密やかに延期されていたスターライナーの無人打ち上げと、年内にとりあえずスケジュールされている有人宇宙飛行2019年07月05日 23:20

密やかに延期されていたスターライナーの無人打ち上げと、年内にとりあえずスケジュールされている有人宇宙飛行
密やかに延期されていたスターライナーの無人打ち上げと、年内にとりあえずスケジュールされている有人宇宙飛行


迂闊にも知らなかったが、軍事衛星と競合するから満を持して8月に延期されたことになっている(?)スターライナーの無人テスト飛行が、さらに1か月延期されていたようだ。

(ステーションミッション計画は新しい目標コマーシャルクルー打ち上げ日を明らかにする:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.nasaspaceflight.com/2019/06/station-planning-new-crew-launch-dates/

「特に注目に値するのは、FPIPはボーイングのスターライナー車の未承認の軌道飛行試験(OFT)がケープカナベラル空軍基地のSLC-41から2019年9月17日の打ち上げ計画日に移動していることを示しています。」

ISSへの有人飛行絡みでは、整理された日程が上がっている。

(New planning dates for #CommercialCrew flights! These are planning, not official launch target, dates defined by anticipated times Station's visiting vehicle & crew schedule can accommodate them. #SpaceX #Dragon #Boeing #Starliner
CLICK to read ARTICLE: https://www.nasaspaceflight.com/2019/06/station-planning-new-crew-launch-dates/ …)
https://twitter.com/ChrisG_NSF/status/1141738478390194177?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1141738478390194177&ref_url=https%3A%2F%2Fbgr.com%2F2019%2F06%2F22%2Fcrew-dragon-manned-mission-iss-nasa-schedule%2F

「Starliner OFT(uncrewed) - Planning launch for 17 September; Dock 19 Sept.; Return to Earth 24 Sept.」

「SpaceX DM-2(crew) - Planned launch for 15 November; Dock 16 Nov.; Return to Earth on 22 Nov.」

「Starliner CFT(extend multi-month crew) - Planning launch for 30 November; Dock 1 Dec.; Return to Earth May 2020」(手打ちなので、違っていたらご容赦を)

もちろん、この日程は暫定的なもので、変更がありうるわけだが、まあ、延期されたスケジュールが早まることはないだろう。

1か月の延期の理由は定かではない(未確認)。

スターライナー側の問題なのか、それとも打ち上げるアトラスV側の問題なのか。

有人仕様のアトラスVもまた、初めての打ち上げとなる。

詳細は不明だが、各部を冗長化したり、例によって空力問題を解決するためのアンダーカバー(?)を追加したり、いろいろ物入りだからな。

(アトラス5号(422 / N22))
https://space.skyrocket.de/doc_lau_det/atlas-5-422.htm

表では、固体燃料ブースターがロケットダイン製AJ-60A1基となっているが、まあ、2基の間違いだろうな(型番も、オービタルATK製GEM 63になっている模様:後述)。

セントール上段のエンジンは、珍しい2基掛けとなっている。

N22の構成については、以下の記事が詳しい(記者は宇宙開発は専門外のようで、スーパードラコエンジンが水素燃料であるなどの基本的な事実誤認があります)。

(NASA主導の壮大な民間宇宙旅行計画が進展 —NASAは民間有人宇宙飛行計画に90億ドルを投入中—)
http://tokyoexpress.info/2018/06/24/nasa%E4%B8%BB%E5%B0%8E%E3%81%AE%E5%A3%AE%E5%A4%A7%E3%81%AA%E6%B0%91%E9%96%93%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%97%85%E8%A1%8C%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%8C%E9%80%B2%E5%B1%95-nasa%E3%81%AF%E6%B0%91%E9%96%93/

「スターライナー用のアトラスVは、ペイロード・フェアリングが無く(No fairing)、固体燃料ブースターは2本、2段目セントールには2基のRL10 エンジン(DEC=dual-engine Centaur) の形式のため、“N22”と呼ばれる。」

「N22からは、固体燃料ブースターが従来のロケットダイン製AJ-60Aから新しいオービタルATK製GEM 63に変更される。」

それにしても、いつの間にか延期されていたのいうのは怪しい。

想定外のトラブルを抱えたのかも知れない(未確認)。

ライバルであるクルードラゴンが地上試験でぶっ飛んで、余裕をくれているだけか(そうなのかあ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

細かいスケジュールの変更は、いちいちアナウンスされないのかもしれない。

単に、打ち上げ施設側の都合かも知れないしな。

このスケジュールの遅れが、有人飛行の遅れに確実に影響してくるだろう。

一応、年内に両方とも有人飛行を開始することになってはいるが、クルードラゴンが短期間(7日間)の接続期間なのに対して、スターライナーの方は半年程度の駐留となっている。

余程の自信があるんだろう(スペースXは、信用ないからな:そうなのかあ?)。

まあいい。

いずれにしても、有人飛行の方は、無人飛行の問題点が解決されてからだからな。

スペースXの方は、パラシュートの問題も残っているしな(無人飛行の後のパラシュート試験で失敗)。

スターライナーは、そっちの方は終わっているらしいが、実際の運用については未知数だ。

浮沈子的には、打ち上げ機であるアトラスVの方が気になるんだがな。

年内の有人飛行は、たぶん、無理かもしれないな。

来年中に運用開始出来れば上出来だろう。

有人飛行だからな。

派手にぶっ飛んで、取り返しが付かなくなるとことだからな。

少々遅れても、確実に地固めしてから打ち上げて欲しいもんだな・・・。

(SPACEXとボーイングが宇宙飛行士をどのようにISSに参加させるか クルードラゴン、スターライナー、ソユーズ、スペースシャトルの比較。:追加)
https://everydayastronaut.com/crew-dragon-vs-starliner/

結構楽しめた記事。

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