体調が悪くなる程の冗談も休み休み言えと言いたくなる月着陸はSLSより先になるのか ― 2019年07月23日 09:48
体調が悪くなる程の冗談も休み休み言えと言いたくなる月着陸はSLSより先になるのか
(Elon Muskは、彼のSpaceX Starshipが2021年までに月に行くことができると言います:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.cnet.com/news/elon-musk-says-his-spacex-starship-could-go-to-the-moon-by-2021/
記事を読んだのは昨夜だが、あまりのバカバカしさにブログに書かずに寝てしまった。
体調をやや崩しているが、この記事のせいだということにしておこう。
「SpaceXの乗り物に乗って人々を月に送り返すための控えめな見積もりは2023であり、NASAが月の訪問の最初の女性宇宙飛行士を含む乗組員を送ることを望む前の年です。」
自動翻訳の誤訳ではないかと疑う内容だ。
浮沈子に言わせれば、スターシップによる月面有人飛行の控えめな見積もりは、2040年代だな(今から少なくとも21年後)。
完全再使用衛星打ち上げロケットの開発は、人類史上初になる。
無人で行われるのにさえ10年掛かっても、誰も驚かない。
スターシップの場合、メタンエンジンの開発に難航していることもある。
再突入に際しての技術開発は、アイデア止まりで、実質的にはこれからということになる。
要素技術が未成熟な状況で、インテグレーションを始めるという開発手法は、計画の遅れや断念を招く。
ファルコンヘビーは、当初予定から4年遅れ、それによる人工衛星の打ち上げは、その間、ファルコン9の使い捨てによってなされた。
ファルコンシリーズの2段目の回収は断念されたし、クルードラゴンのスーパードラコエンジンによるパワードランディングや再使用も断念された。
再使用を前提に開発されたブロック5でも、何度か回収に失敗している。
ISSへ貨物を送る際の空中爆発、アモス6の地上給油中の爆発、クルードラゴンの爆発とか、運用中、または試験中の爆発事故には事欠かない。
浮沈子がスペースXに着目しているのは、従来の保守的な開発手法ではないアグレッシブな開発と、早過ぎる運用投入によって引き起こされる度重なるアクシデントに、S社がどう対応していくかという危機管理の側面もある。
決して、爆発事故を期待したり、他人の失敗を喜んでいる野次馬根性からだけではない(ホントかあ?)。
今のところ、同社が開発に成功したと言えるのは、ファルコン9とその派生機種であるファルコンヘビーだけ。
ブースターの回収技術は、未だに安定していない。
ドローン船だけではなく、地上回収にも失敗しているからな(海上に落下)。
公平に見て、イーロンマスクが何と言おうと、今後、10年以内(2020年代)に、人類未踏の完全再使用ロケットが成功すると考えるのは無理があり過ぎる。
更に、有人飛行ということになれば、それに倍する技術開発と熟成が必要になるわけで、2040年代に突入することは間違いない。
しかも、それはあくまで地球低軌道における話で、月面に人類を送り込む話になれば、さらに先になる。
今世紀半ばまでに実現できれば上等の部類だ。
火星だってえ?。
そんなもんは、単なる冗談か、良くて夢物語に過ぎない。
断言しておこう。
人類が、火星に足跡を記すことはない。
ああ、まあ、行ったきりなら、可能性がなくもないけどな。
無事に地球に戻ることはない。
おそらく、火星軌道上から、着陸せずに戻ってくるだけになる。
それも、今世紀前半には無理な話だ。
「特に宇宙飛行士を含むNASAの任務を遂行するために新しい宇宙船を認定するプロセスは、何ヶ月もあるいは何年もかかることがあります。」
もちろん、それにはそれなりの理由があるわけで、一か八かで人間を乗せたロケットをぶち上げるわけにはいかない。
多くの人命を失ったNASAには、その教訓から得たノウハウがあるからな。
物理の神様にケンカ吹っ掛け、地球の重力を振り切って、真空の宇宙空間に生卵のような人間を送り届けるのは、今も、これからも、大変なことであり続けるわけだ。
今朝は、この与太ブログを書いている間に、雨が本降りになってしまって、当分フィットネスに出かけられなくなった。
今日は、トリプルは無理かもしれない。
まあいい。
体調もすぐれないことだし、雨やみを待って、のんびり出かけることにしよう・・・。
(Elon Muskは、彼のSpaceX Starshipが2021年までに月に行くことができると言います:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://www.cnet.com/news/elon-musk-says-his-spacex-starship-could-go-to-the-moon-by-2021/
記事を読んだのは昨夜だが、あまりのバカバカしさにブログに書かずに寝てしまった。
体調をやや崩しているが、この記事のせいだということにしておこう。
「SpaceXの乗り物に乗って人々を月に送り返すための控えめな見積もりは2023であり、NASAが月の訪問の最初の女性宇宙飛行士を含む乗組員を送ることを望む前の年です。」
自動翻訳の誤訳ではないかと疑う内容だ。
浮沈子に言わせれば、スターシップによる月面有人飛行の控えめな見積もりは、2040年代だな(今から少なくとも21年後)。
完全再使用衛星打ち上げロケットの開発は、人類史上初になる。
無人で行われるのにさえ10年掛かっても、誰も驚かない。
スターシップの場合、メタンエンジンの開発に難航していることもある。
再突入に際しての技術開発は、アイデア止まりで、実質的にはこれからということになる。
要素技術が未成熟な状況で、インテグレーションを始めるという開発手法は、計画の遅れや断念を招く。
ファルコンヘビーは、当初予定から4年遅れ、それによる人工衛星の打ち上げは、その間、ファルコン9の使い捨てによってなされた。
ファルコンシリーズの2段目の回収は断念されたし、クルードラゴンのスーパードラコエンジンによるパワードランディングや再使用も断念された。
再使用を前提に開発されたブロック5でも、何度か回収に失敗している。
ISSへ貨物を送る際の空中爆発、アモス6の地上給油中の爆発、クルードラゴンの爆発とか、運用中、または試験中の爆発事故には事欠かない。
浮沈子がスペースXに着目しているのは、従来の保守的な開発手法ではないアグレッシブな開発と、早過ぎる運用投入によって引き起こされる度重なるアクシデントに、S社がどう対応していくかという危機管理の側面もある。
決して、爆発事故を期待したり、他人の失敗を喜んでいる野次馬根性からだけではない(ホントかあ?)。
今のところ、同社が開発に成功したと言えるのは、ファルコン9とその派生機種であるファルコンヘビーだけ。
ブースターの回収技術は、未だに安定していない。
ドローン船だけではなく、地上回収にも失敗しているからな(海上に落下)。
公平に見て、イーロンマスクが何と言おうと、今後、10年以内(2020年代)に、人類未踏の完全再使用ロケットが成功すると考えるのは無理があり過ぎる。
更に、有人飛行ということになれば、それに倍する技術開発と熟成が必要になるわけで、2040年代に突入することは間違いない。
しかも、それはあくまで地球低軌道における話で、月面に人類を送り込む話になれば、さらに先になる。
今世紀半ばまでに実現できれば上等の部類だ。
火星だってえ?。
そんなもんは、単なる冗談か、良くて夢物語に過ぎない。
断言しておこう。
人類が、火星に足跡を記すことはない。
ああ、まあ、行ったきりなら、可能性がなくもないけどな。
無事に地球に戻ることはない。
おそらく、火星軌道上から、着陸せずに戻ってくるだけになる。
それも、今世紀前半には無理な話だ。
「特に宇宙飛行士を含むNASAの任務を遂行するために新しい宇宙船を認定するプロセスは、何ヶ月もあるいは何年もかかることがあります。」
もちろん、それにはそれなりの理由があるわけで、一か八かで人間を乗せたロケットをぶち上げるわけにはいかない。
多くの人命を失ったNASAには、その教訓から得たノウハウがあるからな。
物理の神様にケンカ吹っ掛け、地球の重力を振り切って、真空の宇宙空間に生卵のような人間を送り届けるのは、今も、これからも、大変なことであり続けるわけだ。
今朝は、この与太ブログを書いている間に、雨が本降りになってしまって、当分フィットネスに出かけられなくなった。
今日は、トリプルは無理かもしれない。
まあいい。
体調もすぐれないことだし、雨やみを待って、のんびり出かけることにしよう・・・。
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