マッコウクジラと南島に海からの上陸 ― 2020年10月23日 13:34
マッコウクジラと南島に海からの上陸
小笠原に行ったのは3回目。
南島への上陸は鮫池から1度あったが、シュノーケリングで扇池から泳いで上がったのは今回初めてだ。
ホエールウォッチングは、初回(20年近く前)にザトウクジラのジャンプを見たり、母島丸から見たりしたが、黒いサラミ(体軸に沿って皴があるため)ともいわれるマッコウクジラを見るのは初めてだ。
ダイビング2日目(10月18日)のダイビング2本の後、腹ごしらえ(船の上でのお弁当)を済ませてから沖だしする。
10km程と説明を受けるが、距離感は良く分からない。
父島と兄島が手に取るように見えていた(方角はほぼ真西か)。
水深が1000m位のところに、父島を中心にした南側馬蹄形のエリアに生息しているという。
ほぼ定住していて、ザトウクジラのように何千kmも回遊したりはしない。
ただし、海況の影響を受けやすいので、沖だしできる時期でないと行けないらしい。
今回は運よく穏やかな海況で良かった。
(ホエールウォッチング)
https://www.travelroad.co.jp/ogasawara/spot/chichijima/whalewatching
「マッコウクジラは通年で小笠原近海に生息していますが、よく見られるのは5月~11月で、島から10km程度沖合いでのウォッチングとなります」
「【見頃】ザトウクジラ : 2月〜4月、マッコウクジラ : 5月〜11月」
浮沈子は、マッコウクジラなる生き物を初めて見たんだが、動きはのろのろしているし、ブリーチング(水面からジャンプすること)もしなかったし、派手さに欠ける見世物と感じた。
ローカルルールで、50m以上近寄ってはいけないらしく、そこそこの距離を保っているし。
向こうから向かって来て、それ以上近づくことは仕方ないらしい。
親子連れもいて、並んで泳いでいるのも見られた(何となくほほえましい)。
捕食のために水深1000m以上潜る間の水面休息時間(?)なわけだからな。
あまり激しい運動をすると、体内にため込んだ窒素が気泡化して減圧症になっちまうからな(息こらえ潜水でもなります)。
水面でまったりしているのは仕方ない。
溶け込んだガスを鼻から排気する(もちろん、吸気も鼻から)。
左45度の位置(テキトーです)にあるこぶのような噴気孔(穴は1つ)から、勢いよく潮を吹く。
水蒸気(無色透明な気体)などではなく、明らかに水滴が混じっている(鼻水かあ?)。
どうやら、水面を泳ぐのはあまり得意とは言えない感じだ。
シャチやサメなどの捕食の対象になるのも無理はない。
ヤバい時の動きがどうなのかは知らないし、高速潜降して難を逃れる技があるのかも知れないが、あまり頭が良さそうには見えない(そうなのかあ?)。
浮沈子的発見は、小さい背びれの淵が丸みを帯びていること。
泳いでいる時にはあまり見ることが出来ない尾びれも、潜降するタイミングではバッチリ見られた(ザトウクジラとは少し違う、小型で形のいい尾びれだった気がする)。
もちろん、これらは個体識別にも活用されるんだろう(未確認)。
20頭近く見て、いい加減飽きたので戻ることにした。
2日目のこの日は船酔いはしなかったが、上半身裸でデッキに仰向けになっていたら日焼けした。
両手を腹の上で組んでいたので、そこだけ白く抜けている。
やれやれ・・・。
ダイビング最終日の昼頃、南島上陸作戦を決行した。
やや波があったので、上陸は瞬発力がある男性のみに限定(一応、浮沈子も入れてもらえました)。
日頃の水泳のトレーニングが役に立つ局面だな。
船尾からタイミングを見計らって一斉に飛び込み、アーチ形の岩を潜り抜けてから左に曲がって扇池に入る(シュノーケルは試しに右側に付けてみましたが、快適でした)。
アーチ形水路の水深は5mくらいあって、波のタイミングを見計らってアプローチすることを除けば泳いでいる距離は20m程度(扇池の中は穏やかで、そこで20mほど泳ぐ)。
岩は鋭い角があるので、扇池の中では海から見て砂地から上がるように指示を受ける。
ガイドさんに従って行動することが必須。
以前来た時には、ヒロベソカタマイマイの半化石には触ってはいけないと聞いてきたんだが、今回は触っても持ち帰らなければいいと言われた。
上陸して左奥に汽水池があり、魚が泳いでいた。
繁殖している藻が天然記念物らしい(詳細不明)。
とって(撮って)いいのは写真だけ、持ち帰っていいのは思い出だけ・・・。
浮沈子は例によって、自前の2眼レンズと揮発性メモリーだけで行ったので、今回も海周りの写真はない。
同行した方は、プロのカメラマンを初めとして、サイテーでもゴープロは持参していたからな。
後で、お願いしてデータ貰お・・・。
小笠原に行ったのは3回目。
南島への上陸は鮫池から1度あったが、シュノーケリングで扇池から泳いで上がったのは今回初めてだ。
ホエールウォッチングは、初回(20年近く前)にザトウクジラのジャンプを見たり、母島丸から見たりしたが、黒いサラミ(体軸に沿って皴があるため)ともいわれるマッコウクジラを見るのは初めてだ。
ダイビング2日目(10月18日)のダイビング2本の後、腹ごしらえ(船の上でのお弁当)を済ませてから沖だしする。
10km程と説明を受けるが、距離感は良く分からない。
父島と兄島が手に取るように見えていた(方角はほぼ真西か)。
水深が1000m位のところに、父島を中心にした南側馬蹄形のエリアに生息しているという。
ほぼ定住していて、ザトウクジラのように何千kmも回遊したりはしない。
ただし、海況の影響を受けやすいので、沖だしできる時期でないと行けないらしい。
今回は運よく穏やかな海況で良かった。
(ホエールウォッチング)
https://www.travelroad.co.jp/ogasawara/spot/chichijima/whalewatching
「マッコウクジラは通年で小笠原近海に生息していますが、よく見られるのは5月~11月で、島から10km程度沖合いでのウォッチングとなります」
「【見頃】ザトウクジラ : 2月〜4月、マッコウクジラ : 5月〜11月」
浮沈子は、マッコウクジラなる生き物を初めて見たんだが、動きはのろのろしているし、ブリーチング(水面からジャンプすること)もしなかったし、派手さに欠ける見世物と感じた。
ローカルルールで、50m以上近寄ってはいけないらしく、そこそこの距離を保っているし。
向こうから向かって来て、それ以上近づくことは仕方ないらしい。
親子連れもいて、並んで泳いでいるのも見られた(何となくほほえましい)。
捕食のために水深1000m以上潜る間の水面休息時間(?)なわけだからな。
あまり激しい運動をすると、体内にため込んだ窒素が気泡化して減圧症になっちまうからな(息こらえ潜水でもなります)。
水面でまったりしているのは仕方ない。
溶け込んだガスを鼻から排気する(もちろん、吸気も鼻から)。
左45度の位置(テキトーです)にあるこぶのような噴気孔(穴は1つ)から、勢いよく潮を吹く。
水蒸気(無色透明な気体)などではなく、明らかに水滴が混じっている(鼻水かあ?)。
どうやら、水面を泳ぐのはあまり得意とは言えない感じだ。
シャチやサメなどの捕食の対象になるのも無理はない。
ヤバい時の動きがどうなのかは知らないし、高速潜降して難を逃れる技があるのかも知れないが、あまり頭が良さそうには見えない(そうなのかあ?)。
浮沈子的発見は、小さい背びれの淵が丸みを帯びていること。
泳いでいる時にはあまり見ることが出来ない尾びれも、潜降するタイミングではバッチリ見られた(ザトウクジラとは少し違う、小型で形のいい尾びれだった気がする)。
もちろん、これらは個体識別にも活用されるんだろう(未確認)。
20頭近く見て、いい加減飽きたので戻ることにした。
2日目のこの日は船酔いはしなかったが、上半身裸でデッキに仰向けになっていたら日焼けした。
両手を腹の上で組んでいたので、そこだけ白く抜けている。
やれやれ・・・。
ダイビング最終日の昼頃、南島上陸作戦を決行した。
やや波があったので、上陸は瞬発力がある男性のみに限定(一応、浮沈子も入れてもらえました)。
日頃の水泳のトレーニングが役に立つ局面だな。
船尾からタイミングを見計らって一斉に飛び込み、アーチ形の岩を潜り抜けてから左に曲がって扇池に入る(シュノーケルは試しに右側に付けてみましたが、快適でした)。
アーチ形水路の水深は5mくらいあって、波のタイミングを見計らってアプローチすることを除けば泳いでいる距離は20m程度(扇池の中は穏やかで、そこで20mほど泳ぐ)。
岩は鋭い角があるので、扇池の中では海から見て砂地から上がるように指示を受ける。
ガイドさんに従って行動することが必須。
以前来た時には、ヒロベソカタマイマイの半化石には触ってはいけないと聞いてきたんだが、今回は触っても持ち帰らなければいいと言われた。
上陸して左奥に汽水池があり、魚が泳いでいた。
繁殖している藻が天然記念物らしい(詳細不明)。
とって(撮って)いいのは写真だけ、持ち帰っていいのは思い出だけ・・・。
浮沈子は例によって、自前の2眼レンズと揮発性メモリーだけで行ったので、今回も海周りの写真はない。
同行した方は、プロのカメラマンを初めとして、サイテーでもゴープロは持参していたからな。
後で、お願いしてデータ貰お・・・。
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