだろうな。

しかし、それだって、やらずに済ませた事例はある。

スペースシャトルの打ち上げは、無人で行ったことはない。

有人操縦が前提だから、無人では飛ばせなかったわけだ(命懸けで搭乗した宇宙飛行士は、勲章貰っている)。

(STS-1)
https://ja.wikipedia.org/wiki/STS-1

「帰還後のコロンビア号のオービタからは16枚の耐熱タイルが剥がれ落ち、148枚の耐熱タイルが損傷していた。」

初めから命がけのミッションなわけだ・・・。

SLSの打ち上げは、それに比べれば、実績のあるロケットエンジンや実績のある燃料タンクの上に乗ることになるからな。

まだましかもしれない。

遅れに遅れているSLSを使って、2024年に月面着陸をするには、無人機なんて飛ばして試す余裕はない。

月着陸船の作成は任せておけと豪語するロッキードマーチンと、再使用しないなら20トンくらいは月軌道に送り込めるファルコンヘビーを使って、ミニマムゲートウェイを作っている間に、SLSの初飛行を準備する必要がある。

そう、いきなり月着陸にチャレンジするしかないのだ。

2段目の開発は、もちろん間に合わないから、既存の無人用を使うしかない。

EM-1用に用意されているやつ・・・。

(デルタ極低温第2段階:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Delta_Cryogenic_Second_Stage#ICPS

「ICPS
中間極低温推進段階(ICPS)、修飾された5メートルDCSSは、のデビュー飛行上の第2段階として使用されるNASAの 宇宙打ち上げシステム、探査ミッション1、(EM-1)2019年12月に予定。」

もちろん、現段階ではEM-1は2021年ということになっているんだが、それが実現できると信じている者など、当事者を含めて誰もいない(当事者が、一番信じてないかもな)。

確実と思われる時期は、まさに2024年だろう。

ICPS自体は、すでに出来上がって納められている。

この機体は、有人用ではない。

必要なセンサーやら何やらを取り付けて、安全性を向上させなければ、人間を乗せた宇宙船を載せることはできない。

しかし、そういう基準を決めているのは、NASA自身だからな。

そこを曲げてしまえば、仕掛けとしては出来上がっている。

SLSのネックは、そこだけではない。

オリオン宇宙船だって、機械船には問題を抱えている。

ESAのISS補給船の技術を改良して作ろうとしているらしいが、米国のロケットエンジン載せた途端に不具合を頻発しているらしい。

(オリオンサービスモジュール)
https://en.wikipedia.org/wiki/Orion_service_module

「2016年12月、ESAの加盟国は、ISSに対するコミットメントを2024年まで延長し、結果として生じる予算上の義務の一部として、第2のサービスモジュールを提供することに合意した。」

これも、出来上がるのは2024年ギリギリだろうな。

だが、最大のネックが1段目のエンジンであることは間違いない。

いつ出来上がるかは、神のみぞ知るだ。

こいつが仕上がらないことには、上段がいくら出来ても、タダの冗談になってしまう(!)。

(スペースシャトルメインエンジン:宇宙打上げシステム)
https://en.wikipedia.org/wiki/Space_Shuttle_main_engine#Space_Launch_System

「2019テスト
2019年2月28日、NASAは、開発当初の推力設計の113%を駆動する開発用RS-25の510秒燃焼試験を430秒以上実施しました。これは以前のどの試験よりも約4倍長い時間です。」

つまり、エンジン単体テストが、ようやくまともにできたということになる。

コアステージのエンジンは4つ。

同時に着火し、均等に燃焼することが求められている。

そっちの方はこれから試験されるわけだからな。

何かトラブれば、その解決方法は未知だ。

ちなみに、シャトルのエンジンは、3基だったからな。

構造体としての強度とかも変わってくる。

とてつもない推力を受け止めて、まともに上がるかどうかも未知なら、燃料がまともに供給されるかどうかも分からない。

以前は、外部タンクだったしな。

(NASAは月の任務に必要なロケットエンジンテストマイルストーンを達成します)
https://www.nasa.gov/centers/stennis/news/NASA-Achieves-Rocket-Engine-Test-Milestone-Needed-for-Moon-Missions

「NASAは4月4日に、ミス、ベイセントルイス近くのStennis Space CenterのA-1テストスタンドで、RS-25飛行エンジンNo.2062のテストを実施しました。NASAの新しいSpace Launch Systemロケットの最初の4つの飛行に役立つ16のRS-25エンジンすべてがテスト済みです」

実際の打ち上げに至るまでに、あと何マイルあるかは知らない。

コアステージが最後まで足を引っ張ることは確実だ(例によって、浮沈子の直感なので当てにはなりませんが)。

2024年の12月に出来上がったとしても驚かないな。

さて、想定外のトラブルが全て解決し、統合テストが滞りなく済んで、いよいよ打ち上げということになったとしよう。

もう、リスクがどうのとか言っている場合ではない。

無人飛行も行わず、いきなり月に向けて発射しなければ間に合わないのだ。

発射台で爆発炎上する可能性もあるから、搭乗する2人の宇宙飛行士以外は、遠く遠く離れて待機することになる。

もちろん4人乗りだが、犠牲者は少ない方がいいからな(そんなあ!)。

地球周回軌道に無事上がったとしても、安心はできない。

2段目の再着火に際して、想定外のトラブルが発生することもある。

永遠に地球の周りを回り続けることもあり得る。

分離とかに失敗するかもしれないし、やっつけで作っちまったオリオン機械船が、酸素タンクを撹拌した途端に爆発するかもしれないしな(はて、どこかで聞いたような・・・)。

そんなことになれば、今回は月着陸船をタグボートとして利用することはできない。

先に月軌道に送っちまってるからな。

やれやれ・・・。

そんな絶望的なトラブルもなく、なんとか月軌道に辿り着いても安心するのはまだ早い。

ドッキングポートや、電気推進モジュール、肝心の月着陸船も、今回が初めての運用になる。

係留している間は、地球からリモートで管制することになるが、未知の月軌道だからな。

何が起こるかは分からないしな。

せっかく辿り着いてはみたものの、ぶっ壊れちまってて、役に立たないかもしれない。

とりあえず、月着陸船に乗り移っても安心はできない。

ロッキードマーチンが、威信をかけて作り上げたとしても、構想からたった5年で、ろくなテストもしてないからな。

金の掛け方も、グラマンの時とは大違いだろうし。

最大の問題は、月に降りることではなく、そこから帰ってくるときの上昇段の問題だな。

あれっ?、着火できない・・・。

月に取り残されたまま、誰も助けに行けないわけだ。

テレビは生中継してるしな。

もう、手も足も出せない。

酸素が尽き、月面で息絶える宇宙飛行士・・・。

英雄だ。

勲章は、山のように与えられるだろうが、何の慰めにもならない。

しかし、こういう時の対応は、米国は得意だからな。

ボーイングのスペースシャトルは、14人屠ってるしな。

ロッキードマーチンは、たった2人だ。

しかも、ぶっつけ本番で、事故は想定の範囲内。

さらに、月に着陸するという政治的公約は果たしているしな。

問題ない(そうなのかあ?)。

やっかいなのは、月面の遺体を回収するかどうかという話だ。

エベレストとかでは、回収できない遺体がゴロゴロしているらしいからな。

しかし、そうもいかないだろう。

そうして、遺体回収ミッションが組まれ、ロケットが打ちあげられる。

もちろん、無人だ。

二次災害の防止ということもあるしな。

で、ロボットによる回収ミッションは、あっさりと成功してしまったりする。

なんだ、別に人間が行くことはなかったんじゃないか・・・。

ドン引きする世界。

浮沈子の今朝の妄想は、かつてなく激しい。

有人飛行が遅れようが何しようが、安全は全てに優先する。

テストを繰り返し、石橋を叩きながら開発を進めるNASAの姿勢は正しい。

人知の限りを尽くして安全を確保し、それでも起こる事故は避けられないが、宇宙開発に無茶は必要ない。

人類(米国人だっけ?)が月に戻ると決めたなら、しっかりと計画して、一歩一歩進めるだけだ。

その結果、月着陸が100年後になったって仕方ない(そんなあ!)。

まあ、どうでもいいんですが。

妄想の果てにたどり着いた結論は、これ以上、宇宙開発で犠牲者を出さないということだ。

中国とか、インドとか、これから宇宙に進出しようとしているところは、命の値段が安いからな。

ただでさえ、危うい・・・。

月面に、無数の墓標を並べることにならないように、安全には十分に配慮してもらいたいもんだな・・・

暖かい季節と鬱々とした気分2019年04月15日 14:15

暖かい季節と鬱々とした気分


体調が良くないわけではないんだが、気分が乗らない。

朝は雨模様だったが、さあーっと晴れ上がった午後は、温かい日差しが降り注いでいる。

北風はまだ冷たさを残しているけど。

長袖と長ズボンを着ているが、手袋はしていないし、なんと素足にサンダルで自転車を漕いでいる。

いつものレストランの昼下がり。

先週の金曜以来、フィットネスをサボっているが、気が乗らないときは躊躇なくサボる。

行くときでも、うだうだしてから出かける。

手ぐすね引いて、朝一からエレベーターの列に並ぶことはない。

起きてから与太ブログを書き、いろいろ雑用を片付けて、のんびりと昼飯を食う。

体調管理が難しい季節だ。

暫くは、暖かい日が続きそうな気配になってきた。

大型連休前半は、富戸界隈で潜ることになった(レスキューのお手伝い)。

東京に戻ってきてから、海外ツアーの荷造りに掛かる。

ケアンズから帰ってきて、2か月が経とうとしているが、あっという間だな。

慶良間(座間味島)で潜り、IEのお手伝いして、シュノーケリングの練習もして、活動的な日々を送っているが、メリハリ付けて休むときは休む(えーと、休んでばかりのような気も)。

明日は、振り替えた水泳教室の日(ケロッと忘れてました)。

禁断の中級コース。

魔の50m連続・・・。

まあいい。

外を見れば、名も知らぬ街路樹は赤い花をつけている(ハナミズキかあ?)。

春爛漫。

命溢れる季節が再びやってきた。

うだうだしてる場合じゃないが、無理は禁物。

気が乗らない時には、それなりの過ごし方をする。

お手伝いをしていたIE受講生は、2人とも合格したと昨日知らせが来た。

桜咲く 季節に届く サクラサク(浮沈子)

まあ、地面は散った桜で埋め尽くされているけどな・・・。