レッドシーツアー、ミッションコンプリート ― 2019年10月25日 11:48
レッドシーツアー、ミッションコンプリート
エティハド航空の預託荷物積み忘れ(?)による到着遅れ(2日)、浮沈子の受け取り都合による遅れ(4日)、さらには昨日届くはずが佐川のチョンボ(1日)で今日になり、出発から15日目、帰国日から7日経ってようやく我が家に戻ってきたダイビング器材(と、着替えの下着!)。
もちろん、即刻洗濯機全開!。
まあ、どうでもいいんですが。
現地で書いていたブログや、例によって水中写真がなく、ペトレルのプロファイルのみをネットに上げたりして、素材が失われないようにする。
浮沈子の手元に置いておくと、誤って消してしまう恐れがあるからな。
まあいい。
ログデータは、最終ダイビング日の10月16日の1本目はない。
現地で書いたブログにも記したが、ダハブ1本目のキャニオンでは、ダイコン、ライト、コンパスを付け忘れて潜ったから(猛反省・・・)。
記録の整理や、ホームページの体裁を整えるのに時間が掛かりそうだ。
18日に帰国後、19日を挟んで、20日から22日までの3日間は大瀬崎でJPブレッサーさんのDPV-1講習を受ける。
荻原さんのIEを兼ねるということで、実際は講義、実技とも荻原さんに習ったが、JPさんはずーっと立ち会って、的確なコメントや介入をしていた。
GUEは、クオリティコントロールを受講生全員に課しているからな。
手抜きをすると、たちどころに本部に通知されてしまう。
23日は富戸でファンダイブ。
アポロの水中スクーターAV1を引っ張り出して、10月4日以来のDPV富戸ダイブ(5ミリ+フードベストでウエイト5kg)。
明日には、これを使って大瀬崎で潜る。
シングルタンクの予定。
設えはハーネスにしようか、アウトローにしようか、富戸で潜った汎用ジャケットにしようか迷っている(ウエイトが確定しているのと、浮力に余裕があるので汎用ジャケットが無難か)。
せっかくDPV講習(けん引式)受けたのに、アポロのAV1というのもなんだが、これはこれで楽しい。
明日のダイビングが終われば、来週の土曜日から3日間は大瀬崎でテックパスチャレンジのサポート(というか、浮沈子のアフターケア?)。
DPV1講習では、DPVを携えているストレスがあったとはいえ、SドリルもVドリルも、苦手のSMBも惨憺たる有様だったからな。
もう一度焼き直さなければなるまい。
それが終われば、ウエットの季節もお終い。
この冬の目標である、ドライスーツでのCCR運用に向けて、準備を始めることになる。
次から次へと予定が入っていて、レッドシーツアーの記憶はみるみる遠くなっていく。
実際行ってみて感じたのは、聞くと見るとでは大違いだということ。
透視度は期待していたほどではなく、キンギョハナダイの群れは、想定の範囲内(口の周りを突かれたのは想定外だったがな)。
ダハブのフリーダイビングの様子を垣間見られたのは想定外。
しかし、何と言っても、ギザのピラミッドが町はずれに立っていたのがショックだった。
新しい大エジプト博物館は、まだクレーンが立っている状況で、外構はおそらく手つかず、来年の開館なんて到底不可能と思える(まあ、想定内か・・・)。
ギザの大地から見渡すカイロ首都圏の街並みは、ピラミッドが出来た4500年前頃にはなかったからな。
今後、さらに4500年が経てば、地球温暖化による海面上昇で、カイロの街並みの大部分は水面下に沈む。
アスワンダムも、アスワンハイダムも崩れてしまって面影すらないだろう。
その時代になっても、ピラミッドは、多少崩れているかもしれないけど、雄々しく屹立しているに違いないのだ。
クフの礎石を、力いっぱい押してみた。
もちろん、1ミリたりとも動かないけど、その実感は現地に行き、石の感触を直接手にし、過剰な重量を身体で感じなければ分からない。
どれだけ仮想現実が進歩しようとも、人間が五感を働かせて味わう実体験を超えることはない(まあ、4500年後は分からんけどな)。
ちなみに、帰りのトランジットの待合(カイロ空港)で、皆でログ付けした際のレッドシーダイビングのログは以下の通り。
1日目:10月13日(船酔い:ボートダイビング:アンジェリーナ号):ラスモハメッドエリア
1本目:ラス・ガスラーニ
ジャイアントバラクーダ(大味?)
2本目:シャーク&ヨランダリーフ
便器(!)、エイの子供
3本目:ラス・ファナール
ギターフィッシュ(シノノメサカタザメ)
2日目:10月14日(ボートダイビング:アンジェリーナ号):ティランエリア
1本目:トーマスリーフ
2本目:ジャクソンリーフ(ここまで、染矢さんのガイド)
ハナダイ、ハタタテダイ
3本目:ゴードンリーフ(ここからアハメドさんガイド)
浅瀬ドリフト
3日目:10月15日(ボートダイビング:アンジェリーナ号):ラスモハメッドエリア
1本目:マルサバレイカ
2本目:シャーク&ヨランダリーフ(2回目:ちょい濁り)
バラフエダイの群れ
3本目:ジャックフィッシュアレイ
トンネルくぐって、サンゴだらけ
4日目:10月16日:ダハブエリア
1本目:キャニオン
裂け目とドーム
(ポイント間移動に生まれて初めてラクダに乗る)
2本目:ブルーホール
アプネアのメッカ
固有種など:
・ゴールデンバタフライフィッシュ:黄色で、目の周りがブルー
・レッドシーバナーフィッシュ:ハタタテダイに似ている
・ツーバンデッドアネモネフィッシュ:クマノミ
・レッドバックバタフライフィッシュ:チョウチョウウオ
・レッドシーラクーンバタフライフィッシュ:チョウチョウウオ
・エクスクィジットバタフライフィッシュ:チョウチョウウオ
・ブルーセイルフィンタング:ハギ
・クルンジンガーズラス:ベラ
・スエズフージュラー:アジ(グルクン)
・アラビアンダムゼル:スズメダイ
・ブルースポッテッドスティングレー:エイ
・イエローバンドエンゼルフィッシュ(冴えない魚)
なんか、テキトーですいません・・・。
水温は、最高で32度を記録している(平均28度くらい)。
最低でも26度あり、3ミリのシーガルとラッシュガード、フードで十分だった。
ウエットスーツなしで潜る感じではない。
グアムなどの夏に比べると、やや低い感じもする。
3mmフルスーツで十分な感じだ。
塩分が濃く、浮きまくるのでウエイトには注意だな。
アルミタンクがDINバルブだったのは想定外だ。
アダプター(通称:ヘソ)入れて、ヨークのレギュレーターでもOK。
日本で10月4日にチェックした時(10リットルアルミタンク)は、同じ設えで4kgのウエイトだったが、現地では7kgでちょうどよかった(途中まで6kgで粘ったけど、結局1kg足した)。
BCは、もちろんアウトロー。
浮沈子のは、ブラダーの容量が5リットルなので、ウエイトが重いと浮けなくなる。
レギュレーターはフライト。
オクトパスもマイクロンという最軽量構成。
ダハブエリアでのエントリーを考えて、フルフットフィンではなく、ブーツにオープンフットのマレスにした(これも最軽量)。
結局、キャニオンだけのための設えだったけどな。
ブルーホールは、エントリー、エキジットとも、木製のデッキを使った(ここは、スイマーとかシュノーケラーのための施設なんじゃね?)。
他のダイバーは、デッキ使ってなかったけどな(ゴロタのビーチからエントリー)。
エキジットは、大混雑で凄いことになったが、まあ、トラブルもなく、芋の子を洗うような大勢のスイマーたちの間に浮上して上がった。
やれやれ・・・。
思い返せば、様々なことがあった。
何か月にも渡って、反芻しながら消化することになるだろう。
とりあえず、遅れていた荷物が届いたので、今日でレッドシーミッションは終わったことにしようかな。
おっと、洗濯も終わったようだ。
今日は、東京地方は土砂降りの雨模様だが、部屋干しで乾かそう。
侘しさと、過ぎ去った日々への遥かな憧れと、甘酸っぱい思い出に浸る雨の金曜日・・・。
エティハド航空の預託荷物積み忘れ(?)による到着遅れ(2日)、浮沈子の受け取り都合による遅れ(4日)、さらには昨日届くはずが佐川のチョンボ(1日)で今日になり、出発から15日目、帰国日から7日経ってようやく我が家に戻ってきたダイビング器材(と、着替えの下着!)。
もちろん、即刻洗濯機全開!。
まあ、どうでもいいんですが。
現地で書いていたブログや、例によって水中写真がなく、ペトレルのプロファイルのみをネットに上げたりして、素材が失われないようにする。
浮沈子の手元に置いておくと、誤って消してしまう恐れがあるからな。
まあいい。
ログデータは、最終ダイビング日の10月16日の1本目はない。
現地で書いたブログにも記したが、ダハブ1本目のキャニオンでは、ダイコン、ライト、コンパスを付け忘れて潜ったから(猛反省・・・)。
記録の整理や、ホームページの体裁を整えるのに時間が掛かりそうだ。
18日に帰国後、19日を挟んで、20日から22日までの3日間は大瀬崎でJPブレッサーさんのDPV-1講習を受ける。
荻原さんのIEを兼ねるということで、実際は講義、実技とも荻原さんに習ったが、JPさんはずーっと立ち会って、的確なコメントや介入をしていた。
GUEは、クオリティコントロールを受講生全員に課しているからな。
手抜きをすると、たちどころに本部に通知されてしまう。
23日は富戸でファンダイブ。
アポロの水中スクーターAV1を引っ張り出して、10月4日以来のDPV富戸ダイブ(5ミリ+フードベストでウエイト5kg)。
明日には、これを使って大瀬崎で潜る。
シングルタンクの予定。
設えはハーネスにしようか、アウトローにしようか、富戸で潜った汎用ジャケットにしようか迷っている(ウエイトが確定しているのと、浮力に余裕があるので汎用ジャケットが無難か)。
せっかくDPV講習(けん引式)受けたのに、アポロのAV1というのもなんだが、これはこれで楽しい。
明日のダイビングが終われば、来週の土曜日から3日間は大瀬崎でテックパスチャレンジのサポート(というか、浮沈子のアフターケア?)。
DPV1講習では、DPVを携えているストレスがあったとはいえ、SドリルもVドリルも、苦手のSMBも惨憺たる有様だったからな。
もう一度焼き直さなければなるまい。
それが終われば、ウエットの季節もお終い。
この冬の目標である、ドライスーツでのCCR運用に向けて、準備を始めることになる。
次から次へと予定が入っていて、レッドシーツアーの記憶はみるみる遠くなっていく。
実際行ってみて感じたのは、聞くと見るとでは大違いだということ。
透視度は期待していたほどではなく、キンギョハナダイの群れは、想定の範囲内(口の周りを突かれたのは想定外だったがな)。
ダハブのフリーダイビングの様子を垣間見られたのは想定外。
しかし、何と言っても、ギザのピラミッドが町はずれに立っていたのがショックだった。
新しい大エジプト博物館は、まだクレーンが立っている状況で、外構はおそらく手つかず、来年の開館なんて到底不可能と思える(まあ、想定内か・・・)。
ギザの大地から見渡すカイロ首都圏の街並みは、ピラミッドが出来た4500年前頃にはなかったからな。
今後、さらに4500年が経てば、地球温暖化による海面上昇で、カイロの街並みの大部分は水面下に沈む。
アスワンダムも、アスワンハイダムも崩れてしまって面影すらないだろう。
その時代になっても、ピラミッドは、多少崩れているかもしれないけど、雄々しく屹立しているに違いないのだ。
クフの礎石を、力いっぱい押してみた。
もちろん、1ミリたりとも動かないけど、その実感は現地に行き、石の感触を直接手にし、過剰な重量を身体で感じなければ分からない。
どれだけ仮想現実が進歩しようとも、人間が五感を働かせて味わう実体験を超えることはない(まあ、4500年後は分からんけどな)。
ちなみに、帰りのトランジットの待合(カイロ空港)で、皆でログ付けした際のレッドシーダイビングのログは以下の通り。
1日目:10月13日(船酔い:ボートダイビング:アンジェリーナ号):ラスモハメッドエリア
1本目:ラス・ガスラーニ
ジャイアントバラクーダ(大味?)
2本目:シャーク&ヨランダリーフ
便器(!)、エイの子供
3本目:ラス・ファナール
ギターフィッシュ(シノノメサカタザメ)
2日目:10月14日(ボートダイビング:アンジェリーナ号):ティランエリア
1本目:トーマスリーフ
2本目:ジャクソンリーフ(ここまで、染矢さんのガイド)
ハナダイ、ハタタテダイ
3本目:ゴードンリーフ(ここからアハメドさんガイド)
浅瀬ドリフト
3日目:10月15日(ボートダイビング:アンジェリーナ号):ラスモハメッドエリア
1本目:マルサバレイカ
2本目:シャーク&ヨランダリーフ(2回目:ちょい濁り)
バラフエダイの群れ
3本目:ジャックフィッシュアレイ
トンネルくぐって、サンゴだらけ
4日目:10月16日:ダハブエリア
1本目:キャニオン
裂け目とドーム
(ポイント間移動に生まれて初めてラクダに乗る)
2本目:ブルーホール
アプネアのメッカ
固有種など:
・ゴールデンバタフライフィッシュ:黄色で、目の周りがブルー
・レッドシーバナーフィッシュ:ハタタテダイに似ている
・ツーバンデッドアネモネフィッシュ:クマノミ
・レッドバックバタフライフィッシュ:チョウチョウウオ
・レッドシーラクーンバタフライフィッシュ:チョウチョウウオ
・エクスクィジットバタフライフィッシュ:チョウチョウウオ
・ブルーセイルフィンタング:ハギ
・クルンジンガーズラス:ベラ
・スエズフージュラー:アジ(グルクン)
・アラビアンダムゼル:スズメダイ
・ブルースポッテッドスティングレー:エイ
・イエローバンドエンゼルフィッシュ(冴えない魚)
なんか、テキトーですいません・・・。
水温は、最高で32度を記録している(平均28度くらい)。
最低でも26度あり、3ミリのシーガルとラッシュガード、フードで十分だった。
ウエットスーツなしで潜る感じではない。
グアムなどの夏に比べると、やや低い感じもする。
3mmフルスーツで十分な感じだ。
塩分が濃く、浮きまくるのでウエイトには注意だな。
アルミタンクがDINバルブだったのは想定外だ。
アダプター(通称:ヘソ)入れて、ヨークのレギュレーターでもOK。
日本で10月4日にチェックした時(10リットルアルミタンク)は、同じ設えで4kgのウエイトだったが、現地では7kgでちょうどよかった(途中まで6kgで粘ったけど、結局1kg足した)。
BCは、もちろんアウトロー。
浮沈子のは、ブラダーの容量が5リットルなので、ウエイトが重いと浮けなくなる。
レギュレーターはフライト。
オクトパスもマイクロンという最軽量構成。
ダハブエリアでのエントリーを考えて、フルフットフィンではなく、ブーツにオープンフットのマレスにした(これも最軽量)。
結局、キャニオンだけのための設えだったけどな。
ブルーホールは、エントリー、エキジットとも、木製のデッキを使った(ここは、スイマーとかシュノーケラーのための施設なんじゃね?)。
他のダイバーは、デッキ使ってなかったけどな(ゴロタのビーチからエントリー)。
エキジットは、大混雑で凄いことになったが、まあ、トラブルもなく、芋の子を洗うような大勢のスイマーたちの間に浮上して上がった。
やれやれ・・・。
思い返せば、様々なことがあった。
何か月にも渡って、反芻しながら消化することになるだろう。
とりあえず、遅れていた荷物が届いたので、今日でレッドシーミッションは終わったことにしようかな。
おっと、洗濯も終わったようだ。
今日は、東京地方は土砂降りの雨模様だが、部屋干しで乾かそう。
侘しさと、過ぎ去った日々への遥かな憧れと、甘酸っぱい思い出に浸る雨の金曜日・・・。
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