ニュースにならないファルコン9の1段目回収成功とスターシップの爆発:SN4は成功?or失敗? ― 2020年05月30日 19:05
ニュースにならないファルコン9の1段目回収成功とスターシップの爆発:SN4は成功?or失敗?
確か、クルードラゴンに集中するために、SN4の試験は延期するって言ってなかったっけえ?。
(スペースX、スターシップの3回目のエンジン点火テストに成功)
https://sorae.info/space/20200530-spacex-starship.html
「数秒間の点火テスト(スタティック・ファイア・テスト)を実施。しかしエンジンのシャットダウン後も炎が吹き続け、ホースによる消化が実施されました。」(原文のまま)
タイトルでも成功したって言ってるし、若干の予期せぬ炎が上がったとしても、それは消化(消火?)されたとある。
ホントかあ?。
(SpaceXのStarship SN4プロトタイプがロケットエンジンのテスト後に爆発する:元記事???)
https://www.space.com/spacex-starship-sn4-prototype-explodes.html
「SpaceXのStarship SN4爆発は、別のロケットでの別の主要な打ち上げに向けて会社がカウントダウンしているときに起こります。」
ビデオを見ると、とてもそんな状態じゃない。
例によって、木っ端みじんに吹っ飛んでいる。
やれやれ・・・。
「宇宙船のいくつかのプロトタイププロトタイプが爆発しましたが、SpaceXのCEOであるElon Musk氏は、各テストから学び、前進することに力を注いでいると語っています。」
何時になったら、離陸できるか分からないが、一応、当局から飛ばしていいぞというお墨付きは貰ったようだ。
「昨日、Starship SN4車両のテスト発射に成功しました。その同じ日、SpaceXは連邦航空局からスターシップテストの打ち上げライセンスを受け取りました。」
壊していいぞじゃないと思うんだがな。
というわけで、SN4は、1基のラプターエンジンと共に、消え去ったわけだ。
次々と吹っ飛んでいくプロトタイプ・・・。
まるでデストロイヤーだな。
(ザ・デストロイヤー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC
「アメリカ合衆国のプロレスラー」
「足4の字固めを武器に力道山やジャイアント馬場と戦った」
流行ったなあ!。
まあ、どうでもいいんですが。
日本時間では、明日早朝にクルードラゴンの打ち上げが行われる。
SN4は、景気付けにぶっ壊したんだろうか?。
メタン燃料を充填しての破壊は初めてだからな。
どんくらいヤバいかを試してみたのかも知れない。
んなもん、壊してみなけりゃわからんだろう?。
まあいい。
次のプロトタイプは、ほぼ出来上がっている。
発射台上のSN4を撤去するのは面倒だし、どうせならバラシて片付けた方が楽だからという理由かもしれない(そんなあ!)。
ファルコン9の1段目の廃棄は、概ね使い捨て打ち上げに回して廃棄コストを削減しているからな(そうなのかあ?)。
SNシリーズのテスト台からの撤去も、合理化されているわけだ(未確認)。
たぶん、SN5も同じ運命をたどる公算が高い。
一部報道によれば、SN7の建造も始まってるらしいからな。
(SpaceXのスターシップ工場は、これまで以上に鋼鉄ロケットを作り出している)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-factory-mass-production-speed/
「5月25日、地元のボカチカの居住者であり観察者のメアリー(ボカチカガル)が「SN7」という目立つラベルの付いた鋼製リングのペアの写真を撮影」
SN5とSN6の運命は決まったな・・・。
<追加>
(SpaceXの試作機が地上でのエンジンテスト中に爆発)
https://jp.techcrunch.com/2020/05/30/2020-05-29-spacexs-starship-sn4-launch-vehicle-prototype-explodes-after-static-engine-fire-test/
「爆発が起きたのは、テキサス州現地時間の午後1時49分。エンジンが首尾良く点火してから、およそ2分後のことだ。」
「試験場がきれいに片付けば、すぐにでも最新の機体を運び込んでテストを再開できるだろう。」
やっぱな・・・。
「これはSpaceXのCommercial Crew(商用乗員輸送開発)プログラムとはまったく別の事業なので、天候にもよるが5月30日か31日にに打ち上げが予定されている歴史的な初の有人飛行テストには何ら影響しない。」
テッククランチの記者は、バタフライ効果って知らないのかあ?。
(バタフライ効果)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E5%8A%B9%E6%9E%9C
「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」
「カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現」
映像を見る限り、蝶の羽ばたきなんてもんじゃないからな・・・。
(スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」の試作機「SN4」、試験中に大爆発)
https://news.mynavi.jp/article/20200602-1047165/
「スペースXは事故の詳細を明らかにしていないが、火はすぐに消火され、負傷者などは報告されていない。ただ、機体は完全に失われており、地上設備にも損傷が見られる。」
「今回の事故の前には、SN4が爆発した試験施設の近くに、別の新しい試験施設の建設が始まったこともわかっており、遅れるどころか、今後は開発や試験がさらに加速する可能性もある。」
想定内ということなのかあ?。
(Elon Muskが説明するSpaceXのStarshipの爆発)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-explosion-explained-elon-musk/
「クイックディスコネクトのマイナーテストになると思っていたことが結局大きな問題になった」
それって、なーに?。
「「クイックディスコネクト」(QD)は、ロケットとGSE(地上支援装置)を接続するアンビリカルポートを指し、推進剤と流体の積み降ろしを可能にし、ロケットを締め付け、地上コントローラーに有線テレメトリと通信リンクを提供します。 」
「SN4の爆発に関する最も可能性の高い説明は、テスト後にクイックディスコネクトが完全に再接続できず、SpaceXがロケットのタンクを取り始めたときに液体メタンポートからリークが発生したことです。」
ありそうな説明だが、そうだとするとさっさと次のプロトタイプに進んで試験を継続するのが正解だな。
いずれにしても、ラプターの何度目かの噴射は成功で、QDは失敗ということになる。
その代償は高くついたわけだ・・・。
「過去の観察に基づいて、SpaceXは月末までにStarshipプロトタイプのテストを継続する(できれば飛行する)準備ができている可能性があります。」
ちと、楽観的過ぎる気もするがな。
確か、クルードラゴンに集中するために、SN4の試験は延期するって言ってなかったっけえ?。
(スペースX、スターシップの3回目のエンジン点火テストに成功)
https://sorae.info/space/20200530-spacex-starship.html
「数秒間の点火テスト(スタティック・ファイア・テスト)を実施。しかしエンジンのシャットダウン後も炎が吹き続け、ホースによる消化が実施されました。」(原文のまま)
タイトルでも成功したって言ってるし、若干の予期せぬ炎が上がったとしても、それは消化(消火?)されたとある。
ホントかあ?。
(SpaceXのStarship SN4プロトタイプがロケットエンジンのテスト後に爆発する:元記事???)
https://www.space.com/spacex-starship-sn4-prototype-explodes.html
「SpaceXのStarship SN4爆発は、別のロケットでの別の主要な打ち上げに向けて会社がカウントダウンしているときに起こります。」
ビデオを見ると、とてもそんな状態じゃない。
例によって、木っ端みじんに吹っ飛んでいる。
やれやれ・・・。
「宇宙船のいくつかのプロトタイププロトタイプが爆発しましたが、SpaceXのCEOであるElon Musk氏は、各テストから学び、前進することに力を注いでいると語っています。」
何時になったら、離陸できるか分からないが、一応、当局から飛ばしていいぞというお墨付きは貰ったようだ。
「昨日、Starship SN4車両のテスト発射に成功しました。その同じ日、SpaceXは連邦航空局からスターシップテストの打ち上げライセンスを受け取りました。」
壊していいぞじゃないと思うんだがな。
というわけで、SN4は、1基のラプターエンジンと共に、消え去ったわけだ。
次々と吹っ飛んでいくプロトタイプ・・・。
まるでデストロイヤーだな。
(ザ・デストロイヤー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC
「アメリカ合衆国のプロレスラー」
「足4の字固めを武器に力道山やジャイアント馬場と戦った」
流行ったなあ!。
まあ、どうでもいいんですが。
日本時間では、明日早朝にクルードラゴンの打ち上げが行われる。
SN4は、景気付けにぶっ壊したんだろうか?。
メタン燃料を充填しての破壊は初めてだからな。
どんくらいヤバいかを試してみたのかも知れない。
んなもん、壊してみなけりゃわからんだろう?。
まあいい。
次のプロトタイプは、ほぼ出来上がっている。
発射台上のSN4を撤去するのは面倒だし、どうせならバラシて片付けた方が楽だからという理由かもしれない(そんなあ!)。
ファルコン9の1段目の廃棄は、概ね使い捨て打ち上げに回して廃棄コストを削減しているからな(そうなのかあ?)。
SNシリーズのテスト台からの撤去も、合理化されているわけだ(未確認)。
たぶん、SN5も同じ運命をたどる公算が高い。
一部報道によれば、SN7の建造も始まってるらしいからな。
(SpaceXのスターシップ工場は、これまで以上に鋼鉄ロケットを作り出している)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-factory-mass-production-speed/
「5月25日、地元のボカチカの居住者であり観察者のメアリー(ボカチカガル)が「SN7」という目立つラベルの付いた鋼製リングのペアの写真を撮影」
SN5とSN6の運命は決まったな・・・。
<追加>
(SpaceXの試作機が地上でのエンジンテスト中に爆発)
https://jp.techcrunch.com/2020/05/30/2020-05-29-spacexs-starship-sn4-launch-vehicle-prototype-explodes-after-static-engine-fire-test/
「爆発が起きたのは、テキサス州現地時間の午後1時49分。エンジンが首尾良く点火してから、およそ2分後のことだ。」
「試験場がきれいに片付けば、すぐにでも最新の機体を運び込んでテストを再開できるだろう。」
やっぱな・・・。
「これはSpaceXのCommercial Crew(商用乗員輸送開発)プログラムとはまったく別の事業なので、天候にもよるが5月30日か31日にに打ち上げが予定されている歴史的な初の有人飛行テストには何ら影響しない。」
テッククランチの記者は、バタフライ効果って知らないのかあ?。
(バタフライ効果)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E5%8A%B9%E6%9E%9C
「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」
「カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現」
映像を見る限り、蝶の羽ばたきなんてもんじゃないからな・・・。
(スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」の試作機「SN4」、試験中に大爆発)
https://news.mynavi.jp/article/20200602-1047165/
「スペースXは事故の詳細を明らかにしていないが、火はすぐに消火され、負傷者などは報告されていない。ただ、機体は完全に失われており、地上設備にも損傷が見られる。」
「今回の事故の前には、SN4が爆発した試験施設の近くに、別の新しい試験施設の建設が始まったこともわかっており、遅れるどころか、今後は開発や試験がさらに加速する可能性もある。」
想定内ということなのかあ?。
(Elon Muskが説明するSpaceXのStarshipの爆発)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-explosion-explained-elon-musk/
「クイックディスコネクトのマイナーテストになると思っていたことが結局大きな問題になった」
それって、なーに?。
「「クイックディスコネクト」(QD)は、ロケットとGSE(地上支援装置)を接続するアンビリカルポートを指し、推進剤と流体の積み降ろしを可能にし、ロケットを締め付け、地上コントローラーに有線テレメトリと通信リンクを提供します。 」
「SN4の爆発に関する最も可能性の高い説明は、テスト後にクイックディスコネクトが完全に再接続できず、SpaceXがロケットのタンクを取り始めたときに液体メタンポートからリークが発生したことです。」
ありそうな説明だが、そうだとするとさっさと次のプロトタイプに進んで試験を継続するのが正解だな。
いずれにしても、ラプターの何度目かの噴射は成功で、QDは失敗ということになる。
その代償は高くついたわけだ・・・。
「過去の観察に基づいて、SpaceXは月末までにStarshipプロトタイプのテストを継続する(できれば飛行する)準備ができている可能性があります。」
ちと、楽観的過ぎる気もするがな。
新型コロナと地磁気異常の怪しい関係 ― 2020年05月30日 21:09
新型コロナと地磁気異常の怪しい関係
浮沈子は、南大西洋異常帯のけんてーごっこ初代被認定者である(エッヘン!:アホか・・・)。
(南大西洋異常帯)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/04/17/6416061
「地磁気+太陽風=磁気圏で、その地球に近いところ(20000キロ以下)にヴァン・アレン帯があって、地軸が地磁気軸と11度傾いているために、内帯の高度が300kmから400kmに下がってきている所が、南大西洋上空ということになるわけだ。」
いつものように、何かブログネタはないかとギガジンを漁っていたら、懐かしい言葉(南大西洋異常帯)が出てきたので、ちょろっと調べて記事にすることにした。
(地球の磁場が弱まってきていると判明)
https://gigazine.net/news/20200529-swarm-probes-weakening-magnetic-field/
「南半球のアフリカから南アメリカまでの地域において地磁気が弱まってきている」
「ESAによると、過去200年間で地球全体の地磁気は平均して9%弱まっているとのこと。中でもアフリカから南アフリカにかけて存在する地磁気が特に弱い地域である「南大西洋異常帯」では、地磁気の低下が著しいそうです。」
(群れが地球の磁場の弱体化を探る:ほぼギガジンの記事通りの元記事)
https://www.esa.int/Applications/Observing_the_Earth/Swarm/Swarm_probes_weakening_of_Earth_s_magnetic_field
「1970年から2020年にかけて、この領域の最小電界強度は約24 000ナノテスラから22 000に低下しました。同時に、異常の領域は成長し、年間約20 kmのペースで西に移動しました。過去5年間で、最小強度の第2の中心がアフリカの南西に現れました。これは、南大西洋異常が2つの別々のセルに分裂したことを示しています。」
「科学者は、ESAのSwarm衛星群からのデータを使用して、この異常をよりよく理解しています。スウォーム衛星は、地球の磁場を構成するさまざまな磁気信号を識別して正確に測定するように設計されています。」
スウォームというアクロニム(頭字語)自体が群れという意味で、3機のヘンタイ(あー、じゃなくて編隊)を組んで回る衛星からできている。
(SWARM (人工衛星))
https://ja.wikipedia.org/wiki/SWARM_(%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A1%9B%E6%98%9F)
「地磁気強度の永年変化や、磁極の経年移動、不均一な磁気強度分布(南大西洋異常帯など)など、不明な点が多い地磁気現象のメカニズムを解明することが期待されている。」
(群れA、B、C(Earth Explorer 5))
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/swarm.htm
「2つの衛星が並んで周回し、4年間で初期高度460 kmから300 kmまで自然に減衰します。3番目は約530 kmの高度を維持します。低いペアと高い衛星の間の0.6°の傾斜差は、運用の3年目までに軌道面の90°の差を保証します。」
ESAの映像では、スウォームA(アルファ)、B(ブラボー)、C(チャーリー)と表示されてる。
これって、もちろん、アルファベットのフォネティックコードだ。
(通話表:欧文通話表)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E8%A9%B1%E8%A1%A8#%E6%AC%A7%E6%96%87%E9%80%9A%E8%A9%B1%E8%A1%A8
「発音が似通っている言葉を弁別するため、国際電気通信連合で制定された。」
まあ、どうでもいいんですが。
この衛星コンステレーションには、第4の衛星が後から加わっている。
(カシオペ1)
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/cassiope-1.htm
「2018年2月、ESAとCSAは、ePOPペイロードを含むCASSIOPE 1をスウォーム コンステレーションの4番目のメンバーとして追加する契約を結びました。CASSIOPE 1はSwarm Echoと呼ばれます」
スウォーム衛星のヘンタイ的見かけに比べると、コンサバな外観だな。
この衛星は、2013年にファルコン9バージョン1.1のテスト打ち上げの際に、80パーセント引きという破格の割引率で打ち上げられた。
(カシオペ:起動)
https://en.wikipedia.org/wiki/CASSIOPE#Launch
「このフライトは、SpaceXの技術実証ミッションであり、SpaceX Falcon 9 LEOミッションの通常の公表価格の約20%であるため、ロケットの能力に比べて非常に小さいペイロード質量で割引料金で契約されました。」
さて、今回の観測で異常が見つかった南大西洋異常帯(元々、異常なんでしょうが)には、別名がある。
(南大西洋異常帯)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E7%95%B0%E5%B8%B8%E5%B8%AF
「ヴァン・アレン帯における異常構造。南大西洋異常域、ブラジル異常帯などとも。」
ブラジル異常帯だってえ!?。
ははあ、だから新型コロナの対応がおかしくなってるのかも知れないな(未確認!?)。
ちなみに、地上への影響は、今のところは確認されていない(ヤバいのは、高度300km以上の宇宙空間の話だけ)。
まあいい。
「ESAによると、1970年から2020年にかけて南大西洋異常帯の地磁気は約2万4000ナノテスラから約2万2000ナノテスラまで低下し、南大西洋異常帯自体が年間約20kmのペースで西に移動しているとのこと。さらに、円形だった南大西洋異常帯に「第2の中心」といえる箇所が発生しており、「2つに分裂する」という兆候が現れています。」(ギガジンの記事より)
ESAの冒頭の動画(5秒)を再生すると、最後の方(4秒辺り)で、アフリカ寄りの大西洋上に当該箇所が出現する。
(Development of the South Atlantic Anomaly:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=YohXS_nka-U&feature=emb_logo
「南大西洋異常とは、私たちの保護シールドが弱い地域を指します。 このアニメーションは、Swarm衛星コンステレーションによって収集されたデータに基づいて、2014年から2020年までの地球表面の磁場強度を示しています。」(動画のキャプションより)
この第二の中心の出現が、どういう影響を人工衛星やISSの船外活動に与えるかは分からない。
「南大西洋の異常の起源の謎はまだ解決されていません。ただし、1つ確かなことがあります。Swarmからの磁場観測は、地球内部のほとんど理解されていないプロセスへの刺激的な新しい洞察を提供しています。」(ESAの記事より)
群盲象を撫でる、か・・・。
<追加>
(地球の見えざる盾:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=0ycmm7XSijE
地磁気反転の前後の地磁気消滅が地球生命に与える影響は、ちょっと心配だな。
その程度では、大気が吹っ飛んで消えるような心配はない。
地磁気の反転は、地球では不定期だが、過去2000万年ぽっちの期間に100回を超えているという。
幸い、大気はまだある(ラッキー!)。
ビデオの最後の方には、スウォームのことも出てくる。
人類の生存がかかったSAA(South Atlantic Anomaly)観測(それ程のものかあ?)。
予算獲得のツールとしては、最強かもな・・・。
浮沈子は、南大西洋異常帯のけんてーごっこ初代被認定者である(エッヘン!:アホか・・・)。
(南大西洋異常帯)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/04/17/6416061
「地磁気+太陽風=磁気圏で、その地球に近いところ(20000キロ以下)にヴァン・アレン帯があって、地軸が地磁気軸と11度傾いているために、内帯の高度が300kmから400kmに下がってきている所が、南大西洋上空ということになるわけだ。」
いつものように、何かブログネタはないかとギガジンを漁っていたら、懐かしい言葉(南大西洋異常帯)が出てきたので、ちょろっと調べて記事にすることにした。
(地球の磁場が弱まってきていると判明)
https://gigazine.net/news/20200529-swarm-probes-weakening-magnetic-field/
「南半球のアフリカから南アメリカまでの地域において地磁気が弱まってきている」
「ESAによると、過去200年間で地球全体の地磁気は平均して9%弱まっているとのこと。中でもアフリカから南アフリカにかけて存在する地磁気が特に弱い地域である「南大西洋異常帯」では、地磁気の低下が著しいそうです。」
(群れが地球の磁場の弱体化を探る:ほぼギガジンの記事通りの元記事)
https://www.esa.int/Applications/Observing_the_Earth/Swarm/Swarm_probes_weakening_of_Earth_s_magnetic_field
「1970年から2020年にかけて、この領域の最小電界強度は約24 000ナノテスラから22 000に低下しました。同時に、異常の領域は成長し、年間約20 kmのペースで西に移動しました。過去5年間で、最小強度の第2の中心がアフリカの南西に現れました。これは、南大西洋異常が2つの別々のセルに分裂したことを示しています。」
「科学者は、ESAのSwarm衛星群からのデータを使用して、この異常をよりよく理解しています。スウォーム衛星は、地球の磁場を構成するさまざまな磁気信号を識別して正確に測定するように設計されています。」
スウォームというアクロニム(頭字語)自体が群れという意味で、3機のヘンタイ(あー、じゃなくて編隊)を組んで回る衛星からできている。
(SWARM (人工衛星))
https://ja.wikipedia.org/wiki/SWARM_(%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A1%9B%E6%98%9F)
「地磁気強度の永年変化や、磁極の経年移動、不均一な磁気強度分布(南大西洋異常帯など)など、不明な点が多い地磁気現象のメカニズムを解明することが期待されている。」
(群れA、B、C(Earth Explorer 5))
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/swarm.htm
「2つの衛星が並んで周回し、4年間で初期高度460 kmから300 kmまで自然に減衰します。3番目は約530 kmの高度を維持します。低いペアと高い衛星の間の0.6°の傾斜差は、運用の3年目までに軌道面の90°の差を保証します。」
ESAの映像では、スウォームA(アルファ)、B(ブラボー)、C(チャーリー)と表示されてる。
これって、もちろん、アルファベットのフォネティックコードだ。
(通話表:欧文通話表)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E8%A9%B1%E8%A1%A8#%E6%AC%A7%E6%96%87%E9%80%9A%E8%A9%B1%E8%A1%A8
「発音が似通っている言葉を弁別するため、国際電気通信連合で制定された。」
まあ、どうでもいいんですが。
この衛星コンステレーションには、第4の衛星が後から加わっている。
(カシオペ1)
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/cassiope-1.htm
「2018年2月、ESAとCSAは、ePOPペイロードを含むCASSIOPE 1をスウォーム コンステレーションの4番目のメンバーとして追加する契約を結びました。CASSIOPE 1はSwarm Echoと呼ばれます」
スウォーム衛星のヘンタイ的見かけに比べると、コンサバな外観だな。
この衛星は、2013年にファルコン9バージョン1.1のテスト打ち上げの際に、80パーセント引きという破格の割引率で打ち上げられた。
(カシオペ:起動)
https://en.wikipedia.org/wiki/CASSIOPE#Launch
「このフライトは、SpaceXの技術実証ミッションであり、SpaceX Falcon 9 LEOミッションの通常の公表価格の約20%であるため、ロケットの能力に比べて非常に小さいペイロード質量で割引料金で契約されました。」
さて、今回の観測で異常が見つかった南大西洋異常帯(元々、異常なんでしょうが)には、別名がある。
(南大西洋異常帯)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E7%95%B0%E5%B8%B8%E5%B8%AF
「ヴァン・アレン帯における異常構造。南大西洋異常域、ブラジル異常帯などとも。」
ブラジル異常帯だってえ!?。
ははあ、だから新型コロナの対応がおかしくなってるのかも知れないな(未確認!?)。
ちなみに、地上への影響は、今のところは確認されていない(ヤバいのは、高度300km以上の宇宙空間の話だけ)。
まあいい。
「ESAによると、1970年から2020年にかけて南大西洋異常帯の地磁気は約2万4000ナノテスラから約2万2000ナノテスラまで低下し、南大西洋異常帯自体が年間約20kmのペースで西に移動しているとのこと。さらに、円形だった南大西洋異常帯に「第2の中心」といえる箇所が発生しており、「2つに分裂する」という兆候が現れています。」(ギガジンの記事より)
ESAの冒頭の動画(5秒)を再生すると、最後の方(4秒辺り)で、アフリカ寄りの大西洋上に当該箇所が出現する。
(Development of the South Atlantic Anomaly:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=YohXS_nka-U&feature=emb_logo
「南大西洋異常とは、私たちの保護シールドが弱い地域を指します。 このアニメーションは、Swarm衛星コンステレーションによって収集されたデータに基づいて、2014年から2020年までの地球表面の磁場強度を示しています。」(動画のキャプションより)
この第二の中心の出現が、どういう影響を人工衛星やISSの船外活動に与えるかは分からない。
「南大西洋の異常の起源の謎はまだ解決されていません。ただし、1つ確かなことがあります。Swarmからの磁場観測は、地球内部のほとんど理解されていないプロセスへの刺激的な新しい洞察を提供しています。」(ESAの記事より)
群盲象を撫でる、か・・・。
<追加>
(地球の見えざる盾:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=0ycmm7XSijE
地磁気反転の前後の地磁気消滅が地球生命に与える影響は、ちょっと心配だな。
その程度では、大気が吹っ飛んで消えるような心配はない。
地磁気の反転は、地球では不定期だが、過去2000万年ぽっちの期間に100回を超えているという。
幸い、大気はまだある(ラッキー!)。
ビデオの最後の方には、スウォームのことも出てくる。
人類の生存がかかったSAA(South Atlantic Anomaly)観測(それ程のものかあ?)。
予算獲得のツールとしては、最強かもな・・・。
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