この手の話題になると、条件反射的に記事を書き始めるんだが、あっという間にネタが尽きるのはなぜ? ― 2019年05月25日 00:33
この手の話題になると、条件反射的に記事を書き始めるんだが、あっという間にネタが尽きるのはなぜ?
「実はいま、科学者の大多数は「宇宙人はいる」と信じている。」
(NHKスペシャル『スペース・スペクタクル』
第1集 宇宙人の星を見つけ出せ)
https://www.nhk.or.jp/special/space/
テレビという媒体を使わない浮沈子は、決して見ないけどな。
天下のNHK(ちゃんと、一切見ることがないカーナビのワンセグだけのために受信料払ってるけど)が放つ、泣く子も黙る「NHKスペシャルの新シリーズ」だそうだ。
「[ シリーズ放送 ]
・プロローグ「はやぶさ2の挑戦」(2019年3月17日放送)
・第1集「宇宙人の星」を見つけ出せ(2019年6月23日放送予定)
・第2集「宇宙の黒幕」ブラックホールを見よ(2019年7月放送予定)
・第3集「地球生命のルーツ」を追え(2019年9月以降放送予定)」
国営放送のくせに、元号表示しなくていいのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
怪しげな表題の第1集は、どうやら赤色矮星の周りを回るアイボールアースに焦点を当てるようだ。
今更かよ・・・。
(コズミック フロント NEXT 「生命の新天地!?アイボール・アース」)
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016068879SA000/index.html
「人の目に似ていることから「アイボール・アース」と名づけられた岩石惑星。地球外生命が存在する可能性が高いと見られ、近年、科学者たちの間で大きな話題となっている。アイボール・アースは「赤色わい星」という恒星の周りで多く見つかっている。一見、生命にとって過酷にも思えるこのアイボール・アースが、逆に生命にとっては快適な環境であるというのはなぜなのか。研究の最前線を紹介する。」
2016年放送。
3年前に取り上げているからな。
賞味期限切れなんじゃね?。
「去年稼動したばかりの宇宙望遠鏡TESS(テス)は、かつては全く注目されなかった地味な星が最有力であることを明らかにした。」
そういう話なのかあ?。
テスについては、スペースX(のファルコン9)で打ち上げられたということもあり、このブログでも、その詳細を調べて記事にしたことがある。
(400倍)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/04/20/8829823
「TESSの打ち上げについて、色々な媒体でケプラーとの視野の広さとの比較の数字が出ている。」
ちょっとカルト過ぎて、役に立ちそうもない。
打ち上げの記事はこちら。
(危なげない打ち上げ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/04/19/8829394
「月の軌道面とは、結構角度が付いている。」
そう、テスは、特殊な軌道を取っているのだ。
(TESS延期)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/04/17/8828773
「TESSの軌道は、月との2:1の共鳴軌道になる。
月が地球を1周する間に、TESSが2周するという特殊な軌道だ。」
これは、地球から離れたところで観測した大量のデータを、地球に近づいた時にバースト転送するためだ。
(トランジット系外惑星探索衛星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E7%B3%BB%E5%A4%96%E6%83%91%E6%98%9F%E6%8E%A2%E7%B4%A2%E8%A1%9B%E6%98%9F
「軌道:
北天と南天の両方の画像を得るために、TESSは、これまで使われたことがなかったP/2と呼ばれる月共鳴軌道を利用する。この非常に軌道離心率の大きい軌道は、月によって安定化され、非常に安定度が高い。TESSの損傷を低減するために、軌道の大部分はヴァン・アレン帯の外側である。13.7日毎に軌道の近地点に来る度に、TESSは約3時間に渡り、それまで蓄えたデータを地球に向けてダウンリンクする。」
まあいい。
テスが何を見つけたのかについては、こんな記事もある。
(探査衛星TESS、地球サイズの惑星を初発見)
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10592_hd21749
「探査衛星「TESS」が地球とほぼ同じサイズの系外惑星を発見した。TESSが発見した10個目の惑星で、地球サイズのものとしては初めてとなる。」
「TESSの探査で地球サイズの惑星が数十個は見つかるだろうと期待していました。今回のこの1つ目は、TESSミッションにおけるマイルストーンです。今後も小さな惑星が発見されるでしょうし、その中には生命に適した環境を持つものがあるかもしれません」
テスは、予定されている2年間の運用期間のうち、前半の1年を南半球(からみた宇宙)、2年目を北半球で観測することになっている。
そろそろ、北半球の夜空を探索しているころなわけだ。
ケプラーと同じく、惑星が恒星の前を横切る影(正確には、横切りによる恒星の光度の変化:減少)を観測するトランジット法による。
公転面が地球から見て、ある範囲になければ観測できない。
そのデータの解析には、実際の観測期間よりも遥かに長い時間が掛かるだろう。
アイボールアースが生命を育む環境を与えるかどうかは分からない。
(眼球の惑星:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Eyeball_planet
「眼球の惑星は一般的であり、命を奪う可能性があります。」(自動翻訳の間違い:host:受け皿となるくらいか)
(「地球のような」ことを忘れる - 私たちは最初に眼球の惑星でエイリアンを見つけよう)
http://nautil.us/blog/forget-earth_likewell-first-find-aliens-on-eyeball-planets
「他の惑星での生命の探求は、ほぼ確実にこれらの世界から始まります。」
なにせ、赤色矮星は数が多いしな(恒星の4分の3といわれる)。
寿命も長い(1000億年以上!)。
(赤色矮星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E8%89%B2%E7%9F%AE%E6%98%9F
「短くても1000億年、長ければ10兆年以上に及ぶと推測される」
系外惑星の数も半端ない。
数射ちゃ当たるか・・・。
手近な話としては、プロキシマケンタウリbというのもある。
(プロキシマ・ケンタウリb)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%AAb
「プロキシマ・ケンタウリbは、惑星に大気が存在すれば液体の水がその地表に存在可能な、ハビタブルゾーンと呼ばれる軌道内に位置している。」
この系外惑星の発見は、2016年だからな。
前回のNHKが取り上げた時期の後だ。
しかし、この話もサイエンスゼロで取り上げているしな・・・。
プロキシマ・ケンタウリbは、近いと言えば近いが、簡単に探査機を送り込めるほど近くはない。
生命の存在を直ちには否定できない程度の距離にあるわけだ。
「地球からの距離は約4.2光年(1.3パーセク、40兆km)」
勘弁してくれ・・・。
昨日打ち上げられたスターリンク衛星は、秒速8km位で飛び回るが、その速度でプロキシマ・ケンタウリbに向かうと、158,443.8年くらいかかる。
15万年以上も掛かりまんねん!。
まあ、どうでもいいんですが。
NHKスペシャルを取り上げた記事も上がっている。
(「宇宙人の星」を見つけ出せ。NHKスペシャル『スペース・スペクタクル』放送へ)
https://sorae.info/030201/2019_5_24_nhk.html
ホント言うと、最初はこの記事から見つけた。
「2017年、太陽系外から飛来した恒星間天体「オウムアムア」は、自然には起こりえない加速をしつつ接近し、不自然な動きで太陽系を離れていった。この長さ400mの謎の葉巻形の物体は、一部の研究者からは宇宙人が作った「宇宙船」であると唱えているという。」
オウムアムアについては、ワイアードの記事が上がっている。
(初の恒星間天体オウムアムア、その「UFO説」の真偽を考える)
https://wired.jp/2019/01/30/oumuamua-alien-spaceship/
「ひとつの可能性としてオウムアムアは、高度な技術装置の残骸として恒星間空間を漂うライトセイル(太陽帆)であると考えられる」
「もうひとつ、より突飛なシナリオとしては、オウムアムアが地球外文明によって意図的に地球近傍へと送り込まれた、完全に機能している探査機である可能性もある」
「そして、突然それは消え去ってしまいます。少なくとも意味のある観測は永遠にできないのです」
「残されるのは解釈だけなのです」
違いない・・・。
「実はいま、科学者の大多数は「宇宙人はいる」と信じている。」
(NHKスペシャル『スペース・スペクタクル』
第1集 宇宙人の星を見つけ出せ)
https://www.nhk.or.jp/special/space/
テレビという媒体を使わない浮沈子は、決して見ないけどな。
天下のNHK(ちゃんと、一切見ることがないカーナビのワンセグだけのために受信料払ってるけど)が放つ、泣く子も黙る「NHKスペシャルの新シリーズ」だそうだ。
「[ シリーズ放送 ]
・プロローグ「はやぶさ2の挑戦」(2019年3月17日放送)
・第1集「宇宙人の星」を見つけ出せ(2019年6月23日放送予定)
・第2集「宇宙の黒幕」ブラックホールを見よ(2019年7月放送予定)
・第3集「地球生命のルーツ」を追え(2019年9月以降放送予定)」
国営放送のくせに、元号表示しなくていいのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
怪しげな表題の第1集は、どうやら赤色矮星の周りを回るアイボールアースに焦点を当てるようだ。
今更かよ・・・。
(コズミック フロント NEXT 「生命の新天地!?アイボール・アース」)
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016068879SA000/index.html
「人の目に似ていることから「アイボール・アース」と名づけられた岩石惑星。地球外生命が存在する可能性が高いと見られ、近年、科学者たちの間で大きな話題となっている。アイボール・アースは「赤色わい星」という恒星の周りで多く見つかっている。一見、生命にとって過酷にも思えるこのアイボール・アースが、逆に生命にとっては快適な環境であるというのはなぜなのか。研究の最前線を紹介する。」
2016年放送。
3年前に取り上げているからな。
賞味期限切れなんじゃね?。
「去年稼動したばかりの宇宙望遠鏡TESS(テス)は、かつては全く注目されなかった地味な星が最有力であることを明らかにした。」
そういう話なのかあ?。
テスについては、スペースX(のファルコン9)で打ち上げられたということもあり、このブログでも、その詳細を調べて記事にしたことがある。
(400倍)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/04/20/8829823
「TESSの打ち上げについて、色々な媒体でケプラーとの視野の広さとの比較の数字が出ている。」
ちょっとカルト過ぎて、役に立ちそうもない。
打ち上げの記事はこちら。
(危なげない打ち上げ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/04/19/8829394
「月の軌道面とは、結構角度が付いている。」
そう、テスは、特殊な軌道を取っているのだ。
(TESS延期)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/04/17/8828773
「TESSの軌道は、月との2:1の共鳴軌道になる。
月が地球を1周する間に、TESSが2周するという特殊な軌道だ。」
これは、地球から離れたところで観測した大量のデータを、地球に近づいた時にバースト転送するためだ。
(トランジット系外惑星探索衛星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E7%B3%BB%E5%A4%96%E6%83%91%E6%98%9F%E6%8E%A2%E7%B4%A2%E8%A1%9B%E6%98%9F
「軌道:
北天と南天の両方の画像を得るために、TESSは、これまで使われたことがなかったP/2と呼ばれる月共鳴軌道を利用する。この非常に軌道離心率の大きい軌道は、月によって安定化され、非常に安定度が高い。TESSの損傷を低減するために、軌道の大部分はヴァン・アレン帯の外側である。13.7日毎に軌道の近地点に来る度に、TESSは約3時間に渡り、それまで蓄えたデータを地球に向けてダウンリンクする。」
まあいい。
テスが何を見つけたのかについては、こんな記事もある。
(探査衛星TESS、地球サイズの惑星を初発見)
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10592_hd21749
「探査衛星「TESS」が地球とほぼ同じサイズの系外惑星を発見した。TESSが発見した10個目の惑星で、地球サイズのものとしては初めてとなる。」
「TESSの探査で地球サイズの惑星が数十個は見つかるだろうと期待していました。今回のこの1つ目は、TESSミッションにおけるマイルストーンです。今後も小さな惑星が発見されるでしょうし、その中には生命に適した環境を持つものがあるかもしれません」
テスは、予定されている2年間の運用期間のうち、前半の1年を南半球(からみた宇宙)、2年目を北半球で観測することになっている。
そろそろ、北半球の夜空を探索しているころなわけだ。
ケプラーと同じく、惑星が恒星の前を横切る影(正確には、横切りによる恒星の光度の変化:減少)を観測するトランジット法による。
公転面が地球から見て、ある範囲になければ観測できない。
そのデータの解析には、実際の観測期間よりも遥かに長い時間が掛かるだろう。
アイボールアースが生命を育む環境を与えるかどうかは分からない。
(眼球の惑星:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Eyeball_planet
「眼球の惑星は一般的であり、命を奪う可能性があります。」(自動翻訳の間違い:host:受け皿となるくらいか)
(「地球のような」ことを忘れる - 私たちは最初に眼球の惑星でエイリアンを見つけよう)
http://nautil.us/blog/forget-earth_likewell-first-find-aliens-on-eyeball-planets
「他の惑星での生命の探求は、ほぼ確実にこれらの世界から始まります。」
なにせ、赤色矮星は数が多いしな(恒星の4分の3といわれる)。
寿命も長い(1000億年以上!)。
(赤色矮星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E8%89%B2%E7%9F%AE%E6%98%9F
「短くても1000億年、長ければ10兆年以上に及ぶと推測される」
系外惑星の数も半端ない。
数射ちゃ当たるか・・・。
手近な話としては、プロキシマケンタウリbというのもある。
(プロキシマ・ケンタウリb)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%AAb
「プロキシマ・ケンタウリbは、惑星に大気が存在すれば液体の水がその地表に存在可能な、ハビタブルゾーンと呼ばれる軌道内に位置している。」
この系外惑星の発見は、2016年だからな。
前回のNHKが取り上げた時期の後だ。
しかし、この話もサイエンスゼロで取り上げているしな・・・。
プロキシマ・ケンタウリbは、近いと言えば近いが、簡単に探査機を送り込めるほど近くはない。
生命の存在を直ちには否定できない程度の距離にあるわけだ。
「地球からの距離は約4.2光年(1.3パーセク、40兆km)」
勘弁してくれ・・・。
昨日打ち上げられたスターリンク衛星は、秒速8km位で飛び回るが、その速度でプロキシマ・ケンタウリbに向かうと、158,443.8年くらいかかる。
15万年以上も掛かりまんねん!。
まあ、どうでもいいんですが。
NHKスペシャルを取り上げた記事も上がっている。
(「宇宙人の星」を見つけ出せ。NHKスペシャル『スペース・スペクタクル』放送へ)
https://sorae.info/030201/2019_5_24_nhk.html
ホント言うと、最初はこの記事から見つけた。
「2017年、太陽系外から飛来した恒星間天体「オウムアムア」は、自然には起こりえない加速をしつつ接近し、不自然な動きで太陽系を離れていった。この長さ400mの謎の葉巻形の物体は、一部の研究者からは宇宙人が作った「宇宙船」であると唱えているという。」
オウムアムアについては、ワイアードの記事が上がっている。
(初の恒星間天体オウムアムア、その「UFO説」の真偽を考える)
https://wired.jp/2019/01/30/oumuamua-alien-spaceship/
「ひとつの可能性としてオウムアムアは、高度な技術装置の残骸として恒星間空間を漂うライトセイル(太陽帆)であると考えられる」
「もうひとつ、より突飛なシナリオとしては、オウムアムアが地球外文明によって意図的に地球近傍へと送り込まれた、完全に機能している探査機である可能性もある」
「そして、突然それは消え去ってしまいます。少なくとも意味のある観測は永遠にできないのです」
「残されるのは解釈だけなのです」
違いない・・・。
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