ついに世界最大の感染国に:米国の憂鬱は真の憂鬱(その6)2020年03月27日 02:35

ついに世界最大の感染国に:米国の憂鬱は真の憂鬱(その6)
ついに世界最大の感染国に:米国の憂鬱は真の憂鬱(その6)


ウィキの英語版に、画像のトレンドグラフが出ている(緑色は浮沈子)。

3月25日のCDCの発表では、全米で54,483人の感染者(武漢帰国者3人と、クルーズ船46人を除く)が出ており、死者は737人だそうだ。

高さ方向は対数目盛だから、1パーセント程度の死者数も見やすくなっている。

このグラフは、感染者についてはリアルタイムの状況を表示していないことに留意すべきだ。

(首都・東京の感染爆発に現実味 感染源不明者の増加程度が鍵)
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2020/03/20200326_01.html

「専門家会議のメンバーを含めて専門家が一致して指摘するのは、25日段階の感染者数は約2週間前の「感染実態」を示しているにすぎない点だ。感染してから発症するまでの潜伏期間に、発症後、指定医療機関で感染の有無が確定するまでの期間を加えると確認された感染者数は2週間前の状況を反映していることになる。」

感染してからしばらくして発症し(5日程度)、医療機関を受診し、症状の推移を見つつ医療判断を行って検査して陽性の結果を得るまでは、2週間程度かかる(CDCに報告が上がって、集計、発表に至るタイムラグもあるし)。

米国において、一定期間、自宅での発熱の継続を見極める措置があるのかどうかは知らない。

やつらは肉食で体温が高いからな。

37.5度とかは、平熱だろうからな。

きっと、4日とか1週間なんて待てないだろうしな(未確認?)。

しかし、いずれにしても概ね2週間程度のタイムラグがある。

つーことは、あれだな、トレンド線に乗って増え続けるとすると、本日時点で既に100万人を突破していることになる。

報告ベースでは、更新される前の米国の感染者数は69,219人、死者は1,054人となっているが、そんな数字は当てにはならない。

1万人に達する際に、次は10万とか100万とか言っていたけど、それが現実の問題となってきたわけだ。

(世界は変わりつつある:米国の憂鬱は真の憂鬱(その4))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/03/19/9225759

「米国の憂鬱は、世界にとって真の憂鬱だ。
1万人の感染者の次は?。
10万人なのか、100万人なのか。
その答えを知る者は、まだ、誰もいない・・・。」

「100人から千人超えまで10日間。
千人から1万人まで、同じ10日間。」

ここ3日間の新規報告者が平均して毎日1万人を超えていることを考慮すれば、10万人になるのに10日間あれば十分ということになる。

やれやれ・・・。

検査能力の限界が、報告ベースの感染者の増加のボトルネックになったりすれば、イタリアの悲劇が繰り返されることになる。

いや、人工呼吸器の不足が顕在化している現在、既に悲劇は始まっているに違いない。

全米では、何らかの形で緊急事態が宣言され、多くの州でロックダウン(都市封鎖)を含む移動制限措置が取られている。

(2020年コロナウイルスのパンデミックに対する米国政府および地方政府の対応:州レベルの規制)
https://en.wikipedia.org/wiki/U.S._state_and_local_government_response_to_the_2020_coronavirus_pandemic#State_level_regulations

「これは、パンデミックの結果として活動を制限し、施設を閉鎖する、州レベルで課された規制のリストです。多くの郡および地方自治体がより厳しい規制を課しています。」

州・準州:緊急事態宣言発令日:外出規制発令日:集会の禁止(規制される規模):学校の休校:デイケアの休止:バーやレストランの閉鎖:小売業の閉鎖(社会生活上必要最小限のものを除く):感染者数(3月25日:参考):
・アラバマ:3月13日:ー:25以上:はい:はい:はい:ー:283
・アラスカ:3月11日:地域:10以上:はい:はい:はい:ー:59
・アメリカ領サモア:1月29日:ー(以下なし)
・アリゾナ:3月11日:ー:50以上:はい:はい:はい:ー:401
・アーカンソー:3月11日:ー:仕様なし:はい:はい:はい:ー:280
・カリフォルニア:3月4日:3月19日:すべて:はい:はい:はい:はい:2535
・コロラド:3月10日:3月27日:10以上:はい:制限付き:はい:はい:1086
・コネチカット:3月10日:3月23日:すべて:はい:はい:はい:はい:875
・デラウェア:3月12日:3月24日:すべて:はい:はい:はい:はい:115
・ワシントンDC(コロンビア特別区):3月11日:-:10以上:はい:はい:はい:はい:231
・フロリダ:3月1日:地域:10以上:はい:はい:はい:ー:1977
・ジョージア:3月14日:地域:10以上:はい:ー:はい:-:1114
・グアム:3月14日:-:すべて:はい:はい:はい:はい:27
・ハワイ:3月4日:3月25日:11人以上、公共の場での集会:はい:はい:はい:はい:90
・アイダホ:3月13日:3月25日:すべて:はい:はい:はい:はい:123
・イリノイ:3月9日:3月21日:すべて:はい:はい:はい:はい:1865
・インディアナ:3月6日:3月25日:世帯全員、世帯内11人以上:はい:はい:はい:はい:477
・アイオワ:3月9日:-:10以上:はい:はい:はい:ー:145
・カンザス:3月9日:地域:50以上:はい(残りの期間):はい:ー:-:126
・ケンタッキー:3月6日:ー:50以上:はい:はい:はい:はい:198
・ルイジアナ:3月11日:3月23日:11以上:はい:はい:はい:はい:1795
・メイン:3月15日:-:10以上:はい:はい:はい:制限付き:142
・メリーランド:3月5日:ー:10以上:はい:はい:はい:はい:423
・マサチューセッツ:3月10日:3月24日(勧告):11以上:はい:はい:はい:はい:1838
・ミシガン:3月11日:3月24日:すべて:はい:はい:はい:はい:2294
・ミネソタ:3月13日:3月27日:すべて:はい:はい:はい:はい:287
・ミシシッピ:3月4日:ー:10以上:はい:-:はい:ー:377
・ミズーリ:3月13日:地域:10以上:はい:ー:はい:ー:356
・モンタナ:3月12日:ー:10以上:はい:はい:はい:ー:53
・ネブラスカ:3月13日:ー:10以上:オススメ:制限付き:制限付き:ー:64
・ネバダ:3月12日:ー:10以上:はい:はい:はい:はい:321
・ニューハンプシャー:3月13日:ー:50以上:はい:はい:はい:ー:137
・ニュージャージー:3月9日:3月21日:すべて:はい:はい:はい:はい:4402
・ニューメキシコ:3月11日:3月24日:6以上:はい:はい:はい:はい:112
・ニューヨーク:3月7日:3月22日:すべて:はい:はい:はい:はい:30811
・ノースカロライナ:3月10日:地域:50以上:はい:はい:はい:ー:504
・ノースダコタ:3月13日:ー:50以上:はい:はい:はい:ー:39
・北マリアナ諸島::1月29日:ー(以下なし)
・オハイオ:3月9日:3月23日:すべて:はい:制限付き:はい:はい:704
・オクラホマ:3月15日:ー:11以上:はい:はい:地域:地域:164
・オレゴン:3月8日:3月23日:すべて:はい:はい:はい:制限付き:266
・ペンシルバニア:3月6日:地域:10以上(推奨):はい:はい:はい:はい:1127
・プエルトリコ:3月12日:3月15日:すべて:はい:はい:はい:はい:51
・ロードアイランド:3月9日:ー:25以上:はい:はい:はい:ー:132
・サウスカロライナ:3月13日:ー:50以上:はい:はい:はい:ー:424
・サウス・ダコタ:3月13日:ー:50以上:はい:はい:ー:-:41
・テネシー:3月12日:地域:10以上:はい:はい:はい:ー:784
・テキサス:3月13日:地域:10以上:はい:はい:はい:ー:974
・ユタ:3月6日:地域:10以上:はい:はい:はい:ー:346
・アメリカ領ヴァージン諸島:-:-:-:はい:はい:ー:ー:17
・バーモント:3月16日:3月25日:10以上:はい:はい:はい:はい:123
・バージニア:3月12日:ー:10以上:はい(残りの期間):はい:はい:はい:391
・ワシントン(州):2月29日:3月23日:すべて:はい:はい:はい:はい:2580
・ウェストバージニア:3月4日:3月23日:すべて:はい:はい:はい:はい:52
・ウィスコンシン:3月12日:3月25日:すべて:はい:はい:はい:はい:585
・ワイオミング:3月12日:ー:10以上:はい:はい:はい:ー:44

州によって、かなり温度差はあるだろうし、どの程度守られているかは分からない。

断トツで爆走するニューヨーク州とか、トバッチリ食ってるニュージャージーとか、概ね1000人以上の感染者が出ているところでは、フルスペックに近い規制が掛かっている。

一方で、ウェストバージニアなんて、52人しか出ていないのにフルスペックの規制だしな。

米国が合衆国ではなく、合「州」国と言われる所以だな。

もう、バラバラ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

ニューヨーク州の桁違いの多さもよく分る。

1000人以上を拾うとこんな感じか。

・ニューヨーク:30811
・ニュージャージー:4402
・ワシントン州:2580
・カリフォルニア:2535
・ミシガン:2294
・フロリダ:1977
・イリノイ:1865
・マサチューセッツ:1838
・ルイジアナ:1795
・ジョージア:1114
・コロラド:1086

全米くまなくという感じか。

米国は、検査が追い付いていない感じもする。

死亡率は低いが、急激に感染者が増えている感染初期の状況だ(死者1,054人)。

週明けに10万人に達してから、100万人になるのに時間はかかるまい。

全米で展開されている都市封鎖が効果を発揮する前に、多くの感染者が出ることになる。

我が国では、1401人の感染者を出しているが、そろそろ東京都界隈でロックダウンしそうな雰囲気になってきた。

来月早々かな。

1日遅れれば、多くの感染者と重症者、そして死者を出してしまう。

どーせやるなら、さっさと踏み切ればいいのだ。

習近平の来日で忖度し、オリンピックで忖度していたわけで、タガは外れているわけだからな。

一度感染速度を落としたとしても、また、復活するということはあり得るからな。

米国は、現在の封鎖政策を早期に解除して社会経済活動を復帰させたいようだが、そのタイミングを探っているに違いない。

4月中旬と言われるが、冗談じゃない!。

感染のピークにぶち当たっている可能性が高い(200万人くらいか)。

しかし、米国の若者(と為政者)は、早く通常生活に戻りたいのだ。

そして、感染の輪は途切れることなく続いていく。

ひょっとすると、一気に1000万人の感染もあり得るかもしれない。

米国だけで?。

そう、米国だけで・・・。

その時、世界がどうなっているかは誰にも分からない。

仮に世界が残っていれば、の話だけどな・・・。

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