世界は変わりつつある:米国の憂鬱は真の憂鬱(その4) ― 2020年03月19日 10:49
世界は変わりつつある:米国の憂鬱は真の憂鬱(その4)
今月初め(3月2日)、米国(感染者9,273人、死者150人)の感染者は、ようやく100人になったばかりだった。
(100人クラブへようこそ:隠しきれない米国の憂鬱)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/03/03/9220208
「感染者100人の次は、200人じゃない。
1000人であり、1万人だ・・・」
2000人を超える新規感染者が出ているからな。
明日にも1万人を超えて名誉会員になることは間違いない。
ちなみに、浮沈子はスルーしたが、千人を超えたのは3月11日だ(ウィキ英語版による)。
100人から千人超えまで10日間。
千人から1万人まで、同じ10日間。
やれやれ・・・。
一方、欧州の感染は止まらない。
イタリア(35,713、2,978)、スペイン(14,769、638)、ドイツ(12,327、28)、フランス(9,134、264)をはじめとして、スイス(3,115、33)、英国(2,626、104)などが続いている。
中国(80,894、3,237)、イラン(17,361、1,135)、韓国(8,413、84)の影も霞んでしまいそうだ。
イランは、増加の勢いが安定してきた感じだしな。
中国、韓国は、当面の危機を乗り切っている(再燃の恐れは常にあるけどな)。
千人超えの面々は、他にオランダ(2,059、58)、オーストリア(1,646、4)、ノルウェイ(1,584、6)、ベルギー(1,486、14)、スウェーデン(1,292、10)、デンマーク(1,117、4)と欧州勢が連なっていて、我が国(899、29:クルーズ船除く)はそれに続く。
マレーシア(790、2)やカナダ(727、9)も迫ってきていて、逆転されるかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
統計上見えている数字は、もちろん氷山の一角に過ぎず、数倍から十数倍の感染者が隠れている。
全世界の感染者は218497人、死者は8930人。
実際には数百万人の感染者が出ているということになるけど、それらは決して統計には現れない。
検査しないからな。
風邪の症状と区別がつかなかったり、山のように無症候性キャリアがいるので、全体を把握することは不可能だ。
WHOは、疑わしきは検査すべきだと言っているが、そんな能力は何処の国にもない。
また、検査の結果、感染が判明したら隔離すべきだと言っても、それだけの隔離施設を有する国家もない。
できないことをやれと言っても、掛け声倒れになるだけの話だ。
蔓延国では、重症者の発生を遅らせ、医療資源を守ることに専念している。
無症候性キャリアや軽症者を把握することに対しては、何もしていない。
自宅に留まれと言っても、強制はできないし、家庭内での感染を助長することにもなる。
そうして、重症者は増加の一途を辿り、死者は増え続け、終息無き感染は続く。
何か、大胆な対策を行えば、苛烈な副作用が起こって経済は疲弊し、社会活動は混乱する。
米国は、陸上の国境を閉鎖し、オーストラリア(596、6)は海外旅行を一切禁止した。
(米、カナダとの国境を閉鎖 新型コロナで 貿易は継続)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56973740Y0A310C2000000/
「飲食や観光、娯楽などの目的で入国を互いに認めない。」
なんだ、限定的だな・・・。
(オーストラリア 海外への「渡航禁止」発表 新型コロナ影響)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012337301000.html
「海外へのすべての渡航について、警戒レベルを4段階のうち最も高い「渡航禁止」とすることを発表」
「渡航しないことが非常に重要で無期限の禁止とする」
「多くの国々が渡航制限を設ける中、オーストラリアに戻れなくなる可能性もあるとして、海外に滞在しているすべての自国民に対して、できるだけ早く帰国するよう呼びかけ」
この動きは、全世界に広がっている。
物の往来は継続しても、人の往来は制限される。
名誉会員(感染者1万人以上:5か国)、プレミアム会員(同千人以上:11か国)はもちろん、100人クラブ(44か国:クルーズ船含む)の面々は危ない汚染国だからな。
ほぼ全世界が感染国となっている現在、目くそ鼻くそになるのは時間の問題だが、その時間こそがこの感染症においては最大の資源だ。
検査能力も、隔離施設も足りず、特効薬はなく、ワクチンもない状況では、如何に時間を稼ぐかが全ての対応の根幹となる。
ウイルスは、人間の間で感染していくわけだから、行動を制限して感染経路を断つしかない。
短い期間に相当規模で行動制限すれば、一定の効果は期待できる。
北海道は、一応の成功を収めている。
(北海道 緊急事態宣言19日終了 感染防ぐ対策は継続)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012338741000.html
「爆発的な感染拡大は回避されたとして19日に「緊急事態宣言」を終了する」
もちろん、①換気が悪い閉鎖空間で②1m未満に接近し合って③長時間会話するなどのアブナイ行為まで解禁になったわけではない。
「感染が懸念される場合は外出を控えるよう呼びかけました。」
「感染拡大防止の取り組みと社会活動や経済活動を両立する「北海道モデル」を確立させる」
いったい、そんなことが可能なんだろうか?。
我が国は、クルーズ船の本格的な下船が始まった1か月前から、その方針を取っている。
タイトロープだ。
狭い道を選んだわけだな。
市中感染が始まり、検査資源や隔離資源の抜本的な増強をせずに、感染速度をコントロールしながら、既存の医療資源を温存する道だ。
利害関係が複雑に絡む医療資源を弄ることは避けたい。
新型コロナは、一過性の現象で、ほとぼりが冷めれば元に戻る・・・。
ドラスティックな対応を取っても、短期間なら耐えられるが、いつまで続くか分からない状況になってきつつある。
英国は、社会制度そのものの変革に手を付けようとしている。
(英首相 ベーシック・インカム検討の考え 感染拡大の景気対策で)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200319/k10012338941000.html
「ユニバーサル・ベーシック・インカム」
「それは考慮すべきアイデアのひとつだ」
まあ、景気対策だからな。
いつまで続くかも分からない。
政策が息切れして、最悪のタイミングで金が底を突く可能性もある。
未曽有の経験に、手探りの状況になっている。
米国の対応は、おそらく一時的なものに留まる。
少なくとも、今のところは。
選挙の季節だし、現政権は大盤振る舞いするだろう。
11月の選挙が終われば?。
そして、その頃までに新型コロナの終息が見えていない時には?。
ヒトヒト感染する感染症は、時代を映す鏡だ。
世界が変わりつつあるのか、それとも元の鞘に収まることになるのか、或いは轟音と共に崩壊することになるのか。
米国の憂鬱は、世界にとって真の憂鬱だ。
1万人の感染者の次は?。
10万人なのか、100万人なのか。
その答えを知る者は、まだ、誰もいない・・・。
(新型コロナ、世界の権威が打ち出す「まさかの数字」リスクに備えよ:2ページ目:追加)
https://diamond.jp/articles/-/231988?page=2
「ニューヨーク・タイムズの報道によれば、アメリカの疾病対策センター(CDC)も、感染対策を何もなにもしなければという前提ではあるが、全米で1億6000万人から2億1400万人が新型コロナに感染し、20万人から170万人が死亡すると推測している。」
感染者数は集団免疫閾値を50パーセント(低値)、65パーセント(高値)として推定している事が分かる(米国の人口は約3.3億人)。
それにしては、死亡者数が少ない気がするんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
見ただけで憂鬱になる数字だ・・・。
今月初め(3月2日)、米国(感染者9,273人、死者150人)の感染者は、ようやく100人になったばかりだった。
(100人クラブへようこそ:隠しきれない米国の憂鬱)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/03/03/9220208
「感染者100人の次は、200人じゃない。
1000人であり、1万人だ・・・」
2000人を超える新規感染者が出ているからな。
明日にも1万人を超えて名誉会員になることは間違いない。
ちなみに、浮沈子はスルーしたが、千人を超えたのは3月11日だ(ウィキ英語版による)。
100人から千人超えまで10日間。
千人から1万人まで、同じ10日間。
やれやれ・・・。
一方、欧州の感染は止まらない。
イタリア(35,713、2,978)、スペイン(14,769、638)、ドイツ(12,327、28)、フランス(9,134、264)をはじめとして、スイス(3,115、33)、英国(2,626、104)などが続いている。
中国(80,894、3,237)、イラン(17,361、1,135)、韓国(8,413、84)の影も霞んでしまいそうだ。
イランは、増加の勢いが安定してきた感じだしな。
中国、韓国は、当面の危機を乗り切っている(再燃の恐れは常にあるけどな)。
千人超えの面々は、他にオランダ(2,059、58)、オーストリア(1,646、4)、ノルウェイ(1,584、6)、ベルギー(1,486、14)、スウェーデン(1,292、10)、デンマーク(1,117、4)と欧州勢が連なっていて、我が国(899、29:クルーズ船除く)はそれに続く。
マレーシア(790、2)やカナダ(727、9)も迫ってきていて、逆転されるかもしれない。
まあ、どうでもいいんですが。
統計上見えている数字は、もちろん氷山の一角に過ぎず、数倍から十数倍の感染者が隠れている。
全世界の感染者は218497人、死者は8930人。
実際には数百万人の感染者が出ているということになるけど、それらは決して統計には現れない。
検査しないからな。
風邪の症状と区別がつかなかったり、山のように無症候性キャリアがいるので、全体を把握することは不可能だ。
WHOは、疑わしきは検査すべきだと言っているが、そんな能力は何処の国にもない。
また、検査の結果、感染が判明したら隔離すべきだと言っても、それだけの隔離施設を有する国家もない。
できないことをやれと言っても、掛け声倒れになるだけの話だ。
蔓延国では、重症者の発生を遅らせ、医療資源を守ることに専念している。
無症候性キャリアや軽症者を把握することに対しては、何もしていない。
自宅に留まれと言っても、強制はできないし、家庭内での感染を助長することにもなる。
そうして、重症者は増加の一途を辿り、死者は増え続け、終息無き感染は続く。
何か、大胆な対策を行えば、苛烈な副作用が起こって経済は疲弊し、社会活動は混乱する。
米国は、陸上の国境を閉鎖し、オーストラリア(596、6)は海外旅行を一切禁止した。
(米、カナダとの国境を閉鎖 新型コロナで 貿易は継続)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56973740Y0A310C2000000/
「飲食や観光、娯楽などの目的で入国を互いに認めない。」
なんだ、限定的だな・・・。
(オーストラリア 海外への「渡航禁止」発表 新型コロナ影響)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012337301000.html
「海外へのすべての渡航について、警戒レベルを4段階のうち最も高い「渡航禁止」とすることを発表」
「渡航しないことが非常に重要で無期限の禁止とする」
「多くの国々が渡航制限を設ける中、オーストラリアに戻れなくなる可能性もあるとして、海外に滞在しているすべての自国民に対して、できるだけ早く帰国するよう呼びかけ」
この動きは、全世界に広がっている。
物の往来は継続しても、人の往来は制限される。
名誉会員(感染者1万人以上:5か国)、プレミアム会員(同千人以上:11か国)はもちろん、100人クラブ(44か国:クルーズ船含む)の面々は危ない汚染国だからな。
ほぼ全世界が感染国となっている現在、目くそ鼻くそになるのは時間の問題だが、その時間こそがこの感染症においては最大の資源だ。
検査能力も、隔離施設も足りず、特効薬はなく、ワクチンもない状況では、如何に時間を稼ぐかが全ての対応の根幹となる。
ウイルスは、人間の間で感染していくわけだから、行動を制限して感染経路を断つしかない。
短い期間に相当規模で行動制限すれば、一定の効果は期待できる。
北海道は、一応の成功を収めている。
(北海道 緊急事態宣言19日終了 感染防ぐ対策は継続)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012338741000.html
「爆発的な感染拡大は回避されたとして19日に「緊急事態宣言」を終了する」
もちろん、①換気が悪い閉鎖空間で②1m未満に接近し合って③長時間会話するなどのアブナイ行為まで解禁になったわけではない。
「感染が懸念される場合は外出を控えるよう呼びかけました。」
「感染拡大防止の取り組みと社会活動や経済活動を両立する「北海道モデル」を確立させる」
いったい、そんなことが可能なんだろうか?。
我が国は、クルーズ船の本格的な下船が始まった1か月前から、その方針を取っている。
タイトロープだ。
狭い道を選んだわけだな。
市中感染が始まり、検査資源や隔離資源の抜本的な増強をせずに、感染速度をコントロールしながら、既存の医療資源を温存する道だ。
利害関係が複雑に絡む医療資源を弄ることは避けたい。
新型コロナは、一過性の現象で、ほとぼりが冷めれば元に戻る・・・。
ドラスティックな対応を取っても、短期間なら耐えられるが、いつまで続くか分からない状況になってきつつある。
英国は、社会制度そのものの変革に手を付けようとしている。
(英首相 ベーシック・インカム検討の考え 感染拡大の景気対策で)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200319/k10012338941000.html
「ユニバーサル・ベーシック・インカム」
「それは考慮すべきアイデアのひとつだ」
まあ、景気対策だからな。
いつまで続くかも分からない。
政策が息切れして、最悪のタイミングで金が底を突く可能性もある。
未曽有の経験に、手探りの状況になっている。
米国の対応は、おそらく一時的なものに留まる。
少なくとも、今のところは。
選挙の季節だし、現政権は大盤振る舞いするだろう。
11月の選挙が終われば?。
そして、その頃までに新型コロナの終息が見えていない時には?。
ヒトヒト感染する感染症は、時代を映す鏡だ。
世界が変わりつつあるのか、それとも元の鞘に収まることになるのか、或いは轟音と共に崩壊することになるのか。
米国の憂鬱は、世界にとって真の憂鬱だ。
1万人の感染者の次は?。
10万人なのか、100万人なのか。
その答えを知る者は、まだ、誰もいない・・・。
(新型コロナ、世界の権威が打ち出す「まさかの数字」リスクに備えよ:2ページ目:追加)
https://diamond.jp/articles/-/231988?page=2
「ニューヨーク・タイムズの報道によれば、アメリカの疾病対策センター(CDC)も、感染対策を何もなにもしなければという前提ではあるが、全米で1億6000万人から2億1400万人が新型コロナに感染し、20万人から170万人が死亡すると推測している。」
感染者数は集団免疫閾値を50パーセント(低値)、65パーセント(高値)として推定している事が分かる(米国の人口は約3.3億人)。
それにしては、死亡者数が少ない気がするんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
見ただけで憂鬱になる数字だ・・・。
ファルコン9の回収失敗:またかと思う程続いているが、実は不良品の廃棄? ― 2020年03月19日 22:28
ファルコン9の回収失敗:またかと思う程続いているが、実は不良品の廃棄?
ブロック5は10回は殆どノーメンテで打ち上げ可能な設計にしてあるはずなんだがな。
(ファルコン9:ブロック5)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B39#%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF5
「第1段ロケットは点検のみで10回の再使用が、リファビッシュを行うことで100回以上の再使用が可能」
今年になってから、2回の回収に失敗している。
(スターリンク4は成功したのか)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/cat/universe/?offset=5
「再使用できるかどうかは別にして、ドローン船への着陸には失敗した。」
今回も、やっちゃったみたいだ・・・。
(SpaceXは、スターリンクの6回目の成功に成功した後、記録的なロケットブースターを失います)
https://www.teslarati.com/spacex-falcon-9-booster-lost-successful-starlink-launch/
「2020年に2度目のロケット着陸失敗」
「Falcon 9 B1048の9つのMerlin 1Dエンジンの少なくとも1つは、MECOの前に早期にシャットダウンしました。」
打ち上げ自体は、辛くも成功している。
(Starlink Mission:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=I4sMhHbHYXM&feature=emb_logo
(sixth_starlink_mission_overview:プレスキット)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/sixth_starlink_mission_overview_0.pdf
「00:01:12 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:32 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:36 1st and 2nd stages separate
00:02:43 2nd stage engine starts
00:03:10 Fairing deployment
00:06:59 1st stage entry burn complete
00:08:35 1st stage landing
00:08:52 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:14:48 Starlink satellites begin deployment」
動画を見ると、メインエンジンカットオフ(MECO)のタイミング(予定では、T+2分32秒)が数秒遅れているようにも見えるが、それがブースターのエンジンの早期シャットダウンによるものかどうかは分からない。
明らかな異常を感じるのは、T+7分15秒にエントリーバーンが終了した後のぐらつきだ。
第1段目のカメラからの中継は、この直後に打ち切られている。
前回の回収失敗は、ナビゲーションシステムのトラブルのような感じだ。
(SpaceXがStarlinkのローンチを打ち切る)
https://www.teslarati.com/spacex-starlink-launch-missed-landing-fastest-reuse/
「Falcon 9 B1056が2月17日に不正確に(しかし、制御されているように)着陸した」
その前の似たような失敗は、陸上に降りるはずが、グリッドフィンの不作動で、フロリダ沖(すぐそば)に着水した時になる。
「B1050のソフトランディングは、実際のターゲットであるSpaceXの2つのケープカナベラルランディングパッド(LZ-1 / 2)の代わりに、大西洋で発生しました。」
今回は、エンジントラブルが原因の一つかもしれないけれど、エントリーバーン直後の乱れ方を見ると制御系の問題もありそうな感じだけどな(未確認)。
ひょっとすると、15日に発射直前に瞬殺で停止したのだって、ヤラセかもしれない・・・。
ブースターB1048は、回復不能なトラブルを抱えていて、今回、捨てちまうことが明らかだったのかも知れないしな。
その代わりと言っては何だが、フェアリングの方は片割れの両方とも回収に成功している。
(SpaceXはロケットブースターの着陸に失敗した可能性がありますが、ノーズコーンの両方の半分が引っ掛かりました)
https://www.teslarati.com/spacex-missed-rocket-landing-nosecone-recovery-success/
「本日のFalcon 9の発売は、SpaceXが完全なペイロードフェアリングをリフローした2回目です。 水に着陸した後、両方のフェアリングの半分はすぐに回復しました。」(Today’s Falcon 9 launch was the second time SpaceX has re-flown a full payload fairing. After landing in the water, both fairing halves were quickly recovered.:スペースXのツイッターより)
ダイレクトキャッチではないようだが、面白い記述がある。
「最も注目すべきは、SpaceXは、Ms。Treeでキャッチされた3つのFalconフェアリングハーフのいずれもまだ再利用していないことです。代わりに、1回目と2回目(今回)の再利用では、大西洋の穏やかな着陸後に回収船に釣り込まれたフェアリングの半分を使用しました。」(()内:浮沈子)
「SpaceXは、最終的にははるかに難しい再利用性の課題(部分的に塩水に浸されたフェアリングの再利用)に取り組むことを選択し、非常に成功しました。」
高がフェアリングと侮ることなかれ。
6億円の宝物だからな。
1段目のブースター程高価じゃないが、塵も積もれば山となる。
10回くらい回収できれば、ロケット1本分くらいにはなるのだ。
成層圏まで飛ぶ飛ぶと言われながら、爆発のニュースしかないスターシップのことを考えると、ファルコン9やヘビーで稼いでいかなければならない時期は、10年くらい続くだろうからな。
今回は、エンジントラブルを演出して、1段目の廃棄コストを削減したしな(そうなのかあ?)。
まあいい。
ファルコン9の打ち上げについては、前回のCRS-20をスルーした。
(SpaceX CRS-20)
https://en.wikipedia.org/wiki/SpaceX_CRS-20
「SpaceXのDragon CRS向けの最後の飛行であり、NASA CRS-1の契約延長を完了します。」
「ステーションのカナダアームロボットアームによって捕捉されました。これは、ドラゴン宇宙船の最後の捕捉です。」
「SpaceX Dragon車両は、宇宙ステーションに直接ドッキングします。」
最後のキャプチャーだったわけで、初代ドラゴンともお別れの記念すべき飛行だ。
宇宙船自体は、現在も係留中で、4月初旬に帰還予定となっている。
ファルコン9の1段目は、絵に描いたような地上着陸を成功させている。
(CRS-20 Mission:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=1MkcWK2PnsU
「Following stage separation, SpaceX will recover Falcon 9’s first stage on Landing Zone-1 (LZ-1) at Cape Canaveral Air Force Station, Florida.」
T+8分13秒辺りだが、完璧に見える(Xマークのど真ん中!)。
今回、エントリーバーンで燃料が足りなくなったなどというテスララティのテキトーな記事を信じるわけにはいかない(そうなのかあ?)。
ブースターB1048を廃棄コストゼロで海の藻屑とし、6億円のフェアリングの回収にもまんまと成功したわけだ。
しめしめ・・・。
転んでも(転んだ振りしても?)ただでは起きない。
したたかなスペースXに、騙されないようにしないとな・・・。
ブロック5は10回は殆どノーメンテで打ち上げ可能な設計にしてあるはずなんだがな。
(ファルコン9:ブロック5)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B39#%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF5
「第1段ロケットは点検のみで10回の再使用が、リファビッシュを行うことで100回以上の再使用が可能」
今年になってから、2回の回収に失敗している。
(スターリンク4は成功したのか)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/cat/universe/?offset=5
「再使用できるかどうかは別にして、ドローン船への着陸には失敗した。」
今回も、やっちゃったみたいだ・・・。
(SpaceXは、スターリンクの6回目の成功に成功した後、記録的なロケットブースターを失います)
https://www.teslarati.com/spacex-falcon-9-booster-lost-successful-starlink-launch/
「2020年に2度目のロケット着陸失敗」
「Falcon 9 B1048の9つのMerlin 1Dエンジンの少なくとも1つは、MECOの前に早期にシャットダウンしました。」
打ち上げ自体は、辛くも成功している。
(Starlink Mission:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=I4sMhHbHYXM&feature=emb_logo
(sixth_starlink_mission_overview:プレスキット)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/sixth_starlink_mission_overview_0.pdf
「00:01:12 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
00:02:32 1st stage main engine cutoff (MECO)
00:02:36 1st and 2nd stages separate
00:02:43 2nd stage engine starts
00:03:10 Fairing deployment
00:06:59 1st stage entry burn complete
00:08:35 1st stage landing
00:08:52 2nd stage engine cutoff (SECO-1)
00:14:48 Starlink satellites begin deployment」
動画を見ると、メインエンジンカットオフ(MECO)のタイミング(予定では、T+2分32秒)が数秒遅れているようにも見えるが、それがブースターのエンジンの早期シャットダウンによるものかどうかは分からない。
明らかな異常を感じるのは、T+7分15秒にエントリーバーンが終了した後のぐらつきだ。
第1段目のカメラからの中継は、この直後に打ち切られている。
前回の回収失敗は、ナビゲーションシステムのトラブルのような感じだ。
(SpaceXがStarlinkのローンチを打ち切る)
https://www.teslarati.com/spacex-starlink-launch-missed-landing-fastest-reuse/
「Falcon 9 B1056が2月17日に不正確に(しかし、制御されているように)着陸した」
その前の似たような失敗は、陸上に降りるはずが、グリッドフィンの不作動で、フロリダ沖(すぐそば)に着水した時になる。
「B1050のソフトランディングは、実際のターゲットであるSpaceXの2つのケープカナベラルランディングパッド(LZ-1 / 2)の代わりに、大西洋で発生しました。」
今回は、エンジントラブルが原因の一つかもしれないけれど、エントリーバーン直後の乱れ方を見ると制御系の問題もありそうな感じだけどな(未確認)。
ひょっとすると、15日に発射直前に瞬殺で停止したのだって、ヤラセかもしれない・・・。
ブースターB1048は、回復不能なトラブルを抱えていて、今回、捨てちまうことが明らかだったのかも知れないしな。
その代わりと言っては何だが、フェアリングの方は片割れの両方とも回収に成功している。
(SpaceXはロケットブースターの着陸に失敗した可能性がありますが、ノーズコーンの両方の半分が引っ掛かりました)
https://www.teslarati.com/spacex-missed-rocket-landing-nosecone-recovery-success/
「本日のFalcon 9の発売は、SpaceXが完全なペイロードフェアリングをリフローした2回目です。 水に着陸した後、両方のフェアリングの半分はすぐに回復しました。」(Today’s Falcon 9 launch was the second time SpaceX has re-flown a full payload fairing. After landing in the water, both fairing halves were quickly recovered.:スペースXのツイッターより)
ダイレクトキャッチではないようだが、面白い記述がある。
「最も注目すべきは、SpaceXは、Ms。Treeでキャッチされた3つのFalconフェアリングハーフのいずれもまだ再利用していないことです。代わりに、1回目と2回目(今回)の再利用では、大西洋の穏やかな着陸後に回収船に釣り込まれたフェアリングの半分を使用しました。」(()内:浮沈子)
「SpaceXは、最終的にははるかに難しい再利用性の課題(部分的に塩水に浸されたフェアリングの再利用)に取り組むことを選択し、非常に成功しました。」
高がフェアリングと侮ることなかれ。
6億円の宝物だからな。
1段目のブースター程高価じゃないが、塵も積もれば山となる。
10回くらい回収できれば、ロケット1本分くらいにはなるのだ。
成層圏まで飛ぶ飛ぶと言われながら、爆発のニュースしかないスターシップのことを考えると、ファルコン9やヘビーで稼いでいかなければならない時期は、10年くらい続くだろうからな。
今回は、エンジントラブルを演出して、1段目の廃棄コストを削減したしな(そうなのかあ?)。
まあいい。
ファルコン9の打ち上げについては、前回のCRS-20をスルーした。
(SpaceX CRS-20)
https://en.wikipedia.org/wiki/SpaceX_CRS-20
「SpaceXのDragon CRS向けの最後の飛行であり、NASA CRS-1の契約延長を完了します。」
「ステーションのカナダアームロボットアームによって捕捉されました。これは、ドラゴン宇宙船の最後の捕捉です。」
「SpaceX Dragon車両は、宇宙ステーションに直接ドッキングします。」
最後のキャプチャーだったわけで、初代ドラゴンともお別れの記念すべき飛行だ。
宇宙船自体は、現在も係留中で、4月初旬に帰還予定となっている。
ファルコン9の1段目は、絵に描いたような地上着陸を成功させている。
(CRS-20 Mission:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=1MkcWK2PnsU
「Following stage separation, SpaceX will recover Falcon 9’s first stage on Landing Zone-1 (LZ-1) at Cape Canaveral Air Force Station, Florida.」
T+8分13秒辺りだが、完璧に見える(Xマークのど真ん中!)。
今回、エントリーバーンで燃料が足りなくなったなどというテスララティのテキトーな記事を信じるわけにはいかない(そうなのかあ?)。
ブースターB1048を廃棄コストゼロで海の藻屑とし、6億円のフェアリングの回収にもまんまと成功したわけだ。
しめしめ・・・。
転んでも(転んだ振りしても?)ただでは起きない。
したたかなスペースXに、騙されないようにしないとな・・・。
やりきれない思いで読んだ新型コロナの死亡記事 ― 2020年03月19日 23:20
やりきれない思いで読んだ新型コロナの死亡記事
(「ウイルスばらまく」と外食の50代男性が死亡 愛知・蒲郡)
https://www.sankei.com/west/news/200318/wst2003180018-n1.html
「新型コロナウイルス感染が判明した後に「ウイルスをまく」と話して外食した愛知県蒲郡(がまごおり)市の男性(57)が18日、入院先の医療機関で死亡したことが捜査関係者への取材で分かった。」
浮沈子より若いからな。
「男性と同居する両親は、発熱や呼吸困難を訴えて入院し、3日に感染が判明。男性は翌4日に検査で陽性が明らかになった。」
ショックだったろうな・・・。
しかし、その後が良くない。
(「ウイルスまく」男性死亡、愛知 コロナ感染の肺炎、持病も)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020031801001840.html
「死因は新型コロナウイルス感染による肺炎で、5日に入院して間もなく、発熱や呼吸器の異常といった症状が出た。肝細胞がんの持病もあった。」
うつしてやると言って店で騒いだのはまずいが、死期を悟って今生の別れの盃を飲み干したことにしておこう。
浮沈子なら、腹いっぱい牛丼食ってふて寝する程度だがな。
最後は意識を失い、呼吸困難で死ぬ。
あまり嬉しい死に方じゃないな。
陽性になった店員もいたらしいが、直接相手をしたわけではなさそうだ。
(コロナ「ばらまく」男性捜査へ 飲食店の従業員感染―愛知県警)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031201529&g=soc
「パブ従業員で30代のフィリピン人女性のウイルス陽性が12日確認され、同県豊田市によると、医療機関に入院予定。女性は、男性に接客した従業員とは別だが、店内に居合わせていた。」
やれやれ・・・。
週刊誌ネタのような話だが、浮沈子的には年齢が近いこともあって笑える話ではない。
心臓疾患、糖尿病、高血圧、癌などは、新型コロナとは相性が悪い。
もちろん、高齢者となればなおさらだ。
昨夜から体調が悪く、体温も36.4度とやや高め(平熱は、35度くらい)。
用心して、今日はフィットネスを休んで全面休養している。
明日からは、ダイビングに明け暮れる。
早寝して、睡眠もとっておかないとな・・・。
(「ウイルスばらまく」と外食の50代男性が死亡 愛知・蒲郡)
https://www.sankei.com/west/news/200318/wst2003180018-n1.html
「新型コロナウイルス感染が判明した後に「ウイルスをまく」と話して外食した愛知県蒲郡(がまごおり)市の男性(57)が18日、入院先の医療機関で死亡したことが捜査関係者への取材で分かった。」
浮沈子より若いからな。
「男性と同居する両親は、発熱や呼吸困難を訴えて入院し、3日に感染が判明。男性は翌4日に検査で陽性が明らかになった。」
ショックだったろうな・・・。
しかし、その後が良くない。
(「ウイルスまく」男性死亡、愛知 コロナ感染の肺炎、持病も)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020031801001840.html
「死因は新型コロナウイルス感染による肺炎で、5日に入院して間もなく、発熱や呼吸器の異常といった症状が出た。肝細胞がんの持病もあった。」
うつしてやると言って店で騒いだのはまずいが、死期を悟って今生の別れの盃を飲み干したことにしておこう。
浮沈子なら、腹いっぱい牛丼食ってふて寝する程度だがな。
最後は意識を失い、呼吸困難で死ぬ。
あまり嬉しい死に方じゃないな。
陽性になった店員もいたらしいが、直接相手をしたわけではなさそうだ。
(コロナ「ばらまく」男性捜査へ 飲食店の従業員感染―愛知県警)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031201529&g=soc
「パブ従業員で30代のフィリピン人女性のウイルス陽性が12日確認され、同県豊田市によると、医療機関に入院予定。女性は、男性に接客した従業員とは別だが、店内に居合わせていた。」
やれやれ・・・。
週刊誌ネタのような話だが、浮沈子的には年齢が近いこともあって笑える話ではない。
心臓疾患、糖尿病、高血圧、癌などは、新型コロナとは相性が悪い。
もちろん、高齢者となればなおさらだ。
昨夜から体調が悪く、体温も36.4度とやや高め(平熱は、35度くらい)。
用心して、今日はフィットネスを休んで全面休養している。
明日からは、ダイビングに明け暮れる。
早寝して、睡眠もとっておかないとな・・・。
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