サイドマウントでアトランティスや富戸ホールへ2020年11月24日 00:37

サイドマウントでアトランティスや富戸ホールへ
サイドマウントでアトランティスや富戸ホールへ


11月22日のダイビングは、10リットルのアルミタンクで富戸の砂地や浅場を潜った。

設えはセパレートのサイドマウント用BCにエイペックスのXTX50をヨークアダプター付けて2本差しというコンサバなもの。

今年最後のウェットスーツ(5mm)にフードベスト(2.5mm)、マレスのフィン、ヘルメットと手袋は無し。

温泉丸がなければチャレンジしないカッコだな。

1本目は、アトランティス(上級者向けの深場のポイント:ペトレル30-70でNDLあと2分!!)。

同行したダイバー2人は、新調したサイドマウント用BCに慣れるのが目的。

浮沈子は課題のフィンキックの練習に勤しむ(まあ、ただ泳いでるだけですが)。

53分のディープダイビングで残圧は130ずつくらい。

カレーライスは普通盛り(最近、爆食で体重増加のため)。

午後からの2本目は浅場の富戸ホールなどを攻める。

海は穏やかで、揺れも殆どなく快適なダイビング。

ヒラメ、カスザメ、ニシキフウライウオ、ホウボウ、ムレハタタテダイ、アオリイカ、ナンヨウツバメウオ、キタマクラ、ミツボシクロスズメダイ・・・。

獲物は富戸ホールに浮いていた牛乳パック(サイドマウントのポシェットに入れて回収)。

まあいい。

まったりとしたダイビング。

エントリーもエキジットも、この海況なら2本差しで問題はない。

エキジットの際のホースの収納も練習する。

柏崎さんのガイドで潜るのは久しぶりだな。

1本差しだが、綺麗で丁寧なフィンキックは参考になる。

後半、タンクの後ろが浮いてきて、てきめんにトリムが崩れる。

アダプターの分は仕方ないか。

リールとかも持って行かなかったし。

コンサバな富戸で、あまり変なカッコ(!)して潜ると違和感あり過ぎだしな。

サイドマウントだけでも、目立つ目立つ・・・。

水は透視度も高く光も入って美しかったが、水温は21度と浮沈子にとっては限界。

来月も潜るというのでご一緒する予定だが、ドライ確実だな。

1本差しでSMS50を出動させるか。

ご一緒した方の一人は、シェルドライでメタリコン1本差しを、たすき掛けしてチャレンジしていた。

次回は、それに挑戦しようかな(未定ですが)。

何でもアリのサイドマウント。

キャニスターライトのライトヘッドを、ヘルメットのホルダーにカチャカチャしながらラインを張るだけが能じゃない。

ホリゾンタルトリムを取りやすく、水中での自由な姿勢を楽しみながら快適なダイビングを行う。

陸上の運搬と、エントリーエキジットの苦労は仕方ないからな。

リラックスしてのんびりとしたダイビングが出来て良かった。

何のストレスもなく、筋肉痛だけ。

今日(もう昨日か)は、完全休養でフィットネスサボリ。

明日からは、真面目に行こう。

富戸のクラブハウスでは、このブログの読者の方にお会いした(最近、宇宙ネタ多いですねえ・・・)。

世間は狭い。

迂闊なことは書けない・・・。

が、人様に読んでいただくために書いているわけではない。

浮沈子の、浮沈子による、浮沈子のためのブログ。

昨今、民主主義は危機に瀕しているようだが、与太ブログは健在だな・・・。

高齢者の感染率は増えているのか2020年11月24日 03:13

高齢者の感染率は増えているのか


若年者には無症候性キャリアが多いと言われる新型コロナ。

そもそも、感染して検査を受けるような症状を呈するのは高齢者が多いだろう(未確認)。

もちろん、重症化率や死亡率も高齢者が高い。

我が国の第3波では、高齢者の感染率が高いと言われるが、それは、若年者(ここでは高齢者でない年齢層程度の意)のうちの無症候性キャリアなどが見落とされているからではないのか。

絶対数でも多いと言われる若年感染者の捕捉が、そもそも全く不十分な状態にある。

加えて、大企業では社内の民間検査が広がっている(構造的に高齢者は少ない)。

この検査結果はあらゆる統計から漏れている。

陽性であっても隔離されることはないし、軽症や無症状の場合は治療を受けることもない。

それはそれで大変結構だが、感染力がしっかりあるというところは問題だな。

高齢者の割合が増加しているというのは、その裏返しとしての若年者の漏れが大きくなっているからかもしれない。

定量的な議論に必要な数字がないので、雑駁な話にならざるを得ないけれど、ちゃんとした統計が出ていない以上、仕方がない。

既に全世界で6千万人に迫る感染者と130万人を超える死者を出している新型コロナだが、その実態は闇の中に等しい。

そんな中、米国から麗しいニュースが流れてきた。

(米ワクチン接種12月11日にも トランプ政権顧問「来年5月にも元の生活に」)
https://mainichi.jp/articles/20201123/k00/00m/030/009000c

「集団免疫の状態に「来年5月ごろ」に達し、元の生活に戻れる可能性」

可能性は常にあるから、それが本当なら結構な話だが、俄かに信じるわけにはいかない。

ジジババが生き延びて、ワクチンの恩恵に与れるのは数年先の話だろう。

マスク手洗い引きこもりの生活が続く。

確かに米国の第3波は、そろそろピークに達しようとしている。

新規感染者の増加のペースが衰えを見せ始めているからな。

そうはいっても、毎日17万人を超える感染者が出ている状況では、絶対的な勢いが衰えているわけではない。

高値安定で推移する日々は続く。

ワクチンの話は、そういう状況に明るい話題を投じようというリップサービスの可能性もある。

そもそも、米国ではワクチン接種に反対の勢力が大きいからな。

ワクチン接種による集団免疫を獲得するのは容易ではないだろう。

開発当事国の米国でさえ、数年先の話になるかも知れない。

その間も、感染は続いていくわけだしな。

年明け早々に2千万人の感染者に達するわけで、来年中に更に4千万人が上乗せされる(テキトーです)。

こんな状況の中で、来年5月に集団免疫を獲得できる程のワクチン接種が行われると考えるのには無理があるだろう。

ワクチン接種より、感染拡大の方が早いのではないか。

米国の第3波のピークアウトが近いと思わせる兆候は、陽性率の上昇が止まってきていることもある。

ここ数日は10パーセントで頭打ちになっている。

この数字自体、それはそれで問題だがな。

感染が落ち着いてくれば、数パーセント(5パーセント未満)で推移すると思われる。

感染の実態をなかなか把握できない新型コロナだが、治療法やワクチンの研究は続く。

より効果的な治療法が出来るか、ニュースのようにワクチンが効果的に働くかしないと、先は見えない。

若年者の間で見えない感染の糸が続き、表面化しないままとなって、ある日突然、大規模なクラスターを引き起こすパターンが続くのではないか。

クラスターにならずに、市中感染のままじわじわと広がっていくかもしれないしな。

悉皆検査を繰り返し行わなければ、感染の実態は最早捕捉できない。

感染の糸が断ち切れないもう一つの原因は、この感染症が必ずしも飛沫感染や接触感染で広がるだけではないということもあるかも知れない。

初期の頃から、エアロゾルによる感染は指摘され続けていて、WHОもそれを懸念しているが、大っぴらにするとパニックを誘発してN95マスクの品薄を誘発することから、なかなか広まらない話ではある。

医療機関では、飛沫核感染(いわゆる空気感染)に準じた対策を取っているところもあるらしいが、不徹底だったり、そもそも資材不足で対応できなかったりして、大規模クラスターの温床になっている。

やれやれ・・・。

うっかり病気にもなれないな・・・。

中国の月サンプルリターンロケット上がる2020年11月24日 06:51

中国の月サンプルリターンロケット上がる
中国の月サンプルリターンロケット上がる


嫦娥5号が、月からのサンプルリターンを行うために、今朝上がった(5時半頃)。

(ライブ報道:中国が月面サンプルリターンミッションを開始)
https://spaceflightnow.com/2020/11/23/chang-e-5-launch-mission-status-center/

「2020年11月24日06:06
長征5号のロケットは、嫦娥5号の宇宙船を月に向かって軌道に乗せるための燃焼が明らかに成功した後、第2段階のエンジンを停止しました。」

打ち上げは成功したようだな。

続報はまだだが、ミッションは来月中旬にかけて継続するようだ。

(中国は40年ぶりの月面サンプルリターンミッションを試みることになった)
https://spaceflightnow.com/2020/11/22/china-set-to-attempt-first-lunar-sample-return-mission-in-four-decades/

「カプセルは12月15日頃に中国の内モンゴル地域に着陸し、そこでチームは月の標本を回収し、分析のために材料を研究所に輸送します。」

中国にとっては一大事件だろう。

進捗状況は、随時伝えられると思われる。

まずは、無事に上がって良かった。

今回、1段目がどうなるかは不明だ(<さらに追加>参照)。

サンプルリターンならいいんだが、不制御落下で燃え尽きずに落ちてくるようなことになると困るからな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(中国の月探査機、嫦娥5号発射 サンプルリターンなるか)
https://www.asahi.com/articles/ASNCS22J5NCSUHBI003.html?ref=auweb

「月面に着陸した後、探査機がロボットアームなどで土などの試料を採取。」

「小型発射機が探査機から分離して月面から飛び立ち、上空で待機している周回機にドッキングして地球に帰還する」

浮沈子も、記事を書く時に悩むんだが、「土」というのは動植物の死骸など、有機物たっぷりのニュアンスがあるからな。

月の土というのは、やや違和感がある。

(土壌)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%A3%8C

「土壌(どじょう)とは、地球上の陸地の表面を覆っている鉱物、有機物、気体、液体、生物の混合物である。一般には土(つち)とも呼ばれる」

さりとて、レゴリスあるいは砂というのもしっくりこない。

「工学的には土壌はレゴリスに含まれる。レゴリスには母岩の上の土壌以外の物質も含まれ、地球以外の天体にも存在する」

(レゴリス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%82%B9

「惑星科学においては、月、惑星・小惑星などの天体の表面に分布する堆積層に対しても用いられ、これは流星物質の衝突破片や、宇宙風化作用によって砕けた岩盤などの細粒物からなる。」

他惑星(衛星含む)の地面を覆っている、岩でないものの名称を新たに考えていかないとな。

まあ、どうでもいいんですが。

採取した試料を持ち帰る手順は、コンサバな手法だ。

ローバーではなく、ランダーと帰還機の組み合わせだろう。

(嫦娥5号)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AB%A6%E5%A8%A55%E5%8F%B7

「嫦娥5号は、軌道船と帰還船、離陸船と着陸船から構成される。」

(ミッションの概要)
https://en.wikipedia.org/wiki/Chang%27e_5#/media/File:Chang'e-5_mission_profile.png

図を見ると、軌道船(の一部)が帰還船になる感じだ(そうなのかあ?)。

(CHANG-E-5)
https://nssdc.gsfc.nasa.gov/nmc/spacecraft/display.action?id=CHANG-E-5

「ミッションは、月周回軌道に入る4つのモジュールで構成されています。 2つのモジュールで構成されるディセンダーは、他の2つのモジュールで構成されるオービターから分離し、月に着陸します。 1つのモジュールである着陸船は、サンプルを収集して2番目のモジュールである上昇ビークルに転送するために装備されています。上昇ビークルは月面から軌道に打ち上げられ、3番目のモジュールであるサービスカプセルとドッキングします。最後に、サンプルは、月の軌道を離れてサンプルを地球に運ぶ、4番目のモジュールであるリターンカプセルに転送されます。」

サービスカプセルというのがやや意味不明だが、いいことにしよう(そんなあ!)。

再突入カプセルの試験は、別途行われて成功している。

(嫦娥5号T1)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AB%A6%E5%A8%A55%E5%8F%B7T1

「北京時間2014年10月24日午前2時に西昌衛星発射センターから長征3号Cロケットにより打上げられ、28日夜に月を周回した後、北京時間11月1日6時42分、内モンゴル自治区四子王旗に着陸した」

ランダーの着陸、月面での試料採取(穴掘れるかどうかなど)、月面からの打ち上げ、軌道船(帰還船)とのランデブードッキング(採集した試料の積み替えが上手くいくか)、帰還カプセルの地球への再突入(秒速11.2km!)などが見どころか。

ステップを踏んで、手堅く進めてきた月探査の大きな一歩だな。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(How does China's Chang'e-5 lunar mission work?:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=waF2pzTGX4I&feature=emb_logo

25秒くらいに、1段目の落下点が右下のウインドウに表示される(ブースターの落下点も出ます)。

これを見ると、フィリピンとグアムの間に落ちる感じだな(ヤップ島の北辺りか)。

2段目が重いから、軌道には上がらなかったようだ。

やれやれだな・・・。

2段目は、たぶん、大気中で燃え尽きるんだろう(未確認)。

ひょっとしたら、デブリになるのかも知れない。

映像を見ると、再突入するカプセルは、途中で高度を上げている。

マニューバ(揚力誘導飛行)が出来る仕掛けになっているのかも知れない(未確認)。

それにしても、再突入速度が地球重力の脱出速度(第二宇宙速度:秒速11.2km)と同じというのには驚く。

2014年の嫦娥5ーT1では、秒速4km程度だったからな。

約3倍か・・・。

溶けちまったりして!。

まあ、ICBMを持ち、再突入体のノウハウは磨いているだろうから心配ないかもな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(中国の無人月面探査船「嫦娥5号」が打ち上げ成功、「月の石」持ち帰り目指す - GIGAZINE)
https://gigazine.net/news/20201124-china-launches-change-5-lunar-sample/

「採取後は探査機上部の小型ロケットにサンプルを移し、小型ロケットを探査機から分離して月面から離陸させます。小型ロケットは月の周回軌道上で待機しているサービスモジュールとドッキングして、サービスモジュール内の地球帰還用カプセルにサンプルを移します。」

うーん、ここでもサービスモジュールというのが出て来るなあ・・・。

月周回機から、カバーを投棄した残りで、帰還機のことを指してる気がする。

(What makes China's Chang'e-5 lunar mission special?:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=laLorhi7NiQ

21秒辺りで、4つの構成要素が解説される。

・アセンダー(上昇機)
・ランダー(着陸機)
・オービター(周回機)
・リターナー(帰還機)

で、着陸機と上昇機は、一体となって月面に降下し、サンプル採取後に上昇機だけが上がり、帰還機とドッキングしてサンプルが入ったカプセルを帰還機の一部である再突入カプセルに入れて蓋をする。

帰還機は上昇機と分離して、再突入カプセルを抱えて地球軌道に入り、再突入カプセルを分離すると燃え尽きる感じだ。

分かり辛いのは、周回機が上昇機・着陸機と分離後に、帰還機に化けるからだろうな。

いくつかの動画や図を見ると、デザインが矛盾していたり、変わったりしていて混乱に拍車をかける。

国民に正確にアウトリーチしなくても、予算が付く中国ならではの状況があるのかも知れない。

軍と一体になった宇宙開発だからな。

この混乱は情報戦の一部かも知れないしな(そうなのかあ?)。

サービスモジュールというのは、NASAの記述が元になっているのかも知れない(サービスカプセルとある)。

中国側の資料では、そういう表記はないからな。

機能としての表記と、実際の宇宙機としての表記がマッチしていない。

浮沈子的理解は、今のところこんな感じだ・・・。

<嫦娥5の構成要素>

・軌道周回要素
・・周回機(オービター)
・・・月面降下要素を支えている円錐台形のカバー
・・・帰還機(リターナー、サービスモジュール、サービスカプセル(NASA))
・・・・再突入カプセル(リターンカプセル)

・月面降下要素(ディセンダー(NASA))
・・着陸機(ランダー、着陸船(NASA))
・・・ドリル
・・・ドリルで採取した土壌を収める容器
・・・スコップ
・・・・スコップで採取した土壌を収める容器
・・上昇機(アセンダー、上昇ビークル(NASA))
・・・サンプルカプセル(ドリルで採取した土壌を収める容器とスコップで採取した土壌を収める容器を収納)

ミッションの流れは以下の通り。

・11月23日:打上げ(長征5ロケット)
・一路月へ(経路不明)
・月周回軌道に投入(11月26日くらい?:周回軌道や周回数不明)
・軌道周回要素と月面降下要素とを分離
・月面降下要素が月面に着陸(11月末くらい?)
・着陸機が、ドリルとスコップで月面の土壌を採取し、それぞれ別の容器に入れ、それらを上昇機のサンプルカプセルに収納
・着陸機は月面の観測を実施(たぶん)
・月周回軌道上で、周回機から円錐台形のカバーを投棄して帰還機に変身!(ここ、重要です!)
・上昇機が月面から離陸(12月10日くらい?:着陸機が月面の観測を続けるかどうかは不明)
・月周回軌道上で上昇機と帰還機がランデブー、ドッキング
・上昇機からサンプルカプセルを帰還機に搭載された再突入カプセルに移送
・上昇機と帰還機を分離(その後、上昇機が月周回軌道上で何らかの観測を行うかは不明:たぶん月面に落ちて終わり)
・帰還機が月周回軌道を離脱(12月13日くらい?)
・地球帰還軌道に投入
・再突入カプセルを分離(帰還機がその後何らかの観測を行うかどうかは不明:たぶん、大気圏で燃え尽き)
・再突入
・マニューバ
・パラシュート展開(ドローグシュート(メインパラシュート引き出し用の小型パラシュート)を使用するかどうかは不明:メインパラシュート引き出し用の仕掛け不明)
・パラシュート降下
・着陸(12月15日くらい?)
・回収
・研究機関へ移送

そういえば、NASAは月の土壌や岩石を買い取る話があったな。

中国が売るとは思えないけどな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(中国、初の月サンプルリターンミッション「嫦娥5号」打ち上げ成功 44年ぶりの月試料採取)
https://sorae.info/space/20201125-change5.html

「月のサンプルリターンミッションは、1969年にアメリカのアポロ11号での採取、1976年に旧ソ連(ロシア)が行ったルナ24号のみとなっています。」

浮沈子もテキトーな記事を書くけど、これ程ひどくはないぞ(ホントかあ?)。

米国もロシアも、複数回のサンプルリターンを行っている。

「嫦娥5号は主に4つの部分で構成されています。着陸機、上昇機、周回機、帰還カプセルの4つです。」

周回機と帰還カプセルに整理しているところは、サンプリングの後の誤解を回避するには都合がいい。

が、しかし・・・。

「上昇機で月面から離れ、月軌道上に待機している周回機と合体して、地球周回軌道に向かいます。そして、カプセルのみが地球へ帰還します。」

ちょっと違くね?。

上昇機と周回機が合体して帰還機になるというのは、初めて聞いた気がする。

地球「周回」軌道というのも気になる。

地球へ向かう軌道から、いきなり再突入するに違いない(未確認)。

周回軌道に入ったら、再突入速度が毎秒11.2kmになるはずはないのだ。

まあいい。

「約2mの穴をほり、2kgのサンプルを持ち帰ります。」

これでは、全ての土壌サンプルが、地中採取であるとの誤解を招きかねない。

「一部の報道では、月への到着は11月27日ごろとなっており、地球への帰還についても12月17日の予定です。多少前後する可能性もあります。」

浮沈子の予想より1日から2日ほど後だが、多勢に影響はない。

月面での作業が日中である14日程度に限られているからな(電力供給や回路の保温の関係か)。

「これまで嫦娥ミッションは1号から4号まで行われています。」

2014年の嫦娥5-T1ミッションは無視かよ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

突っ込みどころ満載の記事だが、公式発表がいかに大切かを痛感する。

米国経由でしか中国の宇宙開発についての情報が得られないというのも情けない話だ。

誰か、サルな頭の浮沈子にも分かる解説記事を書いてくれないかな・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

(嫦娥5テストミッション)
https://spaceflight101.com/change/change-5-test-mission/

記事は2014年のT1のものだが、今回のミッションや再突入のマニューバについても詳細が出ている。

「嫦娥5宇宙船の概要:
嫦娥5宇宙船は、サービスモジュール、リターンビークル、ランダー、アセントビークルの4つのモジュールで構成されています。」

ははあ、サービスモジュールというのはここが出どころなんだな。

「サービスモジュールには、発電用ソーラーアレイ、地球からのコマンドアップリンクおよびテレメトリダウンリンク用の通信システム、推進システム、姿勢制御スラスターが装備されています。」

月周回軌道に入ったら周回機、月軌道離脱時には帰還機に名称変更するわけだ。

「サービスモジュールの推進システムは、月に向かう途中の軌道修正操作、月軌道挿入燃焼、軌道維持、およびミッション終了時の地球帰還軌道投入燃焼を実行するために使用されます。」

「サービスモジュールは、サービスモジュールのキャビティに取り付けられた返却車両と直接インターフェースして、車両の全長を短縮します。」

再突入カプセル(返却車両)は、帰還機とは区別されている。

「返却車両は、縮小版の神舟カプセルの設計によく似ています。それは毎秒11キロメートルの速度で地球の大気圏への再突入に耐えることができるように修正された熱シールドを備えています。着陸は、ドローグから始まりメインシュートが続く大気飛行中に展開されるパラシュートを使用して行われます。リターンビークルには、再突入前にその向きを積極的に制御し、適度なサイズの着陸帯をターゲットにするように空力揚力を調整することによって再突入経路を変更するスラスターシステムが含まれています。着陸した車両の位置を示す車載測定システムと通信ビーコンも、進入車両の一部です。」

記事には、再突入のマニューバの詳細も出ている。

「嫦娥帰り車は、正確な進入案内のために空力揚力を積極的に変更できます。機体の中心線から離れた重心を使用して、車両はヒドラジンスラスターを使用してロール軸を中心に操縦することで重心を移動できます。」

「車両の限定的な空力安定化は、大気の上層で始まります。通常約0.2Gの小さな減速を感知すると、車両はフルリフトアップ姿勢に移行します。」

「嫦娥5T-1は、高度60キロメートルで引き抜きを開始します。」

「大気圏外に出ると、ビークルは140キロメートル近くの遠地点で弾道の弾道軌道上になります。」

「再び大気圏に入ると、約0.2Gの減速を感知して短い制御セグメントを再開し、90秒未満で飛行経路を微調整し、その後のフットプリントを縮小します。」

「亜音速で10キロメートルの高度で、帰還車両はパラシュートカバーを投棄し、降下を安定させ、水平速度を放散してメインシュートを安全に解放するドローグシュートを展開します。」

なるほど・・・。

我が国も、ISSからのお持ち帰りに成功しているが、月軌道からの第二宇宙速度での再突入ではない。

また、はやぶさのカプセルには、揚力を利用したマニューバを行う能力はない(はやぶさ2も同じ)。

嫦娥5号は、既に月着陸態勢に入っているはずだ(11月28日に周回軌道に投入成功と報じられている)。

(中国の嫦娥5号宇宙船が月周回軌道に入る)
https://spaceflightnow.com/2020/11/28/chinas-change-5-spacecraft-enters-lunar-orbit/

「中国国家航天局によると、嫦娥5号の宇宙船は、1258 GMT(7:58 am EST)にメインエンジンを発射し、17分間燃焼して、月の周りの楕円形の8時間軌道に移動しました。」

月面着陸が報じられたら、また書く。

内無双とエレクトロンとの怪しい関係2020年11月24日 23:47

内無双とエレクトロンとの怪しい関係
内無双とエレクトロンとの怪しい関係


画竜点睛を欠く。

まずは、浮沈子が引っかかった記事。

(Rocket Labが打ち上げ後のブースター回収に初成功!)
https://jp.techcrunch.com/2020/11/24/2020-11-19-rocket-lab-makes-its-first-booster-recovery-after-successful-launch/

「SpaceX(スペースX)は何度かの失敗の後、2015年にFalcon 9ロケットの回収を初めて成功させ、ドローン船に着陸(未訳記事)させた。使用済みの第1段は2017年に初めて再打ち上げられた(未訳記事)。」

もちろん、このブログを読んでいただいている方なら、2015年12月22日(UTC)に初めてパワードランディングに成功したファルコン9が着陸したのは陸上(LZ-1)だということは知っている(たぶん)。

「ドローン船に着陸」とあるが、リンク先の記事にも、陸上に降りたと書いてある。

(SpaceXが初めて巨大なファルコン9ロケットを着陸させることに成功)
https://techcrunch.com/2015/12/21/spacex-successfully-lands-a-giant-falcon-9-rocket-for-the-first-time/

「SpaceXは以前、Falcon9をロボットのはしけに着陸させようとしました。今回、同社はテラファームと巨大なコンクリートの着陸パッドを選びました。」

テラファームというのは、英語の言い回しで、海の上や空中ではない安定した大地のことだそうだ。

このパラグラフでは、ドローン船(ロボットのはしけ)に対応させて使っている。

ちなみに、ドローン船への着陸に成功するのは、翌年(2016年4月8日(UTC))まで待たなければならない(その間、2回失敗している)。

翻訳に当たった塚本さんに罪はない。

誤訳じゃないからな。

(Rocket Labは、打ち上げに成功した後、最初のブースター回復を行います:元記事(原文は英語))
https://techcrunch.com/2020/11/19/rocket-lab-makes-its-first-booster-recovery-after-successful-launch/

「SpaceXは、2015年にファルコン9ロケットの回収を最初に実証し、他の打ち上げで何度か失敗した後、ドローン船に着陸しました。使用済みの第1ステージは、2017年に最初に再起動されました。」

ややっこしいんだが、この自動翻訳は記述としては正しい。

元記事を書いたデヴィンコールドウェイも、自分のトラップに引っかかっちまったようだ。

リンクを貼るなら、「最初に実証し」辺りに貼った方が良かったな。

記事の内容的には、エレクトロンの1段目の回収が海上で行われたことから、ドローン船への回収の記事に繋げたかったのかも知れない。

まあ、どうでもいいんですが。

リンクの貼り間違いは如何ともしがたい。

元記事は、その点でミスがあるし、翻訳者はそのまま訳しただけだ。

しかし、翻訳記事だと、初めて回収したのがドローン船であるかのように読めてしまう。

原文の自動翻訳の通り、「・・・最初に実証し、他の打ち上げで何度か失敗した後、・・・」と、時系列に書かなければならない。

もちろん、事実としては、陸上着陸に成功する前にもしこたま失敗しているし、陸上着陸からドローン船への着陸までの失敗の回数より多い。

「several」というのが、何回くらいのニュアンスなのかは知らないが、2よりは多い気もするしな。

元記事の記者も、勘違いしている可能性はある。

確認しておこう。

2015年に初の回収に成功したのは陸上への着陸で、ドローン船というのは事実誤認だ。

まあいい。

相撲の決まり手に、内無双というのがある。

(内無双)
http://www.sumo.or.jp/Kimarite/detail/51

「相手の内ももを下から手で払い、身体をひねって相手を倒して勝ちます。」

82手もある決まり手の52位。

0.02パーセントのレアな決まり手だな。

人の上げ足を取るのは、浮沈子の趣味じゃない(そうかあ?)。

エレクトロンの記事を読んでいて、引っかかっただけだ。

内無双を掛けられたのは、浮沈子の方かもしれない。

何を書こうとしたか、忘れちまった(そんなあ!)。

今回は、前振りだけでお終いだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(SpaceXの最も重要なFalcon9ブースターは、無駄のない状態でポートに戻ります:自動翻訳の誤訳で「傾いた状態」)
https://www.teslarati.com/spacex-most-important-falcon-9-booster-leaning/

「回収されたロケットの1つでこれまでに観測された中で最も劇的な傾き」

「ファルコン9ブースターB1061の4つの着陸脚の1つがドローン船Justとまったく接触していないことが明らかになりました。」

記事によれば、本体への影響はなさそうな感じだ。

「ロケットを良好にするために必要なのはクラッシュコアの交換だけ」

やれやれ・・・。

が、次の記述は気になる。

「B1061が海上で失われた場合、クルー2はほぼ確実に遅れて、SpaceXにまったく新しいファルコン9の第1ステージを思い付くのに十分な時間を与えていたでしょう。」

既にセンチネル6Aを打ち上げたB1063.1が、予備機として割り当てられていることは周知だ。

(海面上昇の測定を拡張するための国際衛星打ち上げ)
https://spaceflightnow.com/2020/11/21/international-satellite-launches-to-extend-measurements-of-sea-level-rise/

「ブースターの将来に対する1つの注意点は、3月のSpaceXCrew-2ミッションのバックアップとしての使用の可能性です。NASAの有人宇宙飛行局長であるキャシー・リーダースは先週、宇宙飛行士ミッションに割り当てられた主要ロケットに問題が発生した場合、センチネル-6マイケルフライリヒミッションのファルコン9第1ステージがクルー2打ち上げのバックアップになる可能性があると述べました。」

(宇宙飛行士は、ミッションマネージャーが天気を監視しながら、打ち上げ日のリハーサルを行います)
https://spaceflightnow.com/2020/11/12/astronauts-rehearse-for-launch-day-as-mission-managers-watch-weather/

「ルーダース氏によると、スペースXがクルー1ミッションでファルコン9ブースターを着陸させることができない場合に備えて、NASAはクルー2の打ち上げに利用できるバックアップロケットを持っているという。クルー1ロケットの回収に問題がある場合、NASAは、カリフォルニアから今月後半にSentinel-6 MichaelFreilich海洋学衛星を打ち上げる予定のFalcon9ブースターでクルー2ミッションを打ち上げることを検討しているとLueders氏は述べています。」

陸上に着陸する予定のB1063.1は、ドローン船に着陸して回収されるB1061.1よりもリスクは低いからな。

バックアップとしては適性があるだろう。

NASAは、さすがに抜け目がない・・・。

テスララティのエリックラルフが、そのことを知らないはずはない。

クルー2の日程を遅らせる要素は、打ち上げ日のケープカナベラルの天候とドローン船が配置される海域の海況だけだ。

クルー1は、通信と熱交換ポンプとスラスターのヒーターのトラブルを克服してISSに辿り着くことができた。

戻ってきたブースターは、片足上げた状態だったが、今のところ予備機を充てる状況にはなっていないようだ。

絵に描いた龍に、眼を描き入れるのを忘れることにはなっていない。

上げた足を取って、ひっくり返すことにもならなかったようだしな。

書こうとしていた記事を、ようやく思い出して追加した。

エレクトロンとは何の関係もないじゃん!?。

ったく・・・。

敢えて言えば、再使用は一筋縄ではいかないということか。