銀河鉄道999或いはスターリンク衛星の連なりは、黄泉の国への誘いなのか ― 2019年05月27日 00:12
銀河鉄道999或いはスターリンク衛星の連なりは、黄泉の国への誘いなのか
地球外生命の存在とか、まして系外惑星における生命(まあ、宇宙人でもいいんですが)の誕生とかいう話は、どことなく眉唾で、浮沈子は業界が大したネタがない時に、定期的に行うキャンペーンくらいに捉えている。
直ぐには確認できず、無難な話だからな。
人工的に生命を発生させるということに成功していない以上、そう簡単に宇宙で生命を宿すことはできないと考えている浮沈子は、その論理的立場の脆弱性を認識しつつも、地球外生命は存在しないと考えている。
合成生物学的手法で、遺伝子をテキトーに弄って、細胞の中に戻して人工生命を作ったとかいうのは、生命の起源の解明とは似て非なるものだ。
スクラッチから書き上げた遺伝情報でもなければ、分子進化のプロセスを再現したわけでもない。
書き換えた遺伝情報の時間的、空間的(環境的)耐性や将来に渡る安定性、逆に進化可能性(揺らぎ)とかを、数億年単位で検証してみなければ、生命としてのロバスト性を評価することなどできないからな。
しかも、その遺伝子を戻す対象となる細胞は、とてつもなく長い時間と選択の果てに完成された生命維持機構をしこたま持った「れっきとした生物」なわけだしな。
スクラッチから書いた遺伝子を、有機物のスープに入れたら、人工的に生物が生まれたというのとはわけが違う。
明らかに生命を宿している地球の生命誕生のプロセスを再現できないでいる人類が、他の惑星なら生命が発生すると考える理由が、浮沈子には理解できない。
遠い惑星の環境(時間的にも)が、この地球より詳しく理解できているというなら別だが、そんなことは絶対にない。
たとえば火星。
その誕生から現在に至る状況は、殆ど仮説の域を出ない。
たった5mの穴を掘って、熱流量計を設置するのに四苦八苦している状況だからな(インサイト)。
何もわかっていないという方が、表現としては正確だろう。
他の惑星については、少なくとも火星以上に分かっているということはないのだ。
つまり、何も知らないに近い状況の中で、自分ち(つまり、地球)における生命誕生のプロセスも解き明かせないまま、地球外生命の存在を論じているわけで、詐欺、ペテンの類と言われても仕方ない。
地球外生命の探査の中で、確実に行われているのは、地球生命の播種である。
他の惑星に、地球の生命を持ち込むことは、これまでも行われてきている。
探査機を完全に滅菌することは不可能だからな。
持ち込まれた生命(細菌とか)が、行った先の環境に適応して繁殖するという可能性は常にある。
インサイトが掘った穴の中の熱流量計には、地球から持ち込まれた地球生命がしっかり付いている。
地表の過酷な環境とは異なる地中で、放射線からも守られて、ぬくぬくと繁殖するかもしれない・・・。
そんな、地に足が付いていない怪しげな話とは別に、今日は素敵な宇宙ネタが上がっていた。
(夜空横切るスペースXのスターリンク衛星、地上から撮影される)
https://sorae.info/030201/2019_05_25_star.html
「オランダのSatTrackBlogが観測した今回の画像では、60機が打ち上げられたスターリンクの人工衛星が一列となり、夜空を横切っていることがわかります。なお、観測を実施したMarco Langbroek氏によれば、56機の人工衛星が確認できたそうです。」
これは、ネタ元で動画を見るのが一番だ。
(うわー!!!! SpaceX Starlink衛星列車の素晴らしい眺め!:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://sattrackcam.blogspot.com/2019/05/wowowow-spectacular-view-of-spacex.html
「それは視野の中に動いている2つのかすかな、点滅している物から始まった。それから、数十秒後、 "電車"が視野に入ったときに私のあごが落ちました。私は「OAAAAAH !!!!」と叫ぶのを手伝うことができませんでした。」
西洋人は、驚くと顎が落ちる(顎関節症?)らしい。
「今後数日の間に、物の「列車」は毎晩2-3回通過するでしょう。彼らが積極的に彼らのイオンスラスタで操縦しているので、それらは各パスでより広げられるでしょう、それで「列車」はおそらくすぐに消散するでしょう。」
ここ数日の限られた現象ということだが、観測者の方が表現されたとおり、それは、夜行列車が遠くを通り過ぎるのを眺めているような感じだ。
星の瞬く夜空に連なる、銀河鉄道の灯り・・・。
(銀河鉄道の夜)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93%E3%81%AE%E5%A4%9C
「一人丘の上で目覚めたジョバンニは町へ向かう。今度は牧場で牛乳をもらい、川の方へ向かうと「こどもが水へ落ちた」と知る。同級生から、カムパネルラは川に落ちたザネリを救った後、溺れて行方不明になったと聞かされる。」
宮沢賢治の作品の中では、銀河鉄道は黄泉の国に向かう幽霊列車(?)という設定になっているようだ(そうなのかあ?)。
浮沈子は、昨日、知人の死を知らされたことを思い出す(亡くなったのは金曜日だそうです)。
愚弟と会食中だったが、しばし、言葉を失った・・・。
スターリンク衛星群の打ち上げも、金曜だったからな。
そう思って、改めて動画を見ると、この光の列が、その魂を乗せて走り去る銀河鉄道の灯りに見えなくもない。
限りある、人の命の瞬き・・・。
残された者は、自らの命を可能な限り燃やし尽くして、精一杯生き続けるしかない。
やがては、皆、同じ列車に乗ることになるのだ・・・。
(銀河鉄道999)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93999
「松本零士作のSF漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ番組、アニメ映画である。」
「物語の枠組みは『銀河鉄道の夜』に登場する銀河鉄道を元にしているが、列車や運行システムの細部は日本の旧国鉄をモデルとしている。松本自身が『銀河鉄道の夜』『青い鳥』とともに、SLの引く列車に乗って東京へ行った青春時代の体験が基になっていることを述べている」
「タイトルの999には、大人の1000になる前で未完成の青春の終わりという意味が込められている」
つーことは、あれだな、浮沈子辺りは、銀河鉄道3000くらいということか。
まあ、どうでもいいんですが。
「宇宙の多くの裕福な人々は機械の身体に魂を移し替えて機械化人となり永遠の生を謳歌していたが、貧しい人々は機械の身体を手に入れることができず、機械化人の迫害の対象にされていた。そんな中、機械化人に母親を殺された主人公の星野鉄郎が無料で機械の身体をくれるという星を目指し、謎の美女メーテルとともに銀河超特急999号に乗り込む。」
永遠の生命というのは、いささか矛盾した概念のように感じられる。
加えて、それが実現した社会が、とんでもない格差を内包し、立身出世(親の敵を討つ或いは無償特売の機械の身体を得る)を果たすために、銀河鉄道に乗り込むという荒唐無稽さが嬉しい。
「機械伯爵:
鉄郎親子を襲った機械化人。鉄郎の母をライフルで射殺したあと、彼女をハンティング・トロフィーにして自宅の応接間に飾り、仲間と祝杯を挙げていた。そこを復讐に来た鉄郎によって仲間共々皆殺しにされ、彼の屋敷は火をかけられたことにより灰燼に帰した。」
永遠の命を手に入れても皆殺しにされちまう機械化人って、ちょっと情けない気もするけどな。
設定としては、かなり猟奇的な感じで、お子様向けではない気もする。
謎の美女メーテルというのも気になるしな。
「鉄郎を999の旅へと誘う謎の美女。鉄郎の母によく似た風貌をしている。」
夜の列車には、様々な思いが交錯するようだ。
現代はスピード時代だからな。
悠長に感慨にふけっている暇はない。
(JR東海N700S確認試験車、速度向上試験で360km/h - 5/24夜間に記録)
https://news.mynavi.jp/article/20190525-830758/
「JR東海は25日、N700S確認試験車を用いた速度向上試験の結果について発表した。5月24日の夜間、米原~京都間の下り線で最高速度360km/hを記録したという。」
N700Sについては、なんと、このブログでも触れている。
(東海道ポルシェ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/06/28/8606069
「この絵面を見て、ポルシェを連想したのは浮沈子だけではないだろう。」
いや、ひょっとすると浮沈子だけかもな。
今見ると、余り似てないような気もするし・・・。
まあいい。
時速360kmといえば、秒速100mちょうどだ。
天空を飛ぶスターリンク鉄道(!)は、秒速8km程度に達する(未確認)。
どっちが速いかは別にして、情緒を育むのは夜空に煌めく灯りの方だろうな・・・。
地球外生命の存在とか、まして系外惑星における生命(まあ、宇宙人でもいいんですが)の誕生とかいう話は、どことなく眉唾で、浮沈子は業界が大したネタがない時に、定期的に行うキャンペーンくらいに捉えている。
直ぐには確認できず、無難な話だからな。
人工的に生命を発生させるということに成功していない以上、そう簡単に宇宙で生命を宿すことはできないと考えている浮沈子は、その論理的立場の脆弱性を認識しつつも、地球外生命は存在しないと考えている。
合成生物学的手法で、遺伝子をテキトーに弄って、細胞の中に戻して人工生命を作ったとかいうのは、生命の起源の解明とは似て非なるものだ。
スクラッチから書き上げた遺伝情報でもなければ、分子進化のプロセスを再現したわけでもない。
書き換えた遺伝情報の時間的、空間的(環境的)耐性や将来に渡る安定性、逆に進化可能性(揺らぎ)とかを、数億年単位で検証してみなければ、生命としてのロバスト性を評価することなどできないからな。
しかも、その遺伝子を戻す対象となる細胞は、とてつもなく長い時間と選択の果てに完成された生命維持機構をしこたま持った「れっきとした生物」なわけだしな。
スクラッチから書いた遺伝子を、有機物のスープに入れたら、人工的に生物が生まれたというのとはわけが違う。
明らかに生命を宿している地球の生命誕生のプロセスを再現できないでいる人類が、他の惑星なら生命が発生すると考える理由が、浮沈子には理解できない。
遠い惑星の環境(時間的にも)が、この地球より詳しく理解できているというなら別だが、そんなことは絶対にない。
たとえば火星。
その誕生から現在に至る状況は、殆ど仮説の域を出ない。
たった5mの穴を掘って、熱流量計を設置するのに四苦八苦している状況だからな(インサイト)。
何もわかっていないという方が、表現としては正確だろう。
他の惑星については、少なくとも火星以上に分かっているということはないのだ。
つまり、何も知らないに近い状況の中で、自分ち(つまり、地球)における生命誕生のプロセスも解き明かせないまま、地球外生命の存在を論じているわけで、詐欺、ペテンの類と言われても仕方ない。
地球外生命の探査の中で、確実に行われているのは、地球生命の播種である。
他の惑星に、地球の生命を持ち込むことは、これまでも行われてきている。
探査機を完全に滅菌することは不可能だからな。
持ち込まれた生命(細菌とか)が、行った先の環境に適応して繁殖するという可能性は常にある。
インサイトが掘った穴の中の熱流量計には、地球から持ち込まれた地球生命がしっかり付いている。
地表の過酷な環境とは異なる地中で、放射線からも守られて、ぬくぬくと繁殖するかもしれない・・・。
そんな、地に足が付いていない怪しげな話とは別に、今日は素敵な宇宙ネタが上がっていた。
(夜空横切るスペースXのスターリンク衛星、地上から撮影される)
https://sorae.info/030201/2019_05_25_star.html
「オランダのSatTrackBlogが観測した今回の画像では、60機が打ち上げられたスターリンクの人工衛星が一列となり、夜空を横切っていることがわかります。なお、観測を実施したMarco Langbroek氏によれば、56機の人工衛星が確認できたそうです。」
これは、ネタ元で動画を見るのが一番だ。
(うわー!!!! SpaceX Starlink衛星列車の素晴らしい眺め!:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://sattrackcam.blogspot.com/2019/05/wowowow-spectacular-view-of-spacex.html
「それは視野の中に動いている2つのかすかな、点滅している物から始まった。それから、数十秒後、 "電車"が視野に入ったときに私のあごが落ちました。私は「OAAAAAH !!!!」と叫ぶのを手伝うことができませんでした。」
西洋人は、驚くと顎が落ちる(顎関節症?)らしい。
「今後数日の間に、物の「列車」は毎晩2-3回通過するでしょう。彼らが積極的に彼らのイオンスラスタで操縦しているので、それらは各パスでより広げられるでしょう、それで「列車」はおそらくすぐに消散するでしょう。」
ここ数日の限られた現象ということだが、観測者の方が表現されたとおり、それは、夜行列車が遠くを通り過ぎるのを眺めているような感じだ。
星の瞬く夜空に連なる、銀河鉄道の灯り・・・。
(銀河鉄道の夜)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93%E3%81%AE%E5%A4%9C
「一人丘の上で目覚めたジョバンニは町へ向かう。今度は牧場で牛乳をもらい、川の方へ向かうと「こどもが水へ落ちた」と知る。同級生から、カムパネルラは川に落ちたザネリを救った後、溺れて行方不明になったと聞かされる。」
宮沢賢治の作品の中では、銀河鉄道は黄泉の国に向かう幽霊列車(?)という設定になっているようだ(そうなのかあ?)。
浮沈子は、昨日、知人の死を知らされたことを思い出す(亡くなったのは金曜日だそうです)。
愚弟と会食中だったが、しばし、言葉を失った・・・。
スターリンク衛星群の打ち上げも、金曜だったからな。
そう思って、改めて動画を見ると、この光の列が、その魂を乗せて走り去る銀河鉄道の灯りに見えなくもない。
限りある、人の命の瞬き・・・。
残された者は、自らの命を可能な限り燃やし尽くして、精一杯生き続けるしかない。
やがては、皆、同じ列車に乗ることになるのだ・・・。
(銀河鉄道999)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93999
「松本零士作のSF漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ番組、アニメ映画である。」
「物語の枠組みは『銀河鉄道の夜』に登場する銀河鉄道を元にしているが、列車や運行システムの細部は日本の旧国鉄をモデルとしている。松本自身が『銀河鉄道の夜』『青い鳥』とともに、SLの引く列車に乗って東京へ行った青春時代の体験が基になっていることを述べている」
「タイトルの999には、大人の1000になる前で未完成の青春の終わりという意味が込められている」
つーことは、あれだな、浮沈子辺りは、銀河鉄道3000くらいということか。
まあ、どうでもいいんですが。
「宇宙の多くの裕福な人々は機械の身体に魂を移し替えて機械化人となり永遠の生を謳歌していたが、貧しい人々は機械の身体を手に入れることができず、機械化人の迫害の対象にされていた。そんな中、機械化人に母親を殺された主人公の星野鉄郎が無料で機械の身体をくれるという星を目指し、謎の美女メーテルとともに銀河超特急999号に乗り込む。」
永遠の生命というのは、いささか矛盾した概念のように感じられる。
加えて、それが実現した社会が、とんでもない格差を内包し、立身出世(親の敵を討つ或いは無償特売の機械の身体を得る)を果たすために、銀河鉄道に乗り込むという荒唐無稽さが嬉しい。
「機械伯爵:
鉄郎親子を襲った機械化人。鉄郎の母をライフルで射殺したあと、彼女をハンティング・トロフィーにして自宅の応接間に飾り、仲間と祝杯を挙げていた。そこを復讐に来た鉄郎によって仲間共々皆殺しにされ、彼の屋敷は火をかけられたことにより灰燼に帰した。」
永遠の命を手に入れても皆殺しにされちまう機械化人って、ちょっと情けない気もするけどな。
設定としては、かなり猟奇的な感じで、お子様向けではない気もする。
謎の美女メーテルというのも気になるしな。
「鉄郎を999の旅へと誘う謎の美女。鉄郎の母によく似た風貌をしている。」
夜の列車には、様々な思いが交錯するようだ。
現代はスピード時代だからな。
悠長に感慨にふけっている暇はない。
(JR東海N700S確認試験車、速度向上試験で360km/h - 5/24夜間に記録)
https://news.mynavi.jp/article/20190525-830758/
「JR東海は25日、N700S確認試験車を用いた速度向上試験の結果について発表した。5月24日の夜間、米原~京都間の下り線で最高速度360km/hを記録したという。」
N700Sについては、なんと、このブログでも触れている。
(東海道ポルシェ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/06/28/8606069
「この絵面を見て、ポルシェを連想したのは浮沈子だけではないだろう。」
いや、ひょっとすると浮沈子だけかもな。
今見ると、余り似てないような気もするし・・・。
まあいい。
時速360kmといえば、秒速100mちょうどだ。
天空を飛ぶスターリンク鉄道(!)は、秒速8km程度に達する(未確認)。
どっちが速いかは別にして、情緒を育むのは夜空に煌めく灯りの方だろうな・・・。
ノートルダムの道標は、日本橋と同じ? ― 2019年05月27日 08:55
ノートルダムの道標は、日本橋と同じ?
「ユネスコの世界遺産にも登録されているノートルダム大聖堂はその美しさから「白い貴婦人」とも呼ばれ、パリから別の場所までの距離を表す際の起点となるなど、パリを象徴する建築物」
(火災後のノートルダム大聖堂は風が吹けば倒壊してしまう状態だとの指摘)
https://gigazine.net/news/20190527-notre-dame-is-unstable/
3年前にパリ観光(ルマン観戦のついで)した時に、ノートルダムへも行った。
先月の火災関係の記事が上がっていて、そういえば確か、寺院の正面の広場に設置されていた道標(?)の写真があった気がして探した(画像参照)。
大きさが分かるように、同行した女性の靴と一緒に写した。
レンガのブロックが、意外に大きいことに気付く。
まあ、どうでもいいんですが。
「DES ROUTES DE FRANCE POINT ZERO」(フランスポイントゼロのルート:自動翻訳のまま)
さて、これって日本橋みたいなもんなのか。
(道路元標)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E5%85%83%E6%A8%99
記事中の記述によれば、
・里程元標:明治時代初期:大正期の道路元標の前身
・道路元標:1919年11月:大正時代の旧・道路法施工令公布時
・一般国道などの起終点などで見ることが出来る道路元標:設置基準に法的な根拠はない(道路の附属物:記念碑的扱い)
「1952年(昭和27年)施行の新たな道路法により大正時代の旧道路法は無効となり、現行道路法の第2条第2項第3号で道路元標は道路の附属物とされているだけで、設置場所や道路元標を路線の起終点にするなどの特段の規定はなく、道路の起終点は道路元標と無関係に定められている。」
さて、日本橋のはどうなったのか。
「日本橋の中央にあった東京市道路元標は東京都電本通線の架線柱として使用されていたが、都電廃止後1972年(昭和47年)の道路改修に伴い日本橋の北西側袂に移設」
「東京市道路元標があった場所には、50センチメートル四方の日本国道路元標が埋め込まれた。」
「日本橋の車道上あり間近で見るためには交通上危険を伴うため、橋のたもとにレプリカが展示されている」
「此橋江戸の中央にして諸国よりの行程もここより定められるゝ故、日本橋の名あり」
発祥は江戸時代だと・・・。
「東京市道路元標は元来、市電の架線を懸架するための支柱であり、これを兼ねて道路元標としたものである」
なんか、あまり由緒を感じられないなあ。
ついでかよ・・・。
まあいい。
各国の道路元標についても、既述がある。
「フランス:
パリのノートルダム大聖堂の入り口(西側)前がパリの中心地であり、各地はそこからの距離で示す。」
北京とかは立派だな。
ワシントンのは、道路に埋まってないし、台湾は立て札だ。
お国柄なのか。
全ての道はローマに通ずといわれるが、イタリアのはどうなってるのかな。
(Kilometre zero:Italy)
https://en.wikipedia.org/wiki/Kilometre_zero#Italy
「イタリアキロメートルゼロが上部に配置されてカピトリーノの丘で、ローマ。」
画像を探したけど、見当たらなかった。
道路ではないが、地球上の地点を表示するには、特定の測地系を選ぶ必要がある。
(測地系)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%AC%E5%9C%B0%E7%B3%BB
「各種の全地球的測地系:(相互間における経緯度値の差はかなり小さい。)
・米国の測地系:世界測地系1984(WGS84)
・日本の測地系:日本測地系2011[2]
・国際地球基準座標系(International Terrestrial Reference System、ITRF)の系統の座標系(ITRF 94等)。」
「WGS84:
世界測地系1984(WGS84)は、1984年に大きく改訂された版をいう。
・GPSで使用されている。
・精密な陸地測量の分野では、WGS84ではなく、できればITRF系を用いることが推奨される。
・海域の測地系としてWGS84が標準的である。
・2013年10月16日から用いられているWGS84(G1762)はITRF2008に基いており、ITRF2008との差は平均1,2 mm程度となっている」
うーん、なんとなく、デファクトスタンダードという感じか。
まあ、GPSといっても、米国系の衛星群だからな。
戦争になれば、精度はがた落ちになるに違いない。
(グローバル・ポジショニング・システム:人為的に加えられた誤差とその解除)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0#%E4%BA%BA%E7%82%BA%E7%9A%84%E3%81%AB%E5%8A%A0%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%AA%A4%E5%B7%AE%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E8%A7%A3%E9%99%A4
「米国のジョージ・W・ブッシュ大統領と国防総省は2007年9月18日に、次世代GPS(GPS III)にはSA機能を搭載しない(正確には、「SAを持つ衛星を調達しない」)との大統領決定を発表」
わからんぞお、来日中のトランプさんのことだからな。
直ぐに、貴様は首だ!、と叫び出しかねない(GPS3衛星については、別途記事にする予定)。
地図データは、元来、軍事機密だしな。
世界の平和と、ノートルダムの道路元標は、どこかで繋がっているに違いない・・・。
「ユネスコの世界遺産にも登録されているノートルダム大聖堂はその美しさから「白い貴婦人」とも呼ばれ、パリから別の場所までの距離を表す際の起点となるなど、パリを象徴する建築物」
(火災後のノートルダム大聖堂は風が吹けば倒壊してしまう状態だとの指摘)
https://gigazine.net/news/20190527-notre-dame-is-unstable/
3年前にパリ観光(ルマン観戦のついで)した時に、ノートルダムへも行った。
先月の火災関係の記事が上がっていて、そういえば確か、寺院の正面の広場に設置されていた道標(?)の写真があった気がして探した(画像参照)。
大きさが分かるように、同行した女性の靴と一緒に写した。
レンガのブロックが、意外に大きいことに気付く。
まあ、どうでもいいんですが。
「DES ROUTES DE FRANCE POINT ZERO」(フランスポイントゼロのルート:自動翻訳のまま)
さて、これって日本橋みたいなもんなのか。
(道路元標)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E5%85%83%E6%A8%99
記事中の記述によれば、
・里程元標:明治時代初期:大正期の道路元標の前身
・道路元標:1919年11月:大正時代の旧・道路法施工令公布時
・一般国道などの起終点などで見ることが出来る道路元標:設置基準に法的な根拠はない(道路の附属物:記念碑的扱い)
「1952年(昭和27年)施行の新たな道路法により大正時代の旧道路法は無効となり、現行道路法の第2条第2項第3号で道路元標は道路の附属物とされているだけで、設置場所や道路元標を路線の起終点にするなどの特段の規定はなく、道路の起終点は道路元標と無関係に定められている。」
さて、日本橋のはどうなったのか。
「日本橋の中央にあった東京市道路元標は東京都電本通線の架線柱として使用されていたが、都電廃止後1972年(昭和47年)の道路改修に伴い日本橋の北西側袂に移設」
「東京市道路元標があった場所には、50センチメートル四方の日本国道路元標が埋め込まれた。」
「日本橋の車道上あり間近で見るためには交通上危険を伴うため、橋のたもとにレプリカが展示されている」
「此橋江戸の中央にして諸国よりの行程もここより定められるゝ故、日本橋の名あり」
発祥は江戸時代だと・・・。
「東京市道路元標は元来、市電の架線を懸架するための支柱であり、これを兼ねて道路元標としたものである」
なんか、あまり由緒を感じられないなあ。
ついでかよ・・・。
まあいい。
各国の道路元標についても、既述がある。
「フランス:
パリのノートルダム大聖堂の入り口(西側)前がパリの中心地であり、各地はそこからの距離で示す。」
北京とかは立派だな。
ワシントンのは、道路に埋まってないし、台湾は立て札だ。
お国柄なのか。
全ての道はローマに通ずといわれるが、イタリアのはどうなってるのかな。
(Kilometre zero:Italy)
https://en.wikipedia.org/wiki/Kilometre_zero#Italy
「イタリアキロメートルゼロが上部に配置されてカピトリーノの丘で、ローマ。」
画像を探したけど、見当たらなかった。
道路ではないが、地球上の地点を表示するには、特定の測地系を選ぶ必要がある。
(測地系)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%AC%E5%9C%B0%E7%B3%BB
「各種の全地球的測地系:(相互間における経緯度値の差はかなり小さい。)
・米国の測地系:世界測地系1984(WGS84)
・日本の測地系:日本測地系2011[2]
・国際地球基準座標系(International Terrestrial Reference System、ITRF)の系統の座標系(ITRF 94等)。」
「WGS84:
世界測地系1984(WGS84)は、1984年に大きく改訂された版をいう。
・GPSで使用されている。
・精密な陸地測量の分野では、WGS84ではなく、できればITRF系を用いることが推奨される。
・海域の測地系としてWGS84が標準的である。
・2013年10月16日から用いられているWGS84(G1762)はITRF2008に基いており、ITRF2008との差は平均1,2 mm程度となっている」
うーん、なんとなく、デファクトスタンダードという感じか。
まあ、GPSといっても、米国系の衛星群だからな。
戦争になれば、精度はがた落ちになるに違いない。
(グローバル・ポジショニング・システム:人為的に加えられた誤差とその解除)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0#%E4%BA%BA%E7%82%BA%E7%9A%84%E3%81%AB%E5%8A%A0%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%AA%A4%E5%B7%AE%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E8%A7%A3%E9%99%A4
「米国のジョージ・W・ブッシュ大統領と国防総省は2007年9月18日に、次世代GPS(GPS III)にはSA機能を搭載しない(正確には、「SAを持つ衛星を調達しない」)との大統領決定を発表」
わからんぞお、来日中のトランプさんのことだからな。
直ぐに、貴様は首だ!、と叫び出しかねない(GPS3衛星については、別途記事にする予定)。
地図データは、元来、軍事機密だしな。
世界の平和と、ノートルダムの道路元標は、どこかで繋がっているに違いない・・・。
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