スターライナーが着陸したのは57分なのかそれとも58分なのか ― 2019年12月25日 01:04
スターライナーが着陸したのは57分なのかそれとも58分なのか
バレンタインデーと共に、モテない男の厄日であるクリスマスイブを、今年も一人で過ごす・・・。
今日の浮沈子のミッションは、辰巳国際水泳場で華麗にスタート台から飛び込めというヤツ。
今年、2回目の飛込練習だ。
午前中は、先日仮付けしたダブルタンク用のドライホースを、まともなの(ドライスーツに付属で付いていたフレックスタイプ)に付け換えたり、見つからなかったラインアローを捜索したり(フィンを入れる箱の中で発見!)、いろいろ懸案を解決する。
DPV再受講に向けて、スチューデントプロファイルを書き直したり、コンビニで印刷したり。
飯食ってから、大井町にウエイトベルト買いに行ったりして、ついでに筋トレだけしてからバカ高い電車に乗って新木場まで行く。
約45分の飛込練習で、何とかなりそうな手応えは掴めた。
帰ってきて、爆食爆睡。
昨日から気になって調べていた、スターライナーの着陸時刻を再確認する。
(【追記あり】ボーイング「スターライナー」宇宙船、まもなく地上帰還)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20191222-00155920/
「ボーイング開発による新型有人宇宙船「CST-100:Starliner」は、日本時間12月22日午後21時57分すぎ、無人飛行試験を終え、米ニューメキシコ州のホワイトサンズミサイル試験場へ帰還した。」
元々の予定も確認する。
「着陸予定は日本時間午後9時57分となる。」
「スターライナー帰還の主な予定(日本時間):
21:13 : 帰還ミッションのGO/NO GO(実施)判断
21:20 : 軌道離脱エンジン噴射
21:25 : クルーモジュール、サービスモジュール分離
21:57 : 着陸」
ほかの媒体や、NASAのツイッターでは、58分になっている(そうじゃない記事も・・・)。
(ボーイングのスターライナーカプセルが宇宙ステーションとのランデブーを失った後に着陸)
https://spaceflightnow.com/2019/12/22/boeings-starliner-capsule-safely-lands-after-missing-rendezvous-with-space-station/
「最初の宇宙旅行を終えて、再利用可能なスターライナーカプセルは、日曜日の午前7時58分(米国東部標準時間:GMT 1258)にニューメキシコ州のホワイトサンズスペースハーバーに着陸しました。」(一部浮沈子修正)
(LANDING CONFIRMED)
https://twitter.com/NASA/status/1208735543657320448
「The #Starliner spacecraft safely touched down at 7:58am ET at @WSMissileRange in New Mexico with a bulleye landing.」(「bullseye」が正しい。「at @」も被っているしな・・・。)
(スターライナーが再定義された「勝利」で歴史を作る)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/boeing/starliner-makes-history-in-redefined-victory/
「OFT宇宙船は、計画よりも低い(約155マイルまたは250キロメートル)軌道で2日間過ごした後、ホワイトサンズミサイルレンジのホワイトサンズスペースハーバーで、午前5時48分(CST午前6時48分)に着陸しました。ニューメキシコで。ボーイングは、MSTの午前5時57分に着陸が行われると予測していました。タイミングの不一致により、カプセルが主要な目的である国際宇宙ステーションへの飛行とドッキングを達成できなかったため、このわずかな違いはやや皮肉です。」
10分ズレてることに加えて、この記事は日付も間違ってるしな。
「ボーイングの軌道飛行試験は、スターライナーカプセルがホワイトサンズミサイルレンジに着陸した今日(12月23日日曜日)に終了しました。」(日曜日は22日です。)
まあ、どうでもいいんですが。
時差を整理しておく(日付はいずれも12月22日)。
・協定世界時(UTC):12時58分
・米国東部時間(NASAの本部があるとこ):7時58分
・ホワイトサンズがあるニューメキシコ州の山岳時間(MST):5時58分
・日本標準時(JST):21時58分
(宇宙飛行ではどこの時間を使用しているのですか)
http://iss.jaxa.jp/iss_faq/life/life_017.html
「国際宇宙ステーション(ISS)での時刻は協定世界時(UTC)を使用しています。 」
「スペースシャトルではMET(Mission Elapsed Time)という打上げからの経過時間を主に使用していました。」
今回、ミッション失敗の原因になったスターライナーの場合は、このMETの設定が間違ってしまったことが原因だと言われている(浮沈子は疑ってるけどな)。
このことについては、別途記事にするつもりだが、ここでは詳しくは触れない。
(協定世界時)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%94%E5%AE%9A%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%99%82
「世界各地の標準時は協定世界時を基準としている。日本標準時 (JST) は協定世界時よりも9時間早く、「+0900 (JST)」と表記する。」
「協定世界時の略称はUTCである」
このアルファベット順が、どの言語も反映していないところがインターナショナルな匂いがするな。
「GMT と Z は、航法や通信の分野で UTC と同義語として認められる」
(ミッション経過時間)
https://en.wikipedia.org/wiki/Mission_Elapsed_Time
「Mission Elapsed Time(MET)は、NASAの宇宙ミッション中、特にスペースシャトルミッション中に使用されます。」
「ミッションの大部分は打ち上げの時間に依存するため、打ち上げ後のすべてのイベントはミッションの経過時間にスケジュールされます。これにより、起動時間がずれた場合のイベントの継続的な再スケジュールが回避されます。METクロックは、離陸時にゼロに設定され、通常の日、時間、分、および秒で順方向にカウントされます。たとえば、2/03:45:18 METは、離陸から2日、3時間、45分、18秒経過したことを意味します。」
「国際宇宙ステーション(ISS)は「恒久的」と国際的な使命であるため、METのクロックを使用していません。ISSは協定世界時(UTC / GMT)を順守しています。」
「シャトルがISSを訪れたとき、ISSの乗組員は通常、一緒に作業しやすくするためにMETクロックに勤務日を合わせました。シャトルにはUTCクロックも搭載されていたため、宇宙飛行士はISSの「公式」時間を簡単に把握できました。」
フロリダは米国東部時間でUTC-5時間だからな。
時差の関係でおかしくなったわけではない(未確認)。
今のところ、怪しいと思われる記事はこのくらいだ・・・。
(ULAの打ち上げチームは、スターライナーミッションに拡張Atlas 5カウントダウンを採用)
https://spaceflightnow.com/2019/12/19/ulas-launch-team-to-employ-extended-atlas-5-countdown-for-starliner-missions/
「パイロットなしのシェイクダウンミッションで国際宇宙ステーションに向かうStarliner's Orbital Flight Testでは、カウントダウンは11時間20分になります。」
まあいい。
これについては、別稿に譲る。
で、肝心のスターライナーの着陸時刻だが、ビデオを見ても、着陸の瞬間の時刻表示は出ていない。
(Boeing Starliner Orbital Flight Test Landing:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=4228&v=lPzNHeX7OYM&feature=emb_logo
ビデオのタイマーで、1時間10分44秒で着陸している(画像参照)。
時刻表示(画面右上にUTC時刻が表示される)が出ている画面で、このタイマーとの差を見れば、着陸時刻が分かることに気付いた。
タイマー表示で1時間5分00秒(ランディングの5分44秒前)では、UTC表示では12時52分08秒くらいだ(1秒くらいの誤差はあるかも)。
この差を適用すると、UTCで12時57分52秒にランディングしていることになる(12時52分08秒+5分44秒:合ってますう?)。
秋野さんの記事のように57分過ぎというのも正しいし、NASAの発表や、その大本営発表をそのまま掲載しているメディアが58分としているのも間違いではない。
だって、57分丁度では、まだ着陸してないからな(そういうことかあ?)。
スペースフライトインサイダーが書いているように、この1分近い差は皮肉だ。
パラシュート降下は、文字通り風任せだからな。
場所的にはブルズアイランディング(ど真ん中への着陸)かも知れないけど、時間までぴったり予測はできない。
1分未満で降ろした技術は大したものだ。
とても、タイマーで11時間もズレたチョンボをやらかした会社とは思えない出来栄えだ(って、褒めてるんだけどな・・・)。
この作業は、昼飯食いながら、レストランでシンクパッド10を弄りながら行った。
21世紀的な感じがする。
ド素人の一般人が、レストランで昼の定食食いながら、高度250kmからパラシュートでグラウンドランディングする宇宙船の動画を、無線LAN接続されたタブレット端末で確認して、ランディング時刻を秒単位でチェックしている・・・。
その後、電動アシスト自転車でダイビング用のウエイトベルトを仕入れに行ったりするし。
日常の中にハイテクが溶け込み、さりげなく宇宙とつながっている。
そのうち、ネットのバックボーンの半分をインターリンクが担うようになり、文字通り宇宙とつながるわけだがな。
もしも、スターライナーのタイマーが、本当にただのチョンボで11時間ズレていただけなら、21世紀にあるまじき大失態だ。
ボーイングはISS(UTC使用)の運行管理を行う主契約企業だし、スペースシャトル(MET使用)の運行にも深くかかわっている(オービター建造の主契約企業)。
今回は無罪確定のULAにしたって、貨物輸送機のシグナスをISS向けに飛ばした実績はある。
(アトラス V)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9_V
「アトラスVが打ち上げた最も重いペイロードはオービタル・サイエンシズ社が製造したISS無人宇宙補給機 シグナス CRS OA-4(打ち上げ時重量 7,492キログラム (16,517 lb))で、2015年12月6日に打ち上げられた」
着陸の方は、まあ、1分くらいズレたってどうってことはないけど、ISSを狙い撃ちにする際には、ローンチウインドウは1秒しか開いていないからな。
アトラスVの方だって、クリティカルな運用をこなした実績はある。
しかし、その両方を合わせて行ったのは、今回が初めてだろう。
ミッションエラプスドタイム(MST)を誤って取得したスターライナーのチョンボを、その後のチェックで検証することはできなかった。
また、手動でリカバリーしようにも、データリンク衛星と通信するためのアンテナがあさっての方を向いてたわけだからな。
二重のミスが重なって、到達高度は予定の62パーセントにとどまり、ISSへの自動ドッキングに必要なセンサーの実地テストは見送られた。
元々、ボーイングが設計製造したドッキングアダプターだからな。
自前での地上テストも可能だったろうが、アンテナのチョンボは想定外だからな。
そこでも、何か仕組んでたのかも知れない。
確実に失敗させるための、何かだ・・・。
MSTの取得ミスをリカバリーさせないための、念押しの何か。
手が込んでる。
悪質極まりないな。
まあ、例によって、浮沈子の妄想ですが。
内部事情に精通した、高度な破壊工作か、さもなければ妄想通り「仕込み」が行われたということか。
宇宙開発では、何かが起こっても、全てが明らかになるとは限らないしな。
例えば、2年前に打ち上げたズーマがどうなったか。
浮沈子は、きっと今もどこかで我々を見張っていると思うんだがな。
もしかしたら、今回の打ち上げ軌道は、ズーマとランデブーしそうだったのかも知れない。
みっけ!、とかな。
やっぱ、それはまずいしな。
今夜も、妄想が羽ばたいて、眠れなくなりそうだな・・・。
(ボーイングCEOが欠陥機「737 MAX」への対応の不手際により事実上解任される:追加)
https://gigazine.net/news/20191224-boeing-fires-ceo-after-737-max/
「ニューヨーク・タイムズでは、この辞任は、2件の墜落事故を引き起こした欠陥機「ボーイング 737 MAX」への対応の不手際を受けての事実上の「解任」だったと報じています。」
解任のタイミングも直接の理由も、今回のスターライナーの失敗と結び付けられているようだ。
「同社が製造を担った新型宇宙船「スターライナー」のミッション失敗直後に、ボーイング取締役会は全会一致でミュレンバーグCEOの解任を決定したとのこと。」
「2019年12月20日に打ち上げられたスターライナーはミッションの主目的である「国際宇宙ステーションとのドッキング」に失敗、その原因は「機体時刻の設定が間違っていたこと」だと判明しています。」
来月からは、737Maxの生産が停止される。
航空会社は、来年6月までの運行を見合わせているしな。
民間航空機部門はどん底だ。
辞めさせるには、ちょうどいいタイミングでスターライナーの失敗が起こったことになる。
ひょっとすると、チョンボの本当の理由は、社内抗争が原因だったりするかも知れないな。
ああ、また、新たな妄想のネタが・・・。
バレンタインデーと共に、モテない男の厄日であるクリスマスイブを、今年も一人で過ごす・・・。
今日の浮沈子のミッションは、辰巳国際水泳場で華麗にスタート台から飛び込めというヤツ。
今年、2回目の飛込練習だ。
午前中は、先日仮付けしたダブルタンク用のドライホースを、まともなの(ドライスーツに付属で付いていたフレックスタイプ)に付け換えたり、見つからなかったラインアローを捜索したり(フィンを入れる箱の中で発見!)、いろいろ懸案を解決する。
DPV再受講に向けて、スチューデントプロファイルを書き直したり、コンビニで印刷したり。
飯食ってから、大井町にウエイトベルト買いに行ったりして、ついでに筋トレだけしてからバカ高い電車に乗って新木場まで行く。
約45分の飛込練習で、何とかなりそうな手応えは掴めた。
帰ってきて、爆食爆睡。
昨日から気になって調べていた、スターライナーの着陸時刻を再確認する。
(【追記あり】ボーイング「スターライナー」宇宙船、まもなく地上帰還)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20191222-00155920/
「ボーイング開発による新型有人宇宙船「CST-100:Starliner」は、日本時間12月22日午後21時57分すぎ、無人飛行試験を終え、米ニューメキシコ州のホワイトサンズミサイル試験場へ帰還した。」
元々の予定も確認する。
「着陸予定は日本時間午後9時57分となる。」
「スターライナー帰還の主な予定(日本時間):
21:13 : 帰還ミッションのGO/NO GO(実施)判断
21:20 : 軌道離脱エンジン噴射
21:25 : クルーモジュール、サービスモジュール分離
21:57 : 着陸」
ほかの媒体や、NASAのツイッターでは、58分になっている(そうじゃない記事も・・・)。
(ボーイングのスターライナーカプセルが宇宙ステーションとのランデブーを失った後に着陸)
https://spaceflightnow.com/2019/12/22/boeings-starliner-capsule-safely-lands-after-missing-rendezvous-with-space-station/
「最初の宇宙旅行を終えて、再利用可能なスターライナーカプセルは、日曜日の午前7時58分(米国東部標準時間:GMT 1258)にニューメキシコ州のホワイトサンズスペースハーバーに着陸しました。」(一部浮沈子修正)
(LANDING CONFIRMED)
https://twitter.com/NASA/status/1208735543657320448
「The #Starliner spacecraft safely touched down at 7:58am ET at @WSMissileRange in New Mexico with a bulleye landing.」(「bullseye」が正しい。「at @」も被っているしな・・・。)
(スターライナーが再定義された「勝利」で歴史を作る)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/boeing/starliner-makes-history-in-redefined-victory/
「OFT宇宙船は、計画よりも低い(約155マイルまたは250キロメートル)軌道で2日間過ごした後、ホワイトサンズミサイルレンジのホワイトサンズスペースハーバーで、午前5時48分(CST午前6時48分)に着陸しました。ニューメキシコで。ボーイングは、MSTの午前5時57分に着陸が行われると予測していました。タイミングの不一致により、カプセルが主要な目的である国際宇宙ステーションへの飛行とドッキングを達成できなかったため、このわずかな違いはやや皮肉です。」
10分ズレてることに加えて、この記事は日付も間違ってるしな。
「ボーイングの軌道飛行試験は、スターライナーカプセルがホワイトサンズミサイルレンジに着陸した今日(12月23日日曜日)に終了しました。」(日曜日は22日です。)
まあ、どうでもいいんですが。
時差を整理しておく(日付はいずれも12月22日)。
・協定世界時(UTC):12時58分
・米国東部時間(NASAの本部があるとこ):7時58分
・ホワイトサンズがあるニューメキシコ州の山岳時間(MST):5時58分
・日本標準時(JST):21時58分
(宇宙飛行ではどこの時間を使用しているのですか)
http://iss.jaxa.jp/iss_faq/life/life_017.html
「国際宇宙ステーション(ISS)での時刻は協定世界時(UTC)を使用しています。 」
「スペースシャトルではMET(Mission Elapsed Time)という打上げからの経過時間を主に使用していました。」
今回、ミッション失敗の原因になったスターライナーの場合は、このMETの設定が間違ってしまったことが原因だと言われている(浮沈子は疑ってるけどな)。
このことについては、別途記事にするつもりだが、ここでは詳しくは触れない。
(協定世界時)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%94%E5%AE%9A%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%99%82
「世界各地の標準時は協定世界時を基準としている。日本標準時 (JST) は協定世界時よりも9時間早く、「+0900 (JST)」と表記する。」
「協定世界時の略称はUTCである」
このアルファベット順が、どの言語も反映していないところがインターナショナルな匂いがするな。
「GMT と Z は、航法や通信の分野で UTC と同義語として認められる」
(ミッション経過時間)
https://en.wikipedia.org/wiki/Mission_Elapsed_Time
「Mission Elapsed Time(MET)は、NASAの宇宙ミッション中、特にスペースシャトルミッション中に使用されます。」
「ミッションの大部分は打ち上げの時間に依存するため、打ち上げ後のすべてのイベントはミッションの経過時間にスケジュールされます。これにより、起動時間がずれた場合のイベントの継続的な再スケジュールが回避されます。METクロックは、離陸時にゼロに設定され、通常の日、時間、分、および秒で順方向にカウントされます。たとえば、2/03:45:18 METは、離陸から2日、3時間、45分、18秒経過したことを意味します。」
「国際宇宙ステーション(ISS)は「恒久的」と国際的な使命であるため、METのクロックを使用していません。ISSは協定世界時(UTC / GMT)を順守しています。」
「シャトルがISSを訪れたとき、ISSの乗組員は通常、一緒に作業しやすくするためにMETクロックに勤務日を合わせました。シャトルにはUTCクロックも搭載されていたため、宇宙飛行士はISSの「公式」時間を簡単に把握できました。」
フロリダは米国東部時間でUTC-5時間だからな。
時差の関係でおかしくなったわけではない(未確認)。
今のところ、怪しいと思われる記事はこのくらいだ・・・。
(ULAの打ち上げチームは、スターライナーミッションに拡張Atlas 5カウントダウンを採用)
https://spaceflightnow.com/2019/12/19/ulas-launch-team-to-employ-extended-atlas-5-countdown-for-starliner-missions/
「パイロットなしのシェイクダウンミッションで国際宇宙ステーションに向かうStarliner's Orbital Flight Testでは、カウントダウンは11時間20分になります。」
まあいい。
これについては、別稿に譲る。
で、肝心のスターライナーの着陸時刻だが、ビデオを見ても、着陸の瞬間の時刻表示は出ていない。
(Boeing Starliner Orbital Flight Test Landing:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=4228&v=lPzNHeX7OYM&feature=emb_logo
ビデオのタイマーで、1時間10分44秒で着陸している(画像参照)。
時刻表示(画面右上にUTC時刻が表示される)が出ている画面で、このタイマーとの差を見れば、着陸時刻が分かることに気付いた。
タイマー表示で1時間5分00秒(ランディングの5分44秒前)では、UTC表示では12時52分08秒くらいだ(1秒くらいの誤差はあるかも)。
この差を適用すると、UTCで12時57分52秒にランディングしていることになる(12時52分08秒+5分44秒:合ってますう?)。
秋野さんの記事のように57分過ぎというのも正しいし、NASAの発表や、その大本営発表をそのまま掲載しているメディアが58分としているのも間違いではない。
だって、57分丁度では、まだ着陸してないからな(そういうことかあ?)。
スペースフライトインサイダーが書いているように、この1分近い差は皮肉だ。
パラシュート降下は、文字通り風任せだからな。
場所的にはブルズアイランディング(ど真ん中への着陸)かも知れないけど、時間までぴったり予測はできない。
1分未満で降ろした技術は大したものだ。
とても、タイマーで11時間もズレたチョンボをやらかした会社とは思えない出来栄えだ(って、褒めてるんだけどな・・・)。
この作業は、昼飯食いながら、レストランでシンクパッド10を弄りながら行った。
21世紀的な感じがする。
ド素人の一般人が、レストランで昼の定食食いながら、高度250kmからパラシュートでグラウンドランディングする宇宙船の動画を、無線LAN接続されたタブレット端末で確認して、ランディング時刻を秒単位でチェックしている・・・。
その後、電動アシスト自転車でダイビング用のウエイトベルトを仕入れに行ったりするし。
日常の中にハイテクが溶け込み、さりげなく宇宙とつながっている。
そのうち、ネットのバックボーンの半分をインターリンクが担うようになり、文字通り宇宙とつながるわけだがな。
もしも、スターライナーのタイマーが、本当にただのチョンボで11時間ズレていただけなら、21世紀にあるまじき大失態だ。
ボーイングはISS(UTC使用)の運行管理を行う主契約企業だし、スペースシャトル(MET使用)の運行にも深くかかわっている(オービター建造の主契約企業)。
今回は無罪確定のULAにしたって、貨物輸送機のシグナスをISS向けに飛ばした実績はある。
(アトラス V)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9_V
「アトラスVが打ち上げた最も重いペイロードはオービタル・サイエンシズ社が製造したISS無人宇宙補給機 シグナス CRS OA-4(打ち上げ時重量 7,492キログラム (16,517 lb))で、2015年12月6日に打ち上げられた」
着陸の方は、まあ、1分くらいズレたってどうってことはないけど、ISSを狙い撃ちにする際には、ローンチウインドウは1秒しか開いていないからな。
アトラスVの方だって、クリティカルな運用をこなした実績はある。
しかし、その両方を合わせて行ったのは、今回が初めてだろう。
ミッションエラプスドタイム(MST)を誤って取得したスターライナーのチョンボを、その後のチェックで検証することはできなかった。
また、手動でリカバリーしようにも、データリンク衛星と通信するためのアンテナがあさっての方を向いてたわけだからな。
二重のミスが重なって、到達高度は予定の62パーセントにとどまり、ISSへの自動ドッキングに必要なセンサーの実地テストは見送られた。
元々、ボーイングが設計製造したドッキングアダプターだからな。
自前での地上テストも可能だったろうが、アンテナのチョンボは想定外だからな。
そこでも、何か仕組んでたのかも知れない。
確実に失敗させるための、何かだ・・・。
MSTの取得ミスをリカバリーさせないための、念押しの何か。
手が込んでる。
悪質極まりないな。
まあ、例によって、浮沈子の妄想ですが。
内部事情に精通した、高度な破壊工作か、さもなければ妄想通り「仕込み」が行われたということか。
宇宙開発では、何かが起こっても、全てが明らかになるとは限らないしな。
例えば、2年前に打ち上げたズーマがどうなったか。
浮沈子は、きっと今もどこかで我々を見張っていると思うんだがな。
もしかしたら、今回の打ち上げ軌道は、ズーマとランデブーしそうだったのかも知れない。
みっけ!、とかな。
やっぱ、それはまずいしな。
今夜も、妄想が羽ばたいて、眠れなくなりそうだな・・・。
(ボーイングCEOが欠陥機「737 MAX」への対応の不手際により事実上解任される:追加)
https://gigazine.net/news/20191224-boeing-fires-ceo-after-737-max/
「ニューヨーク・タイムズでは、この辞任は、2件の墜落事故を引き起こした欠陥機「ボーイング 737 MAX」への対応の不手際を受けての事実上の「解任」だったと報じています。」
解任のタイミングも直接の理由も、今回のスターライナーの失敗と結び付けられているようだ。
「同社が製造を担った新型宇宙船「スターライナー」のミッション失敗直後に、ボーイング取締役会は全会一致でミュレンバーグCEOの解任を決定したとのこと。」
「2019年12月20日に打ち上げられたスターライナーはミッションの主目的である「国際宇宙ステーションとのドッキング」に失敗、その原因は「機体時刻の設定が間違っていたこと」だと判明しています。」
来月からは、737Maxの生産が停止される。
航空会社は、来年6月までの運行を見合わせているしな。
民間航空機部門はどん底だ。
辞めさせるには、ちょうどいいタイミングでスターライナーの失敗が起こったことになる。
ひょっとすると、チョンボの本当の理由は、社内抗争が原因だったりするかも知れないな。
ああ、また、新たな妄想のネタが・・・。
キックボード式の電動スクーターは普及するのか ― 2019年12月25日 16:21
キックボード式の電動スクーターは普及するのか
折り畳み電動スクーターであるブレイズスマートEV(浮沈子はオーナーです)。
(BLAZE SMART EV)
https://www.blaze-smartev.jp/
最近売り出したブレイズEVスクーターと紛らわしい(こちらは、立ち乗りも可能)。
(BLAZE EV SCOOTER)
https://www.blaze-evscooter.jp/
バッテリー取り外し不可で、24.8kgの総重量ということで、浮沈子の選択肢からは落ちたが、まんまママチャリのサドル風シートの座り心地の良さそうなこと!。
巷では、キックボード風の立ち乗りスクーターが話題だが、歩道走行不可、方向指示器が付かなかったり(最高速度20km未満なら方向指示器が無くてもいいらしいが、逆に手信号出さないと道路交通法違反だそうです。ちなみに、自転車も手信号出さないと違反だけどな)、乗り捨てレンタルが出来なかったり、もちろん第一種原動機付自転車だから、免許証の所持・携帯、ヘルメット着用、自動車損害賠償責任保険への加入が義務付けられており、自動車税も掛かる。
浮沈子は、任意保険にも加入しており、これが結構高い(年額3万円くらい)。
バッテリーはリチウムイオン電池だが、当然、充放電を繰り返せば劣化は避けられない。
使い方次第だろうが、週に数回、往復10kmの大井町通いを続けているような使い方では1年くらいは余裕で持ちそうな感じだ(現在10か月くらい)。
バッテリー単体の値段は4万円。
2年に1回は交換が必要だろう(未確認)。
立ち乗りスクーターでも、その辺りは同じと思われる(未確認)。
またがり式を1000km以上乗ってみて、直進安定性の悪さ(ふらつきます)、シートの固さにも慣れて来て、片道5km程の使い方なら問題なく乗れることが分かった。
バッテリーは、簡単に持っていかれてしまうので、本体用と併せてコード式のロックを買ったりしたが、本体ごと持っていかれちまうリスクは回避しようがない。
キーレスエントリーなので、すぐに乗り逃げされる心配はないけどな。
キックボードって、乗ったことないので、なんともいえない。
(電動キックボード試乗レポート、予想外の「落とし穴」があった!【動画付き】)
https://diamond.jp/articles/-/224057?page=2
「左手を離すと不安定!「手信号」に“黄信号”:
ただし、走行中に一つ気になる出来事があった。記者が橋を渡って折り返してから直線を走っているとき、試しに左手を離してみると、車体が不安定になって大きくぐらついてしまったのだ(右手はアクセルレバーを押していないといけないので離せない)。危うく転倒しそうになったので、すぐ両手で握る体勢に戻さざるを得なかった。」
手信号出すなんて、むしろ危険だろう。
歩道走行も防ぎようがないに違いない。
歩行者を巻き込んだ事故が多発する恐れは高い。
自動車との接触による死亡事故も多発するだろうしな。
海外でそういう事態が起きても、我が国ではなかなか報道されないだろうしな。
米国では、全面禁止になった都市もあるようだ。
(レンタルスクーター、ついにアメリカの一部でBAN。先日の事故死を受けて)
https://www.gizmodo.jp/2019/07/nashville-is-banning-electric-scooters.html
「テネシー州のナッシュビルが、レンタルスクーターを禁止する方針を決めました。」
「市長のDavid Brileyはナッシュビルで操業している7社に対して、パイロットプロジェクトを終了し、電動スクーターを道路から締め出すことを決めた」
もっとも、厳しい規制を掛けたうえで、小数の配置は認めるらしい。
我が国で原付が売れなくなったのは、駐車禁止の取り締まりが厳しくなったからだと言われている。
駐輪場を整備するなどの社会資本を投下しなければ普及は望めないし、乗り捨て方式などは論外だ(占有離脱物横領の嵐か)。
現状のままの規制で導入しようとすれば、我が国では100年経っても普及しないに違いない。
高齢者の移動なんかには、絶対に使えないしな。
免許なしで乗せれば、子供の事故が多発して少子高齢化対策という社会政策にも反する。
少しは歩いた方が、或いは、せめて自転車でも漕いだ方が健康には良さそうな、若く元気かつ、カロリー過剰な人向けの商品だ。
レンタル式でも値段の高さは変わらない。
1日使えば2000円くらいだそうだからな。
浮沈子のように、年間100日は使うようなユーザーなら、買った方が安い(ブレイズスマートEVは、税込乗り出し18万円、保険料、バッテリーの減価償却入れても、2年で元が取れる)。
階段で2階まで手運びし、大井町に2時間まで無料の駐輪場があり、それ以外の用途では使わず、10km以上連続走行するなんてことは決してなく、電動アシストママチャリという最強の代替交通手段があるといった、特定用途でハマったら、買いかもしれない。
先日から、前輪周りから異音が出て、いろいろ調節してみたんだが、原因が分からずにいた。
ふつーに走行している時にも音が出ていたわけだが、前輪ブレーキワイヤーのカバーがタイヤと干渉していたことが原因と判明した(画像参照)。
やれやれ・・・。
土砂降りの雨の日には乗れない。
メーカーも対応していないと言っているし、そもそも後輪内蔵のモーターが心配だ。
フレームに差し込むバッテリーも、防水には見えないしな。
そんな時は、電動アシストママチャリが大活躍する。
まあ、それでも十分だし、むしろ健康のためにはその方がいい。
話を戻そう。
キックボード自体が、公道走行を認められていない貧困な道路環境の中に、電動キックボードを放り込んだら大混乱だろうな。
不安定な乗り物を、制限速度60km、実際の走行速度80kmの道路環境に放り出す。
ブレイズの立ち乗りもできるEVスクーターが、実に座り心地の良さげなサドル式シートを備えている意味は重要だ。
あの会社は、よく分かっているのだ。
元々、キャンピングカーに積んでいって、行った先でのチョイノリに使うという発想だからな。
その範囲での使い方に絞っている。
渋谷パルコに置いてあったという別の電動キックボードは、見ていない。
(ZERO9)
https://zero9.hop-on.jp/
珍しさが先に立って、話題にはなるかも知れないが、日常の足にはならない。
事実上、自転車で十分な距離しか乗れず、一通逆走、歩道走行可、駐輪場が溢れているライバルには勝てまい。
レンタル自転車市場の方が、まだ脈がありそうな気がする。
そっちも、なかなか展開できないでいるようだしな。
免許なし、方向指示義務なし、歩道走行可、一通逆走可、自賠責不要、ヘルメット不要の完全自転車並みの自由度を与え、レンタル料金が現在の10分の1(1日借りて200円くらい)になり、日本全国、どこで乗り捨てても自由にならない限り、普及は望めない。
購入価格も、2万円くらいにしてもらいたいな。
そうしたら、近所のコンビニに買い物行ったり、今、このブログを書いているレストランに行くのに使ってもいい。
自転車を処分して、2台目の電動移動体として購入する。
ああ、片手運転できることも重要な要件かもな。
自転車のメリットは、まさにそこにある(そうなのかあ?)。
うちの近所では、子供乗せたママチャリが、片手でスマホしながら一時停止無視して走り回ってるしな(もちろん、道交法違反です!:良い子はマネしないでね!)。
片手スマホ出来なければ、乗り物として不完全な時代だ(そんなあ!)。
まあ、その辺りは技術的に解決可能になるに違いない。
転倒防止用の仕掛けが付いたり、自動運転してくれたりしてな。
(【圧倒的未来感】ヤマハの自立するロボット・オートバイ「MOTOROiD」(モトロイド)が転倒しないしくみ 開発者インタビュー)
https://robotstart.info/2017/10/26/tms-yamaha02-2.html
「モトロイドはオートバイのスタンドをあげても倒れない。2輪で自立する技術を実現している。」
(電動キックボードを自動運転化! 「Tortise」はカメのように自走してドックへ)
https://techable.jp/archives/110523
「現在、街のあちこちに乗り捨てられた電動キックボードは、人力で回収して需要のある場所に配備したり充電したりしている。当然人件費がかかるし、再配備に関しても最適とはいかないだろう。」
「走行禁止区域などをマッピング。駐車スポットまで安全性を保って走行するとのこと。」
そうでもしなければ、現状のままの使い勝手と金額では普及は難しいだろう。
浮沈子的には、当分はまたがり式の電動スクーターで十分だ。
ホンダが、業務用として発売するようだが、70まんえんだってさ・・・。
(【70万円台で法人向け販売】原付一種/二種の2バージョンとなったホンダのベンリィe: は電動バイク普及の足掛かりになる?)
https://young-machine.com/2019/12/23/56396/
「価格は73万7000円~74万8000円」
話にならんな・・・。
年間1000km走る程度なら、30万円くらいの燃費のいい原付買って、ガソリンで走ったって、せいぜい年間3000円くらいしか掛からない。
オイル交換しても、1000円くらいだろう。
2年に1度4万円のバッテリー交換を考えれば、はるかに経済的だ。
電動スクーターは高い。
もちろん、ふつーの原付を階段で持ち上げて、玄関に畳んで立てかけておくわけにはいかない。
浮沈子は、往復300円くらいの電車賃と比較して、納得いく価格だったから買った。
年間100回通って、3万円(任意保険料くらいにしかならないけどな)。
特殊用途だし、新しいものを試してみる程度以上の意味はない。
立ち乗りは、更に使い辛いだろう。
何が普及のネックになるかは分からない。
それを探る時期が、結構長く続くのではないか。
ビッグビジネスになると言われているが、それは違うような気がしている。
例によって当てにはなりませんが。
電動アシストママチャリが、目下最大のライバルだ。
これを凌ぐ使い勝手を実現しない限り、巷に広く普及することはないだろうな・・・。
(電動キックボードで公道を156キロくらい走った話:追加)
https://medium.com/@Tukimikage/%E9%9B%BB%E5%8B%95%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A7%E5%85%AC%E9%81%93%E3%82%92156%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E8%B5%B0%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A9%B1-56794d7ac94b
Hop-on!の一つ前の型(ZERO8)だが、試乗記が出ていたのでリンクしておく。
休日の行楽地での使用だが、いろいろ参考になる。
クルマでの運搬と、行った先でのちょい乗りという理想的な使い方だ。
やっぱ、ZERO9に試乗しないと、電動キックボードは語れない感じだな・・・。
折り畳み電動スクーターであるブレイズスマートEV(浮沈子はオーナーです)。
(BLAZE SMART EV)
https://www.blaze-smartev.jp/
最近売り出したブレイズEVスクーターと紛らわしい(こちらは、立ち乗りも可能)。
(BLAZE EV SCOOTER)
https://www.blaze-evscooter.jp/
バッテリー取り外し不可で、24.8kgの総重量ということで、浮沈子の選択肢からは落ちたが、まんまママチャリのサドル風シートの座り心地の良さそうなこと!。
巷では、キックボード風の立ち乗りスクーターが話題だが、歩道走行不可、方向指示器が付かなかったり(最高速度20km未満なら方向指示器が無くてもいいらしいが、逆に手信号出さないと道路交通法違反だそうです。ちなみに、自転車も手信号出さないと違反だけどな)、乗り捨てレンタルが出来なかったり、もちろん第一種原動機付自転車だから、免許証の所持・携帯、ヘルメット着用、自動車損害賠償責任保険への加入が義務付けられており、自動車税も掛かる。
浮沈子は、任意保険にも加入しており、これが結構高い(年額3万円くらい)。
バッテリーはリチウムイオン電池だが、当然、充放電を繰り返せば劣化は避けられない。
使い方次第だろうが、週に数回、往復10kmの大井町通いを続けているような使い方では1年くらいは余裕で持ちそうな感じだ(現在10か月くらい)。
バッテリー単体の値段は4万円。
2年に1回は交換が必要だろう(未確認)。
立ち乗りスクーターでも、その辺りは同じと思われる(未確認)。
またがり式を1000km以上乗ってみて、直進安定性の悪さ(ふらつきます)、シートの固さにも慣れて来て、片道5km程の使い方なら問題なく乗れることが分かった。
バッテリーは、簡単に持っていかれてしまうので、本体用と併せてコード式のロックを買ったりしたが、本体ごと持っていかれちまうリスクは回避しようがない。
キーレスエントリーなので、すぐに乗り逃げされる心配はないけどな。
キックボードって、乗ったことないので、なんともいえない。
(電動キックボード試乗レポート、予想外の「落とし穴」があった!【動画付き】)
https://diamond.jp/articles/-/224057?page=2
「左手を離すと不安定!「手信号」に“黄信号”:
ただし、走行中に一つ気になる出来事があった。記者が橋を渡って折り返してから直線を走っているとき、試しに左手を離してみると、車体が不安定になって大きくぐらついてしまったのだ(右手はアクセルレバーを押していないといけないので離せない)。危うく転倒しそうになったので、すぐ両手で握る体勢に戻さざるを得なかった。」
手信号出すなんて、むしろ危険だろう。
歩道走行も防ぎようがないに違いない。
歩行者を巻き込んだ事故が多発する恐れは高い。
自動車との接触による死亡事故も多発するだろうしな。
海外でそういう事態が起きても、我が国ではなかなか報道されないだろうしな。
米国では、全面禁止になった都市もあるようだ。
(レンタルスクーター、ついにアメリカの一部でBAN。先日の事故死を受けて)
https://www.gizmodo.jp/2019/07/nashville-is-banning-electric-scooters.html
「テネシー州のナッシュビルが、レンタルスクーターを禁止する方針を決めました。」
「市長のDavid Brileyはナッシュビルで操業している7社に対して、パイロットプロジェクトを終了し、電動スクーターを道路から締め出すことを決めた」
もっとも、厳しい規制を掛けたうえで、小数の配置は認めるらしい。
我が国で原付が売れなくなったのは、駐車禁止の取り締まりが厳しくなったからだと言われている。
駐輪場を整備するなどの社会資本を投下しなければ普及は望めないし、乗り捨て方式などは論外だ(占有離脱物横領の嵐か)。
現状のままの規制で導入しようとすれば、我が国では100年経っても普及しないに違いない。
高齢者の移動なんかには、絶対に使えないしな。
免許なしで乗せれば、子供の事故が多発して少子高齢化対策という社会政策にも反する。
少しは歩いた方が、或いは、せめて自転車でも漕いだ方が健康には良さそうな、若く元気かつ、カロリー過剰な人向けの商品だ。
レンタル式でも値段の高さは変わらない。
1日使えば2000円くらいだそうだからな。
浮沈子のように、年間100日は使うようなユーザーなら、買った方が安い(ブレイズスマートEVは、税込乗り出し18万円、保険料、バッテリーの減価償却入れても、2年で元が取れる)。
階段で2階まで手運びし、大井町に2時間まで無料の駐輪場があり、それ以外の用途では使わず、10km以上連続走行するなんてことは決してなく、電動アシストママチャリという最強の代替交通手段があるといった、特定用途でハマったら、買いかもしれない。
先日から、前輪周りから異音が出て、いろいろ調節してみたんだが、原因が分からずにいた。
ふつーに走行している時にも音が出ていたわけだが、前輪ブレーキワイヤーのカバーがタイヤと干渉していたことが原因と判明した(画像参照)。
やれやれ・・・。
土砂降りの雨の日には乗れない。
メーカーも対応していないと言っているし、そもそも後輪内蔵のモーターが心配だ。
フレームに差し込むバッテリーも、防水には見えないしな。
そんな時は、電動アシストママチャリが大活躍する。
まあ、それでも十分だし、むしろ健康のためにはその方がいい。
話を戻そう。
キックボード自体が、公道走行を認められていない貧困な道路環境の中に、電動キックボードを放り込んだら大混乱だろうな。
不安定な乗り物を、制限速度60km、実際の走行速度80kmの道路環境に放り出す。
ブレイズの立ち乗りもできるEVスクーターが、実に座り心地の良さげなサドル式シートを備えている意味は重要だ。
あの会社は、よく分かっているのだ。
元々、キャンピングカーに積んでいって、行った先でのチョイノリに使うという発想だからな。
その範囲での使い方に絞っている。
渋谷パルコに置いてあったという別の電動キックボードは、見ていない。
(ZERO9)
https://zero9.hop-on.jp/
珍しさが先に立って、話題にはなるかも知れないが、日常の足にはならない。
事実上、自転車で十分な距離しか乗れず、一通逆走、歩道走行可、駐輪場が溢れているライバルには勝てまい。
レンタル自転車市場の方が、まだ脈がありそうな気がする。
そっちも、なかなか展開できないでいるようだしな。
免許なし、方向指示義務なし、歩道走行可、一通逆走可、自賠責不要、ヘルメット不要の完全自転車並みの自由度を与え、レンタル料金が現在の10分の1(1日借りて200円くらい)になり、日本全国、どこで乗り捨てても自由にならない限り、普及は望めない。
購入価格も、2万円くらいにしてもらいたいな。
そうしたら、近所のコンビニに買い物行ったり、今、このブログを書いているレストランに行くのに使ってもいい。
自転車を処分して、2台目の電動移動体として購入する。
ああ、片手運転できることも重要な要件かもな。
自転車のメリットは、まさにそこにある(そうなのかあ?)。
うちの近所では、子供乗せたママチャリが、片手でスマホしながら一時停止無視して走り回ってるしな(もちろん、道交法違反です!:良い子はマネしないでね!)。
片手スマホ出来なければ、乗り物として不完全な時代だ(そんなあ!)。
まあ、その辺りは技術的に解決可能になるに違いない。
転倒防止用の仕掛けが付いたり、自動運転してくれたりしてな。
(【圧倒的未来感】ヤマハの自立するロボット・オートバイ「MOTOROiD」(モトロイド)が転倒しないしくみ 開発者インタビュー)
https://robotstart.info/2017/10/26/tms-yamaha02-2.html
「モトロイドはオートバイのスタンドをあげても倒れない。2輪で自立する技術を実現している。」
(電動キックボードを自動運転化! 「Tortise」はカメのように自走してドックへ)
https://techable.jp/archives/110523
「現在、街のあちこちに乗り捨てられた電動キックボードは、人力で回収して需要のある場所に配備したり充電したりしている。当然人件費がかかるし、再配備に関しても最適とはいかないだろう。」
「走行禁止区域などをマッピング。駐車スポットまで安全性を保って走行するとのこと。」
そうでもしなければ、現状のままの使い勝手と金額では普及は難しいだろう。
浮沈子的には、当分はまたがり式の電動スクーターで十分だ。
ホンダが、業務用として発売するようだが、70まんえんだってさ・・・。
(【70万円台で法人向け販売】原付一種/二種の2バージョンとなったホンダのベンリィe: は電動バイク普及の足掛かりになる?)
https://young-machine.com/2019/12/23/56396/
「価格は73万7000円~74万8000円」
話にならんな・・・。
年間1000km走る程度なら、30万円くらいの燃費のいい原付買って、ガソリンで走ったって、せいぜい年間3000円くらいしか掛からない。
オイル交換しても、1000円くらいだろう。
2年に1度4万円のバッテリー交換を考えれば、はるかに経済的だ。
電動スクーターは高い。
もちろん、ふつーの原付を階段で持ち上げて、玄関に畳んで立てかけておくわけにはいかない。
浮沈子は、往復300円くらいの電車賃と比較して、納得いく価格だったから買った。
年間100回通って、3万円(任意保険料くらいにしかならないけどな)。
特殊用途だし、新しいものを試してみる程度以上の意味はない。
立ち乗りは、更に使い辛いだろう。
何が普及のネックになるかは分からない。
それを探る時期が、結構長く続くのではないか。
ビッグビジネスになると言われているが、それは違うような気がしている。
例によって当てにはなりませんが。
電動アシストママチャリが、目下最大のライバルだ。
これを凌ぐ使い勝手を実現しない限り、巷に広く普及することはないだろうな・・・。
(電動キックボードで公道を156キロくらい走った話:追加)
https://medium.com/@Tukimikage/%E9%9B%BB%E5%8B%95%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A7%E5%85%AC%E9%81%93%E3%82%92156%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E8%B5%B0%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A9%B1-56794d7ac94b
Hop-on!の一つ前の型(ZERO8)だが、試乗記が出ていたのでリンクしておく。
休日の行楽地での使用だが、いろいろ参考になる。
クルマでの運搬と、行った先でのちょい乗りという理想的な使い方だ。
やっぱ、ZERO9に試乗しないと、電動キックボードは語れない感じだな・・・。
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