地球外生命に対する健全な議論2019年10月25日 07:58

地球外生命に対する健全な議論
地球外生命に対する健全な議論


(火星での生命発見の日迫る? でもXデー以降、僕らの日常ってなにか変わるんだっけ?)
https://www.gizmodo.jp/2019/10/we-are-unprepared-for-mars-life-discovery.html

「1996年、ジョンソン宇宙センターの科学者は、火星隕石ALH84001に生命の痕跡を発見したと発表しました(結局いまも確証は出ていませんが…)。その発表はメディアで広く取り上げられており、人々はその発表に大きな関心をもって情報を追いかけましたが、広範な懸念を引き起こしたという証拠はほとんどありません。」

そう、浮沈子もこのニュースにビビった記憶がある。

これが本当なら、宇宙は生命に溢れていると言われても仕方ないからな。

しかし、その後、この隕石の「模様」が生命あるいはその痕跡だったという話は聞かない。

(アラン・ヒルズ84001)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%BA84001

「南極大陸で採取された、火星起源の隕石の破片。内部から細菌のような生命体の化石らしきものが確認され、地球外生命の痕跡ではないかと取り沙汰されたが、現在に至るも結論は出ていない。」

ギズモードの記事には、地球外生命発見にまつわる様々な専門家の意見が記載されていて、バランスの良い記事になっている。

中でも、浮沈子にとって印象的だったのはこれだ。

「私たちが火星に行くのは、生命を見つけるためではなく、生命がそこに見当たらないことを確認しに行くことでもあるんです。」

火星だけではない。

金星の大気中、木星の衛星であるエウロパ、土星の衛星であるエンケラドゥス、タイタンなどなど。

今世紀中に、何らかの探査は行われるかもしれないが、結局、生命のかけらもないということを確認しに行くだけに終わるに違いない。

もっとも、何らかの液体が存在し、炭化水素の化学反応が可能なエネルギーがあれば、連鎖的な化学反応系である生命が誕生する可能性は否定できない。

生命の材料が宇宙に満ち溢れていることは、ここ数十年の観測により明らかになってきているからな。

しかし、如何に材料が豊富であったとしても、また、その材料をこねくり回すエネルギーがあったとしても、それだけで生命が発生すると考えるのは気が早すぎるというものだ。

浮沈子がそう考えるのには理由がある。

地球46億年の歴史の中で、生命が発生したのは1回きりだからな。

材料は豊富で、反応エネルギーに事欠かないにもかかわらず、2度目の生命の発生は起こらなかった。

生命の発生が、激レアである動かぬ証拠だ。

人工的にDNAを合成して、既存の細菌のDNAと入れ替えて人工生命とか言ってるけど、それは生命の発生とは似て非なるものだ。

(人工生命体はすでに誕生している! 衝撃の最先端科学レポート)
https://ddnavi.com/review/460760/a/

「2016年、孤高の天才学者クレイグ・ベンター氏によって、世界初の人工生命体の誕生が発表された。遺伝子上、直結する「親」の存在しないこの微生物は、生存に必要な最小(ミニマル)のゲノムによって構成されている」

自然が数十億年掛かって獲得した試行錯誤の成果をパクって、手っ取り早く使える部分をピックアップして繋げただけの話だ。

まあ、それだって大した話だが、生命の発生とは次元が異なる。

削ぎ落した部分にだって、未解明の機能があるかも知れないし、残したミニマルの機能が進化の能力を持っているかどうかを確認する術はない(10億年くらいすれば分かるかも)。

要するに、遺伝子(最近はゲノムというのが流行っているらしいけど)を弄繰り回すことができるようになっても、生命を創造するというのは簡単ではないということだ。

ギズモードの記事には、こんな話も載っている。

「科学的な価値のある微生物のみを考慮するのか、それとも微生物自体に価値があると見なすのかが重要となるわけです。微生物自体に価値があるとすれば権利が発生します。その権利は、地球上の微生物が持ち込まなれないというものです。」

人間中心主義が横行する宇宙開発では、既に大量の生物が月や火星などに持ち込まれている。

生物汚染を完全に防ぐことは無理だからな。

アランヒルズ隕石の例に見るように、近所の惑星からの飛来物もあるから、そこまで神経質になる必要はないかもしれない。

少なくとも、月と火星(金星も)については、地球生物による汚染が発生している。

隕石の飛来など自然に行われたものではなく、人類が持ち込んだ探査機による汚染だ。

ミニマルセルを開発したクレイグ・ベンターは、引用した書評の記事で、こんなことを言っている。

「私たちは単なる一つの種ではない。アリやハエと同等ではないのだ。私たちには、全く新しいものを創り出すことを可能にするだけの知性がある。従ってもちろん、私たちにはその権利があるのだ」

人類は、やりたい放題やるに違いない。

そこに、何らかの規制を掛けようとする動きは出てくるかもしれないが、出来ることには限界があるということも知っておく必要がある。

人工的な生物汚染を完全に防ぐには、探査機を送り込まないようにする以外には方法はない(そんなあ!)。

浮沈子的には、それでもかまわないと思っている。

出来ることしかできないし、お釈迦様の手のひらから出ることができない孫悟空のようなもんだからな。

人類もまた、自然の造り出した被造物であることに違いはない。

人工物の持ち込みによる生物汚染もまた、自然の一部だ。

万が一、火星に生命が発見されたら、世界はパニックになり、我々の生活は一変してしまうのだろうか。

もちろん、そんなことにはならないし、昨日のように今日がある生活は変わらない。

この100年の間に、人類が得た知見は驚くべきものだ。

宇宙は、我々の居る天の川銀河の外にも広がっているし、人類が宇宙空間に出ることも出来るようになった。

他の天体(月)に、人工物を送り込み、人類自身が足跡を記すこともできた(今のところ、過去形だけど)。

太陽系の外に探査機を送り出し、重力波を検出し、相対性理論を実証してきた。

残っている重大な発見は、地球外生命くらいかもしれないな(恒星間探査もあるか)。

「私たちが完璧に準備ができていないのは当たり前です。準備ができるようなものなら、それは興味深い発見でさえないでしょう。」

一見、無責任に思える意見だが、我々に出来ることとしては、それ以上でもそれ以下でもない、健全な態度だろう。

何度も言うが、浮沈子的には地球外生命の発見などあり得ない話だと思っている。

仮に何らかの発見があったとしても、たとえば火星に発見された生命の兆候が、実は過去に地球からもたらされた生物汚染だったというオチに終わる可能性は大いにある。

少なくとも、ローバー2020やロザリンドフランクリンでは、何も出ない方に一票だがな・・・。

機上の空論(エティハド航空で成田からアブダビへ)2019年10月25日 09:03

機上の空論(エティハド航空で成田からアブダビへ)2019年10月11日記


台風の影響が及ぶ前に、ちゃっかり離陸して福岡から上海の上空を経由して飛行を続けている。

次の経由地は、予想通りカルカッタのようだな。

福岡の手前ではかなり揺れたが、まあ、想定の範囲内だ。

日本時間で午後9時になるところだが、ようやく食事が終わった。

睡眠に入る前にブログを書いておく。

成田では、すんなりと合流出来て、隣にはアラビア人の若いカップルが座っている。

浮沈子が真ん中だったが、通路側を譲って窓側に移った。

旅は道連れ世は情け(なんか違うような気も)。

まあいい。

映画は英語とかフランス語とかドイツ語とかしか吹き替えがなく、ワケワカの映画を見ても仕方ないので、グラビティを見た。

90分くらいで、すぐに終わり、これを書きながらグラディエイターを見ている(聞いている?)。

よく出来た映画だ。

どのシーンも絵になっている。

離陸前に11時間のフライトと放送があり、覚悟を決めたんだが、機内は快適で寛げる。

シートの背にはモニターと左右に電源(マルチコネクターとUSBも)、左側には変わった形のイヤホーンのソケットがあり、リモコンも埋め込まれている。

メインのモニターとは別に表示できる液晶画面が付いていて、今は映画を見ながら飛行経路を表示させている。

ハンガーを掛けるところもあり、よく出来ているな。

テーブルは2つ折りにするタイプだ。

それとは別にドリンク用ホルダーが付いている。

中国は広い。

飛んでも飛んでも、まだ中国だ。

この国を統べる者は、世界を制するだろう。

その一角をかすめて飛ぶB787-9。

日本の上空を飛んでいた時は、眼下に街の灯りがくっきりと見えていたんだが、今は雲の上なのか、既に街を遥かに離れているのか、それとも灯りをともすことが出来ない街なのか、漆黒の闇が広がっている。

天空を時速800km以上で飛行しながら、こうして与太ブログを書く。

今日の昼まで、極東の小さな国の首都の一角で、部屋中にダイビング器材をぶちまけながら、どれを持っていこうか悩んでいた浮沈子が、今、中国の上空を亜音速で飛んでいる。

飛んでいる・・・。

トンデモない話だ。

まあ、どうでもいいんですが。

成田へは、東京駅からバスに乗った。

時間が読めないから、往路は自家用車か電車と決めていたが、台風の中を成田に車を置いていくのも気になるので、また、十分時間もあったので京成の東京シャトルに乗った。

1000円で、1時間20分で第1ターミナルに着いた。

1時間ほど余裕があったが、8人のメンバーのうち、既に2人が来ていた(早っ!)。

他のメンバーもおいおい揃い、男性3人女性5人のツアーはつつがなく始まった。

アブダビまでは、席も離れているので言葉を交わすこともない。

浮沈子以外の8人のうち、初めてご一緒するのは一人だけ。

他は見知ったメンバーだ。

それも寛げる原因かもしれない。

ストレスのない旅の始まり。

モニターには、到着まで6時間50分と出ている。

一寝入りして、チキンカレーの消化を助けなければならない。

今朝の計量では66kgにリバウンドしている。

帰国までに何kgになるかは、この際考えないことにしよう・・・。

無事にアブダビに着いて、トランジットの間に6ドルもするコーヒー飲んでご機嫌2019年10月25日 09:06

無事にアブダビに着いて、トランジットの間に6ドルもするコーヒー飲んでご機嫌2019年10月12日記


カルカッタの上空を通り過ぎ、そのままインドの西に出て無事アブダビに着いた。

順調な旅の滑り出しだな。

11時間半の長旅も、それ程苦にはならない。

話し相手がいて、日本語の会話が成立しているからだろう。

アブダビ空港では、延々と廊下を歩いて第3ターミナル49番ゲートからバスに乗って移動。

外気は、じめっとした暑さで、日本の夏の感じだ。

アラビアの夏はカラッとしているとか言われるが、そんなことはない。

器材はA321-200で、当然単通路。

浮沈子の席は一番後ろのスターボード側の窓際だ。

そろそろパソコンをしまわないと注意されてしまうからな。

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アブダビ空港では、売店でコーヒーを買って飲んだ。

エティハド航空の機内で提供されるコーヒーは、うわさほど美味くなかったが、アブダビで飲んだコーヒーは値段は高かったが味は納得。

しかし、6ドルというのはちょっとぼり過ぎの感じもする。

まあいい。

命の水に値段はない(そうなのかあ?)。

乗り継ぎの手荷物検査で、ミニライト付きのドライバーセットを没収されてしまった。

想定の範囲内とはいえ、成田で通過できたのに、という後悔は残る。

まあ、どうでもいいんですが。

651便の座席は空いていて、浮沈子の隣は2席とも空席だ。

後ろの方は、3人掛けに一人ずつ座っている。

現地は真夜中だからな(2時45分離陸予定だった)。

国際線とはいえ、トランジットの需要が殆どだろう。

カイロまでは3時間25分とアナウンスされていた。

順調なら朝4時過ぎには到着する。

アブダビとカイロとでは、2時間の時差があるからな。

どこかで仮眠とか出来るんだろうか?。

機内食が配られ始めたので、先に食べてから続きを書く。

クロワッサンを3個ももらってしまった。

そんなに腹が減っているように見えるんだろうか?。

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3列シートの肘掛けを倒して1時間ほどうとうとした。

あと30分ほどでカイロに着く。

最後部にはギャレーがあって、その手前にエコノミークラスのトイレが左右に一つずつ。

その直前スターボード側に浮沈子が座っている。

食事の後と着陸直前は、トイレの行列ができるからな。

フラッシングの音も連続して寝ていられないので起き出した。

今回のフライトでは、殆ど眠っていない。

映画は、グラビティ、グラディエイター、ダイハードを見た(アブダビまで)。

651便では、少し眠ることが出来た。

カイロ観光は、寝不足のままだな・・・。

機上の空論(レッドシーツアー:カイロからシャルム)2019年10月25日 09:09

機上の空論(レッドシーツアー:カイロからシャルム)2019年10月12日記


怒涛のカイロ観光を終え、ツアー一行は無事に機中の人々になった。

長い長い一日は、ようやく終わりを迎えようとしている。

明日の朝のピックアップは7時50分と予告されている。

そう、ダイビングは、まだ始まってさえいないのだ。

非常口とかを書いたシートが座席に用意されていないので機種の確認が出来ない(後で聞いたらエンブラエルの170だそうです)。

さっきから、カンカンする異音が出続けているしな。

いま止んだようだ(大音量のイヤホーンからの音楽だったようです)。

やれやれ・・・。

無事にシャルムエルシェイクに着いたら乾杯ものだ。

機内では軽食が配られ始めている。

クッキー6枚と飲み物だけ。

十分だな。

今日は食い過ぎた(反省)。

明日は、もっと食い過ぎるかもしれない(猛反省=もう反省?)。

現地時間で7時50分(定刻)くらいの離陸だが、予定では1時間で到着だ。

着陸態勢に入れば、電子機器の使用は止められるからな。

ブログを書いていられる時間は短い。

あとで整理して書き直すけれども、カイロ観光は充実していた。

カイロ大学卒業後、山梨大学に留学していたアハメッドさん(ハマちゃん)のガイドは的確で迷いも無駄も飛ばしもない。

膨大な展示資料で満ち溢れた考古学博物館にしても、短時間で見学者が吸収できる範囲を想定して、未消化部分が残らないように上手く構成している。

見事だ。

背景にある膨大な知識をひけらかすこともなく、選りすぐりのエッセンスだけを伝える。

質問が出れば、その範囲で答えて逸脱しない。

幹となる情報が霞むことがない範囲に留める。

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結局、30分くらいで着いてしまって、ろくなブログを書く時間もなかった。

その割に荷物が出て来るのに時間が掛かり、ホテルからの迎えの車に乗り込んだのは9時半頃。

チェックイン等に時間が掛かって、部屋に落ち着いたのは夜10時を回っていた。

明日は朝早いので、続きはダイビングが終わってからだな・・・。

ダイビング初日2019年10月25日 09:10

ダイビング初日2019年10月14日記


朝7時に起こされる。

アメニティも何もないホテル。

何も持ってこなかったので、歯を磨くことも、新しい髭剃りで顔を剃ることもできない。

速攻で飯を食い、ピックアップ。

南の港からの乗船になる。

手荷物検査を受けて桟橋へ。

船に乗ってからガイドさんのレクチャーを受けるが、パスポート持参が必須だと言われる。

ここで言われてもなあ・・・。

官憲の立ち入りで、不所持の場合、下船を命じられることもあるという。

スリ、置き引きはともかく、ダイビングの船の上にパスポートを持参するリスクの問題だな。

浮沈子は持っていくことはない。

下船を命じられたら下りて待っているだけだ。

Cカードの提示も求められなかった。

事前の情報が乏しく、何もかも行き当たりばったり・・・。

船はシナイダイビングクラブの持ち船だが、他のショップさんと相乗りの大型船。

揺れる・・・。

朝起きたのが遅く、酔い止めを飲んだのが食後だったこともあり、1本目のダイビングが終わって上がった途端に酔った。

追加の酔い止めを飲んでも効かない。

しばらく2回のデッキで横になる。

2本目が終わるころには少し治まったが、昼飯は抜きになった。

3本目が終わって、いろいろ整理した際に、シュノーケルがどこかに消えた。

ここでは必要ないというので、かごの中に入れておいたんだが、どこかに行ってしまった。

まあいい。

明日(もう、今日ですが)は、北の方へ行くという。

朝起きて、昨日夜偵察に行ってきたモールのスーパー(カルーセルみたいだが、名前がちょっと違う)で3ポンドで買った歯ブラシで歯を磨き、剃れない髭剃りで顔を当たる。

酔い止めも、さっさと飲んでしまう。

肝心のダイビングは、まあ、ふつーだ。

取り立てて言う程のものは何もない。

バラクーダがいたり、ギターシャーク(浮沈子はジンベイだとばかり)が出たり、ナポレオンがいたりするだけ。

ハナダイが多いポイントも行ったが、エイの子供の方が印象に残っているな。

ハッキリ言って、レッドシーのダイビングはふつーのダイビングだ。

ダイビングだけを目的にして、何度も通うところじゃない。

カイロ観光が予想外に当たりだったこともあるけど、レッドシーのダイビングは想定の範囲内で、ちょっとがっかり・・・。

まあ、まだ初日が終わったばかりだからな。

今日のピックアップは早い。

器材は船に残してあるので手ぶらでいいけど、7時半にピックアップだという。

3日目のダイビングが陸上移動なので、今日は一度器材を降ろすことになる。

しかし、それも明日になるかどうかは分からない明後日になるかも。

日本人ガイドの染谷さんは、昨日が誕生日で38になったという。

ガイドとして、油の乗り切った時期だろうな。

下船して戻ってくると、時間は5時30分。

ちょうどホテルのプールが終わりになる時刻だ。

仕方ないからシャワーで塩抜きする。

洗面台は、水をためることが出来ないし、立て付けが悪く、ドアを開けるにも苦労する。

水回りは2つあるが、シャワーだけでバスタブはない。

コップとボックスティッシュがあるだけで、アメニティはゼロ。

朝夕はホテルのビュッフェでカフェテラス式の食事が付いている。

昼もあるのかもしれないが、我々は無縁だ。

バーは、12時までソフトドリンク飲み放題。

ネットは、フロントのソファでしか繋がらない。

悲惨だな・・・。

まあ、期待してなかったからな。

格安レッドシーツアーだから仕方ない。