アナシス2上がる:久々のファルコン9打ち上げ2020年07月21日 09:01

アナシス2上がる:久々のファルコン9打ち上げ
アナシス2上がる:久々のファルコン9打ち上げ


(ANASIS-II Mission:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1320&v=TshvZlQ7le8&feature=emb_logo

以下は、打ち上げのスケジュールだ。

秒読み
すべての時間は概算です

時間/分/秒 イベント
00:38:00 SpaceX Launch Directorが推進剤の積載を確認
00:35:00 RP-1(ロケット級灯油)搭載中
00:35:00 第1ステージのLOX(液体酸素)のロードが進行中
00:16:00 第2段階のLOXの読み込みが進行中です
00:07:00 ファルコン9は打ち上げ前にエンジン冷却を開始します
00:01:00 飛行前の最終チェックを開始するように飛行コンピュータに命令する
00:01:00 飛行圧力への推進剤タンク加圧が始まります
00:00:45 SpaceX Launch Directorが発売の準備を確認
00:00:03 エンジンコントローラーは、エンジンの点火シーケンスに開始を命令します
00:00:00 ファルコン9リフトオフ
打ち上げ、着陸、配備
すべての時間は概算です

時間/分/秒 イベント
00:01:12 最大Q(ロケットのピーク機械応力の瞬間)
00:02:32 1段目メインエンジンカットオフ(MECO)
00:02:36 第1ステージと第2ステージが分かれています
00:02:43 2段目エンジン始動(SES-1)
00:03:34 フェアリング展開
00:06:46 第1段階のエントリの書き込みが完了しました
00:08:06 2段エンジンカットオフ(SECO-1)
00:08:31 第1段階の着陸
00:26:32 2段エンジン始動(SES-2)
00:27:28 2段エンジンカットオフ(SECO-2)
00:32:29 ANASIS-IIの導入

まあ、だいたい予定通りな感じだったな(軍事衛星なので、フェアリングのデプロイとか軌道投入時の映像は出ません)。

実況は早朝だったので、生で見ようとしていたんだが寝坊して録画で見た(最近のパターンだな)。

まあいい。

外連味のない、ありきたりの打ち上げだ。

1段目の回収は、ジャストリードザインストラクションズだった。

つーことは、オブコースアイスティルラブユーのお出ましが控えているということになる。

スターリンクV1L9(ブラックスカイ2機:スターリンク57機)の打ち上げが近い。

ああ、フェアリングの回収はどうなるんだろうな。

今回は、2隻(ミスツリー、ミスチーフ)ともお出ましだったからな。

両船とも高速船だから、ピストン輸送で回収海域に戻るのかも知れない。

それにしても、数日はかかるだろう。

今月中には打ち上げられるに違いない。

それにしても、久しぶりの打ち上げで、喉のつかえが下りた気分になった。

スターシップ(SN5)のテストは、遅々として進まず、スターリンク事業の続報もショボい。

(SpaceX Starshipが忙しい週のテストを開始し、フライトデビューの準備をします)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-test-week-flight-debut-prep/

「SpaceXは、7月20日月曜日のCDT午前8時から午後5時までのウィンドウ期間中に、Starship SN5を最初の燃料テストにかける予定」(19日から延期?)

「成功した場合、Starship SN5はおそらく数日後、唯一のRaptorエンジンを静的に発射しようとすることが予想されます」

「最初のテストが完全に成功し、ロケットとラプターエンジンのSN25が健全で、まとまったユニットとして動作していることが証明された場合、SpaceXの次の目標は、本格的な宇宙船の飛行デビューです。」

タラレバな話ばっか・・・。

(SpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」のベータテストに関する詳細)
https://jp.techcrunch.com/2020/07/16/2020-07-15-leak-reveals-details-of-spacexs-starlink-internet-service-beta-program/

「ローンチ前のテスト期間中は、なるべく人の目に触れさせたくないという意図が明らかに見てとれる。」

まあ、そうはいっても、近所の人とかの情報として、いろいろ出回ってくるのは確実だ。

「同社は最初のサービス対象地域となるアメリカ北部とカナダでのオープンベータテストに拡大したいと考えている。来年、さらに多くの衛星が打ち上げられれば、サービス対象地域も広げられる。」

衛星インターネットの時代が開くかどうか。

次回以降の打ち上げにも注目だな。

以下、追加ーーーーーーーーーー

(SpaceX、宇宙から降ってきたFalcon 9先端カバーx2を初めて同時回収)
https://japanese.engadget.com/spacex-fairing-catch-033533126.html

「SpaceXが、ファルコン9ロケットの打ち上げで初めて、先端部カバー(フェアリング)2つの同時回収に成功しました。」

ほほう・・・。

「これまでフェアリング回収が成功したことはありませんでした。」

「2つに分離して降下してくるフェアリングを初めて海に落とすことなく回収できたことを明らかにしました。」

そうかあ?(海に落とすことなく、2個同時というのは無かったかも)。

「今後はブースター回収と同様、あたりまえのように成功するようになっていくのかもしれません。」

獲らぬ狸・・・。

(SpaceX Falcon 9がNASAシャトルの再利用記録を破り、ロケットノーズコーンを完全にキャッチ)
https://www.teslarati.com/spacex-falcon-9-shuttle-record-nosecone-catch/

「数十年前のNASAスペースシャトルの再利用記録を打ち破りました。」

スペースシャトルは有人の宇宙機で、ファルコン9の1段目はタダのブースターだ(高度は100kmを超えているかもしれないが、地球周回軌道には達していない)。

比較するのには、やや無理がある。

金と手間はべらぼーにかかったかもしれないが、スペースシャトルは本物の再使用だ。

耐熱タイルの件さえなければ、今でも飛んでいたかもしれない。

地球低軌道の限界は超えられなかったけどな。

それと比較されるとすれば、スターシップなんだろうが、まあ、この調子では10年くらい先の話になりそうだ・・・。

(SpaceXがアップグレードされたStarshipプロトタイプの構築を開始)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-sn8-upgraded-prototype/

「完全に301より優れていることがすでに証明されている304Lアロイから完全に構築されたSN8は、プロトタイプの黄金のガチョウかもしれません。」

いやはや、こっちも獲らぬ狸のようだな・・・。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック