ウイルス検査の穴:検体は適切なのか2020年02月02日 00:43

ウイルス検査の穴:検体は適切なのか


(新型肺炎 新たに3人の感染確認 国内での感染確認 20人に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200201/k10012269061000.html

「このうちの1人は先月29日に第1便に乗って帰国した40代の男性で、帰国時に発熱やせきの症状が出たため入院し、ウイルス検査を受けましたが、この時は感染は確認されませんでした。」

「しかし医療機関で肺炎と診断されたため追加検査が行われ、1日に感染が確認されました。」

「追加検査によって感染が確認された人は初めてで、厚生労働省は、一度、検査で感染が確認されなかった人でも症状が続くなどして感染が疑われる場合は、追加の検査を実施していきたいとしています。」

NHKは、この記事の一部を書き直している。

引用した部分について、初めは追加検査の方針とかには触れられていなかったからな。

まあいい。

無症候性キャリア(無症状病原体保有者というらしい)の存在と共に、新たな懸念が生じる。

新型コロナウイルス検査って、当てにならないんじゃねーの!?。

発熱と咳は、当初の検査の時からあったわけだからな。

ウイルスは元気に活動していたわけだ。

それが検出できなかったということは、検査の信頼性を揺るがすことになる・・・。

(チャーター機帰国、3人が新たに陽性判定 国内計20人)
https://www.asahi.com/articles/ASN216WFDN21ULBJ003.html

「のどの粘膜をとる検査では陰性だったが、その後肺炎と診断され、肺内のウイルスがわかる喀痰(かくたん)検査をしたところ、陽性だった。」

「新型コロナウイルスは、肺などの下気道で検出されやすいとされる。」

朝日の報道は、この後不顕性感染者について、蘊蓄を傾けているが、浮沈子の関心は最早そこにはない(いささか食傷気味)。

病気が進行して、肺などの下気道で増殖して初めて喀痰で検出されたわけで、喉の辺り(上気道)でうろうろしている時には、検体(のどの粘膜)を採取しても検出できなかったわけだ。

由々しき事態と言えよう。

(帰国邦人、新たに3人感染 1人は検査で当初陰性)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55153550R00C20A2CZ8000/

「26日からせきが出始め、帰国時に37度台の発熱とせきがあり、入院した。」

「いったん検査で陰性になったが、ウイルスが検出されやすい吐いたたんを検体にして再び検査したところ、陽性となった。」

「政府は検査で陰性となった帰国者にも最長2週間、宿泊先にとどまってもらうなどして、経過観察を続ける方針だ。」

朝日も日経も、追加検査についての厚労省の方針については触れていない。

なんか臭うな・・・。

NHKが発信した後で、当局から追加検査の方針を入れてくれとか言われたんじゃね?。

まあ、どうでもいいんですが。

今まで、ウイルス検査して陰性だったから無罪放免(!)されていた感染者がどれだけいたかは知らない。

運用上、武漢絡みで症状が出ている人との濃厚接触があった患者だけに検査を行ってきた問題(不顕性感染絡み)と共に、病気の進行とともに異なる検体から検出されるようになるウイルスを見逃して、感染者を世の中に蔓延らせてきたわけだからな。

やれやれ・・・。

この病気の対応を難しくしている要因の一つが明らかになったわけだ。

隔離されている武漢からの帰国者だけではなく、多くの感染者と接触してきた国内での潜在的な感染者の存在はどうなるのか。

武漢からの帰国者からは、1パーセント程度の不顕性感染が確認されているが、ウイルス検査をすり抜けた潜在的な感染者もまだいるかもしれない。

医療体制が充実した我が国でこの体たらくだからな。

現地での状況は推して知るべしだ。

それにしても、当初の検体採取が咽頭粘膜からだけ行われていたというのは、遺憾な話だ。

そんなことではイカンな・・・。

追加:
さらに書き換えられたNHKの記事によれば、喀痰からの検体採取も咽頭粘膜と同時(1月26日)に行われていたそうです(んじゃあ、最初から調べりゃよかったじゃん!?)。

「厚生労働省結核感染症課の梅田浩史室長は、現時点で検査の方法を変える予定は無いとしたうえで「今後も、最大で2週間かけて健康状態を確認する間に、何らかの症状が出た人については追加の検査をしていきたい」と話しています。」

そんなあ!。

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