200万ドルの打ち上げコストは、果たして安いと言えるのか ― 2019年11月10日 10:09
200万ドルの打ち上げコストは、果たして安いと言えるのか
競争原理が働きにくく、高コスト体質に塗れている宇宙開発。
再使用ロケットによる価格破壊を引っ提げて登場したスペースXに、業界は震撼した(たぶん)。
(「火星都市の建設にはSpaceXのスターシップ1000隻による輸送で20年かかる」ことをイーロン・マスクCEOが明らかに)
https://gigazine.net/news/20191108-starship-mars-city/
「1回の打ち上げ費用はおよそ200万ドル(約2億1800万円)になる」と明らかにしました。日本の使い捨て型打ち上げロケットのH-IIAは1回の打ち上げにおよそ100億円かかる」
2桁も違うコスト(実際の打ち上げ価格ではない)を考えれば、競争とか価格破壊というよりは、ゲームチェンジャーといったほうがいい。
全く別の領域なわけだ。
製造コストがどれくらいになるのかは分からないが、仮に100回の再使用が可能だとすれば、100億円で作ったとしても1回当たり1億円だからな。
開発費用とかを乗せても、2億円くらい見ておけば十分だろう。
運用コストは1億2千万円程度らしいから、燃料費その他と合わせて5億円も見ておけばおつりがくるに違いない。
小型ロケットとの比較でいえば、ロケットラボのエレクトロンは同じ5億円くらいで上げているらしいから、打ち上げ能力が100倍とすれば、コスト効率は100倍ということになる。
(ロケット・ラボ「エレクトロン」初の商業打上げに成功)
https://sorae.info/030201/2018_11_12_ele.html
「エレクトロンは全長17mの2段式ロケットで、227kgのペイロードの打上げが可能です。1機あたりの打上げ費用は500万ドル(約5億7000万円)とされています。」
(スターシップ (宇宙船))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9)
「LEOに100トン以上の打ち上げ能力を持つ」
440倍かあ!。
話にならない・・・。
つーことは、あれだな、スペースXが10億円くらいで市場に参入してくれば、5億円はまるもうけになるわけだ。
毎回だからな。
「スターシップは1日に最大3回打ち上げることが可能」
1日当たりの粗利は15億円。
年間では約5千億円の規模になる(1機当たり)。
最大需要である大陸間弾道旅客機としての用途を見込んだ場合だろうが、そうすると1回の打ち上げで100人運べたとして座席当たり1千万円だ。
高いな・・・。
今時、安い航空券なら、世界中どこでも10万円あれば行くことができるだろう(片道です)。
時間が10分の1になったからといって、それだけの時間コストを稼ぐ人々は限られている。
時給100万円くらい稼がないと見合わないことになる(最低賃金の1000倍です)。
弾道飛行とはいえ、宇宙旅行には違いないだろうから、バージンギャラクティック(2千万円くらい?)に比べたら激安(飛んでる時間は10倍くらいあるし)かもしれないが、地球上の移動手段として考えれば高すぎると言わざるを得ない。
実際の航空券(つーのかあ?)の販売価格がいくらになるのかにもよるけど、売れるかどうかはビミョーなところだ。
多めに見積もっている開発費や製造費、儲けを圧縮して、さらには燃費のいいロケットエンジンを開発するなりして、コスト削減に努めなければ商売としては成り立たないだろう。
記事にある通り、離発着のためには、専用のインフラが必要になる。
「20マイル(約32km)の沖合に商業宇宙港を建設する」
そこまでの移動時間の方が、飛行している時間よりも長くなりそうな気がするけどな。
我が国には、当分の間、そういう施設はできないだろう。
成田空港が開港するにあたってのどさくさを見れば、海上宇宙港なんて夢のまた夢だ。
確認しておこう。
相当な改良を施さなければ、スターシップを用いた大陸間弾道旅客輸送は商業的には成り立たない。
片道100万円くらいになれば、現行の航空機との競争が成り立つ(時給10万稼ぐ人なら、十分選択の余地があるしな)。
燃料を半分くらいにして、運用開発コストを10分の1程度に圧縮する必要がある。
再使用回数を1000回に出来れば、1回当たりの製造開発コストは2千万円。
(飛行機の謎と疑問【続編】>●旅客機の寿命は何年くらい?)
http://airplanefunz.com/index/65jyumyou.html
「一般的に航空機の寿命と言われる20~25年」
「製造から20年以上(離着陸回数に換算すると6万回)経過した経年機」
1000回くらいは、何とかなるだろう(未確認)。
燃料が5千万円として、運用コストを圧縮して3千万円くらいにできれば、1回当たりの打ち上げコストを1億円に出来る。
100席として、ようやく100万円になる。
宇宙港などのインフラ建設や、その維持費用は含まれないからな。
かつかつなわけだ。
もちろん、安全性とかを考えれば、現行の航空機の足元にも及ばない。
ファルコン9の空中爆発、地上給油中の爆発、緊急脱出用エンジンのドラゴン宇宙船テスト中の爆発、そして再使用ロケットの海上やドローン船への数々の激突・・・。
スペースXといえば、ド派手な失敗のイメージが先行する。
737MAXを空飛ぶ棺桶と呼ぶなら、スターシップは空飛ぶ火葬場といった方がいい。
スターシップの搭乗客を緊急脱出させる仕組みを開発することは、スターシップそのものを開発するより困難だろう。
つーか、不可能かもしれない。
その時、NASAやFAAは、旅客航空機としてのスターシップに認可を与えるんだろうか?。
宇宙往還機としてのコストパフォーマンスが優れていたとしても、大陸間弾道旅客機としては、ハードルが高い事が分かってくる。
コスト的にも、安全運行上も、実現までには相当の紆余曲折が予想される。
火星移民の費用を稼ぐには、この大陸間弾道旅客機としての運用が欠かせない(最近では、スターリンクのアガリを当てにし出したようだ:追加)。
(SpaceXがさらに60個のブロードバンドインターネット衛星を宇宙に投入:追加)
https://time.com/5723924/spacex-broadband-internet-satellites-space/
「「これは、SpaceXがより高度なロケットや宇宙船の開発に使用できる収益を生み出す方法と考えています」と、マスク氏は5月の電話会議でジャーナリストに語りました。「これは、火星に自立した都市と月の拠点を確立するための重要な足がかりです。」」
見境ないというか、金を稼げれば何でもいいというか・・・。
記事では、2050年には実現するようなことが書かれている。
「自立した都市が火星に建造されるのは早くても2050年以降になる」
断言しておこう。
21世紀中に実現することは、決してない。
地球低軌道に数万個の人工衛星が飛び回り、宇宙ホテル(当面は、改修されたISSかあ?)に富裕層が短期間泊まりに行くことがあったとしても、大陸間弾道旅客機が飛び回り、火星移民が実現することなどあり得ないのだ。
スターシップ自体、今後の開発には懸念が残る。
所期の出力を得たラプターエンジンの開発に成功するかどうかは未知数だ(現在はパワー不足)。
再使用に欠かせない、複雑な大気圏再突入マニューバが実現できるかどうかも分からない(シミュレーターの中だけ)。
耐熱タイルとステンレススチールで、十分なのかどうか(実機ではこれから)。
そもそも、これから開発されるといわれるスーパーヘビー(ブースターロケット)は大丈夫なのか(スターシップのめどがついてから開発開始)。
実現可能性さえ、十分とは言えない。
ひょっとしたら、資金ショートなどで、開発自体が消えてなくなる可能性もある。
単なる懸念ではなく、50パーセントくらいの確率で、スペースXの次期宇宙ロケットは消えてなくなる。
大陸間弾道旅客ロケットとか火星移民なんて、遥か彼方の話だ。
しかし、完全再使用の宇宙往還機が出来上がれば、少なくとも衛星打ち上げロケット市場を席巻することは間違いない。
現在の1段目とフェアリングの回収だけでも、価格競争には十分勝てるしな。
浮沈子的に注目しているのは、やはりスターリンク衛星群によるインターネット接続の方だ。
4万2千機の衛星群を維持していくためにも、低コスト高頻度の衛星打ち上げ技術は欠かせない。
仮に、衛星寿命5年とした場合(長めの見積もり)でも、年間1万機近くの衛星を打ち上げなければ維持できないからな。
毎日、30機くらい上げなければならない。
スターシップは、そのためのインフラだ。
一度に打ち上げる衛星を、現在の60機から倍増して120機にしても、毎週2回程度の打ち上げが必要になる。
再使用ロケットでなければ実現不可能なコンセプトなわけで、他社は決して追随できない。
そのためのロケットとしては、スターシップは十分に低価格だ。
火星移民や大陸間弾道旅客機の夢物語に振り回されてはいけない。
スターリンクが、これからの米軍の運用に欠かせなくなることは明らかだしな。
(半年以内に再利用可能なロケットを軌道へ! イーロン・マスクが明かした、スペースXの野望)
https://www.businessinsider.jp/post-199705
「スペースXの創業者でCEOのイーロン・マスク氏は、計画中の再利用可能な大型宇宙船スターシップで、同社がまもなく「宇宙旅行の聖杯」を獲得すると考えている。」
少なくとも当面は、宇宙旅行の聖杯などではない。
低軌道低遅延なインターネット衛星群を基盤とした、全地球的支配のための聖杯だ。
もっとも、我々には、将来選択の余地が与えられることになる。
そういう胡散臭いシステムに支配されるのが嫌なら、火星に移民するという選択だ。
もちろん、来世紀には火星の上空も、火星版スターリンクでびっしり埋め尽くされているに違いないけどな・・・。
競争原理が働きにくく、高コスト体質に塗れている宇宙開発。
再使用ロケットによる価格破壊を引っ提げて登場したスペースXに、業界は震撼した(たぶん)。
(「火星都市の建設にはSpaceXのスターシップ1000隻による輸送で20年かかる」ことをイーロン・マスクCEOが明らかに)
https://gigazine.net/news/20191108-starship-mars-city/
「1回の打ち上げ費用はおよそ200万ドル(約2億1800万円)になる」と明らかにしました。日本の使い捨て型打ち上げロケットのH-IIAは1回の打ち上げにおよそ100億円かかる」
2桁も違うコスト(実際の打ち上げ価格ではない)を考えれば、競争とか価格破壊というよりは、ゲームチェンジャーといったほうがいい。
全く別の領域なわけだ。
製造コストがどれくらいになるのかは分からないが、仮に100回の再使用が可能だとすれば、100億円で作ったとしても1回当たり1億円だからな。
開発費用とかを乗せても、2億円くらい見ておけば十分だろう。
運用コストは1億2千万円程度らしいから、燃料費その他と合わせて5億円も見ておけばおつりがくるに違いない。
小型ロケットとの比較でいえば、ロケットラボのエレクトロンは同じ5億円くらいで上げているらしいから、打ち上げ能力が100倍とすれば、コスト効率は100倍ということになる。
(ロケット・ラボ「エレクトロン」初の商業打上げに成功)
https://sorae.info/030201/2018_11_12_ele.html
「エレクトロンは全長17mの2段式ロケットで、227kgのペイロードの打上げが可能です。1機あたりの打上げ費用は500万ドル(約5億7000万円)とされています。」
(スターシップ (宇宙船))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%B9)
「LEOに100トン以上の打ち上げ能力を持つ」
440倍かあ!。
話にならない・・・。
つーことは、あれだな、スペースXが10億円くらいで市場に参入してくれば、5億円はまるもうけになるわけだ。
毎回だからな。
「スターシップは1日に最大3回打ち上げることが可能」
1日当たりの粗利は15億円。
年間では約5千億円の規模になる(1機当たり)。
最大需要である大陸間弾道旅客機としての用途を見込んだ場合だろうが、そうすると1回の打ち上げで100人運べたとして座席当たり1千万円だ。
高いな・・・。
今時、安い航空券なら、世界中どこでも10万円あれば行くことができるだろう(片道です)。
時間が10分の1になったからといって、それだけの時間コストを稼ぐ人々は限られている。
時給100万円くらい稼がないと見合わないことになる(最低賃金の1000倍です)。
弾道飛行とはいえ、宇宙旅行には違いないだろうから、バージンギャラクティック(2千万円くらい?)に比べたら激安(飛んでる時間は10倍くらいあるし)かもしれないが、地球上の移動手段として考えれば高すぎると言わざるを得ない。
実際の航空券(つーのかあ?)の販売価格がいくらになるのかにもよるけど、売れるかどうかはビミョーなところだ。
多めに見積もっている開発費や製造費、儲けを圧縮して、さらには燃費のいいロケットエンジンを開発するなりして、コスト削減に努めなければ商売としては成り立たないだろう。
記事にある通り、離発着のためには、専用のインフラが必要になる。
「20マイル(約32km)の沖合に商業宇宙港を建設する」
そこまでの移動時間の方が、飛行している時間よりも長くなりそうな気がするけどな。
我が国には、当分の間、そういう施設はできないだろう。
成田空港が開港するにあたってのどさくさを見れば、海上宇宙港なんて夢のまた夢だ。
確認しておこう。
相当な改良を施さなければ、スターシップを用いた大陸間弾道旅客輸送は商業的には成り立たない。
片道100万円くらいになれば、現行の航空機との競争が成り立つ(時給10万稼ぐ人なら、十分選択の余地があるしな)。
燃料を半分くらいにして、運用開発コストを10分の1程度に圧縮する必要がある。
再使用回数を1000回に出来れば、1回当たりの製造開発コストは2千万円。
(飛行機の謎と疑問【続編】>●旅客機の寿命は何年くらい?)
http://airplanefunz.com/index/65jyumyou.html
「一般的に航空機の寿命と言われる20~25年」
「製造から20年以上(離着陸回数に換算すると6万回)経過した経年機」
1000回くらいは、何とかなるだろう(未確認)。
燃料が5千万円として、運用コストを圧縮して3千万円くらいにできれば、1回当たりの打ち上げコストを1億円に出来る。
100席として、ようやく100万円になる。
宇宙港などのインフラ建設や、その維持費用は含まれないからな。
かつかつなわけだ。
もちろん、安全性とかを考えれば、現行の航空機の足元にも及ばない。
ファルコン9の空中爆発、地上給油中の爆発、緊急脱出用エンジンのドラゴン宇宙船テスト中の爆発、そして再使用ロケットの海上やドローン船への数々の激突・・・。
スペースXといえば、ド派手な失敗のイメージが先行する。
737MAXを空飛ぶ棺桶と呼ぶなら、スターシップは空飛ぶ火葬場といった方がいい。
スターシップの搭乗客を緊急脱出させる仕組みを開発することは、スターシップそのものを開発するより困難だろう。
つーか、不可能かもしれない。
その時、NASAやFAAは、旅客航空機としてのスターシップに認可を与えるんだろうか?。
宇宙往還機としてのコストパフォーマンスが優れていたとしても、大陸間弾道旅客機としては、ハードルが高い事が分かってくる。
コスト的にも、安全運行上も、実現までには相当の紆余曲折が予想される。
火星移民の費用を稼ぐには、この大陸間弾道旅客機としての運用が欠かせない(最近では、スターリンクのアガリを当てにし出したようだ:追加)。
(SpaceXがさらに60個のブロードバンドインターネット衛星を宇宙に投入:追加)
https://time.com/5723924/spacex-broadband-internet-satellites-space/
「「これは、SpaceXがより高度なロケットや宇宙船の開発に使用できる収益を生み出す方法と考えています」と、マスク氏は5月の電話会議でジャーナリストに語りました。「これは、火星に自立した都市と月の拠点を確立するための重要な足がかりです。」」
見境ないというか、金を稼げれば何でもいいというか・・・。
記事では、2050年には実現するようなことが書かれている。
「自立した都市が火星に建造されるのは早くても2050年以降になる」
断言しておこう。
21世紀中に実現することは、決してない。
地球低軌道に数万個の人工衛星が飛び回り、宇宙ホテル(当面は、改修されたISSかあ?)に富裕層が短期間泊まりに行くことがあったとしても、大陸間弾道旅客機が飛び回り、火星移民が実現することなどあり得ないのだ。
スターシップ自体、今後の開発には懸念が残る。
所期の出力を得たラプターエンジンの開発に成功するかどうかは未知数だ(現在はパワー不足)。
再使用に欠かせない、複雑な大気圏再突入マニューバが実現できるかどうかも分からない(シミュレーターの中だけ)。
耐熱タイルとステンレススチールで、十分なのかどうか(実機ではこれから)。
そもそも、これから開発されるといわれるスーパーヘビー(ブースターロケット)は大丈夫なのか(スターシップのめどがついてから開発開始)。
実現可能性さえ、十分とは言えない。
ひょっとしたら、資金ショートなどで、開発自体が消えてなくなる可能性もある。
単なる懸念ではなく、50パーセントくらいの確率で、スペースXの次期宇宙ロケットは消えてなくなる。
大陸間弾道旅客ロケットとか火星移民なんて、遥か彼方の話だ。
しかし、完全再使用の宇宙往還機が出来上がれば、少なくとも衛星打ち上げロケット市場を席巻することは間違いない。
現在の1段目とフェアリングの回収だけでも、価格競争には十分勝てるしな。
浮沈子的に注目しているのは、やはりスターリンク衛星群によるインターネット接続の方だ。
4万2千機の衛星群を維持していくためにも、低コスト高頻度の衛星打ち上げ技術は欠かせない。
仮に、衛星寿命5年とした場合(長めの見積もり)でも、年間1万機近くの衛星を打ち上げなければ維持できないからな。
毎日、30機くらい上げなければならない。
スターシップは、そのためのインフラだ。
一度に打ち上げる衛星を、現在の60機から倍増して120機にしても、毎週2回程度の打ち上げが必要になる。
再使用ロケットでなければ実現不可能なコンセプトなわけで、他社は決して追随できない。
そのためのロケットとしては、スターシップは十分に低価格だ。
火星移民や大陸間弾道旅客機の夢物語に振り回されてはいけない。
スターリンクが、これからの米軍の運用に欠かせなくなることは明らかだしな。
(半年以内に再利用可能なロケットを軌道へ! イーロン・マスクが明かした、スペースXの野望)
https://www.businessinsider.jp/post-199705
「スペースXの創業者でCEOのイーロン・マスク氏は、計画中の再利用可能な大型宇宙船スターシップで、同社がまもなく「宇宙旅行の聖杯」を獲得すると考えている。」
少なくとも当面は、宇宙旅行の聖杯などではない。
低軌道低遅延なインターネット衛星群を基盤とした、全地球的支配のための聖杯だ。
もっとも、我々には、将来選択の余地が与えられることになる。
そういう胡散臭いシステムに支配されるのが嫌なら、火星に移民するという選択だ。
もちろん、来世紀には火星の上空も、火星版スターリンクでびっしり埋め尽くされているに違いないけどな・・・。
TDIイントロダクショントゥテック(イントロテック)日本語版テキスト読了 ― 2019年11月10日 16:09
TDIイントロダクショントゥテック(イントロテック)日本語版テキスト読了
タイトルにはそう書いたが、実はアペンディックス(付録)1のダイブテーブルによる基礎的なダイブプランニングは割愛した。
風邪をひいてしまい、今日は完全休養。
レストランの開店時刻(AM11時)から陣取って、身体に優しいメニューを次々と平らげる。
途中でコーヒーを吹いてしまったりして大騒ぎしながら(風邪なので、咳が出てしまいました)、何とか読み終えた。
アンダーラインや欄外にコメントを書きながら、丁寧に読み込む。
初版にしては、比較的ミスプリが少ない方だが、気になるところは数十か所に及んだ。
もちろん、単純ミスが多く、そのことはこのテキスト及びイントロテック講習の価値をいささかも減じることにはならない。
そのための、人間の人間による人間のためのインストラクションであり、人間のインストラクターがミスを把握したうえで補えばいいだけの話だ。
TDIという指導団体固有の解釈もあるかもしれない。
浮沈子は、テクニカルダイビングの講習は、PADIテック40とTDIカバーンダイビングしか受けていないからな。
それでも、GUEとはビミョーに異なるニュアンスを感じることは出来る。
来年の夏にはテック1の受講を予定しているので、その時点で様々なことが益々ハッキリするに違いない。
もし、その前に機会があれば、TDIのアドバンスドナイトロックスを受講しておくのも手かもしれない。
各章の後には、レビュークエスチョンズというコーナーがあり、本文の内容を的確に把握したかどうかを確認できる簡単な設問が用意されている。
器材の項目に、以下の設問があってまいった。
「風邪はダイバーを減圧症にかかりやすくする要因である。」(たぶん、正誤問題)
もちろん、器材の章だからな。
本文には、それに関する記述はない。
だがテキスト全体を読んでも、その答えは書かれていない。
風邪の症状(咳)でコーヒーぶちまけた浮沈子的には気になるところだ(ちなみに、浮沈子が知る限り、一般的に風邪が減圧症に影響を与えるというエビデンスはない:呼吸器症状がある場合は換気能に悪影響を与えることから、リスクは高まるとも考えられる)。
しかしな、まあ、そもそも風邪ひいてるときには、ダイビングしないというのが正しいからな。
ダイビングしなければ、減圧症にはなりっこないわけだから、正解は「誤り」ということになる(そういうことかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
リブリーザーの項目でも気になる設問があった。
「ダイバーの呼気には代謝の副産物の○○が含まれており、リブリーザーの吸収フィルターを通る時に除去される。」
驚いたことに、本文では呼気から二酸化炭素(○○の答え)を除去する仕組みについて全く触れられていない!。
まあ、これだって人間のインストラクターが補えばいいだけの話だ。
ちなみに、呼気にアルコールが含まれているという回答があったら、なんて答えるんだろうな。
人間のインストラクターも大変だな・・・(ちなみに、水酸化カルシウムではアルコールは除去されません:未確認)。
まあいい。
気になるところも含めて、加藤さんにはミスプリを指摘しておくことにしよう。
これは誤訳ではないかもしれないけど、なるほどと考えさせられたところがある。
「テクニカルダイビングはダイバーの習練を要求されるダイビングである。」
浮沈子は「修練」または「修錬」ではないかと思ったんだが、原文を見ていないので何とも言えない。
修練:精神・技芸などを、みがききたえること。
習練:じょうずになるように、繰り返し習うこと。練習。
GUEのファンダメンタルズテックパスの取得に足掛け2年をかけ、アフターケア含めて都合4回もフルコースで参加した浮沈子としては、修練=習練であることに妙に納得がいく。
スキルだけではなく、心の持ちようについても多くを学んだ。
ソロダイビングについては、その賛否について大いに議論のあるところだが、TDIのスポーツダイビング関連団体SDIではそのプログラムを開催していて、テキストでも触れられている(SDIの開催であることからも分かるとおり、ソロのテクニカルダイビングは認められていません)。
「ダイバーはダイビング中に起きる可能性のある、予測できる突発的な事態に、器材面、個人的なスキルの面、心の面での準備が要求されます。」
浮沈子は、その事態を正しく予測できているだろうか。
器材やスキルについては目に見えるし、やってみれば評価することもできる。
しかし、心についてはどうだろうか。
別のところにはこんなことも書いてあった。
「ダイバーには人間としての成熟と自己規律が求められている」
ちょこっと体重が減ったからといって、爆食の限りを尽くしてリバウンドし、季節の変わり目で風邪をひき込み、フィットネスをサボる口実にしている浮沈子・・・。
成熟と肥満の区別も怪しく、自己規律とは無縁だ(そういうことかあ?)。
冗談抜きで、テクニカルダイビングでは、心の鍛錬が欠かせないだろうな。
それは、ハイリスクなダイビングを安全に実行するうえでの最低条件かも知れない。
マンボウが出たからといって、減圧中に深場に逆戻りするなどもってのほか!。
うまくいきそうもない、うまくいっていないときには、ためらわず、ただちに事前に決定しておいた不測の事態への対応プランを実行するなど、行動の優先順位を厳格に守る態度も重要だ。
それができないというなら、テクニカルダイビングを行うことはできない。
もちろん、スポーツダイビング(PADIでいうところのレクリエーショナルダイビング)でも、同じことは言えるかもしれないが、その基準ははるかに緩いからな。
プランBへの移行もずっと緩めだし、マンボウ追いかけても概ね問題はない。
TDIでいうところのスポーツダイビングとの明らかな違いは、ハイリスクなテクニカルダイビングを行うにあたって守るべき基準が、遥かに厳しいということに尽きる。
正しく計画し、正確に実行する。
そんなダイビングの、どこが面白いのか・・・。
浮沈子がヘンタイ呼ばわりするのは、もちろんそれだけが理由ではないけど、真っ暗で狭い水中洞窟の奥や、バラバラと錆びが落ち掛かり、鋭利な構造材が飛び出している缶詰(沈船?)の中が好きなら、或いは暗く冷たい大深度下の減圧潜水が好みならテクニカルダイビングをせざるを得ない。
浅く明るく暖かい海で、1日1回のダイビングをのんびりとこなす。
綺麗なオサカナや、ウクレレ弾いてくれるネーチャンの方が好みなら、別の選択肢を取るべきだろうな(ネーチャンは、ダイビングには付いてきません!)。
間違いなく、高いストレスに晒されるテクニカルダイビングは、浮沈子向きでないことは確かだ。
しかし、そこで展開される考え方やスキル、器材のコンフィギュレーションは、ノンテクニカルダイビングの世界での安全性向上に確実に役立つ。
もともと、ダイビングにテクニカルも、ノンテクニカルもなかった。
テキストの記述によれば、その中で、手っ取り早く潜れる簡易なダイビングがノンテクニカルとして分離したんだそうだ。
減圧停止無し、オーバーヘッド環境でない、最大運用深度40m以浅(指導団体によっては30m以浅)。
それなら、テキトーなスキルと簡略化された器材で潜っても、死人がゴロゴロ出ることはないだろう・・・。
スポーツダイビングとかPADIでいうところのレクリエーショナルダイビングというノンテクニカルダイビングは、ビジネス(=金儲け)の手段としてダイビングを成立させるための方便に過ぎないのではないのか。
ある意味、テクニカルダイビングが本来のダイビングの姿なのかもしれない。
その本来のダイビングを紹介し、指導団体の講習を受けて安全に潜りましょうという、言わば宣伝コースであるイントロテックのテキストを読了した(こっちも、ビジネスとして成功させなければならんからな)。
ダイビングは、本来こうあるべきなのかも。
命の危険が付きまとう、水中での娯楽。
それに対して、エキジットした後の宴会がメインという態度で臨んでいいのか(浮沈子的には、そっちの方が性に合いそうな気もするけど)。
機会があれば、イントロテックの受講を勧めたい(なければ、作ってでも)。
もちろん、PADIなどでも似たようなコースを開催しているし、見た目は同じような内容だ。
(ディスカバー・テック・ダイビング)
https://www.padi.co.jp/scuba-diving/padi-courses/course-catalog/technical-diving-courses/discover-tec/index.aspx
しかし、テクニカルダイビングメインでやってきた歴史の長さを考えれば、TDIの講習には一日の長があるに違いない(浮沈子は、PADIのその手の講習を受けていないので断言はできませんが)。
もちろん、開催するインストラクターによっても大きく異なる内容になるかも知れない。
簡略化されたダイビングではなく、本来のダイビングとはどういうものなのか、その中での器材の位置付け、それらを使いこなすスキル、求められるレベル、ダイビングに対する心構え、身体能力とその維持、計画を立て厳格に実行する態度などを知るだけでも価値がある。
それを知ったうえで、しかめっ面してアセントした後、ネーチャンにウクレレ弾いて欲しいって考えても罪はなかろう(そうなのかあ?)。
南の島のリゾートで、ダブルタンク担いで戻ってきても違和感はない(サバンビーチとか、そんな感じだしな)。
ある意味、全てのダイバーに受講して欲しいコースだ。
(TDI イントロテックダイバーコース)
https://www.sditdierdi.jp/tdi/get-certified/Intro-to-Tech-Diving.html
(TDIイントロテックダイバーコース開催店)
https://www.sditdierdi.jp/tdi-blog/entry-276.html
「全てのダイバーに参加してほしいとても有意義なコースです。
より高度なテクニックやノウハウがほしい方
テクニカルダイビングを始めようか悩んでいる方
きっとダイビングの世界観が変わることと思います。
ぜひご参加をお待ちしております。」
知らずに潜っているのが恥ずかしくなる程ためになる、と宣伝しておこう・・・。
タイトルにはそう書いたが、実はアペンディックス(付録)1のダイブテーブルによる基礎的なダイブプランニングは割愛した。
風邪をひいてしまい、今日は完全休養。
レストランの開店時刻(AM11時)から陣取って、身体に優しいメニューを次々と平らげる。
途中でコーヒーを吹いてしまったりして大騒ぎしながら(風邪なので、咳が出てしまいました)、何とか読み終えた。
アンダーラインや欄外にコメントを書きながら、丁寧に読み込む。
初版にしては、比較的ミスプリが少ない方だが、気になるところは数十か所に及んだ。
もちろん、単純ミスが多く、そのことはこのテキスト及びイントロテック講習の価値をいささかも減じることにはならない。
そのための、人間の人間による人間のためのインストラクションであり、人間のインストラクターがミスを把握したうえで補えばいいだけの話だ。
TDIという指導団体固有の解釈もあるかもしれない。
浮沈子は、テクニカルダイビングの講習は、PADIテック40とTDIカバーンダイビングしか受けていないからな。
それでも、GUEとはビミョーに異なるニュアンスを感じることは出来る。
来年の夏にはテック1の受講を予定しているので、その時点で様々なことが益々ハッキリするに違いない。
もし、その前に機会があれば、TDIのアドバンスドナイトロックスを受講しておくのも手かもしれない。
各章の後には、レビュークエスチョンズというコーナーがあり、本文の内容を的確に把握したかどうかを確認できる簡単な設問が用意されている。
器材の項目に、以下の設問があってまいった。
「風邪はダイバーを減圧症にかかりやすくする要因である。」(たぶん、正誤問題)
もちろん、器材の章だからな。
本文には、それに関する記述はない。
だがテキスト全体を読んでも、その答えは書かれていない。
風邪の症状(咳)でコーヒーぶちまけた浮沈子的には気になるところだ(ちなみに、浮沈子が知る限り、一般的に風邪が減圧症に影響を与えるというエビデンスはない:呼吸器症状がある場合は換気能に悪影響を与えることから、リスクは高まるとも考えられる)。
しかしな、まあ、そもそも風邪ひいてるときには、ダイビングしないというのが正しいからな。
ダイビングしなければ、減圧症にはなりっこないわけだから、正解は「誤り」ということになる(そういうことかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
リブリーザーの項目でも気になる設問があった。
「ダイバーの呼気には代謝の副産物の○○が含まれており、リブリーザーの吸収フィルターを通る時に除去される。」
驚いたことに、本文では呼気から二酸化炭素(○○の答え)を除去する仕組みについて全く触れられていない!。
まあ、これだって人間のインストラクターが補えばいいだけの話だ。
ちなみに、呼気にアルコールが含まれているという回答があったら、なんて答えるんだろうな。
人間のインストラクターも大変だな・・・(ちなみに、水酸化カルシウムではアルコールは除去されません:未確認)。
まあいい。
気になるところも含めて、加藤さんにはミスプリを指摘しておくことにしよう。
これは誤訳ではないかもしれないけど、なるほどと考えさせられたところがある。
「テクニカルダイビングはダイバーの習練を要求されるダイビングである。」
浮沈子は「修練」または「修錬」ではないかと思ったんだが、原文を見ていないので何とも言えない。
修練:精神・技芸などを、みがききたえること。
習練:じょうずになるように、繰り返し習うこと。練習。
GUEのファンダメンタルズテックパスの取得に足掛け2年をかけ、アフターケア含めて都合4回もフルコースで参加した浮沈子としては、修練=習練であることに妙に納得がいく。
スキルだけではなく、心の持ちようについても多くを学んだ。
ソロダイビングについては、その賛否について大いに議論のあるところだが、TDIのスポーツダイビング関連団体SDIではそのプログラムを開催していて、テキストでも触れられている(SDIの開催であることからも分かるとおり、ソロのテクニカルダイビングは認められていません)。
「ダイバーはダイビング中に起きる可能性のある、予測できる突発的な事態に、器材面、個人的なスキルの面、心の面での準備が要求されます。」
浮沈子は、その事態を正しく予測できているだろうか。
器材やスキルについては目に見えるし、やってみれば評価することもできる。
しかし、心についてはどうだろうか。
別のところにはこんなことも書いてあった。
「ダイバーには人間としての成熟と自己規律が求められている」
ちょこっと体重が減ったからといって、爆食の限りを尽くしてリバウンドし、季節の変わり目で風邪をひき込み、フィットネスをサボる口実にしている浮沈子・・・。
成熟と肥満の区別も怪しく、自己規律とは無縁だ(そういうことかあ?)。
冗談抜きで、テクニカルダイビングでは、心の鍛錬が欠かせないだろうな。
それは、ハイリスクなダイビングを安全に実行するうえでの最低条件かも知れない。
マンボウが出たからといって、減圧中に深場に逆戻りするなどもってのほか!。
うまくいきそうもない、うまくいっていないときには、ためらわず、ただちに事前に決定しておいた不測の事態への対応プランを実行するなど、行動の優先順位を厳格に守る態度も重要だ。
それができないというなら、テクニカルダイビングを行うことはできない。
もちろん、スポーツダイビング(PADIでいうところのレクリエーショナルダイビング)でも、同じことは言えるかもしれないが、その基準ははるかに緩いからな。
プランBへの移行もずっと緩めだし、マンボウ追いかけても概ね問題はない。
TDIでいうところのスポーツダイビングとの明らかな違いは、ハイリスクなテクニカルダイビングを行うにあたって守るべき基準が、遥かに厳しいということに尽きる。
正しく計画し、正確に実行する。
そんなダイビングの、どこが面白いのか・・・。
浮沈子がヘンタイ呼ばわりするのは、もちろんそれだけが理由ではないけど、真っ暗で狭い水中洞窟の奥や、バラバラと錆びが落ち掛かり、鋭利な構造材が飛び出している缶詰(沈船?)の中が好きなら、或いは暗く冷たい大深度下の減圧潜水が好みならテクニカルダイビングをせざるを得ない。
浅く明るく暖かい海で、1日1回のダイビングをのんびりとこなす。
綺麗なオサカナや、ウクレレ弾いてくれるネーチャンの方が好みなら、別の選択肢を取るべきだろうな(ネーチャンは、ダイビングには付いてきません!)。
間違いなく、高いストレスに晒されるテクニカルダイビングは、浮沈子向きでないことは確かだ。
しかし、そこで展開される考え方やスキル、器材のコンフィギュレーションは、ノンテクニカルダイビングの世界での安全性向上に確実に役立つ。
もともと、ダイビングにテクニカルも、ノンテクニカルもなかった。
テキストの記述によれば、その中で、手っ取り早く潜れる簡易なダイビングがノンテクニカルとして分離したんだそうだ。
減圧停止無し、オーバーヘッド環境でない、最大運用深度40m以浅(指導団体によっては30m以浅)。
それなら、テキトーなスキルと簡略化された器材で潜っても、死人がゴロゴロ出ることはないだろう・・・。
スポーツダイビングとかPADIでいうところのレクリエーショナルダイビングというノンテクニカルダイビングは、ビジネス(=金儲け)の手段としてダイビングを成立させるための方便に過ぎないのではないのか。
ある意味、テクニカルダイビングが本来のダイビングの姿なのかもしれない。
その本来のダイビングを紹介し、指導団体の講習を受けて安全に潜りましょうという、言わば宣伝コースであるイントロテックのテキストを読了した(こっちも、ビジネスとして成功させなければならんからな)。
ダイビングは、本来こうあるべきなのかも。
命の危険が付きまとう、水中での娯楽。
それに対して、エキジットした後の宴会がメインという態度で臨んでいいのか(浮沈子的には、そっちの方が性に合いそうな気もするけど)。
機会があれば、イントロテックの受講を勧めたい(なければ、作ってでも)。
もちろん、PADIなどでも似たようなコースを開催しているし、見た目は同じような内容だ。
(ディスカバー・テック・ダイビング)
https://www.padi.co.jp/scuba-diving/padi-courses/course-catalog/technical-diving-courses/discover-tec/index.aspx
しかし、テクニカルダイビングメインでやってきた歴史の長さを考えれば、TDIの講習には一日の長があるに違いない(浮沈子は、PADIのその手の講習を受けていないので断言はできませんが)。
もちろん、開催するインストラクターによっても大きく異なる内容になるかも知れない。
簡略化されたダイビングではなく、本来のダイビングとはどういうものなのか、その中での器材の位置付け、それらを使いこなすスキル、求められるレベル、ダイビングに対する心構え、身体能力とその維持、計画を立て厳格に実行する態度などを知るだけでも価値がある。
それを知ったうえで、しかめっ面してアセントした後、ネーチャンにウクレレ弾いて欲しいって考えても罪はなかろう(そうなのかあ?)。
南の島のリゾートで、ダブルタンク担いで戻ってきても違和感はない(サバンビーチとか、そんな感じだしな)。
ある意味、全てのダイバーに受講して欲しいコースだ。
(TDI イントロテックダイバーコース)
https://www.sditdierdi.jp/tdi/get-certified/Intro-to-Tech-Diving.html
(TDIイントロテックダイバーコース開催店)
https://www.sditdierdi.jp/tdi-blog/entry-276.html
「全てのダイバーに参加してほしいとても有意義なコースです。
より高度なテクニックやノウハウがほしい方
テクニカルダイビングを始めようか悩んでいる方
きっとダイビングの世界観が変わることと思います。
ぜひご参加をお待ちしております。」
知らずに潜っているのが恥ずかしくなる程ためになる、と宣伝しておこう・・・。
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