中国は見えない敵と戦う人民戦争に突入 ― 2020年01月27日 00:06
中国は見えない敵と戦う人民戦争に突入
今日も、嵐のような新型コロナウイルス肺炎(名称未定)のニュースと格闘する。
夜に入って、いくぶん穏やかになった様だ。
朝方、中国での感染者が1975人(一気に688人増)になったのを皮切りに、武漢在住邦人の引き上げ(希望者全員!)の発表やら、我が国における4人目の感染者の発生やらで振りまわされる。
浮沈子的に注目したのは、ウイルスの変異(?)と潜伏期間中の感染だ。
(「感染力 やや強くなったか」新型肺炎で中国当局)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259691000.html
「最近の臨床データから見て、感染力がやや強くなっているとみられる」
「だいたい10日前後で、最も短いと1日で発症し、最長で14日だ。潜伏期間中にも感染する性質があり、この点がSARSとは大きく異なる」
感染者の増加を抑え込めない言い訳に聞こえないでもないけどな(そうなのかあ?)。
しかるべきところには、そのエビデンスは報告されているんだろう(未確認)。
「感染拡大のスピードは一層速くなっており、患者数は今後も一定程度は増えるだろう」
10万人規模は、想定の範囲内だ。
複数の数理モデルでは、既に1万人規模にはなっていると思われる。
「武漢以外での感染拡大を抑え込めるかの分岐点に来ている」
まあ、武漢は捨てたわけだしな(そういうことかあ?)。
「感染の防止に向けた『人民戦争』を闘い、勝利する自信と能力がある」
見えない敵に対して、果敢に宣戦布告したわけだが、困難な戦いになることは覚悟の上だ。
SARSを乗り切った自信もあるんだろうが、今回は少し手強いかも知れない。
今回の流行に関する英語のウィキを見つけたので、とりあえずリンクを貼っておく。
(2019–20 Wuhan coronavirus outbreak)
https://en.wikipedia.org/wiki/2019%E2%80%9320_Wuhan_coronavirus_outbreak
「2020年1月26日:
国または地域:確認済みのケース:死:回復
・中国本土:2,057:56:49
・タイ:8:0:5
・香港:6:0:0
・マカオ:5:0:0
・オーストラリア:4:0:0
・日本:4:0:1
・マレーシア:4:0:0
・シンガポール:4:0:0
・台湾:4:0:0
・フランス:3:0:0
・韓国:3:0:0
・アメリカ:3:0:1
・ベトナム:2:0:0
・カナダ:1:0:0
・ネパール:1:0:1
合計:2,109:56:57」
回復者が正確に計上されているかどうかは分からない(そもそも、中国国内の集計から漏れている人は大勢いるだろうし)。
実態は、この10倍から20倍という推計もある。
武漢の数字は、殆ど当てにはならないだろう。
北大の数理モデルが、国外の発症をベースにしていたことには、合理性があったわけだ。
明日からは使えないけどな(団体旅行を除いた航空機利用者を捕捉できれば可能かも)。
こんな状況になっても、WHOはPHEIC宣言しない。
(Novel Coronavirus (2019-nCoV)
SITUATION REPORT - 5
25 JANUARY 2020)
https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/situation-reports/20200125-sitrep-5-2019-ncov.pdf?sfvrsn=429b143d_4
「このイベントのリスクに関するWHOの評価は、前回の更新(1月22日)から変わっていません。中国で非常に高く、地域レベルで高く、世界レベルで中程度です。」(WHO’s assessment of the risk of this event has not changed since the last update (22 Jan): very high in China, high at the regional level and moderate at the global level.)
複数のリージョンにまたがって、ハイリスクにならなければ、中国14億人が滅びようとも宣言は出さないのだ(そうなのかあ?)。
画像に掲げた色分けの基準は、10人以下は無視する感じだ(そんなあ!)。
台湾って、10人超えてなかったんじゃね?(4人です)。
中国の国連大使から、突っ込まれたんだろう。
香港もマカオも一緒だな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
確かに、感染力や毒性を考えれば、今のところSARSとは異なる(致死率2パーセント台だし:2.7パーセント)。
他国への飛び火も殆どない(一桁だし)。
海外で二次感染を起こし、その相手国の国民が死亡でもすれば状況はやや変わるだろうが、それでも同じリージョン内では宣言は出さない。
明日からは、海外との交通が大幅に規制されることを考えれば、他国での大規模な流行に至る可能性は下がる。
中国は、大きな犠牲を払って国際的な責任を果たそうとしているのだ。
「中国で非常に高く、地域レベルで高く、世界レベルで中程度です。」
14億人全員が感染して、3パーセント死んじまっても、多勢に影響はない(そうなのかあ?)。
勝利する自信と能力のうちには、絶対的な人口の多さもあるかもな。
抵抗力が少ない老人や原疾患を抱えた人々がいなくなっても、国力に大した変化はない。
いや、むしろ、向上するかもしれない。
一時的な資本の逃避や、生産力の低下は避けられないが、回復のスピードは速いだろう。
人民戦争に勝利することは間違いない。
大きな犠牲を伴って・・・。
周辺国(=全世界)は、そのトバッチリを最小化することに注力するだけだ。
何か協力できることがあれば手を差し伸べるのにやぶさかではないが、サージカルマスクをくれてやるわけにはいかないからな。
トバッチリを被れば、こっちで使わなければならないしな。
現地で困惑している在留邦人を、一時的に国外退去させるのは、中国にとっても有難い話なんだろう。
厄介払いできるしな(そうなのかあ?)。
2020年の2月は、中国にとって忘れられない月になるに違いない。
1989年の6月は忘れちまってもな・・・。
今日も、嵐のような新型コロナウイルス肺炎(名称未定)のニュースと格闘する。
夜に入って、いくぶん穏やかになった様だ。
朝方、中国での感染者が1975人(一気に688人増)になったのを皮切りに、武漢在住邦人の引き上げ(希望者全員!)の発表やら、我が国における4人目の感染者の発生やらで振りまわされる。
浮沈子的に注目したのは、ウイルスの変異(?)と潜伏期間中の感染だ。
(「感染力 やや強くなったか」新型肺炎で中国当局)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259691000.html
「最近の臨床データから見て、感染力がやや強くなっているとみられる」
「だいたい10日前後で、最も短いと1日で発症し、最長で14日だ。潜伏期間中にも感染する性質があり、この点がSARSとは大きく異なる」
感染者の増加を抑え込めない言い訳に聞こえないでもないけどな(そうなのかあ?)。
しかるべきところには、そのエビデンスは報告されているんだろう(未確認)。
「感染拡大のスピードは一層速くなっており、患者数は今後も一定程度は増えるだろう」
10万人規模は、想定の範囲内だ。
複数の数理モデルでは、既に1万人規模にはなっていると思われる。
「武漢以外での感染拡大を抑え込めるかの分岐点に来ている」
まあ、武漢は捨てたわけだしな(そういうことかあ?)。
「感染の防止に向けた『人民戦争』を闘い、勝利する自信と能力がある」
見えない敵に対して、果敢に宣戦布告したわけだが、困難な戦いになることは覚悟の上だ。
SARSを乗り切った自信もあるんだろうが、今回は少し手強いかも知れない。
今回の流行に関する英語のウィキを見つけたので、とりあえずリンクを貼っておく。
(2019–20 Wuhan coronavirus outbreak)
https://en.wikipedia.org/wiki/2019%E2%80%9320_Wuhan_coronavirus_outbreak
「2020年1月26日:
国または地域:確認済みのケース:死:回復
・中国本土:2,057:56:49
・タイ:8:0:5
・香港:6:0:0
・マカオ:5:0:0
・オーストラリア:4:0:0
・日本:4:0:1
・マレーシア:4:0:0
・シンガポール:4:0:0
・台湾:4:0:0
・フランス:3:0:0
・韓国:3:0:0
・アメリカ:3:0:1
・ベトナム:2:0:0
・カナダ:1:0:0
・ネパール:1:0:1
合計:2,109:56:57」
回復者が正確に計上されているかどうかは分からない(そもそも、中国国内の集計から漏れている人は大勢いるだろうし)。
実態は、この10倍から20倍という推計もある。
武漢の数字は、殆ど当てにはならないだろう。
北大の数理モデルが、国外の発症をベースにしていたことには、合理性があったわけだ。
明日からは使えないけどな(団体旅行を除いた航空機利用者を捕捉できれば可能かも)。
こんな状況になっても、WHOはPHEIC宣言しない。
(Novel Coronavirus (2019-nCoV)
SITUATION REPORT - 5
25 JANUARY 2020)
https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/situation-reports/20200125-sitrep-5-2019-ncov.pdf?sfvrsn=429b143d_4
「このイベントのリスクに関するWHOの評価は、前回の更新(1月22日)から変わっていません。中国で非常に高く、地域レベルで高く、世界レベルで中程度です。」(WHO’s assessment of the risk of this event has not changed since the last update (22 Jan): very high in China, high at the regional level and moderate at the global level.)
複数のリージョンにまたがって、ハイリスクにならなければ、中国14億人が滅びようとも宣言は出さないのだ(そうなのかあ?)。
画像に掲げた色分けの基準は、10人以下は無視する感じだ(そんなあ!)。
台湾って、10人超えてなかったんじゃね?(4人です)。
中国の国連大使から、突っ込まれたんだろう。
香港もマカオも一緒だな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
確かに、感染力や毒性を考えれば、今のところSARSとは異なる(致死率2パーセント台だし:2.7パーセント)。
他国への飛び火も殆どない(一桁だし)。
海外で二次感染を起こし、その相手国の国民が死亡でもすれば状況はやや変わるだろうが、それでも同じリージョン内では宣言は出さない。
明日からは、海外との交通が大幅に規制されることを考えれば、他国での大規模な流行に至る可能性は下がる。
中国は、大きな犠牲を払って国際的な責任を果たそうとしているのだ。
「中国で非常に高く、地域レベルで高く、世界レベルで中程度です。」
14億人全員が感染して、3パーセント死んじまっても、多勢に影響はない(そうなのかあ?)。
勝利する自信と能力のうちには、絶対的な人口の多さもあるかもな。
抵抗力が少ない老人や原疾患を抱えた人々がいなくなっても、国力に大した変化はない。
いや、むしろ、向上するかもしれない。
一時的な資本の逃避や、生産力の低下は避けられないが、回復のスピードは速いだろう。
人民戦争に勝利することは間違いない。
大きな犠牲を伴って・・・。
周辺国(=全世界)は、そのトバッチリを最小化することに注力するだけだ。
何か協力できることがあれば手を差し伸べるのにやぶさかではないが、サージカルマスクをくれてやるわけにはいかないからな。
トバッチリを被れば、こっちで使わなければならないしな。
現地で困惑している在留邦人を、一時的に国外退去させるのは、中国にとっても有難い話なんだろう。
厄介払いできるしな(そうなのかあ?)。
2020年の2月は、中国にとって忘れられない月になるに違いない。
1989年の6月は忘れちまってもな・・・。
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