米国の死者数が24万人を超える日:問題は、その先に何があるのかだがな ― 2020年07月12日 06:58
米国の死者数が24万人を超える日:問題は、その先に何があるのかだがな
3か月前、米国の死者数はようやく3千人を超えたばかりだった。
その頃、政府当局が想定していた死者数の最大規模が24万人だったという報道がある。
(トランプ氏「苦しい2週間に」 米の死者24万人の恐れも)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57497270R00C20A4000000/
「米国内で最終的に10万~24万人の死者が出る可能性を指摘」
その後、紆余曲折を経て、米国の死者数は13万人に達している。
CDCは、8月1には14万人から16万人になるとしているが、その後どうなるかは分からない。
集団免疫が成立するかどうかが危ぶまれている状況の中で、感染を繰り返すことになれば死者数を予測することすら意味をなさなくなる。
ウイルスが弱毒化するか、人類が何らかの共存の手段を得るまで、一定割合の死者が出続けることになるからな。
突出して増加している西部や南部の特定の州(加州、フロリダ、テキサスなど)だけではなく、全米でジワリと感染者は増え続けている。
ほぼ終息したとされるNYやNJだって、感染者爆増と大騒ぎしている東京都(ここ3日くらい、200人超)に比べても多い感染者を出し続けている。
最近一週間で注目されるのは、全米の新規死者数が減少から増加に転じたことだ。
3か月前に想定されていた最終的な死者数である24万人という数字が、現実のものとして浮かび上がってくる。
もちろん、それでおしまいになるわけではない。
米国では、ざっくり1日1万人が何らかの理由で死んでいる。
集団免疫が成立せず、弱毒化もしない場合、その1割(1日千人)が新型コロナによるものだとすれば、年間で36万人を計上することになる(テキトーです)。
まあ、季節性インフルエンザで死なないで新型コロナで死ぬ人もいるだろうから、いってこいの部分もあるには違いない。
24万人というのは、今年に限った少なめの数字ということになる(流行初期だからな)。
実際はどうなんだろうか?。
我が国では、死者は累計で千人程度と激少に留まっている。
42万人の死者を予測した数理疫学の専門家もいたけど、集団免疫不成立で弱毒化がなければ、そんなもんでは収まるわけがないのだ。
我が国では、年間140万人弱が死んでいる。
(令和元年(2019) 人口動態統計の年間推計)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei19/dl/2019suikei.pdf
「死亡:1376000」(推計値)
米国の試算と同様に、その1割が新型コロナによるものとすると、42万人にはたったの3年間で到達してしまう。
10年経てば140万人になるのだ。
それまでに、自然免疫で獲得できなかった耐性を得ることができるスーパーワクチンとか、罹ったかなと思ったら飲めば治るスーパー特効薬が出来ない限り、それが現実の数字になるのだ。
繰り返して確認しておこう。
3か月前、米国の死者は3千人だった。
今、13万人を超え、24万人に向かって増加を続けている。
その先にあるのは、一定の死亡率の中に埋もれる恒久的な死者数だ(米国の場合、10年で360万人?:テキトーです)。
もはや、感染者数を追うことには、何の意味もないのかも知れない。
全米の新規確認感染者数は6万人を超えて増え続けている。
ファウチは10万人になっても驚かないとうそぶいているが、その増加はいつか止まる。
全国民に蔓延すれば、1日1万人程度になる(出生者数と同じ)。
人類はいやおうなく、新型コロナと共存するようになる。
それは、文字通り、時間の問題なのだ。
10年後か、100年後かは知らない。
全世界から袋叩きにあっているスウェーデンやブラジルだが、辿り着くのは同じところだ。
問題は、収束(終息ではない)点に至るまでの経過だな。
医療崩壊して、死なんでもいい人まで死んじまうのか、経済崩壊して自殺者多発で死んじまうのか。
ドスンとハードランディングするのか、じわじわとソフトランディングするのか。
幸い、若い年代でこの病気で死ぬ人は少ないとされている。
人類の脅威ではない(たぶん)。
その意味では、経済崩壊で生産年齢層がダメージを受けるよりも、高齢者が感染して死亡する方が社会全体としてはメリットがある。
その点では、スウェーデンは上手くいっているともいえる。
ゲームチェンジャー(スーパーワクチンと特効薬)が現れない限り、収束点へのプロセスの違いで勝負するしかない。
集団免疫という甘美な幻想は捨てて、新型コロナと共存するライフスタイル(死に方?)を真剣に考えた方がよさそうだな・・・。
3か月前、米国の死者数はようやく3千人を超えたばかりだった。
その頃、政府当局が想定していた死者数の最大規模が24万人だったという報道がある。
(トランプ氏「苦しい2週間に」 米の死者24万人の恐れも)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57497270R00C20A4000000/
「米国内で最終的に10万~24万人の死者が出る可能性を指摘」
その後、紆余曲折を経て、米国の死者数は13万人に達している。
CDCは、8月1には14万人から16万人になるとしているが、その後どうなるかは分からない。
集団免疫が成立するかどうかが危ぶまれている状況の中で、感染を繰り返すことになれば死者数を予測することすら意味をなさなくなる。
ウイルスが弱毒化するか、人類が何らかの共存の手段を得るまで、一定割合の死者が出続けることになるからな。
突出して増加している西部や南部の特定の州(加州、フロリダ、テキサスなど)だけではなく、全米でジワリと感染者は増え続けている。
ほぼ終息したとされるNYやNJだって、感染者爆増と大騒ぎしている東京都(ここ3日くらい、200人超)に比べても多い感染者を出し続けている。
最近一週間で注目されるのは、全米の新規死者数が減少から増加に転じたことだ。
3か月前に想定されていた最終的な死者数である24万人という数字が、現実のものとして浮かび上がってくる。
もちろん、それでおしまいになるわけではない。
米国では、ざっくり1日1万人が何らかの理由で死んでいる。
集団免疫が成立せず、弱毒化もしない場合、その1割(1日千人)が新型コロナによるものだとすれば、年間で36万人を計上することになる(テキトーです)。
まあ、季節性インフルエンザで死なないで新型コロナで死ぬ人もいるだろうから、いってこいの部分もあるには違いない。
24万人というのは、今年に限った少なめの数字ということになる(流行初期だからな)。
実際はどうなんだろうか?。
我が国では、死者は累計で千人程度と激少に留まっている。
42万人の死者を予測した数理疫学の専門家もいたけど、集団免疫不成立で弱毒化がなければ、そんなもんでは収まるわけがないのだ。
我が国では、年間140万人弱が死んでいる。
(令和元年(2019) 人口動態統計の年間推計)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei19/dl/2019suikei.pdf
「死亡:1376000」(推計値)
米国の試算と同様に、その1割が新型コロナによるものとすると、42万人にはたったの3年間で到達してしまう。
10年経てば140万人になるのだ。
それまでに、自然免疫で獲得できなかった耐性を得ることができるスーパーワクチンとか、罹ったかなと思ったら飲めば治るスーパー特効薬が出来ない限り、それが現実の数字になるのだ。
繰り返して確認しておこう。
3か月前、米国の死者は3千人だった。
今、13万人を超え、24万人に向かって増加を続けている。
その先にあるのは、一定の死亡率の中に埋もれる恒久的な死者数だ(米国の場合、10年で360万人?:テキトーです)。
もはや、感染者数を追うことには、何の意味もないのかも知れない。
全米の新規確認感染者数は6万人を超えて増え続けている。
ファウチは10万人になっても驚かないとうそぶいているが、その増加はいつか止まる。
全国民に蔓延すれば、1日1万人程度になる(出生者数と同じ)。
人類はいやおうなく、新型コロナと共存するようになる。
それは、文字通り、時間の問題なのだ。
10年後か、100年後かは知らない。
全世界から袋叩きにあっているスウェーデンやブラジルだが、辿り着くのは同じところだ。
問題は、収束(終息ではない)点に至るまでの経過だな。
医療崩壊して、死なんでもいい人まで死んじまうのか、経済崩壊して自殺者多発で死んじまうのか。
ドスンとハードランディングするのか、じわじわとソフトランディングするのか。
幸い、若い年代でこの病気で死ぬ人は少ないとされている。
人類の脅威ではない(たぶん)。
その意味では、経済崩壊で生産年齢層がダメージを受けるよりも、高齢者が感染して死亡する方が社会全体としてはメリットがある。
その点では、スウェーデンは上手くいっているともいえる。
ゲームチェンジャー(スーパーワクチンと特効薬)が現れない限り、収束点へのプロセスの違いで勝負するしかない。
集団免疫という甘美な幻想は捨てて、新型コロナと共存するライフスタイル(死に方?)を真剣に考えた方がよさそうだな・・・。
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