またまた地球外生命探査の話だが、このネタの真相は意外に深いかもしれない2019年11月21日 00:03

またまた地球外生命探査の話だが、このネタの真相は意外に深いかもしれない


風邪ひいて臥せっている時は、ブログの頻度が高いが、ホントに辛い時は書く気にならないからな。

咳が止まらず、暖かくして部屋に籠っていないと、体力を消耗するほど咳き込む。

咳するのも運動だから、カロリーの消費にはなるんだろうが、そういう話じゃない。

早く風邪を治して、フィットネスに行くのが正しい。

結果、部屋に籠って栄養を摂りつつゴロゴロする(=デブの作り方)。

のどの痛みがないのが、今回の風邪の特徴だな(頭痛や熱発もない:鼻水と咳だけ)。

先週末には声がかすれて、話すのも不自由(レストランの注文が出来ないので、メニュー指差し!)だったが、昨日あたりから、ようやく音声によるコミュニケーションが復活した。

買い物は、その点楽だな。

声出さなくても用は足りる。

宇宙空間でも、買い物は出来るが、レストランでの注文は出来ないということか・・・。

このブログのテーマの一つである宇宙ネタだが、閑に飽かせてネットを徘徊すると、エウロパの水蒸気の直接観測の記事や、隕石中にRNAの材料であるリボース(五炭糖)が含まれていたことなどが載っている。

(【訂正】エウロパから噴出した水蒸気、地上から初観測。地球外生命の可能性に近づく)
https://sorae.info/astronomy/20191119-europa.html

(「糖」は宇宙から来た? 隕石から生命に不可欠な糖を発見)
https://sorae.info/astronomy/20191120-rna.html

まあ、ネタ元は一つだから、徘徊するまでもないけどな。

関連では、この記事もある。

(「アルテミス1」ミッション用のSLSコア・ステージ、4基のエンジンがすべて揃う)
https://sorae.info/space/20191113-sls.html

(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の巨大な「日除け」展開テストに成功)
https://sorae.info/space/20191120-jwst.html

なぜこれらが関連するかといえば、SLSの打ち上げによって、エウロパクリッパー(木星圏周回探査機)が打ち上げられることになっているし、JWST(ジェームズウェッブスペーステレスコープ)では、系外惑星の大気スペクトルの観測も行われる予定だからな。

地球外生命の存在を賭けて、観測や探査が計画されている。

その一方では、アルテミス計画などのように(などといっても、今のところ、それしかないけど)、人類が他の天体に直接行っていろいろ調べる有人宇宙探査の話もある。

派手さからいえば、そっちの方が政治的には効果があるので、金回りはいい。

太陽系内の宇宙機による探査とか、宇宙望遠鏡の開発は、産業的波及効果は小さく(予算は一桁以上小さいし)、政治的にも旨味は少ないので、金回りは悪い。

生命の起源とか、地球外生命の存在確認など、人類の認識に重大な影響を与える事業なのに、世間の関心は低い。

出るぞ出るぞという情報だけが先行して、やや疲れが出ていることも災いしている(オオカミ少年シンドロームだな)。

宇宙人はいるのか、それともいないのか(もちろん、浮沈子はいないと信じているけどな)。

他の天体に、細菌程度の生命が発見されたとしても、科学界はともかく、一般人の日常生活には殆ど何の影響もないからな。

宇宙人が空飛ぶ円盤に乗って攻めて来るとか、そういう話にならない限り、世間の関心は低いままだろう(そうなのかあ?)。

生命の起源が、宇宙からの飛来によって起こったとか、必要な材料が隕石からもたらされたとしても、我々の生活が一変するわけではない。

もう、何十億年も前の話だしな。

微生物程度が太陽系内の他の天体で発見されたとしても、必要な検疫を行えば、サンプルリターンくらいまでは、ほぼ影響ない。

系外惑星なら、おそらく、人類が滅亡するくらいまでの影響はない(遠すぎるからね)。

科学界や人類の認識は大きく変わるだろうが、日常生活は今まで通りだ。

レストランで注文し、コンビニで買い物する。

出稼ぎにきた宇宙人が、注文取ったりレジ袋に商品を入れてくれるわけじゃないしな。

何も変わらないのだ。

そのために、莫大な予算を消費し、探査機やロケットを飛ばし、山の上や宇宙空間に望遠鏡を配置する。

一般向けの科学雑誌やサイトに掲載される記事は、そのギャップを埋める重要な役割を果たす。

業界の金回りを維持するための、重要なツールだ。

専門性が高く、一部の専門家の趣味の世界に陥ってしまいがちな事業を、広く遍くオーソライズし、政治的にも選択しやすい基盤を与える。

我々の日常生活との接点は、そこに掛かっているといっても過言ではない。

媒体のライターだけではなく、当事者組織の中でも、積極的にアウトリーチを行うことが増えている。

ニッチな情報とかには丁寧に解説付けて、記事にしやすい資料を添えて、媒体が取り上げてくれそうなエピソードもおまけに付けたりする。

ド派手な有人宇宙開発とは異なり、また、黙っていても民間の資金が集まる宇宙旅行とは違い、なけなしの税金を投じる公共事業的意味合いが強い非営利的宇宙開発のマイナー分野では、世間の理解(つーか、「ああ、聞いたことある」程度の認識)は極めて重要だ。

エウロパって、なに?。

エンケラドゥスって、聞いたことないけど?。

それじゃあ、話にならない。

デザートの名前でも、カクテルの名前でもないからな(タピオカとかソルティドッグなら知ってるけど)。

そのうち、そういう名前のデザートやカクテルが出来るかもな。

「食後にはエウロパください。」

「エンケラドゥス、ステアなしで。」

まあ、どうでもいいんですが。

ちなみに、今回、マーチソン隕石などから発見されたリボース(RNAの材料の一つ)は、通常は生体反応で生成される。

(リボース)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%B9

「この糖は生体内ではペントースリン酸経路あるいはカルビン-ベンソン回路で作られる。」

自然界(といっても、地球上だけですが)にはD型しかなく、その鏡像異性体であるL型はない。

記事中には、どっちの型が見つかったかは書かれていないのだ(詳細は、未調査)。

アウトリーチする際にも、その辺りの情報をしっかりと付け加えて欲しいもんだな。

(生命を構成する糖を隕石から初めて検出
—宇宙に RNA の材料となる糖の存在を証明— :共同研究者がいる東北大のプレスリリース)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20191115_01web_RNA.pdf

「隕石からリボースなどの糖を検出したことは、宇宙にも生命を構成する糖が存在することを示す発見です。そのような糖は生命誕生前の地球にも飛来し、地球上の生命の起源につながる材料の一部となった可能性があります。」

まあいい。

エウロパクリッパー(木星圏周回探査機)については、延期に延期を重ね、現在では2023年打ち上げとされているが、それだってどうなるか分かったもんじゃない。

アルテミス計画やらでSLSのスケジュールが立て込んでくれば、真っ先に先送りされる程度の事業だ(惑星配置の関係から、起動ウインドウは2022年から2025年とされている)。

(Space Launch Systemの起動リスト:標題から自動翻訳のまま:以下同じ)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Space_Launch_System_launches

「・便名:3
・日付/時刻(UTC)2023年7月4日→既に2025年に延期という話も
・構成:ブロック1貨物
・ペイロード:ヨーロッパクリッパー
・軌道:木星
・結果:計画中
・エウロパクリッパー宇宙船を直接ホーマン転送軌道を介して木星に運ぶ。」

打ち上げ予定日からして、クサい日付だ(米国の独立記念日だぜ!)。

やれやれ・・・。

3年くらいで、ダイレクトに木星圏に送り込むという、SLS頼みのスケジュールだからな。

もちろん、ランダーとかローバーは積まない。

ランダーは、エウロパクリッパーの探査を経て、着陸条件とかを見極めて開発することになる。

少なくとも、2020年代に実現する可能性はゼロだ。

あると信じられている氷の下の海に潜るローバー(つーのかあ?)に至っては、実現可能性を模索している段階で、ひょっとしたら没になるかも知れない。

どーせ潜るんだから、没でもいいか・・・。

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