英国の憂鬱は英国の憂鬱(当然ですが)2020年03月27日 22:47

英国の憂鬱は英国の憂鬱(当然ですが)
英国の憂鬱は英国の憂鬱(当然ですが)


英国という国を、実はよく知らない。

行ったこともないし、親しい友人がいるわけでもない。

我が国と同じく、クルマは左側通行で、英語をしゃべり、王室があり、賭け事ダイスキでビールやウイスキーも好きで、007がいて(いねーよ!)、フランスとケンカばかりしているかつての大帝国(陽の沈まぬ時はない)で、今は斜陽だが、米国やインドなどの大国の旧宗主国で、オーストラリアやニュージーランドとも仲が良く、ちょっと前まで香港も海外領土の一部だった程度の知識しかない。

浮沈子は、香港とオーストラリアには渡航経験がある。

ツダイ(ツデイ)などのオーストラリアなまりは、もともとはロンドンの下町言葉だったと聞いたことがある(未確認)。

文化的には、ビートルズ、アイザックニュートン、ヘンデル、ELP(エマーソンレイクアンドパーマー)、ドリトル先生シリーズ、ワトソンクリック(二重らせん)、シャーロックホームズ、エトセエトセ・・・。

食い物はロクなものがなく、世界で最も食文化に貧しく(そうなのかあ?)、BAEシステムズという世界的な軍需企業があり、ロールスロイス(ジェットエンジンの方)とか、ジャガー(今はインドかあ?)が有名だが、かつては航空機産業も盛んだったようだ。

宇宙開発では、有人飛行には公式には参加していないし、独自の打ち上げロケットも持っていない。

スコットランドや北部アイルランドなどの統合上の問題を抱えているが、北部アイルランドの方は最近では血生臭い話は聞かない(未確認)。

ブレグジット関連で、アイルランドとの国境の扱いがビミョーな話になっているらしい(アイルランドはEU圏)。

園芸とかも盛んで、英国風庭園というのは、一つのジャンルを形成しているようだ。

国中に運河が張り巡らされていて、細長いボートに乗って、まるでキャンピングカーのように生活しながら移動できるという話も、どこかで読んだような気がする。

フランスとの間にユーロトンネルを掘り、事実上陸続きであるにもかかわらず、欧州の文化とは一線を画している。

言語的には英語だが、かつてはラテン語が公用語とされていた時代もある。

まあ、中世の文化人は、みんなラテン語でコミュニケーションしたり文学作品を残していたわけだからな。

英国貴族の子息は、欧州を旅行するというのが習慣だったというが、今でもそうなんだろうか?。

ダルタニャンが登場する三銃士の話の中に、バッキンガム公というのが出てくるが、人の女にちょっかい出す、にやけたイギリス野郎という印象しかない(そうなのかあ?)。

書いたのはフランス人だからな(アレクサンドルデュマ:父の方)。

ちなみに、バッキンガム公爵位は、現在は断絶している。

まあ、どうでもいいんですが。

そんな、へんちくりんな国家(そんなあ!)である英国は、新型コロナの名誉会員(感染者1万人以上)に昨日(3月26日)なった。

その前に、集団免疫を前提とした長期戦略を発表した話は既に書いた。

(何もしない英国流:中国で再流行する懸念も?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/03/15/9224694

「こういう、いわば正攻法な対策の一方で注目されるのが英国(1,140、21)の対応だ。
無手勝流というか何というか・・・。」

「これから感染が広がるにつれ、みなさん、国民のみなさんに正直に伝えねばならない、これから実に多くの家族が身内・親友を失うことになるのです」

「国民に誠実に向き合い、求める犠牲を語ることができる政治家こそ真の政治家だ。」

この時(3月15日)は、まだ1000人ちょっとしか感染者がいなかったんだな(しかも、死者は21人ぽっち!)。

まあいい。

その後、エリザベス女王がバッキンガム宮殿から避難したり、チャールズ皇太子が罹患したりしたが、とうとう、ブレグジットの立役者であるボリスジョンソン首相自身が罹患した様だ。

(イギリス ジョンソン首相が陽性反応 新型コロナウイルス)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200327/k10012354531000.html

「新型コロナウイルスの検査を受けた結果、陽性だったことを明らかにしました。症状は軽いとしています。」

「イギリス国内では、ロンドンを中心に感染が広がっていて、26日までに感染者は1万人を超え、このうち578人が亡くなっています。」

政治家は、高齢者が多い。

ジョンソン(55歳)は、まだ若い方だが、罹患したらヤバそうなのは大勢いる。

副大統領はイランとかもいるけど、首相クラスは初めてかもしれない(未確認)。

ホントは罹っているけど、黙ってる人もいるかもな(未確認)。

英国の憂鬱が、世界に広まることはない。

政治的、経済的に果たす役割は、第二次世界大戦、戦後の冷戦期を通じて、絶対的にも相対的にも低下していることは明らかだ。

米国が100万人の感染に向かって、留まるところなく驀進しているのとはわけが違う。

しかし、英国の人々にとっては、大ごとなわけだ。

英国の憂鬱は、まさに英国の憂鬱だ。

1日の死者が100人を超え、感染者も2000人以上増加している(3月26日)。

我が国の感染者は、累計でも1507人(クルーズ船712人除く)、死者は61人に留まっている(NHK27日午後9時半現在)。

本日の増加は106人。

英国の20分の1程度の規模だ。

検査態勢を不十分なままに放置し、社会的距離政策だけで乗り切ろうとしても、実際には無理があるという見本を見せつけられているような気がする(そうなのかあ?)。

同様な方針で臨んでいる我が国も、遠からず似た状況になるに違いない。

感染してもほとんど影響がない若者が拡散し、抵抗力のない高齢者や免疫弱者が重症化する。

英国は、既に外出禁止要請がだされている(3月23日から3週間だそうです)。

(コロナウイルスで外出禁止(ロックダウン) - イギリスの現状)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/chgardens/atoz/contents/contents200325.htm

どうも、いきなりロックダウンしたわけではなさそうな感じだな。

「2月下旬。まず、スーパーや薬局から殺菌用ハンドジェルが姿を消しました。
3月に入り、トイレットペーパーが。」

「そして予想していた通り、ハンドソープや掃除用ワイプも・・・
写真左はMorrisons、右はBootsのハンドソープ棚、3月7日の様子。」

「3月16日にはレストラン、パブには行かないようにとボリス・ジョンソン首相から命じられ・・・」

「3月20日の午後を最後に学校は休校、レストラン、カフェ、パブ、映画館、ジム、図書館などはその日の夜から強制閉鎖が決定。」

「3月23日の夜8時半に、重大なアナウンスがありました。 皆様もご存知の通り、イギリス政府からのロックダウン発表です。」

「実際には完全なロックダウンではなく、3週間の外出禁止要請。 ショップ(スーパーや薬局などを除く)は閉鎖され、通勤はキーワーカー(医療関係や銀行、交通機関などのスタッフ)のみ。それ以外の人は外出を最小限にしてください、ということです。 食材を買いに行くのはOK。1日1回の散歩や運動で外出するのもOK。ただし一緒に行動していいのは家族や同居人のみ。 他人とは2メートル以上距離を置くこと。3人以上の集まりは不可。結婚式も不可。」

「このアナウンスを期に、国全体が急にシリアスになりました。 警察が街をまわり、意味もなく外出したり人と会ったりすると、罰金が科せられることに。」

「公園はオープンしていますが、プレイグラウンドは閉鎖。 もちろん子供たちのサッカー練習や、テニスコートの使用なども不可です。」

「スーパーや銀行や郵便局では屋内で混雑しないように人数制限をしているため、外に列ができています。 国から推奨されている”Social distancing”の2メートル間隔で。こういうところはお行儀が良くて関心するイギリス!」

「今自分にできることはイギリス政府が切実に訴えている、ウイルスをできるだけ拡散させないように外出を控えること。」

「「家にいることが他人の命を救う、NHSを助ける。」なんて、以前は信じられなかった言葉ですが、世の中が変わりましたね。 早くウイルスの流行が落ち着くことを願っています。」

在住歴十数年という方のブログから、ほぼ全面的に転載した。

生々しいな・・・。

浮沈子の住む界隈にも、児童公園みたいのがあるし、スーパーもコンビニもある。

人数制限とかはしていないし、マスクとかアルコール以外は、薬局の棚の品物も豊富だ。

我が国のロックダウンは、少なくとも東京都では時間の問題になっているが、英国同様に素直に受け入れられるんだろうか?。

「最後になりましたが、新型コロナウイルス感染症により命を落とされた皆様のご冥福をお祈りいたします。また、被患されている方々の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。」

なんとも重苦しい締めの言葉だ・・・。

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