電動キックボード試乗申し込み予定なれども、そもそもキックボードって乗れるのかあ?2020年01月14日 01:25

電動キックボード試乗申し込み予定なれども、そもそもキックボードって乗れるのかあ?


アイススケート(フィギャー)やスキー(スノーボードはダメ)なら滑れるけど、ローラースケートも、スケートボードもダメだし、キックボードには乗った子ともない。

(キックボード)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89

「「Kickboard」という英単語が一般的に指すものは水泳の練習道具で、日本ではビート板と呼ばれているもの」

ああ、あれかあ・・・。

なんか違うな。

(キックスケーター)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC

「地面を蹴って進むハンドル付きの乗物の総称。」

用語としては、キックボードというよりは、こっちの方が適切なのか。

まあ、どうでもいいんですが。

とにかく、浮沈子は乗ったことがない。

公道上を走行すると、動力なしでもいろいろ問題を起こすようだ。

「法律上の扱いは明確化されておらず、キックスケーターの製造・販売においては「公道での使用は控えてください」との但し書きがされることも多い。機種によってブレーキの有無など設計も異なるため、公道での使用についてはメーカーや販売店への確認が推奨されている」

動力付きの場合は、現行法では原付一種になる。

「市販されている製品にはおおむね次のような特徴がある。:
・構造上はキックスケーターだが、十分な剛性のある車体フレームを持つ。駆動はリチウムイオン等のバッテリーによる電動。空気式小インチタイヤを装備。
・フレームの左右に両足を乗せるステップを装備。車体上に立位で乗車する。
・ハンドル部分は折りたたみにできる構造。ブレーキ、警音器、前照灯、後部反射器、番号灯を備える。ウィンカー、尾灯、制動灯を備えるものもある。
なお、保安基準によりブレーキは2系統である必要がある。最高速度が20km/h未満のものの場合は、基準緩和され尾灯、制動灯、方向指示器、速度計は不要だが、夜間などの安全上、尾灯、制動灯、方向指示器の装備が望ましい。」

我が国では、当面普及しそうにもない。

(キックボード式の電動スクーターは普及するのか)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2019/12/25/9193705

規制が多過ぎるし、原付扱いにして公道上に放り出すことは危険過ぎる。

速度制限を15kmくらいしにして、自転車と同じ扱いにしないと、我が国の道路事情で運航させるわけにはいかないだろう。

海外では、歩道からの締め出しと速度制限が厳しくなっているようだ。

(パリコレで大活躍した電動キックボードは日本でも広がる? 新たな交通手段「ライム」を体験)
https://www.wwdjapan.com/articles/1003700

「歩道を走行した場合最高で135ユーロ(約1万6200円)、時速25km以上で走行すると1500ユーロ(約18万円)の罰金と新たな規制が敷かれたのです。基本は自転車レーンを走行することが義務化され、現在事故件数が減少したのか精査中といったところ。」

記事の写真では、歩道走ってるけどな。

まあいい。

我が国には、事実上、自転車専用レーンはないに等しい(多摩川の土手沿いとか、湾岸の埋め立て地とかだけ)。

色(水色)がついていたりしても、単なる路肩だし(自転車専用レーンではありません!)、歩道内で区分しているところも、法令上は歩行者も通れる(パリの自転車専用レーンは、歩行者通行禁止でした:そもそも、自転車自体が一通逆走不可です)。

基本的な道路事情が異なるので、他国の例を単純に当てはめることはできないけど、我が国での普及は限定的にならざるを得ない。

意外だったのは、レンタル自転車の普及が頭打ちになっているという点だな。

「電動キックボードよりも先に普及していた自転車と電動自動車のシェアサービスは滑り出しこそ良かったものの、回収の手間やステーションの管理維持、代替えコストの高額さ(支出は自治体の税金)で批判を浴び、一気に低迷。」

他の交通手段と組み合わせ、上手く共存させていく方策を探る必要がある。

ヘルメットの着用、何らかの免許制度、速度制限、歩道走行の限定的な許可(例えば、動力なしで蹴るだけとか)、個人または業者の保険加入の義務化など、検討すべき事項は多い。

浮沈子は、レンタル方式ではなく、個人所有の可能性を探っている(現行法令のもとで)。

浮沈子自体は、電動スクーターで用が足りているけど、クルマで出かけた先での短距離の移動は検討対象になる。

電動スクーターをクルマに積んで行くのも面倒だしな。

電車での移動と組み合わせられないかも検討事項だ。

電動スクーターの列車内持ち込みは、事実上不可能だからな。

電動キックボードなら、その可能性はある。

タイヤサイズ、重量、車体剛性、走破能力など、バランスが重要だ。

価格、耐久性なども検討しなければならない。

浮沈子的には、自重15kg未満(バッテリーを含む)、走行速度20km程度(15kmも可)。

連続で5km以上乗れて、航続距離は20km程度で十分だ。

ブレイズスマートEVの経験から、30km制限の道は、一般車両(原付含む)は、50kmくらいで走れなければ危険だ(ブレイズは、30km以上は出ません)。

20km以下でゆっくり走って、上手に抜かしてもらうに限る。

制限速度50km以上の街道沿いは、歩道が走れなければ危険だ(浮沈子は、電動スクーターでは走らないことにしています)。

しかしなあ、20km以下で走っていると、自転車に抜かされることも多いからな。

忸怩たる思いだが、上り坂で楽ちんなのが一番だ。

(【公道走行可】これは本命か!?電動キックボード ZERO9)
https://twi-trend.com/car-motorcycle/zero9/

問い合わせのメールを出したら、近々試乗会があるというので申し込みを予定している。

キックスケーター(キックボード)に乗ったことがないので、不安でもある。

ZERO9については、車体剛性、走行性能等に問題はない。

「重量 : 18kg」

この機種の唯一の問題はここだな。

筋トレに励んで、何とかするしかないか・・・。

米国の有人宇宙飛行の順番2020年01月14日 10:15

米国の有人宇宙飛行の順番


有人宇宙飛行だからな。

人間(概ね宇宙飛行士)が乗らなければ、「有人」にはならない。

先だってのCST-100のように、有人宇宙船を無人で飛ばすというのは、あくまでも例外的な運用だ。

予定では、今後は有人宇宙船は有人で飛ばすことになる。

あーっ、ややっこしーっ!。

(クルードラゴンデモ-2)
https://en.wikipedia.org/wiki/Crew_Dragon_Demo-2

「クルー:
・ダグラス・G・ハーレー
・ロバート・L・ベンケン」

「打ち上げ予定日:2020年2月以降」

(ボーイングクルードフライトテスト)
https://en.wikipedia.org/wiki/Boeing_Crewed_Flight_Test

「クルー:
・クリストファーJ.ファーガソン
・E.マイケルフィンケ
・ニコールV.オウナプマン」

「打ち上げ予定日:2020年第一四半期以降」

(USCV-1:US Crew Vehicle 1:byクルードラゴン)
https://en.wikipedia.org/wiki/USCV-1

「クルー:
・マイク・ホプキンス
・ビクター・グローバー
・野口聡一」

「打ち上げ予定日:2020年5月以降」

(USCV-2:US Crew Vehicle 2:byスターライナー)
https://en.wikipedia.org/wiki/USCV-2

「クルー:
・スニータ・ウィリアムズ
・ジョシュ・A・カサダ
・トーマス・ペスケ
・アンドレイ・ボリセンコ」

「打ち上げ予定日:2020年11月(なぜか、これだけ確定!?)」

これは、2019年12月のBoe-OFTミッションで使用されていた宇宙船(CST-100)の再使用だそうだ。

今のところ、これ以降の予定は未定だ(未確認)。

打ち上げ予定日は、単なる参考程度だな。

世界中のだれ一人として、このスケジュールを信じているものなどいない。

が、まあ、順番は変わらないだろう。

全てが予定通りにいけば、今年中にケリがつくだろうが、何かが狂えば全ては来年に持ち越されることになる。

浮沈子は、単純にメカニック的完成度だけで打ち上げスケジュールを見ていたんだが、クルーの訓練とかもあるから、オーダーはそれとの関連で決まっているわけだ。

クルードラゴンの日程が多少先行しているのは、スペースXの開発力がボーイングのそれを上回っているからというわけじゃない。

今週末の動的アボートテストに成功すれば、クルードラゴンデモ-2が年内に行われるというのはほぼ確実だが、それ以外の日程は分からないな。

ボーイングクルードフライトテストの前に、ISSへの無人飛行をもう1回行って検証するということになれば、スケジュールは大幅に狂う。

順番も入れ替わる可能性があるな。

完全にクルードラゴンが先行して、USCV-1が先になるかもな(未確認)。

ISS飛行は、そこで行われる作業に対する訓練とも関わり合いがある。

スケジュールの移行は難しいかも知れない。

そうなれば、ソユーズ宇宙船による飛行を間に挟むことも考えられるが、問題なのはUSCV-2の飛行士が4人になっているということだろう。

ソユーズでは3人までしか運べない。

スターライナーのスケジュールの狂いは、先々への影響が大きい。

(ボーイング軌道飛行試験)
https://en.wikipedia.org/wiki/Boeing_Orbital_Flight_Test

「宇宙船のミッション経過時間に関する問題(MET)クロックは飛行の31分後に発生しました。」

浮沈子的には、このクロック異常ではなく、その修正が適時に行われなかった理由に注目している。

「機動が行われないことが明らかになったとき、NASAとボーイングはスターライナーを軌道に戻すためのコマンドを送信しようとしましたが、2つのTDRS衛星間の通信を切り替える宇宙船の位置により、機動は不発を避けられませんでした。」(確か、高利得アンテナの指向性に問題があったような記憶も)

データ中継衛星との通信が十全に確保出来なかったことこそ、宇宙飛行士を危険に晒す最大の原因だし、その技術的原因が明らかにされない限り、有人で飛ばすわけにはいかないからだ。

NASA長官は、人間が乗っていれば適切に対処できたと言っているが、頓珍漢もいいところだな。

ネットには、今年の宇宙イベントの記事が上がっている。

(楽しみな宇宙ニュース2020)
https://www.gizmodo.jp/2020/01/the-space-news-were-excited-about-in-2020.html

米国のISSへの有人飛行以外の項目を抜粋する。

<火星着陸ミッション>(着陸は、全て来年)
・アルテミス計画:今年の打ち上げは見送りか(コアステージのグリーンランテストだけ?)。
・NASAの2020年ローバー:2020年7月後半から8月初旬にかけての3週間以内に打ち上げ
・ロザリンド・フランクリン探査機:ロシア製Kazachok着陸機のパラシュート機能に異常があるため、今期見送りで26ヵ月間の延期か。
・中国ミッション:2020年7月後半から8月初旬にかけての3週間以内に打ち上げ

<火星周回機ミッション>
・来年には「al-Amal(希望)」と名づけられた火星ミッションをローンチする予定:なんだ、今年じゃないんだ・・・。

<その他の宇宙開発>
・スターリンク衛星:スペースXは2020年内に24回の打ち上げを計画(衛星数1440機!:既に60機打ち上げ済)
・大型宇宙船「スターシップ(Starship)」の打ち上げがついに行なわれる予定:誰も信じてないスケジュールだな
・オシリスレックスが、ベンヌへの着陸・サンプル採取を実施:2023年には地球に帰還する予定
・JAXAのはやぶさ2号は今年中に地球に帰還:12月予定
・嫦娥5号(月面サンプルリターン):2020年後半にローンチが予定
・パーカー・ソーラー・プローブ:1月29日・6月7日・7月11日と9月27日の4回太陽に接近する予定
・欧州宇宙機関(ESA)がNASAの助力を得て開発しているソーラー・オービター:2020年2月5日にケネディ宇宙センターからローンチされる予定

<天体ショー>
・今年のハロウィーンは満月:どこが天体ショーなのか不明
・土星と木星のコンジャンクション(地球から見て惑星同士が重なること):12月21日

こうしてみると、今年の打ち上げイベントは貧困だな。

2年に一度の火星ミッションも、ひょっとしたらマーズ2020だけになっちまう可能性もある(中国が実施できるかどうかは未知数)。

月面からのサンプルリターンミッションが実施されれば見ものだが、来年に持ち越される公算が高い。

「嫦娥5号は4つのモジュールからなり、そのうちふたつのモジュールが月面に着陸し、ひとつめは月面から表土を採取、ふたつめはサンプルを受け取ってから離陸し月の周回軌道に乗ります。周回している3つめのモジュールとドッキングしたのち、表土のサンプルは最終的に4つめの同じく周回軌道上にあるモジュールに移行され、この4つめのモジュールのみが地球に帰還する」

これ程複雑になるのは、打ち上げ能力が限られているからだ。

米国なら、SLSの巨大な打ち上げ能力を利用して、シンプルな計画にするだろう(米国と欧州は、火星で同じようなことをしようとしているけどな:マーズ2020はその一環)。

技術的には、中国の方が複雑で、高い水準が要求されることになる。

まあいい。

結局、米国によるISSへの有人宇宙飛行が実現するかどうかが、昨年同様、最大のイベントになる。

浮沈子的には、クルードラゴンが先行して、スターライナーの有人飛行が見送られて、飛行計画のオーダーが変わる可能性が高いと見ている(テキトーです)。

数で勝負のスターリンク衛星も見ものかもな。

衛星間通信がいつ始まるかも注目だ(早ければ、年内に打ち上げ?)。

いままで、低軌道コンステレーションによるインターネット基盤通信は何度も挫折してきた(地上交信だけでは、ラストワンマイルの解消だけで、地上インフラへの負荷が増えるだけだからな:地上施設間の地上通信なしで、衛星との間でバケツリレーだけするなら別ですが)。

(人工衛星(9)データ中継衛星と衛星間通信:追加
https://news.mynavi.jp/article/military_it-175/

「データ中継衛星「EDRS-A」」

これは、静止軌道だけどな。

「商用衛星としては世界で初めて、レーザーを使った」

「アメリカでは、2000年代前半にTSAT(Transformational Satellite)という軍用通信衛星を開発・配備する構想を推進しており、これも衛星間レーザー通信を使うことになっていた。使用する衛星は5基(さらに予備が1基)とする計画だった。」

「TSATは開発費の高騰やスケジュール遅延に見舞われて、2009年にロバート・ゲーツ国防長官(当時)が中止を決定」

スターリンクの衛星間通信は、実現すれば画期的な出来事になる。

本格的な21世紀的イベントといえるだろう。

米国のISSへの有人宇宙飛行以上に、歴史的意義があるともいえる。

例によって、スケジュール通りになるとは限らないっつーのが、この会社の問題だがな・・・。

(「光ファイバー網より速い」スターリンク衛星網の実力を英専門家が分析:追加)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20190524-00127192/

以前にも引用した、秋野さんによる紹介記事。

衛星間光通信(レーザー通信)が何をもたらすかを、分かりやすく解説している。

地上局とのやり取り(電波)がボトルネックになると書いてあるが、複数の衛星に分割して同時に送ることも可能だからな(常時、200機位見えてるし)。

その点からも、画期的な通信が可能となる。

そのうち、地上局との間も光通信するようになるかもしれないし。

まあ、あくまでも、絵に描いた餅だけどな・・・。

8トン超の巨大静止衛星を作って、自前のロケットで静止軌道に上げる中国の実力を見る2020年01月14日 13:52

8トン超の巨大静止衛星を作って、自前のロケットで静止軌道に上げる中国の実力を見る
8トン超の巨大静止衛星を作って、自前のロケットで静止軌道に上げる中国の実力を見る


もう、最先端といっていい。

(ついに復活した、中国の最強ロケット「長征五号」 - 火星探査への道開く)
https://news.mynavi.jp/article/20191230-948504/

「実践二十号は質量約8tもある大型の静止通信衛星」

「地球低軌道に最大25t、静止トランスファー軌道に最大14tの打ち上げ能力」

我が国が必死こいて開発中のH3はどうか。

(H3ロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H3%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

「ロングコースト静止移行軌道:6,500 kg 以上(H3-24S/L)」

ショボ・・・。

まあいい。

どーせ、我が国は中国の永遠の格下だからな(そんなあ!)。

実践20号の詳細は不明だが、浮沈子的に気になったのはその通信関係の仕様だ。

「QバンドとVバンドという周波数帯を使った高機密性・大容量の通信技術」

Vバンドというのは、スターリンク衛星などでもしようが予定されているので聞いたことがあったが、Qバンドって初耳だな。

(Qバンド)
https://en.wikipedia.org/wiki/Q_band

「周波数範囲:33から50 GHz」

「IEEEとITU-Rのどちらも、電磁スペクトルのバンドの命名法を定義する標準のQバンドを認識しません。」

「ISOは Qバンドを認識する。ただし、定義されている範囲は36〜46 GHzです。」

「Qバンドは主に衛星通信、地上マイクロ波通信、およびQUIET望遠鏡などの電波天文学研究に使用されます。また、自動車のレーダーや地球の表面の特性を調査するレーダーでも使用されています。」

IEEEではKaバンドとVバンドの間(どちらかに含まれる)ということらしい。

この周波数帯で、何をやらかそうとしているかが気になるな。

秘匿通信とかあ?。

有り得るな。

Vバンド帯との比較実験とかもするんだろう(未確認)。

打ち上げロケットの方は、2号機が失敗してから鳴かず飛ばずだったが、ようやく目途がついたというところか。

安定して運用できるようになるかは、今後の推移を見守るしかないけど、火星探査や月面からのサンプルリターンなど(宇宙ステーションも)が既定路線として確定しているようだ。

「すでに中国科学院は、小惑星や木星、土星、さらには冥王星や太陽系外縁部などの探査構想を明らかにしており、長征五号の復活によって、その検討や実現に拍車がかかることになろう。」

宇宙探査でも、米国に追いつき追い越せという勢いだが、まあ、気が早いような感じだ。

しかし、米国の宇宙開発にコバンザメのように貼り付いて、おこぼれを頂戴しようという我が国の開発姿勢とは異なる。

先立つものがなく、独自の宇宙開発からは撤退したロシアとも異なる(米国とくっついたり(ISS)、欧州とくっついたり(エクソマーズ))。

中国と同じように、独自の開発を指向しているインドと似ている(ちょっと後追いだけど)。

インドは、中国に追いつき追い越せな感じだな。

まあ、どうでもいいんですが。

鳥嶋さんの記事では、中国のロケット開発状況を懸念しているが、この程度の混乱は想定の範囲内だろう。

月面着陸(しかも、裏側!)を果たした時点で、月探査は一段落かも(嫦娥五号は出来てるらしいですが)。

浮沈子的には、独自の宇宙ステーションの建造と運用が、中国の核心的目標と見ている。

火星からのサンプルリターンとか、一点豪華主義で世界初を狙う可能性もあるけどな(月面は、その予行演習に過ぎない?)。

(生命探査の“聖杯探求”、米欧共同火星サンプルリターン計画が欧州会議でゴーサイン間近に。中国も追い上げ)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20191123-00152098/

「2028年には「火星2号」によるサンプルリターンを予定」

「新型ロケット長征9号の開発が前提」

次の次ということだが、「聖杯探求」レースに中国が本格参入してくれば、欧米も動かざるを得なくなるだろう。

SLSの開発・運用、スターシップ・スーパーヘビーの実現など、有人火星探査への動きも加速するに違いない。

宇宙開発における中国の動きは、人類全体のそれを活性化させる起爆剤ともいえる。

ライバル無き宇宙開発は停滞する。

この際、ちきゅ外生命探査でも何でもいいから動員して、モチベーションを高めてもらいたいもんだな・・・。

減圧症の治療で使用される薬剤について2020年01月14日 17:11

減圧症の治療で使用される薬剤について


先週行ったディープダイビングのSPIの事前学習で、いわゆる「ふかし」を行ってはならないということを確認する。

詳細な内容については書けないけど、その理由の一つに水中で薬剤の投与が行えないからというのがある。

減圧症の治療といえば再圧用のタンクに入って、加圧しながら酸素を吸うくらいしか思い至らなかったけど、薬剤の投与が必要ということもあるわけだ。

で、一応、それらしき資料を見つけたので整理しておく。

なお、浮沈子は医療者ではないし、このブログは、あくまでも浮沈子のお勉強の整理を目的としているに過ぎないので、念のため。

また、本命の再圧治療や現場で行われるべき一次救命措置、取るべき体位、酸素投与、経口水分補給・保温等については一部を除き割愛している。

(潜水による障害,再圧治療:資料163ページ以降参照)
http://www.jshm.net/file/hbo/hbo-sensui.pdf

1 輸液療法
・Undersea and
Hyperbaric Medical Society(UHMS)のガイドラインに沿った輸液管理が必要(表10参照:資料165ページ)

<DCS:減圧症の場合(チョークス除く)>
・等張輸液(乳酸リンゲル液もしくは生理食塩水)使用。5%ブドウ糖液などの糖分のみを含む輸液は避ける。

・尿量管理重要(必要に応じて膀胱カテーテル)。

・DCS 治療として経口水分摂取の効果については証明されていないが,意識清明で,バイタルが安定していて,飲水可能な状態である場合には,経口輸液としてもよい。しかし輸液に比べ限界がある。

・市販のスポーツドリンクの場合は,糖質濃度が高く,また,ナトリウム濃度が低いため,最適とは言えず,水で希釈して食塩を添加するなどの工夫が必要である(表11参照:資料165ページ)。

<AGE:動脈ガス塞栓症の場合>
・DCS と違い AGE においては,ガス負荷が小さい場合の輸液は,積極的というわけではない。浸漬時間が短い時には脱水の程度は軽度であり,気泡による血管内皮の障害が少ないからである。

・中枢神経系に浮腫がある場合の輸液は注意が必要である。過剰な輸液は,生起している脳浮腫を助長し,更に病態が重篤になる可能性がある。

・輸液の種類、尿量管理についてはDCSと同じ。

(輸液)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BC%B8%E6%B6%B2

「水分や電解質などを点滴静注により投与する治療法である。」

「リンゲル液:細胞外液と似た電解質組成の製剤。0号液である。アルカリ化剤として乳酸塩や酢酸塩が配合されていることが多い。」

「0.9%生理食塩水:
細胞外液と浸透圧が等しい食塩水である。これで細胞外液を補充しようとするとクロールイオンが過剰に補給されることとなりアシドーシスとなることが知られている。」

「5%ブドウ糖液:
ブドウ糖が速やかに吸収されるため細胞外に水を供給する作用をもつ。ブドウ糖自体は浸透圧の調整用であり、エネルギー源としては殆ど役に立たない量である。」

<血糖コントロール>
・中枢神経障害(脳,脊髄共に)を更に増悪させるため,適切に血糖管理する必要がある。

2 副腎皮質ステロイド
・臨床的な改善を認めるエビデンスがなく,ステロイド投与による高血糖は中枢神経障害を悪化させる可能性があることから,UHMSのDCI補助療法委員会での検討後は,推奨されなくなった。

・現時点では,脳傷害の急性期治療として副腎皮質ステロイドは禁忌とする報告があるため,実際の使用については極めて慎重に検討する必要がある。

(ステロイド系抗炎症薬)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E7%B3%BB%E6%8A%97%E7%82%8E%E7%97%87%E8%96%AC

「抗炎症作用や免疫抑制作用などを期待して用いられる。」

「免疫抑制や骨量減少、離脱症状などステロイド系抗炎症薬の副作用が問題視され、続いて非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs) が登場することになる。」

NSAIDsについては後述する。

3 リドカイン
・AGEへの臨床応用が検討されDCIについても治療報告が散見されている。

・実際の臨床においては,病態によりリドカイン投与時期を考慮する必要がある。

・リドカインは現在のところ,DCIに対するエビデンスが不十分であるが,重篤な神経障害型DCI例や再圧治療に抵抗性を示すものには試してみる価値はある。

(リドカイン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%89%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%B3

「世界で最も広く使用される局所麻酔薬であり、抗不整脈薬でもある。」

「塩酸リドカインのアストラゼネカの商品名は「キシロカイン(Xylocaine)」である。」

ああ、胃の内視鏡検査の時に喉に塗るやつかあ・・・。

4 大気圧下酸素投与
・DCIに対する補助療法の中でDCIに対する再圧治療が直ちに実施できない場合,大気圧下酸素投与は,いずれのタイプのDCIにも最優先に推奨されている。体組織中の過剰な窒素の洗い出し,虚血部位への酸素供給およびチョークスによる呼吸不全状態の改善が期待されている。

・FAO2(first aid normobaric
oxygen:救急としての大気圧下酸素投与)後の再圧治療成績の検討では,初回再圧効果の向上と再圧治療回数の軽減に有効であり,特に潜水後4時間以内に大気圧下酸素投与が行われた場合には顕著である(DAN調査による)。

5 低分子ヘパリン
・DCSは,症例により出血の可能性が高まることがあるので,抗凝固薬,血栓溶解薬,抗血小板剤として糖蛋白Ⅱb/Ⅲa阻害薬やアスピリンは,補助療法としてルーチンに使用すべきではない。

(抗血小板剤:GP IIb/IIIa)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E8%A1%80%E5%B0%8F%E6%9D%BF%E5%89%A4#GP_IIb/IIIa

「血小板が凝集するときの細胞表面糖タンパクでvWFやフィブリノーゲンの受容体に作用する。日本ではまだ販売されていない。」

(アセチルサリチル酸)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%81%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%AB%E9%85%B8

「代表的な消炎鎮痛剤のひとつで非ステロイド性抗炎症薬の代名詞とも言うべき医薬品。ドイツのバイエル社が名付けた商標名のアスピリン(独: Aspirin)がよく知られ、日本薬局方ではアスピリンが正式名称になっている。」

「消炎・解熱・鎮痛作用や抗血小板作用を持つ」

・ただ一つの例外として,脊髄型DCS またはAGEで下肢の不全麻痺があった場合には,深部静脈血栓症および肺塞栓を予防するための低分子ヘパリン(エノキサパリン , 商品名クレキサン)投与が推奨されている。

・下肢不全麻痺が見られる DCIでは発症後できるだけ早期に開始すべき

・DCIの輸液療法として使用される可能性のあるデキストラン系製剤は,出血傾向が増強するおそれがあるので,他の輸液に変更する必要がある。

・低分子ヘパリンが禁忌と考えられた場合には,低分子ヘパリンほどの深部静脈血栓症予防効果は望めないが,弾性ストッキングや間欠的空気圧迫法が推奨される。

6 その他の補助療法
・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)では,テノキシカム(商品名チルコチル錠)が唯一 RCT で,再圧治療と併用した時に,非投与群と比較して,再圧治療回数が有意に少なくなると報告されている。ただし,最終的な予後には非投与群との有意差がない。

・非ステロイド性抗炎症薬は,低分子ヘパリンとの併用で出血傾向が増強するおそれがあるため,慎重使用が必要であり,また,痛みだけの DCS に対して投与されると,再圧効果の臨床評価を困難にするため一般的には推奨されない。

・パーフルオロカーボン(Perfluorocarbon)は,ヘンリーの法則に従い大量の酸素分子を溶解させることから,代用血液として開発されてきたが,酸素のみならず窒素分子も大量に溶解させるため,DCI 治療への応用が検討されてきている。

(パーフルオロカーボンが減圧症の救世主になるか?油を点滴することによる減圧症の治療:追加)
https://oceana.ne.jp/medical/33074

「搬送の途中での酸素の供給をカバーさせようという考え方です。
減圧症の症状が起きている患者に、救命救急士や医師がこのパーフルオロカーボンを点滴して、100%酸素を呼吸させながら搬送する、つまり組織できるだけ多くの酸素供給して、永久的なダメージを防ごうという考え方です。」

この記事では、窒素の溶解より酸素の供給に注目しているけどな。

・中枢神経障害時の神経保護効果を期待して,リドカインの他プロポフォール,低体温療法等が考えられているが,DCI に対するエビデンスはない。

(プロポフォール)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%9D%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB

「全身麻酔や鎮静剤に用いられる化合物である。」

「2009年、マイケル・ジャクソンの死につながった原因薬剤のひとつ」

以上、見てきたように、減圧病(DCI:減圧症(DCS)と動脈ガス塞栓症(AGE):気圧外傷を含まない)における薬剤投与は、専門家(医師等)による診断および病態の経過観察が必要不可欠であり、一般的には副室を備えた再圧施設にて行われる。

AEDが必要な場合は、そちらが優先され(常圧下)、CPRが加圧下で行われることもある。

大気圧下での酸素投与は、再圧治療開始までは常に適用があるし、頭を下げない水平仰臥位も必要だ(保温も必要だしな)。

水中に患者を戻す「ふかし」は、これらの対応を極めて困難または不可能にすることからも、厳禁とされている。

搬送時の注意を守って、可能な限り早期に再圧治療を受けさせるようにしなければならない。

その際も、専門医の支援を受けて行うことが必要だ。

減圧症は適切な治療が求められる特殊な疾病で、素人が対応することはできない。

基本に忠実な対応が常に求められる。

(窒素を洗い出せ Oxygen Window(酸素の窓)を開く ~“ふかし”をやってはいけません!〜:追加)
http://www.kameda.com/patient/topic/hbo/03/index.html

引用した記事を書かれた亀田病院の鈴木先生による一般向け(?)の記事だが、読みやすく分かりやすい。

末尾には、他の記事へのリンクも貼られていて参考になる。

古い奴だとお思いでしょうが2020年01月14日 23:10

古い奴だとお思いでしょうが
古い奴だとお思いでしょうが


(鶴田浩二 傷だらけの人生:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=NyCG6epl1m8

マイクにハンカチを当て、聞こえ辛い左の耳に手を添えて歌う姿が印象的だな。

(鶴田浩二の死因は?葬儀で軍歌?耳に手を添える歌い方の理由!生い立ちが壮絶&性格に難あり?)
https://asuneta.com/archives/34447

浮沈子は、今年、鶴田浩二が亡くなった年齢になる。

(鶴田浩二 傷だらけの人生 歌詞)
http://j-lyric.net/artist/a00096c/l002eac.html

「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。」

他人事じゃねえよなあ・・・。

連休の疲れがドッと出て、今日は(も?)フィットネスはサボりだ。

書こうと思っていたブログ記事の半分も書けていないけど、そのブログを書くためのエネルギーも切れてしまった。

明日朝は、山沿いでは雪になるという。

(南岸低気圧 水曜の早朝と金~土 関東で雨や雪に)
https://tenki.jp/forecaster/s_ono/2020/01/14/7167.html

「関東甲信では15日(水)の明け方から朝を中心に天気が崩れますが、上空の寒気は弱いため、関東の平野部は雨が中心でしょう。関東の内陸部や山沿い、甲信では雪が中心になりそうです。」

浮沈子が水泳教室に出かけるころには、止んでいて欲しいもんだな。

土曜日には、出かける予定もあるしな。

「17日(金)から18日(土)も低気圧が発達しながら本州の南の海上を東に進む見込みです。こちらも関東の平野部では雨が中心で、内陸や標高の高い所では雪の混じる所があるでしょう。沿岸部では風が強まり、荒れた天気になる所もありそうです。」

やれやれ・・・。

古い奴といえば、こんな記事が出ていた。

(隕石から最古の固体発見か、70億年前の可能性も 米研究)
https://www.afpbb.com/articles/-/3263343

「研究論文によると、マーチソン隕石で見つけた物質は、50億~70億年前に形成された宇宙塵(じん)だったという。」

地球が出来たのは、ほんの46億年前だからな。

それ以前の物質ということになる。

(マーチソン隕石:英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Murchison_meteorite

マーチソン隕石といえば、有機化合物が含まれていることで知られている。

「この標本は、多くの有機化合物が初期の太陽系のボディによって届けられた可能性があり、生命の起源において重要な役割を果たした可能性があることを示しています。」

「2020年1月、天文学者は、これまでに発見された地球上で最も古い物質は、地球自体の45億4千万年よりも数十億年古い、70億年と決定されたマーチソンmet石粒子であると報告しました。」

もう、50年も前に発見されていたわけだが、なんで今更新発見なんだあ?。

(太陽系前炭化ケイ素の宇宙線曝露年齢からの星間塵の寿命:原論文)
https://www.pnas.org/content/early/2020/01/07/1904573117

「年齢は、銀河宇宙線によって生成されるNe同位体に基づいています。」

(宇宙線照射年代)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E7%B7%9A%E7%85%A7%E5%B0%84%E5%B9%B4%E4%BB%A3

「宇宙線による原子核破砕生成物(スパロジェニック原子:Spallogenic)の生成は隕石が宇宙線にさらされる時間が長いほど多くなる。石質隕石ではネオンの同位体の分析がよく用いられ、鉄隕石ではカリウムの分析が用いられる。」

浮沈子にはワケワカだが、AFPの記事によれば、見つかったのは「46億~49億年前のもの」だという。

「これらの年代は、初代星が崩壊し始めた時期に相当する。初代星の寿命は通常20億~25億年であることから、塵粒子は70億年前のものである可能性もある。」

ははあ、足し算したわけか。

テキトーだな。

まあ、どうでもいいんですが。

初代星が出来る前は、宇宙は暗闇だったに違いない。

傷だらけの人生の歌詞(台詞?)にはこうある。

「生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、 右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。」

70億年前は、そこいらじゅう暗闇だったわけだからな。

宇宙放射線に刻まれて、傷だらけになった宇宙塵もまた、日陰育ちのひねくれものなのかも知れない。

「嫌だ嫌です お天道様よ
日陰育ちの 泣きどころ
明るすぎます 俺らには」

違いない・・・。

(地球最古の75億年前の物質を発見 国際研究チーム:追加)
https://www.bbc.com/japanese/51101736

「研究の結果、最も古かった粒子は、約75億年前に誕生したものだった。」

そんだけ古けりゃ、5億年なんて誤差のうちかもな・・・。