ドイツの贅沢な憂鬱:NHKとBBCの記事を読み比べる ― 2020年05月13日 03:01
ドイツの贅沢な憂鬱:NHKとBBCの記事を読み比べる
現時点で我が国(感染者1万6049人、死者678人:NHK調べ、クルーズ船除く)の10倍以上の感染者と死者を出しながら、他国(フランスだったっけえ?)からの患者まで受け入れるという余裕しゃくしゃくのドイツ(172,576、7,661)。
詳しくは知らないんだが、この国では医療崩壊がどうのこうのという話は聞かない(羨ましい・・・)。
先月半ば頃から、ロックダウン解除の動きが出始めて、先週から全ての商店の営業が認められるなど、緩和が加速しているようだ。
(ドイツ 経済活動制限緩和も流行の広がり示す数値再び上昇)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200512/k10012426891000.html
「ドイツ政府は今月6日、3月から行っていた経済活動の制限を大幅に緩和し、すべての店舗の営業を認めると発表しました。」
「「実効再生産数」は、先月15日以降「1」をほぼ連日下回り、緩和が発表された今月6日には0.65まで下がっていました。」
おおっ!、やったじゃん!?。
が、しかし・・・。
「その後、再び上昇に転じ、9日には1.10、10日には1.13、11日には1.07と推計され、連続して「1」を上回っています。」
この件については、首相までが罹患してしまった英国(223,060、32,065)のBBCも報じている(つーか、NHKがパクった感じだな)。
(ドイツ、感染者が増加 規制緩和の開始から数日)
https://www.bbc.com/japanese/52612945
「9日、ロックダウンの完全解除を求める数千人ものドイツ市民が全国各地でデモを行った。こうした中で今回の報告書が発表された。」
NHKでは、ベルリンで行われたデモで、警官隊がペッパースプレー(って、なあに?)をデモ参加者にお見舞いしている写真とかは掲載してない。
つーか、完全解除を求めてデモが行われたことも報じられていない。
我が国では、飲み屋とかパチンコ屋が実力行使して営業してても、ペッパースプレーぶっ放すわけにはいかないからな(未確認)。
非常事態に抗議して、要請行動が行われたという報道もない。
幸せな国だな・・・。
もう一つ気になったのは、ロベルトコッホ研究所の固有名を伏せて、匿名で報じているところだ。
(ロベルト・コッホ研究所)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%9B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
「ドイツのベルリンおよびヴェルニゲローデにある研究所。ドイツ連邦保健省の下にある。」
「感染症対策にあたる政府の研究機関は11日、感染者数が少なくなる中では実効再生産数の数値の振れ幅が大きくなると指摘」
BBCは、もちろん実名表記。
「ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)によると、ウイルス感染者1人が次に何人に感染させるかを示す「実効再生産数」が、現在は1を超えているという。」
「「実効再生産数」は、アウトブレイク(世界的流行)の状況分析で重要な3つの測定方法の1つ。ほかには症状の重症度と感染者数がある。」
「RKIは、この推計には「不確定度」が含まれており、今後数日間は数値を注意深く観察しなければならないだろうとしている。」
NHKが政府の研究機関を匿名にする意味は不明だ。
ドイツが規制緩和の指標として、①実効再生産数、②感染者数、③重症度を用いていることは分かったが、具体的には「緊急ブレーキ」として、人口10万人当たりの新規感染者が7日間で50人を超えると、その地域(記事を読むと州よりも小さいレベル:たぶん行政管区(県)みたいだな:未確認)を再封鎖するという。
「メルケル首相は、新たな感染者数が7日間で10万人あたり50人を超えた場合に、当該地域の当局に再び制限を課すことを義務づける「緊急ブレーキ」を用意している。」
「ノルトライン・ヴェストファーレン州やシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州の食肉加工工場で発生したアウトブレイクでは、すでにこの基準を上回っており、地元当局が対応を余儀なくされたと報じられている。」
「テューリンゲン州のある地区では、10万人あたり80人以上の感染者が出ていると報じられている。介護施設でのアウトブレイクが原因だとみられている。」
やれやれ・・・。
なかなか一筋縄ではいかないようだ。
NHKの午後7時のニュースでは、各国(地域)の規制緩和について紹介していた。
<ニューヨーク州>
・7つの基準(実効再生産数1.1以下、入院患者、死者数、病院の受け入れ態勢、検査体制などで、数値目標を明記)を満たした地区ごとに、業種を指定して緩和(5月16日から)。
・検査態勢は1日2万件から、各種検査併せて4万件に倍増。
<フランス>
・パリ近郊、北東部及び東部を除いて外出などの制限を緩和(5月11日から)。
・救急外来における新型コロナの患者が10パーセント未満、ICUの80パーセント未満、検査態勢の整備の3基準。
・実効再生産数は0.5。
・検査態勢は1週間で30万件(PCR検査:多い時の実績)。
<英国>
・当初は検査態勢が貧弱→ドライブスルー検査導入などで、1日20万件目標(検査の種類不明)。
<イスラエル>
・今月外出制限を解除した。
・テロ対策システムを用いて、濃厚接触を監視。
・1日の確認感染者が100人超、倍加期間が10日以下になった時には、緩和措置中止。
ちなみに、ドイツは週に40万件のPCR検査実績があるという。
(新型コロナ 制限緩和に向けた世界各国の基準は:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200512/k10012427101000.html
「入院患者数やベッドの空き状況など、詳細な基準を示したり、いわゆる“第2波”に備えて緩和措置を停止する基準をあらかじめ設けたりするところもあります。」
ブログ書いてる途中で記事になった(早く言ってよ!)。
一連の報道の中で、キーワードとなるのが実効再生産数だが、これがクセもんだな。
難しいことは分からんのだが、BBCの記事から引用したように、感染者が少なくなってくるとブレが大きくなるらしい。
ドイツでは、1を超えているにもかかわらず、新規感染者は減少を続けている。
なんか変な気がするな。
「一方、新たな感染者数は多いときには6000人を超えていたのが、今では1000人を下回る日もあり、減少傾向が続いています。」(NHK記事より)
「実効再生産数が『1』を超えているが、それをもって再び感染が拡大するとは現時点では評価できない」
総合的な判断を必要とするというところか。
我が国は、今週、一部の県の緊急事態宣言を解除するにあたり、解除基準、再度宣言する場合の基準を明確にするとしている。
懸案のPCR検査数にしても、抗原検査(感度に問題あり)、抗体検査(ナウな感染者は拾えない)と併せて増強を図ることにしているようだ。
まあ、数打ちゃいいというもんじゃないけど、弾がなければ始まらんしな。
1日1万7千件余りの検査能力があると豪語していながら、過去最大に検査されたのが9300件余りで1万件を超えたことは一度もなく、直近の5月6日は4千件台という。
まあいい。
第二波は必ず来る。
医療崩壊しようが、経済崩壊しようが、デモ隊にペッパースプレー撒こうが、暴動が起きようが、検察官の定年延長しようが(あんま関係ないかも)、新型コロナの大規模流行はきっと来る。
それは、来月かも知れないし、夏かも知れないし、インフルと共に秋から冬にかけてかも知れない。
人間の移動と濃厚接触が起これば、そこには新型コロナの感染ルートが出来上がる。
ドイツは、第一波を上手く乗り切ったかもしれないが、第二波をかわせるかどうかは分からない。
ブレーキを踏み過ぎれば経済が失速するし、弱ければ医療が崩壊する。
医療の崩壊は経済の崩壊への第一歩だしな。
我が国の医療体制が、ガラス細工のように貧弱なものだということは分かった。
1万6千人程度の感染者で、ひいひい言ってるわけだしな。
米国のように、100万単位で感染させるわけにはいかない。
英国は、長期的には集団免疫戦略を取っている。
スウェーデンもそうだしな。
他の国だって、結局はそうならざるを得ない。
有効で安全なワクチンが出来なければ、長い時間を掛けて集団免疫を獲得していくしかないのだ。
どれくらいの時間が掛かるかは、以前にも計算したことがある。
我が国では、仮に年間100万人が罹ったとすると、100年くらいかかることになる(75パーセントくらいで集団免疫獲得と仮定)。
自然感染は、もっと高速に広がるに違いない。
何らかの治療法を得てその衝撃を和らげながら、この感染症を我々の日常に取り込んでいかなければ持たない。
我が国の確認感染者が2万人足らずで済んでいるのは、短期的には喜ばしい話だが、長期的には憂うる事態だ。
先週のBBCが、メルケルの言葉を伝えていた・・・。
(ドイツ、全店舗とサッカーが月内再開へ 制限を段階的に緩和)
https://www.bbc.com/japanese/52568987
「しかし、我々はまだ初期段階にあり、この状況は長期間続くであろうことを十分自覚しておく必要がある」
我が国の緊急事態の解除は、始まりの終わりに過ぎない。
翌日から以前の暮らしが戻り、3密放題になるわけじゃない。
ああ、カラオケボックスで思いっきり歌いてえー(一人で貸し切りならいいかも)・・・。
<追加>
(トウガラシスプレー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC
「アメリカ軍のアバディーン研究所は1993年にトウガラシスプレーが突然変異を誘発する影響、発癌性の影響、増感、心血管で肺毒性、神経毒性などの致死的な作用を引き起こすことがありうると発表」
「日本の法規制:
航空機には、危険物として持ち込むことが出来ない。」
なんか、結構やばい感じのアイテムだな・・・。
現時点で我が国(感染者1万6049人、死者678人:NHK調べ、クルーズ船除く)の10倍以上の感染者と死者を出しながら、他国(フランスだったっけえ?)からの患者まで受け入れるという余裕しゃくしゃくのドイツ(172,576、7,661)。
詳しくは知らないんだが、この国では医療崩壊がどうのこうのという話は聞かない(羨ましい・・・)。
先月半ば頃から、ロックダウン解除の動きが出始めて、先週から全ての商店の営業が認められるなど、緩和が加速しているようだ。
(ドイツ 経済活動制限緩和も流行の広がり示す数値再び上昇)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200512/k10012426891000.html
「ドイツ政府は今月6日、3月から行っていた経済活動の制限を大幅に緩和し、すべての店舗の営業を認めると発表しました。」
「「実効再生産数」は、先月15日以降「1」をほぼ連日下回り、緩和が発表された今月6日には0.65まで下がっていました。」
おおっ!、やったじゃん!?。
が、しかし・・・。
「その後、再び上昇に転じ、9日には1.10、10日には1.13、11日には1.07と推計され、連続して「1」を上回っています。」
この件については、首相までが罹患してしまった英国(223,060、32,065)のBBCも報じている(つーか、NHKがパクった感じだな)。
(ドイツ、感染者が増加 規制緩和の開始から数日)
https://www.bbc.com/japanese/52612945
「9日、ロックダウンの完全解除を求める数千人ものドイツ市民が全国各地でデモを行った。こうした中で今回の報告書が発表された。」
NHKでは、ベルリンで行われたデモで、警官隊がペッパースプレー(って、なあに?)をデモ参加者にお見舞いしている写真とかは掲載してない。
つーか、完全解除を求めてデモが行われたことも報じられていない。
我が国では、飲み屋とかパチンコ屋が実力行使して営業してても、ペッパースプレーぶっ放すわけにはいかないからな(未確認)。
非常事態に抗議して、要請行動が行われたという報道もない。
幸せな国だな・・・。
もう一つ気になったのは、ロベルトコッホ研究所の固有名を伏せて、匿名で報じているところだ。
(ロベルト・コッホ研究所)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%9B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
「ドイツのベルリンおよびヴェルニゲローデにある研究所。ドイツ連邦保健省の下にある。」
「感染症対策にあたる政府の研究機関は11日、感染者数が少なくなる中では実効再生産数の数値の振れ幅が大きくなると指摘」
BBCは、もちろん実名表記。
「ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)によると、ウイルス感染者1人が次に何人に感染させるかを示す「実効再生産数」が、現在は1を超えているという。」
「「実効再生産数」は、アウトブレイク(世界的流行)の状況分析で重要な3つの測定方法の1つ。ほかには症状の重症度と感染者数がある。」
「RKIは、この推計には「不確定度」が含まれており、今後数日間は数値を注意深く観察しなければならないだろうとしている。」
NHKが政府の研究機関を匿名にする意味は不明だ。
ドイツが規制緩和の指標として、①実効再生産数、②感染者数、③重症度を用いていることは分かったが、具体的には「緊急ブレーキ」として、人口10万人当たりの新規感染者が7日間で50人を超えると、その地域(記事を読むと州よりも小さいレベル:たぶん行政管区(県)みたいだな:未確認)を再封鎖するという。
「メルケル首相は、新たな感染者数が7日間で10万人あたり50人を超えた場合に、当該地域の当局に再び制限を課すことを義務づける「緊急ブレーキ」を用意している。」
「ノルトライン・ヴェストファーレン州やシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州の食肉加工工場で発生したアウトブレイクでは、すでにこの基準を上回っており、地元当局が対応を余儀なくされたと報じられている。」
「テューリンゲン州のある地区では、10万人あたり80人以上の感染者が出ていると報じられている。介護施設でのアウトブレイクが原因だとみられている。」
やれやれ・・・。
なかなか一筋縄ではいかないようだ。
NHKの午後7時のニュースでは、各国(地域)の規制緩和について紹介していた。
<ニューヨーク州>
・7つの基準(実効再生産数1.1以下、入院患者、死者数、病院の受け入れ態勢、検査体制などで、数値目標を明記)を満たした地区ごとに、業種を指定して緩和(5月16日から)。
・検査態勢は1日2万件から、各種検査併せて4万件に倍増。
<フランス>
・パリ近郊、北東部及び東部を除いて外出などの制限を緩和(5月11日から)。
・救急外来における新型コロナの患者が10パーセント未満、ICUの80パーセント未満、検査態勢の整備の3基準。
・実効再生産数は0.5。
・検査態勢は1週間で30万件(PCR検査:多い時の実績)。
<英国>
・当初は検査態勢が貧弱→ドライブスルー検査導入などで、1日20万件目標(検査の種類不明)。
<イスラエル>
・今月外出制限を解除した。
・テロ対策システムを用いて、濃厚接触を監視。
・1日の確認感染者が100人超、倍加期間が10日以下になった時には、緩和措置中止。
ちなみに、ドイツは週に40万件のPCR検査実績があるという。
(新型コロナ 制限緩和に向けた世界各国の基準は:追加)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200512/k10012427101000.html
「入院患者数やベッドの空き状況など、詳細な基準を示したり、いわゆる“第2波”に備えて緩和措置を停止する基準をあらかじめ設けたりするところもあります。」
ブログ書いてる途中で記事になった(早く言ってよ!)。
一連の報道の中で、キーワードとなるのが実効再生産数だが、これがクセもんだな。
難しいことは分からんのだが、BBCの記事から引用したように、感染者が少なくなってくるとブレが大きくなるらしい。
ドイツでは、1を超えているにもかかわらず、新規感染者は減少を続けている。
なんか変な気がするな。
「一方、新たな感染者数は多いときには6000人を超えていたのが、今では1000人を下回る日もあり、減少傾向が続いています。」(NHK記事より)
「実効再生産数が『1』を超えているが、それをもって再び感染が拡大するとは現時点では評価できない」
総合的な判断を必要とするというところか。
我が国は、今週、一部の県の緊急事態宣言を解除するにあたり、解除基準、再度宣言する場合の基準を明確にするとしている。
懸案のPCR検査数にしても、抗原検査(感度に問題あり)、抗体検査(ナウな感染者は拾えない)と併せて増強を図ることにしているようだ。
まあ、数打ちゃいいというもんじゃないけど、弾がなければ始まらんしな。
1日1万7千件余りの検査能力があると豪語していながら、過去最大に検査されたのが9300件余りで1万件を超えたことは一度もなく、直近の5月6日は4千件台という。
まあいい。
第二波は必ず来る。
医療崩壊しようが、経済崩壊しようが、デモ隊にペッパースプレー撒こうが、暴動が起きようが、検察官の定年延長しようが(あんま関係ないかも)、新型コロナの大規模流行はきっと来る。
それは、来月かも知れないし、夏かも知れないし、インフルと共に秋から冬にかけてかも知れない。
人間の移動と濃厚接触が起これば、そこには新型コロナの感染ルートが出来上がる。
ドイツは、第一波を上手く乗り切ったかもしれないが、第二波をかわせるかどうかは分からない。
ブレーキを踏み過ぎれば経済が失速するし、弱ければ医療が崩壊する。
医療の崩壊は経済の崩壊への第一歩だしな。
我が国の医療体制が、ガラス細工のように貧弱なものだということは分かった。
1万6千人程度の感染者で、ひいひい言ってるわけだしな。
米国のように、100万単位で感染させるわけにはいかない。
英国は、長期的には集団免疫戦略を取っている。
スウェーデンもそうだしな。
他の国だって、結局はそうならざるを得ない。
有効で安全なワクチンが出来なければ、長い時間を掛けて集団免疫を獲得していくしかないのだ。
どれくらいの時間が掛かるかは、以前にも計算したことがある。
我が国では、仮に年間100万人が罹ったとすると、100年くらいかかることになる(75パーセントくらいで集団免疫獲得と仮定)。
自然感染は、もっと高速に広がるに違いない。
何らかの治療法を得てその衝撃を和らげながら、この感染症を我々の日常に取り込んでいかなければ持たない。
我が国の確認感染者が2万人足らずで済んでいるのは、短期的には喜ばしい話だが、長期的には憂うる事態だ。
先週のBBCが、メルケルの言葉を伝えていた・・・。
(ドイツ、全店舗とサッカーが月内再開へ 制限を段階的に緩和)
https://www.bbc.com/japanese/52568987
「しかし、我々はまだ初期段階にあり、この状況は長期間続くであろうことを十分自覚しておく必要がある」
我が国の緊急事態の解除は、始まりの終わりに過ぎない。
翌日から以前の暮らしが戻り、3密放題になるわけじゃない。
ああ、カラオケボックスで思いっきり歌いてえー(一人で貸し切りならいいかも)・・・。
<追加>
(トウガラシスプレー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC
「アメリカ軍のアバディーン研究所は1993年にトウガラシスプレーが突然変異を誘発する影響、発癌性の影響、増感、心血管で肺毒性、神経毒性などの致死的な作用を引き起こすことがありうると発表」
「日本の法規制:
航空機には、危険物として持ち込むことが出来ない。」
なんか、結構やばい感じのアイテムだな・・・。
今月後半の怒涛の打ち上げに備えて予習:と言ってもつまみ食いだけどな ― 2020年05月13日 07:22
今月後半の怒涛の打ち上げに備えて予習:と言ってもつまみ食いだけどな
5月後半の打ち上げスケジュールは目白押しだ。
以下は、スペースフライトナウより。
①May 11/12:Kuaizhou 1A • Xingyun 2-01 & 2-02:
(打上げ終了:後述)
②May 16:Atlas 5 • USSF 7/OTV-6:
・起動ウィンドウ:約。1200-1430 GMT(8:00-10:30 am EDT)
・打ち上げ場所: SLC-41、ケープカナベラル空軍基地、フロリダ
③NET May 17:Falcon 9 • Starlink 7
(たぶん数日延期)
④May:LauncherOne • Launch Demo
・打ち上げウィンドウ: TBD
・打ち上げサイト: Cosmic Girl(Boeing 747)、カリフォルニア州モハベ航空宇宙港
⑤May:Electron • “Don’t Stop Me Now”
・打ち上げウィンドウ: TBD
・打ち上げサイト: Launch Complex 1、マヒア半島、ニュージーランド
⑥May 20:H-2B • HTV 9
・打ち上げ時間: 1730 GMT(1:30 pm EDT)
・打ち上げ場所:種子島宇宙センター、日本
⑦May 27:Falcon 9 • Crew Dragon Demo 2
・打ち上げ時間: 2033 GMT(4:33 pm EDT)
・打ち上げ場所: LC-39A、ケネディ宇宙センター、フロリダ州
⑧May:Long March 3B • Beidou
・打ち上げ時間: TBD
・打ち上げサイト:中国西昌市
⑨Late May:Falcon 9 • Starlink 8
(たぶん来月に延期)
①最初の快舟1Aの打ち上げは、既に成功裏に終了している。
(Kuaizhou)
https://en.wikipedia.org/wiki/Kuaizhou#List_of_launches
「3つの固体燃料ロケットステージと、衛星システムの一部として液体燃料の4番目のステージで構成されています。」
「11号機:
・打上げ日時:2020年5月12日01:16
・打ち上げ場所:酒泉、LA-4
・ロケット名:Kuaizhou 1A
・ペイロード:Xingyun 2-01およびXingyun 2-02
・軌道:LEO
・成功?:成功!」
スペースフライトナウは、記事にもしている。
(中国のデータリレーコンステレーション用に最初の2つのsmallsatを発表)
https://spaceflightnow.com/2020/05/12/first-two-smallsats-launched-for-chinese-data-relay-constellation/
「中国で計画されている80衛星Xingyun通信およびデータリレーコンステレーション用の最初の2機が打ち上げられました。」
スモールサットで、通信衛星のコンステレーションを構築するという野心的なプロジェクトだ。
「国営の中国航空宇宙科学産業(CASIC)の子会社であるExpaceは、コロナウイルスの世界的流行の震源地である武漢を本拠地としています。」
うーん、野心的過ぎるかも!。
「月曜日に発生した打ち上げは、今年の初めに発生するはずでした。」
そうだよなあ、それどころじゃなかったもんな。
画像を見ると、どっかで見たような特徴的なフィンが付いているのが分かる。
そう、ファルコン9に付いているグリッドフィンが、尾部に備わっているのだ。
「ランチャーは、2つの205ポンド(93キログラム)の衛星を分離するために、高さ約350マイル(561キロ)の極軌道をターゲットにしました。」
②さて、次に飛ぶのはたぶん、アトラスVのXー37B(OTV-6:他にもペイロードがあるようです)だな。
(X-37B軍用宇宙機の次の飛行のために明らかにされたペイロード)
https://spaceflightnow.com/2020/05/06/payloads-revealed-for-next-flight-of-x-37b-military-spaceplane/
「5月16日、ケープカナベラルからの離陸予定」
「これは、サービスモジュールを使用して実験をホストする最初のX-37Bミッションです。このミッションにサービスモジュールを組み込むことで、宇宙船の機能を拡張し続け、以前のどのミッションよりも多くの実験をホストすることができます。」
「サービスモジュールはX-37Bスペースプレーンの後端に取り付けられており、実験とペイロードに追加の容量を提供します。」
「軌道に乗ると、X-37BはFalconSat 8という名前の小型衛星もリリースします。この小型衛星は、空軍研究所と共同で空軍士官学校の士官候補生によって開発され、5つの実験ペイロードを搭載しています。」
宇宙時代の士官学校か・・・。
アトラスVの構成は501(5mフェアリング、ストラップオンブースターなし、2段目のエンジン数1)となっている(記事は誤り:フェアリングなしで飛ぶかよ!:追記:該当箇所は削除されたようです)。
別ページの「発売スケジュール」の記述が正しい。
「ロケットは501車両構成で飛行し、フェアリングは5メートル、ロケットブースターはなく、シングルエンジンのケンタウロスアッパーステージです。」
まあいい。
③⑧ファルコン9は、スターリンク7と8の打ち上げをスケジュールしているが、7の日程はずれ込む事が分かっている(たぶん、8も来月にずれ込むかも:スターリンクは変わり映えしないからいいか・・・)。
LC-40は、アトラスVのLC-41とインフラが共通で、連続打ち上げが出来ないわけだからな。
数日ズレるが、あまり遅くにはできない。
⑦5月27日のデモ2が控えてるからな。
(ドラゴンソーラーアレイは、最初の搭乗員テストフライトの運転時間に関する)
https://spaceflightnow.com/2020/05/12/dragon-solar-array-concerns-driving-duration-of-first-crewed-test-flight/
「ベンケンはまた、キャシディと一連の船外活動に参加して、宇宙ステーションの太陽光発電トラスのバッテリーを交換することもできました。新しいリチウムイオン電池は、今月末に日本の自動HTV供給船で宇宙ステーションに配達されます。」
デモ2については、そのうち詳細なスケジュールが出てくるだろうから、その際に書くことにする。
⑥ユアサのリチウムイオンバッテリーへの交換は、こうのとり9号機が運んだ後になるからな。
(こうのとり9号機)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%82%8A9%E5%8F%B7%E6%A9%9F
「非与圧部:
NASAの物資:
・ISS用新型リチウムイオンバッテリー6台(1台あたり縦103cm、横94cm、高さ48cm、197kg)」
記事には、クルードラゴンの太陽電池パネルの劣化についてぐちゃぐちゃ書いているけど、そんな短期間でへたっちまうようなことじゃあ困るな。
まあ、どうでもいいんですが。
④ラウンチャーワンは、上がる上がるといいながら、延期が続いている。
(ヴァージンオービットの最初の打ち上げは今月後半に行われる可能性があります)
https://spaceflightnow.com/2020/05/04/virgin-orbits-first-launch-could-happen-later-this-month/
「Virgin Orbitのエンジニアは、中程度のCOVID-19ウイルス性疾患の患者を支援するための簡略化された人工呼吸器を製造しています。」
バージングループ自体がどうなるか分からない状況だからな。
「4月23日、食品医薬品局は、1か月未満で構想され、製造されたVirgin Orbitの人工呼吸器設計を緊急用に承認しました。」
この際だから、医療機器メーカーとして仕切り直した方がいいかも知れない(そんなあ!)。
記事を読むと、いい感じで開発が進んでいるような気がするけど、予期せぬトラブルは新規開発にはつきものだからな。
ペガサスに引導を渡すことができるのか、それとも新型コロナの露と消えるかだな。
⑤ロケットラボの「止めてくれるなおっかさん」(なんか、違うような・・・)は、やはり新型コロナの影響で遅れている。
ニュージーランド(感染者1,147人、死者21人:少ねえな・・・)は、感染のコントロールに成功して、経済活動を再開した様だ。
(ニュージーランド 経済活動ほぼ再開へ 国内全域で移動可能に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200511/k10012425411000.html
「ニュージーランドでは、先月27日に、4段階のウイルスの警戒水準のうち上から2つめの「レベル3」に引き下げられ、建設工事など、一部の企業活動が再開されています。」
「今月13日夜に警戒水準を「レベル2」に下げて制限をさらに緩和すると発表」
「経済のほぼすべてが再開されるが、リスクはあるため、油断はしないでほしい」
マヒア半島での打ち上げに、どれ程影響するかは分からないが、慎重な首相の判断もあるからな。
コントロールルームは、3密の温床だろう(密閉、密集、密接)。
打ち上げに成功すれば、大歓声上げるしな(オーッ!)。
何処の国でも、ロケット打ち上げでは苦労している。
ホリエモンロケットだけじゃないわけだな。
⑧えーと、残ってるのは長征3Bか。
(Long March 3B)
https://en.wikipedia.org/wiki/Long_March_3B
「Palapa-N1(Nusantara Dua)の打ち上げ失敗:
品質管理が満足のいくものであることが確実になるまで、中国での打ち上げはさらに遅れる可能性があります。」
なんか、鳥嶋さんの記事で読んだ記憶が・・・。
(中国、主力ロケット「長征三号乙」の打ち上げに失敗 - 宇宙計画に大打撃か)
https://news.mynavi.jp/article/20200414-1016840/
「基本的な設計は、中国が1960年代に開発した大陸間弾道ミサイル「東風5」、およびそれを発展させて開発された衛星打ち上げ用ロケット「長征二号」をもとにしており、2段式ロケットの長征二号を改良するとともに、新たに液体酸素を液体水素を推進剤とする3段目機体を搭載することで、静止衛星の打ち上げ能力を獲得」
「1996年には、ブースターを4基装備して打ち上げ能力を大きく向上させた長征三号乙が登場」
「長征三号乙のブースターに改良を加えるなどし、静止トランスファー軌道への打ち上げ能力が最大約5500kgにまで向上。」
「2016年に超大型ロケット「長征五号」が登場するまでは、中国最大のロケット」
これって、H2Aと同じくらいじゃね?。
(H-IIAロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H-IIA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
「静止移行軌道 4,000 kg / 6,000 kg(4基)
250 km x 36,226 km / 28.5度」
4トンしか上がらないのは、夏場だけだからな。
いい勝負だ。
前回の打ち上げ失敗から1か月くらいだしな。
ここで、失敗を繰り返すわけにはいかない。
折しも5月22日には延期されていた全人代が開かれる。
せっかく、長征5Bの成功で面目を施したわけだから、ここは終わるまで延期しておくに越したことはなかろう(そうなのかあ?)。
忖度、忖度・・・。
(中国全人代、5月22日開幕へ 2カ月半遅れ)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58621310Z20C20A4I00000/
「全人代は習指導部が新型コロナを克服したとアピールする場になるだろう」
さて、どうなることやら。
ペイロードは、中国版GPSの北斗衛星だ。
(北斗)
https://en.wikipedia.org/wiki/BeiDou
「完成:
プロジェクトディレクターのRan Chengqiは、2020年6月までにさらに2つの衛星打ち上げが第3世代のBeiHouシステムを完成させると報告しました」
おっと、これは逆に目出度い話だからな。
強行する可能性もあるかもな・・・。
<追加>
(Kuaizhou-1Aは2つの衛星を打ち上げます。1つは武漢に敬意を表して名付けられました)
https://www.nasaspaceflight.com/2020/05/kuhaizhou-1a-satellites-tribute-wuhan/
昨日上がった衛星が、ひょっとしたらとんでもないかも・・・。
「中国国家メディアによると、興雲プロジェクトの最初の衛星は「武漢」と名付けられ、「武漢の英雄都市と武漢の英雄に敬意を表する」ことを目的としていました。」
衛星のネーミングより、この衛星のデバイスが気になる・・・。
「各衛星の打ち上げ質量は93 kgで、主なペイロードはLバンド通信システムと衛星間レーザー通信パッケージです。」
衛星間レーザー通信パッケージって、スターリンクがものに出来ずにいる最先端の技術じゃん!?。
「2つの衛星は、衛星間レーザーリンクテクノロジー、衛星搭載デジタルマルチビーム通信ペイロード、空対地衛星通信プロトコルなどのテクノロジー分野と、極域環境監視などのいくつかの主要産業で独立したイノベーションを実現することを目的としています。」
宣伝文句とドンガラだけかも知れないけど、マジならスゴイかも・・・。
一応ガンターでも調べておくか。
(Xingyun-2 01、02(XY-2 01、02))
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/xingyun-2.htm
「狭帯域データ転送速度は、2.4-9.6 kbpsアップリンクと2.4 kbpsダウンリンクです。」
地上とのやり取りは亀のようなスピードだな・・・。
(中国航空宇宙科学産業公司)
https://en.wikipedia.org/wiki/China_Aerospace_Science_and_Industry_Corporation
親会社を調べると、バリバリの軍需会社だ。
(国有メディアは中国の最新の極超音速ミサイルとレーザー兵器を世界の武器市場に売り込んでいる)
https://www.businessinsider.my/chinas-latest-laser-weapons-are-ready-for-the-arms-market-state-media-2019-1
「中国最大のミサイルメーカーであるCASICはまた、CM-401超音速対艦弾道ミサイルを市場に投入し、中規模または大型の船舶、あるいは陸域の標的に対して迅速で正確な攻撃を行うことができると説明しています。」
写真に写っているねーちゃんが違和感満載だがな。
中国版レイセオンといった感じか。
(レイセオン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%82%AA%E3%83%B3
「2020年4月、ユナイテッド・テクノロジーズと合併し、レイセオン・テクノロジーズとなった。」
聞いてないんだけどな・・・。
「レイセオン社は世界第1位のミサイルメーカーであり、ミサイル防衛・情報・監視・偵察・精密攻撃、そして本土防衛関連の軍・政府系ミッションを手がけていた。」
うーん、怪しい衛星コンステレーションは、IoTとかじゃなくって、もっとヤバイネットワークを作り上げようとしているんじゃねーのかあ?。
5月後半の打ち上げスケジュールは目白押しだ。
以下は、スペースフライトナウより。
①May 11/12:Kuaizhou 1A • Xingyun 2-01 & 2-02:
(打上げ終了:後述)
②May 16:Atlas 5 • USSF 7/OTV-6:
・起動ウィンドウ:約。1200-1430 GMT(8:00-10:30 am EDT)
・打ち上げ場所: SLC-41、ケープカナベラル空軍基地、フロリダ
③NET May 17:Falcon 9 • Starlink 7
(たぶん数日延期)
④May:LauncherOne • Launch Demo
・打ち上げウィンドウ: TBD
・打ち上げサイト: Cosmic Girl(Boeing 747)、カリフォルニア州モハベ航空宇宙港
⑤May:Electron • “Don’t Stop Me Now”
・打ち上げウィンドウ: TBD
・打ち上げサイト: Launch Complex 1、マヒア半島、ニュージーランド
⑥May 20:H-2B • HTV 9
・打ち上げ時間: 1730 GMT(1:30 pm EDT)
・打ち上げ場所:種子島宇宙センター、日本
⑦May 27:Falcon 9 • Crew Dragon Demo 2
・打ち上げ時間: 2033 GMT(4:33 pm EDT)
・打ち上げ場所: LC-39A、ケネディ宇宙センター、フロリダ州
⑧May:Long March 3B • Beidou
・打ち上げ時間: TBD
・打ち上げサイト:中国西昌市
⑨Late May:Falcon 9 • Starlink 8
(たぶん来月に延期)
①最初の快舟1Aの打ち上げは、既に成功裏に終了している。
(Kuaizhou)
https://en.wikipedia.org/wiki/Kuaizhou#List_of_launches
「3つの固体燃料ロケットステージと、衛星システムの一部として液体燃料の4番目のステージで構成されています。」
「11号機:
・打上げ日時:2020年5月12日01:16
・打ち上げ場所:酒泉、LA-4
・ロケット名:Kuaizhou 1A
・ペイロード:Xingyun 2-01およびXingyun 2-02
・軌道:LEO
・成功?:成功!」
スペースフライトナウは、記事にもしている。
(中国のデータリレーコンステレーション用に最初の2つのsmallsatを発表)
https://spaceflightnow.com/2020/05/12/first-two-smallsats-launched-for-chinese-data-relay-constellation/
「中国で計画されている80衛星Xingyun通信およびデータリレーコンステレーション用の最初の2機が打ち上げられました。」
スモールサットで、通信衛星のコンステレーションを構築するという野心的なプロジェクトだ。
「国営の中国航空宇宙科学産業(CASIC)の子会社であるExpaceは、コロナウイルスの世界的流行の震源地である武漢を本拠地としています。」
うーん、野心的過ぎるかも!。
「月曜日に発生した打ち上げは、今年の初めに発生するはずでした。」
そうだよなあ、それどころじゃなかったもんな。
画像を見ると、どっかで見たような特徴的なフィンが付いているのが分かる。
そう、ファルコン9に付いているグリッドフィンが、尾部に備わっているのだ。
「ランチャーは、2つの205ポンド(93キログラム)の衛星を分離するために、高さ約350マイル(561キロ)の極軌道をターゲットにしました。」
②さて、次に飛ぶのはたぶん、アトラスVのXー37B(OTV-6:他にもペイロードがあるようです)だな。
(X-37B軍用宇宙機の次の飛行のために明らかにされたペイロード)
https://spaceflightnow.com/2020/05/06/payloads-revealed-for-next-flight-of-x-37b-military-spaceplane/
「5月16日、ケープカナベラルからの離陸予定」
「これは、サービスモジュールを使用して実験をホストする最初のX-37Bミッションです。このミッションにサービスモジュールを組み込むことで、宇宙船の機能を拡張し続け、以前のどのミッションよりも多くの実験をホストすることができます。」
「サービスモジュールはX-37Bスペースプレーンの後端に取り付けられており、実験とペイロードに追加の容量を提供します。」
「軌道に乗ると、X-37BはFalconSat 8という名前の小型衛星もリリースします。この小型衛星は、空軍研究所と共同で空軍士官学校の士官候補生によって開発され、5つの実験ペイロードを搭載しています。」
宇宙時代の士官学校か・・・。
アトラスVの構成は501(5mフェアリング、ストラップオンブースターなし、2段目のエンジン数1)となっている(記事は誤り:フェアリングなしで飛ぶかよ!:追記:該当箇所は削除されたようです)。
別ページの「発売スケジュール」の記述が正しい。
「ロケットは501車両構成で飛行し、フェアリングは5メートル、ロケットブースターはなく、シングルエンジンのケンタウロスアッパーステージです。」
まあいい。
③⑧ファルコン9は、スターリンク7と8の打ち上げをスケジュールしているが、7の日程はずれ込む事が分かっている(たぶん、8も来月にずれ込むかも:スターリンクは変わり映えしないからいいか・・・)。
LC-40は、アトラスVのLC-41とインフラが共通で、連続打ち上げが出来ないわけだからな。
数日ズレるが、あまり遅くにはできない。
⑦5月27日のデモ2が控えてるからな。
(ドラゴンソーラーアレイは、最初の搭乗員テストフライトの運転時間に関する)
https://spaceflightnow.com/2020/05/12/dragon-solar-array-concerns-driving-duration-of-first-crewed-test-flight/
「ベンケンはまた、キャシディと一連の船外活動に参加して、宇宙ステーションの太陽光発電トラスのバッテリーを交換することもできました。新しいリチウムイオン電池は、今月末に日本の自動HTV供給船で宇宙ステーションに配達されます。」
デモ2については、そのうち詳細なスケジュールが出てくるだろうから、その際に書くことにする。
⑥ユアサのリチウムイオンバッテリーへの交換は、こうのとり9号機が運んだ後になるからな。
(こうのとり9号機)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%82%8A9%E5%8F%B7%E6%A9%9F
「非与圧部:
NASAの物資:
・ISS用新型リチウムイオンバッテリー6台(1台あたり縦103cm、横94cm、高さ48cm、197kg)」
記事には、クルードラゴンの太陽電池パネルの劣化についてぐちゃぐちゃ書いているけど、そんな短期間でへたっちまうようなことじゃあ困るな。
まあ、どうでもいいんですが。
④ラウンチャーワンは、上がる上がるといいながら、延期が続いている。
(ヴァージンオービットの最初の打ち上げは今月後半に行われる可能性があります)
https://spaceflightnow.com/2020/05/04/virgin-orbits-first-launch-could-happen-later-this-month/
「Virgin Orbitのエンジニアは、中程度のCOVID-19ウイルス性疾患の患者を支援するための簡略化された人工呼吸器を製造しています。」
バージングループ自体がどうなるか分からない状況だからな。
「4月23日、食品医薬品局は、1か月未満で構想され、製造されたVirgin Orbitの人工呼吸器設計を緊急用に承認しました。」
この際だから、医療機器メーカーとして仕切り直した方がいいかも知れない(そんなあ!)。
記事を読むと、いい感じで開発が進んでいるような気がするけど、予期せぬトラブルは新規開発にはつきものだからな。
ペガサスに引導を渡すことができるのか、それとも新型コロナの露と消えるかだな。
⑤ロケットラボの「止めてくれるなおっかさん」(なんか、違うような・・・)は、やはり新型コロナの影響で遅れている。
ニュージーランド(感染者1,147人、死者21人:少ねえな・・・)は、感染のコントロールに成功して、経済活動を再開した様だ。
(ニュージーランド 経済活動ほぼ再開へ 国内全域で移動可能に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200511/k10012425411000.html
「ニュージーランドでは、先月27日に、4段階のウイルスの警戒水準のうち上から2つめの「レベル3」に引き下げられ、建設工事など、一部の企業活動が再開されています。」
「今月13日夜に警戒水準を「レベル2」に下げて制限をさらに緩和すると発表」
「経済のほぼすべてが再開されるが、リスクはあるため、油断はしないでほしい」
マヒア半島での打ち上げに、どれ程影響するかは分からないが、慎重な首相の判断もあるからな。
コントロールルームは、3密の温床だろう(密閉、密集、密接)。
打ち上げに成功すれば、大歓声上げるしな(オーッ!)。
何処の国でも、ロケット打ち上げでは苦労している。
ホリエモンロケットだけじゃないわけだな。
⑧えーと、残ってるのは長征3Bか。
(Long March 3B)
https://en.wikipedia.org/wiki/Long_March_3B
「Palapa-N1(Nusantara Dua)の打ち上げ失敗:
品質管理が満足のいくものであることが確実になるまで、中国での打ち上げはさらに遅れる可能性があります。」
なんか、鳥嶋さんの記事で読んだ記憶が・・・。
(中国、主力ロケット「長征三号乙」の打ち上げに失敗 - 宇宙計画に大打撃か)
https://news.mynavi.jp/article/20200414-1016840/
「基本的な設計は、中国が1960年代に開発した大陸間弾道ミサイル「東風5」、およびそれを発展させて開発された衛星打ち上げ用ロケット「長征二号」をもとにしており、2段式ロケットの長征二号を改良するとともに、新たに液体酸素を液体水素を推進剤とする3段目機体を搭載することで、静止衛星の打ち上げ能力を獲得」
「1996年には、ブースターを4基装備して打ち上げ能力を大きく向上させた長征三号乙が登場」
「長征三号乙のブースターに改良を加えるなどし、静止トランスファー軌道への打ち上げ能力が最大約5500kgにまで向上。」
「2016年に超大型ロケット「長征五号」が登場するまでは、中国最大のロケット」
これって、H2Aと同じくらいじゃね?。
(H-IIAロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H-IIA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
「静止移行軌道 4,000 kg / 6,000 kg(4基)
250 km x 36,226 km / 28.5度」
4トンしか上がらないのは、夏場だけだからな。
いい勝負だ。
前回の打ち上げ失敗から1か月くらいだしな。
ここで、失敗を繰り返すわけにはいかない。
折しも5月22日には延期されていた全人代が開かれる。
せっかく、長征5Bの成功で面目を施したわけだから、ここは終わるまで延期しておくに越したことはなかろう(そうなのかあ?)。
忖度、忖度・・・。
(中国全人代、5月22日開幕へ 2カ月半遅れ)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58621310Z20C20A4I00000/
「全人代は習指導部が新型コロナを克服したとアピールする場になるだろう」
さて、どうなることやら。
ペイロードは、中国版GPSの北斗衛星だ。
(北斗)
https://en.wikipedia.org/wiki/BeiDou
「完成:
プロジェクトディレクターのRan Chengqiは、2020年6月までにさらに2つの衛星打ち上げが第3世代のBeiHouシステムを完成させると報告しました」
おっと、これは逆に目出度い話だからな。
強行する可能性もあるかもな・・・。
<追加>
(Kuaizhou-1Aは2つの衛星を打ち上げます。1つは武漢に敬意を表して名付けられました)
https://www.nasaspaceflight.com/2020/05/kuhaizhou-1a-satellites-tribute-wuhan/
昨日上がった衛星が、ひょっとしたらとんでもないかも・・・。
「中国国家メディアによると、興雲プロジェクトの最初の衛星は「武漢」と名付けられ、「武漢の英雄都市と武漢の英雄に敬意を表する」ことを目的としていました。」
衛星のネーミングより、この衛星のデバイスが気になる・・・。
「各衛星の打ち上げ質量は93 kgで、主なペイロードはLバンド通信システムと衛星間レーザー通信パッケージです。」
衛星間レーザー通信パッケージって、スターリンクがものに出来ずにいる最先端の技術じゃん!?。
「2つの衛星は、衛星間レーザーリンクテクノロジー、衛星搭載デジタルマルチビーム通信ペイロード、空対地衛星通信プロトコルなどのテクノロジー分野と、極域環境監視などのいくつかの主要産業で独立したイノベーションを実現することを目的としています。」
宣伝文句とドンガラだけかも知れないけど、マジならスゴイかも・・・。
一応ガンターでも調べておくか。
(Xingyun-2 01、02(XY-2 01、02))
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/xingyun-2.htm
「狭帯域データ転送速度は、2.4-9.6 kbpsアップリンクと2.4 kbpsダウンリンクです。」
地上とのやり取りは亀のようなスピードだな・・・。
(中国航空宇宙科学産業公司)
https://en.wikipedia.org/wiki/China_Aerospace_Science_and_Industry_Corporation
親会社を調べると、バリバリの軍需会社だ。
(国有メディアは中国の最新の極超音速ミサイルとレーザー兵器を世界の武器市場に売り込んでいる)
https://www.businessinsider.my/chinas-latest-laser-weapons-are-ready-for-the-arms-market-state-media-2019-1
「中国最大のミサイルメーカーであるCASICはまた、CM-401超音速対艦弾道ミサイルを市場に投入し、中規模または大型の船舶、あるいは陸域の標的に対して迅速で正確な攻撃を行うことができると説明しています。」
写真に写っているねーちゃんが違和感満載だがな。
中国版レイセオンといった感じか。
(レイセオン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%82%AA%E3%83%B3
「2020年4月、ユナイテッド・テクノロジーズと合併し、レイセオン・テクノロジーズとなった。」
聞いてないんだけどな・・・。
「レイセオン社は世界第1位のミサイルメーカーであり、ミサイル防衛・情報・監視・偵察・精密攻撃、そして本土防衛関連の軍・政府系ミッションを手がけていた。」
うーん、怪しい衛星コンステレーションは、IoTとかじゃなくって、もっとヤバイネットワークを作り上げようとしているんじゃねーのかあ?。
ロサンゼルスVS武漢:全住民対象のPCR検査の行方 ― 2020年05月13日 16:58
ロサンゼルスVS武漢:全住民対象のPCR検査の行方
武漢がブチ切れた!?。
(中国当局が武漢市の全住民1100万人にPCR検査を実施予定、新たな集団感染の疑いにより)
https://gigazine.net/news/20200513-covid-19-resurges-wuhan/
「5月10日に武漢市内の団地に住む89歳の男性の感染が確認」
「男性の妻を含む同団地の住民5名から陽性反応が検出」
「感染しているものの症状が現れない「無症状病原体保有者」だと診断」
「感染対策を怠ったとして同地区の共産党責任者が解雇」
まあ、中国ではありがちな話だがな。
しかし、これはありがちではない・・・。
「中国当局は武漢市内の自覚症状のない無症状病原体保有者を洗い出すために、武漢市の全市民1100万人を対象としたPCR検査を計画」
人口1000万人の米国ロサンゼルス郡では、既に先月から全住民対象・回数無制限・無料のPCR検査を行っている。
ただし、検査を受けるかどうかは強制ではない。
予約し、ドライブスルー方式の検査場に行く必要がある。
クルマを持てない人々は、なかなか受けられないだろうし、同じ家族であっても個々別々に予約が必要だったりする。
実際の検査がどうなっているのかは未確認だ。
武漢は違う。
人口は似たり寄ったりだが、党中央の命令で全員を強制的に検査する。
「この検査は10日間にわたって武漢市内の各地区ごとに実施される予定で、新たに感染者が発見された団地では住民約5000人全員の検査がすでに行われています。」
「5月9日に吉林省舒蘭市で新たに11人の感染が確認されたため、中国当局は24時間以内に警戒レベルを最も高い「高リスク」に引き上げ、舒蘭市の居住区域の封鎖、不要不急の外出の禁止、学校閉鎖などの事実上の封鎖といえる措置」
無症候性キャリアの存在は、現政権にとって悩ましい話だ。
今回は、発症した感染者からの二次感染かも知れない。
そこから、さらに感染が広がるということになれば、無症候性キャリアの感染者プールが出来上がり、モグラたたき状態が延々と続くことになる。
そんな状態が武漢から広がり、中国全土、ひいては全世界に及ぶことになれば、面目丸潰れだ。
そもそも、蟻一匹通さない封鎖都市だったはずの武漢から、35日ぶりに新規患者が発生すること自体が問題だ(封鎖は先月8日に解除されている:追加)。
既に、感染者プールは出来上がっているのではないか。
今回の検査は、無症候性キャリアの実態の一部を暴くことになる。
抗体検査と異なり、PCR検査ではリアルな感染者しか洗い出すことができないから、既にどの程度感染が広がっているかを知ることはできない。
しかし、若年者を含めて全住民の検査ということになれば、感染の実態を知る上では強力なツールということになる。
既に書いたが、5月22日に行われる全人代が、新型コロナの終息宣言みたいな感じで開かれようとする中で、不都合な真実を暴くことに繋がりかねないリスキーな調査でもある。
だが、状況を厳しく認識すれば、それどころではないのだ。
中国当局者の危機意識の高さ(忖度の高さ?)を感じるな(10日間の検査計画って、絶対全人代の日程に合わせてるって!)。
まあ、どうでもいいんですが。
中央政府は、徹底した検査を呼び掛けていたに違いない。
担当者が解雇されたというのは異例だろう(未確認)。
再び忖度が働いて、細く長く続いていた感染の連鎖を隠していたのかも知れないからな。
89歳の男性感染者が重症になったことは、ご本人にはともかく、感染政策上はラッキーだったかもしれない。
ロサンゼルス郡の続報は報じられていないようだが、武漢の結果は間違いなく公表される。
それをどの程度信じるかは、たぶん、別の話になる。
浮沈子的には、抗体検査も併せてやってもらいたいんだがな(どーせ、他人事ですから)。
検査精度の問題もあり、そこでも評価は必要だろうが、現時点での感染の立体像を得ることができる。
この規模のフィールド調査なんて、前代未聞だろう。
古今未曽有。
たまたま、見逃していた小さなクラスターが発覚しただけに過ぎないのか、それとも、誰一人として想定していなかった無症候性キャリアの感染者プールの存在が暴かれるのか。
浮沈子の悪夢であるガキンチョ(概ね10歳以下)の感染者はどうなっているのか。
結果に大注目だな・・・。
<追加>
(ケープカナベラルから今週末に予定されている連続発売)
https://spaceflightnow.com/2020/05/13/back-to-back-launches-scheduled-from-cape-canaveral-this-weekend/
「ここでは、非常に忙しい2週間ほどの予定があります。「土曜日(アトラス5)の発売に向けて真剣に取り組んでいます…それが土曜日の朝、約20時間後の日曜日の早朝に予定どおりに進行する場合は、StarlinkのSpaceX商用発売をサポートします。」
ほほう、週末のアトラスVとファルコン9は、連荘で上げるみたいだな・・・。
武漢がブチ切れた!?。
(中国当局が武漢市の全住民1100万人にPCR検査を実施予定、新たな集団感染の疑いにより)
https://gigazine.net/news/20200513-covid-19-resurges-wuhan/
「5月10日に武漢市内の団地に住む89歳の男性の感染が確認」
「男性の妻を含む同団地の住民5名から陽性反応が検出」
「感染しているものの症状が現れない「無症状病原体保有者」だと診断」
「感染対策を怠ったとして同地区の共産党責任者が解雇」
まあ、中国ではありがちな話だがな。
しかし、これはありがちではない・・・。
「中国当局は武漢市内の自覚症状のない無症状病原体保有者を洗い出すために、武漢市の全市民1100万人を対象としたPCR検査を計画」
人口1000万人の米国ロサンゼルス郡では、既に先月から全住民対象・回数無制限・無料のPCR検査を行っている。
ただし、検査を受けるかどうかは強制ではない。
予約し、ドライブスルー方式の検査場に行く必要がある。
クルマを持てない人々は、なかなか受けられないだろうし、同じ家族であっても個々別々に予約が必要だったりする。
実際の検査がどうなっているのかは未確認だ。
武漢は違う。
人口は似たり寄ったりだが、党中央の命令で全員を強制的に検査する。
「この検査は10日間にわたって武漢市内の各地区ごとに実施される予定で、新たに感染者が発見された団地では住民約5000人全員の検査がすでに行われています。」
「5月9日に吉林省舒蘭市で新たに11人の感染が確認されたため、中国当局は24時間以内に警戒レベルを最も高い「高リスク」に引き上げ、舒蘭市の居住区域の封鎖、不要不急の外出の禁止、学校閉鎖などの事実上の封鎖といえる措置」
無症候性キャリアの存在は、現政権にとって悩ましい話だ。
今回は、発症した感染者からの二次感染かも知れない。
そこから、さらに感染が広がるということになれば、無症候性キャリアの感染者プールが出来上がり、モグラたたき状態が延々と続くことになる。
そんな状態が武漢から広がり、中国全土、ひいては全世界に及ぶことになれば、面目丸潰れだ。
そもそも、蟻一匹通さない封鎖都市だったはずの武漢から、35日ぶりに新規患者が発生すること自体が問題だ(封鎖は先月8日に解除されている:追加)。
既に、感染者プールは出来上がっているのではないか。
今回の検査は、無症候性キャリアの実態の一部を暴くことになる。
抗体検査と異なり、PCR検査ではリアルな感染者しか洗い出すことができないから、既にどの程度感染が広がっているかを知ることはできない。
しかし、若年者を含めて全住民の検査ということになれば、感染の実態を知る上では強力なツールということになる。
既に書いたが、5月22日に行われる全人代が、新型コロナの終息宣言みたいな感じで開かれようとする中で、不都合な真実を暴くことに繋がりかねないリスキーな調査でもある。
だが、状況を厳しく認識すれば、それどころではないのだ。
中国当局者の危機意識の高さ(忖度の高さ?)を感じるな(10日間の検査計画って、絶対全人代の日程に合わせてるって!)。
まあ、どうでもいいんですが。
中央政府は、徹底した検査を呼び掛けていたに違いない。
担当者が解雇されたというのは異例だろう(未確認)。
再び忖度が働いて、細く長く続いていた感染の連鎖を隠していたのかも知れないからな。
89歳の男性感染者が重症になったことは、ご本人にはともかく、感染政策上はラッキーだったかもしれない。
ロサンゼルス郡の続報は報じられていないようだが、武漢の結果は間違いなく公表される。
それをどの程度信じるかは、たぶん、別の話になる。
浮沈子的には、抗体検査も併せてやってもらいたいんだがな(どーせ、他人事ですから)。
検査精度の問題もあり、そこでも評価は必要だろうが、現時点での感染の立体像を得ることができる。
この規模のフィールド調査なんて、前代未聞だろう。
古今未曽有。
たまたま、見逃していた小さなクラスターが発覚しただけに過ぎないのか、それとも、誰一人として想定していなかった無症候性キャリアの感染者プールの存在が暴かれるのか。
浮沈子の悪夢であるガキンチョ(概ね10歳以下)の感染者はどうなっているのか。
結果に大注目だな・・・。
<追加>
(ケープカナベラルから今週末に予定されている連続発売)
https://spaceflightnow.com/2020/05/13/back-to-back-launches-scheduled-from-cape-canaveral-this-weekend/
「ここでは、非常に忙しい2週間ほどの予定があります。「土曜日(アトラス5)の発売に向けて真剣に取り組んでいます…それが土曜日の朝、約20時間後の日曜日の早朝に予定どおりに進行する場合は、StarlinkのSpaceX商用発売をサポートします。」
ほほう、週末のアトラスVとファルコン9は、連荘で上げるみたいだな・・・。
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