変異種:米陸軍の研究所がワクチンへの影響調査中2020年12月22日 13:34

変異種:米陸軍の研究所がワクチンへの影響調査中


(変異種に対するワクチンの有効性、米陸軍研究所が検証)
https://news.livedoor.com/article/detail/19416095/

「変異種に対するワクチンの有効性について、米ウォルター・リード陸軍研究所が検証に乗り出した。」

「ワクチンが効かない懸念があるかどうかを数日中に判断する見通し。」

「ウイルスの変異が大きければワクチンが効かない可能性は常にあるが、今回の変異種に対してはワクチンの効果が見込めると同研究の専門家は予想している」

わからんぞお?。

「この変異種は脅威ではないと推論できるが、まだ分からない。引き続き精査しなければならない」

「ほかのチームも世界中で同じ解析を行っている」

「コンピューター解析の結果、懸念があることが分かれば、ワクチンがこの変異種に対して効くかどうかを研究室や動物実験で詳しく調べる必要が生じる。」

まずは、スクリーニングということなんだろうが、コンピューター解析が漏れなくリスクを拾ってくれるという保証はない(未確認)。

ヒトの体の中で、ウイルス、ワクチン、細胞、免疫機構がどう振舞うかは、完全に解明されているわけではないからな。

培養細胞や動物実験でも、確かなことは分からない。

実際に有効性を検証するには、その変異種が流行している状況の中で、一定規模の人体実験(!)をするしかない。

「たとえ変異してもウイルスは根本的には変わらない」

「例えば私が茶色いコートを灰色のコートに着替えても、ビル・シャフナーのままであることに変わりはない」

素人向けの説明として適当かどうかは、いささか疑問を感じる。

毒性はともかく、感染力はコートの色に大いに関係するからな。

ワクチンの効果にとっても同様だ(それが全てじゃありませんが)。

増殖する機構を阻害したり、細胞の外に出てくる仕組みをブロックしたり、ワクチンの戦術は様々だ。

細胞に取り付くスパイクタンパクの変異は、ウイルスの感染力を左右するだろうが、それだけじゃないからな。

米国陸軍の感染症研究といえば、映画アウトブレイクにも登場するユーサムリッドが有名だな。

(アメリカ陸軍感染症医学研究所)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E9%99%B8%E8%BB%8D%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

「1995年の映画『アウトブレイク』や2016年の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に当研究所が登場している。」

まあ、どうでもいいんですが。

米軍は、世界中で戦争を展開しているから、感染症対策には熱心だ(生物兵器も開発してるしな:ウイルスが生物かどうかは置くとしてもな)。

mRNAワクチンも、元々はちゃっちゃか開発出来て、期間限定でも即効性があるワクチンを、という軍需から開発が進んだ経緯があるらしいからな。

まあいい。

ファウチがいる国立アレルギー感染症研究所は、元々、米国海軍の機関から発展した。

軍と感染症は、部隊の展開や生物兵器との関係で、根本的に繋がっている。

ワクチンは、敵の生物兵器に対する防御兵器であると同時に、味方が自軍の生物兵器に感染しないための措置でもある(オウンゴールしたら、シャレにならんでしょう?)。

ワクチンの効きに影響するかどうかのコンピュータシミュレーションプログラム自身が、れっきとした軍事兵器の一部だ。

半端ない金を掛けて構築したに違いない。

いずれにしても、実際にワクチン効果に影響があるのかないのかは、疫学的な調査を待たなければ決定的なことは言えない。

ワクチンは接種が始まったばかりで、変異種(B.1.1.7)の感染者の殆どは英国南東部にいる(別の変異種(501.V2)感染者は南アにもいますが)。

世界が恐怖に慄く中、人類の英知が試されようとしている。

まあ、何度も失敗しては大流行を食らってるけどな・・・。

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