嵐の前の静けさ:といっても連日10万人を超える新規感染者を出している米国は30万人以上になるのか ― 2020年11月30日 10:58
嵐の前の静けさ:といっても連日10万人を超える新規感染者を出している米国は30万人以上になるのか
感謝祭の休日で、全米の大移動(およそ5000万人:それでも例年の1割減)が発生し、新規感染者の増加が見込まれる話は既に書いた。
(地球外生命の存在を否定するクセに、宇宙人の存在を信じたくなる気分の朝)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/11/27/9320896
「この連休の移動で、全米での感染拡大が懸念されている。」
「全体の33%の人たちが招待する人にマスク着用を求めないと回答していて、感謝祭による感染拡大が懸念されています。」
今年2月の春節の時に中国で感染が拡大したことが、遥か昔のことのように思い出される。
あの時は、当局の規制が掛かる前に、武漢から500万人の移動があったことが分かっている。
ウイルスは移動しない(鞭毛とかないしな・・・)。
人が移動して感染を広げる。
ファウチは、このことについて、不気味な発言をしている。
(米コロナ感染の「急増に次ぐ急増」に警告、ファウチ氏)
https://www.afpbb.com/articles/-/3318554
「(感謝祭の)人の移動に伴って起きたことのために、感染者が増えるのはほぼ確実だ」
「われわれは(新型ウイルス感染の)急増に次ぐ急増を目にする可能性がある」
「怖がらせるつもりはないが、それが現実だ」
クリスマス休暇についての言及もある。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
米国の新規感染者は、金曜日(ブラックフライデー)に19万人を超えて過去最高を記録している(前日が感謝祭休日だから、その分も含めて計上されているからだけど)。
ファウチが言う「急増に次ぐ急増」が、どれ程のレベルになるかは分からない。
現在のアベレージが16万人くらいだから、20万人突破は確実だろうが、その先は未知の領域だ。
浮沈子は、30万人くらいは楽勝で行くと思っている。
この手の話を冗談めかして言うのは憚られる。
そのうちの何割かは重症化し、そうでない人を含めて深刻な後遺症を患い、重症化した患者の何割かは死に至る(米国では3パーセントくらい:このところ、毎日2千人死んでるしな)。
深刻過ぎて、冗談めかして言わなければ堪えられる話じゃない。
AFPの記事では、ワクチンの話題を添えてお茶を濁しているが、もちろん、そんなもんが効果を発揮するのは1年くらい先の話だ。
現在、1300万人台の米国の感染者が、来年初頭には2千万人を超えるのは確実だ。
ファウチが言うように、2~3週間で爆増するなら、年内に到達するかもしれない。
クリスマス休暇明けのことは、考えたくもないだろう。
「悪い傾向だ」
いやいや、そんなもんじゃ済まない。
ワクチンが開発されたいま、感染の終息は遠くないという希望が世間を覆っている。
違うだろう。
ワクチンが出来ても、そして、その効果が絶大だったとしても、ワクチンを接種する人が少なければ、新型コロナは終息しない。
(コロナワクチン接種「同意」日本69%、副作用懸念…インドや中国は9割近く同意)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ca0e9bacc0982ad851732578c846c43c67bbe32
「10月調査の結果を国別に見ると、インドや中国で9割近くが接種に同意した。一方、日本は副作用の懸念から69%だった。」
(米国でコロナ抑制を困難にする不信と不安)
https://news.yahoo.co.jp/byline/katasekei/20201130-00210252/
「11月17日の世論調査によれば、ワクチン接種を受けると答えた人は58%」
浮沈子的には、米国の割合が予想以上に高く、我が国が低い印象だが、コメントを見ると我が国も実際に接種に応じる割合は低くなるかもしれない。
米国での実際の接種割合は半数を切るだろう。
「ワクチンは怖いと思っている人の意識を、怖いのかどうかもっと知りたいという意識に変えたい。正確な情報やエビデンスを提供すれば、大多数の人がメリットを理解してくれると思う」
そうあって欲しいと願うが、自分だけは罹らない、罹っても軽症で済み後遺症も残らないと思っている人にとっては、リスクへの不安の方が大きいだろうな。
利他的に、そのリスクを負うかどうかが問題だ。
フランシスコリンズの言うような、正確な情報提供だけじゃダメだろう。
もっと、エモーショナルな動機付けが必要だ。
身近な大切な人(家族とか)を守るためとかなんとか。
まあ、それでも、無症候性キャリアとなってうつしまくるのは、若くて独身の連中だからな。
実際に接種が始まっても、ネガティブな情報の方が広まるだろうし。
ワクチン接種したら副反応で具合が悪くなったとか、ワクチン接種しても新型コロナに罹ったとか(治験でも5パーセントは効果ないし)、ワクチン接種しても発症せずにほかの人にうつしたとか・・・。
専門家は、安全性を相対的なものとして考えるが、一般人は絶対的なものとして考えるからな。
それを、相対的なものと考えるきっかけになるのは、皮肉にも、身の回りで感染者が増えて、バッタバッタと死に始めることだったりする。
致死率が低い感染症の場合、そういう話より、罹ったけれども大したことなくて、後遺症もなく治っちまったよという話の方がアットーテキに多いからな。
トランプさんの罹患と回復は、本人にとってはラッキーだったが(高齢で肥満気味だし)、感染症対策的にはアンラッキーなメッセージ発信となってしまった。
まあ、どうでもいいんですが。
米国におけるワクチン接種率が7割以下なら、おそらく感染の終息はない。
少なくとも、数年間は汚染国として扱われることになる。
感染が終息するのは、中国とインドくらいかもな。
まあいい。
確認しておこう。
ワクチンの接種開始に関わらず、米国における感染者は年末年始にかけて爆増する。
米国の流行が終息する見込みは当分ない。
そして、ワクチン接種率が上がらない限り、我が国も同じ道を辿ることになる。
感染者率がアットーテキに少ない我が国では、余程慎重にメッセージをコントロールしない限り、接種率が上がることはないだろう。
効果的な治療方法が見いだされるのを待つしかないかもな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(米ファウチ博士、感謝祭後に感染は「急増に次ぐ急増」と警告)
https://www.bbc.com/japanese/55126238
「サンクスギビングで旅行した人に対し、「可能ならば」一定期間、自主隔離を行うよう求めた。」
マジヤバ・・・。
「バークス氏は、休暇中に旅行した人は今後、65歳以上の高齢者に会うのを避けるべきだと指摘」
「我々は今、サンクスギビング後の感染拡大期に入っており、(感染件数が)全国で3倍、4倍、あるいは10倍になるだろう」
浮沈子なんか、せいぜい2倍くらいしか(それでも30万人以上ですが)増えないと思っているが(例によってテキトーですけど)、デボラバークスの予想は大胆過ぎないかあ?。
毎日、160万人の新規感染者って、1年間で6億人近くだぜ!?(ちなみに、米国の人口:3.3億人より多い)。
ありえねー・・・。
適切な措置が取られない限り、相当程度の増加は想定の範囲内だし、それが目に見えるようになるころはクリスマス休暇で家庭内感染が蔓延するという目も当てられない状況になる。
来年1月20日は、新しい大統領の就任式だが、さっさと切り上げて実務に取り掛からないとな。
年内にはワクチンが医療関係者やハイリスク集団に優先的に接種され始めると言われるが、間に合えばいいけどな。
感染予防は未定、発病予防と重症化阻止だけで、安全性はP3までだが、副反応はかなりな割合で出ていると言われている(調査中:これについては、別記事を書く予定)。
いままで遺伝子タイプのワクチンが認可された実績はない(エボラ除く)。
初期の接種を丁寧にフォローして、安全性を確認しつつ手探りしていく・・・。
しかし、米国はそんなこと言ってられない事態に追い込まれるに違いない。
160万人の新規感染者か。
悪夢以外の何ものでもないだろうな・・・。
感謝祭の休日で、全米の大移動(およそ5000万人:それでも例年の1割減)が発生し、新規感染者の増加が見込まれる話は既に書いた。
(地球外生命の存在を否定するクセに、宇宙人の存在を信じたくなる気分の朝)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/11/27/9320896
「この連休の移動で、全米での感染拡大が懸念されている。」
「全体の33%の人たちが招待する人にマスク着用を求めないと回答していて、感謝祭による感染拡大が懸念されています。」
今年2月の春節の時に中国で感染が拡大したことが、遥か昔のことのように思い出される。
あの時は、当局の規制が掛かる前に、武漢から500万人の移動があったことが分かっている。
ウイルスは移動しない(鞭毛とかないしな・・・)。
人が移動して感染を広げる。
ファウチは、このことについて、不気味な発言をしている。
(米コロナ感染の「急増に次ぐ急増」に警告、ファウチ氏)
https://www.afpbb.com/articles/-/3318554
「(感謝祭の)人の移動に伴って起きたことのために、感染者が増えるのはほぼ確実だ」
「われわれは(新型ウイルス感染の)急増に次ぐ急増を目にする可能性がある」
「怖がらせるつもりはないが、それが現実だ」
クリスマス休暇についての言及もある。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
米国の新規感染者は、金曜日(ブラックフライデー)に19万人を超えて過去最高を記録している(前日が感謝祭休日だから、その分も含めて計上されているからだけど)。
ファウチが言う「急増に次ぐ急増」が、どれ程のレベルになるかは分からない。
現在のアベレージが16万人くらいだから、20万人突破は確実だろうが、その先は未知の領域だ。
浮沈子は、30万人くらいは楽勝で行くと思っている。
この手の話を冗談めかして言うのは憚られる。
そのうちの何割かは重症化し、そうでない人を含めて深刻な後遺症を患い、重症化した患者の何割かは死に至る(米国では3パーセントくらい:このところ、毎日2千人死んでるしな)。
深刻過ぎて、冗談めかして言わなければ堪えられる話じゃない。
AFPの記事では、ワクチンの話題を添えてお茶を濁しているが、もちろん、そんなもんが効果を発揮するのは1年くらい先の話だ。
現在、1300万人台の米国の感染者が、来年初頭には2千万人を超えるのは確実だ。
ファウチが言うように、2~3週間で爆増するなら、年内に到達するかもしれない。
クリスマス休暇明けのことは、考えたくもないだろう。
「悪い傾向だ」
いやいや、そんなもんじゃ済まない。
ワクチンが開発されたいま、感染の終息は遠くないという希望が世間を覆っている。
違うだろう。
ワクチンが出来ても、そして、その効果が絶大だったとしても、ワクチンを接種する人が少なければ、新型コロナは終息しない。
(コロナワクチン接種「同意」日本69%、副作用懸念…インドや中国は9割近く同意)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ca0e9bacc0982ad851732578c846c43c67bbe32
「10月調査の結果を国別に見ると、インドや中国で9割近くが接種に同意した。一方、日本は副作用の懸念から69%だった。」
(米国でコロナ抑制を困難にする不信と不安)
https://news.yahoo.co.jp/byline/katasekei/20201130-00210252/
「11月17日の世論調査によれば、ワクチン接種を受けると答えた人は58%」
浮沈子的には、米国の割合が予想以上に高く、我が国が低い印象だが、コメントを見ると我が国も実際に接種に応じる割合は低くなるかもしれない。
米国での実際の接種割合は半数を切るだろう。
「ワクチンは怖いと思っている人の意識を、怖いのかどうかもっと知りたいという意識に変えたい。正確な情報やエビデンスを提供すれば、大多数の人がメリットを理解してくれると思う」
そうあって欲しいと願うが、自分だけは罹らない、罹っても軽症で済み後遺症も残らないと思っている人にとっては、リスクへの不安の方が大きいだろうな。
利他的に、そのリスクを負うかどうかが問題だ。
フランシスコリンズの言うような、正確な情報提供だけじゃダメだろう。
もっと、エモーショナルな動機付けが必要だ。
身近な大切な人(家族とか)を守るためとかなんとか。
まあ、それでも、無症候性キャリアとなってうつしまくるのは、若くて独身の連中だからな。
実際に接種が始まっても、ネガティブな情報の方が広まるだろうし。
ワクチン接種したら副反応で具合が悪くなったとか、ワクチン接種しても新型コロナに罹ったとか(治験でも5パーセントは効果ないし)、ワクチン接種しても発症せずにほかの人にうつしたとか・・・。
専門家は、安全性を相対的なものとして考えるが、一般人は絶対的なものとして考えるからな。
それを、相対的なものと考えるきっかけになるのは、皮肉にも、身の回りで感染者が増えて、バッタバッタと死に始めることだったりする。
致死率が低い感染症の場合、そういう話より、罹ったけれども大したことなくて、後遺症もなく治っちまったよという話の方がアットーテキに多いからな。
トランプさんの罹患と回復は、本人にとってはラッキーだったが(高齢で肥満気味だし)、感染症対策的にはアンラッキーなメッセージ発信となってしまった。
まあ、どうでもいいんですが。
米国におけるワクチン接種率が7割以下なら、おそらく感染の終息はない。
少なくとも、数年間は汚染国として扱われることになる。
感染が終息するのは、中国とインドくらいかもな。
まあいい。
確認しておこう。
ワクチンの接種開始に関わらず、米国における感染者は年末年始にかけて爆増する。
米国の流行が終息する見込みは当分ない。
そして、ワクチン接種率が上がらない限り、我が国も同じ道を辿ることになる。
感染者率がアットーテキに少ない我が国では、余程慎重にメッセージをコントロールしない限り、接種率が上がることはないだろう。
効果的な治療方法が見いだされるのを待つしかないかもな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(米ファウチ博士、感謝祭後に感染は「急増に次ぐ急増」と警告)
https://www.bbc.com/japanese/55126238
「サンクスギビングで旅行した人に対し、「可能ならば」一定期間、自主隔離を行うよう求めた。」
マジヤバ・・・。
「バークス氏は、休暇中に旅行した人は今後、65歳以上の高齢者に会うのを避けるべきだと指摘」
「我々は今、サンクスギビング後の感染拡大期に入っており、(感染件数が)全国で3倍、4倍、あるいは10倍になるだろう」
浮沈子なんか、せいぜい2倍くらいしか(それでも30万人以上ですが)増えないと思っているが(例によってテキトーですけど)、デボラバークスの予想は大胆過ぎないかあ?。
毎日、160万人の新規感染者って、1年間で6億人近くだぜ!?(ちなみに、米国の人口:3.3億人より多い)。
ありえねー・・・。
適切な措置が取られない限り、相当程度の増加は想定の範囲内だし、それが目に見えるようになるころはクリスマス休暇で家庭内感染が蔓延するという目も当てられない状況になる。
来年1月20日は、新しい大統領の就任式だが、さっさと切り上げて実務に取り掛からないとな。
年内にはワクチンが医療関係者やハイリスク集団に優先的に接種され始めると言われるが、間に合えばいいけどな。
感染予防は未定、発病予防と重症化阻止だけで、安全性はP3までだが、副反応はかなりな割合で出ていると言われている(調査中:これについては、別記事を書く予定)。
いままで遺伝子タイプのワクチンが認可された実績はない(エボラ除く)。
初期の接種を丁寧にフォローして、安全性を確認しつつ手探りしていく・・・。
しかし、米国はそんなこと言ってられない事態に追い込まれるに違いない。
160万人の新規感染者か。
悪夢以外の何ものでもないだろうな・・・。
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