1250人の新規感染者で規制解除するNYと10人で緊急事態が解けない東京都の疫学調査2020年05月19日 09:20

1250人の新規感染者で規制解除するNYと10人で緊急事態が解けない東京都の疫学調査
1250人の新規感染者で規制解除するNYと10人で緊急事態が解けない東京都の疫学調査


2桁違う話だから、そもそも比較にならないことは承知だが、一応比べてみる。

(米NY州の新規感染者、大部分が買い物などで外出した人=知事)
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/05/276189.php

「同州の1日当たり新規感染者数はおおむね2100─2500人の間で推移している。16日は2419人と前日の2762人から減少した。」

今朝のウィキの掲載によれば、18日の新規感染者数は1250人とさらに半減している。

先月前半のピーク時には1万人を超えていたことを考えれば、激減したといっていい。

「同州では州内10地域のうち5地域で15日にロックダウン(都市封鎖)緩和に向けた第1段階の措置が実施され、建築・製造施設の操業再開が認められた。」

NYが規制緩和に踏み切っているのは、決して無謀じゃないことは確かだ。

PCR検査にしても、現在は1日4万人の態勢が出来ているといわれている(累計では100万件以上)。

(NY州知事がPCR検査呼びかけ 自身の検査も披露)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200518/k10012434231000.html

「知事は17日の記者会見で、州内の700か所で1日当たり合わせて4万人を検査する態勢が整ったと発表」

東京都が公表している数字によれば、1月以来、累計で行った件数(速報値:クルーズ船、医療機関における実施を含む)が56280件だというから、NYの2日分にも満たない(1人当たり複数検体を採取するので、件数>人数)。

「感染が疑われる症状のある人や感染者と接触した人、それに感染者と接触するリスクが高いとされる仕事に従事する人などに積極的にPCR検査を受けてもらう必要がある」

検査対象も、格段に広い。

記事には、クオモが検体採取されている写真が掲載されている。

小池知事が鼻の穴に綿棒(RNAの分解とか考えると、素材は違うかも)突っ込まれてるところを想像すると、なんか情けない気もするけどな。

まあ、どうでもいいんですが。

しかし、どうやら彼我の決定的な違いは、そういう大雑把で桁違いの話ではないようだ。

「同州のムヒカ予算局長は、今後1週間のうちに感染者との濃厚接触者追跡を通じて新規感染経路がより明確になるとの見解を示した。」

我が国の100倍の検査実績(我が国は実績で1日1万件を超えたことはない)があっても、疫学調査能力はゼロに等しい(未確認)。

クオモも、これから作るといってたくらいだからな。

(米NY州 新型コロナ感染者を追跡調査 濃厚接触者14日間隔離へ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200423/k10012401481000.html

「ニューヨーク州は、感染が確認された人の行動を追跡して、濃厚接触者を隔離していく方針を発表」

「検査で陽性となった人がいつどこで誰と接触したかを確認する追跡調査を大規模に実施し、調査で判明した濃厚接触者については、14日間の隔離措置をとる方針」

「追跡調査で感染者の聞き取りなどにあたる調査員をすでに715人確保していて、今後、大学生3万5000人に協力してもらう計画」

「感染の可能性がある人をすべて明らかにすることが究極の目標だ。非現実的かもしれないが極めて重要だ」

「隣接するニュージャージー州やコネティカット州と連携して、ウイルス検査と追跡調査の範囲と規模を広げていく考え」

米国の公衆衛生対策のレベルは、この点に関しては落第点だったわけだ。

CDCは、そのために作られたような組織だからな。

海外からの感染症を、海外に於いて阻止し、国内で蔓延させないために世界中に展開している。

持ち込まれたら、アウトだったわけだ・・・。

我が国では、既に1月時点で疫学調査に対する方針が明確に示されている(旧版であることに注意!)。

(新型コロナウイルス(Novel Coronavirus:nCoV)に対する積極的疫学調査実施要領(暫定版)国立感染症研究所:令和 2 年 1 月 17 日版)
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/2019nCoV-02-200117.pdf

最新版(本日現在)はこちら(「帰国者・接触者相談センターへ相談する者の目安」は、その後変更されています:例の、37.5度4日間ってやつ!)。

(新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2020年4月20日暫定版):PDFのリンクからダウンロードされます)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9357-2019-ncov-02.html

「本稿の位置付け:
本稿は、クラスター対策が意味を成す段階、すなわち、「大規模に患者が発生する前あるいは一定程度より下回った後」の「感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には小規模患者クラスター(集団)が把握されている状態」における積極的疫学調査に関する解説との位置付けである。」

「患者発生(特に重症者)が地域の医療体制を揺るがすほどの規模で発生する、あるいは発生が予期される場合には、強力に地域の社会活動を停止させ、強制的にヒトーヒト感染の経路を絶つ、すなわち Social distancing を確実に実施する施策が行われることがある。そのような施策を実施している状況下では、感染経路を大きく絶つ対策が行われているため、個々の芽を摘むクラスター対策は意味をなさなくなるが、患者発生が一定レベルを下回る段階に落ち着いた時点からは、再びクラスター対策を実施していくことが必要となる。」

なんか、ちょっと情けない気もするが、現行の保健所の態勢を考えればやむを得ない気もする(浮沈子が棲息する大田区(人口約74万人)では、たぶん専従できる人数は数人程度:未確認)。

そこんとこ、何とかならんもんか?。

まあいい。

NYが計画している疫学調査の詳細は知らない。

学生のバイト使って、ネット学習させて(たぶん、数時間のカリキュラムで)即席に調査員でっち上げて、数に物を言わせてゴリゴリやるつもりなんだろう(もちろん、未確認)。

弁慶の糊作りだな・・・。

彼の国には、米粒一つ一つを丁寧にすり潰す発想は皆無だ。

そうでなければ、日々、1000人を超える新規感染者に、ゼロから疫学調査を掛けるなどという発想は出ない。

我が国なら、「個々の芽を摘むクラスター対策は意味をなさなくなる」とかいって、匙を投げるところだ。

1日1万人の新規感染者が報告されたNYのオーバーシュートに比べたら、東京都のメガクラスターなどは、起こらなかったに等しい(そうなのかあ?:新規最大確認感染者数は201人)。

昨日の東京都の新規感染者は、10人。

感染経路不明は、2人だ。

力が抜けるというか、何というか(ミニクラスター?)。

義経の糊作りだなあ・・・。

浮沈子的には、海外渡航者が2人出た方が気になる。

我が国では、濃厚接触者に対しては隔離措置はない。

PCR検査もない。

「 「濃厚接触者」については、発熱または呼吸器症状が現れた場合、検査対象者として扱う。」

「原則として、健康観察期間中にある無症状の濃厚接触者は、新型コロナウイルスの検査対象とはならない」(例外あり)

市中に放置され、発症前から周囲に感染させ放題だ。

「調査対象とした「濃厚接触者」に対しては、「患者(確定例)」の感染可能期間の最終曝露日から 14 日間は健康状態に注意を払い、前向きのフォローアップとして、発熱や呼吸器症状、倦怠感等が現れた場合、医療機関受診前に、保健所へ連絡するように依頼する。」

「自宅待機などの周囲への感染伝播のリスクを低減させる対策をとった上で、健康観察を行う。」

我が国は幸せな国だ・・・。

市民の権利は守られ、当局による介入は最小限に抑えられている。

どっかの国のように、違反すると銃殺されたりすることもない。

濃厚接触者に対する要請については、詳細に記載がある。

「(濃厚接触者への対応):
○ 「濃厚接触者」については、健康観察期間中において、咳エチケット及び手洗いを徹底するように保健所が指導し、常に健康状態に注意を払うように伝える。不要不急の外出はできる限り控え、やむをえず移動する際にも、公共交通機関の利用は避けることをお願いする。外出時のマスク着用及び手指衛生などの感染予防策を指導する。」

「〇 原則として、健康観察期間中である無症状の濃厚接触者は、新型コロナウイルスの検査対象とはならないことは前述の通りである。しかし、濃厚接触者が医療従事者等、ハイリスクの者に接する機会のある業務に従事し、感染状況の評価が必要と考えられる場合、クラスターが継続的に発生し、疫学調査が必要と判断された際には可能な限り検査を実施する。」(無症状者に対して検査を実施する例外規定だが、必須とはされておらず努力義務である点に注意だな)

「〇 「濃厚接触者」と同居している者には、マスクの着用及び手指衛生を遵守するように伝える。その他、「ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~」https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf を参照のこと。」

「〇 「濃厚接触者」に対する廃棄物処理、リネン類、衣類等の洗濯は通常通りに行うよう伝える。」

「〇 「濃厚接触者」に児童生徒等がいる場合は、文部科学省の通知「中国から帰国した児童生徒等への対応について(令和 2 年 2 月 10 日付け元初健食第 43 号)」https://www.mext.go.jp/content/20200212-mxt_kenshoku-000004520_6.pdf を参照する。」(リンクは貼り直してあります)

「○ 医療機関からの検体搬送については、「2019-nCoV(新型コロナウイルス)感染を疑う患者の検体採取・搬送マニュアル」を参照する」

米国の疫学調査については、確かCDCのページに資料があった記憶があるが、まだ寝ぼけているので取り組む気にならない。

今朝の浮沈子の体温は35.0度(ほぼハイポサーミア状態)。

雨が降り、気温も18.5度と上がらない感じだしな(変温動物かよ!?)。

初出のニューズウイークの記事には、NYの感染者の傾向についても記述がある・・・。

「クオモ知事は、新規感染者は必要不可欠な職業の従事者になるとの理論を前週立てたが「全く間違っていた」とし、これらの人の「感染率は一般の人を下回っており、新規感染者は主に働いておらず自宅にいる人となっている」と述べた。」

データと科学に基づく認識も、時には誤ることがある(そもそも、情報少ないしな)。

それを過ちと認めて新たな認識に立った施策を展開するか、あれは「目安」だったと強弁して言い逃れようとするかで、政治家としての器量が問われるような気もする。

政治家は市民が選ぶ。

彼我の差の根本は、我々一人一人の差ということだな・・・。

1段目2本とも回収したいから来月に打ち上げ延期のスターリンク7に見るスペースXの商魂2020年05月19日 16:06

1段目2本とも回収したいから来月に打ち上げ延期のスターリンク7に見るスペースXの商魂
1段目2本とも回収したいから来月に打ち上げ延期のスターリンク7に見るスペースXの商魂


もう、1段目の再使用は当たり前というより、商売の大前提となっていて、打ち上げスケジュールは発射地点の天候だけでなく、回収地点の天候を考慮しなければ決められなくなっている話については既に書いた。

(考えてみれば当たり前だが、洋上回収地点の海況が打ち上げ条件となる再使用ロケットも面倒だな)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/01/21/9204642

「浮沈子が、おやっ?っと思ったのは、今までは打ち上げパッド上空の発射条件が整えば、回収船団の派遣を中止して発射していたような気がしていたからな。」

「再使用のための回収条件を優先して、打ち上げ日程をずらすようになったわけだ。」

今回も、連続した打ち上げのスケジュールをこなすのに、回収地点の天候や動かせない有人機のスケジュール優先ということも重なり、相対的に融通の利く自社のスターリンク衛星の打ち上げを延期するという選択になった。

(SpaceXが搭乗員の打ち上げ後に次のStarlinkミッションを遅らせる)
https://spaceflightnow.com/2020/05/18/spacex-delays-next-starlink-mission-after-crew-launch/

「トロピカルストームアーサーはファルコン9リカバリーゾーンに近づいていたため、SpaceXはファルコン9ロケットの8番目の専用スターリンクミッションの打ち上げ計画を延期しました。」

「SpaceXは、同じドローン船を使用して、5月27日のクルードラゴン宇宙船を発射するファルコン9ロケットの第1ステージを回収する予定です。」

当然といえば当然だが、数年前には考えられない話だからな。

時代は、少なくともスペースXに限って言えば、21世紀的になったわけだ。

じゃあ、こんな時代が今世紀中続くかと言えば、せいぜい10年くらいしか続かないという話になってきている(イーロンマスクは来年だというけど、信じる者は誰もいない・・・)。

スーパーヘビー(次世代の第1段目:ブースター)や、完全再使用のスターシップは、洋上のドローンに着陸(着艦?)するのではなく、打ち上げ地点など、陸上に必ず戻ってきてメンテナンスを受ける。

ああ、メンテじゃなくって、給油だけかもしれないけどな。

ドローン船(OCISLY:オブコースアイスチルラブユーやJRtI:ジャストリードザインストラクション)は、引退ということになるわけだ。

ミスツリーもミスチーフも。

ドローン船の変な名前については、記事が上がっている。

(スペースXのロケット回収船の名前について)
http://kosmograd.info/2018/04/14/asds-name/

「JRtIは「指示をよく読め」号、OCISLYは「もちろんいまもきみを愛している」号」

「ちなみに現在、スペースXは3隻目のASDSを建造しており、マスクさんによると、名前は「A Shortfall of Gravitas」になるという」

へえーっ、知らなかったな。

「「A Shortfall of Gravitas」は直訳すると「厳粛さの不足」というような意味になるので、ちょっと他の名前と合わせて「厳粛さが足らない」とでもすべきだろうか。」

まあ、どうでもいいんですが。

この記事には、気になる記述もある。

「ちなみに「A Shortfall of Gravitas」は完成後、フロリダに配備される予定で、ファルコン・ヘヴィの2機のブースターを、「もちろんいまもきみを愛している」号と共に洋上で回収したり、ファルコン9の第1段回収を交代で担当し、打ち上げ頻度を高めたりできるようになるという」

ヘビーの両脇のブースターを洋上回収するという話は、初耳だな。

(エロン・マスク:新しいSpaceXドローン船、グラビタスの不足、東海岸にやってくる)
https://www.floridatoday.com/story/tech/science/space/2018/02/12/elon-musk-new-spacex-drone-ship-coming-east-coast-port-canaveral/330356002/

「厳しい燃料マージンと重い衛星を含むいくつかのケースでは、スペースコーストに基づく2隻の船があることは、両方が同時に出航し、タンデム海上着陸のホストとなることを意味します。」

その際には、当然センターコアは使い捨てということになるんだろう。

まあいい。

いずれにしても、スペースXはスターリンク7の打ち上げを遅らせて、真っ新のクルードラゴン用の第1段目と、使い古しのスターリンク7用の第1段目の両方を回収するというドケチな選択をした。

浮沈子は、クルードラゴン用だけ回収して、スターリンク7用は使い捨てにするかと思ってたんだがな。

そうではなかった。

そして、それは、同社にとって使い捨てにすることが例外で、回収されることが日常であることを徹底して確認することにもなったわけだ。

フェアリングのダイレクトキャッチについては、まだチャレンジングな要素が大きい。

しかし、落下傘で回収海域に誘導し、着水してから浮いている間に回収することは、ルーチンになりつつある。

そうやって回収したフェアリングを再使用もした。

彼らにとって、使い捨てで打ち上げるのは、次回以降の再使用の予定がなく、廃棄の一環として行う時に限られる。

ああ、もちろん、重いペイロードを上げる時にもそうするかもしれないが、その際も原則的には新品を使い捨てにすることはない。

顧客がそれ相応の金を払えば(空軍みたいに)、新品を使い捨てにすることもあるかも知れないが、それは、あくまでも例外中の例外ということになる。

スターリンク7は、相乗りがなく、自社のペイロードだけを上げるということもあるかも知れない。

その次のスターリンク8では、相乗り衛星の都合もあるだろうから、スケジュールと回収との兼ね合いが出てくるかもしれない。

当然玉突きで、延期になっているわけだからな。

ファルコン9においては、ドローン船の運用が、打ち上げスパンを規制するボトルネックということになる。

A Shortfall of Gravitas(3隻目のドローン船:「貫禄不足」号?)の建造は、暫くの間は、そういう宇宙と海との時代が続くことを意味している。

来年とかにスターシップ(スーパーヘビー含む)による衛星の打ち上げなんて、実現しっこないという何よりの証拠だな。

当然、クルードラゴンは新品のファルコン9で打ち上げられる(そういうことになっているらしい)。

お下がりの第1段目は、暫くの間続くことになるから、それを使用する機会も無くなることはない。

もちろん、カーゴドラゴンも打ち上げられるから、その時代が続く限り、ドローン船の需要は無くなることはない(通常は陸上回収だが、ISSへの打ち上げでも洋上回収してるしな:あの時は、ロングコーストのテストだっけ?)。

フェアリングの回収は、スターシップが出来て、それで衛星や惑星探査機が打ち上げられるようになれば無くなることになる。

ミスツリーやミスチーフは、ドローン船より先に引退するかもしれないな。

まあ、いずれにしても、浮沈子的には10年くらい先の話だと見ている。

ステンレス製の銀ピカの宇宙船が、衛星載せて飛び上がり、ドローン船ではなく、打ち上げ場所に戻ってきて着陸し、燃料だけ入れてすぐにでも上がるなどという話にはならない。

少なくとも、来年だなどという与太話には同意できない。

ひょっとすると、開発だっていつまで続くか保証の限りではないのだ。

一民間企業が、アルテミス計画の僅かの補助金をもらっているとはいえ、アポロ計画並みのロケットと、スペースシャトル以上の再使用性を数年で実現できるとは思えないしな。

その地球低軌道以遠の運用には、宇宙空間での燃料補給という、文字通りの離れ業も要求される。

開発が長期に渡れば、資金ショートのリスクも高まる。

スペースXが厳しい経済状況になれば、明日にでもスペースシップの開発なんて打ち切りになってもおかしくはない。

ただでさえ、ヤバい事態に加えて新型コロナの影響もあるしな。

世界に溢れかえっていた行き場を失っていた金は、宇宙開発から潮が引いたように消えようとしている(たぶん)。

現に、ワンウェブは倒産し、ボーイングのXS-1も消えた(あれは、コロナ以前か・・・)。

浮沈子は、明日、スペースXが消えてなくなったとしても驚かない。

400機を超えるスターリンク艦隊と、数隻のドローン船を残して。

まあ、空軍の打ち上げとかあるだろうから、事業は何処かが引き継ぐことになるんだろう。

ULAとか、ブルーオリジンとか、ノースロップグラマンとかな。

アマゾンは儲かってるみたいだから、消えてなくなることはないが、バージンは風前の灯火だろう。

ラウンチャー1が上がるかどうかは、ビミョーな感じだな。

これも、空軍絡みだからな。

明日の宇宙開発は、それこそ一寸先が闇の状況だ。

結局、国家が潰さない御用企業だけが残って、民間需要は消えてなくなるわけだ。

やれやれ・・・。

スペースXのドケチモードが、資金ショートの予兆でなきゃいいんだがな・・・。