スターリンク衛星の重さ ― 2019年05月16日 07:44
スターリンク衛星の重さ
(スターリンクミッション:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_press_kit.pdf
「SpaceXは5月15日水曜日に60のStarlink衛星の打ち上げを目標としている」
「離陸後約1時間2分で、スターリンク衛星は高度440kmで展開を開始します。 その後、彼らは550kmの運用高度に到達するために船内推進力を使用します。」
「複数のハイスループットアンテナと1つのソーラーアレイを備えたフラットパネル設計で、各Starlink衛星は約227kgの重さがあり、SpaceXは大量生産を最大化し、Falcon 9の打ち上げ能力を最大限に活用できます。」
227kg×60機=13,620kg
もちろん、この他に衛星保持機構とかもあるからな。
15トンとか、それ以上の重さになるに違いない(イーロンマスクのツイッターでは、18.5トンだそうです:追加)。
今回の打ち上げは、そのペイロードの中身もさることながら、スペースXにとって過去最大の重量物の打ち上げということになる(非公開の軍事ペイロードがあるので、推測ですが)。
「00:01:13 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:31 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:34 1st and 2nd stages separate
00:02:41 2nd stage engine starts
00:03:33 Fairing deployment
00:06:43 1st stage entry burn complete
00:08:17 1st stage landing
00:08:46 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:46:11 2nd stage engine restarts
00:46:14 2nd stage engine cutoff (SECO-2)
01:02:14 Starlink satellites begin deployment」
一応、似たような打ち上げであるイリジウムネクストのやつと比較しておこう。
(iridium8)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/iridium8presskit.pdf
「00:01:01 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:27 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:30 1st and 2nd stages separate
00:02:38 2nd stage engine starts
00:03:13 Fairing deployment
00:03:13 Boostback burn
00:05:30 1st stage entry burn
00:07:14 1st stage landing
00:08:46 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:51:48 2nd stage engine restarts
00:51:51 2nd stage engine cutoff (SECO-2)
00:56:52 Iridium-8 deployment begins
01:11:52 Iridium-8 final deployment」
投入される軌道の違いがあるし、衛星の重量とかも異なるが、ほぼ同等な感じだ。
つーことは、打ち上げ自体に見どころは少ないということか。
衛星の展開(60機の放出)にどのくらいの時間が掛かるかは分からない。
440kmでばら撒いてから550kmに上がっていくわけだから、個々の衛星にとってはさほどの負担はない(イリジウムは800km位の高度まで上がる)。
衛星の推進機構は、クリプトンを燃料(噴射体?)としたホールスラスターという、まあ、いってみればイオンエンジンのようなものだ(違いがよく分からないんですけど)。
一種の電気推進だな。
「スターリンク衛星はクリプトンを搭載したホールスラスタを備えています。」
一応、今時の衛星らしい設えになっている。
そいつを、一気に60機も搭載して放出しようというわけだから、それだけでも大変だ。
衛星保持機構からの分離で、ぶつからずに展開できるかとか気になる。
どーせ、そのうち何機かは不良を起こして没になるに決まってるしな(そうなのかあ?)。
まあいい。
順調なら、あと数時間で上がる(高層の強風のため、明日に延期になりました)。
(SpaceXがStarlink衛星設計に関する新しい詳細を発表)
https://spaceflightnow.com/2019/05/15/spacex-releases-new-details-on-starlink-satellite-design/
「3月2日に国際宇宙ステーションへの無人テスト飛行で打ち上げたSpaceXのフル燃料のクルードラゴン宇宙船の重量を凌駕します。」
「クリプトンはキセノンよりも安価ですが、推力効率は低くなります。」
ミッションパッチの画像を探して見つけたんだがな。
この記事読んだ方が早かったかな。
(5月15日にSPACEXが60のSTARLINK衛星を打ち上げる)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/spacex-targeting-may-15-to-launch-60-starlink-satellites/
「Shotwellによると、サテライト2019会議でこれらの最初の生産衛星に欠けていることの1つは、衛星間リンク機能です。生産衛星の最終版では、Starlink星座が地上局を通らずに地球上のインターネット接続を転送するためにレーザー通信を使用することが予想されます。」
「これらはプロダクションデザインです。以前のTintinデモとは異なります」(以前の試験衛星は400kg)
(MicroSat 2a, 2b (Tintin A, B):追加)
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/microsat-2.htm
再突入時に完全消滅させるようにしたり、衛星間通信機能が付いたりして修正を受けることになるにしても、今回の打ち上げがスターリンクの本格運用に向けてのマイルストーンであることに違いはない。
さてさて、無事に上がって展開も出来るのか、いきなりドカンといくか、半分くらいの衛星がそのままデブリになるのか(ミッションパッチには30個分しか描かれてないし)・・・。
(イオンエンジンだけじゃない、電気推進って何なんだ?:追加)
http://fanfun.jaxa.jp/feature/detail/10926.html
読みやすい記事だが、雑駁過ぎてピンとこないけどな。
(スターリンクミッション:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/starlink_press_kit.pdf
「SpaceXは5月15日水曜日に60のStarlink衛星の打ち上げを目標としている」
「離陸後約1時間2分で、スターリンク衛星は高度440kmで展開を開始します。 その後、彼らは550kmの運用高度に到達するために船内推進力を使用します。」
「複数のハイスループットアンテナと1つのソーラーアレイを備えたフラットパネル設計で、各Starlink衛星は約227kgの重さがあり、SpaceXは大量生産を最大化し、Falcon 9の打ち上げ能力を最大限に活用できます。」
227kg×60機=13,620kg
もちろん、この他に衛星保持機構とかもあるからな。
15トンとか、それ以上の重さになるに違いない(イーロンマスクのツイッターでは、18.5トンだそうです:追加)。
今回の打ち上げは、そのペイロードの中身もさることながら、スペースXにとって過去最大の重量物の打ち上げということになる(非公開の軍事ペイロードがあるので、推測ですが)。
「00:01:13 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:31 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:34 1st and 2nd stages separate
00:02:41 2nd stage engine starts
00:03:33 Fairing deployment
00:06:43 1st stage entry burn complete
00:08:17 1st stage landing
00:08:46 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:46:11 2nd stage engine restarts
00:46:14 2nd stage engine cutoff (SECO-2)
01:02:14 Starlink satellites begin deployment」
一応、似たような打ち上げであるイリジウムネクストのやつと比較しておこう。
(iridium8)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/iridium8presskit.pdf
「00:01:01 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:27 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:30 1st and 2nd stages separate
00:02:38 2nd stage engine starts
00:03:13 Fairing deployment
00:03:13 Boostback burn
00:05:30 1st stage entry burn
00:07:14 1st stage landing
00:08:46 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:51:48 2nd stage engine restarts
00:51:51 2nd stage engine cutoff (SECO-2)
00:56:52 Iridium-8 deployment begins
01:11:52 Iridium-8 final deployment」
投入される軌道の違いがあるし、衛星の重量とかも異なるが、ほぼ同等な感じだ。
つーことは、打ち上げ自体に見どころは少ないということか。
衛星の展開(60機の放出)にどのくらいの時間が掛かるかは分からない。
440kmでばら撒いてから550kmに上がっていくわけだから、個々の衛星にとってはさほどの負担はない(イリジウムは800km位の高度まで上がる)。
衛星の推進機構は、クリプトンを燃料(噴射体?)としたホールスラスターという、まあ、いってみればイオンエンジンのようなものだ(違いがよく分からないんですけど)。
一種の電気推進だな。
「スターリンク衛星はクリプトンを搭載したホールスラスタを備えています。」
一応、今時の衛星らしい設えになっている。
そいつを、一気に60機も搭載して放出しようというわけだから、それだけでも大変だ。
衛星保持機構からの分離で、ぶつからずに展開できるかとか気になる。
どーせ、そのうち何機かは不良を起こして没になるに決まってるしな(そうなのかあ?)。
まあいい。
順調なら、あと数時間で上がる(高層の強風のため、明日に延期になりました)。
(SpaceXがStarlink衛星設計に関する新しい詳細を発表)
https://spaceflightnow.com/2019/05/15/spacex-releases-new-details-on-starlink-satellite-design/
「3月2日に国際宇宙ステーションへの無人テスト飛行で打ち上げたSpaceXのフル燃料のクルードラゴン宇宙船の重量を凌駕します。」
「クリプトンはキセノンよりも安価ですが、推力効率は低くなります。」
ミッションパッチの画像を探して見つけたんだがな。
この記事読んだ方が早かったかな。
(5月15日にSPACEXが60のSTARLINK衛星を打ち上げる)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/spacex-targeting-may-15-to-launch-60-starlink-satellites/
「Shotwellによると、サテライト2019会議でこれらの最初の生産衛星に欠けていることの1つは、衛星間リンク機能です。生産衛星の最終版では、Starlink星座が地上局を通らずに地球上のインターネット接続を転送するためにレーザー通信を使用することが予想されます。」
「これらはプロダクションデザインです。以前のTintinデモとは異なります」(以前の試験衛星は400kg)
(MicroSat 2a, 2b (Tintin A, B):追加)
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/microsat-2.htm
再突入時に完全消滅させるようにしたり、衛星間通信機能が付いたりして修正を受けることになるにしても、今回の打ち上げがスターリンクの本格運用に向けてのマイルストーンであることに違いはない。
さてさて、無事に上がって展開も出来るのか、いきなりドカンといくか、半分くらいの衛星がそのままデブリになるのか(ミッションパッチには30個分しか描かれてないし)・・・。
(イオンエンジンだけじゃない、電気推進って何なんだ?:追加)
http://fanfun.jaxa.jp/feature/detail/10926.html
読みやすい記事だが、雑駁過ぎてピンとこないけどな。
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