🐼変異種:収束の兆しか:陽性率増加が鈍化 ― 2021年08月01日 09:10
変異種:収束の兆しか:陽性率増加が鈍化
1日10万人の感染で都内の感染は年内終息とか、流行は止まらず1億2千万人が感染するとか、いや、国民全員が感染しても、再感染が繰り返されて流行は終わらないとか、べらぼーな話ばかり書いて、昨夜は妄想の嵐が吹き荒れたな。
一夜明ければ、少し冷静になり、英国の感染者数が3万人前後で安定していたり、今日から本格的に3回目のワクチン接種が始まるイスラエルの感染者数が、毎週1000人くらいずつ増加していたりするのを確認して、現実に引き戻される。
足元では、6月中旬からコンスタントに増加していた東京都の陽性率が、20パーセント程度で頭打ちになりそうな気配だ。
まだ、数日様子を見る必要はあるし、検査数自体は増加し続けているから、陽性者が直ちに減るわけではない。
感染力が強いデルタのまん延が、そろそろ行き渡って、増加のピークを迎えようとしているのかも知れない。
実績では新規感染者に占めるデルタの割合は6割程度だが、それは過去の状況を確認しているだけだ。
リアルタイムでは、おそらく8割を超えてきているだろう。
ほぼほぼ、入れ替わってしまった感じだ。
つまり、デルタの割合の増加は止まりつつある。
それが、陽性率の頭打ちと関係あるかどうかは知らないが、時期的に同じになっているだけかもしれない。
もちろん、繰り返しになるけど、感染者が減るということではない。
増加は続くけど、それを加速する因子が一つ消える。
消えるというか、安定する(100パーセントを超えることはない!)。
新規感染者が全部デルタになって、人流が一定なら、コンスタントな感染状況になる。
新規感染者の増加率が、毎日増え続けることにはならない。
(東京都 新型コロナ 4058人感染確認 過去最多 初の4000人超)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210731/k10013172931000.html
「7日間平均の前週との比較:
▼月曜日・26日:1.41倍
▼火曜日・27日:1.49倍
▼水曜日・28日:1.53倍
▼木曜日・29日:1.62倍
▼金曜日・30日:1.81倍
▼土曜日・31日:2.17倍」
この増加が止まれば、安定したことになる。
デルタの感染力と、都民の拡散力の限界が見えてくる。
止まらなければ?。
感染拡大は、物理現象だ。
魔術ではない。
無限に拡大することはないし、いつか止まる。
デルタの構成比は、感染力増加の大きな要素だ。
ヤマ勘でしかないけど、そう感じている。
前にも書いているけど、東京都の感染キャパシティは、まだまだ余裕がある。
他の地域との比較で見ても、太平洋を挟んだ隣町のカリフォルニア州では、人口比3倍弱で5万人を記録している。
ざっくり、1日2万人程度は想定の範囲内だ。
加州は旧欧州産変異種(昨年の優勢種)の罹患だけどな。
感染力は相当弱いけど、都市の持つ感染キャパシティを見る上では参考になる。
黙っていたら、2万人だ。
が、まあ、我が国はアホの集団とは違うから(加州がそうだとは言いませんが)、半分くらいで収まると見ている(テキトーです)。
昨日も電卓をたたいた通り、その水準には10日程度で達する。
現状の増加率を維持してもな。
1400万人の人口で、まだ20万人程度しか感染していないから、伸びしろは無限に近い。
ワクチン?。
ワクチンが、デルタの感染を止められないことは次々と明らかになってきている。
おそらく、都民全員がワクチンを接種しても、感染は止まらない。
もちろん、発症予防効果や重症化予防効果があることは確かだ。
接種者全員を継続的に検査して、ステルス感染をすべて洗い出せば、感染予防効果が吹っ飛んでいることが見えてくるに違いない(1000倍の増殖力だし)。
が、まあ、そんなことはしない(出来ない)だろうけど。
濃厚接触者への検査は、無症状でもある程度は行っているだろうから、ステルス感染の一端は捕捉されるかもしれない。
米国みたいに、ワクチンうってたら検査しないとか、そういう基準があるかどうかは知らない。
臭いものには蓋をする(マスクは外すけど)。
米国の感染爆発は、そうして起こっている。
ワクチンを過信し、デルタを舐め切ってそうなった。
我が国は、アホの集団とは違うから(米国がそうだとは言いませんが)、きっときっと賢い判断をすると信じている(ホントかあ?)。
金曜日は、フロリダ州が、週に一度の集計を計上する。
審判の日だな。
昨日は、11万人を超える感染者を計上した(110,724人:1週間分です)。
べらぼーめ・・・。
フロリダ州の人口は2200万人くらいだから、東京都の1.5倍程度だ。
NY州よりはちっと多い。
NYも2000人台に増加しているから、ワクチンの普及に関わりなく、感染者が増え続けている(程度は違いますが)。
フロリダ州は、東京都で言えば、1日当たり1万人の感染者を出している勘定になる。
キャパシティとしては、まだ余裕がありそうな感じだ。
一週間ごとの集計で、20万人くらいまでは楽勝で伸びるかもしれない。
確認しておこう。
東京都の陽性率の増加が鈍化している。
デルタの割合が飽和に近づいていることの反映かも知れない(未確認)。
感染者数の増加は続くだろう。
止まるかどうかは、もう一つの変数である都民の行動次第だが、東京都の感染キャパシティには、まだまだ余裕がある。
米国の状況は、近い将来の感染状況を暗示している。
感染を止められるかどうかは、既に問題ではないかもしれない(=止められないかもしれないからな)。
医療崩壊を起こさないレベルに留めるだけで精一杯だろう。
それすら危うい。
デルタは忖度なしだ。
人間の側が忖度しないとな・・・。
1日10万人の感染で都内の感染は年内終息とか、流行は止まらず1億2千万人が感染するとか、いや、国民全員が感染しても、再感染が繰り返されて流行は終わらないとか、べらぼーな話ばかり書いて、昨夜は妄想の嵐が吹き荒れたな。
一夜明ければ、少し冷静になり、英国の感染者数が3万人前後で安定していたり、今日から本格的に3回目のワクチン接種が始まるイスラエルの感染者数が、毎週1000人くらいずつ増加していたりするのを確認して、現実に引き戻される。
足元では、6月中旬からコンスタントに増加していた東京都の陽性率が、20パーセント程度で頭打ちになりそうな気配だ。
まだ、数日様子を見る必要はあるし、検査数自体は増加し続けているから、陽性者が直ちに減るわけではない。
感染力が強いデルタのまん延が、そろそろ行き渡って、増加のピークを迎えようとしているのかも知れない。
実績では新規感染者に占めるデルタの割合は6割程度だが、それは過去の状況を確認しているだけだ。
リアルタイムでは、おそらく8割を超えてきているだろう。
ほぼほぼ、入れ替わってしまった感じだ。
つまり、デルタの割合の増加は止まりつつある。
それが、陽性率の頭打ちと関係あるかどうかは知らないが、時期的に同じになっているだけかもしれない。
もちろん、繰り返しになるけど、感染者が減るということではない。
増加は続くけど、それを加速する因子が一つ消える。
消えるというか、安定する(100パーセントを超えることはない!)。
新規感染者が全部デルタになって、人流が一定なら、コンスタントな感染状況になる。
新規感染者の増加率が、毎日増え続けることにはならない。
(東京都 新型コロナ 4058人感染確認 過去最多 初の4000人超)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210731/k10013172931000.html
「7日間平均の前週との比較:
▼月曜日・26日:1.41倍
▼火曜日・27日:1.49倍
▼水曜日・28日:1.53倍
▼木曜日・29日:1.62倍
▼金曜日・30日:1.81倍
▼土曜日・31日:2.17倍」
この増加が止まれば、安定したことになる。
デルタの感染力と、都民の拡散力の限界が見えてくる。
止まらなければ?。
感染拡大は、物理現象だ。
魔術ではない。
無限に拡大することはないし、いつか止まる。
デルタの構成比は、感染力増加の大きな要素だ。
ヤマ勘でしかないけど、そう感じている。
前にも書いているけど、東京都の感染キャパシティは、まだまだ余裕がある。
他の地域との比較で見ても、太平洋を挟んだ隣町のカリフォルニア州では、人口比3倍弱で5万人を記録している。
ざっくり、1日2万人程度は想定の範囲内だ。
加州は旧欧州産変異種(昨年の優勢種)の罹患だけどな。
感染力は相当弱いけど、都市の持つ感染キャパシティを見る上では参考になる。
黙っていたら、2万人だ。
が、まあ、我が国はアホの集団とは違うから(加州がそうだとは言いませんが)、半分くらいで収まると見ている(テキトーです)。
昨日も電卓をたたいた通り、その水準には10日程度で達する。
現状の増加率を維持してもな。
1400万人の人口で、まだ20万人程度しか感染していないから、伸びしろは無限に近い。
ワクチン?。
ワクチンが、デルタの感染を止められないことは次々と明らかになってきている。
おそらく、都民全員がワクチンを接種しても、感染は止まらない。
もちろん、発症予防効果や重症化予防効果があることは確かだ。
接種者全員を継続的に検査して、ステルス感染をすべて洗い出せば、感染予防効果が吹っ飛んでいることが見えてくるに違いない(1000倍の増殖力だし)。
が、まあ、そんなことはしない(出来ない)だろうけど。
濃厚接触者への検査は、無症状でもある程度は行っているだろうから、ステルス感染の一端は捕捉されるかもしれない。
米国みたいに、ワクチンうってたら検査しないとか、そういう基準があるかどうかは知らない。
臭いものには蓋をする(マスクは外すけど)。
米国の感染爆発は、そうして起こっている。
ワクチンを過信し、デルタを舐め切ってそうなった。
我が国は、アホの集団とは違うから(米国がそうだとは言いませんが)、きっときっと賢い判断をすると信じている(ホントかあ?)。
金曜日は、フロリダ州が、週に一度の集計を計上する。
審判の日だな。
昨日は、11万人を超える感染者を計上した(110,724人:1週間分です)。
べらぼーめ・・・。
フロリダ州の人口は2200万人くらいだから、東京都の1.5倍程度だ。
NY州よりはちっと多い。
NYも2000人台に増加しているから、ワクチンの普及に関わりなく、感染者が増え続けている(程度は違いますが)。
フロリダ州は、東京都で言えば、1日当たり1万人の感染者を出している勘定になる。
キャパシティとしては、まだ余裕がありそうな感じだ。
一週間ごとの集計で、20万人くらいまでは楽勝で伸びるかもしれない。
確認しておこう。
東京都の陽性率の増加が鈍化している。
デルタの割合が飽和に近づいていることの反映かも知れない(未確認)。
感染者数の増加は続くだろう。
止まるかどうかは、もう一つの変数である都民の行動次第だが、東京都の感染キャパシティには、まだまだ余裕がある。
米国の状況は、近い将来の感染状況を暗示している。
感染を止められるかどうかは、既に問題ではないかもしれない(=止められないかもしれないからな)。
医療崩壊を起こさないレベルに留めるだけで精一杯だろう。
それすら危うい。
デルタは忖度なしだ。
人間の側が忖度しないとな・・・。
🐼変異種:若者狙いの変異種:一国の大臣の発言としていかがなものか ― 2021年08月01日 17:36
変異種:若者狙いの変異種:一国の大臣の発言としていかがなものか
(田村厚労相 “デルタ株で局面変化 感染リスク高い行動控えて“)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210801/k10013174071000.html
「ワクチンが広がらずに若い人の間でクラスターが発生し続けると、そこでまた変異が生まれて、若い人が重症化する可能性のあるウイルスになるかもしれない」
浮沈子は、昼寝しながらラジオのニュースをボーっと聞いていたんだが、思わず飛び起きてしまった。
政治家の妄想って、常人を超えている・・・。
ワクチンうたない若い人の間での感染が、変異種を揺籃し、自ら重症化するというのはウイルス学的にはどうなんだろうか?。
文脈からは、ワクチンをうたなければ、新たな変異種で(別に若い人だけではなく)重症化する可能性があると取れなくもない(なんて好意的な解釈なんだ!)。
是非ワクチンをうって欲しいという気持ちは伝わる気がするけどな。
トンデモ発言を伝えるNHKのセンスも大したもんだな(昼のニュースでは出してましたが、さすがに夜7時のニュースでは削除されてました)。
リスクコミュニケーションの一つのカタチかも知れない。
常識的に考えて、んなバカなと思われるメッセージを出して、ひょっとしたら、何か裏で掴んでいるかもしれないとか、ホントはもう、そういう変異種が流行しているのを隠しているかもしれないとか、そういう怪しげな情報がSNSで拡散することを狙った高度な戦術なのかもしれない(そうなのかあ?)。
浮沈子は、政治家のウソを否定はしない。
結果責任を問われる仕事だから、結果を出すための手段の一つと考えている。
武士のウソは武略だ。
もちろん、結果が出なければ、そのウソの責任も問われることになる。
「リスク」コミュニケーションだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(デルタ株、水痘に匹敵する感染力 CDCの内部資料が警告)
https://www.cnn.co.jp/usa/35174591.html
「ワレンスキー所長はCNNの取材に対し、デルタ株について「これまで知られた中で最も感染力の強いウイルスの一つ」と指摘。はしかや水痘と同水準だとの認識を示した。」
CNNのこの記事は、既にこのブログでも取り上げている。
(変異種:『いじめ』『管理』『憲法違反』『自由への脅威』:ワクチン接種にまつわるエトセトラ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/07/30/9403171
「デルタ株は1人の感染者が平均8~9人に感染させる。これは水痘と同程度。一方、変異前のコロナウイルスは通常のかぜと同じく1人の感染者から約2人にうつる」
数字的には、基本再生産数が水痘程度ということだが、ワレンスキーの認識が気になった。
はしか(麻疹)を引き合いに出し、「最も感染力の強いウイルスの一つ」と、最大級の警戒感を示している(麻疹の基本再生産数は12~18)。
(ロシェル・ワレンスキー)
https://en.wikipedia.org/wiki/Rochelle_Walensky
「ワレンスキーは、2012年から2020年までハーバード大学医学部の医学教授であり、2017年から2020年までマサチューセッツ総合病院の感染症部門の責任者を務めた。」
知識も経験も、申し分ないな。
はしか(麻疹)は、水痘と同じく空気感染する。
水痘よりも基本再生産数は高く、ワクチン以外で対抗することはできない(マスクで防ぐことはムリポ!)。
(麻しん Q&A:Q1-[3]:麻疹の予防方法について教えてください。マスクをすれば防ぐことができますか?)
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/QA.html#q1-3
「麻疹は、接触、飛沫、空気 (飛沫核)のいずれの感染経路でも感染します。麻疹ウイルスの直径は100~250nmであり、飛沫核の状態で空中を浮遊し、それを吸い込むことで感染しますので、マスクでの予防は難しくなります。唯一の予防方法は、ワクチン接種によって麻疹に対する免疫をあらかじめ獲得しておくことです。」
感染力について、CNNの取材に対して、その認識を示した点に注目だ。
屋内でのマスクなんかで防げるんだろうか?。
浮沈子的には、そこが気になっている。
空気感染は、飛沫核感染とも呼ばれ、空気中を漂うウイルス粒子を吸い込むと感染する(水分を失っても感染力があるということだな)。
もちろん、ウイルスは体外で長時間生存することはできないとされているが、新型コロナの場合、9時間生き残った話もあるようだ(未確認)。
デルタが、なぜ、それ程強い感染力を持っているのかは分からない。
増殖力が高いこと(従来の1000倍以上)は分かるが、感染プロセスがどう変化したのかは不明だ。
空気感染するらしいことは分かっているが、詳細が見えない(ウイルス、小さいしな・・・)。
米国CDCは、何らかの基礎的事実を掴んでいるのではないか。
メディアに対して、ワレンスキーが示した危機的認識は、それを示唆しているような気がしてならない(未確認)。
ハンパない増殖力と、不気味な感染力の増大。
重症化の懸念もある。
新型コロナウイルスの変異種の中では、大ヒットだ(デルタ、最強最悪!)。
頓珍漢な発言しても、我が国の保健担当大臣がデルタは特別だという認識に立っていることは心強い。
心強いかあ?・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(イスラエル、コロナワクチン3回目接種へ 60歳以上 8月1日から)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-israel-idJPKBN2EZ28G
「イスラエルが60歳以上の市民に対し、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(追加接種)を開始」
「8月1日から始まり、ワクチン2回目接種から5カ月以上が経っていることが条件」
5か月とは知らなかったな。
6か月から1年以内に追加接種すればいいとか、7か月目から効き目が下がる話はあったけどな。
つまり、少なくとも、高齢者については6か月は持たない(保証はできない)ということなわけだ。
6か月を1日でも過ぎたら、デルタに対して合理的なリスクを抱えることになる(そうなのかあ?)。
ブレイクスルー感染、いらっしゃい状態(?)になるわけだ。
いらねーって!。
どっかの担当大臣は、1年は持つとか言ってたけど、嘘っぱちだな。
浮沈子の場合は、来年早々から対象者ということになる。
ファイザーが、契約してくれたらの話だし、厚労相の話では、モデルナが追加接種に回されるようなことも言っていたし・・・。
マサチューセッツで起こった大規模なブレイクスルー感染が、ワクチンの予防効果の減衰と関係しているかは不明だ。
(田村厚労相 “デルタ株で局面変化 感染リスク高い行動控えて“)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210801/k10013174071000.html
「ワクチンが広がらずに若い人の間でクラスターが発生し続けると、そこでまた変異が生まれて、若い人が重症化する可能性のあるウイルスになるかもしれない」
浮沈子は、昼寝しながらラジオのニュースをボーっと聞いていたんだが、思わず飛び起きてしまった。
政治家の妄想って、常人を超えている・・・。
ワクチンうたない若い人の間での感染が、変異種を揺籃し、自ら重症化するというのはウイルス学的にはどうなんだろうか?。
文脈からは、ワクチンをうたなければ、新たな変異種で(別に若い人だけではなく)重症化する可能性があると取れなくもない(なんて好意的な解釈なんだ!)。
是非ワクチンをうって欲しいという気持ちは伝わる気がするけどな。
トンデモ発言を伝えるNHKのセンスも大したもんだな(昼のニュースでは出してましたが、さすがに夜7時のニュースでは削除されてました)。
リスクコミュニケーションの一つのカタチかも知れない。
常識的に考えて、んなバカなと思われるメッセージを出して、ひょっとしたら、何か裏で掴んでいるかもしれないとか、ホントはもう、そういう変異種が流行しているのを隠しているかもしれないとか、そういう怪しげな情報がSNSで拡散することを狙った高度な戦術なのかもしれない(そうなのかあ?)。
浮沈子は、政治家のウソを否定はしない。
結果責任を問われる仕事だから、結果を出すための手段の一つと考えている。
武士のウソは武略だ。
もちろん、結果が出なければ、そのウソの責任も問われることになる。
「リスク」コミュニケーションだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(デルタ株、水痘に匹敵する感染力 CDCの内部資料が警告)
https://www.cnn.co.jp/usa/35174591.html
「ワレンスキー所長はCNNの取材に対し、デルタ株について「これまで知られた中で最も感染力の強いウイルスの一つ」と指摘。はしかや水痘と同水準だとの認識を示した。」
CNNのこの記事は、既にこのブログでも取り上げている。
(変異種:『いじめ』『管理』『憲法違反』『自由への脅威』:ワクチン接種にまつわるエトセトラ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/07/30/9403171
「デルタ株は1人の感染者が平均8~9人に感染させる。これは水痘と同程度。一方、変異前のコロナウイルスは通常のかぜと同じく1人の感染者から約2人にうつる」
数字的には、基本再生産数が水痘程度ということだが、ワレンスキーの認識が気になった。
はしか(麻疹)を引き合いに出し、「最も感染力の強いウイルスの一つ」と、最大級の警戒感を示している(麻疹の基本再生産数は12~18)。
(ロシェル・ワレンスキー)
https://en.wikipedia.org/wiki/Rochelle_Walensky
「ワレンスキーは、2012年から2020年までハーバード大学医学部の医学教授であり、2017年から2020年までマサチューセッツ総合病院の感染症部門の責任者を務めた。」
知識も経験も、申し分ないな。
はしか(麻疹)は、水痘と同じく空気感染する。
水痘よりも基本再生産数は高く、ワクチン以外で対抗することはできない(マスクで防ぐことはムリポ!)。
(麻しん Q&A:Q1-[3]:麻疹の予防方法について教えてください。マスクをすれば防ぐことができますか?)
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/QA.html#q1-3
「麻疹は、接触、飛沫、空気 (飛沫核)のいずれの感染経路でも感染します。麻疹ウイルスの直径は100~250nmであり、飛沫核の状態で空中を浮遊し、それを吸い込むことで感染しますので、マスクでの予防は難しくなります。唯一の予防方法は、ワクチン接種によって麻疹に対する免疫をあらかじめ獲得しておくことです。」
感染力について、CNNの取材に対して、その認識を示した点に注目だ。
屋内でのマスクなんかで防げるんだろうか?。
浮沈子的には、そこが気になっている。
空気感染は、飛沫核感染とも呼ばれ、空気中を漂うウイルス粒子を吸い込むと感染する(水分を失っても感染力があるということだな)。
もちろん、ウイルスは体外で長時間生存することはできないとされているが、新型コロナの場合、9時間生き残った話もあるようだ(未確認)。
デルタが、なぜ、それ程強い感染力を持っているのかは分からない。
増殖力が高いこと(従来の1000倍以上)は分かるが、感染プロセスがどう変化したのかは不明だ。
空気感染するらしいことは分かっているが、詳細が見えない(ウイルス、小さいしな・・・)。
米国CDCは、何らかの基礎的事実を掴んでいるのではないか。
メディアに対して、ワレンスキーが示した危機的認識は、それを示唆しているような気がしてならない(未確認)。
ハンパない増殖力と、不気味な感染力の増大。
重症化の懸念もある。
新型コロナウイルスの変異種の中では、大ヒットだ(デルタ、最強最悪!)。
頓珍漢な発言しても、我が国の保健担当大臣がデルタは特別だという認識に立っていることは心強い。
心強いかあ?・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(イスラエル、コロナワクチン3回目接種へ 60歳以上 8月1日から)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-israel-idJPKBN2EZ28G
「イスラエルが60歳以上の市民に対し、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(追加接種)を開始」
「8月1日から始まり、ワクチン2回目接種から5カ月以上が経っていることが条件」
5か月とは知らなかったな。
6か月から1年以内に追加接種すればいいとか、7か月目から効き目が下がる話はあったけどな。
つまり、少なくとも、高齢者については6か月は持たない(保証はできない)ということなわけだ。
6か月を1日でも過ぎたら、デルタに対して合理的なリスクを抱えることになる(そうなのかあ?)。
ブレイクスルー感染、いらっしゃい状態(?)になるわけだ。
いらねーって!。
どっかの担当大臣は、1年は持つとか言ってたけど、嘘っぱちだな。
浮沈子の場合は、来年早々から対象者ということになる。
ファイザーが、契約してくれたらの話だし、厚労相の話では、モデルナが追加接種に回されるようなことも言っていたし・・・。
マサチューセッツで起こった大規模なブレイクスルー感染が、ワクチンの予防効果の減衰と関係しているかは不明だ。
🐼ISS危機一髪!:ナウカモジュールは出来損ないか ― 2021年08月01日 22:14
ISS危機一髪!:ナウカモジュールは出来損ないか
(ロシアのモジュールは、宇宙ステーションとドッキングした後、突然スラスターを発射します)
https://arstechnica.com/science/2021/07/russian-module-suddenly-fires-thrusters-after-docking-with-space-station/
「ロシアの「Nauka」モジュールは、NASAのミッションコントロールが拠点を置くヒューストンの現地時間である午前8時30分(協定世界時13時30分)に宇宙ステーションにリンクされました。」
「ヒューストン時間の午前11時34分、ナウカは予期せず動きスラスターを発射し始めました。」
「数分以内に、宇宙ステーションは姿勢制御を失い始めました。」
「午前11時42分に姿勢制御が完全に失われ、宇宙ステーションのサービスモジュールのエンジンが発射されました。」(たぶんヒューストン時間)
「これに続いて、ステーションに取り付けられたロシアのプログレス車両への引き渡しが行われ、スラスターが発射され始めました。」
時系列的なイベントが分かりやすく整理されている。
問題は次だ・・・。
「この戦争の綱引きは、燃料供給が使い果たされた後に最終的に停止したNaukaモジュールスラスター活動を相殺しました。」
異常噴射は途中で止まることなく、スラスターの燃料が枯渇するまで続いたということになる。
間違えて押しちゃったスイッチ切ったとか、直ちに送った停止コマンドによるとか、配線違いに気付いて引っこ抜いたとか、そういう能動的な操作ではなく、ISSに辿り着くまでに散々使って、枯渇に近かったスラスターの燃料がすっからかんになるまで止まらなかったということだ。
もし、ナウカが順調に飛行して、最小限のスラスター燃料の消費でISSに到着していたらと考えると、背筋が寒くなるな。
サービスモジュール(ズヴェズダ)の噴射だけでは足りなかったようだが、推力不足だったのか、そっちの燃料が枯渇してしまったのかは不明だ。
もしも、プログレス78がポイスク(ナウカの反対側)ではなく、当初予定通りズヴェズダの後部ポートに係留されていたらと考えると、ロシアには幸運の女神がほほ笑んだとしか思えない(苦笑かも!?)。
やれやれ・・・。
具体な噴射時間がどれ程だったかは知らない。
「木曜日の午後12時29分までに、姿勢制御が回復しました。」
「"That. Was. A. Day."」(ヤバイ1日だったぜ:浮沈子訳)
まあ、どうでもいいんですが。
ナウカの異常噴射の件については、続報が入っている。
(ISSトラブル、露プログラムの障害が原因…実験棟接続後に予定外の噴射)
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210731-OYT1T50336/
「トラブルの原因は、ナウカを遠隔操作するプログラムの障害だったと発表」
ホントかあ?。
配線ミスの方が、浮沈子的にはありそうな気がするんだがな。
まあいい。
「ロシア通信によると、ナウカの開発者は、少なくとも2027年までは使用可能だと説明している。」
「ロシアは25年以降、老朽化が進むISSから撤退する姿勢を示しているが、ナウカの接続成功でこれを改める可能性がある。」
これについては、別記事が出ている。
(新宇宙ステーション必要 ロシア、ISS老朽化で)
https://www.minyu-net.com/newspack/KD2021080101000090.php
「ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスの諮問機関は7月31日、老朽化が進む国際宇宙ステーション(ISS)のロシア側の区画の状況を検討した結果、継続使用は「追加リスクが生じる」と指摘し、これに代わる新たなステーションをつくる必要があるとの提案をまとめた。」
「ISSのロシア区画の使用は2028年までに終了する。」
「ロシア独自のものになるか、ISSの一部となるのかは決まっていない。」
うーん、全ては米国との調整次第ということか。
ISSに残って欲しければ、金を払えということかも知れない。
リブーストしたり、今回のように回転方向の調整を行ったりするには、ロシアモジュールが不可欠だからな。
さりとて、ロシアが独自に宇宙ステーションを運用できるかどうかはビミョーだ(金、ないしな・・・)。
浮沈子的には、相変わらず、中国の宇宙ステーションと合体すると見ているんだがな(誰も、そんな話はしてないけど)。
敵の敵は味方だ・・・。
ISSのトラブルについては、たぶん、鳥嶋さんが徹底的に調べて、詳細な記事を書く。
そしたら、また、このブログで取り上げる。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
この追加は、8月14日に書いている。
(国際宇宙ステーション危機一髪、ロシアの新しい実験棟がエンジン誤噴射)
https://news.mynavi.jp/article/20210802-1937024/
「1時45分ごろに、ISSの姿勢が変化していることを確認した」
「ズヴィズダーの天頂側(ナウーカの反対側)にドッキングしている「プログレスMS-17」補給船のスラスター噴射も加わったことで、ようやく回転が停止。」
「「宇宙船緊急事態(spacecraft emergency)」が宣言され、「キューポラ」の窓が閉じられたほか、宇宙飛行士の脱出に備え、係留されている宇宙船の起動などが行われた。」
「その後、ロシアの地上局からの操作により、ナウーカのスラスターを停止。そして、姿勢を元に戻す作業が行われ、30日2時29分ごろに完了」
「この噴射によって、ナウーカは燃料をほぼ使い切っており、今後、同じような事態が発生する可能性はない」
「ナウーカがスラスターを噴射している間、滞在している宇宙飛行士から「ISSから何か破片のようなものが飛んでいくのが見えた」という報告があった」
プログレスの噴射によってようやく回転が止まったこと、ロシア地上局からの操作でナウカのスラスターが止まったこと(ホントかあ?)、停止した原因かどうかはともかく、ナウカのスラスターの燃料が空になったこと、ISSから何か破片のようなものが飛んでいくのが見えたことが確認出来た(破片が何だったかは不明)。
「一時的なソフトウェアの不具合により、ナウーカのスラスターをONにするコマンドを誤って実行してしまった」
後の発表で、ウォッカ入りのソフトウェア(へべれけオペレーター?)が原因だったことが判明している(そうなのかあ?)。
(ISS危機一髪!:ウォッカ入りソフトウェア:一時的誤作動の真実)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/08/03/9404189
「すべてが順調でしたが、人的要因がありました。(ドッキングが成功した後)多少の陶酔感があり、誰もがリラックスしました」
ロシア側の厳格な機密保持のせいで、これ以上の真実が明かされることはない。
世紀のスキャンダルは、永遠に闇の中だ。
今後も、ISSの危機がいつ訪れることになるかも知れない。
あやしげなモジュールや宇宙船、宇宙機が接続する度に、そのリスクは高まるし、黙っていても経年劣化は続いていく。
空気漏れ、コンピュータメモリーののビット反転、太陽電池や蓄電池の劣化などなど。
最大のリスクは、もちろん、ロシアモジュールの離脱だが、考えようによってはリスクの軽減につながるかも知れない(そんなあ!)。
「CST-100「スターライナー」の2回目の無人試験飛行(OFT-2)の打ち上げを延期」
その8月3日(日本時間8月4日)の打ち上げは、バルブの不具合のために延期され、長期に渡る修理を余儀なくされている。
ISSは、スターライナーの激突から免れ、しばらくは軌道を飛び続けることが出来るようになった。
一寸先は闇の宇宙開発。
まあ、宇宙空間の大部分は、漆黒の闇に違いない・・・。
(ロシアのモジュールは、宇宙ステーションとドッキングした後、突然スラスターを発射します)
https://arstechnica.com/science/2021/07/russian-module-suddenly-fires-thrusters-after-docking-with-space-station/
「ロシアの「Nauka」モジュールは、NASAのミッションコントロールが拠点を置くヒューストンの現地時間である午前8時30分(協定世界時13時30分)に宇宙ステーションにリンクされました。」
「ヒューストン時間の午前11時34分、ナウカは予期せず動きスラスターを発射し始めました。」
「数分以内に、宇宙ステーションは姿勢制御を失い始めました。」
「午前11時42分に姿勢制御が完全に失われ、宇宙ステーションのサービスモジュールのエンジンが発射されました。」(たぶんヒューストン時間)
「これに続いて、ステーションに取り付けられたロシアのプログレス車両への引き渡しが行われ、スラスターが発射され始めました。」
時系列的なイベントが分かりやすく整理されている。
問題は次だ・・・。
「この戦争の綱引きは、燃料供給が使い果たされた後に最終的に停止したNaukaモジュールスラスター活動を相殺しました。」
異常噴射は途中で止まることなく、スラスターの燃料が枯渇するまで続いたということになる。
間違えて押しちゃったスイッチ切ったとか、直ちに送った停止コマンドによるとか、配線違いに気付いて引っこ抜いたとか、そういう能動的な操作ではなく、ISSに辿り着くまでに散々使って、枯渇に近かったスラスターの燃料がすっからかんになるまで止まらなかったということだ。
もし、ナウカが順調に飛行して、最小限のスラスター燃料の消費でISSに到着していたらと考えると、背筋が寒くなるな。
サービスモジュール(ズヴェズダ)の噴射だけでは足りなかったようだが、推力不足だったのか、そっちの燃料が枯渇してしまったのかは不明だ。
もしも、プログレス78がポイスク(ナウカの反対側)ではなく、当初予定通りズヴェズダの後部ポートに係留されていたらと考えると、ロシアには幸運の女神がほほ笑んだとしか思えない(苦笑かも!?)。
やれやれ・・・。
具体な噴射時間がどれ程だったかは知らない。
「木曜日の午後12時29分までに、姿勢制御が回復しました。」
「"That. Was. A. Day."」(ヤバイ1日だったぜ:浮沈子訳)
まあ、どうでもいいんですが。
ナウカの異常噴射の件については、続報が入っている。
(ISSトラブル、露プログラムの障害が原因…実験棟接続後に予定外の噴射)
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210731-OYT1T50336/
「トラブルの原因は、ナウカを遠隔操作するプログラムの障害だったと発表」
ホントかあ?。
配線ミスの方が、浮沈子的にはありそうな気がするんだがな。
まあいい。
「ロシア通信によると、ナウカの開発者は、少なくとも2027年までは使用可能だと説明している。」
「ロシアは25年以降、老朽化が進むISSから撤退する姿勢を示しているが、ナウカの接続成功でこれを改める可能性がある。」
これについては、別記事が出ている。
(新宇宙ステーション必要 ロシア、ISS老朽化で)
https://www.minyu-net.com/newspack/KD2021080101000090.php
「ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスの諮問機関は7月31日、老朽化が進む国際宇宙ステーション(ISS)のロシア側の区画の状況を検討した結果、継続使用は「追加リスクが生じる」と指摘し、これに代わる新たなステーションをつくる必要があるとの提案をまとめた。」
「ISSのロシア区画の使用は2028年までに終了する。」
「ロシア独自のものになるか、ISSの一部となるのかは決まっていない。」
うーん、全ては米国との調整次第ということか。
ISSに残って欲しければ、金を払えということかも知れない。
リブーストしたり、今回のように回転方向の調整を行ったりするには、ロシアモジュールが不可欠だからな。
さりとて、ロシアが独自に宇宙ステーションを運用できるかどうかはビミョーだ(金、ないしな・・・)。
浮沈子的には、相変わらず、中国の宇宙ステーションと合体すると見ているんだがな(誰も、そんな話はしてないけど)。
敵の敵は味方だ・・・。
ISSのトラブルについては、たぶん、鳥嶋さんが徹底的に調べて、詳細な記事を書く。
そしたら、また、このブログで取り上げる。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
この追加は、8月14日に書いている。
(国際宇宙ステーション危機一髪、ロシアの新しい実験棟がエンジン誤噴射)
https://news.mynavi.jp/article/20210802-1937024/
「1時45分ごろに、ISSの姿勢が変化していることを確認した」
「ズヴィズダーの天頂側(ナウーカの反対側)にドッキングしている「プログレスMS-17」補給船のスラスター噴射も加わったことで、ようやく回転が停止。」
「「宇宙船緊急事態(spacecraft emergency)」が宣言され、「キューポラ」の窓が閉じられたほか、宇宙飛行士の脱出に備え、係留されている宇宙船の起動などが行われた。」
「その後、ロシアの地上局からの操作により、ナウーカのスラスターを停止。そして、姿勢を元に戻す作業が行われ、30日2時29分ごろに完了」
「この噴射によって、ナウーカは燃料をほぼ使い切っており、今後、同じような事態が発生する可能性はない」
「ナウーカがスラスターを噴射している間、滞在している宇宙飛行士から「ISSから何か破片のようなものが飛んでいくのが見えた」という報告があった」
プログレスの噴射によってようやく回転が止まったこと、ロシア地上局からの操作でナウカのスラスターが止まったこと(ホントかあ?)、停止した原因かどうかはともかく、ナウカのスラスターの燃料が空になったこと、ISSから何か破片のようなものが飛んでいくのが見えたことが確認出来た(破片が何だったかは不明)。
「一時的なソフトウェアの不具合により、ナウーカのスラスターをONにするコマンドを誤って実行してしまった」
後の発表で、ウォッカ入りのソフトウェア(へべれけオペレーター?)が原因だったことが判明している(そうなのかあ?)。
(ISS危機一髪!:ウォッカ入りソフトウェア:一時的誤作動の真実)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/08/03/9404189
「すべてが順調でしたが、人的要因がありました。(ドッキングが成功した後)多少の陶酔感があり、誰もがリラックスしました」
ロシア側の厳格な機密保持のせいで、これ以上の真実が明かされることはない。
世紀のスキャンダルは、永遠に闇の中だ。
今後も、ISSの危機がいつ訪れることになるかも知れない。
あやしげなモジュールや宇宙船、宇宙機が接続する度に、そのリスクは高まるし、黙っていても経年劣化は続いていく。
空気漏れ、コンピュータメモリーののビット反転、太陽電池や蓄電池の劣化などなど。
最大のリスクは、もちろん、ロシアモジュールの離脱だが、考えようによってはリスクの軽減につながるかも知れない(そんなあ!)。
「CST-100「スターライナー」の2回目の無人試験飛行(OFT-2)の打ち上げを延期」
その8月3日(日本時間8月4日)の打ち上げは、バルブの不具合のために延期され、長期に渡る修理を余儀なくされている。
ISSは、スターライナーの激突から免れ、しばらくは軌道を飛び続けることが出来るようになった。
一寸先は闇の宇宙開発。
まあ、宇宙空間の大部分は、漆黒の闇に違いない・・・。
🐼変異種:感染者+ワクチン接種者:ワクチン先進国の集団免疫 ― 2021年08月02日 08:04
変異種:感染者+ワクチン接種者:ワクチン先進国の集団免疫
浮沈子が、2度目のファイザー製ワクチンを接種して、2週間が経った。
我が国では、ファイザーの場合2度目の接種後1週間で免疫が付くとされているが、米国では、ブレイクスルー感染の基準として見る場合は、モデルナと同様、2週間という仕切りを設けている。
いずれにしても、最速の免疫獲得のミッションコンプリートなわけだ。
幸い、今のところ、ブレイクスルー感染の兆候はない(今朝の体温は、35.5度)。
英国の感染者は、予想に反して落ち着いている。
多少の変動はあるものの、この1週間は、概ね2万人台での推移が続いている。
イングランドの規制撤廃を受け、10万人に爆増すると思っていたから、拍子抜けだ。
ジョンソンは、勝ち誇っているに違いない(ビールが美味い!)。
人口比で見れば、英国の今朝の感染者数は、我が国の4倍だがな。
違いは、ワクチンの接種率と、感染者の割合。
面白いことに、ワクチン先進国である英米イスラエルの3か国(御三家)は、人口の1割程度の感染者を計上している。
捕捉率の問題があるから、実際はもっと多くの感染者がいる(2倍程度か)。
英国が、人口の7割ワクチンうっていたとしたら、9割が免疫を持っているという勘定になる。
もちろん、感染者とワクチン接種者が重なるところは大きいだろうから、単純な足し算じゃないことは分かっている(そういう統計はない)。
でも、何となく、英国の感染者が爆増しない原因は、集団免疫っぽい気がしてきている。
先日、ワシントンポストがすっぱ抜いた米国CDCの内部資料(以下、資料)では、デルタの感染力が水痘並みということになっている。
水痘の集団免疫閾値は、直接のデータに当たっていないけど、推定で90パーセントくらいだ。
まあ、ワクチンで出来る免疫の評価とかもあるから、そう単純じゃないけど、なんとなく納得できる数字ではある。
御三家の中で、英国は一人異彩を放っている。
米国は、未曽有の爆増中だし、イスラエルも感染拡大で社会規制の再開に追い込まれている。
高齢者への追加接種も始まった。
英国は13万人近い死者(人口比で言えば、我が国で25万人程度に当たる)を計上し、多大な犠牲を払ってきた果実を受け取っているのかも知れない。
まあ、もう少し様子を見よう。
資料と言えば、ピエン超えてパオンの忽那センセが、分かりやすい解説を書いている。
(新型コロナ デルタ型変異ウイルス 感染力、重症化リスク、ワクチンの効果など 現時点で分かっていること)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210801-00250999
「8月1日現在はすでにデルタ型が半分以上を占めていると考えられます。」
東京都におけるデルタの割合だが、2週間前の平均実績では46.3パーセントだが、その前の週(30.6パーセント)からの増加が15パーセント以上であること、さらに、その前の週からの増加が9.1パーセントで、加速度的に伸びてきていること、集計途中の前週(7月19日から7月25日)の割合が56パーセントを超えていること(たぶん集計が上がってくれば6割程度)などを考えれば、今日(8月2日)現在の割合が少なくとも7割以上、下手すれば8割くらいになっている可能性は高い。
「デルタ型は1人の感染者から平均5〜9人に感染すると算出」
資料のグラフから読んでいるんだろうが、上限値は9.5人くらいだ。
まあ、どうでもいいんですが。
デルタの重症化についてのエビデンスも紹介されている。
「従来の新型コロナウイルスと比べて、
・カナダ:入院リスク2.2倍、ICU入室リスク3.87倍、死亡リスク2.37倍
・シンガポール:酸素投与が必要、ICU入室、死亡のリスクが4.9倍」
「アルファ型と比べて、
・イギリス:入院リスクが2.61倍
・スコットランド:入院リスクが2.39倍」
資料では、重症化のメカニズム等については触れられていない。
忽那センセ的感染対策としては、複合的な組み合わせが大切としている。
「予防策を重ねて身を守ろう:
・手を洗う
・換気をする
・距離を取る
・マスクをする
・ワクチンをうつ」
「どれか特定の感染対策だけをするのではなく、組み合わせて実施することが重要」
単一の決定打はない。
ワクチン一択で、社会経済を元に戻せると考えるのは傲慢だ(ゴーマンかまして、よかですかあ?)。
それにしても、英国の感染者が落ち着いているのは不思議な気がするなあ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
イスラエルの感染予防効果は、資料では64パーセントとなっていて、米国CDCは、7月初旬の古い数字を使っている。
浮沈子は、39パーセント(それでも高過ぎ!)と覚えていたので調べた。
(イスラエル保健省、ファイザー製ワクチンの効果で新たな分析結果を公表)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/07/16bdadf02845ac35.html
「7月22日付の「タイムズ・オブ・イスラエル」紙は、イスラエル保健省が同日に新型コロナワクチンの効果について、新たな調査・分析結果を発表したと報じた。」
「米国ファイザーとドイツ・ビオンテック製ワクチン(以下、ファイザー製ワクチン)について、入院を要する程度の症状を抑止する有効性は88%、重症化を防ぐ効果は91%と高いものの、新型コロナウイルスの感染防止効果は39%、軽症に抑える効果は41%とした。」
問題は、次の記述だ。
「7月23日付の「i24」紙は、イスラエルでワクチン接種が開始された2020年12月以降、接種した月が早いほど効果が下がっているとした保健省の調査結果を報じた。」
衝撃の数字はこれ!。
「現時点での感染抑止の面での有効性は、1月接種:16%、2月接種:44%、3月接種:67%、4月接種:75%となっている」
マサチューセッツの数字(ブレイクスルー感染が74パーセント)は、例外でもでっち上げでもなく、ワクチンの感染予防効果における経時的減衰を反映しているに過ぎないことが明らかになったわけだ。
「重症化抑止の観点では、1月の接種者も引き続き86%の有効性を保っており、2月以降の接種者との差はわずか」
さて、それがいつまで続くかというところが問題だ。
半年で16パーセントにまで低下する感染予防効果。
我が国では、2月から医療関係者の先行接種が始まっている。
デルタの問題は、感染力が強いことだけではなく、増殖力が高く、ステルス感染しても、他者に再感染させる可能性が高いということなわけだから、医療関係者がステルス感染して院内感染の温床になりかねない状況が既に発生していることになる。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
米国CDCの情報を鵜呑みにして、ワクチンうってマスクさえ付けていれば大丈夫と思っていたら大間違いだろう。
発症予防効果が高ければ(未確認)、本人さえ気づかずに感染拡大させることになる。
早期接種者の抗体検査と頻回なPCR検査による感染確認は必須だ。
病院には、そもそもワクチンをうてない患者とか、ワクチンうっても免疫が付きにくい患者がうじゃうじゃいるに違いない。
イスラエルは、ファイザーの実験場だ。
まあ、追加接種を促すデータを出して、接種拡大を図っているのかも知れないけど、それが本当に必要ならそうするしかない。
浮沈子が先月獲得した最速の免疫は、最速で失われつつある。
猶予は、半年しかない。
担当大臣は、追加接種は来年とかほざいているが、手遅れにならんうちに対策考えた方がいいんじゃね?。
情報収集も、米国一辺倒じゃなく、多角的に収集して評価しないとな。
米国CDCは、ワシントンポストにすっぱ抜かれなければ、情報開示を遅らせたかもしれない。
その内部資料も、1か月近く前のデータを引用している(作成された時期が古いのかも)。
一寸先は闇の新型コロナ。
英国は、政策遂行の妨げにならないように、政権に都合がいいデータだけ開示しているかもしれない。
「英国の医学誌に発表された「デルタ株に88%有効」とする結果とは乖離がみられ、今後、より精緻な調査・分析が待たれている。」
サンプルの片寄りなのか、忖度の結果なのか(サンプリングの対象を選ぶ時点で、匙加減が可能だからな)。
米国CDCが、追加接種にどういう判断を下すかも、注目だな・・・。
<さらに追加>----------
(水痘(水ぼうそう)とは)
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IF00000017&from_intermediate&ssl=on
「水痘を発病している者と同じ空間を共有(同じ部屋、同じ飛行機の中等)した場合、その時間がどんなに短くても水痘に感染している可能性があります。」
「この場合水痘の空気感染を防ぐことのできる物理的手段(N95等のろ過マスクの装着や空気清浄機の運転)として効果的なものは残念ながらありません。」
「水痘の感染発病を防ぐことのできる唯一の予防手段はワクチンの接種のみです。」
昨日は、ワレンスキーがはしか(麻疹)を引き合いに出したことから、麻疹の感染力に対してマスクが有効かどうかを確認した(もちろん、無効!)。
まあ、水痘は基本再生産数も麻疹に比べれば低いし、マスクだってちっとは効果があるだろうと思って念のため調べたんだが、「残念ながらありません」とつれない結果になった(N95でもダメ!)。
やれやれ・・・。
デルタにマスクは無効だ。
米国CDCは、またもやウソの情報を拡散している。
空気感染し、ステルス感染で広がり、ブレイクスルー感染でワクチンを突破する。
デルタは無敵だ。
「同じ空間を共有(同じ部屋、同じ飛行機の中等)した場合、その時間がどんなに短くても・・・」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
今日は日が悪い。
何か調べる度に、ネガティブな情報が積み重なる。
ワクチンの重症化予防効果が、どの程度持つのかが気になっているが、調べるとヤバい話にぶち当たりそうだな・・・。
浮沈子が、2度目のファイザー製ワクチンを接種して、2週間が経った。
我が国では、ファイザーの場合2度目の接種後1週間で免疫が付くとされているが、米国では、ブレイクスルー感染の基準として見る場合は、モデルナと同様、2週間という仕切りを設けている。
いずれにしても、最速の免疫獲得のミッションコンプリートなわけだ。
幸い、今のところ、ブレイクスルー感染の兆候はない(今朝の体温は、35.5度)。
英国の感染者は、予想に反して落ち着いている。
多少の変動はあるものの、この1週間は、概ね2万人台での推移が続いている。
イングランドの規制撤廃を受け、10万人に爆増すると思っていたから、拍子抜けだ。
ジョンソンは、勝ち誇っているに違いない(ビールが美味い!)。
人口比で見れば、英国の今朝の感染者数は、我が国の4倍だがな。
違いは、ワクチンの接種率と、感染者の割合。
面白いことに、ワクチン先進国である英米イスラエルの3か国(御三家)は、人口の1割程度の感染者を計上している。
捕捉率の問題があるから、実際はもっと多くの感染者がいる(2倍程度か)。
英国が、人口の7割ワクチンうっていたとしたら、9割が免疫を持っているという勘定になる。
もちろん、感染者とワクチン接種者が重なるところは大きいだろうから、単純な足し算じゃないことは分かっている(そういう統計はない)。
でも、何となく、英国の感染者が爆増しない原因は、集団免疫っぽい気がしてきている。
先日、ワシントンポストがすっぱ抜いた米国CDCの内部資料(以下、資料)では、デルタの感染力が水痘並みということになっている。
水痘の集団免疫閾値は、直接のデータに当たっていないけど、推定で90パーセントくらいだ。
まあ、ワクチンで出来る免疫の評価とかもあるから、そう単純じゃないけど、なんとなく納得できる数字ではある。
御三家の中で、英国は一人異彩を放っている。
米国は、未曽有の爆増中だし、イスラエルも感染拡大で社会規制の再開に追い込まれている。
高齢者への追加接種も始まった。
英国は13万人近い死者(人口比で言えば、我が国で25万人程度に当たる)を計上し、多大な犠牲を払ってきた果実を受け取っているのかも知れない。
まあ、もう少し様子を見よう。
資料と言えば、ピエン超えてパオンの忽那センセが、分かりやすい解説を書いている。
(新型コロナ デルタ型変異ウイルス 感染力、重症化リスク、ワクチンの効果など 現時点で分かっていること)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210801-00250999
「8月1日現在はすでにデルタ型が半分以上を占めていると考えられます。」
東京都におけるデルタの割合だが、2週間前の平均実績では46.3パーセントだが、その前の週(30.6パーセント)からの増加が15パーセント以上であること、さらに、その前の週からの増加が9.1パーセントで、加速度的に伸びてきていること、集計途中の前週(7月19日から7月25日)の割合が56パーセントを超えていること(たぶん集計が上がってくれば6割程度)などを考えれば、今日(8月2日)現在の割合が少なくとも7割以上、下手すれば8割くらいになっている可能性は高い。
「デルタ型は1人の感染者から平均5〜9人に感染すると算出」
資料のグラフから読んでいるんだろうが、上限値は9.5人くらいだ。
まあ、どうでもいいんですが。
デルタの重症化についてのエビデンスも紹介されている。
「従来の新型コロナウイルスと比べて、
・カナダ:入院リスク2.2倍、ICU入室リスク3.87倍、死亡リスク2.37倍
・シンガポール:酸素投与が必要、ICU入室、死亡のリスクが4.9倍」
「アルファ型と比べて、
・イギリス:入院リスクが2.61倍
・スコットランド:入院リスクが2.39倍」
資料では、重症化のメカニズム等については触れられていない。
忽那センセ的感染対策としては、複合的な組み合わせが大切としている。
「予防策を重ねて身を守ろう:
・手を洗う
・換気をする
・距離を取る
・マスクをする
・ワクチンをうつ」
「どれか特定の感染対策だけをするのではなく、組み合わせて実施することが重要」
単一の決定打はない。
ワクチン一択で、社会経済を元に戻せると考えるのは傲慢だ(ゴーマンかまして、よかですかあ?)。
それにしても、英国の感染者が落ち着いているのは不思議な気がするなあ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
イスラエルの感染予防効果は、資料では64パーセントとなっていて、米国CDCは、7月初旬の古い数字を使っている。
浮沈子は、39パーセント(それでも高過ぎ!)と覚えていたので調べた。
(イスラエル保健省、ファイザー製ワクチンの効果で新たな分析結果を公表)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/07/16bdadf02845ac35.html
「7月22日付の「タイムズ・オブ・イスラエル」紙は、イスラエル保健省が同日に新型コロナワクチンの効果について、新たな調査・分析結果を発表したと報じた。」
「米国ファイザーとドイツ・ビオンテック製ワクチン(以下、ファイザー製ワクチン)について、入院を要する程度の症状を抑止する有効性は88%、重症化を防ぐ効果は91%と高いものの、新型コロナウイルスの感染防止効果は39%、軽症に抑える効果は41%とした。」
問題は、次の記述だ。
「7月23日付の「i24」紙は、イスラエルでワクチン接種が開始された2020年12月以降、接種した月が早いほど効果が下がっているとした保健省の調査結果を報じた。」
衝撃の数字はこれ!。
「現時点での感染抑止の面での有効性は、1月接種:16%、2月接種:44%、3月接種:67%、4月接種:75%となっている」
マサチューセッツの数字(ブレイクスルー感染が74パーセント)は、例外でもでっち上げでもなく、ワクチンの感染予防効果における経時的減衰を反映しているに過ぎないことが明らかになったわけだ。
「重症化抑止の観点では、1月の接種者も引き続き86%の有効性を保っており、2月以降の接種者との差はわずか」
さて、それがいつまで続くかというところが問題だ。
半年で16パーセントにまで低下する感染予防効果。
我が国では、2月から医療関係者の先行接種が始まっている。
デルタの問題は、感染力が強いことだけではなく、増殖力が高く、ステルス感染しても、他者に再感染させる可能性が高いということなわけだから、医療関係者がステルス感染して院内感染の温床になりかねない状況が既に発生していることになる。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
米国CDCの情報を鵜呑みにして、ワクチンうってマスクさえ付けていれば大丈夫と思っていたら大間違いだろう。
発症予防効果が高ければ(未確認)、本人さえ気づかずに感染拡大させることになる。
早期接種者の抗体検査と頻回なPCR検査による感染確認は必須だ。
病院には、そもそもワクチンをうてない患者とか、ワクチンうっても免疫が付きにくい患者がうじゃうじゃいるに違いない。
イスラエルは、ファイザーの実験場だ。
まあ、追加接種を促すデータを出して、接種拡大を図っているのかも知れないけど、それが本当に必要ならそうするしかない。
浮沈子が先月獲得した最速の免疫は、最速で失われつつある。
猶予は、半年しかない。
担当大臣は、追加接種は来年とかほざいているが、手遅れにならんうちに対策考えた方がいいんじゃね?。
情報収集も、米国一辺倒じゃなく、多角的に収集して評価しないとな。
米国CDCは、ワシントンポストにすっぱ抜かれなければ、情報開示を遅らせたかもしれない。
その内部資料も、1か月近く前のデータを引用している(作成された時期が古いのかも)。
一寸先は闇の新型コロナ。
英国は、政策遂行の妨げにならないように、政権に都合がいいデータだけ開示しているかもしれない。
「英国の医学誌に発表された「デルタ株に88%有効」とする結果とは乖離がみられ、今後、より精緻な調査・分析が待たれている。」
サンプルの片寄りなのか、忖度の結果なのか(サンプリングの対象を選ぶ時点で、匙加減が可能だからな)。
米国CDCが、追加接種にどういう判断を下すかも、注目だな・・・。
<さらに追加>----------
(水痘(水ぼうそう)とは)
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IF00000017&from_intermediate&ssl=on
「水痘を発病している者と同じ空間を共有(同じ部屋、同じ飛行機の中等)した場合、その時間がどんなに短くても水痘に感染している可能性があります。」
「この場合水痘の空気感染を防ぐことのできる物理的手段(N95等のろ過マスクの装着や空気清浄機の運転)として効果的なものは残念ながらありません。」
「水痘の感染発病を防ぐことのできる唯一の予防手段はワクチンの接種のみです。」
昨日は、ワレンスキーがはしか(麻疹)を引き合いに出したことから、麻疹の感染力に対してマスクが有効かどうかを確認した(もちろん、無効!)。
まあ、水痘は基本再生産数も麻疹に比べれば低いし、マスクだってちっとは効果があるだろうと思って念のため調べたんだが、「残念ながらありません」とつれない結果になった(N95でもダメ!)。
やれやれ・・・。
デルタにマスクは無効だ。
米国CDCは、またもやウソの情報を拡散している。
空気感染し、ステルス感染で広がり、ブレイクスルー感染でワクチンを突破する。
デルタは無敵だ。
「同じ空間を共有(同じ部屋、同じ飛行機の中等)した場合、その時間がどんなに短くても・・・」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
今日は日が悪い。
何か調べる度に、ネガティブな情報が積み重なる。
ワクチンの重症化予防効果が、どの程度持つのかが気になっているが、調べるとヤバい話にぶち当たりそうだな・・・。
🐼変異種:アンソニーファウチの蹉跌:ワクチンに対する過信が慧眼を曇らせている ― 2021年08月02日 21:11
変異種:アンソニーファウチの蹉跌:ワクチンに対する過信が慧眼を曇らせている
(米、ロックダウンしない見通し 感染再拡大でも=ファウチ氏)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-idJPKBN2F21JU
「国内のワクチン接種率について「ウイルス流行を抑え込むのには十分ではないが、昨冬のような状況を避けるには十分」と述べて、ロックダウンを回避できるとの見方を示した。」
一応、業界の大御所だから、お説は拝聴するが、その妥当性については大いに疑問を感じざるを得ない。
(アンソニー・ファウチ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Anthony_Fauci
「2020年12月3日、大統領エレクトの ジョー・バイデンは、ファウチにNIAIDの理事としての役割を維持することに加えて、バイデン政権の大統領の最高医療顧問を務めるよう要請した。」
米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)は、モデルナのワクチン製造に深くかかわっている。
(mRNA-1273)
https://ja.wikipedia.org/wiki/MRNA-1273
「商品名: COVID-19ワクチンモデルナ筋注)は、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID) 、アメリカ生物医学先端研究開発局 (BARDA) 、及びモデルナにより開発されたCOVID-19ワクチン。」
ファウチは、医師として、また科学者として、いかなる政権においても真摯にその役割を果たしてきた。
それを疑う者はいまい?。
だが、自らが所長である機関が開発したワクチンが、旧欧州産変異種やアルファ変異種に対して上々の成果を収めているのを目にし、また、デルタに対しても一定の効果を発揮しているのを見て、少々目が曇ってきたような気がする。
米国が、ロックダウンを掛けずにデルタの流行を凌げると考えるのは間違っている。
米国では、現在、ファイザーモデルナJ&J(ヤンセン)の3種類のワクチンが接種されている。
米国CDCは、デルタに対して既にブレイクスルー感染を認めているし(感染予防効果の低下)、重症化予防効果(時に、入院予防効果として表現されることもある)が、僅かに低下していることも認めている。
重症化予防効果の低下については、浮沈子は十分に調べていないので分からないが、変異種に対する経時的減弱の懸念はぬぐえない。
感染予防効果については、イスラエル当局が経時的減弱を発表している。
発症予防効果については未確認だ。
ワクチンにはキレ(ウイルスに対する予防効果)と持ち(その効果の持続性)が要求される。
もちろん、安全性は大前提だ(既存のワクチンは、どれも怪しい・・・)。
デルタの流行に伴い、様々な意味で状況は激変している。
従来の新型コロナウイルス感染症についての知見が悉く覆され、見直しを余儀なくされている。
ワクチンの有効性についての懸念は、その最大のものだが、それ以外の感染防御策についても、既に今までの常識は破綻している。
例えば、マスクの着用(えーと、顎マスクとか喉マスクじゃなくて、ちゃんとした着用のことです)。
米国CDCのワレンスキーは、CNNのインタビューの際に、迂闊にも麻疹の感染に匹敵するという認識を示した。
内部資料とやらでは、基本再生産数を5~9(9.5?)に描いた図を使っているが、明確な数字やエビデンスは示されていない。
麻疹の基本再生産数は12~18で、水痘とは桁違いだ。
感染のプロセスが変化したとしか思えない、根本的な増強が見られる。
ちなみに、水痘も麻疹も空気感染(飛沫核感染)で、N95マスクでも防御はできないとされている。
ゲームのルールは変わったのだ。
あらゆる手段を講じても、デルタの感染そのものを防ぐことは出来ない。
マスクして取り付くウイルスの数を減らし、少しでも重症化を避けるとか、頼りないワクチンをうって、限りある効果に頼るとか、人里離れた僻地に行って、自給自足の生活を送るとか、自分自身の免疫力を信じて、率先して罹患し、自然免疫を獲得するとか(ハイリスクグループの人は止めた方がいいです!)・・・。
ロイターの記事では、全米にはワクチンを接種していない人が1億人以上いると言われる。
その多くは、今年の冬もワクチンなしで過ごすだろう。
米国CDCの内部資料には、各国における重症化のエビデンスを示しているページもある。
ワクチンなしで罹患する人々は、その影響を直接受ける。
半数以上がワクチンをうっている状況の中で、最も懸念されるのは、ワクチン接種者からの感染かも知れない。
ブレイクスルー感染し、ステルス感染(未発症感染)する。
デルタは排出するウイルス量が多いから、ステルス感染状態でも他者に感染させることができる。
発症しないまま、ワクチン未接種者にうつすわけだ。
んでもって、重症化する(ワクチンうってないし)。
感染経路を辿れない市中感染で、未接種者がバッタバッタといくわけだな。
悪夢だ・・・。
まあ、ワクチン未接種者の多くが、比較的若年者で、従来重症化しにくいと言われていたから、デルタの大流行の中でどういう状況になるかは見えていない。
それを考慮しても、この冬にロックダウンが起こらないと考えるのは無理がある。
ファウチは、間違いなくワクチンを過信している。
ABCの番組での発言だから、国民へのメッセージ戦略に則ったものだ。
パニックを防止しつつ、感染防御手段の一つであるワクチンの接種を促すというのが現在の当局の戦術だ。
これから冬に向かって、大勢(1億人?)がワクチンをうってくれれば、ロックダウンは回避できるかもしれない。
しかし、その頃には、今年初めからバイデン政権で大量に接種した人々(1億人以上)のワクチンの効果が切れてくる。
しかもだ、彼らの多くは、医療関係者だったり、高齢者だったりする。
優先的に接種したのは、感染するとヤバい連中だからだ。
重症化予防効果が経時的減弱するというエビデンスはない。
しかし、感染予防効果が時と共に減っていく(半年で16パーセントに落ちる)のに、重症化予防効果が一生持続すると考えるのは無理がある。
米国当局は、ファイザーの再接種の申し出に消極的対応をしている。
もちろん、安全性の確立や、ワクチンの効果の確認に手抜きがあってはならない。
商売に巧みなファイザーの戦術に乗っかって、まんまと追加接種させられてはたまらんからな。
しかし、それが本当に必要ならそうせざるを得ない。
ワクチン接種を進めたい当局には、ワクチンの効果に疑いを与える如何なる情報発信も排除したいというインセンティブが働いている。
ファウチのメディアにおける発言も、そのバイアスが掛かっている。
ホントは、ヤバいと思っているかもしれないが、それを言っちゃあお終いよ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
確認しておこう。
米国には掃いて捨てる程の未接種者がおり、今年の冬も接種しないで迎えることになる。
デルタ変異種は、ワクチンうっても感染し、未接種者に広げて重症化させる。
感染経路が辿れないので、積極的疫学調査がとん挫する。
流行は拡大し、ワクチンの重症化予防効果が減弱する時期と重なるようなことがあれば、全米でのロックダウンは不可避だ。
米国当局の対応は、その事態に一直線に向かっている(追加接種しないし、ワクチン義務化しないし、マスクで防げると誤った情報を広めているし)。
デルタのまん延がどこまで進むかは想像もできない。
米国では、報告されているだけで国民の1割以上が感染している。
大部分は、旧欧州産変異種やアルファ変異種だ。
彼らが、デルタに再感染するかどうかは分からない。
しないという保証はない。
英国は、今のところ上手くやっているように見える。
しかし、冬を迎えてみなければ、本当のところは見えてこない。
米国は、深刻な状況に直面しながら、楽観的予想に頼ろうとしている。
社会を早く元に戻したいというのは、誰もが等しく願っている。
そのためにも、不都合な真実に正面から向き合い、正しい対応を進める必要があるだろう。
様々な議論はあるだろうが、目的は一つだ。
改めて、そのことを共有したいもんだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(入院患者以外は自宅療養 政府、対象絞り込みへ)
https://mainichi.jp/articles/20210802/k00/00m/010/197000c
「入院対象者を重症患者や特に重症化リスクの高い人に絞り込み、入院しない人を原則自宅療養」
「宿泊療養も事情がある場合などに限定」
「中等症患者をはじめ、自宅療養者の状態の把握や容体の急変への対応が課題となる。自宅療養者の把握についてはパルスオキシメーターの配布や自宅療養者への往診、オンライン診療などを通じ強化」
中等症患者は、酸素吸入が必要だからな。
急変すれば、死んじまう・・・。
事実上の感染制御放棄だ。
医療崩壊させずに、自宅でぶっ殺すことにしたわけだ。
結構な政策だが、その前にやることがあるような気がするんだがな。
「感染者数が急増する中で、医療提供体制を機能させることが最大の課題。」
東京都では、既に在宅で使用するための酸素発生器を確保し始めている。
待ったなし。
この状況が、全国に広がれば相当ヤバい話になる。
もう、感染者を減らすことは諦めて、重症化制御に切り替えたわけだ。
法改正してロックダウンするようなことはしない。
この夏も、旅行や帰省は自由だ。
(緊急事態宣言発令でも人の流れ活発化 航空、鉄道予約増)
https://mainichi.jp/articles/20210802/k00/00m/040/280000c
「航空各社によると、お盆休み期間(6~15日)の国内線の予約は前年比1・4倍の165万3000人。国際線も5万5000人で同2・7倍に増えた。」
「6~17日の新幹線、在来線の指定席予約は先月19日現在で84万席に達する。感染拡大前の2019年比では76%減だが、20年より1割増えた。」
「ワクチン接種が進み、里帰りする人の需要がある」
里帰りされる方は、恐怖にすくみ上るだろう。
我が国の感染者が1000万人に達することは確定した未来となった(現在、90万人台)。
もちろん、ワクチンの接種は進む。
感染制御ではなく、重症化制御の一環としてな。
時機を失したとは思わない。
いつかは通る道だ。
が、いよいよ現実になると、多少はビビる。
(都内の自宅療養者数 1か月で約11倍 かつてないペースで急増)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210802/k10013176341000.html
「保健所やフォローアップセンターからの連絡について、数日お待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください」
病院で死ねる人は幸せだな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(感染再拡大のイスラエル 3回目のワクチン接種始まる)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210802/k10013175211000.html
「接種を終えていても重症化するケースが目立つとして、60歳以上の人に対し、3回目の接種を行う」
「イスラエル政府は、59歳以下の人たちへの3回目の接種については、これまでのところ言及していません。」
「変異ウイルスの「デルタ株」に対しても18歳から55歳の場合、5倍以上に、65歳から85歳の場合は、11倍以上に増えた」
浮沈子が属する56歳から64歳の場合はどーなんだというのは置いておいて、そもそも高齢者の増加率が高いということは、経時的減弱がそれだけ大きいということなんじゃないのかあ?。
元ネタを見てみなければわからないけど、追加接種が2回目の接種から5か月以上経った高齢者を対象として行われていることを考えると、11倍という数字に喜ぶわけにはいかない。
いくつに減ったうえでの、11倍なのか。
そこが問題だな・・・。
(米、ロックダウンしない見通し 感染再拡大でも=ファウチ氏)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-idJPKBN2F21JU
「国内のワクチン接種率について「ウイルス流行を抑え込むのには十分ではないが、昨冬のような状況を避けるには十分」と述べて、ロックダウンを回避できるとの見方を示した。」
一応、業界の大御所だから、お説は拝聴するが、その妥当性については大いに疑問を感じざるを得ない。
(アンソニー・ファウチ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Anthony_Fauci
「2020年12月3日、大統領エレクトの ジョー・バイデンは、ファウチにNIAIDの理事としての役割を維持することに加えて、バイデン政権の大統領の最高医療顧問を務めるよう要請した。」
米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)は、モデルナのワクチン製造に深くかかわっている。
(mRNA-1273)
https://ja.wikipedia.org/wiki/MRNA-1273
「商品名: COVID-19ワクチンモデルナ筋注)は、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID) 、アメリカ生物医学先端研究開発局 (BARDA) 、及びモデルナにより開発されたCOVID-19ワクチン。」
ファウチは、医師として、また科学者として、いかなる政権においても真摯にその役割を果たしてきた。
それを疑う者はいまい?。
だが、自らが所長である機関が開発したワクチンが、旧欧州産変異種やアルファ変異種に対して上々の成果を収めているのを目にし、また、デルタに対しても一定の効果を発揮しているのを見て、少々目が曇ってきたような気がする。
米国が、ロックダウンを掛けずにデルタの流行を凌げると考えるのは間違っている。
米国では、現在、ファイザーモデルナJ&J(ヤンセン)の3種類のワクチンが接種されている。
米国CDCは、デルタに対して既にブレイクスルー感染を認めているし(感染予防効果の低下)、重症化予防効果(時に、入院予防効果として表現されることもある)が、僅かに低下していることも認めている。
重症化予防効果の低下については、浮沈子は十分に調べていないので分からないが、変異種に対する経時的減弱の懸念はぬぐえない。
感染予防効果については、イスラエル当局が経時的減弱を発表している。
発症予防効果については未確認だ。
ワクチンにはキレ(ウイルスに対する予防効果)と持ち(その効果の持続性)が要求される。
もちろん、安全性は大前提だ(既存のワクチンは、どれも怪しい・・・)。
デルタの流行に伴い、様々な意味で状況は激変している。
従来の新型コロナウイルス感染症についての知見が悉く覆され、見直しを余儀なくされている。
ワクチンの有効性についての懸念は、その最大のものだが、それ以外の感染防御策についても、既に今までの常識は破綻している。
例えば、マスクの着用(えーと、顎マスクとか喉マスクじゃなくて、ちゃんとした着用のことです)。
米国CDCのワレンスキーは、CNNのインタビューの際に、迂闊にも麻疹の感染に匹敵するという認識を示した。
内部資料とやらでは、基本再生産数を5~9(9.5?)に描いた図を使っているが、明確な数字やエビデンスは示されていない。
麻疹の基本再生産数は12~18で、水痘とは桁違いだ。
感染のプロセスが変化したとしか思えない、根本的な増強が見られる。
ちなみに、水痘も麻疹も空気感染(飛沫核感染)で、N95マスクでも防御はできないとされている。
ゲームのルールは変わったのだ。
あらゆる手段を講じても、デルタの感染そのものを防ぐことは出来ない。
マスクして取り付くウイルスの数を減らし、少しでも重症化を避けるとか、頼りないワクチンをうって、限りある効果に頼るとか、人里離れた僻地に行って、自給自足の生活を送るとか、自分自身の免疫力を信じて、率先して罹患し、自然免疫を獲得するとか(ハイリスクグループの人は止めた方がいいです!)・・・。
ロイターの記事では、全米にはワクチンを接種していない人が1億人以上いると言われる。
その多くは、今年の冬もワクチンなしで過ごすだろう。
米国CDCの内部資料には、各国における重症化のエビデンスを示しているページもある。
ワクチンなしで罹患する人々は、その影響を直接受ける。
半数以上がワクチンをうっている状況の中で、最も懸念されるのは、ワクチン接種者からの感染かも知れない。
ブレイクスルー感染し、ステルス感染(未発症感染)する。
デルタは排出するウイルス量が多いから、ステルス感染状態でも他者に感染させることができる。
発症しないまま、ワクチン未接種者にうつすわけだ。
んでもって、重症化する(ワクチンうってないし)。
感染経路を辿れない市中感染で、未接種者がバッタバッタといくわけだな。
悪夢だ・・・。
まあ、ワクチン未接種者の多くが、比較的若年者で、従来重症化しにくいと言われていたから、デルタの大流行の中でどういう状況になるかは見えていない。
それを考慮しても、この冬にロックダウンが起こらないと考えるのは無理がある。
ファウチは、間違いなくワクチンを過信している。
ABCの番組での発言だから、国民へのメッセージ戦略に則ったものだ。
パニックを防止しつつ、感染防御手段の一つであるワクチンの接種を促すというのが現在の当局の戦術だ。
これから冬に向かって、大勢(1億人?)がワクチンをうってくれれば、ロックダウンは回避できるかもしれない。
しかし、その頃には、今年初めからバイデン政権で大量に接種した人々(1億人以上)のワクチンの効果が切れてくる。
しかもだ、彼らの多くは、医療関係者だったり、高齢者だったりする。
優先的に接種したのは、感染するとヤバい連中だからだ。
重症化予防効果が経時的減弱するというエビデンスはない。
しかし、感染予防効果が時と共に減っていく(半年で16パーセントに落ちる)のに、重症化予防効果が一生持続すると考えるのは無理がある。
米国当局は、ファイザーの再接種の申し出に消極的対応をしている。
もちろん、安全性の確立や、ワクチンの効果の確認に手抜きがあってはならない。
商売に巧みなファイザーの戦術に乗っかって、まんまと追加接種させられてはたまらんからな。
しかし、それが本当に必要ならそうせざるを得ない。
ワクチン接種を進めたい当局には、ワクチンの効果に疑いを与える如何なる情報発信も排除したいというインセンティブが働いている。
ファウチのメディアにおける発言も、そのバイアスが掛かっている。
ホントは、ヤバいと思っているかもしれないが、それを言っちゃあお終いよ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
確認しておこう。
米国には掃いて捨てる程の未接種者がおり、今年の冬も接種しないで迎えることになる。
デルタ変異種は、ワクチンうっても感染し、未接種者に広げて重症化させる。
感染経路が辿れないので、積極的疫学調査がとん挫する。
流行は拡大し、ワクチンの重症化予防効果が減弱する時期と重なるようなことがあれば、全米でのロックダウンは不可避だ。
米国当局の対応は、その事態に一直線に向かっている(追加接種しないし、ワクチン義務化しないし、マスクで防げると誤った情報を広めているし)。
デルタのまん延がどこまで進むかは想像もできない。
米国では、報告されているだけで国民の1割以上が感染している。
大部分は、旧欧州産変異種やアルファ変異種だ。
彼らが、デルタに再感染するかどうかは分からない。
しないという保証はない。
英国は、今のところ上手くやっているように見える。
しかし、冬を迎えてみなければ、本当のところは見えてこない。
米国は、深刻な状況に直面しながら、楽観的予想に頼ろうとしている。
社会を早く元に戻したいというのは、誰もが等しく願っている。
そのためにも、不都合な真実に正面から向き合い、正しい対応を進める必要があるだろう。
様々な議論はあるだろうが、目的は一つだ。
改めて、そのことを共有したいもんだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(入院患者以外は自宅療養 政府、対象絞り込みへ)
https://mainichi.jp/articles/20210802/k00/00m/010/197000c
「入院対象者を重症患者や特に重症化リスクの高い人に絞り込み、入院しない人を原則自宅療養」
「宿泊療養も事情がある場合などに限定」
「中等症患者をはじめ、自宅療養者の状態の把握や容体の急変への対応が課題となる。自宅療養者の把握についてはパルスオキシメーターの配布や自宅療養者への往診、オンライン診療などを通じ強化」
中等症患者は、酸素吸入が必要だからな。
急変すれば、死んじまう・・・。
事実上の感染制御放棄だ。
医療崩壊させずに、自宅でぶっ殺すことにしたわけだ。
結構な政策だが、その前にやることがあるような気がするんだがな。
「感染者数が急増する中で、医療提供体制を機能させることが最大の課題。」
東京都では、既に在宅で使用するための酸素発生器を確保し始めている。
待ったなし。
この状況が、全国に広がれば相当ヤバい話になる。
もう、感染者を減らすことは諦めて、重症化制御に切り替えたわけだ。
法改正してロックダウンするようなことはしない。
この夏も、旅行や帰省は自由だ。
(緊急事態宣言発令でも人の流れ活発化 航空、鉄道予約増)
https://mainichi.jp/articles/20210802/k00/00m/040/280000c
「航空各社によると、お盆休み期間(6~15日)の国内線の予約は前年比1・4倍の165万3000人。国際線も5万5000人で同2・7倍に増えた。」
「6~17日の新幹線、在来線の指定席予約は先月19日現在で84万席に達する。感染拡大前の2019年比では76%減だが、20年より1割増えた。」
「ワクチン接種が進み、里帰りする人の需要がある」
里帰りされる方は、恐怖にすくみ上るだろう。
我が国の感染者が1000万人に達することは確定した未来となった(現在、90万人台)。
もちろん、ワクチンの接種は進む。
感染制御ではなく、重症化制御の一環としてな。
時機を失したとは思わない。
いつかは通る道だ。
が、いよいよ現実になると、多少はビビる。
(都内の自宅療養者数 1か月で約11倍 かつてないペースで急増)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210802/k10013176341000.html
「保健所やフォローアップセンターからの連絡について、数日お待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください」
病院で死ねる人は幸せだな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(感染再拡大のイスラエル 3回目のワクチン接種始まる)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210802/k10013175211000.html
「接種を終えていても重症化するケースが目立つとして、60歳以上の人に対し、3回目の接種を行う」
「イスラエル政府は、59歳以下の人たちへの3回目の接種については、これまでのところ言及していません。」
「変異ウイルスの「デルタ株」に対しても18歳から55歳の場合、5倍以上に、65歳から85歳の場合は、11倍以上に増えた」
浮沈子が属する56歳から64歳の場合はどーなんだというのは置いておいて、そもそも高齢者の増加率が高いということは、経時的減弱がそれだけ大きいということなんじゃないのかあ?。
元ネタを見てみなければわからないけど、追加接種が2回目の接種から5か月以上経った高齢者を対象として行われていることを考えると、11倍という数字に喜ぶわけにはいかない。
いくつに減ったうえでの、11倍なのか。
そこが問題だな・・・。
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