変異種:再感染:N440Kというインドの悪質変異にご用心2021年03月01日 23:25

変異種:再感染:N440Kというインドの悪質変異にご用心
変異種:再感染:N440Kというインドの悪質変異にご用心


感染事例も少なく、まだ、海のものとも山のものとも知れない変異が報告されている。

(Rogue Covid-19株N440Kは再感染を引き起こす可能性がある、と研究が示している)
https://timesofindia.indiatimes.com/city/hyderabad/rogue-covid-19-strain-n440k-can-cause-reinfection-shows-study/articleshow/81251076.cms

「ハイデラバード:クルヌール医科大学の研究者を含む研究者は、新しいコロナウイルス変異体であるN440Kが再感染を引き起こす可能性があると述べています。」

「彼らによると、この変異体は免疫系から逃れることができ、Covid-19からすでに回復した患者に再感染を引き起こす可能性があります。」

「以前、ハイデラバードのCCMB病院とApollo病院の研究者は、市内でCovid-19再感染の2例を記録しましたが、これらはN440Kとは関係ありませんでした。」

んじゃあ、N440Kとは関係ないんじゃないの?。

「市の科学者たちは、スパイクタンパク質に変異があるかどうかに関係なく、Covid-19が再感染を引き起こす可能性があることを彼らの研究が示していると述べた。」

うーん、ワケワカ・・・。

(Symptomatic reinfection of SARS-CoV-2 with spike protein variant N440K associated with immune escape:原論文)
https://osf.io/7gk69/

「ここでは、両方のエピソードから分離されたウイルスの全ゲノムシーケンスを特徴とする南インドの個人における再感染の事例について説明します。 分析は、感染の両方のエピソードでスパイクタンパク質に免疫エスケープバリアントN440Kが存在することを示しています。 ちなみに、この変種は、北インドの医療従事者で以前に報告された再感染の場合にも発見されました。」

アブストラクトしか読んでいないけど(自動翻訳効かないので)、再感染事例に共通した変異という点では注目に値するかもしれない(そうでない再感染事例もあるみたいだけどな)。

インド南部の状況が分からないので、なんともいえない。

(インドの新型コロナ感染者数が大幅に減少、その理由は?)
https://www.cnn.co.jp/world/35167001.html

「1日の新規感染者数は昨年9月のピーク時の9万人あまりから2月には1万人あまりに減少。」

「専門家は若年人口の多さや、都市で免疫獲得者が増加している可能性など、いくつかの要因が絡んでいるとにらんでいる。」

「人口の70%は田舎にいて、(都会より)換気にすぐれ、人々の関わる集団も小さい」

「田舎の人はバスや電車で移動せず、ネットワークは小さい。都会の人に比べて感染リスクは小さい」

「インドでは英国で初めて検出された変異株への感染が180例以上、他にも南アフリカやブラジルで初検出の変異株に感染した症例も出てきている。」

ふーん、ちゃんと(?)N501YやE484Kなどの変異をもった英国産、南ア産、ブラジル産も入っているんだ(今のところ、N440Kがこれらを駆逐しているわけではない)。

記事を読むと、特に目新しいことが書かれているわけではない。

ふつーに感染者が増加し、ピーク越えをして落ち着いているだけだ(最近は、下げ止まり感があるけどな)。

変異種による再感染事例の報告は、たまたまなのかもしれないし、インドにおける第2波の予兆かも知れない。

ゲノム解析が簡単に行われるようになり、地域的な変異種の発生が比較的早期に捉えられるようになったことで、まるで、最近あちこちで独自の変異種が一斉に発生しているように見えるが、たぶん、そういうわけではないだろう(未確認)。

新型コロナが蔓延を初めて1年が過ぎ、そろそろ、抗体価の低下が目立ち始めてきているのかも知れない。

そうであれば、従来は駆逐されてしまった変異が生き残って、変異種として新たな系統を作り出すということはある。

このタイミングで、変異種と再感染に注目することは重要かもしれない。

インドのこの変異は、reinfection + covidでググって見つけた。

世界では、数万の変異が報告され、この瞬間も無数の変異が生まれては消えていく。

系統として残るのは、そのうちのほんの一部に過ぎない。

まして、その変異が感染力や病原性に影響を与えることは稀だ。

免疫逃避やワクチン耐性が現れれば、我々人間にとっては大ごとだしな。

引き続き、要警戒というところか・・・。

変異種:イスラエルは感染終息するのか2021年03月02日 01:38

変異種:イスラエルは感染終息するのか
変異種:イスラエルは感染終息するのか


東京都の3分の2程度の人口の国だ(推計で約930万人)。

このままのペースが続けば、来月中には対象者に対するワクチン接種が終了する(毎日、8万人くらいにうってる)。

ファイザー/ビオンテックのワクチンの供給が順調に続くかどうかは分からないけどな(我が国のワクチン接種が、予定通りに進むわけはない・・・)。

高齢者接種が本格化するのは、おそらく6月以降。

それも、ちびちびと拡大してくるはずだから、その後の高齢者施設スタッフや持病持ちに回ってくるのは夏以降だ。

年内に浮沈子のところに届く見込みはない。

どう考えても年明けだな。

もちろん、その頃にはイスラエルはとっくにうち終わっていて、再感染のさ中にある(そんなあ!)。

まあいい。

(イスラエル、人口の半数が新型コロナワクチン1回接種)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-israel-vaccine-idJPKBN2AQ168

「ネタニヤフ首相は、16才以上の全国民へのワクチン接種を3月末までに終了させ、4月から通常の生活を再開させたいと考えている。」

おっと、そんなに早いのか・・・。

選挙絡みの日程みたいだが、ワクチンの生産、供給が滞るようなことがあれば、絵餅に終わる。

(320万人がワクチン接種したイスラエル、「ファイザーのワクチンの有効性は94%」が証明された)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/02/94-6.php

「集団免疫が可能となるかもしれないと期待させるワクチンだ」

確かに、2回目の接種が始まった1月中旬以降、感染者や死亡者は減少に転じているが、イスラエルでは強力なロックダウンも掛かっている。

(世界最速で「ワクチン接種中」のイスラエル…なぜロックダウン延長に?)
https://news.yahoo.co.jp/articles/12118e77679a604f1ac2f3e261cbab41a6aa3853

「延長の背景には、ロックダウン措置を通じてワクチンの効果を迅速に引き上げるという意図もある。」

記事は1月下旬のものだ。

現在の感染者や死者の減少が、どちらの効果によるものかは、しっかりと見極めなければならない。

ワクチン接種後半に入り、接種者の減少も懸念される。

(イスラエル 接種率低い若者対策に「ワクチン接種バー」も)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210220/k10012877461000.html

「接種率が比較的低い、若い世代を対象に、1回目の接種を受けるとノンアルコールのドリンク券がもらえる「ワクチン接種バー」と名付けられた取り組み」

あの手この手で、ワクチン接種を勧奨するのは何処でも同じだな。

付和雷同が身上の我が国では、高齢者の接種について、同年代の接種率が高い情報を与えると、接種意欲が増すとされている。

「ねえ、聞いて聞いて!。あすこの奥さんも、もううったらしいわよ!。」

「あらっ!、あたしも、やっぱうとうかしら・・・。」

まあ、どうでもいいんですが。

イスラエルでは、ワクチン接種パスも発行されている。

(イスラエル ワクチン接種証明「グリーン・パス」発行)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210224/k10012882101000.html

「接種を2回受けてから1週間以上経過したことを示す証明書「グリーン・パス」を発行し、スポーツジムやイベント会場などでの提示を義務づけました。」

イスラエルの現在の流行は第3波に当たり、少なくとも新規感染者数は東京都の10倍程度で推移している(最大値は1万人以上)。

直近でも、千人単位の感染者が続いていて、300人前後で緊急事態宣言を解除しようかどうしようか悩んでいる東京都とはレベルが異なる。

ワクチン接種が国民の過半数に達するのは、現状が続く限り、我が国では来年中旬以降になるだろう。

それでもまだ、新型コロナの流行は続き、ロックダウンが繰り返される可能性があるわけだ。

イスラエルの今は、東京都の未来を示唆してるのかも知れない・・・。

スペースコロニーと火星:目くそ鼻くその類2021年03月02日 10:05

スペースコロニーと火星:目くそ鼻くその類


人類は多惑星種となるべきだなどと世迷言に明け暮れてる人々がいるかと思えば、工学的にも多大な問題を抱えるスペースコロニーに傾倒している人々もいる。

火星自体には、工学的な問題は少ないだろうから、実現可能性を考えた時にどちらが有利かは分からない(行くまでが大変という工学的問題はある)。

月にせよ火星にせよ、自然の天体を使用することの優位は、既にそれがそこにあるからという分かりやすい話から始まるという点にある。

どこぞの小惑星を引っ張って来るとか、そういう手間は必要ない。

月は、様々な問題をトレーニングするステップアップのステージとして手頃という考え方もある(浮沈子的には、とても手ごろとは思えないけどな)。

月で問題を解決して、火星にチャレンジする。

そういう段階的なアプローチが取れるというわけだ。

まあ、そのギャップもデカいけどな。

人類は、地球低軌道に於いて、半世紀に渡って軌道滞在の経験を重ね、ISSに限っても20年以上の時を刻んでいる(人類初の宇宙ステーションであるサリュート1号は、1971年4月の打ち上げ:ドッキングの失敗、続く帰還時の事故等により本格運用に至ることなく廃棄:そもそも、ISSの後ろ半分はサリュートと同じ設計で出来ている)。

軌道上(ラグランジュ点等を含む)のスペースコロニーは、スケールアップの刻み方は自在だ(金次第?)。

工学的な問題は山ほどあるが、それは人類が解決するしかない。

宇宙人に頼るわけにもいかんしな。

自然天体とは異なり、建造・維持に様々な問題があるけど、大きな宇宙船という意味では既に薬籠中にある。

百年、千年、万年の単位で考えれば、不可能であるというわけではないだろう。

継続の意思さえあれば、その技術力と経済力に応じた段階を刻むことができることが、最大のメリットだ。

(ブルーオリジンの巨大なニューグレンロケットは何年も遅れています。何が悪かったのか?)
https://arstechnica.com/science/2021/03/so-what-really-happened-with-blue-origins-new-glenn-rocket/

「彼は宇宙を探索することを真に信じており、人間が宇宙に工場を建設し、オニールシリンダーと呼ばれる人工世界を開発し、地球を保護するためのインフラストラクチャを構築することが彼の役割であるかのように感じています。」

人類の中では、下から数えた方が早いかも知れない浮沈子には、世界で最も裕福であり続ける人物の考えなど及びもつかない。

「ベゾスのビジョンは説得力があります。」

エリックバーガーには理解できても、大多数の人類には不可能だろうな。

2020年代にその役割を終えるISSには、民間で建造される新たな宇宙ステーションの構想があるらしい(未確認)。

月軌道に、一時滞在用の足場(便宜上、月軌道ステーションと呼んでますけど)は造るらしいけど、まあ、小さいからな。

天然天体は月までにして、後は人工天体を指向するというのは一つの見識だ。

火星移民などというベラボーな話に比べれば、月くらいまでの範囲でデカい宇宙船を浮かべて遊んでる方が健全かも知れない(コロニー落としもできるしな)。

ブルーオリジンでは、ニューシェパードからニューグレンにジャンプアップしようとして苦労しているようだが、その程度の飛躍でジタバタしているようではスペースコロニーに手は届くまい。

オニールシリンダーの直径は8km、長さは32kmとされている。

ISSは、せいぜい直径数m、長さも100mかそこいらだからな。

体積にして3千万倍以上ということになる(320^3で計算)。

ニューグレンへのジャンプアップなんて、せいぜい1000倍のオーダーに過ぎない(3万分の1以下・・・)。

ジャンプアップのうちには、入らないだろう(そうなのかあ?)。

記事にあるように、S社のアプローチは健全だ。

小刻みにステップアップして、成功体験を積み重ねている。

スターシップ/スーパーヘビーだって、ファルコン9の10倍程度のオーダーに過ぎない。

イーロンマスクは、慎重すぎるのかも知れないな(凡人からは、そうは見えないけどな)。

まあ、どうでもいいんですが。

天然天体の巨大さは、スペースコロニーの比ではない(計算省略)。

その気候や環境を人工的に変えて、人類が住めるようにするなどという話は、与太話以外の何ものでもない。

浮沈子の部屋の温度でさえままならぬ話で、今朝は暖かだったが(気温は最低でも12度くらい)、明日朝には5度を切る予報だ。

氷点下55度の火星に置いておくのは、ファイザー/ビオンテックのワクチンくらいにしておくのが丁度いい(超低温でなくても、2週間くらいなら持つそうです)。

まあ、どうでもいいんですが。

ベラボーな話には、日常感覚では付いていけないな。

直径数千kmの天然天体のテラフォーミングや移住、やや小ぶりの巨大宇宙船(長さ32kmのコロニー)の建造、ちっこい宇宙ロケット(せいぜい100m程度)の開発、狭苦しい浮沈子の部屋の温度管理・・・。

人間の思考の柔軟性に、宇宙の物理学は到底追いつけない(そういうことかあ?)。

(「魂は千里を走る」とは、どういう意味ですか?)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14109516899

「幽体離脱なら、死ぬことはないのに~。」

このおばちゃんは、何か勘違いをしているようだな。

まあいい。

ジェフベゾスが幽体離脱しているかどうかは知らない。

凡人からはそうとしか見えなくても、人類の未来を変えるような人には、明確なビジョンが見えているんだろう。

人類は、未来永劫、地球の地べたに縛り付けられ続けると信じている浮沈子には想像もつかない。

巨大宇宙ロケットも、スペースコロニーも、火星移住も、所詮はSFの世界だ。

見えている未来は、明日朝の気温が下がるということまで。

今日は雨模様だが、体調もいいので、久々のフィットネスに出かけようかな・・・。

変異種:デブにワクチンは効かないというありそうな話:他人事じゃないリバウンドの今日この頃2021年03月02日 19:49

変異種:デブにワクチンは効かないというありそうな話:他人事じゃないリバウンドの今日この頃


先月中旬から体調を崩し、吐き気腹痛倦怠感息苦しさその他諸々に悩まされ、その間、週末の浮世の雑事にも振り回されて半月程食欲もなく、2kgくらい減量していたが(浮沈子にとって、食欲がないというのは致命的重症の部類に入る)、本日、久々にフィットネスで計ったら、見事に復帰していた(もちろん、体重の方)。

やれやれ・・・。

運動の方は、最弱のメニューをさっさとこなして、雨が降り始める前に帰ってきた。

ネットでネタを探していたら、浮沈子のそんな行動を見透かしたように、気になる記事が上がっている・・・。

(ファイザーの新型コロナワクチンは肥満の人には効果が薄い可能性がある)
https://gigazine.net/news/20210302-pfizer-vaccine-less-effective-obesity/

「WHOの基準でBMIが30以上の「肥満」の人は、健康体の人に比べて抗体の量が約半分しか検出されなかった」

対象は、イタリアの医療従事者ということだからな。

医者の不養生とはよく言ったものだ(紺屋の白袴ともいう)。

浮沈子のBMIは、まだ25未満に留まっていて、そこまで爆発していないが、油断をすれば瞬時に加速することは分かっている。

まあ、加速というよりワープに近い・・・。

「さらなる研究が必要ですが、研究がより大規模なデータによって実証された場合、肥満の人には追加のワクチンを投与するといった新たな戦略が必要になってくるでしょう」

そんなもんが、戦略なのかあ?。

減量メニューを強制するとか、そういう方が身のためなんじゃないのか。

食いたい放題食った挙句、貴重なワクチンを無駄に脂肪に食わせるなどとはけしからん!。

喝!。

で、罹患した場合のリスクも肥満の人は大きいという。

「肥満の人は新型コロナウイルスのワクチンで入院するリスクが健康な人に比べて113%で、死亡リスクは48%増加することも明らかになっています。」

ワクチンで入院するリスクだってえ!?。

引用されている記事を見ると(9月の記事なのでワクチンとは関係ないようです)、「肥満の患者はCOVID-19に感染するリスクが46%、入院するリスクが113%、集中治療室入りするリスクが74%、死亡するリスクが48%高い」とある。

「この結果は、肥満がCOVID-19の重病化リスクを高める基礎疾患である糖尿病と高血圧に密接に関連しているという点に加えて、新型コロナウイルスが増殖する理想的な場所とみられている「マクロファージ」を活性化させる「グルコース(ブドウ糖)」が肥満によって体内に蓄えられる点が主な原因」

「肥満が体の各臓器や呼吸器にかける負担が重病化リスクを高めていると研究チームは指摘。さらに肥満の患者は自然免疫および獲得免疫に障害を抱えているケースが多い」

「肥満の人はCOVID-19のワクチンが効きにくくなる可能性がある」

当時から、ワクチンの効果についても懸念されていたわけだ。

デブに得なことは何もない。

「肥満はインスリン抵抗性や炎症などを引き起こし、体が感染症と闘うことを困難にします。」(初出の記事より)

「インフルエンザワクチンも肥満の人には効果が薄いことが示されています。」(同上)

「肥満の人が多い国では、既存のワクチン接種プログラムを適用し続けても効果が薄い可能性があり、長期にわたって抗体反応などを観察する必要があります」(同上)

浮沈子的に気になる点は、例によってワクチンの中途半端な効き目が、逃避変異のトリガーになるのではないかということ。

従来のレジメン(3週間間隔での2回接種)のままでは、再感染(ワクチン接種後の初回感染)の確率も上がるだろうし、そのことによる流行の継続が更なる変異種を生む土壌になる。

ワクチン接種が始まり、治験では得られなかった様々なデータが浮き彫りになってくる。

ワクチンさえうてば、新型コロナは消えてなくなるなどという楽観論はどこへやらだな。

今日は、今月のダイビングの予定も入り始め、春に向かってギアアップだ(途端にギブアップじゃないのかあ?)。

無理の効かない身体だからな。

それなりの配慮をしつつ、来年のワクチン接種に向けて減量にも取り組むことにしよう。

今日のニュースによれば、首都圏の緊急事態宣言は、どうやら若干延長される公算が高くなってきたようだ。

感染者数の減少鈍化、医療機関のひっ迫の継続(スタッフのメンテナンスのためには、1か月程度、ほぼゼロ状態が必要とも)、春先のイベントの時期のリバウンド防止などが理由みたいだな。

(<新型コロナ>小池知事、緊急事態宣言の7日解除に懸念「間に合っていない」)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/89045

「医療や検査の体制を整えつつ、皆さんには食事の時に飛沫が飛ばないような工夫をしていただくなど、もう1段、ギアを上げないと、間に合わないという事態が生じているのではないか」

中期的には、夏のオリパラ開催も視野に入っているだろうし、その先の解散総選挙の日程もにらんでいるに違いない。

ここで、徹底的にクランチしておかないと、昨年の二の舞になりかねないと見ているんだろう。

それは正しい。

浮沈子なら、首都圏にロックダウン掛けたまま、オリパラ終了まで引っ張るけどな(そんなあ!)。

フィリピンでは、緊急事態宣言が1年以上も続いている(どーせ、みーんな守ってなんかいないだろうけど)。

オリパラ開催に向けて、様々な動きが始まる。

もちろん、デブの出る幕はない。

アスリートたちには、ワクチンはバンバン効くだろう。

若さの価値は素晴らしいな・・・。

変異種:神戸・NY市・サンパウロ:変異種を巡る三都物語2021年03月02日 22:41

変異種:神戸・NY市・サンパウロ:変異種を巡る三都物語
変異種:神戸・NY市・サンパウロ:変異種を巡る三都物語


(“調査検体の約15%で英の変異ウイルス” 神戸市が独自調査)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012892601000.html

「市内で感染が確認されて検体を調べた人のうちおよそ15%でイギリスの変異ウイルス」

浮沈子的に気になったのはこっちの方だ・・・。

「このほか、起源が不明な変異ウイルスが5人の検体から見つかった」

国内でも、独自の変異が始まっているのかも知れない(神戸牛ならぬ神戸株か?←こういうこと書くと風評被害とかになるのかな)。

変異種が、輸入感染だけだと思っていたら大間違いということにならなきゃいいんだがな。

(NY出現のコロナ変異株、米国内感染症例735件-2週間で急速に拡大)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-01/QPBB1JT0G1KY01

「「B.1.526」と呼ばれる変異株は、ニューヨーク市マンハッタンのワシントンハイツ地区から広がった公算」

先日取り上げたばかりの話だが、すでに全米に拡散する気配だ(ローカルな流行は一時的なものだったようだな)。

「症例の大半はニューヨークとニュージャージー」

「テキサス州やワイオミング州、メリーランド州を含む他14州でも見つかっている」

拡散は時間の問題のようだ。

(ブラジルの病院が限界に、変異株の感染拡大制御できず)
https://www.cnn.co.jp/world/35167170.html

「サンパウロ(CNN) ブラジル全土で新型コロナウイルス変異株の感染拡大が制御できない状況に陥り、病院の集中治療室(ICU)が限界に達している。」

インド(感染者11,112,241人、死者157,157人)に抜かれてしばらくたったが、インドの感染が収まってきて(1万人余り)、ブラジル(10,589,608、255,836:感染者の増加は5万人くらいか)が再度増え始めたことにより再逆転は時間の問題になっている。

「変異したウイルスは3倍の感染力をもち、そのスピードは構造や支援に関して知事を圧倒しかねない。これが今のブラジルの現実だ」

スゲーな・・・。

3倍かよ!(英国株は1.5倍から1.7倍といわれている)。

東京都の重症者病棟がひっ迫しているといっても、せいぜい50パーセントくらいだ。

「最悪の状態にあるロンドニア州ではICUの使用率が97.5%に到達。リオグランデドスル州は97.2%、首都ブラジリアのある連邦区は96.45%」

「同国で最初の症例が見つかったサンパウロ市内の病院は1日、ICU使用率が100%に達している」

やれやれ・・・。

「1日の時点でワクチンの接種を受けた人は国民の3%のみ。2回目の接種を受けた人は1%にとどまる。」

焼け石に水ならぬ、ヤケ医師にワクチンというところか(ワケワカ・・・。)。

「エドワルド・パスエロ保健相は危機的状況にあることを認め、州知事らに対して2月25日、新しい変異株のために流行の抑制が一層難しくなったと語った。」

たぶん、また大統領が反対しているんだろう。

彼の国では、感染させることを国是としているからな(そうなのかあ?)。

首都圏でロックダウンの延長が取りざたされているが、浮沈子はどっちでも変わらないような気がする。

接触制限による感染抑止には、社会経済の維持という点で限界がある。

我が国のように、ゆる~い規制の場合はなおさらだ。

人々は、自主的に調整を行い、感染を制御し始める。

行きつけの飲み屋が早く閉まれば、開いている店を探すし、何らかの異なる業態の店で飲むこともあるかも知れない(未確認)。

不要不急の外出制限といったって、公共交通機関を止めているわけではないしな。

危機感の演出が足りない。

病棟がひっ迫しているといっても、そんなものは一般市民の目には入らない。

スーパーもコンビニも、ふつーに開いている。

床屋もフィットネスも営業中だ。

どこが緊急事態なのかも分からないしな。

冗談ではなく、このままオリパラ閉会まで延長してしまうのがいい。

規制をさらに強化して、公共交通機関を止めてはどうか。

7割の在宅を徹底するためには、7割止めればいいんじゃね?(そうなのかあ?)。

3日に1度の買い物も復活させて、徹底的に感染の連鎖を断つ。

変異種の流行もあるしな。

昨年の第1波より強力な手を打たなければ、この流行は終息しないだろう。

都内の感染者が一桁にならない限り、緊急事態を解除するなどというのは論外だ。

第1波は、そこまで落ちたが、1か月で元の木阿弥となった。

オリパラさえ終われば、後は野となれ山となれ(そんなあ!)。

高齢者へのワクチン接種が進めば、感染者が多少増加したとしても、死者数は激減するだろう。

あとは、可能な限りの供給を図って、ちんたら数年かけて接種していけばいいのだ。

その間にも、何度か緊急事態を掛けなければならなくなるには違いないが、市民も慣れっこになってくるだろうからな。

しかし、ブラジルは悲惨だな。

米国の同志はいなくなっちまったし、ワクチンははかどらないし、変異種はまん延するしで踏んだり蹴ったりだ。

米国だって、減ったとはいえ、5万人前後の感染が続いている。

決して少ないとは言えない。

神戸市の変異種がどういう展開になるかは予断を許さないが、感染力が強いようなら、それを食い止める術はない。

春だし・・・。

飲み会シーズンだし・・・。

旅行にも行きたいし・・・。

オリパラ関係ないしな。

世界中で広がる変異種は、やがて現在の流行株を置き換えていく。

ワクチンが効くかどうかは、今後の変異次第だが、そもそもワクチンうつ人々は限られているからな。

半分の人々だけうって、効き目が半分なら、流行に対する抑止圧力にさえならないかもしれない。

そもそも病気などで、うてない人もいるしな。

外は、寒冷前線の通過に伴う強風が吹き荒れていて、明日明け方くらいまでは風音がしているようだ。

明日は、また、気温が下がる。

朝は4度くらい、日中も10度程度。

最低12度、最高が20度くらいまで上がった今日とは大違いだ(半袖で自転車こいでましたから)。

こういう気温差が大きい時には、体調を崩しやすい。

浮沈子のところにワクチンが回ってくるまでは、1年くらいかかるだろうから、少なくともそれまでは用心していないとな。

浮沈子の緊急事態は、まだまだ続く・・・。