ガキンチョはスーパースプレッダーなのか?:結論は「わからない」2020年04月21日 08:18

ガキンチョはスーパースプレッダーなのか?:結論は「わからない」
ガキンチョはスーパースプレッダーなのか?:結論は「わからない」


インフルエンザにおけるスーパースプレッダーがガキンチョ(ここでは、小学校低学年の児童をイメージ)であることは、広く知られるところだ。

流行期になると、学級閉鎖とか行われるからな。

ワクチン接種とかもこの世代を中心に行われ、余ったワクチンを成人に売りつけて凌いでいる(そうなのかあ?)。

少子高齢化が急速に進展して、生産設備が余剰になるからな。

設備の維持管理上も、ジジババを含めて売りまくらなければならない(高齢者接種の効果は限定的か)。

まあ、どうでもいいんですが。

新型コロナにおけるガキンチョの感染実態は闇の中だ。

そもそも、発症したかどうかも分からないしな。

いつも風邪ひいてるし、熱出してるし・・・。

その度に、新型コロナの検査をするわけではない。

中国でも米国でも世界のどこでも、ガキンチョの感染実態が暴かれたことはない。

昨夜、ニューヨーク市の小児科医の印象(子供の80パーセントは新型コロナに罹患している)を読んで、夜中じゅう妄想が止まらなかった。

インフルエンザの場合は、学校での流行に始まり、社会や家庭を経て再び学校に戻ってきてという循環を繰り返すようだ。

大人社会のように、一気に閉鎖集団で広がるわけではないという。

学級閉鎖は、家庭から戻ってきた感染者が、学級内で再感染(再々感染)させる循環を断つために行われる。

学級内で、一気に広がるわけではない。

新型コロナの動態は、最初に示した通り、全く分かっていないから(抗体検査はこれから)、浮沈子の妄想はエビデンスなどどこを探してもない。

で、インフルと同じように、学校で広がったウイルスが、家庭や社会にまん延し始めているというのが今の段階だというのがその妄想だ。

来月7日からは、学校が始まる。

家庭や社会でたっぷりとウイルスを浴び、ガキンチョ内でインキュベートされた状態で、学校に復帰する。

そこでの感染もあるだろうが、単なる風邪だから学級閉鎖などは起こらない。

二次感染を繰り返し、そのウイルスは家庭や社会に再び戻されるのだ。

重症化しないガキンチョは、見えないスーパースプレッダーになる(ステルス兵器だな)。

ウイルス検査で可視化されるのは、発症した大人だけだ。

潜在化したガキンチョの感染動態を調べない限り、この流行の本質は見えない。

ひょっとしたら、無症状病原体保有者のプールが出来ているかもしれない。

発症者を中心としたPCR検査を100万回行っても、何も見えてはこない。

高齢者を含む大人の社会的距離政策をどれだけ徹底して行っても、感染の鎖を断ち切ることはできない。

抗体検査は、社会・経済活動を再開する目安として、概ね成人を中心として行われるだろうが、そんなことをしても何の意味もないかも知れないのだ(そんなあ!)。

うーん、なかなかいい妄想ネタだな。

カリフォルニア州で行われている抗体検査は、もちろん、ガキンチョを対象にはしていない。

こんなもんをいくら行っても、何の解決にもならないのだ。

成人の行動をいくら制御しようとしても、数理モデルで想定したようにはならないとしたら、それは異なる感染経路を見落としていることになる。

我が国では、比較的早期に全国で学校が閉鎖された。

その効果は、諸外国に比べてゆっくりと立ち上がった有病感染者の増加となって現れている(たぶん)。

感染速度は抑え込まれ、医療資源もギリギリ維持され、ミラノやニューヨークのような悲惨な状況には至っていない。

見えないルートを細くしておいた効果が、いつまで続くかは知らない。

浮沈子の近所のガキンチョは、半数以上はマスクなんてしてないからな。

長い長い春休みを、存分に満喫して遊びまわっている。

彼らの8割が感染していたとしても、それを知る術はない。

ほとんどが無症状で経過し、お互いにうつしまくっているかもしれないのだ。

濃厚接触している親にしても、当然、年代的には30代くらいだからな。

無症状や軽症で推移し、PCR検査を受けることもない。

少なくとも、統計上に現れることなどないのだ。

3世代同居とかで、ジジババにうつしちまって、濃厚接触者として検査されたとしても、その頃には第一感染世代のガキンチョからは、ウイルスが消失している可能性があるからな。

これまた、統計の網からは漏れる。

我々は、トラップに嵌ってしまっているのではないか。

ウイルスの動態と、ヒトの生活環、PCR検査と、今後の抗体調査の全てのパターンがかみ合って、台風の目を作り出し、誰も気付かないままの感染経路が維持され続ける・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子の今朝の体温は35.9度。

平熱よりはやや高いが、まあ、許容範囲だ。

妄想に苛まれて、モーレツ寝不足だしな。

世界の感染者は250万人に迫り、最大の感染国である米国はほぼ80万人に達した(794,651人)。

初発国である中国(82,747)は、トルコ(90,980)に続いてイラン(83,505)にも抜かれて、とうとう第9位に沈んだ。

背後には、ロシア(47,121)やブラジル(40,581)が迫ってきていて、ベスト10からの陥落も近い。

やれやれ・・・。

我が国の感染者(1万1154人:NHKまとめ)は、久々に韓国(10,674)を抜き返した。

数万人程度は覚悟しておかなければならない。

(専門家「これから2週間ほどが大きな分かれ道」新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200421/k10012397501000.html

「5月6日で緊急事態宣言を一気に解除するというのは現実的ではない。」

「このウイルスとしばらくつきあう覚悟を持って密閉、密接、密集の『3つの密』を避け、人との接触を8割減らすという対策を続けていく必要がある」

8割減らせれば、4週間で解除できるというのが当初の説明だったはずだがな。

8割減らすことに失敗し続け、社会経済が疲弊し続け、いったい、いつまで続けろと言うのか。

米国のように、封鎖解除を求めるアンチロックダウンの社会運動(いわゆるデモ)が多発するようになるまで続けろと言うことなんだろうか?。

国会を取り巻く、間隔2mの人の鎖が出来上がるのも時間の問題かもしれない(もちろん、マスク着用必須だな!)。

米国の集会は、社会的距離など無視しているし、殆どはマスクなんてしていない。

大統領は、ヤレヤレとけしかけているしな。

やれやれ・・・(なんちゃって!)。

たとえ、不都合な真実を暴くことになったとしても、抗体検査(社会調査目的のサンプル調査でいい)を網羅的、継続的(ここ、重要です!)に実施して、感染動態を暴く必要がある。

それが、この流行を制御するためには絶対不可欠だと確信する。

もちろん、根拠などない。

浮沈子の確信は、概ね妄想から生まれる(そうなのかあ?)。

当たるも八卦当たらぬも八卦・・・。

<追加>

(新型コロナ、致死率は0.2%未満か? シリコンバレーで抗体検査:追加)
https://www.technologyreview.jp/s/200081/up-to-4-of-silicon-valley-already-infected-with-coronavirus/

「検査のボランティア募集の広告に応じたのは、フェイスブックのユーザーであり、車を持っている人々だ。」

昨日読んだカリフォルニア州の抗体検査の詳細記事だが、ガキンチョはクルマ持ってないだろうからな。

検査対象から漏れているのは確実だ・・・。

(新型コロナの感染者数 実際は数十倍か 米の大学など調査:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200421/k10012398421000.html

「これまで医療機関などで確認されていた感染者の28倍から最大で55倍の人がすでに感染した可能性」

「無作為に選んだ成人863人を対象に、ウイルスへの免疫反応で作られる「抗体」が血液の中にあるか調べる抗体検査」

うーん、やっぱ成人だけ・・・。

(新型コロナウイルスは、なぜ子どものほうが症状が軽いのか? 浮上したいくつかの可能性)
https://wired.jp/2020/04/23/coronavirus-children/

「多くの子どもが「無症状キャリア」となって、ウイルスを広く拡散させる可能性がある。」

「ほかのウイルス性疾患で子どもが「スーパースプレッダー」になることはよく知られている。」

是非とも、ガキンチョの感染状況を追跡してもらいたいもんだな・・・。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック