高齢者の感染率は増えているのか ― 2020年11月24日 03:13
高齢者の感染率は増えているのか
若年者には無症候性キャリアが多いと言われる新型コロナ。
そもそも、感染して検査を受けるような症状を呈するのは高齢者が多いだろう(未確認)。
もちろん、重症化率や死亡率も高齢者が高い。
我が国の第3波では、高齢者の感染率が高いと言われるが、それは、若年者(ここでは高齢者でない年齢層程度の意)のうちの無症候性キャリアなどが見落とされているからではないのか。
絶対数でも多いと言われる若年感染者の捕捉が、そもそも全く不十分な状態にある。
加えて、大企業では社内の民間検査が広がっている(構造的に高齢者は少ない)。
この検査結果はあらゆる統計から漏れている。
陽性であっても隔離されることはないし、軽症や無症状の場合は治療を受けることもない。
それはそれで大変結構だが、感染力がしっかりあるというところは問題だな。
高齢者の割合が増加しているというのは、その裏返しとしての若年者の漏れが大きくなっているからかもしれない。
定量的な議論に必要な数字がないので、雑駁な話にならざるを得ないけれど、ちゃんとした統計が出ていない以上、仕方がない。
既に全世界で6千万人に迫る感染者と130万人を超える死者を出している新型コロナだが、その実態は闇の中に等しい。
そんな中、米国から麗しいニュースが流れてきた。
(米ワクチン接種12月11日にも トランプ政権顧問「来年5月にも元の生活に」)
https://mainichi.jp/articles/20201123/k00/00m/030/009000c
「集団免疫の状態に「来年5月ごろ」に達し、元の生活に戻れる可能性」
可能性は常にあるから、それが本当なら結構な話だが、俄かに信じるわけにはいかない。
ジジババが生き延びて、ワクチンの恩恵に与れるのは数年先の話だろう。
マスク手洗い引きこもりの生活が続く。
確かに米国の第3波は、そろそろピークに達しようとしている。
新規感染者の増加のペースが衰えを見せ始めているからな。
そうはいっても、毎日17万人を超える感染者が出ている状況では、絶対的な勢いが衰えているわけではない。
高値安定で推移する日々は続く。
ワクチンの話は、そういう状況に明るい話題を投じようというリップサービスの可能性もある。
そもそも、米国ではワクチン接種に反対の勢力が大きいからな。
ワクチン接種による集団免疫を獲得するのは容易ではないだろう。
開発当事国の米国でさえ、数年先の話になるかも知れない。
その間も、感染は続いていくわけだしな。
年明け早々に2千万人の感染者に達するわけで、来年中に更に4千万人が上乗せされる(テキトーです)。
こんな状況の中で、来年5月に集団免疫を獲得できる程のワクチン接種が行われると考えるのには無理があるだろう。
ワクチン接種より、感染拡大の方が早いのではないか。
米国の第3波のピークアウトが近いと思わせる兆候は、陽性率の上昇が止まってきていることもある。
ここ数日は10パーセントで頭打ちになっている。
この数字自体、それはそれで問題だがな。
感染が落ち着いてくれば、数パーセント(5パーセント未満)で推移すると思われる。
感染の実態をなかなか把握できない新型コロナだが、治療法やワクチンの研究は続く。
より効果的な治療法が出来るか、ニュースのようにワクチンが効果的に働くかしないと、先は見えない。
若年者の間で見えない感染の糸が続き、表面化しないままとなって、ある日突然、大規模なクラスターを引き起こすパターンが続くのではないか。
クラスターにならずに、市中感染のままじわじわと広がっていくかもしれないしな。
悉皆検査を繰り返し行わなければ、感染の実態は最早捕捉できない。
感染の糸が断ち切れないもう一つの原因は、この感染症が必ずしも飛沫感染や接触感染で広がるだけではないということもあるかも知れない。
初期の頃から、エアロゾルによる感染は指摘され続けていて、WHОもそれを懸念しているが、大っぴらにするとパニックを誘発してN95マスクの品薄を誘発することから、なかなか広まらない話ではある。
医療機関では、飛沫核感染(いわゆる空気感染)に準じた対策を取っているところもあるらしいが、不徹底だったり、そもそも資材不足で対応できなかったりして、大規模クラスターの温床になっている。
やれやれ・・・。
うっかり病気にもなれないな・・・。
若年者には無症候性キャリアが多いと言われる新型コロナ。
そもそも、感染して検査を受けるような症状を呈するのは高齢者が多いだろう(未確認)。
もちろん、重症化率や死亡率も高齢者が高い。
我が国の第3波では、高齢者の感染率が高いと言われるが、それは、若年者(ここでは高齢者でない年齢層程度の意)のうちの無症候性キャリアなどが見落とされているからではないのか。
絶対数でも多いと言われる若年感染者の捕捉が、そもそも全く不十分な状態にある。
加えて、大企業では社内の民間検査が広がっている(構造的に高齢者は少ない)。
この検査結果はあらゆる統計から漏れている。
陽性であっても隔離されることはないし、軽症や無症状の場合は治療を受けることもない。
それはそれで大変結構だが、感染力がしっかりあるというところは問題だな。
高齢者の割合が増加しているというのは、その裏返しとしての若年者の漏れが大きくなっているからかもしれない。
定量的な議論に必要な数字がないので、雑駁な話にならざるを得ないけれど、ちゃんとした統計が出ていない以上、仕方がない。
既に全世界で6千万人に迫る感染者と130万人を超える死者を出している新型コロナだが、その実態は闇の中に等しい。
そんな中、米国から麗しいニュースが流れてきた。
(米ワクチン接種12月11日にも トランプ政権顧問「来年5月にも元の生活に」)
https://mainichi.jp/articles/20201123/k00/00m/030/009000c
「集団免疫の状態に「来年5月ごろ」に達し、元の生活に戻れる可能性」
可能性は常にあるから、それが本当なら結構な話だが、俄かに信じるわけにはいかない。
ジジババが生き延びて、ワクチンの恩恵に与れるのは数年先の話だろう。
マスク手洗い引きこもりの生活が続く。
確かに米国の第3波は、そろそろピークに達しようとしている。
新規感染者の増加のペースが衰えを見せ始めているからな。
そうはいっても、毎日17万人を超える感染者が出ている状況では、絶対的な勢いが衰えているわけではない。
高値安定で推移する日々は続く。
ワクチンの話は、そういう状況に明るい話題を投じようというリップサービスの可能性もある。
そもそも、米国ではワクチン接種に反対の勢力が大きいからな。
ワクチン接種による集団免疫を獲得するのは容易ではないだろう。
開発当事国の米国でさえ、数年先の話になるかも知れない。
その間も、感染は続いていくわけだしな。
年明け早々に2千万人の感染者に達するわけで、来年中に更に4千万人が上乗せされる(テキトーです)。
こんな状況の中で、来年5月に集団免疫を獲得できる程のワクチン接種が行われると考えるのには無理があるだろう。
ワクチン接種より、感染拡大の方が早いのではないか。
米国の第3波のピークアウトが近いと思わせる兆候は、陽性率の上昇が止まってきていることもある。
ここ数日は10パーセントで頭打ちになっている。
この数字自体、それはそれで問題だがな。
感染が落ち着いてくれば、数パーセント(5パーセント未満)で推移すると思われる。
感染の実態をなかなか把握できない新型コロナだが、治療法やワクチンの研究は続く。
より効果的な治療法が出来るか、ニュースのようにワクチンが効果的に働くかしないと、先は見えない。
若年者の間で見えない感染の糸が続き、表面化しないままとなって、ある日突然、大規模なクラスターを引き起こすパターンが続くのではないか。
クラスターにならずに、市中感染のままじわじわと広がっていくかもしれないしな。
悉皆検査を繰り返し行わなければ、感染の実態は最早捕捉できない。
感染の糸が断ち切れないもう一つの原因は、この感染症が必ずしも飛沫感染や接触感染で広がるだけではないということもあるかも知れない。
初期の頃から、エアロゾルによる感染は指摘され続けていて、WHОもそれを懸念しているが、大っぴらにするとパニックを誘発してN95マスクの品薄を誘発することから、なかなか広まらない話ではある。
医療機関では、飛沫核感染(いわゆる空気感染)に準じた対策を取っているところもあるらしいが、不徹底だったり、そもそも資材不足で対応できなかったりして、大規模クラスターの温床になっている。
やれやれ・・・。
うっかり病気にもなれないな・・・。
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