小遣い欲しさにオオカミが来たと叫ぶWHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を安売りしているのではないか ― 2019年07月18日 16:25
小遣い欲しさにオオカミが来たと叫ぶWHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を安売りしているのではないか
(コンゴ民主共和国でのエボラ大発生は国際的な懸念の公衆衛生緊急事態を宣言しました:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.who.int/news-room/detail/17-07-2019-ebola-outbreak-in-the-democratic-republic-of-the-congo-declared-a-public-health-emergency-of-international-concern
「委員会は、対応を制限している資金調達の遅れについて失望を表明した。」
浮沈子は、WHOの本音が、この辺りにあると見ている。
現地でイノセントビューな対応を続けていくには、それ相応の経済的支援が必要だ。
医療関係者の感染が全体の5パーセントを占めるという信じられないことを考えても、この地域の医療資源の貧弱さをうかがい知ることが出来る。
しかし、隣国ウガンダへの感染は終息しているし、ゴマへの侵入ルートも特定され、関係者へのワクチン接種やトレースも有効になされている。
DRC当局のコメントを読むと、有難迷惑なニュアンスがハッキリと感じ取れるしな。
(エボラの流行EVOLUTION 州北西キブイトゥリ
2019年7月17日(水曜日 ))
https://us13.campaign-archive.com/?u=89e5755d2cca4840b1af93176&id=e7fcb33424
「国際的懸念のある医療緊急事態としてのDRCにおけるエボラ発生:
国際専門家委員会の勧告に従い、WHOは2019年7月17日水曜日に、DRCにおけるエボラの流行は国際的に懸念される健康上の緊急事態であると宣言した。
保健省は専門家委員会の評価を受け入れます。閣僚は、この決定が、影響を受けるコミュニティにとって潜在的に有害で予期せぬ結果を招くにもかかわらず、この声明を人道的行為者のための資金を調達する機会として使用したいさまざまな利害関係者グループからの多くの圧力の結果ではないことを望んでいる。彼らの生存のための国境を越えた貿易から大いに。」
「政府は受領した資金の使用方法をパートナーやドナーと公然と共有し続けていますが、対応のための資金の使用に関して、人道的行為者の透明性と説明責任が向上することを願っています。このエボラ発生に。」
「エボラの流行はとりわけ真の技術的専門知識を持つ関係者による対応を必要とする公衆衛生の危機です。しかしながら、主な困難は、この伝染病が発生の問題および健康システムの欠点を特徴とする環境で起こることである。」
「さらに、この流行に1年近く費やした後も、コミュニティの特定のグループがウイルスの地理的拡大を引き起こす無責任な行動を取り入れ続けていることを遺憾に思います。ゴマとウガンダの場合、患者は危険にさらされていることを知っていたが健康上の推奨を尊重することを拒否し、故意に別の地域に旅行したことを覚えておくことが重要です。政府は、これらの高リスク集団が引き続きこの地域に伝染病を広め続けないようにするためにどのような措置を講じる必要があるのかを検討する。」
「ゴマを旅行した牧師の連絡先の状況の追跡 調査:
確認されたGoma症例周辺の予防接種は、Goma Health ZoneのAfia Himbi Health Centerで続けられています。市内のすべての連絡先は、牧師がヘルスセンターに着くために使用していたオートバイのタクシー運転手を含め、72時間以内に発見されました。BeniとButemboの対応チームは、牧師の旅をたどり、これら2つの都市での彼の接触を特定するために調査を続けています。」
まあいい。
日経の報道を読むと、その辺りが浮き彫りになっている。
(WHO、エボラ熱拡大で緊急事態宣言 コンゴ)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47464910Y9A710C1000000/
「WHOのテドロス事務局長は記者会見で「感染拡大を防ぐために資金を含めた支援が必要だ」と強調。」
2014年から16年にかけての西アフリカでの流行の際に、流行の度に金の無心をすることがないように、そうした対応に必要な資金を留保する仕組み(基金など)の設立が議論されたという記憶がある(未確認)。
ったく、情けない話だ。
しかし、これが21世紀初頭の人類のザマだから仕方ない。
「エボラ熱を巡っては日本も対策に動きだしている。政府は東京都武蔵村山市の国立感染症研究所の専用施設に、エボラ熱など最も危険とされる感染症のウイルスを輸入することを決めた。」
「多くの海外客が訪れる20年の東京五輪・パラリンピックの開催を念頭に、感染症対策を急ぐ。」
今必要なのは、現地で地道な活動をするための実弾であって、クソの役にも立たないお祭り騒ぎに対応することではないだろう。
各国が、どういう対応をするか見ものだな。
米国は、武装勢力との衝突を避けて、現地から人員を引き揚げさせているからな。
現地の治安が回復しなければ、専門スタッフを戻すことはないだろう。
DRC当局は、有象無象のNPOについても懐疑的だ。
今回のゴマへの感染者の侵入に関しては、バッサリと切り捨てているしな。
「患者は危険にさらされていることを知っていたが健康上の推奨を尊重することを拒否し、故意に別の地域に旅行したことを覚えておくことが重要です。」
まずい時に布教活動をしたものだ。
西アフリカでの初期の感染拡大が、地元の祈祷師による接触感染と、その葬儀の参加者によるお持ち帰りだったことを思い出す。
まあ、今回ゴマに侵入した牧師(感染者として報告された翌日の7月15日に死亡)が、感染拡大にどれ程関わったかは不明だ。
(エボラ出血熱の死者が1600人を超えたコンゴでの流行について緊急事態宣言、国際的な感染拡大が懸念される)
https://gigazine.net/news/20190718-ebola-drc/
「PHEIC宣言が出された理由の1つは、ルワンダとの国境の都市・ゴマで感染者が見つかったこと。」
「ゴマからルワンダへは1日に1万5000人以上が国境を越えており、さらなる感染拡大が懸念されています。」
この情報は確かにやばい気がする。
感染の拡大は、蟻の一穴からだからな。
WHOは、以前からゴマへの感染拡大に神経質だった。
今回の宣言については、事前に何らかの取り決めをしていたのかもしれない。
ゴマへ広がったら、宣言するぞって(そうなのかあ?)。
とりあえず、しちまったものはしょうがない。
この宣言が有効に機能し、現地で活動するNPOや、ワクチンに対する援助の増額を期待するしかない。
しかし浮沈子は、周辺各国はともかく、アフリカ以外の国々の対応は冷めたものになるに違いないと見ている。
感染規模や、流行地域は、西アフリカでの流行とは比べ物にならないくらいチープだからな。
10分の1の規模の感染が、アフリカ大陸のど真ん中で起こっているに過ぎない。
首都のキンシャサ辺りだったら、反応は違ったものになるかもしれない。
感染のレベルはエピデミックで、パンデミックの恐れはおそらく皆無だ。
(パンデミック)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF
「顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語である」
WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を安売りしているのではないか。
どう考えても、このタイミングで出す話じゃない。
流行はジワジワと広がっているけど、それはオオカミではなく、せいぜいネズミ程度だ。
しかし、ネズミが出たと叫んでも、金は集まらないだろうからな。
理想的には、地元武装勢力をアットーする規模の軍隊でも投入して戒厳令を敷き、シエラレオネで行ったように、流行地域の全世帯を対象に立ち入り検査を行うのがよろしい。
まあ、現状で、可能とは思われないけどな。
今回は、やれば効果はあるだろう。
エボラによる死者よりも、多くの犠牲者が出る可能性もあるがな。
DRCの辺境にある今回の流行地域。
中央政府に反抗的な政治風土の中で、強硬策を取れば痛みを伴う。
DRC政府のスタンスは、WHOの宣言の効果に懐疑的だ。
余計なことしやがって・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
地球の裏側の小さな嵐。
ネズミをオオカミと呼んだ今回の対応が、吉と出るか凶と出るか。
浮沈子は、何も変わらない方に1票だな・・・。
(コンゴ民主共和国でのエボラ大発生は国際的な懸念の公衆衛生緊急事態を宣言しました:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.who.int/news-room/detail/17-07-2019-ebola-outbreak-in-the-democratic-republic-of-the-congo-declared-a-public-health-emergency-of-international-concern
「委員会は、対応を制限している資金調達の遅れについて失望を表明した。」
浮沈子は、WHOの本音が、この辺りにあると見ている。
現地でイノセントビューな対応を続けていくには、それ相応の経済的支援が必要だ。
医療関係者の感染が全体の5パーセントを占めるという信じられないことを考えても、この地域の医療資源の貧弱さをうかがい知ることが出来る。
しかし、隣国ウガンダへの感染は終息しているし、ゴマへの侵入ルートも特定され、関係者へのワクチン接種やトレースも有効になされている。
DRC当局のコメントを読むと、有難迷惑なニュアンスがハッキリと感じ取れるしな。
(エボラの流行EVOLUTION 州北西キブイトゥリ
2019年7月17日(水曜日 ))
https://us13.campaign-archive.com/?u=89e5755d2cca4840b1af93176&id=e7fcb33424
「国際的懸念のある医療緊急事態としてのDRCにおけるエボラ発生:
国際専門家委員会の勧告に従い、WHOは2019年7月17日水曜日に、DRCにおけるエボラの流行は国際的に懸念される健康上の緊急事態であると宣言した。
保健省は専門家委員会の評価を受け入れます。閣僚は、この決定が、影響を受けるコミュニティにとって潜在的に有害で予期せぬ結果を招くにもかかわらず、この声明を人道的行為者のための資金を調達する機会として使用したいさまざまな利害関係者グループからの多くの圧力の結果ではないことを望んでいる。彼らの生存のための国境を越えた貿易から大いに。」
「政府は受領した資金の使用方法をパートナーやドナーと公然と共有し続けていますが、対応のための資金の使用に関して、人道的行為者の透明性と説明責任が向上することを願っています。このエボラ発生に。」
「エボラの流行はとりわけ真の技術的専門知識を持つ関係者による対応を必要とする公衆衛生の危機です。しかしながら、主な困難は、この伝染病が発生の問題および健康システムの欠点を特徴とする環境で起こることである。」
「さらに、この流行に1年近く費やした後も、コミュニティの特定のグループがウイルスの地理的拡大を引き起こす無責任な行動を取り入れ続けていることを遺憾に思います。ゴマとウガンダの場合、患者は危険にさらされていることを知っていたが健康上の推奨を尊重することを拒否し、故意に別の地域に旅行したことを覚えておくことが重要です。政府は、これらの高リスク集団が引き続きこの地域に伝染病を広め続けないようにするためにどのような措置を講じる必要があるのかを検討する。」
「ゴマを旅行した牧師の連絡先の状況の追跡 調査:
確認されたGoma症例周辺の予防接種は、Goma Health ZoneのAfia Himbi Health Centerで続けられています。市内のすべての連絡先は、牧師がヘルスセンターに着くために使用していたオートバイのタクシー運転手を含め、72時間以内に発見されました。BeniとButemboの対応チームは、牧師の旅をたどり、これら2つの都市での彼の接触を特定するために調査を続けています。」
まあいい。
日経の報道を読むと、その辺りが浮き彫りになっている。
(WHO、エボラ熱拡大で緊急事態宣言 コンゴ)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47464910Y9A710C1000000/
「WHOのテドロス事務局長は記者会見で「感染拡大を防ぐために資金を含めた支援が必要だ」と強調。」
2014年から16年にかけての西アフリカでの流行の際に、流行の度に金の無心をすることがないように、そうした対応に必要な資金を留保する仕組み(基金など)の設立が議論されたという記憶がある(未確認)。
ったく、情けない話だ。
しかし、これが21世紀初頭の人類のザマだから仕方ない。
「エボラ熱を巡っては日本も対策に動きだしている。政府は東京都武蔵村山市の国立感染症研究所の専用施設に、エボラ熱など最も危険とされる感染症のウイルスを輸入することを決めた。」
「多くの海外客が訪れる20年の東京五輪・パラリンピックの開催を念頭に、感染症対策を急ぐ。」
今必要なのは、現地で地道な活動をするための実弾であって、クソの役にも立たないお祭り騒ぎに対応することではないだろう。
各国が、どういう対応をするか見ものだな。
米国は、武装勢力との衝突を避けて、現地から人員を引き揚げさせているからな。
現地の治安が回復しなければ、専門スタッフを戻すことはないだろう。
DRC当局は、有象無象のNPOについても懐疑的だ。
今回のゴマへの感染者の侵入に関しては、バッサリと切り捨てているしな。
「患者は危険にさらされていることを知っていたが健康上の推奨を尊重することを拒否し、故意に別の地域に旅行したことを覚えておくことが重要です。」
まずい時に布教活動をしたものだ。
西アフリカでの初期の感染拡大が、地元の祈祷師による接触感染と、その葬儀の参加者によるお持ち帰りだったことを思い出す。
まあ、今回ゴマに侵入した牧師(感染者として報告された翌日の7月15日に死亡)が、感染拡大にどれ程関わったかは不明だ。
(エボラ出血熱の死者が1600人を超えたコンゴでの流行について緊急事態宣言、国際的な感染拡大が懸念される)
https://gigazine.net/news/20190718-ebola-drc/
「PHEIC宣言が出された理由の1つは、ルワンダとの国境の都市・ゴマで感染者が見つかったこと。」
「ゴマからルワンダへは1日に1万5000人以上が国境を越えており、さらなる感染拡大が懸念されています。」
この情報は確かにやばい気がする。
感染の拡大は、蟻の一穴からだからな。
WHOは、以前からゴマへの感染拡大に神経質だった。
今回の宣言については、事前に何らかの取り決めをしていたのかもしれない。
ゴマへ広がったら、宣言するぞって(そうなのかあ?)。
とりあえず、しちまったものはしょうがない。
この宣言が有効に機能し、現地で活動するNPOや、ワクチンに対する援助の増額を期待するしかない。
しかし浮沈子は、周辺各国はともかく、アフリカ以外の国々の対応は冷めたものになるに違いないと見ている。
感染規模や、流行地域は、西アフリカでの流行とは比べ物にならないくらいチープだからな。
10分の1の規模の感染が、アフリカ大陸のど真ん中で起こっているに過ぎない。
首都のキンシャサ辺りだったら、反応は違ったものになるかもしれない。
感染のレベルはエピデミックで、パンデミックの恐れはおそらく皆無だ。
(パンデミック)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF
「顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語である」
WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を安売りしているのではないか。
どう考えても、このタイミングで出す話じゃない。
流行はジワジワと広がっているけど、それはオオカミではなく、せいぜいネズミ程度だ。
しかし、ネズミが出たと叫んでも、金は集まらないだろうからな。
理想的には、地元武装勢力をアットーする規模の軍隊でも投入して戒厳令を敷き、シエラレオネで行ったように、流行地域の全世帯を対象に立ち入り検査を行うのがよろしい。
まあ、現状で、可能とは思われないけどな。
今回は、やれば効果はあるだろう。
エボラによる死者よりも、多くの犠牲者が出る可能性もあるがな。
DRCの辺境にある今回の流行地域。
中央政府に反抗的な政治風土の中で、強硬策を取れば痛みを伴う。
DRC政府のスタンスは、WHOの宣言の効果に懐疑的だ。
余計なことしやがって・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
地球の裏側の小さな嵐。
ネズミをオオカミと呼んだ今回の対応が、吉と出るか凶と出るか。
浮沈子は、何も変わらない方に1票だな・・・。
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