砂の惑星デューン:じゃなくて小惑星の砂か2020年12月08日 21:16

砂の惑星デューン:じゃなくて小惑星の砂か


(ブレードランナー監督がSFの金字塔「砂の惑星」を映画化、「Dune」の予告編が公開中)
https://gigazine.net/news/20200910-dune-trailer/

「Duneの予告編は公開から1日で既に500万回以上の再生数」

まあ、映像の美しさにとことん拘る監督だからな。

仕上がりの良さは保証付きだろうが、作品世界をどこまで表現できるかというのが問題だな。

ブレードランナーの続編は、ちょっと食い足りない気がした。

だって、レプリカントのメーカーが、生産効率を上げるために生殖能力を使って手抜きするって話だったからな(そうなのかあ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

はやぶさ2のカプセルが帰還し、無事に相模原に収まったようで何よりだ。

じっくりと研究して、太陽系に生命が誕生した謎の一端を解き明かしてもらいたいもんだな。

砂というのは、いろいろな出来方をするらしい。

岩が細かくなったもの、サンゴなどのカケラ、宇宙では隕石の衝突で砕かれたりしてできる。

重力でしずしずと集まったりするかも知れない(未確認)。

水気のないリュウグウで採取された砂は、もちろん波の力で細かくなったりしたものじゃないし、ブダイにかみ砕かれたサンゴのカケラでもない。

砂の惑星デューンに出てくるアラキスは、かつては豊かな海洋があったのかも知れない。

実際(もちろん、物語の中ですけど)、地下に貯蔵されていた水が雨となって降り注ぐシーンがあったのを覚えている。

アラキスの砂は、海の砂なのかもな。

(砂)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82

「砕屑物のうち、礫とシルトの中間(粒径が2 ミリメートル (mm) - 1/16 mm (62.5マイクロメートル (µm)) の粒子)のものをいう」

細けーな(砂ですから・・・)。

出来方を見ると、海で出来るというよりは、川で出来ると言った方がいいかも知れない。

「岩石が風化・侵食・運搬される過程で生じた岩片や鉱物片などの砕屑物(砕屑性堆積物)から構成され、サンゴ・貝殻などの石灰質の化石片を含むこともある。砂漠、河川の下流、河口、海岸、海底など、様々な堆積環境下で観察される。」

つまり、陸地がないと川はできないから、大陸を形成する環境が必要だな。

地殻を形成する岩石が、惑星の水面上に顔を出している必要がある。

そこに雨が降り、川を作って岩石を砕く。

水がなくても、風だけでも砂は出来るのかも知れない(未確認)。

月のレゴリスとかは、隕石の衝突で砕かれて出来ていると言われる。

リュウグウの砂が、どうしてできたのかは知らない。

宇宙空間を漂う個体粒子が、互いに引き合ってくっ付いたのかも知れないし、その昔海があった惑星から弾き飛ばされて出来たのかも知れない(それはないだろうけど)。

(砂漠:砂の組成)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E6%BC%A0#%E7%A0%82%E3%81%AE%E7%B5%84%E6%88%90

「砂漠の砂の組成は砂漠によって異なる。またその組成は、砂漠の成熟度に影響を受ける」

「砂漠においては昼夜の温度差や氷結によって岩石→礫(れき)→構成鉱物単位に分割され、さらには細粒化する。さらに砂漠環境であっても、化学的な風化作用によって鉱物は溶解する。これら風化作用に対する抵抗性は鉱物によって異なり、かんらん石、輝石、角閃石、カルシウムの多い長石などは風化を受けやすく、カルシウムの少ない長石、石英などは風化を受けにくい。特に石英は抵抗性が高く、成熟した砂漠で最後まで残る鉱物種となる。」

氷結するには、水が必要だからな。

「成熟した砂漠の例としてはリビア砂漠(石英91.7%)、オーストラリア砂漠(同80~100%)、カラハリ砂漠(95%以上)、ナミブ砂漠の一部など」

溶解したその他の鉱物がどこへ行ってしまうのかは知らない(揮発しちゃうとか)。

(リビアングラス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9

「リビア砂漠で見つかるガラスである。数10kmの範囲の地域に点在している。」

「隕石衝突によるものとの説が有力」

砂漠にも、隕石の跡があるのかもな。

砂漠と言えば、アラビアのロレンス。

砂の女というのもあったな。

(砂の女)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E3%81%AE%E5%A5%B3

「砂の世界からの逃亡と失敗を繰り返していた男がやがて砂の生活に順応し、脱出の機会が訪れても逃げない姿に、市民社会の日常性や、そこに存在する人間の生命力の本質と真相が象徴的に描き出されている」

そうだったかな(よく覚えていない)。

手元にないから確認できないけど、確か、この小説の中でも砂について蘊蓄が語られていた記憶がある。

まあ、どうでもいいんですが。

3億kmの彼方から、はやぶさ2が持ち帰った砂。

浜辺に広がる地球の砂。

砂漠の砂。

惑星アラキスの砂・・・。

しばらくすれば、月の砂も地球に届く。

なお、デューンというのは、アラキスの通称だそうだ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック