NY州と東京都:PCR検査の実施件数の比較2020年04月22日 16:32

NY州と東京都:PCR検査の実施件数の比較
NY州と東京都:PCR検査の実施件数の比較


(トランプ大統領とNY州知事 対立ひとまず回避か 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200422/k10012400081000.html

「州内で1日当たりおよそ2万件実施しているウイルス検査を2倍の4万件に増やしたい」

我が国だって、国会答弁で1日7000件くらいの検査能力があると言ってたんだから、当然、目一杯の能力で検査してるんだろう・・・。

(都内の最新感染動向:検査実施件数)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

「日付:※1都内発生(日別):※1都内発生(累計):※2その他(都内発生):※2その他(累計):
・4月20日:379 19,477 0 777
・19日:373 19,098 0 777
・18日:489 18,725 0 777
・17日:447 18,236 0 777
・16日:604 17,789 0 777
・15日:1,049 17,185 0 777
・14日:877 16,136 0 777
・13日:1,389 15,259 0 777
・12日:112 13,870 0 777
・11日:800 13,758 0 777
・10日:1,090 12,958 0 777
・9日:935 11,868 0 777
・8日:986 10,933 0 777
・7日:921 9,947 0 777
・6日:1,057 9,026 0 777
・5日:108 7,969 0 777
・4日:234 7,861 0 777
・3日:901 7,627 0 777
・2日:827 6,726 0 777
・1日:489 5,899 0 777
・3月31日:363 5,410 0 777
・30日:298 5,047 1 777
・29日:335 4,749 0 776
・28日:301 4,414 0 776
・27日:303 4,113 1 776
・26日:195 3,810 1 775
・25日:191 3,615 0 774
・24日:162 3,424 3 774
・23日:176 3,262 1 771
・22日:5 3,086 0 770
・21日:79 3,081 5 770
・20日:26 3,002 1 765
・19日:131 2,976 4 764
・18日:180 2,845 6 760
・17日:137 2,665 1 754
・16日:113 2,528 2 753
・15日:0 2,415 0 751
・14日:84 2,415 7 751
・13日:104 2,331 5 744
・12日:128 2,227 5 739
・11日:158 2,099 11 734
・10日:103 1,941 12 723
・9日:76 1,838 13 711
・8日:0 1,762 0 698
・7日:111 1,762 12 698
・6日:147 1,651 14 686
・5日:111 1,504 25 672
・4日:113 1,393 6 647
・3日:79 1,280 38 641
・2日:48 1,201 39 603
・1日:18 1,153 1 564
・2月29日:69 1,135 10 563
・28日:90 1,066 24 553
・27日:110 976 81 529
・26日:58 866 1 448
・25日:44 808 0 447
・24日:24 764 0 447
・23日:18 740 11 447
・22日:62 722 81 436
・21日:62 660 37 355
・20日:119 598 17 318
・19日:96 479 0 301
・18日:40 383 4 301
・17日:27 343 3 297
・16日:78 316 0 294
・15日:152 238 4 294
・14日:9 86 2 290
・13日:19 77 1 288
・12日:13 58 0 287
・11日:0 45 0 287
・10日:3 45 0 287
・9日:4 42 0 287
・8日:0 38 0 287
・7日:10 38 0 287
・6日:6 28 48 287
・5日:4 22 29 239
・4日:5 18 0 210
・3日:0 13 0 210
・2日:0 13 0 210
・1日:1 13 0 210
・1月31日:2 12 210 210
・30日:1 10 0 0
・29日:5 9 0 0
・28日:0 4 0 0
・27日:1 4 0 0
・26日:0 3 0 0
・25日:3 3 0 0
・24日:0 0 0 0
2020/04/21 11:30 更新」

「(注)日々の速報値(医療機関が保険適用で行った検査は含まない)は、毎日更新
(注)医療機関が保険適用で行った検査件数を含む検査実施件数は、毎週金曜日に前週木曜日から当該週水曜日までの日々の保険適用分の件数を反映して更新
(注)医療機関が保険適用で行った検査については、4月15日分までを計上 」

「(注)同一の対象者について複数の検体を検査する場合あり
(注)速報値として公開するものであり、後日確定データとして修正される場合あり
※1: 都内発生:疑い例・接触者調査
※2: その他:チャーター便・クルーズ船」

チャーター便で武漢から帰国したケースや、クルーズ船についても東京都で検査していたことになるな(全部かどうかは不明)。

保険診療として行われた検査が反映されるのは、金曜日にまとめて遡り処理される様だ。

まあいい。

どのくらいあるのかは知らないが、全てを合わせてせいぜい2万件程度だからな。

ニューヨーク州の1日分程度だ。

彼の地では、それを2倍に増やしたいと言うが、それでも十分ではないんだろう。

なにしろ、カリフォルニアの抗体検査では、実際の感染者は検査で判明した数の50倍から80倍と推計されている。

たった2倍じゃねえ・・・。

話にならん。

東京都の場合は、どれくらい増やせば十分と言えるんだろうか?。

10倍?、それとも100倍?。

ニューヨーク州は、累計では50万件くらいの検査をやっているだろうから、仮に2倍必要だったとして累計100万件が適当ということになる。

人口2000万人のニューヨーク州と1400万人の東京都を直接比較するわけにはいかないけれど、単純計算で累計50倍の検査を行う必要があるわけで、話にも何もならない。

やれやれ・・・。

もちろん、現行の態勢の中で、そんな桁違いな検査をこなすわけにはいかない。

なんか、上手い手はないのか?。

浮沈子は、最初、何かの間違いかと思っていたんだが、「抗原」検査というのがあるそうだ。

(新型コロナ「抗原検査」導入検討)
https://www.47news.jp/4741331.html

「インフルエンザのように病院で鼻の奥の粘液を取ってその場で検査できるキットが近く登場する見通し」

「5月の薬事承認を見込んでいる。」

「インフルエンザではこの方法が使われていて、10分前後で結果が分かる。」

おお、簡単迅速!。

だが、問題もある。

「PCR検査より精度が低い」

まあ、切れない刀も使いようだからな。

起死回生の一手となるかどうか。

もちろん、検査体制が充実しているからといって、医療崩壊を防ぐことができるかどうかは保証の限りではない。

25万人以上の確認感染者と1万5千人に迫る死者を出しているニューヨーク州のマネをしろ、などとは言えないしな。

抗原検査、PCR検査、抗体検査を上手く使い分けて、医療崩壊を避け、社会経済負荷を最小にしつつ隘路を切り抜けていく方法を見出したいものだ。

「ニューヨーク州は、厳しい外出制限を始めてから22日で1か月になりますが、深刻な感染拡大が続く中、今回の会談でウイルス対応をめぐる大統領と州知事の対立はひとまず回避されたと受け止められています。」

NHKはそう報じているが、これまでのいきさつを考えれば、双方がこれで矛を収めるとは思えない。

中央政府と地方政府の関係は、統治制度の違いで一概に比較は出来ないけど、シャチョーだと思ったら中間管理職だったという小池都知事の発現は印象的だったな。

(都知事の権限は「社長かと思ったら中間管理職」 小池百合子氏、緊急事態宣言の心境吐露)
https://www.j-cast.com/2020/04/10384081.html?p=all

「国と自治体の主導権争いが露呈した形」

統治対象に近い地方政府と、国家の最終的な落とし前を付けなければならない中央政府の調整過程は、時として泥仕合の様相を呈する。

タラ・レバのない現実の中で、絶対の正解はない。

時間を含めた限られた資源をどう配分し、最善の結果を得るかだけが問題だ。

富裕自治体である東京都でさえ、国の支援がなければズタズタになる経済の復興は果たせない。

そこはニューヨーク州も同じだしな。

喧嘩しても、決裂するわけにはいかない。

双方、ぎりぎりの妥協点を探り、ステークホルダーに対する説明責任を果たしていくしかないのだ。

既に、緊急事態宣言の期間延長の話が具体化しているようだしな。

(宣言延長の場合 事前に首相報告を 野党4党 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200422/k10012400171000.html

「宣言を延長する場合は、事前に国会に報告することが望ましいが、対象地域を拡大した際には西村担当大臣が報告しており、西村大臣がいいのではないか」

誰が報告するかよりも、その内容の方が重要だと感じるんだがな。

「緊急事態宣言の延長は対象地域の追加とは異なるもので、宣言期間中の政府対応の総括も必要だ。安倍総理大臣が発令したのだから、みずから国会に報告するのが筋だ」

共産党は、都知事の強力な休業要請を骨抜きにした中央政府の、ひいては安倍内閣の責任を明確にしたいらしいが、その手には乗らないだろう。

不味い結果になれば、西村大臣に詰め腹を切らせればいいのだ(そんなあ!)。

米国は、ペンス副大統領を同じ立場に置いているしな(もちろん、上手くいけば手柄はトップが独り占めだ)。

やれやれ・・・。

どっちにしても、緊急事態から脱したことを宣言するのは首相になる。

それは間違いない。

それがいつになるかを決めるのは、首相でも、諮問委員会でも、都知事でも、野党でも、もちろん担当大臣でもない。

徹底した検査のもと、この間の感染実態を暴かれる、我々一人一人の行動だ。

そのこともまた、間違いのないところだな・・・。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック