60機のスターリンク衛星を低軌道にぶちまけた後には、ドローン船のど真ん中に着陸して見せる4回目再使用の1段目ブースター2019年11月12日 09:00

60機のスターリンク衛星を低軌道にぶちまけた後には、ドローン船のど真ん中に着陸して見せる4回目再使用の1段目ブースター
60機のスターリンク衛星を低軌道にぶちまけた後には、ドローン船のど真ん中に着陸して見せる4回目再使用の1段目ブースター


と、標題を書いてみたが、時系列的には1段目の回収が先(8分27秒くらい)で、衛星のデプロイは発射後1時間以上経ってからだ。

(Starlink Mission:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=pIDuv0Ta0XQ&feature=emb_logo

「SpaceXは、11月11日月曜日午前9時56分(東部標準時14:56 UTC)に、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地のSpace Launch Complex 40(SLC-40)から60個のスターリンク衛星を打ち上げることを目標としています。 バックアップ開始の機会は、11月12日火曜日の東部標準時午前9時34分、UTC 14時34分に利用できます。」(自動翻訳のまま:以下同じ)

「Falcon 9の第1ステージは、イリジウム-7、SAOCOM-1A、およびヌサンタラサトゥのミッションをサポートし、フェアリングは、今年初めにFalcon HeavyのArabsat-6Aミッションで行われました。 ステージの分離に続いて、SpaceXはFalcon 9の第1ステージを「コースI Still Love You」ドローンシップに着陸させ、大西洋に配置します。」

今回、初めて再使用されたフェアリングが、再び回収されたかどうかは分からない(回収されなかったようです:追加)。

(Falcon 9 delivers 60 Starlink satellites to orbit)
https://twitter.com/SpaceX/status/1194026177901596672

さっき出たツイッターの記事では、今のところ60機とも健全なようだ(未確認)。

この打ち上げについては、秋山さんが早速記事にしている。

(スペースX、第2回目のスターリンク衛星60機を打ち上げ成功。ネット接続サービスは2020年提供開始へ)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20191112-00150520/

「およそ60分後に高度280キロメートルで60機の衛星の展開を開始。」

添付されている画像を見ると、高度は300kmを示している・・・。

まあいい。

広大な宇宙空間では、20kmくらいは誤差のうちだ(そうなのかあ?)。

秋山さんの記事では、以下の2つが気になった。

(火星衛星探査機MMXが「火星由来の何か」を持ち帰る確率がほぼゼロであるとわかって関係者が安堵した理由)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20191111-00150493/

(フランスのASAT構想が「サブマシンガン武装衛星」のイメージに膨らむまで)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20190802-00136675/

内容的には、「なあんだ・・・」という感じだが、標題で引き付けるコツはなかなかのものだ(そういうことかあ?)。

今朝は時間がないので割愛するが、別途記事にするかも知れない。

1段目の回収については、重量級のペイロードを上げた割には、すんなりと行われたようで、画像を見ると「Xマーク」のど真ん中に降りている事が分かる。

再使用が当たり前になり、失敗した時の方がニュース性が高くなるようになった(そうかあ?)。

衛星打ち上げロケットとしては、未だにスペースXの独壇場である。

スターシップの開発に成功すれば、2段目の着陸を見ることができるようになるしな(激突の方がド派手でいいんだけど・・・)。

まあ、どうでもいいんですが。

展開されたスターリンク衛星群は、初期のチェックが終われば、550kmまで自力で上昇していくことになる。

不良品があれば、300km程度の低軌道なら短期間のうちに落下して燃え尽きるだろう。

今回は、衛星の光学的反射率の改善は行われていないようだから、前回と同じように、キラキラと輝きながら連なって上昇していく姿を見ることができるに違いない。

昨夜は、デプロイの瞬間まで見届けてから寝た。

前回と同じく、2段目をゆっくりと回転させて、その勢い(遠心力)で放出する。

簡単で合理的な衛星の射出方法だが、ハイテクの塊である宇宙開発の中では、いささか原始的な感じが否めない。

ぶん投げる感じだからな・・・。

4例目のCRS(先天性風疹症候群)が都内で発症なるも、感染者減少の中見向きもされない2019年11月12日 20:33

4例目のCRS(先天性風疹症候群)が都内で発症なるも、感染者減少の中見向きもされない
4例目のCRS(先天性風疹症候群)が都内で発症なるも、感染者減少の中見向きもされない


我が国における風疹の感染動向に注意していた浮沈子(毎週火曜日の国立感染症研究所の報告は欠かさずチェック!)にして、気付いたのはさっきだ(迂闊!)。

(「迂闊」の語源)
http://www.lance2.net/gogen/z086.html

「本来は、「回りくどい」とか「うとくて役に立たない」みたいな意味」

「段々と日本独自の意味として「うっかりする」とか「不注意だ」なんて意味が加わるようになって、いつしかこちらの意味合いの方が強くなっていった」

うとくて役に立たない浮沈子が、うっかりしていて不注意だったわけだ(回りくどい説明・・・)。

迂闊のオンパレードだな。

まあ、どうでもいいんですが。

(「先天性風疹症候群」の子ども確認 都内でことし2例目)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191107/k10012167731000.html

「東京都によりますと、先月28日から今月3日にかけて、都内の医療機関で女の子1人が「先天性風疹症候群」と診断されました。」

「母親が妊娠中に風疹に感染していたということです。」

今週リリースされた緊急情報にも出ている。

(風疹流行に関する緊急情報:2019 年 11 月 6 日現在)
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/rubella/2019/rubella191106.pdf

「先天性風疹症候群の報告数:
(前略)2019 年第 4、17、24、44 週に各 1 人、合計 4 人が報告された(報告都道府県:埼玉県 1 人、東京都 2 人、大阪府 1 人(以下略)」

東京都は2例目となった。

確率的に、今期は全国的には13人くらい発症してもおかしくない感染規模だからな(前回の流行期は、約17000人の感染者に対して45例発生。今期は既に5000人を超える感染者を出しているからな)。

今回の感染例は、妊婦が風疹に罹患したことがハッキリしている。

画像のグラフを見ると、週当たり10人程度の感染が続いている状況だ。

千葉、東京、神奈川、長野、大阪、兵庫、広島。

まだまだ、感染のクラスターは全国的に見れば消えていない事が分かる。

前の週は、千葉も、神奈川も、長野も、大阪も、兵庫もなかった。

流行してない時とかは、海外由来の感染者が全国で週に0人か1人あるかどうかだからな。

昨年のグラフを見てみよう。

(2. 週別風しん報告数 2018年 第1~52週 (n=2917)参照)
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2018pdf/rube18-52.pdf

13週までの感染者は、たった4人だからな。

毎週10人程度の感染者が発生し続けているのは、立派な流行期だ。

したがって、CRS患者は、まだ発生する可能性がある。

確率的にもそうだし、巷には抗体価が低い男どもがウヨウヨしているからな。

「第 5 期定期接種:
風疹第 5 期定期接種対象の昭和 37(1962)年 4 月 2 日~昭和 54(1979)年 4 月 1 日生まれの男性(図12)は、積極的に風疹抗体検査を受け、検査結果に応じて予防接種を受けることが勧奨されている。」(風疹流行に関する緊急情報:2019 年 11 月 6 日現在より)

で、事業初年度の対象を限定したクーポン券の活用状況はどうだったのか?。

「まず 1 年目(2019 年度)は、昭和 47(1972)年 4 月 2 日~昭和 54(1979)年 4 月 1 日生まれの男性にクーポン券が送付される。」

昭和37年から昭和47年は後回しということだ(たぶん来年?)。

「厚生労働省の発表(2019 年 10 月 29 日)によると、2019 年度にクーポン券を発送予定の約 646 万人のうち、4~8 月にクーポン券を使って抗体検査を受けた人が 729,533 人(クーポン券発送予定者の約 11.3%)、4~8 月にクーポン券を使って予防接種を受けた人は 140,597 人であった(クーポン券発送予定者の約2.2%)。」

やれやれ・・・。

想定されていた事態とはいえ、これ程までに執行率が悪い事業になるとはガッカリだな。

せめて、抗体検査は半分くらい行って欲しかったな。

浮沈子は、昨年自腹切って受けた(3800円:ジジイにはクーポン券出ないし)。

(抗体検査(イテッ!))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/11/19/9000926

結果は、32倍以上で取り合えず合格(つーのかあ?)。

(32倍)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/11/26/9003663

新たなCRS患者が出てしまったのは残念だが、5年先の流行期には、1人の患者も出さない覚悟で取り組んでもらいたいな・・・。