変異種:E484K変異再び:国内でN501Y変異を持たない変異種蔓延 ― 2021年02月19日 05:15
変異種:E484K変異再び:国内でN501Y変異を持たない変異種蔓延
変異種を巡る記事をいくつか。
(イギリスでまた新たな変異株を特定 南アフリカで発見のものに類似)
https://www.bbc.com/japanese/56093529
「「B.1.525」には、ブラジルや南アで特定された変異株にも見られる「E464K」という変異が確認された。」
うーん、これは誤植だな。
正:E484K
誤:E464K
英語記事は合っているので、いいことにしよう(そういうことかあ?:きっと、後日訂正されると思います)。
「「E464K」などの変異はワクチンへの脅威になるとみられている。」(誤:E464K→正:E484K)
この変異(免疫逃避変異?)については、いくつか記事が上がっている。
例によって、途中までしか読めないけど、朝日の記事が詳しかった。
(ワクチン効果薄れる?新たな変異株、国内で90例以上)
https://www.asahi.com/articles/ASP2L66QCP2KULBJ01H.html
「E484K変異を持つウイルスは、南アフリカ、ブラジルから報告されたものが知られる。」
「世界的に警戒される変異株は、英国、南アフリカ、ブラジルから報告される3種類で、いずれもウイルス表面のたんぱく質に「N501Y」という変異がある。この変異で感染力が強まると懸念されている。」
我が国で蔓延していることが確認された変異種は、N501Y変異がなく、E484K変異を持つ変わり種だ。
「感染研は「海外から移入したとみられるが起源不明」とし、今回見つかったものも含めたE484K変異を持つウイルスについて、「国内の蔓延(まんえん)状況は過小評価されている可能性がある」と指摘」
過小評価というのは、穏やかな表現じゃないな。
厚労省は、「公衆衛生に与える影響は定まっていない」として静観しているけど、問題なんじゃないのかあ?。
で、念のため感染研の報告書にも当たる。
(感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第6報))
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10169-covid19-35.html
「概況(スパイクタンパクに係る変異を有するその他の変異株):
・(略)
・N501Y変異を有さないが、E484K変異を有する変異株が国内で検出されている。海外から移入したとみられるが起源不明のE484K変異を有するB.1.1.4系統が、空港検疫で2件、関東全域で91件検出されている(2021/02/02現在)。」
「E484K変異株はゲノム解析で検知されている。現在の検出は限定的であるが、同株の国内のまん延状況は過小評価されている可能性がある。」
ははあ、過小評価というのは、ゲノム解析されている件数が限定的なので(5から10パーセント)、実数との乖離があるという意味なわけだ。
まあいい。
この変異種がヤバいことになるかどうかは、まだ分からない。
N501Y変異がないから、感染力が並みだとすると、そのうち消えてなくなる可能性もある。
しかし、91例も確認されているということは、既に市中感染として広がってるわけだしな。
昨日からワクチン接種が始まったけど、初日は125回だけだそうだ。
我が国の人口を、仮に1億2千500万人とすると、国民全員に2回ずつうち終わるまでにはざっと5千年掛かる計算になる(合ってますぅ?)。
1000倍スピードアップしても、とても1年で終わるような話ではない。
5千倍して、ようやく1年後に終わる(1回目と2回目は3週間間隔だから、そんなには掛からないけど)。
で、その頃には、ワクチンに対して逃避変異したウイルスが蔓延して、再度、うち直しになるわけだな(そんなあ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
少し古いが、変異種とワクチンについて、ワイアードの記事が上がっている。
(免疫を“逃避”する「変異株」にワクチンは効く? mRNAワクチンの副作用とは?:新型コロナウイルスと世界のいま(2021年1月))
https://wired.jp/2021/02/11/covid-19-january-2021/
「ファイザーとビオンテックは、共同開発したmRNAワクチンが英国の変異株に対しては有効としながらも、南アフリカの変異株に対する有効性はわずかに低くなると発表している。モデルナのワクチンも同様」
「英国はオックスフォード大学と製薬会社アストラゼネカが共同開発したワクチンの接種を開始した初めての国になった。だが、実情はワクチン供給と感染力の強い変異株とのせめぎ合いとなっている。」
ワクチンについては、次々と新しい報告が上がるので、そちらでフォローした方がいいかも知れない。
欧州では、アストラゼネカ製ワクチンについては、高齢者にはうたない(治験データが少ないから?)など、すったもんだしているみたいだしな。
変異種とワクチンの関係では、浮沈子の妄想の中ではADEが起こるかも知れないという懸念が拭えない。
(変異種:ADEという自動体外式除細動器(AED:Automated External Defibrillator)と紛らわしいヤバイ副反応)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/02/07/9344846
「今回調べたADE(抗体依存性感染増強:Antibody-Dependent Enhancement)というのは、これとは全く関係ない。」(紛らわしい標題つけるから・・・。)
「ADEは、ワクチンや過去の感染によって獲得した抗体がワクチンの対象となったウイルスに感染した時、もしくは過去のウイルスに似たようなウイルスに感染したときに、その抗体が生体にとって悪い作用を及ぼし、感染・炎症が重篤化してしまい、重症化をひきおこす現象のことです。」
つまり、ワクチンうった直後の副反応とは別に、再感染した時に問題になる話なわけだ。
ワクチンを何回うちました、何人うちましたという報道を聞く度に、あーあ・・・、という落ち込んだ気分になる。
「S蛋白質に対する不完全な免疫(抗体)が誘導されれば、ADEが起こる可能性がある」
現在のワクチンは、イタリアで大流行して全世界に広がった変異種(変異自体は中国で起こったらしいですが)に最適化されている。
しかし、ウイルスの方が変異しちまって、相対的に不完全な抗体を誘導することになった時に、変異種に感染したらどーなるんだろうと妄想するわけだな。
ニュースに出てくるのはアナフィラキシーという、派手な副反応の話ばかりで、ADEの話は殆どない。
もちろん、ワクチンに誘導されて免疫系が産生した抗体が、変異種に対して悪玉抗体になるとは限らない。
多少、相性は悪くても、正しく機能してそれなりに効果を発揮してくれればそれでいい。
効き目がそれなりなのは想定の範囲内だし、少なくともmRNA系ワクチンは、相当程度の効果を発揮している(イスラエルでは、9割以上)。
E484Kが、どれ程それを阻害するかは分からない。
ワクチンの接種が進み、様々なことが明らかになろうとしている。
浮沈子の妄想に過ぎないことを願うのみだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(WHO 世界のコロナ感染者数 “減少傾向も変異ウイルスは拡大”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210217/k10012872121000.html
「WHO=世界保健機関は、世界全体で新型コロナウイルスの感染が新たに確認された人の数は減少傾向にある一方、変異ウイルスの拡大は続いているとする報告書を16日に公表しました。」
引用されているグラフが良く読めないので、元ネタを当たる(画像参照)。
(Weekly epidemiological update - 16 February 2021)
https://www.who.int/publications/m/item/weekly-epidemiological-update---16-february-2021
「先週の新規症例数は270万で、前週と比較して16%減少しています。」
「先週報告された新規死亡者数は81,000人で、前週と比較して10%減少しました。」
短期的増減はあるが、長期にわたって減少傾向が続いていることは好ましい。
まあ、単に年末年始のピーク越えしただけかもしれないけどな。
浮沈子が懸念していたインドの増加は収まり、毎日1万人程度で推移している。
米国も、一時期30万人に迫る勢いだったが、5万人程度に落ちてきた。
欧州も、なんとか第2波を乗り切ったようだし、一部の国々でワクチン接種が開始されたという明るい話題もある。
北半球は、もうすぐ春だしな。
様々な懸念はぬぐい切れないけど、いい話もないと、気が滅入るばかりだからな・・・。
変異種については、WHOはとりあえず、英国産、南ア産、ブラジル産を追っているようだ(ダウンロードしたPDF資料より)。
ウイルスの変異自体は日常的に起こっているわけだが、その中で、感染力や病原性、ワクチン耐性など、流行に影響を与える変異を持つ変異種に着目して監視する必要がある。
その評価も、ウイルス学的や疫学的に、総合して行わなければならない。
新たな変異種が着目される事態になれば、このシチュエーションレポートに反映されることになるんだろう。
新型コロナは、1億人を超える累積感染者を記録した。
実数としては、10倍から20倍と推定されているから、既に10億人を超える感染者を出していると思われる。
間違いなく、人類史に残る感染症になったわけだ。
感染者の減少が、一時的なものなのか、今回の流行の終息に向かう流れを反映したものなのかは分からない。
浮沈子が棲息する東京都の感染者は、下げ止まりの傾向が顕著になり始めた。
暖かくなれば人の動きも活発になり、ワクチン接種が始まったことで、気の緩みも出てくるに違いない。
世間の人々(ジジババからスタート)に接種が始まるのは4月以降とされているが、うった人以外に恩恵が及ぶようになるのは、まだまだ先の話だ。
浮沈子のところに回ってくるのは、早くても夏以降、ひょっとすると来年の話だからな。
まだまだ先だ。
それまでに、ADEの話などの懸念がどうなっているかを見極めてから決めようと思っている。
接種するリスク(個人的問題だけ?)と、しないリスク(周りの接種状況によっても変わる)。
両者を天秤に掛けて、どっちに傾くかで決める。
願わくば、しない方に傾いて欲しくないけどな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナが再感染するのは確実、今わかっていることは)
https://news.yahoo.co.jp/articles/91b3ccd88c78af93988382ed19f6746f92b00890?page=1
「既に感染して「免疫パスポート」を手にしたと思っていた人々にとっては、ありがたくない話に違いない。」
ワクチン接種も、免疫パスポートみたいに考えてはいけないということなわけだ。
「2度目に感染すると、1度目よりも症状が重くなるケースすらある。」
「最初の感染で重い症状を示した患者は2回目の感染で入院する可能性が高い」
メキシコの事例だが、再感染の際にADEが起こっていたかどうかについての言及はない。
ワクチンは、生体にとっては感染と同じようなもんだからな(だから、抗体が出来たりして、免疫がつく)。
考えようによっては、ワクチン接種の拡大は、再感染の際の重症化リスクを増大させているだけなのかもしれない(そうなのかあ?)。
もともと健康で、初回の感染なら無症状または軽症で済む若い人たちに、しかも、医療関係者という極めて重要な社会的役割を担っている人々に優先してワクチンを接種している現状は、浮沈子的には問題ありと映る。
まあ、重要なのは重症化の確率の問題だし、仮に、再感染で重症化したとしても、その割合が十分に低ければワクチン接種の効果は期待できる。
大部分の人々にとっては、発症予防効果が確認されている。
ワクチンを慌てて接種すべきではないという議論は、定量的な問題を無視して、例外的な事例を誇張している気もする。
もちろん、個人的には、全か無かの問題だから、ひょっとして自分がババ抜きのババをひいてしまっちまったらどーしよーと考えるのは当然だ。
そのリスクはゼロじゃない。
ワクチンをうたずに黙って初回の新型コロナに罹るか、ワクチンうって再感染重症化のリスクを取るか。
もちろん、初回感染で重症化リスクが高い人は、接種するのに躊躇うことはないのかも知れない。
しかし、再感染した時にどっちに転ぶかは、神様が降るサイコロ次第だ。
こういう話を書いていると、益々気が滅入るばかりだ。
下手な考え休むに似たり。
休むのは得意だがな・・・。
変異種を巡る記事をいくつか。
(イギリスでまた新たな変異株を特定 南アフリカで発見のものに類似)
https://www.bbc.com/japanese/56093529
「「B.1.525」には、ブラジルや南アで特定された変異株にも見られる「E464K」という変異が確認された。」
うーん、これは誤植だな。
正:E484K
誤:E464K
英語記事は合っているので、いいことにしよう(そういうことかあ?:きっと、後日訂正されると思います)。
「「E464K」などの変異はワクチンへの脅威になるとみられている。」(誤:E464K→正:E484K)
この変異(免疫逃避変異?)については、いくつか記事が上がっている。
例によって、途中までしか読めないけど、朝日の記事が詳しかった。
(ワクチン効果薄れる?新たな変異株、国内で90例以上)
https://www.asahi.com/articles/ASP2L66QCP2KULBJ01H.html
「E484K変異を持つウイルスは、南アフリカ、ブラジルから報告されたものが知られる。」
「世界的に警戒される変異株は、英国、南アフリカ、ブラジルから報告される3種類で、いずれもウイルス表面のたんぱく質に「N501Y」という変異がある。この変異で感染力が強まると懸念されている。」
我が国で蔓延していることが確認された変異種は、N501Y変異がなく、E484K変異を持つ変わり種だ。
「感染研は「海外から移入したとみられるが起源不明」とし、今回見つかったものも含めたE484K変異を持つウイルスについて、「国内の蔓延(まんえん)状況は過小評価されている可能性がある」と指摘」
過小評価というのは、穏やかな表現じゃないな。
厚労省は、「公衆衛生に与える影響は定まっていない」として静観しているけど、問題なんじゃないのかあ?。
で、念のため感染研の報告書にも当たる。
(感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第6報))
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10169-covid19-35.html
「概況(スパイクタンパクに係る変異を有するその他の変異株):
・(略)
・N501Y変異を有さないが、E484K変異を有する変異株が国内で検出されている。海外から移入したとみられるが起源不明のE484K変異を有するB.1.1.4系統が、空港検疫で2件、関東全域で91件検出されている(2021/02/02現在)。」
「E484K変異株はゲノム解析で検知されている。現在の検出は限定的であるが、同株の国内のまん延状況は過小評価されている可能性がある。」
ははあ、過小評価というのは、ゲノム解析されている件数が限定的なので(5から10パーセント)、実数との乖離があるという意味なわけだ。
まあいい。
この変異種がヤバいことになるかどうかは、まだ分からない。
N501Y変異がないから、感染力が並みだとすると、そのうち消えてなくなる可能性もある。
しかし、91例も確認されているということは、既に市中感染として広がってるわけだしな。
昨日からワクチン接種が始まったけど、初日は125回だけだそうだ。
我が国の人口を、仮に1億2千500万人とすると、国民全員に2回ずつうち終わるまでにはざっと5千年掛かる計算になる(合ってますぅ?)。
1000倍スピードアップしても、とても1年で終わるような話ではない。
5千倍して、ようやく1年後に終わる(1回目と2回目は3週間間隔だから、そんなには掛からないけど)。
で、その頃には、ワクチンに対して逃避変異したウイルスが蔓延して、再度、うち直しになるわけだな(そんなあ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
少し古いが、変異種とワクチンについて、ワイアードの記事が上がっている。
(免疫を“逃避”する「変異株」にワクチンは効く? mRNAワクチンの副作用とは?:新型コロナウイルスと世界のいま(2021年1月))
https://wired.jp/2021/02/11/covid-19-january-2021/
「ファイザーとビオンテックは、共同開発したmRNAワクチンが英国の変異株に対しては有効としながらも、南アフリカの変異株に対する有効性はわずかに低くなると発表している。モデルナのワクチンも同様」
「英国はオックスフォード大学と製薬会社アストラゼネカが共同開発したワクチンの接種を開始した初めての国になった。だが、実情はワクチン供給と感染力の強い変異株とのせめぎ合いとなっている。」
ワクチンについては、次々と新しい報告が上がるので、そちらでフォローした方がいいかも知れない。
欧州では、アストラゼネカ製ワクチンについては、高齢者にはうたない(治験データが少ないから?)など、すったもんだしているみたいだしな。
変異種とワクチンの関係では、浮沈子の妄想の中ではADEが起こるかも知れないという懸念が拭えない。
(変異種:ADEという自動体外式除細動器(AED:Automated External Defibrillator)と紛らわしいヤバイ副反応)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/02/07/9344846
「今回調べたADE(抗体依存性感染増強:Antibody-Dependent Enhancement)というのは、これとは全く関係ない。」(紛らわしい標題つけるから・・・。)
「ADEは、ワクチンや過去の感染によって獲得した抗体がワクチンの対象となったウイルスに感染した時、もしくは過去のウイルスに似たようなウイルスに感染したときに、その抗体が生体にとって悪い作用を及ぼし、感染・炎症が重篤化してしまい、重症化をひきおこす現象のことです。」
つまり、ワクチンうった直後の副反応とは別に、再感染した時に問題になる話なわけだ。
ワクチンを何回うちました、何人うちましたという報道を聞く度に、あーあ・・・、という落ち込んだ気分になる。
「S蛋白質に対する不完全な免疫(抗体)が誘導されれば、ADEが起こる可能性がある」
現在のワクチンは、イタリアで大流行して全世界に広がった変異種(変異自体は中国で起こったらしいですが)に最適化されている。
しかし、ウイルスの方が変異しちまって、相対的に不完全な抗体を誘導することになった時に、変異種に感染したらどーなるんだろうと妄想するわけだな。
ニュースに出てくるのはアナフィラキシーという、派手な副反応の話ばかりで、ADEの話は殆どない。
もちろん、ワクチンに誘導されて免疫系が産生した抗体が、変異種に対して悪玉抗体になるとは限らない。
多少、相性は悪くても、正しく機能してそれなりに効果を発揮してくれればそれでいい。
効き目がそれなりなのは想定の範囲内だし、少なくともmRNA系ワクチンは、相当程度の効果を発揮している(イスラエルでは、9割以上)。
E484Kが、どれ程それを阻害するかは分からない。
ワクチンの接種が進み、様々なことが明らかになろうとしている。
浮沈子の妄想に過ぎないことを願うのみだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(WHO 世界のコロナ感染者数 “減少傾向も変異ウイルスは拡大”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210217/k10012872121000.html
「WHO=世界保健機関は、世界全体で新型コロナウイルスの感染が新たに確認された人の数は減少傾向にある一方、変異ウイルスの拡大は続いているとする報告書を16日に公表しました。」
引用されているグラフが良く読めないので、元ネタを当たる(画像参照)。
(Weekly epidemiological update - 16 February 2021)
https://www.who.int/publications/m/item/weekly-epidemiological-update---16-february-2021
「先週の新規症例数は270万で、前週と比較して16%減少しています。」
「先週報告された新規死亡者数は81,000人で、前週と比較して10%減少しました。」
短期的増減はあるが、長期にわたって減少傾向が続いていることは好ましい。
まあ、単に年末年始のピーク越えしただけかもしれないけどな。
浮沈子が懸念していたインドの増加は収まり、毎日1万人程度で推移している。
米国も、一時期30万人に迫る勢いだったが、5万人程度に落ちてきた。
欧州も、なんとか第2波を乗り切ったようだし、一部の国々でワクチン接種が開始されたという明るい話題もある。
北半球は、もうすぐ春だしな。
様々な懸念はぬぐい切れないけど、いい話もないと、気が滅入るばかりだからな・・・。
変異種については、WHOはとりあえず、英国産、南ア産、ブラジル産を追っているようだ(ダウンロードしたPDF資料より)。
ウイルスの変異自体は日常的に起こっているわけだが、その中で、感染力や病原性、ワクチン耐性など、流行に影響を与える変異を持つ変異種に着目して監視する必要がある。
その評価も、ウイルス学的や疫学的に、総合して行わなければならない。
新たな変異種が着目される事態になれば、このシチュエーションレポートに反映されることになるんだろう。
新型コロナは、1億人を超える累積感染者を記録した。
実数としては、10倍から20倍と推定されているから、既に10億人を超える感染者を出していると思われる。
間違いなく、人類史に残る感染症になったわけだ。
感染者の減少が、一時的なものなのか、今回の流行の終息に向かう流れを反映したものなのかは分からない。
浮沈子が棲息する東京都の感染者は、下げ止まりの傾向が顕著になり始めた。
暖かくなれば人の動きも活発になり、ワクチン接種が始まったことで、気の緩みも出てくるに違いない。
世間の人々(ジジババからスタート)に接種が始まるのは4月以降とされているが、うった人以外に恩恵が及ぶようになるのは、まだまだ先の話だ。
浮沈子のところに回ってくるのは、早くても夏以降、ひょっとすると来年の話だからな。
まだまだ先だ。
それまでに、ADEの話などの懸念がどうなっているかを見極めてから決めようと思っている。
接種するリスク(個人的問題だけ?)と、しないリスク(周りの接種状況によっても変わる)。
両者を天秤に掛けて、どっちに傾くかで決める。
願わくば、しない方に傾いて欲しくないけどな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナが再感染するのは確実、今わかっていることは)
https://news.yahoo.co.jp/articles/91b3ccd88c78af93988382ed19f6746f92b00890?page=1
「既に感染して「免疫パスポート」を手にしたと思っていた人々にとっては、ありがたくない話に違いない。」
ワクチン接種も、免疫パスポートみたいに考えてはいけないということなわけだ。
「2度目に感染すると、1度目よりも症状が重くなるケースすらある。」
「最初の感染で重い症状を示した患者は2回目の感染で入院する可能性が高い」
メキシコの事例だが、再感染の際にADEが起こっていたかどうかについての言及はない。
ワクチンは、生体にとっては感染と同じようなもんだからな(だから、抗体が出来たりして、免疫がつく)。
考えようによっては、ワクチン接種の拡大は、再感染の際の重症化リスクを増大させているだけなのかもしれない(そうなのかあ?)。
もともと健康で、初回の感染なら無症状または軽症で済む若い人たちに、しかも、医療関係者という極めて重要な社会的役割を担っている人々に優先してワクチンを接種している現状は、浮沈子的には問題ありと映る。
まあ、重要なのは重症化の確率の問題だし、仮に、再感染で重症化したとしても、その割合が十分に低ければワクチン接種の効果は期待できる。
大部分の人々にとっては、発症予防効果が確認されている。
ワクチンを慌てて接種すべきではないという議論は、定量的な問題を無視して、例外的な事例を誇張している気もする。
もちろん、個人的には、全か無かの問題だから、ひょっとして自分がババ抜きのババをひいてしまっちまったらどーしよーと考えるのは当然だ。
そのリスクはゼロじゃない。
ワクチンをうたずに黙って初回の新型コロナに罹るか、ワクチンうって再感染重症化のリスクを取るか。
もちろん、初回感染で重症化リスクが高い人は、接種するのに躊躇うことはないのかも知れない。
しかし、再感染した時にどっちに転ぶかは、神様が降るサイコロ次第だ。
こういう話を書いていると、益々気が滅入るばかりだ。
下手な考え休むに似たり。
休むのは得意だがな・・・。
変異種:ノババックス製ワクチン:ひょっとしたら本命はこれかも ― 2021年02月19日 13:49
変異種:ノババックス製ワクチン:ひょっとしたら本命はこれかも
ADE(抗体依存性感染増強)のことが気になったので、せっかく開設した厚労省のコールセンターに電話してみた。
(新型コロナワクチンに関する厚生労働省電話相談窓口(コールセンター)の設置について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16589.html
「ADEってのがあるんですが、ワクチンうって変異種に罹っても重症化することはないですか?」(実際には、もちろん別の表現で聞いてます)。
応対に出てくれた相談員の方は、丁寧に聞き取って、保留を掛け、厚労省の方に確認してくれたようだ。
「治験の際や、承認審査の際に安全性については確認されています。」
「新たな知見が明らかになった際には、ホームページに掲載しますのでご覧ください。」
「ワクチン接種については、個人の判断で行っていただきますが、罹患した際の重症化を防止する効果があるとご案内しています。」
まあ、想定の範囲内の回答なので、丁寧な対応にお礼を言って電話を切った。
ホームページには、こんな情報も出ていた。
((2021年1月時点)
新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識)
https://www.mhlw.go.jp/content/000731162.pdf
“いま”とかいいながら、2月もそろそろ下旬なのに、1月時点の情報というのは如何にもお役所らしく、ほほえましい(最近、人間が丸くなってきたので・・・)。
「日本への供給を計画している海外のワクチン※」
最後の方に出てたんだが、米印が気になって参照すると以下が出ていた。
「※ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社が開発中のワクチン」
ふーん、ノババックスも入れるんだ・・・。
調べてみると、武田薬品が国内製造するという。
(武田薬品、新型コロナワクチン2剤を同時開発、年明けから国内治験)
https://www.chemicaldaily.co.jp/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E8%96%AC%E5%93%81%E3%80%81%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%EF%BC%92%E5%89%A4%E3%82%92%E5%90%8C%E6%99%82%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%80%81/
「年間2億5000万回分以上の生産能力は確保できるとみている。」
おいおい、これって本命ということなんじゃないのかあ?。
浮沈子がうつワクチンは、これになる可能性が高いということになる。
mRNAやウイルスベクターなどとは異なり、組み替えタンパクワクチンだ。
(COVID-19ワクチンの開発状況について)
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3335
「組換えタンパクワクチン:
組換えタンパクワクチンは、抗原となる蛋白質を遺伝子組換え技術によって作り出し、主に大腸菌、酵母、動物細胞を利用して製造される。様々な抗原蛋白質に対応できる点が、組換えタンパクワクチンのメリットと言える。一般的に免疫原性が低いことが多いので、アジュバントを添加するなどして、免疫原性を上げる必要がある。」
「米国ノババックス社は、COVID-19に対する組換えタンパクワクチン「NVX-CoV2373」の開発研究を進めている。同社は、SARS-CoV-2のS蛋白質を、バキュロウイルス-昆虫細胞発現系を用いて大量発現させた。」
昆虫細胞だってえ!?。
調べてみると、カイコとかが宿主となるバキュロウイルスが目的のタンパク質を大量に発現させて、そいつを精製加工して、アジュバントと呼ばれる振り掛け(?)と一緒に接種するとお望みのワクチンが出来るらしい。
武田は、この辺の技術開発に自信があるんだろう。
この技術の特徴は、抗原性を有するタンパク質を直接注入できることだろうな。
人間側の遺伝子発現機能を使わなくていいので、変異に対してダイレクトに対応できるかもしれない。
昆虫というと、何となく不安な気もするし、ワクチンうったらモスラになっちまうかも(!)という妄想を育むには格好のネタだが、科学リテラシー的に言えば、そんな気遣いは無用だ(未確認?)。
(モスラの歌 ザ・ピーナッツ:動画(?)出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=G7AYWANc2pk
「インドネシアの架空のインファント島の石碑にかかれていた呪文を歌にしたもの」
まあ、どうでもいいんですが。
SARSワクチン開発の際には、不活化ワクチンでADEが起こってしまった。
製品化はされなかったが、ノババックスの組み替えタンパクワクチンは大丈夫なのかな。
変異種に対する有効率(発症予防効果)が、南ア産に対しては明らかに減少することが分かっている。
効果の減少とADEとは直接の関係はないかもしれないが、中途半端な免疫になるという点では気になる。
時期的にも、数量的にも、我が国におけるメインのワクチンになる公算が高いわけで、もっと注目されてもいいかもしれない。
サプライチェーンは冷蔵庫で十分という。
今後の推移によっては、mRNAは超低温冷凍サプライチェーンを有する国や地域、そうでないところはアストラゼネカやノババックスなどに棲み分けられるかもしれない。
それも格差だがな。
スターリンクではないが、ないよりマシのベータ版かもしれない。
我が国ではワクチンの種類は選べない(たぶん、現在はどこも同じでしょうが)。
年内分はファイザー・ビオンテック、モデルナ、アストラゼネカで凌ぎ、来年からはノババックスか(未確認)。
全世界供給分は、それでも全く足りない。
富士フィルムは、ノババックス製の米国での生産を始めている(下請けみたいです)。
(富士フイルム、米テキサスでコロナワクチン候補を製造)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ156C20V10C21A2000000/
「すでに米ノースカロライナ州の拠点でも、同じワクチン候補の製造を始めており、量産は2拠点目となる。」
ワクチンに国境はない。
自主開発出来ないなら、生産と流通で貢献することもできる。
オリンピック・パラリンピックに投入する国力を、全世界に対するワクチン供給に振り向けたら、そして、その先頭に選手たちが立つことが出来たら、どれだけの命が救われ、感謝されることだろう。
この間の、一連のごたごたのマイナスイメージを帳消しにすることは間違いない。
どれだけ感染に配慮し、力強いメッセージを発信しようとしても、この時期の開催は世界の誰かの犠牲の上での仇花になる。
まあ、オリンピック自体が、そういう要素をはらんでいるイベントだからな。
変異種には、オリンピックもパラリンピックも関係ない。
誰が、何色のメダルを取るかも知らない。
人間が移動し、集まるところで流行を繰り返す。
ワクチンをうてば逃避変異し、長期重症化すれば新たな変異の温床になる。
この流行を、一刻も早く終息させることが何よりも求められている。
その際に与えられる栄誉は、金ぴかの板切れより遥かに輝き、その価値は地球より重いものになることだけは間違いない・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナウイルスワクチンの米国における現状と今後)
https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2020/PA03392_02
「ワクチン関連増強呼吸器疾患(Vaccine-associated enhanced respiratory disease:VAERD)」
「やはりワクチンによって中和作用の低い抗体が産生され,その抗体がウイルスとの免疫複合体を形成し,補体活性化を惹起して気道の炎症を引き起こすものです。さらに,この不完全な抗体はTh 2細胞優位の免疫反応も惹起して気道内にアレルギー性の炎症を引き起こします。これらの病態によって,より重症なRSウイルス感染をワクチン接種者に認めた」
記事にもあるように、ワクチン開発に当たっては、ADEだけでなく、その他の有害事象の出現を適切に監視し、安全第一に行われているようだ。
「ADEやVAERDの可能性を正しく評価するためには,ワクチン接種者が実際に新型コロナウイルスに感染したときにどのような反応が起きるかを対照群と比較する必要があり,今後の第III相試験を含めた安全性評価および後述するワクチン認可後の安全性モニタリングが鍵」
現在、ワクチンを接種している状況の中で、認可後の安全性モニタリングがカギというのは、まさにその通りだな。
コールセンターの案内にもあるように、ADEやVAERDなどの出現があれば、適切に情報開示されるに違いない。
世界では、数千万人が既に何らかのワクチンを接種しているはずだ。
何事もなく、無事に推移することを願おう・・・。
ADE(抗体依存性感染増強)のことが気になったので、せっかく開設した厚労省のコールセンターに電話してみた。
(新型コロナワクチンに関する厚生労働省電話相談窓口(コールセンター)の設置について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16589.html
「ADEってのがあるんですが、ワクチンうって変異種に罹っても重症化することはないですか?」(実際には、もちろん別の表現で聞いてます)。
応対に出てくれた相談員の方は、丁寧に聞き取って、保留を掛け、厚労省の方に確認してくれたようだ。
「治験の際や、承認審査の際に安全性については確認されています。」
「新たな知見が明らかになった際には、ホームページに掲載しますのでご覧ください。」
「ワクチン接種については、個人の判断で行っていただきますが、罹患した際の重症化を防止する効果があるとご案内しています。」
まあ、想定の範囲内の回答なので、丁寧な対応にお礼を言って電話を切った。
ホームページには、こんな情報も出ていた。
((2021年1月時点)
新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識)
https://www.mhlw.go.jp/content/000731162.pdf
“いま”とかいいながら、2月もそろそろ下旬なのに、1月時点の情報というのは如何にもお役所らしく、ほほえましい(最近、人間が丸くなってきたので・・・)。
「日本への供給を計画している海外のワクチン※」
最後の方に出てたんだが、米印が気になって参照すると以下が出ていた。
「※ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社が開発中のワクチン」
ふーん、ノババックスも入れるんだ・・・。
調べてみると、武田薬品が国内製造するという。
(武田薬品、新型コロナワクチン2剤を同時開発、年明けから国内治験)
https://www.chemicaldaily.co.jp/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E8%96%AC%E5%93%81%E3%80%81%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%EF%BC%92%E5%89%A4%E3%82%92%E5%90%8C%E6%99%82%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%80%81/
「年間2億5000万回分以上の生産能力は確保できるとみている。」
おいおい、これって本命ということなんじゃないのかあ?。
浮沈子がうつワクチンは、これになる可能性が高いということになる。
mRNAやウイルスベクターなどとは異なり、組み替えタンパクワクチンだ。
(COVID-19ワクチンの開発状況について)
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3335
「組換えタンパクワクチン:
組換えタンパクワクチンは、抗原となる蛋白質を遺伝子組換え技術によって作り出し、主に大腸菌、酵母、動物細胞を利用して製造される。様々な抗原蛋白質に対応できる点が、組換えタンパクワクチンのメリットと言える。一般的に免疫原性が低いことが多いので、アジュバントを添加するなどして、免疫原性を上げる必要がある。」
「米国ノババックス社は、COVID-19に対する組換えタンパクワクチン「NVX-CoV2373」の開発研究を進めている。同社は、SARS-CoV-2のS蛋白質を、バキュロウイルス-昆虫細胞発現系を用いて大量発現させた。」
昆虫細胞だってえ!?。
調べてみると、カイコとかが宿主となるバキュロウイルスが目的のタンパク質を大量に発現させて、そいつを精製加工して、アジュバントと呼ばれる振り掛け(?)と一緒に接種するとお望みのワクチンが出来るらしい。
武田は、この辺の技術開発に自信があるんだろう。
この技術の特徴は、抗原性を有するタンパク質を直接注入できることだろうな。
人間側の遺伝子発現機能を使わなくていいので、変異に対してダイレクトに対応できるかもしれない。
昆虫というと、何となく不安な気もするし、ワクチンうったらモスラになっちまうかも(!)という妄想を育むには格好のネタだが、科学リテラシー的に言えば、そんな気遣いは無用だ(未確認?)。
(モスラの歌 ザ・ピーナッツ:動画(?)出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=G7AYWANc2pk
「インドネシアの架空のインファント島の石碑にかかれていた呪文を歌にしたもの」
まあ、どうでもいいんですが。
SARSワクチン開発の際には、不活化ワクチンでADEが起こってしまった。
製品化はされなかったが、ノババックスの組み替えタンパクワクチンは大丈夫なのかな。
変異種に対する有効率(発症予防効果)が、南ア産に対しては明らかに減少することが分かっている。
効果の減少とADEとは直接の関係はないかもしれないが、中途半端な免疫になるという点では気になる。
時期的にも、数量的にも、我が国におけるメインのワクチンになる公算が高いわけで、もっと注目されてもいいかもしれない。
サプライチェーンは冷蔵庫で十分という。
今後の推移によっては、mRNAは超低温冷凍サプライチェーンを有する国や地域、そうでないところはアストラゼネカやノババックスなどに棲み分けられるかもしれない。
それも格差だがな。
スターリンクではないが、ないよりマシのベータ版かもしれない。
我が国ではワクチンの種類は選べない(たぶん、現在はどこも同じでしょうが)。
年内分はファイザー・ビオンテック、モデルナ、アストラゼネカで凌ぎ、来年からはノババックスか(未確認)。
全世界供給分は、それでも全く足りない。
富士フィルムは、ノババックス製の米国での生産を始めている(下請けみたいです)。
(富士フイルム、米テキサスでコロナワクチン候補を製造)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ156C20V10C21A2000000/
「すでに米ノースカロライナ州の拠点でも、同じワクチン候補の製造を始めており、量産は2拠点目となる。」
ワクチンに国境はない。
自主開発出来ないなら、生産と流通で貢献することもできる。
オリンピック・パラリンピックに投入する国力を、全世界に対するワクチン供給に振り向けたら、そして、その先頭に選手たちが立つことが出来たら、どれだけの命が救われ、感謝されることだろう。
この間の、一連のごたごたのマイナスイメージを帳消しにすることは間違いない。
どれだけ感染に配慮し、力強いメッセージを発信しようとしても、この時期の開催は世界の誰かの犠牲の上での仇花になる。
まあ、オリンピック自体が、そういう要素をはらんでいるイベントだからな。
変異種には、オリンピックもパラリンピックも関係ない。
誰が、何色のメダルを取るかも知らない。
人間が移動し、集まるところで流行を繰り返す。
ワクチンをうてば逃避変異し、長期重症化すれば新たな変異の温床になる。
この流行を、一刻も早く終息させることが何よりも求められている。
その際に与えられる栄誉は、金ぴかの板切れより遥かに輝き、その価値は地球より重いものになることだけは間違いない・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナウイルスワクチンの米国における現状と今後)
https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2020/PA03392_02
「ワクチン関連増強呼吸器疾患(Vaccine-associated enhanced respiratory disease:VAERD)」
「やはりワクチンによって中和作用の低い抗体が産生され,その抗体がウイルスとの免疫複合体を形成し,補体活性化を惹起して気道の炎症を引き起こすものです。さらに,この不完全な抗体はTh 2細胞優位の免疫反応も惹起して気道内にアレルギー性の炎症を引き起こします。これらの病態によって,より重症なRSウイルス感染をワクチン接種者に認めた」
記事にもあるように、ワクチン開発に当たっては、ADEだけでなく、その他の有害事象の出現を適切に監視し、安全第一に行われているようだ。
「ADEやVAERDの可能性を正しく評価するためには,ワクチン接種者が実際に新型コロナウイルスに感染したときにどのような反応が起きるかを対照群と比較する必要があり,今後の第III相試験を含めた安全性評価および後述するワクチン認可後の安全性モニタリングが鍵」
現在、ワクチンを接種している状況の中で、認可後の安全性モニタリングがカギというのは、まさにその通りだな。
コールセンターの案内にもあるように、ADEやVAERDなどの出現があれば、適切に情報開示されるに違いない。
世界では、数千万人が既に何らかのワクチンを接種しているはずだ。
何事もなく、無事に推移することを願おう・・・。
風が吹けばОFTー2が遅れる ― 2021年02月19日 23:37
風が吹けばОFTー2が遅れる
久々の宇宙ネタに何を書こうかと迷っている。
今日は、米国の火星探査車が着陸に成功した。
UAEと中国の探査機は、それぞれ火星周回軌道への投入に成功している(中国が着陸するのは5月の様です)。
スペースXは、久しぶりのチョンボで、1段目の回収に失敗した。
原因は不明だが、ダブルヘッダーで打ち上げ予定だったもう1機は、原因が分かるまでは地上に釘付けだろう。
再使用ロケットも楽じゃないな・・・。
ULAは、バルカンロケットのブースターを公開した(画像参照)。
くっ付いている2基のBE-4エンジンはドンガラだし(少なくとも、飛行バージョンじゃない)、燃料注入や地上システムとの整合性をチェックするための機体で、本体の方も飛行バージョンじゃないけど、バルカンロケットが絵餅でないことは確かになった。
写真を見ると、完成度はスターシップのブリキ細工に比べたら桁違いに高い気がする。
SLSみたいに、飛行バージョンをテストに供するわけじゃないから、思いっきり負荷を掛けてぶっ壊すことも可能だ。
そもそも、使い捨てだからな。
まあいい。
この他にも、エウロパクリッパーがSLSの頚木から解放された話(たぶん、ファルコンヘビーでの打ち上げ)とか、宇宙ネタに不自由はない。
書こうと思っていたのは、月軌道ステーションの打ち上げにファルコンヘビーを使うことが決まった話だったが、それも後日にする(ぜーんぶ、後回し)。
で、ネタ的にはパッとしない、スターライナーのОFTー2が数日延期になった件にした。
(ボーイング新宇宙船「スターライナー」2度目の無人飛行試験は21年4月に実施予定)
https://sorae.info/space/20210219-starliner.html
「OFT-2の打ち上げ予定日は2021年4月2日以降とされています。」
うーん、標題には4月予定とあるけど、浮沈子的には早くて6月、ひょっとすると年内はムリポと見てるんだがな(そうなのかあ?)。
そもそも、昨年中と言われていた無人機による再打ち上げは、年始早々とリスケされていた。
それを、第一四半期と言い換え、その後、具体な日付として、記事にもある通り3月29日となった。
まあ、さらに言えば、1月25日に胸を張って3月25日と短縮さえして見せている。
(NASAとボーイングが次のスターライナー飛行試験の新しい打ち上げ日を目標)
https://starlinerupdates.com/nasa-and-boeing-target-new-launch-date-for-next-starliner-flight-test-2/
「NASAとボーイングは、3月25日木曜日までに、スターライナーのコマーシャルクループログラムの一環として、スターライナーの2回目の無人飛行試験を開始することを目標としています。」
自動翻訳では、「no earlier than」を「までに」と訳してしまうが、もちろん「以降」が正しい。
3月29日→3月25日→4月2日・・・。
小刻みな日程調整が何を意味するかは不明だ。
情報発信のタイミングを見計らっているのか、本当に微調整をする程度に進捗しているのか。
浮沈子的には、第一四半期から第二四半期にずれ込んだという点に注目している。
進捗率は、95パーセント(たぶん、改善項目である80項目を勘定していると思われる)とされているが、残り5パーセント(4項目?)には懸案の通しのテストが含まれる。
前回は、これを怠ったために、致命的なバグを発見できなかった。
おかげで、ISSに到達できずに帰還する憂き目に会っている。
こんどこそ、メンツを掛けて成功させなければならない。
ライバルのスペースXは、年内にも民間人の観光飛行をすると息巻いているし、来年にはもう一つの宇宙旅行を行うだけでなく、既にクルー4(来年の予定)の搭乗員まで発表している。
置いてきぼりを食らったB社は、舌噛んでも2度目の失敗は許されない!。
だからこそ、準備は周到に行い、事前のテストは完璧を期さなければならない。
“Test as You Fly, Fly as You Test”(飛ぶように試験し、試験したとおりに飛ばせ)
元記事には、地上試験設備の不具合から、宇宙船側の航法装置を交換したという記述もある。
(NASA、ボーイングがスターライナー軌道飛行試験日を更新)
https://blogs.nasa.gov/commercialcrew/2021/02/17/nasa-boeing-update-starliner-orbital-flight-test-date/
「同社は最近、最終的な推進剤の装填に先立ち、最終チェックアウト中の地上支援装置の構成の問題による電力サージの結果として影響を受けたアビオニクスユニットを交換しました。」
組み立てを行っているテキサス州は、南部では珍しく、激しい寒波に見舞われて停電が相次いでいるという。
(なぜ異例の大寒波に襲われたテキサス州が大規模な計画停電を余儀なくされたのか?)
https://gigazine.net/news/20210218-texas-weather-driven-power-outages/
「2021年2月にアメリカ南部を襲った大寒波の影響で、テキサス州で400万以上の世帯を対象にした大規模な計画停電が実施される事態となっています。」
ヒューストンが、どの程度の影響を受けているかは知らない。
いずれにしても、スターライナーの第2回軌道テストフライトは、第一四半期から第二四半期にずれ込むことが確実になった。
目標日程的には、昨年暮れからの変動が数日であることは確かだが、残りのテストの進捗によっては、数か月単位の延期もあり得る。
この間、ノーズコーンを初めとするハードウェアの設計変更もあった。
万が一、OFT-2が失敗するようなことがあれば、NASAにせよB社にせよ、何人かの首が飛ぶことは間違いない(そうなのかあ?)。
それだけではなく、順調に飛行実績を積みつつあるスペースXへの一本化の話が浮上するに違いない(未確認)。
SLSといい、スターライナーといい、B社はケチが付き続けている。
スペースXとて、万全というわけではない。
相次ぐスターシップの墜落激突爆発炎上木っ端微塵に次ぎ、虎の子のファルコン9の1段目の回収にも失敗してしまった。
おそらく、はた目から見るよりも影響は大きいだろう。
この件については、もう少し情報が出てくるのを待って、別記事で書くつもりだ。
宇宙開発は一筋縄ではいかない。
失敗も、停滞も、後退もある。
1960年代の黎明期、米国がどれだけの失敗を乗り越えて開発してきたかを見れば、21世紀の現代は、むしろ、成功しすぎかもしれない。
それだけ、チャレンジングではなくなり、コストベネフィットに拘り、萎縮しつつあるともいえる。
ULAのバルカンロケットや、月軌道ステーションの建造についても、そういう流れの中で見ると共通するものがあるような気がする。
この件についても、近々別記事を書く(何度か、書きかけては没にしてますが)。
浮沈子は、S社のスターシップに厳しい見方をしているけど、前進のための失敗を許容し、業界の常識をぶっ壊わす速度で驀進しているのを見ると、何か救われるような気がする。
もっとやれ!、と応援したくなるのだ。
スーパーヘビーブースターロケットが完成して、スターシップを軌道に送りこんだ暁には、再突入で火の玉になってド派手に燃え尽きるのを見てみたい気もするしな(そんなあ!)。
燃やして見なけりゃ、分らんだろう?。
まあ、どうでもいいんですが。
スターライナーは、そうはいかない。
仮に、4月にOFT-2に成功すれば、少なくとも年内には有人テスト(CFT)を行うことになる。
テスト飛行は、実用化のための最終チェックなのだ。
浮沈子は、OFT-2の実施を急ぐ必要はないと考えている。
既に、1度目のテスト飛行で、過密な日程がテストの省略を招き、バグの内在を許してきたことを確認しているからな。
B社本来ののんびりしたペースで、NASAと慣れ合いながら進めればいいのだ(そうなのかあ?)。
この際だから、第二四半期とか言わずに、来年に延ばしてはどうか。
それで、何の不都合もないことがバレれば、仮に成功したとしても、スターライナー不要論が噴出することになるかも知れない。
そんときゃ、そん時・・・。
SLSがいつまで続くか分からないが、そっちの方でたっぷり稼げばいいだけの話だ。
コロナ禍が一段落すれば、航空機需要も戻ってくるだろうからな。
確かに、有人宇宙飛行は高い技術力を要し、限られた企業だけしか請け負えない。
もう一つのライバルであるロッキードマーチンは、エンジン企業(ロケットダイン)を傘下に収め、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
飛ぶ鳥かあ・・・。
それは、たぶん、B社のことかも知れないな・・・。
久々の宇宙ネタに何を書こうかと迷っている。
今日は、米国の火星探査車が着陸に成功した。
UAEと中国の探査機は、それぞれ火星周回軌道への投入に成功している(中国が着陸するのは5月の様です)。
スペースXは、久しぶりのチョンボで、1段目の回収に失敗した。
原因は不明だが、ダブルヘッダーで打ち上げ予定だったもう1機は、原因が分かるまでは地上に釘付けだろう。
再使用ロケットも楽じゃないな・・・。
ULAは、バルカンロケットのブースターを公開した(画像参照)。
くっ付いている2基のBE-4エンジンはドンガラだし(少なくとも、飛行バージョンじゃない)、燃料注入や地上システムとの整合性をチェックするための機体で、本体の方も飛行バージョンじゃないけど、バルカンロケットが絵餅でないことは確かになった。
写真を見ると、完成度はスターシップのブリキ細工に比べたら桁違いに高い気がする。
SLSみたいに、飛行バージョンをテストに供するわけじゃないから、思いっきり負荷を掛けてぶっ壊すことも可能だ。
そもそも、使い捨てだからな。
まあいい。
この他にも、エウロパクリッパーがSLSの頚木から解放された話(たぶん、ファルコンヘビーでの打ち上げ)とか、宇宙ネタに不自由はない。
書こうと思っていたのは、月軌道ステーションの打ち上げにファルコンヘビーを使うことが決まった話だったが、それも後日にする(ぜーんぶ、後回し)。
で、ネタ的にはパッとしない、スターライナーのОFTー2が数日延期になった件にした。
(ボーイング新宇宙船「スターライナー」2度目の無人飛行試験は21年4月に実施予定)
https://sorae.info/space/20210219-starliner.html
「OFT-2の打ち上げ予定日は2021年4月2日以降とされています。」
うーん、標題には4月予定とあるけど、浮沈子的には早くて6月、ひょっとすると年内はムリポと見てるんだがな(そうなのかあ?)。
そもそも、昨年中と言われていた無人機による再打ち上げは、年始早々とリスケされていた。
それを、第一四半期と言い換え、その後、具体な日付として、記事にもある通り3月29日となった。
まあ、さらに言えば、1月25日に胸を張って3月25日と短縮さえして見せている。
(NASAとボーイングが次のスターライナー飛行試験の新しい打ち上げ日を目標)
https://starlinerupdates.com/nasa-and-boeing-target-new-launch-date-for-next-starliner-flight-test-2/
「NASAとボーイングは、3月25日木曜日までに、スターライナーのコマーシャルクループログラムの一環として、スターライナーの2回目の無人飛行試験を開始することを目標としています。」
自動翻訳では、「no earlier than」を「までに」と訳してしまうが、もちろん「以降」が正しい。
3月29日→3月25日→4月2日・・・。
小刻みな日程調整が何を意味するかは不明だ。
情報発信のタイミングを見計らっているのか、本当に微調整をする程度に進捗しているのか。
浮沈子的には、第一四半期から第二四半期にずれ込んだという点に注目している。
進捗率は、95パーセント(たぶん、改善項目である80項目を勘定していると思われる)とされているが、残り5パーセント(4項目?)には懸案の通しのテストが含まれる。
前回は、これを怠ったために、致命的なバグを発見できなかった。
おかげで、ISSに到達できずに帰還する憂き目に会っている。
こんどこそ、メンツを掛けて成功させなければならない。
ライバルのスペースXは、年内にも民間人の観光飛行をすると息巻いているし、来年にはもう一つの宇宙旅行を行うだけでなく、既にクルー4(来年の予定)の搭乗員まで発表している。
置いてきぼりを食らったB社は、舌噛んでも2度目の失敗は許されない!。
だからこそ、準備は周到に行い、事前のテストは完璧を期さなければならない。
“Test as You Fly, Fly as You Test”(飛ぶように試験し、試験したとおりに飛ばせ)
元記事には、地上試験設備の不具合から、宇宙船側の航法装置を交換したという記述もある。
(NASA、ボーイングがスターライナー軌道飛行試験日を更新)
https://blogs.nasa.gov/commercialcrew/2021/02/17/nasa-boeing-update-starliner-orbital-flight-test-date/
「同社は最近、最終的な推進剤の装填に先立ち、最終チェックアウト中の地上支援装置の構成の問題による電力サージの結果として影響を受けたアビオニクスユニットを交換しました。」
組み立てを行っているテキサス州は、南部では珍しく、激しい寒波に見舞われて停電が相次いでいるという。
(なぜ異例の大寒波に襲われたテキサス州が大規模な計画停電を余儀なくされたのか?)
https://gigazine.net/news/20210218-texas-weather-driven-power-outages/
「2021年2月にアメリカ南部を襲った大寒波の影響で、テキサス州で400万以上の世帯を対象にした大規模な計画停電が実施される事態となっています。」
ヒューストンが、どの程度の影響を受けているかは知らない。
いずれにしても、スターライナーの第2回軌道テストフライトは、第一四半期から第二四半期にずれ込むことが確実になった。
目標日程的には、昨年暮れからの変動が数日であることは確かだが、残りのテストの進捗によっては、数か月単位の延期もあり得る。
この間、ノーズコーンを初めとするハードウェアの設計変更もあった。
万が一、OFT-2が失敗するようなことがあれば、NASAにせよB社にせよ、何人かの首が飛ぶことは間違いない(そうなのかあ?)。
それだけではなく、順調に飛行実績を積みつつあるスペースXへの一本化の話が浮上するに違いない(未確認)。
SLSといい、スターライナーといい、B社はケチが付き続けている。
スペースXとて、万全というわけではない。
相次ぐスターシップの墜落激突爆発炎上木っ端微塵に次ぎ、虎の子のファルコン9の1段目の回収にも失敗してしまった。
おそらく、はた目から見るよりも影響は大きいだろう。
この件については、もう少し情報が出てくるのを待って、別記事で書くつもりだ。
宇宙開発は一筋縄ではいかない。
失敗も、停滞も、後退もある。
1960年代の黎明期、米国がどれだけの失敗を乗り越えて開発してきたかを見れば、21世紀の現代は、むしろ、成功しすぎかもしれない。
それだけ、チャレンジングではなくなり、コストベネフィットに拘り、萎縮しつつあるともいえる。
ULAのバルカンロケットや、月軌道ステーションの建造についても、そういう流れの中で見ると共通するものがあるような気がする。
この件についても、近々別記事を書く(何度か、書きかけては没にしてますが)。
浮沈子は、S社のスターシップに厳しい見方をしているけど、前進のための失敗を許容し、業界の常識をぶっ壊わす速度で驀進しているのを見ると、何か救われるような気がする。
もっとやれ!、と応援したくなるのだ。
スーパーヘビーブースターロケットが完成して、スターシップを軌道に送りこんだ暁には、再突入で火の玉になってド派手に燃え尽きるのを見てみたい気もするしな(そんなあ!)。
燃やして見なけりゃ、分らんだろう?。
まあ、どうでもいいんですが。
スターライナーは、そうはいかない。
仮に、4月にOFT-2に成功すれば、少なくとも年内には有人テスト(CFT)を行うことになる。
テスト飛行は、実用化のための最終チェックなのだ。
浮沈子は、OFT-2の実施を急ぐ必要はないと考えている。
既に、1度目のテスト飛行で、過密な日程がテストの省略を招き、バグの内在を許してきたことを確認しているからな。
B社本来ののんびりしたペースで、NASAと慣れ合いながら進めればいいのだ(そうなのかあ?)。
この際だから、第二四半期とか言わずに、来年に延ばしてはどうか。
それで、何の不都合もないことがバレれば、仮に成功したとしても、スターライナー不要論が噴出することになるかも知れない。
そんときゃ、そん時・・・。
SLSがいつまで続くか分からないが、そっちの方でたっぷり稼げばいいだけの話だ。
コロナ禍が一段落すれば、航空機需要も戻ってくるだろうからな。
確かに、有人宇宙飛行は高い技術力を要し、限られた企業だけしか請け負えない。
もう一つのライバルであるロッキードマーチンは、エンジン企業(ロケットダイン)を傘下に収め、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
飛ぶ鳥かあ・・・。
それは、たぶん、B社のことかも知れないな・・・。
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