SN8の軌跡:20km→18km→15km→12.5km→0m? ― 2020年12月08日 19:20
SN8の軌跡:20km→18km→15km→12.5km→0m?
最近、浮世の雑事に振り回されているせいか、没記事が多い。
集中できずに計算間違いして、慌てて削除したり、書いているうちに気が乗らなくなって没にしたり。
体調も優れず、直ぐに疲れてしまって、書いている途中で横になったりしてしまう。
ちょっと気分転換したい感じだ。
こう、なんか、ぱーっと気が晴れるような話はないのかあ?。
(最大12kmのフライトスターシップSN8)
https://www.elonx.cz/let-starship-sn8-do-12-km/
「スターシップSN8のテスト飛行は、部分的に燃料を補給した船が3つのラプターすべてに点火し、12.5 kmの高さまで上昇するように行う必要があります。」
いきなり目が覚めるような記事が踊っている。
「障害が発生した場合、スターシップは水に落ち、誰も危険にさらすことはありません。」
ダイバーでもある浮沈子は、水中の生き物たちに同情するな。
まあいい。
(SpaceXは火曜日のスターシップ発売デビューが公式ウェブキャストを持つことを確認します)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-sn8-launch-debut-slips-tuesday/
「Starship SN8の発売デビューは現在、12月8日火曜日の午前8時から午後5時CST(UTC-6)の間に予定されています。」
リンクされている中継は、日本時間で23時からとなっている。
メキシコ湾の西にあるボカチカ周辺の天候は良好(たぶん)。
ストップがかかるとしたら、ロケットの技術的な問題だろう。
(実験飛行の準備ができているSpaceXのスターシップのキラリと光るプロトタイプ)
https://spaceflightnow.com/2020/12/07/gleaming-prototype-of-spacexs-starship-ready-for-experimental-flight/
「来年スターシップで軌道に乗ることを80から90%確信している」
全世界中で、おそらくただ一人かもな。
「それが着陸するのを見るのは完全にナッツに見えるでしょう。」(nuts:ばかげているの意)
浮沈子は、必ずしもそうとは思わない。
これは、ファルコン9でいえば、グラスホッパーのテストのようなもんだからな。
後期型で、追い込んだテストをした時に空中爆発したけど、ほかは概ね成功していた。
固定の着陸脚で、多少、横移動もしてたしな。
パワードランディングの最終局面のテストだ。
高度100km以上からの自由落下は、本番の打ち上げの方でテストしていた。
もちろん、考えてみれば、それはスーパーヘビーに当たる第一段目の話で、今回のSN8は、現在は使い捨てにしているファルコン9やヘビーの2段目に当たる。
その意味では、かつて経験したことがない実験というわけだが、まあ、中身はグラスホッパーだからな。
図体が多少デカくなり、羽が生え、エンジンが変わり、空中から戻る時に空力などを使ってマニューバするが、最後は垂直に降りる。
成功する確率がどのくらいかは別にして、必ず失敗するという合理的な推定はない。
「このようなテストでは、成功は特定の目的の完了によって測定されるのではなく、どれだけ学ぶことができるかによって測定されます。」
手前味噌な気もするけど、それが真実だろう。
転んでもただでは起きないというけど、それが目的というわけだ。
七転び八起き・・・。
「おそらくすべてのミッション目標を完了する可能性は1/3です」
「SN8の飛行試験は、乗組員と貨物の両方を地球軌道、月、火星などに運ぶことができる完全に再利用可能な輸送システムの開発における刺激的な次のステップです」
そうだろうか?。
スターシップの本質は、巨大宇宙船ということであって、再使用はメインじゃない。
仮に今回の飛行(特に着陸)が失敗に終わって、さらに、その失敗がSN9とかSN10で続いたとしても、別に構わないような気がする。
人工衛星を纏めて大量に打ち上げる巨人機として機能すれば、ファルコン9と同じように、1段目(スーパーヘビー)だけ再使用して、スターシップは使い捨てでもいい。
そうして、人工衛星リフターとして活躍しながら、段階を踏んで大気圏再突入のマニューバ、減速、パワードランディング技術をものにしていけばいいのだ。
どっちかといえば、あれだけの巨体を大気圏に再突入させて無事に減速させる方が難しいような気がするけどな。
高度12.5kmから、自由落下させて、ネコのように空中で向きを変えて垂直に着陸するというのは、見世物としては面白いだろうが、あまり本質的な話ではないような気がする。
まあ、どうでもいいんですが。
あと、数時間で始まるかもしれないテストの結果が分かればまた書く。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(SpaceX、Starship SN8の飛行試験を今夜ライブ配信。12.5kmまで上昇、着陸も)
https://japanese.engadget.com/spacex-starship-sn8-live-073004210.html
「なお今回の高高度飛行試験は、もともとは20kmが予定されていましたがその後15kmに改められ、今回は12.5kmとだんだん低くなっています。」
浮沈子の記憶では、18kmというのもあった気がするんだがな。
(イーロン・マスク氏が「StarshipのSN8プロトタイプはノーズコーンを搭載し高度約18kmの帰還飛行を試みる」と発言)
https://jp.techcrunch.com/2020/09/13/2020-09-12-elon-musk-says-starship-sn8-prototype-will-have-a-nosecone-and-attempt-a-60000-foot-return-flight/
「最終的には6万フィート(約18km)の高度まで飛行した後、地上に戻って制御された着陸を試みる。」
まあいい。
無理しないで、給水塔やスプレー缶みたいに、150m位にしとけばいいのにな・・・。
最近、浮世の雑事に振り回されているせいか、没記事が多い。
集中できずに計算間違いして、慌てて削除したり、書いているうちに気が乗らなくなって没にしたり。
体調も優れず、直ぐに疲れてしまって、書いている途中で横になったりしてしまう。
ちょっと気分転換したい感じだ。
こう、なんか、ぱーっと気が晴れるような話はないのかあ?。
(最大12kmのフライトスターシップSN8)
https://www.elonx.cz/let-starship-sn8-do-12-km/
「スターシップSN8のテスト飛行は、部分的に燃料を補給した船が3つのラプターすべてに点火し、12.5 kmの高さまで上昇するように行う必要があります。」
いきなり目が覚めるような記事が踊っている。
「障害が発生した場合、スターシップは水に落ち、誰も危険にさらすことはありません。」
ダイバーでもある浮沈子は、水中の生き物たちに同情するな。
まあいい。
(SpaceXは火曜日のスターシップ発売デビューが公式ウェブキャストを持つことを確認します)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-sn8-launch-debut-slips-tuesday/
「Starship SN8の発売デビューは現在、12月8日火曜日の午前8時から午後5時CST(UTC-6)の間に予定されています。」
リンクされている中継は、日本時間で23時からとなっている。
メキシコ湾の西にあるボカチカ周辺の天候は良好(たぶん)。
ストップがかかるとしたら、ロケットの技術的な問題だろう。
(実験飛行の準備ができているSpaceXのスターシップのキラリと光るプロトタイプ)
https://spaceflightnow.com/2020/12/07/gleaming-prototype-of-spacexs-starship-ready-for-experimental-flight/
「来年スターシップで軌道に乗ることを80から90%確信している」
全世界中で、おそらくただ一人かもな。
「それが着陸するのを見るのは完全にナッツに見えるでしょう。」(nuts:ばかげているの意)
浮沈子は、必ずしもそうとは思わない。
これは、ファルコン9でいえば、グラスホッパーのテストのようなもんだからな。
後期型で、追い込んだテストをした時に空中爆発したけど、ほかは概ね成功していた。
固定の着陸脚で、多少、横移動もしてたしな。
パワードランディングの最終局面のテストだ。
高度100km以上からの自由落下は、本番の打ち上げの方でテストしていた。
もちろん、考えてみれば、それはスーパーヘビーに当たる第一段目の話で、今回のSN8は、現在は使い捨てにしているファルコン9やヘビーの2段目に当たる。
その意味では、かつて経験したことがない実験というわけだが、まあ、中身はグラスホッパーだからな。
図体が多少デカくなり、羽が生え、エンジンが変わり、空中から戻る時に空力などを使ってマニューバするが、最後は垂直に降りる。
成功する確率がどのくらいかは別にして、必ず失敗するという合理的な推定はない。
「このようなテストでは、成功は特定の目的の完了によって測定されるのではなく、どれだけ学ぶことができるかによって測定されます。」
手前味噌な気もするけど、それが真実だろう。
転んでもただでは起きないというけど、それが目的というわけだ。
七転び八起き・・・。
「おそらくすべてのミッション目標を完了する可能性は1/3です」
「SN8の飛行試験は、乗組員と貨物の両方を地球軌道、月、火星などに運ぶことができる完全に再利用可能な輸送システムの開発における刺激的な次のステップです」
そうだろうか?。
スターシップの本質は、巨大宇宙船ということであって、再使用はメインじゃない。
仮に今回の飛行(特に着陸)が失敗に終わって、さらに、その失敗がSN9とかSN10で続いたとしても、別に構わないような気がする。
人工衛星を纏めて大量に打ち上げる巨人機として機能すれば、ファルコン9と同じように、1段目(スーパーヘビー)だけ再使用して、スターシップは使い捨てでもいい。
そうして、人工衛星リフターとして活躍しながら、段階を踏んで大気圏再突入のマニューバ、減速、パワードランディング技術をものにしていけばいいのだ。
どっちかといえば、あれだけの巨体を大気圏に再突入させて無事に減速させる方が難しいような気がするけどな。
高度12.5kmから、自由落下させて、ネコのように空中で向きを変えて垂直に着陸するというのは、見世物としては面白いだろうが、あまり本質的な話ではないような気がする。
まあ、どうでもいいんですが。
あと、数時間で始まるかもしれないテストの結果が分かればまた書く。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(SpaceX、Starship SN8の飛行試験を今夜ライブ配信。12.5kmまで上昇、着陸も)
https://japanese.engadget.com/spacex-starship-sn8-live-073004210.html
「なお今回の高高度飛行試験は、もともとは20kmが予定されていましたがその後15kmに改められ、今回は12.5kmとだんだん低くなっています。」
浮沈子の記憶では、18kmというのもあった気がするんだがな。
(イーロン・マスク氏が「StarshipのSN8プロトタイプはノーズコーンを搭載し高度約18kmの帰還飛行を試みる」と発言)
https://jp.techcrunch.com/2020/09/13/2020-09-12-elon-musk-says-starship-sn8-prototype-will-have-a-nosecone-and-attempt-a-60000-foot-return-flight/
「最終的には6万フィート(約18km)の高度まで飛行した後、地上に戻って制御された着陸を試みる。」
まあいい。
無理しないで、給水塔やスプレー缶みたいに、150m位にしとけばいいのにな・・・。
砂の惑星デューン:じゃなくて小惑星の砂か ― 2020年12月08日 21:16
砂の惑星デューン:じゃなくて小惑星の砂か
(ブレードランナー監督がSFの金字塔「砂の惑星」を映画化、「Dune」の予告編が公開中)
https://gigazine.net/news/20200910-dune-trailer/
「Duneの予告編は公開から1日で既に500万回以上の再生数」
まあ、映像の美しさにとことん拘る監督だからな。
仕上がりの良さは保証付きだろうが、作品世界をどこまで表現できるかというのが問題だな。
ブレードランナーの続編は、ちょっと食い足りない気がした。
だって、レプリカントのメーカーが、生産効率を上げるために生殖能力を使って手抜きするって話だったからな(そうなのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
はやぶさ2のカプセルが帰還し、無事に相模原に収まったようで何よりだ。
じっくりと研究して、太陽系に生命が誕生した謎の一端を解き明かしてもらいたいもんだな。
砂というのは、いろいろな出来方をするらしい。
岩が細かくなったもの、サンゴなどのカケラ、宇宙では隕石の衝突で砕かれたりしてできる。
重力でしずしずと集まったりするかも知れない(未確認)。
水気のないリュウグウで採取された砂は、もちろん波の力で細かくなったりしたものじゃないし、ブダイにかみ砕かれたサンゴのカケラでもない。
砂の惑星デューンに出てくるアラキスは、かつては豊かな海洋があったのかも知れない。
実際(もちろん、物語の中ですけど)、地下に貯蔵されていた水が雨となって降り注ぐシーンがあったのを覚えている。
アラキスの砂は、海の砂なのかもな。
(砂)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82
「砕屑物のうち、礫とシルトの中間(粒径が2 ミリメートル (mm) - 1/16 mm (62.5マイクロメートル (µm)) の粒子)のものをいう」
細けーな(砂ですから・・・)。
出来方を見ると、海で出来るというよりは、川で出来ると言った方がいいかも知れない。
「岩石が風化・侵食・運搬される過程で生じた岩片や鉱物片などの砕屑物(砕屑性堆積物)から構成され、サンゴ・貝殻などの石灰質の化石片を含むこともある。砂漠、河川の下流、河口、海岸、海底など、様々な堆積環境下で観察される。」
つまり、陸地がないと川はできないから、大陸を形成する環境が必要だな。
地殻を形成する岩石が、惑星の水面上に顔を出している必要がある。
そこに雨が降り、川を作って岩石を砕く。
水がなくても、風だけでも砂は出来るのかも知れない(未確認)。
月のレゴリスとかは、隕石の衝突で砕かれて出来ていると言われる。
リュウグウの砂が、どうしてできたのかは知らない。
宇宙空間を漂う個体粒子が、互いに引き合ってくっ付いたのかも知れないし、その昔海があった惑星から弾き飛ばされて出来たのかも知れない(それはないだろうけど)。
(砂漠:砂の組成)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E6%BC%A0#%E7%A0%82%E3%81%AE%E7%B5%84%E6%88%90
「砂漠の砂の組成は砂漠によって異なる。またその組成は、砂漠の成熟度に影響を受ける」
「砂漠においては昼夜の温度差や氷結によって岩石→礫(れき)→構成鉱物単位に分割され、さらには細粒化する。さらに砂漠環境であっても、化学的な風化作用によって鉱物は溶解する。これら風化作用に対する抵抗性は鉱物によって異なり、かんらん石、輝石、角閃石、カルシウムの多い長石などは風化を受けやすく、カルシウムの少ない長石、石英などは風化を受けにくい。特に石英は抵抗性が高く、成熟した砂漠で最後まで残る鉱物種となる。」
氷結するには、水が必要だからな。
「成熟した砂漠の例としてはリビア砂漠(石英91.7%)、オーストラリア砂漠(同80~100%)、カラハリ砂漠(95%以上)、ナミブ砂漠の一部など」
溶解したその他の鉱物がどこへ行ってしまうのかは知らない(揮発しちゃうとか)。
(リビアングラス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9
「リビア砂漠で見つかるガラスである。数10kmの範囲の地域に点在している。」
「隕石衝突によるものとの説が有力」
砂漠にも、隕石の跡があるのかもな。
砂漠と言えば、アラビアのロレンス。
砂の女というのもあったな。
(砂の女)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E3%81%AE%E5%A5%B3
「砂の世界からの逃亡と失敗を繰り返していた男がやがて砂の生活に順応し、脱出の機会が訪れても逃げない姿に、市民社会の日常性や、そこに存在する人間の生命力の本質と真相が象徴的に描き出されている」
そうだったかな(よく覚えていない)。
手元にないから確認できないけど、確か、この小説の中でも砂について蘊蓄が語られていた記憶がある。
まあ、どうでもいいんですが。
3億kmの彼方から、はやぶさ2が持ち帰った砂。
浜辺に広がる地球の砂。
砂漠の砂。
惑星アラキスの砂・・・。
しばらくすれば、月の砂も地球に届く。
なお、デューンというのは、アラキスの通称だそうだ。
(ブレードランナー監督がSFの金字塔「砂の惑星」を映画化、「Dune」の予告編が公開中)
https://gigazine.net/news/20200910-dune-trailer/
「Duneの予告編は公開から1日で既に500万回以上の再生数」
まあ、映像の美しさにとことん拘る監督だからな。
仕上がりの良さは保証付きだろうが、作品世界をどこまで表現できるかというのが問題だな。
ブレードランナーの続編は、ちょっと食い足りない気がした。
だって、レプリカントのメーカーが、生産効率を上げるために生殖能力を使って手抜きするって話だったからな(そうなのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
はやぶさ2のカプセルが帰還し、無事に相模原に収まったようで何よりだ。
じっくりと研究して、太陽系に生命が誕生した謎の一端を解き明かしてもらいたいもんだな。
砂というのは、いろいろな出来方をするらしい。
岩が細かくなったもの、サンゴなどのカケラ、宇宙では隕石の衝突で砕かれたりしてできる。
重力でしずしずと集まったりするかも知れない(未確認)。
水気のないリュウグウで採取された砂は、もちろん波の力で細かくなったりしたものじゃないし、ブダイにかみ砕かれたサンゴのカケラでもない。
砂の惑星デューンに出てくるアラキスは、かつては豊かな海洋があったのかも知れない。
実際(もちろん、物語の中ですけど)、地下に貯蔵されていた水が雨となって降り注ぐシーンがあったのを覚えている。
アラキスの砂は、海の砂なのかもな。
(砂)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82
「砕屑物のうち、礫とシルトの中間(粒径が2 ミリメートル (mm) - 1/16 mm (62.5マイクロメートル (µm)) の粒子)のものをいう」
細けーな(砂ですから・・・)。
出来方を見ると、海で出来るというよりは、川で出来ると言った方がいいかも知れない。
「岩石が風化・侵食・運搬される過程で生じた岩片や鉱物片などの砕屑物(砕屑性堆積物)から構成され、サンゴ・貝殻などの石灰質の化石片を含むこともある。砂漠、河川の下流、河口、海岸、海底など、様々な堆積環境下で観察される。」
つまり、陸地がないと川はできないから、大陸を形成する環境が必要だな。
地殻を形成する岩石が、惑星の水面上に顔を出している必要がある。
そこに雨が降り、川を作って岩石を砕く。
水がなくても、風だけでも砂は出来るのかも知れない(未確認)。
月のレゴリスとかは、隕石の衝突で砕かれて出来ていると言われる。
リュウグウの砂が、どうしてできたのかは知らない。
宇宙空間を漂う個体粒子が、互いに引き合ってくっ付いたのかも知れないし、その昔海があった惑星から弾き飛ばされて出来たのかも知れない(それはないだろうけど)。
(砂漠:砂の組成)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E6%BC%A0#%E7%A0%82%E3%81%AE%E7%B5%84%E6%88%90
「砂漠の砂の組成は砂漠によって異なる。またその組成は、砂漠の成熟度に影響を受ける」
「砂漠においては昼夜の温度差や氷結によって岩石→礫(れき)→構成鉱物単位に分割され、さらには細粒化する。さらに砂漠環境であっても、化学的な風化作用によって鉱物は溶解する。これら風化作用に対する抵抗性は鉱物によって異なり、かんらん石、輝石、角閃石、カルシウムの多い長石などは風化を受けやすく、カルシウムの少ない長石、石英などは風化を受けにくい。特に石英は抵抗性が高く、成熟した砂漠で最後まで残る鉱物種となる。」
氷結するには、水が必要だからな。
「成熟した砂漠の例としてはリビア砂漠(石英91.7%)、オーストラリア砂漠(同80~100%)、カラハリ砂漠(95%以上)、ナミブ砂漠の一部など」
溶解したその他の鉱物がどこへ行ってしまうのかは知らない(揮発しちゃうとか)。
(リビアングラス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9
「リビア砂漠で見つかるガラスである。数10kmの範囲の地域に点在している。」
「隕石衝突によるものとの説が有力」
砂漠にも、隕石の跡があるのかもな。
砂漠と言えば、アラビアのロレンス。
砂の女というのもあったな。
(砂の女)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E3%81%AE%E5%A5%B3
「砂の世界からの逃亡と失敗を繰り返していた男がやがて砂の生活に順応し、脱出の機会が訪れても逃げない姿に、市民社会の日常性や、そこに存在する人間の生命力の本質と真相が象徴的に描き出されている」
そうだったかな(よく覚えていない)。
手元にないから確認できないけど、確か、この小説の中でも砂について蘊蓄が語られていた記憶がある。
まあ、どうでもいいんですが。
3億kmの彼方から、はやぶさ2が持ち帰った砂。
浜辺に広がる地球の砂。
砂漠の砂。
惑星アラキスの砂・・・。
しばらくすれば、月の砂も地球に届く。
なお、デューンというのは、アラキスの通称だそうだ。
最近のコメント