病めるものに尽くす:神父とウサギとテッキー ― 2020年03月26日 11:37
病めるものに尽くす:神父とウサギとテッキー
浮沈子は、宗教を持たない。
人間の行動を統べる文化としての関心はあっても、森羅万象が人格的存在(単数複数問わず)によって造られ、制御されているという思想には付いていけない。
そのくせ、シミュレーション仮説とかには、興味津々だがな(我々は、上位のシミュレーションゲームの中の存在に過ぎない・・・)。
まあいい。
今朝読んだ記事だが、ちょっと考えさせられたので紹介する。
(人工呼吸器は若い人に……譲ったイタリア人神父、新型ウイルスで死去)
https://www.bbc.com/japanese/52029836
「ジュゼッペ・ベラルデッリ神父は、イタリア北部ロンバルディア州ベルガモ司教区にあるカスニーゴの町で司祭長を務めていた。」
「以前から呼吸器系の病気を患っていたため、信者たちが購入した人工呼吸器を、自分よりも若い人に使って欲しいと譲った後、ローヴェレの病院で亡くなったという。」
記事によれば、72歳だという。
浮沈子にしてみれば、まだまだ若いような気がするがな。
イタリアは、急激な感染者と重症者の増加で医療資源が底を突き、人工呼吸器も足りないようだ。
高齢者や基礎疾患を患っている人が重症化しやすいにもかかわらず、彼らにすら十分いきわたっているわけではないという。
いや、現実は遥かに先行している・・・。
(助かる患者を優先 新型肺炎でトリアージ指針、イタリア:Mar 16 2020)
https://newsphere.jp/national/20200316-1/
「すでに全員に適切な治療を行うには患者数が多すぎる状態だとする。医者や看護師の数が足りず、人工呼吸器も足りない状況だ。」
「この状況を受けて、イタリア麻酔鎮痛集中治療学会(SIAARTI)は、異常事態において医療従事者が従うべき判定基準を示したガイドラインを発表した。」
「これは、最大数のための恩恵を最大化するという原則のもと、必要とするすべての患者に集中治療をするのではなく、助かる可能性が最も高い患者を優先することを推奨する実利的なものとなっている。」
「高齢で回復が望めそうにない者、余命の短い者を見捨てるという厳しい結論を出している。年齢に加え、持病の有無など患者の全般的な健康状態も考慮すべきとされている。これは深刻な持病のある患者の死亡率が高いとされていることに加え、高齢や虚弱な患者のほうが治療に時間がかかり、よりリソースを消費するためだという。」
この記事は、10日ほど前になるからな。
ジュゼッペ神父の話は、それだけ読めば美談だが、現在の厳しいイタリアの医療状況を考えれば、合理的な対応を自ら選択しただけの話になる。
もはや、呼吸器系の持病持ちの高齢者は、積極的治療の対象ではないのだ。
やれやれ・・・。
自己犠牲という行為が、何らかの代償を得るために行われるのであれば、それは理に適っている。
名も知らぬ若い人の命を長らえるために、人工呼吸器が使われるなら、それは一つの選択だ。
この話を読んだ浮沈子が思い出したのは、火の中に飛び込むウサギの話だ。
(月の兎:仏教説話)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E5%85%8E#%E4%BB%8F%E6%95%99%E8%AA%AC%E8%A9%B1
「猿、狐、兎の3匹が、山の中で力尽きて倒れているみすぼらしい老人に出逢った。3匹は老人を助けようと考えた。猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、それぞれ老人に食料として与えた。しかし兎だけは、どんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。自分の非力さを嘆いた兎は、何とか老人を助けたいと考えた挙句、猿と狐に頼んで火を焚いてもらい、自らの身を食料として捧げるべく、火の中へ飛び込んだ。その姿を見た老人は、帝釈天としての正体を現し、兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、兎を月へと昇らせた。月に見える兎の姿の周囲に煙状の影が見えるのは、兎が自らの身を焼いた際の煙だという。」
なんともスプラッターな話だが、利他的行為と自己犠牲という点では、今回の人工呼吸器の話とつながっているような気がする。
老人に化けた帝釈天が、せっかく丸焼きになってくれたウサギの肉を食っちまったかどうかは知らない。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子が現在勉強中のテクニカルダイビングの世界では、自己完結した個々のダイバーが、チームの中でトラブルを解決し合うという麗しいルールがあるようだが、チーム全体を危険に晒すような事態になれば、躊躇なくトラブルダイバーを見捨てなければならない。
「最大数のための恩恵を最大化するという原則」なわけだ。
それを受け入れられなければ、テクニカルダイビングなどするべきではないのだ。
ハイリスクなダイビングの本質がそこにある。
人間は社会的動物だからな。
行動規範である宗教上の教義もまた、冷徹に合理的であるべきなんだろう。
新型コロナの爆発的流行(オーバーシュートっちゅうのかあ?)がもたらすのは、戦場の論理だ。
助かる者を助け、助からない者は見捨てる。
ダイビングなら、テッキーにならないという選択はあるけどな。
東京都が封鎖都市になるかどうかの瀬戸際にあるという。
この際だから、どっかに移住でもして、嵐が過ぎ去るのを待つというのも手かもしれないな・・・。
(新型コロナ「まん延のおそれ高い」専門家会議が報告書を了承:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350921000.html
「政府の専門家会議は26日朝、持ち回りで会議を行い、現在の国内の状況について「まん延のおそれが高いと認められる」とする報告書を了承」
「新型コロナウイルス対策の特別措置法では、厚生労働大臣が「まん延のおそれが高い」と認めた場合に総理大臣に報告し、それを受けて総理大臣が対策本部を設置」
「対策本部が設置されたあとは、全国的かつ急速なまん延によって国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合など2つの要件を満たせば、総理大臣が「緊急事態宣言」を行うことが可能」
2つの要件とあるが、何と何の中の2つなのかは明記されていない。
テキトーだな・・・(後述)。
(米NY州 人工呼吸器の不足深刻 新型コロナの患者急増で:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351071000.html
「十分な数が確保できなければ、救命措置が行えない事態」
「これまでに、これほどの数の人工呼吸器が必要とされる事態は想定されていなかった。われわれが探しているのはとにかく人工呼吸器、人工呼吸器、人工呼吸器だ」
いずこも同じか・・・。
ヤバ過ぎる米国の現状は、別稿に書く。
(新型コロナ特措法基づく対策本部設置へ「緊急事態宣言」可能に:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351111000.html
「「緊急事態宣言」とは:
緊急事態宣言」を行う際は、
①国民の生命や健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある場合
と、
②全国的かつ急速なまん延によって国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合
の、2つの要件をいずれも満たす必要があると定められています。」(項番浮沈子)
全国的かつ急速にまん延するおそれがなければ、緊急事態宣言を行うことができず、したがって東京都が首都封鎖しようとしてもできないことになるというのが気になるところだ。
まあ、おそれだからな。
いくらでも、演出は可能だ(そんなあ!)。
既に布石も打たれている。
(千葉県 森田知事 週末の都内への外出自粛を呼びかけ:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351431000.html
「今週末、東京都内への不要不急の外出を自粛していただきたい」
(山梨 長崎知事「東京方面への不要不急の外出控えて」:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351471000.html
「この土日、東京方面への不要不急の外出を控えてもらいたい」
23区(江戸川区)に隣接する千葉県(感染者56人)と、奥多摩でちょこっと接している山梨県(4人)の、コメントの表現のビミョーな違いが泣かせる(そうなのかあ?)。
(神奈川 黒岩知事「今週末は不要不急の外出自粛を」:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351251000.html
「感染拡大を防ぐため、特に今週末は不要不急の外出を自粛してほしい」
ほほう、神奈川県(87人)は東京方面とか都内とかではなく、全面外出禁止だな。
自分とこでも感染者が多いからな(千葉も埼玉も大差ない気がするんだがな)。
NHKでは、埼玉県(60人)知事の会見が中継されている。
コピペしていて、恥しくなるくらい似ている各県のコメントと、一斉のタイミングのわけは、産経が報じていた。
(東京都、往来自粛を要請へ 周辺県知事と夜に電話会議:追加)
https://www.sankei.com/life/news/200326/lif2003260049-n1.html
「東京都は26日、新型コロナウイルス感染者の急増を受け、埼玉、千葉、神奈川各県に対して、東京都との不要不急の往来を自粛するよう呼び掛ける方針を決めた。」
「同日夜に小池百合子知事が周辺県の知事と電話会議を開き、要請する。」
既に下話は済んでいるからな。
ヤラセと取られないためにも、早めにアナウンスしたんだろう(未確認)。
昨日は41人の新規感染者を計上したが、本日は47人以上を計上する予定のようだ。
(東京で新たに47人の感染確認 これまでで最多 新型コロナ:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351461000.html
「東京都の関係者によりますと、26日、新たに都内で少なくとも47人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。」
院内感染起こした病院のクラスター、世界各国から帰国する感染者の群れ、既に判明している感染者の濃厚接触者に加えて、出どころが分からない市中感染が増えている。
まん延状態であることは間違いない。
東京都(259人以上:2位の北海道(168人)を突き放して驀進中)は危険だ!。
たぶん、神奈川県も危険だな。
都心よりは神奈川県寄りに位置する大田区に棲息している浮沈子的には、進むもヤバイし、退くもヤバイ(そうなのかあ?)。
静岡県は、まだ3人くらいだからな。
神奈川県をスルーして、伊豆界隈にダイビングに行くのが正解かも知れないな・・・。
浮沈子は、宗教を持たない。
人間の行動を統べる文化としての関心はあっても、森羅万象が人格的存在(単数複数問わず)によって造られ、制御されているという思想には付いていけない。
そのくせ、シミュレーション仮説とかには、興味津々だがな(我々は、上位のシミュレーションゲームの中の存在に過ぎない・・・)。
まあいい。
今朝読んだ記事だが、ちょっと考えさせられたので紹介する。
(人工呼吸器は若い人に……譲ったイタリア人神父、新型ウイルスで死去)
https://www.bbc.com/japanese/52029836
「ジュゼッペ・ベラルデッリ神父は、イタリア北部ロンバルディア州ベルガモ司教区にあるカスニーゴの町で司祭長を務めていた。」
「以前から呼吸器系の病気を患っていたため、信者たちが購入した人工呼吸器を、自分よりも若い人に使って欲しいと譲った後、ローヴェレの病院で亡くなったという。」
記事によれば、72歳だという。
浮沈子にしてみれば、まだまだ若いような気がするがな。
イタリアは、急激な感染者と重症者の増加で医療資源が底を突き、人工呼吸器も足りないようだ。
高齢者や基礎疾患を患っている人が重症化しやすいにもかかわらず、彼らにすら十分いきわたっているわけではないという。
いや、現実は遥かに先行している・・・。
(助かる患者を優先 新型肺炎でトリアージ指針、イタリア:Mar 16 2020)
https://newsphere.jp/national/20200316-1/
「すでに全員に適切な治療を行うには患者数が多すぎる状態だとする。医者や看護師の数が足りず、人工呼吸器も足りない状況だ。」
「この状況を受けて、イタリア麻酔鎮痛集中治療学会(SIAARTI)は、異常事態において医療従事者が従うべき判定基準を示したガイドラインを発表した。」
「これは、最大数のための恩恵を最大化するという原則のもと、必要とするすべての患者に集中治療をするのではなく、助かる可能性が最も高い患者を優先することを推奨する実利的なものとなっている。」
「高齢で回復が望めそうにない者、余命の短い者を見捨てるという厳しい結論を出している。年齢に加え、持病の有無など患者の全般的な健康状態も考慮すべきとされている。これは深刻な持病のある患者の死亡率が高いとされていることに加え、高齢や虚弱な患者のほうが治療に時間がかかり、よりリソースを消費するためだという。」
この記事は、10日ほど前になるからな。
ジュゼッペ神父の話は、それだけ読めば美談だが、現在の厳しいイタリアの医療状況を考えれば、合理的な対応を自ら選択しただけの話になる。
もはや、呼吸器系の持病持ちの高齢者は、積極的治療の対象ではないのだ。
やれやれ・・・。
自己犠牲という行為が、何らかの代償を得るために行われるのであれば、それは理に適っている。
名も知らぬ若い人の命を長らえるために、人工呼吸器が使われるなら、それは一つの選択だ。
この話を読んだ浮沈子が思い出したのは、火の中に飛び込むウサギの話だ。
(月の兎:仏教説話)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E5%85%8E#%E4%BB%8F%E6%95%99%E8%AA%AC%E8%A9%B1
「猿、狐、兎の3匹が、山の中で力尽きて倒れているみすぼらしい老人に出逢った。3匹は老人を助けようと考えた。猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、それぞれ老人に食料として与えた。しかし兎だけは、どんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。自分の非力さを嘆いた兎は、何とか老人を助けたいと考えた挙句、猿と狐に頼んで火を焚いてもらい、自らの身を食料として捧げるべく、火の中へ飛び込んだ。その姿を見た老人は、帝釈天としての正体を現し、兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、兎を月へと昇らせた。月に見える兎の姿の周囲に煙状の影が見えるのは、兎が自らの身を焼いた際の煙だという。」
なんともスプラッターな話だが、利他的行為と自己犠牲という点では、今回の人工呼吸器の話とつながっているような気がする。
老人に化けた帝釈天が、せっかく丸焼きになってくれたウサギの肉を食っちまったかどうかは知らない。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子が現在勉強中のテクニカルダイビングの世界では、自己完結した個々のダイバーが、チームの中でトラブルを解決し合うという麗しいルールがあるようだが、チーム全体を危険に晒すような事態になれば、躊躇なくトラブルダイバーを見捨てなければならない。
「最大数のための恩恵を最大化するという原則」なわけだ。
それを受け入れられなければ、テクニカルダイビングなどするべきではないのだ。
ハイリスクなダイビングの本質がそこにある。
人間は社会的動物だからな。
行動規範である宗教上の教義もまた、冷徹に合理的であるべきなんだろう。
新型コロナの爆発的流行(オーバーシュートっちゅうのかあ?)がもたらすのは、戦場の論理だ。
助かる者を助け、助からない者は見捨てる。
ダイビングなら、テッキーにならないという選択はあるけどな。
東京都が封鎖都市になるかどうかの瀬戸際にあるという。
この際だから、どっかに移住でもして、嵐が過ぎ去るのを待つというのも手かもしれないな・・・。
(新型コロナ「まん延のおそれ高い」専門家会議が報告書を了承:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350921000.html
「政府の専門家会議は26日朝、持ち回りで会議を行い、現在の国内の状況について「まん延のおそれが高いと認められる」とする報告書を了承」
「新型コロナウイルス対策の特別措置法では、厚生労働大臣が「まん延のおそれが高い」と認めた場合に総理大臣に報告し、それを受けて総理大臣が対策本部を設置」
「対策本部が設置されたあとは、全国的かつ急速なまん延によって国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合など2つの要件を満たせば、総理大臣が「緊急事態宣言」を行うことが可能」
2つの要件とあるが、何と何の中の2つなのかは明記されていない。
テキトーだな・・・(後述)。
(米NY州 人工呼吸器の不足深刻 新型コロナの患者急増で:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351071000.html
「十分な数が確保できなければ、救命措置が行えない事態」
「これまでに、これほどの数の人工呼吸器が必要とされる事態は想定されていなかった。われわれが探しているのはとにかく人工呼吸器、人工呼吸器、人工呼吸器だ」
いずこも同じか・・・。
ヤバ過ぎる米国の現状は、別稿に書く。
(新型コロナ特措法基づく対策本部設置へ「緊急事態宣言」可能に:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351111000.html
「「緊急事態宣言」とは:
緊急事態宣言」を行う際は、
①国民の生命や健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある場合
と、
②全国的かつ急速なまん延によって国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合
の、2つの要件をいずれも満たす必要があると定められています。」(項番浮沈子)
全国的かつ急速にまん延するおそれがなければ、緊急事態宣言を行うことができず、したがって東京都が首都封鎖しようとしてもできないことになるというのが気になるところだ。
まあ、おそれだからな。
いくらでも、演出は可能だ(そんなあ!)。
既に布石も打たれている。
(千葉県 森田知事 週末の都内への外出自粛を呼びかけ:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351431000.html
「今週末、東京都内への不要不急の外出を自粛していただきたい」
(山梨 長崎知事「東京方面への不要不急の外出控えて」:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351471000.html
「この土日、東京方面への不要不急の外出を控えてもらいたい」
23区(江戸川区)に隣接する千葉県(感染者56人)と、奥多摩でちょこっと接している山梨県(4人)の、コメントの表現のビミョーな違いが泣かせる(そうなのかあ?)。
(神奈川 黒岩知事「今週末は不要不急の外出自粛を」:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351251000.html
「感染拡大を防ぐため、特に今週末は不要不急の外出を自粛してほしい」
ほほう、神奈川県(87人)は東京方面とか都内とかではなく、全面外出禁止だな。
自分とこでも感染者が多いからな(千葉も埼玉も大差ない気がするんだがな)。
NHKでは、埼玉県(60人)知事の会見が中継されている。
コピペしていて、恥しくなるくらい似ている各県のコメントと、一斉のタイミングのわけは、産経が報じていた。
(東京都、往来自粛を要請へ 周辺県知事と夜に電話会議:追加)
https://www.sankei.com/life/news/200326/lif2003260049-n1.html
「東京都は26日、新型コロナウイルス感染者の急増を受け、埼玉、千葉、神奈川各県に対して、東京都との不要不急の往来を自粛するよう呼び掛ける方針を決めた。」
「同日夜に小池百合子知事が周辺県の知事と電話会議を開き、要請する。」
既に下話は済んでいるからな。
ヤラセと取られないためにも、早めにアナウンスしたんだろう(未確認)。
昨日は41人の新規感染者を計上したが、本日は47人以上を計上する予定のようだ。
(東京で新たに47人の感染確認 これまでで最多 新型コロナ:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351461000.html
「東京都の関係者によりますと、26日、新たに都内で少なくとも47人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。」
院内感染起こした病院のクラスター、世界各国から帰国する感染者の群れ、既に判明している感染者の濃厚接触者に加えて、出どころが分からない市中感染が増えている。
まん延状態であることは間違いない。
東京都(259人以上:2位の北海道(168人)を突き放して驀進中)は危険だ!。
たぶん、神奈川県も危険だな。
都心よりは神奈川県寄りに位置する大田区に棲息している浮沈子的には、進むもヤバイし、退くもヤバイ(そうなのかあ?)。
静岡県は、まだ3人くらいだからな。
神奈川県をスルーして、伊豆界隈にダイビングに行くのが正解かも知れないな・・・。
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