変異種:E484K変異再び:国内でN501Y変異を持たない変異種蔓延2021年02月19日 05:15

変異種:E484K変異再び:国内でN501Y変異を持たない変異種蔓延
変異種:E484K変異再び:国内でN501Y変異を持たない変異種蔓延


変異種を巡る記事をいくつか。

(イギリスでまた新たな変異株を特定 南アフリカで発見のものに類似)
https://www.bbc.com/japanese/56093529

「「B.1.525」には、ブラジルや南アで特定された変異株にも見られる「E464K」という変異が確認された。」

うーん、これは誤植だな。

正:E484K
誤:E464K

英語記事は合っているので、いいことにしよう(そういうことかあ?:きっと、後日訂正されると思います)。

「「E464K」などの変異はワクチンへの脅威になるとみられている。」(誤:E464K→正:E484K)

この変異(免疫逃避変異?)については、いくつか記事が上がっている。

例によって、途中までしか読めないけど、朝日の記事が詳しかった。

(ワクチン効果薄れる?新たな変異株、国内で90例以上)
https://www.asahi.com/articles/ASP2L66QCP2KULBJ01H.html

「E484K変異を持つウイルスは、南アフリカ、ブラジルから報告されたものが知られる。」

「世界的に警戒される変異株は、英国、南アフリカ、ブラジルから報告される3種類で、いずれもウイルス表面のたんぱく質に「N501Y」という変異がある。この変異で感染力が強まると懸念されている。」

我が国で蔓延していることが確認された変異種は、N501Y変異がなく、E484K変異を持つ変わり種だ。

「感染研は「海外から移入したとみられるが起源不明」とし、今回見つかったものも含めたE484K変異を持つウイルスについて、「国内の蔓延(まんえん)状況は過小評価されている可能性がある」と指摘」

過小評価というのは、穏やかな表現じゃないな。

厚労省は、「公衆衛生に与える影響は定まっていない」として静観しているけど、問題なんじゃないのかあ?。

で、念のため感染研の報告書にも当たる。

(感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第6報))
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10169-covid19-35.html

「概況(スパイクタンパクに係る変異を有するその他の変異株):
・(略)
・N501Y変異を有さないが、E484K変異を有する変異株が国内で検出されている。海外から移入したとみられるが起源不明のE484K変異を有するB.1.1.4系統が、空港検疫で2件、関東全域で91件検出されている(2021/02/02現在)。」

「E484K変異株はゲノム解析で検知されている。現在の検出は限定的であるが、同株の国内のまん延状況は過小評価されている可能性がある。」

ははあ、過小評価というのは、ゲノム解析されている件数が限定的なので(5から10パーセント)、実数との乖離があるという意味なわけだ。

まあいい。

この変異種がヤバいことになるかどうかは、まだ分からない。

N501Y変異がないから、感染力が並みだとすると、そのうち消えてなくなる可能性もある。

しかし、91例も確認されているということは、既に市中感染として広がってるわけだしな。

昨日からワクチン接種が始まったけど、初日は125回だけだそうだ。

我が国の人口を、仮に1億2千500万人とすると、国民全員に2回ずつうち終わるまでにはざっと5千年掛かる計算になる(合ってますぅ?)。

1000倍スピードアップしても、とても1年で終わるような話ではない。

5千倍して、ようやく1年後に終わる(1回目と2回目は3週間間隔だから、そんなには掛からないけど)。

で、その頃には、ワクチンに対して逃避変異したウイルスが蔓延して、再度、うち直しになるわけだな(そんなあ!)。

まあ、どうでもいいんですが。

少し古いが、変異種とワクチンについて、ワイアードの記事が上がっている。

(免疫を“逃避”する「変異株」にワクチンは効く? mRNAワクチンの副作用とは?:新型コロナウイルスと世界のいま(2021年1月))
https://wired.jp/2021/02/11/covid-19-january-2021/

「ファイザーとビオンテックは、共同開発したmRNAワクチンが英国の変異株に対しては有効としながらも、南アフリカの変異株に対する有効性はわずかに低くなると発表している。モデルナのワクチンも同様」

「英国はオックスフォード大学と製薬会社アストラゼネカが共同開発したワクチンの接種を開始した初めての国になった。だが、実情はワクチン供給と感染力の強い変異株とのせめぎ合いとなっている。」

ワクチンについては、次々と新しい報告が上がるので、そちらでフォローした方がいいかも知れない。

欧州では、アストラゼネカ製ワクチンについては、高齢者にはうたない(治験データが少ないから?)など、すったもんだしているみたいだしな。

変異種とワクチンの関係では、浮沈子の妄想の中ではADEが起こるかも知れないという懸念が拭えない。

(変異種:ADEという自動体外式除細動器(AED:Automated External Defibrillator)と紛らわしいヤバイ副反応)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/02/07/9344846

「今回調べたADE(抗体依存性感染増強:Antibody-Dependent Enhancement)というのは、これとは全く関係ない。」(紛らわしい標題つけるから・・・。)

「ADEは、ワクチンや過去の感染によって獲得した抗体がワクチンの対象となったウイルスに感染した時、もしくは過去のウイルスに似たようなウイルスに感染したときに、その抗体が生体にとって悪い作用を及ぼし、感染・炎症が重篤化してしまい、重症化をひきおこす現象のことです。」

つまり、ワクチンうった直後の副反応とは別に、再感染した時に問題になる話なわけだ。

ワクチンを何回うちました、何人うちましたという報道を聞く度に、あーあ・・・、という落ち込んだ気分になる。

「S蛋白質に対する不完全な免疫(抗体)が誘導されれば、ADEが起こる可能性がある」

現在のワクチンは、イタリアで大流行して全世界に広がった変異種(変異自体は中国で起こったらしいですが)に最適化されている。

しかし、ウイルスの方が変異しちまって、相対的に不完全な抗体を誘導することになった時に、変異種に感染したらどーなるんだろうと妄想するわけだな。

ニュースに出てくるのはアナフィラキシーという、派手な副反応の話ばかりで、ADEの話は殆どない。

もちろん、ワクチンに誘導されて免疫系が産生した抗体が、変異種に対して悪玉抗体になるとは限らない。

多少、相性は悪くても、正しく機能してそれなりに効果を発揮してくれればそれでいい。

効き目がそれなりなのは想定の範囲内だし、少なくともmRNA系ワクチンは、相当程度の効果を発揮している(イスラエルでは、9割以上)。

E484Kが、どれ程それを阻害するかは分からない。

ワクチンの接種が進み、様々なことが明らかになろうとしている。

浮沈子の妄想に過ぎないことを願うのみだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(WHO 世界のコロナ感染者数 “減少傾向も変異ウイルスは拡大”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210217/k10012872121000.html

「WHO=世界保健機関は、世界全体で新型コロナウイルスの感染が新たに確認された人の数は減少傾向にある一方、変異ウイルスの拡大は続いているとする報告書を16日に公表しました。」

引用されているグラフが良く読めないので、元ネタを当たる(画像参照)。

(Weekly epidemiological update - 16 February 2021)
https://www.who.int/publications/m/item/weekly-epidemiological-update---16-february-2021

「先週の新規症例数は270万で、前週と比較して16%減少しています。」

「先週報告された新規死亡者数は81,000人で、前週と比較して10%減少しました。」

短期的増減はあるが、長期にわたって減少傾向が続いていることは好ましい。

まあ、単に年末年始のピーク越えしただけかもしれないけどな。

浮沈子が懸念していたインドの増加は収まり、毎日1万人程度で推移している。

米国も、一時期30万人に迫る勢いだったが、5万人程度に落ちてきた。

欧州も、なんとか第2波を乗り切ったようだし、一部の国々でワクチン接種が開始されたという明るい話題もある。

北半球は、もうすぐ春だしな。

様々な懸念はぬぐい切れないけど、いい話もないと、気が滅入るばかりだからな・・・。

変異種については、WHOはとりあえず、英国産、南ア産、ブラジル産を追っているようだ(ダウンロードしたPDF資料より)。

ウイルスの変異自体は日常的に起こっているわけだが、その中で、感染力や病原性、ワクチン耐性など、流行に影響を与える変異を持つ変異種に着目して監視する必要がある。

その評価も、ウイルス学的や疫学的に、総合して行わなければならない。

新たな変異種が着目される事態になれば、このシチュエーションレポートに反映されることになるんだろう。

新型コロナは、1億人を超える累積感染者を記録した。

実数としては、10倍から20倍と推定されているから、既に10億人を超える感染者を出していると思われる。

間違いなく、人類史に残る感染症になったわけだ。

感染者の減少が、一時的なものなのか、今回の流行の終息に向かう流れを反映したものなのかは分からない。

浮沈子が棲息する東京都の感染者は、下げ止まりの傾向が顕著になり始めた。

暖かくなれば人の動きも活発になり、ワクチン接種が始まったことで、気の緩みも出てくるに違いない。

世間の人々(ジジババからスタート)に接種が始まるのは4月以降とされているが、うった人以外に恩恵が及ぶようになるのは、まだまだ先の話だ。

浮沈子のところに回ってくるのは、早くても夏以降、ひょっとすると来年の話だからな。

まだまだ先だ。

それまでに、ADEの話などの懸念がどうなっているかを見極めてから決めようと思っている。

接種するリスク(個人的問題だけ?)と、しないリスク(周りの接種状況によっても変わる)。

両者を天秤に掛けて、どっちに傾くかで決める。

願わくば、しない方に傾いて欲しくないけどな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(新型コロナが再感染するのは確実、今わかっていることは)
https://news.yahoo.co.jp/articles/91b3ccd88c78af93988382ed19f6746f92b00890?page=1

「既に感染して「免疫パスポート」を手にしたと思っていた人々にとっては、ありがたくない話に違いない。」

ワクチン接種も、免疫パスポートみたいに考えてはいけないということなわけだ。

「2度目に感染すると、1度目よりも症状が重くなるケースすらある。」

「最初の感染で重い症状を示した患者は2回目の感染で入院する可能性が高い」

メキシコの事例だが、再感染の際にADEが起こっていたかどうかについての言及はない。

ワクチンは、生体にとっては感染と同じようなもんだからな(だから、抗体が出来たりして、免疫がつく)。

考えようによっては、ワクチン接種の拡大は、再感染の際の重症化リスクを増大させているだけなのかもしれない(そうなのかあ?)。

もともと健康で、初回の感染なら無症状または軽症で済む若い人たちに、しかも、医療関係者という極めて重要な社会的役割を担っている人々に優先してワクチンを接種している現状は、浮沈子的には問題ありと映る。

まあ、重要なのは重症化の確率の問題だし、仮に、再感染で重症化したとしても、その割合が十分に低ければワクチン接種の効果は期待できる。

大部分の人々にとっては、発症予防効果が確認されている。

ワクチンを慌てて接種すべきではないという議論は、定量的な問題を無視して、例外的な事例を誇張している気もする。

もちろん、個人的には、全か無かの問題だから、ひょっとして自分がババ抜きのババをひいてしまっちまったらどーしよーと考えるのは当然だ。

そのリスクはゼロじゃない。

ワクチンをうたずに黙って初回の新型コロナに罹るか、ワクチンうって再感染重症化のリスクを取るか。

もちろん、初回感染で重症化リスクが高い人は、接種するのに躊躇うことはないのかも知れない。

しかし、再感染した時にどっちに転ぶかは、神様が降るサイコロ次第だ。

こういう話を書いていると、益々気が滅入るばかりだ。

下手な考え休むに似たり。

休むのは得意だがな・・・。

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