変異種:抜かれたら抜き返せ:ブラジルとインドの仁義なき2位争い:もちろん、少ない方が勝ちなんだがな ― 2021年04月06日 01:02
変異種:抜かれたら抜き返せ:ブラジルとインドの仁義なき2位争い:もちろん、少ない方が勝ちなんだがな
(インド 新型コロナ 1日の感染者初めて10万人超え)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210405/k10012957321000.html
「インドで、1日の感染者が初めて10万人を超」
過去最大の感染者数を計上して気を吐くインドに対し、ブラジルは鳴かず飛ばずの3万人台に落ち込んでいる(曜日の関係に過ぎないけど:アベレージでは6万人台)。
インドは、一時は米国をあっさり抜き去って世界一の座に就くと思われたがさにはあらず。
しかし、この1か月余りの間に、目を疑うような急増ぶりを見せている。
先月、総感染者数でブラジルにぶち抜かれて3位の座に転落したが、この勢いなら2位を奪還するのは時間の問題だし、米国の感染者が落ち着いてくれば、2000万人の差を詰めるのも不可能ではない。
浮沈子的には、この驚異的な増加の原因は、間違いなく英国産変異種の感染力によるものとみている。
(「歴史上最も大きな悲劇」停滞していたコロナ、全世界に変異種拡散で再び急増(2))
https://news.yahoo.co.jp/articles/d018f6e3049b891814bef571e94c4a0334a86394
「変異種がインドの第2次流行に寄与したのか定かでないが、一部の地域では役割を果たしているとみられる」
「感染が急増するパンジャーブ州では2~3月感染者の80%で英国発変異種が検出された。」
「最近では同じウイルス内で2つの突然変異が同時に発生する二重突然変異ウイルスまで発見された。」
「新型コロナの感染者が減少するものと見通した後、一部の欧州国家が防疫措置を緩和し、これが新しい拡散につながった」
「ワクチン接種を進めているにも関わらず、封鎖政策を緩和し変異種ウイルスが拡散して再流行していると判断する」
インドは、人口的には世界最大のワクチン接種国だ(3億人超:訂正!:今年の8月までの目標のようです:<以下追加>参照)。
イスラエルが国民の過半数に接種したとか、米国が1億人に接種したとかいうのは、インドに比べれば蚊に刺されたようなもんだからな(そうなのかあ?)。
その、世界最大のワクチン接種国で、1日10万人を超える新規感染者が発生しているという事実を、我々は謙虚に受け止めなければならない。
このことが意味していることはただ一つ。
ワクチン接種では、感染抑制はできないということだ。
現時点で確実な感染予防の方法は、社会的距離の確保しかない。
マスク、手洗いも有効には違いないだろうが、空気感染に準じる新型コロナの感染経路を完全に断つことはできない。
次々と現れる変異種が、感染力の増大やワクチン回避能力を獲得してきている以上、特定のワクチンだけに頼って社会政策を緩めれば、どこの国でもインドのようになるのだ。
その増加のスピードには驚きを隠せない。
つい1か月前は、1万人台で低迷し、ワクチン接種による集団免疫を獲得したかのような報道まであったからな。
まあいい。
我々は、新型コロナの一部しか見ていないということになる。
群盲像を撫でる(今回はインド象かあ?)。
人口比で言えば、インドの100分の1程度の東京都だが、現在300人から400人規模で推移している新規感染者が、変異種の増加圧力に晒されれば、一気に1000人規模に増加することは容易に推測できる(浮沈子的には5000人くらいには簡単に増加するとっ見ている)。
一気というのは、比喩的な例えではない(呼吸器を中心とする感染症だからな)。
数週間、いや、数日で激増する凄まじい感染力を持っているということなわけだ。
インドの増加がどこまで行くかは分からない。
第1波の時は、10万人にわずかに届かなかったが、今回はあっけなく突破した。
ワクチンの接種対象を若年層に広げて食い止めようとしているが、それではムリポな感じがする。
強制的社会政策(ロックダウン)を直ちに導入しなければ、1日100万人に届くのも時間の問題だろう(そんなあ!)。
変異種を舐めてかかり、社会政策を緩めたツケをインドは支払い続けることになる。
今後、新型コロナのキーワードになると浮沈子が睨んでいるのは再感染だ。
一度罹患しても、ワクチンをうっても、再び感染する。
もちろん、軽症や無症状で推移するかもしれないが、他者に対する感染力を保持しているところが問題だな。
再感染で重症化したり死亡したりする事例も報告されているしな。
大規模な再感染事例における死亡率は、まだ明らかではない。
同じコロナウイルスによるデング熱のように、再感染の方が重症化するかもしれないしな(未確認)。
1000万人単位の感染者を発生させている米国、ブラジル、インドの御三家に注目して、再感染事例の発生状況を確認していくことも重要だ。
今後少なくとも数年間は、社会政策を織り交ぜながら、ワクチンの普及を進めていくことになる。
その中で、変異種とどう向き合うか、再感染対策はどうするのかが問われてくる。
もう一度、グラフをよーっく見ておこう。
明日の東京都は、こうなるという見本だからな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナ インドは集団免疫?-自然免疫と3億人のワクチン接種で、感染を封じ込め)
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=67240?site=nli
「インドでは、1月16日から、医療従事関係者などを対象の第一陣として、ワクチン接種が始まっている。3月1日からは60歳以上の高齢者などに対象を広げた。3月11日時点で、2000万人以上の人が1回は接種を受けたと報じられている。ただ、この接種数は目標ペースを大幅に下回っており、さらに急ぐ必要があるとの声が強い。政府は8月末までに3億人に接種することを目指している。」
なんだ、浮沈子は、とっくに3億人接種したのかと思ったんだがな。
注意して記事を読まないとな。
「1月下旬、インドでは感染の封じ込めに成功した、とのニュースが海外のメディアで報じられた。」
「新規感染者数の下げ止まりやリバウンドの傾向がみられており、今後の宣言の解除や感染の鎮静化には、なお予断を許さない状況が続いている。」
(インド 感染再拡大でワクチン接種の対象を45歳以上に引き下げ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210401/k10012951141000.html
「これまでに少なくとも1回の接種を受けた人は人口のおよそ4%にあたる5500万人にとどまり、計画の遅れも指摘」
結果はご覧通りの状況となった(1日10万人超の新規感染者!)。
社会政策(ロックダウン)だけが、今のところ、唯一有効な手段だ。
初期の感染国だった中国が世界に手本を示し、台湾、ニュージーランドなどが、徹底した検疫を行って成果を上げている(北朝鮮もそうだという主張は、浮沈子的には眉唾だがな:オリンピック不参加だそうです)。
(五輪不参加の北朝鮮、コロナ禍で国威発揚の余裕なく)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0638K0W1A400C2000000/
「新型コロナウイルスによる世界的な保健危機から選手たちを保護するため、委員の提案により第32回オリンピック競技大会への不参加を討議決定した」
「北韓大学院大の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は「五輪参加は実益がないと判断し、日本への政治的な反感も作用した」と指摘する。日本政府は6日に北朝鮮への独自制裁を2年間延長すると閣議決定した。」
まあ、どうでもいいんですが。
インドはヤバイ。
ヤバ過ぎ!。
米国も、どうやら底打ちした感じだし、これからの数か月がどういう展開になるか(ワクチン接種の効果が見られるかどうか)。
変異種の拡大と社会政策の緩和とのバランスだろうな。
医療崩壊が起きなければ、冬場のインフルエンザの代わりにジジババが一定程度死んじまうのは許容範囲というのが、専門家の一致した見解のようだ(新型コロナ対策のおかげで、インフルエンザは激減だそうです)。
インフルで死ぬか、新型コロナで死ぬかだな(そんなあ!)。
ワクチンうっても感染するし、一度罹患して治っても再感染する。
変異を繰り返すウイルスの前に、絶対の対策はない。
うーん、この際だから、ほとぼりが冷めるまでISSにでも長期滞在するのが一番だろうな・・・。
(インド 新型コロナ 1日の感染者初めて10万人超え)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210405/k10012957321000.html
「インドで、1日の感染者が初めて10万人を超」
過去最大の感染者数を計上して気を吐くインドに対し、ブラジルは鳴かず飛ばずの3万人台に落ち込んでいる(曜日の関係に過ぎないけど:アベレージでは6万人台)。
インドは、一時は米国をあっさり抜き去って世界一の座に就くと思われたがさにはあらず。
しかし、この1か月余りの間に、目を疑うような急増ぶりを見せている。
先月、総感染者数でブラジルにぶち抜かれて3位の座に転落したが、この勢いなら2位を奪還するのは時間の問題だし、米国の感染者が落ち着いてくれば、2000万人の差を詰めるのも不可能ではない。
浮沈子的には、この驚異的な増加の原因は、間違いなく英国産変異種の感染力によるものとみている。
(「歴史上最も大きな悲劇」停滞していたコロナ、全世界に変異種拡散で再び急増(2))
https://news.yahoo.co.jp/articles/d018f6e3049b891814bef571e94c4a0334a86394
「変異種がインドの第2次流行に寄与したのか定かでないが、一部の地域では役割を果たしているとみられる」
「感染が急増するパンジャーブ州では2~3月感染者の80%で英国発変異種が検出された。」
「最近では同じウイルス内で2つの突然変異が同時に発生する二重突然変異ウイルスまで発見された。」
「新型コロナの感染者が減少するものと見通した後、一部の欧州国家が防疫措置を緩和し、これが新しい拡散につながった」
「ワクチン接種を進めているにも関わらず、封鎖政策を緩和し変異種ウイルスが拡散して再流行していると判断する」
インドは、人口的には世界最大のワクチン接種国だ(3億人超:訂正!:今年の8月までの目標のようです:<以下追加>参照)。
イスラエルが国民の過半数に接種したとか、米国が1億人に接種したとかいうのは、インドに比べれば蚊に刺されたようなもんだからな(そうなのかあ?)。
その、世界最大のワクチン接種国で、1日10万人を超える新規感染者が発生しているという事実を、我々は謙虚に受け止めなければならない。
このことが意味していることはただ一つ。
ワクチン接種では、感染抑制はできないということだ。
現時点で確実な感染予防の方法は、社会的距離の確保しかない。
マスク、手洗いも有効には違いないだろうが、空気感染に準じる新型コロナの感染経路を完全に断つことはできない。
次々と現れる変異種が、感染力の増大やワクチン回避能力を獲得してきている以上、特定のワクチンだけに頼って社会政策を緩めれば、どこの国でもインドのようになるのだ。
その増加のスピードには驚きを隠せない。
つい1か月前は、1万人台で低迷し、ワクチン接種による集団免疫を獲得したかのような報道まであったからな。
まあいい。
我々は、新型コロナの一部しか見ていないということになる。
群盲像を撫でる(今回はインド象かあ?)。
人口比で言えば、インドの100分の1程度の東京都だが、現在300人から400人規模で推移している新規感染者が、変異種の増加圧力に晒されれば、一気に1000人規模に増加することは容易に推測できる(浮沈子的には5000人くらいには簡単に増加するとっ見ている)。
一気というのは、比喩的な例えではない(呼吸器を中心とする感染症だからな)。
数週間、いや、数日で激増する凄まじい感染力を持っているということなわけだ。
インドの増加がどこまで行くかは分からない。
第1波の時は、10万人にわずかに届かなかったが、今回はあっけなく突破した。
ワクチンの接種対象を若年層に広げて食い止めようとしているが、それではムリポな感じがする。
強制的社会政策(ロックダウン)を直ちに導入しなければ、1日100万人に届くのも時間の問題だろう(そんなあ!)。
変異種を舐めてかかり、社会政策を緩めたツケをインドは支払い続けることになる。
今後、新型コロナのキーワードになると浮沈子が睨んでいるのは再感染だ。
一度罹患しても、ワクチンをうっても、再び感染する。
もちろん、軽症や無症状で推移するかもしれないが、他者に対する感染力を保持しているところが問題だな。
再感染で重症化したり死亡したりする事例も報告されているしな。
大規模な再感染事例における死亡率は、まだ明らかではない。
同じコロナウイルスによるデング熱のように、再感染の方が重症化するかもしれないしな(未確認)。
1000万人単位の感染者を発生させている米国、ブラジル、インドの御三家に注目して、再感染事例の発生状況を確認していくことも重要だ。
今後少なくとも数年間は、社会政策を織り交ぜながら、ワクチンの普及を進めていくことになる。
その中で、変異種とどう向き合うか、再感染対策はどうするのかが問われてくる。
もう一度、グラフをよーっく見ておこう。
明日の東京都は、こうなるという見本だからな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナ インドは集団免疫?-自然免疫と3億人のワクチン接種で、感染を封じ込め)
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=67240?site=nli
「インドでは、1月16日から、医療従事関係者などを対象の第一陣として、ワクチン接種が始まっている。3月1日からは60歳以上の高齢者などに対象を広げた。3月11日時点で、2000万人以上の人が1回は接種を受けたと報じられている。ただ、この接種数は目標ペースを大幅に下回っており、さらに急ぐ必要があるとの声が強い。政府は8月末までに3億人に接種することを目指している。」
なんだ、浮沈子は、とっくに3億人接種したのかと思ったんだがな。
注意して記事を読まないとな。
「1月下旬、インドでは感染の封じ込めに成功した、とのニュースが海外のメディアで報じられた。」
「新規感染者数の下げ止まりやリバウンドの傾向がみられており、今後の宣言の解除や感染の鎮静化には、なお予断を許さない状況が続いている。」
(インド 感染再拡大でワクチン接種の対象を45歳以上に引き下げ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210401/k10012951141000.html
「これまでに少なくとも1回の接種を受けた人は人口のおよそ4%にあたる5500万人にとどまり、計画の遅れも指摘」
結果はご覧通りの状況となった(1日10万人超の新規感染者!)。
社会政策(ロックダウン)だけが、今のところ、唯一有効な手段だ。
初期の感染国だった中国が世界に手本を示し、台湾、ニュージーランドなどが、徹底した検疫を行って成果を上げている(北朝鮮もそうだという主張は、浮沈子的には眉唾だがな:オリンピック不参加だそうです)。
(五輪不参加の北朝鮮、コロナ禍で国威発揚の余裕なく)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0638K0W1A400C2000000/
「新型コロナウイルスによる世界的な保健危機から選手たちを保護するため、委員の提案により第32回オリンピック競技大会への不参加を討議決定した」
「北韓大学院大の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は「五輪参加は実益がないと判断し、日本への政治的な反感も作用した」と指摘する。日本政府は6日に北朝鮮への独自制裁を2年間延長すると閣議決定した。」
まあ、どうでもいいんですが。
インドはヤバイ。
ヤバ過ぎ!。
米国も、どうやら底打ちした感じだし、これからの数か月がどういう展開になるか(ワクチン接種の効果が見られるかどうか)。
変異種の拡大と社会政策の緩和とのバランスだろうな。
医療崩壊が起きなければ、冬場のインフルエンザの代わりにジジババが一定程度死んじまうのは許容範囲というのが、専門家の一致した見解のようだ(新型コロナ対策のおかげで、インフルエンザは激減だそうです)。
インフルで死ぬか、新型コロナで死ぬかだな(そんなあ!)。
ワクチンうっても感染するし、一度罹患して治っても再感染する。
変異を繰り返すウイルスの前に、絶対の対策はない。
うーん、この際だから、ほとぼりが冷めるまでISSにでも長期滞在するのが一番だろうな・・・。
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