マイクロRNA:遺伝子発現を調整する翻訳されない遺伝子:そんなもんを弄って宇宙で冬眠するのか2021年01月11日 07:08

マイクロRNA:遺伝子発現を調整する翻訳されない遺伝子:そんなもんを弄って宇宙で冬眠するのか


mRNAワクチンは、現代なら子供でも知っている(16歳未満は我が国では接種の対象外らしいですが)。

ウイルスの遺伝子の一部をコードしたメッセンジャーRNA(mRNA)を細胞内に送り込み、ウイルスの部品(スパイクタンパク)を作らせて、生体の免疫反応を賦活する画期的なワクチンだ。

似て非なるヤツに、miRNAというのがあるらしい。

(miRNA)
https://ja.wikipedia.org/wiki/MiRNA

「ゲノム上にコードされ、多段階的な生成過程を経て最終的に20から25塩基長の微小RNAとなる機能性核酸である」

「ほかの遺伝子の発現を調節するという、生命現象において重要な役割を担っている」

どうやら、霊長類の冬眠(霊長類が冬眠するのは、珍しいようだけど)に関わっているらしい。

(研究者が「キツネザルの一種が長期にわたる宇宙旅行のカギを握っている」と考える理由とは?)
https://gigazine.net/news/20210110-hibernating-lemurs-key-human-space-travel/

昨年くらいから、NHKのカルチャーラジオで睡眠と体内時計の話をやってたので、標題を見た瞬間、霊長類の冬眠の話に違いないとピンときた(ビンゴ!)。

「ハイイロネズミキツネザルのユニークな特徴として挙げられるのが、食料が減って気温が寒くなると「体温を大幅に下げることなく冬眠状態に入ることができる」という点です。」

「多くのほ乳類は冬眠状態の体温が10度以下に下がりますが、人間が10度以下の体温で生命を維持することは困難です。一方、ハイイロネズミキツネザルのように体温を保ったまま冬眠できれば、冬眠中の生命維持が容易になります。」

浮沈子の今朝の体温は34.2度(ありえねー:体温計の不良?)。

冬眠してもおかしくないが、食欲旺盛で困るな。

「体温を下げずに冬眠するハイイロネズミキツネザルの特殊な能力を支えているのが、遺伝子コードそのものを変更することなく遺伝子発現を調節するマイクロRNAです。ハイイロネズミキツネザルが遺伝子発現の調節に使うマイクロRNA戦略を利用することで、人間の冬眠を助ける可能性がある可逆的な変化が得られるかもしれないとのこと。」

30億塩基対に及ぶヒトのゲノムの発現を調節し、都合の良いところだけ選んで機能させることができれば、うまいこと冬眠状態に持ち込めるかもしれない。

「一部のマイクロRNAは冬眠中に筋肉の消耗を抑えたり、細胞死を防いだり、不必要な細胞増殖を減速または停止したり、燃料を糖から脂肪に切り替えたりすることがわかっているそうです。」

ウィキの記事にもあるけど、細胞死を防ぐという機能には、細胞の癌化との関係も出てくるからな。

迂闊には弄れない気もする。

燃料を脂肪に切り替えてくれる機能については、浮沈子的には期待するところ大だな。

毎朝、miRNAカプセルを飲むだけで、ぶよぶよの皮下脂肪がスッキリ消えてくれれば、ダイエットもフィットネスもしないでいい(そう上手くいくのかあ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

「マイクロRNAはあくまでも人間の冬眠を解決するパズルの一部に過ぎず、研究者らはハイイロネズミキツネザルが細胞をストレスから保護する方法や、冬眠を生き延びるエネルギーを蓄える方法についても調べているとのこと。」

人間を冬眠させるには、miRNAだけじゃダメみたいなことも書いてある。

当分先の話だが、DNAのコードを弄らずに、遺伝子の発現のコントロールで宇宙環境に適応させるというところが新しい。

人類のDNAそのものを書き換えて、低重力や宇宙放射線に適応させ、宇宙人を人為的に作り出そうという合成生物学のような強引さは感じられない。

(「合成生物学の衝撃」の衝撃)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/05/18/8853481

「思うままに「いのち」をデザインする」(書籍紹介記事の題名より)

miRNAによる制御だって、結果的には、遺伝子に働きかけ、形質の発現を制御するプロセスには違いないが、恒久的かパーシャルかの違いに依るし、発現の制御自体は日常的に行われていることだから、そのバリエーションを増やすだけという、浮沈子的には抵抗が少ない手法なわけだ(そうなのかあ?)。

人類の進化自体は、神の手に委ねて、遺伝子の使い勝手だけ変えようというわけだ。

もちろん、細胞の癌化を促したりもする技術だから、慎重に扱う必要があるわけで、明日にでも人類が冬眠出来て長期間宇宙旅行が可能になったり、不治の病に侵された患者が、治療法が開発される時代まで冬眠に入るとか、気に入らない子供たちに遺産を食いつぶされたくないから、奴らが死んじまうまで冬眠していようなどということが実現するわけではない。

まあ、どうでもいいんですが。

遺伝子工学が変える人類の未来。

自然を作り変え、自分たちに都合のいいようにして繁栄してきた人類。

金属や樹脂などを加工して機械や乗物を作り、コンピューターを生み出し、核分裂エネルギーを開放して電力を生み出し、従来から育種という手法で遺伝子の変異を促してきたが、DNAをダイレクトに弄って、とうとう思いのままに命を操ろうとし出したわけだ。

そう上手くいくとは思えないが、人類がそれを望めば、解決は時間の問題かもしれない。

自然のままの進化がお望みなら、新型コロナが蔓延する中、マスクを外して思い切り3密の中、カラオケで絶唱するのがよろしい(そんなあ!)。

人類の文明は、須らく、自然の流れに棹差すことで発展してきた。

マスクするということは、合成生物学による遺伝子改変に賛同することと同義だ(そうなのかあ?)。

そこに、倫理による境界線を引こうとするのは茶番に過ぎない。

毒食わば皿だな・・・。

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