今日は立春:体調不良で筋トレさぼり、爆食爆睡してても春は来る2020年02月04日 13:54

今日は立春:体調不良で筋トレさぼり、爆食爆睡してても春は来る
今日は立春:体調不良で筋トレさぼり、爆食爆睡してても春は来る


果報は寝て待てというからな。

無理して参加したトレーニングダイブの翌日、風邪がぶり返して昨日は寝込んだ。

今日も、大事を取って完全休養の日(たぶん、明日も)。

ごろごろしていても、食うものは食う。

爆睡爆食の日々だ。

まあいい。

名のみじゃなく、本物の春が来て暖かくなれば、また動き出せばいいのだ。

暫くは、冬眠を決め込む。

横浜の沖合には、クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」が止まってるんだそうだ。

(ダイヤモンドプリンセス (客船))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B9_(%E5%AE%A2%E8%88%B9)

「建造費:5億米ドル」

NASAが期待しているSLSの打ち上げ費用と同じか(ふつー、そういう比較しないんじゃね?)。

「2002年10月1日、午後5時50分頃、長崎市飽の浦町の三菱重工業長崎造船所内にて造船所2180番船として艤装工事中のダイヤモンドプリンセスが火災を起こした。」

「施主であるP&Oに対する納入期限が2003年7月に迫っていたため、同時に建造していた2番船(造船所2181番船・サファイアプリンセス)を急遽、新「ダイヤモンドプリンセス」として改修し、2004年2月に(「ダイヤモンドプリンセス」としては)7ヶ月遅れながらも納入にこぎつけた。」

なんと、元々は姉妹船のサファイアプリンセスだった船を、急遽差し替えてダイヤモンドに格上げ(?)したといういわく因縁付きの船なわけだ・・・。

途中下船した香港の船客が、下船後に新型コロナウイルスに感染していたことが判明したため、沖縄で一度検疫を済ませていたにもかかわらず、横浜での再検疫となった。

やれやれ・・・。

今夜には、船内感染の有無が判明する。

つーか、別口での感染も明らかになるかもな。

(感染確認の男性が乗っていたクルーズ船 那覇で13人下船)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200204/k10012271751000.html

「今のところ下船した乗客の中に感染が確認された男性と濃厚接触した人がいたという情報はきていないが、引き続き情報収集を進める」

もう、感染ルートを辿ることや接触した人を辿ることすら困難な状況になりつつある。

感染者は、報告ベースで20,629人、死者は香港で出た1人を含めて427人となった。

今週中に3万人に達することは、確実な情勢となったな。

明日は4000人くらいが新たに報告されるかもしれない。

致死率は2パーセント余り。

今後の変異に注目する必要はあるだろうが、直ちにどうこういう状況ではなくなってきたのかもな。

中国本土以外での感染状況は停滞気味だ(191人:香港、マカオ含む)。

今後の推移を見守るしかない。

武漢は、手が付けられなくなってきているしな。

封じ込めは、ある程度成功しているのかも知れないが、封じ込められた中での対応は後手に回っている。

中国は、米国に恨み言を言ってる暇があったら、全世界に助けを求めるべきだろう。

恥しいことでも不名誉なことでもない。

困ったときはお互い様だ。

今週中にはWHOの一行が中国に入ることになる。

包み隠さず、全てを明らかにして謙虚に助力を仰ぐべきだな。

支援する側も、恩着せがましいことは言わないがいい。

武漢での火消しに成功すれば、そのノウハウを提供してもらわなければならなくなるかもしれないしな。

明日は我が身かも・・・。

我が国の選択と受け入れるべきリスク2020年02月04日 18:48

我が国の選択と受け入れるべきリスク
我が国の選択と受け入れるべきリスク


ダイヤモンドプリンセスの検疫が続いている。

この間、武漢から引き上げてきた邦人約600人から8人(後に9名:追加)の感染者が明らかとなり、その中には症状が出ないまま感染していた事例が5人あった(うち、1名はその後発症)。

乗客(2666人)乗員(1045人)の中にも、当然、無症状のままウイルスを持っている人がいる可能性は否定できない。

政府は、発症までの間の潜伏期間を10日に縮め、香港で感染者が降りてからの経過日数が10日に迫っていることを理由に、全数検査を行わず、症状がある人、その濃厚接触者、香港からの感染者と濃厚接触があった人だけ検査して、残りは帰宅を認めるそうだ(100人以上検査してるようです:3パーセント弱:273人検査:追加)。

帰りは、公共交通機関も使っていいし、どこかに寄り道しても構わない(未確認)。

2週間の自宅待機を求めるけど、従わなくてもいい(そうなのかあ?)。

既に航海期間は延びていて、世間に用事がある人は多いだろう(たぶん)。

親類縁者にお土産配る必要もあるし、溜まっている仕事だってやっつけなければならない。

職場では、同僚が首を長くして待っているのだ。

上陸したら、ストレス発散しにカラオケバーとか行って、ねーちゃんと一緒に肩組んでデュエットしたいしな・・・。

意気投合して、濃厚接触するかもしれない・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

ただの1人も感染していないかもしれないし、20人前後が感染してしまっていて、そのうち数人は全く症状が出ないまま帰宅するのかも知れない(テキトーです)。

翌朝、目が覚めると喉がいがらっぽい。

カラオケ歌い過ぎたかな・・・。

マスクを買おうと思って近所の薬局に行ったって、品不足で売っていないしな。

そのままお出かけするに決まってる。

電車とかバスとかも乗るしな。

我が国は、平和な国だ。

マスクしないで公共の場に出ても、誰も咎めたりはしない。

肘ブロックして咳をすれば、ああ、律儀な人だくらいに見てくれるに違いない。

もし、船内での感染が、二次、三次と継続していたら、下船の直前にうつっているかもしれない。

香港で降りた男性だけが唯一の感染源ではない可能性もある。

香港から乗ってきた船客もいるそうだ。

誰が感染力を持っているかは、誰にも分からない。

我が国では、患者でない限りは、通常、検査を受けることも出来ない。

湖北省との因果関係がなければ、症状が出ていても検査は受けられない。

無症候性キャリアからの感染については、エビデンスはないからな。

(新型肺炎 半数が潜伏期間中に感染か 北大研究グループ:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200204/k10012272191000.html

「患者のうち、2人に1人は、潜伏期間中のほかの患者から感染した可能性」(思ったより多いな・・・)

潜伏期間(症状なし)→検査しない→自宅待機(カラオケバー?)→感染拡大

エビデンスがあってもらっては困る(そんなあ!)。

のらりくらりと時間稼ぎをしているうちに、ワクチンとか特効薬が出てくれば世間の騒ぎは収まる。

中国本土での感染も下火になるかも知れない。

医療体制を見直して、政策を抜本的に変えるなんてことはできっこない。

前例無き事態には前例無き対応で・・・。

政治は言葉で勝負する。

前例から、どんだけはみ出すかという、その程度こそが問題だな。

なるべく少ない方が、それも、どっかの国が先にやってくれた後からの方がいい・・・。

それよりも、少しだけ緩やかなのが丁度いい。

うちが一番厳しいわけじゃない、真っ先にやったわけでもない、従来の原則は堅持し、緊急やむを得ない最小の範囲で対応した例外的措置だ・・・。

我々は、そういう国に住んでいる。

この半月ほどの間に、急展開を見せている新型コロナウイルス肺炎。

ああ、もう「肺炎」とか付けない方がいいのかもな。

検査だって、肺炎が疑われる呼吸器症状が出ていれば出来るようになったらしいしな。

検査をすり抜けた感染者や無症候性キャリアが次々と感染を広げることは、想定の範囲内だ。

我々は、それを受け入れざるを得ない。

検査体制も医療体制も十分とは言えない。

水際で完全に防ぎきれないことは分かっている。

幸い、致死率(感染症の場合は、致命率というらしいけど)は低い。

武漢で異様に高いのは、感染者の把握が出来ていないからだと言われている。

それ以外の中国での致命率は1パーセント未満だし、香港での死亡者を含めた海外での致命率も同じようなもんだ。

変異しやすいコロナウイルスであることを考慮しても、直ちに究極の検疫体制や交通遮断を行う事態ではない。

そんなことをしたら、そっちの弊害の方が大惨事を招くからな。

ダイヤモンドプリンセスは、沖縄(那覇)に寄港した際に、既に検疫を済ませている。

法的には、そのまま上陸させて何ら問題はない。

再検疫はダダ洩れだったとしても、形式的遺漏はない。

世界最大のメガシティである東京首都圏に突如として現れ、その巨体を晒し世間を騒がせているが、それは我々が受け入れなければならないリスクの象徴に過ぎない。

外交的には、香港は中国の一部だからな。

そこからの来日を止めるわけにはいかないし、他の感染国も同じだ。

毎日、何万人もの来訪者が、サーモグラフィをすり抜け、健康相談室をスルーして我が国を訪れている。

そうして、国内を自由に動き回り、濃厚接触したりしなかったりする。

我が国から海外へ行くときも同じだ。

中国以外で、世界最大の感染国である我が国は、今のところ世界の国からつまはじきにされることはない。

が、いつまでもそうとは限らないしな。

国内での感染者が激増し、トレース不能の事態に陥れば、受け入れを拒否される立場になるのだ。

それもまた、我々の選択であり、受け入れなければならないリスクだ。

初発国の中国は、困難な立場に置かれている。

世界の支援が必要な最大の地域だ。

デカ過ぎるけどな・・・。

我が国の政府は、かの国を「永遠の隣国」と呼んだそうだ。

違いない。

好むと好まざるとに関わらず、それは事実だ。

隣国として、困難に直面している国にどう対応するのか、自らはどう振る舞うべきなのか。

東京湾に浮かぶ一杯の船は、そのことを我々に突きつけ、考えさせずにはおかない・・・。

追加:
2月5日朝の厚労省の記者会見で、感染者以外の上陸を見合わせ、最大2週間の隔離を継続する方針と判明。