欧州は大丈夫なのか:独走するイタリア、100人クラブ入りした仏独や準会員のスペインより気になる英国の急増2020年03月02日 09:21

欧州は大丈夫なのか:独走するイタリア、100人クラブ入りした仏独や準会員のスペインより気になる英国の急増
欧州は大丈夫なのか:独走するイタリア、100人クラブ入りした仏独や準会員のスペインより気になる英国の急増


イタリア(感染者1,694、死者41:第3位)の独走が続く欧州の感染状況を、改めてチェックする。

韓国(感染者3,736、死者21:第2位)やイラン(感染者978、死者54:第4位)も、大変な状況なんだが、フランス(感染者130、死者2:第7位)、ドイツ(感染者129、死者なし:第8位)やスペイン(感染者84、死者なし:11位)が増加している。

欧州全体としての増加も気になるなあ。

浮沈子的に注目しているのは、ブレグジットが決まった英国(感染者36、死者なし:第17位)が急増したことだ。

全体的な人数こそ少ないが、堅牢な医療体制の下で、感染爆発が起こるとヤバい気がする。

欧州での感染に注目するのは、政治的影響力が強いということもある。

なんだかんだ言っても、欧州の影響力は強い。

中国(約14億人、面積9,597,000 km²)で1億人が罹患してもパンデミックとはみなさないだろうが、地理的に同じ程度の面積(10,180,000 km²)で、人口が半分強(約7億5千万人)に過ぎない欧州で1億人が感染したら、たとえ基準に該当しようがしまいが、WHOはパンデミックを出すかもしれない。

世界は欧州を中心に回っている(そうなのかあ?)。

国名:感染者:死者(英語版ウィキ:2020.3.2)
・Italy:1,694:41
・France:130:2
・Germany:129:0
・Spain:84:0
・United Kingdom:36:0
・Switzerland:24:0
・Norway:19:0
・Austria:14:0
・Sweden:14:0
・Netherlands:10:0
・Croatia:7:0
・Greece:7:0
・Finland:6:0
・Denmark:4:0
・Czech Republic:3:0
・Iceland:3:0
・Romania:3:0
・Belgium:2:0
・Russia:2:0
・Estonia:1:0
・Ireland:1:0
・Lithuania:1:0
・Luxembourg:1:0
・Monaco:1:0
・North Macedonia:1:0
・San Marino:1:0

こっまけえー・・・!。

どこか抜かしているかも(そんなあ!)。

ベラルーシ抜かしたな。

・Belarus:1:0

合計すると、感染者2199人、死者43人。

イタリアを除けば、感染爆発というわけではないだろうが、同時多発的な感染が起こっている。

移動が頻繁で、都市が多いからな。

中国のような封鎖都市政策は、難しいかも知れないし。

欧州は、過去に何度かパンデミックを食らっているから、対応に抜かりはないだろう(そうなのかあ?)。

英国だって、一時的な流行はあるにせよ、全域に広まることはあるまい。

しかし、そう言っていられるのは、感染初期の段階だけだ。

武漢では、ベッドが余ってきているといわれる。

(中国 武漢 医療施設ベッドに空き 患者急増から脱しつつあるか)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200302/k10012309151000.html

「武漢で体育館などを改修した臨時の医療施設や主に重症者を受け入れてきた指定病院などで、ベッドに空きが出る状態」

そこに至るまでに、通り抜けなければならない道は険しい。

数万人の感染者と数千人の死者。

新型コロナの神が要求する貢ぎ物は安くない。

3月に入り、北半球の冬は終わりつつある。

えーと、そーすると、南半球が心配になるなあ・・・。

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