🐼変異種:DNAワクチン承認:インドで人間用としては世界初 ― 2021年09月06日 06:27
変異種:DNAワクチン承認:インドで人間用としては世界初
(インド当局、国内メーカーの世界初新型コロナDNAワクチンを緊急承認 注射針使わず3回接種)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/08/dna-9.php
「「ザイコブD」の緊急使用を承認した。世界初のDNAワクチンで、12歳以上への接種が認められた。」
話題としてはやや古いが、浮沈子は知らなかったからな。
NWの記事を漁っていて見つけた。
DNAワクチンは、我が国のアンジェスも開発中だ(未承認)。
「ザイコブDは注射針を使わずに3回接種する。」
調べると、皮膚を通して薬剤を送り込むらしい(詳細後述)。
ドラッグデリバリーとしてもユニークだな。
3回接種というのがネガとされているようだが、mRNAワクチンだって、ファウチによれば3回接種が標準になるらしいから、根本的なネガではないだろう(そうなのかあ?)。
常温(摂氏25度)で数か月保管可能とある(長期保存は2から8度)。
ワクチン接種の障害となっているサプライチェーンの解消にも役立つ。
(Zydus Cadila:インドが世界初のDNACovidワクチンを承認)
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-57774294
「ZyCoV-Dは、遺伝情報を含むプラスミドまたはDNAの小さなリングを使用して、皮膚の2つの層の間にジャブを送ります。」
「それは使い捨ての無針注射器で投与され、それは流体の狭い流れを使用して皮膚に浸透し、ジャブを適切な組織に送達します。」
「ワクチンが25℃で少なくとも3か月間「良好な安定性」を示した」
「プラスミドDNAワクチンは過去に試みられました。しかし、特に成人において、プラスミドDNAをヒト細胞の核に取り込むことは非常に難しいことを私たちは知っています」
そこんところを克服したとしたら、大きな前進だな。
(インドのDNACOVIDワクチンは世界初であり、さらに多くのワクチンが登場します)
https://www.nature.com/articles/d41586-021-02385-x
「ZyCoV-Dには、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードするプラスミドと呼ばれるDNAの環状鎖と、遺伝子をオンにするためのプロモーター配列が含まれています。プラスミドが細胞の核に入ると、mRNAに変換され、細胞の本体である細胞質に移動し、スパイクタンパク質自体に翻訳されます。」
「次に、体の免疫システムはタンパク質に対する応答を開始し、将来の感染を取り除くことができる調整された免疫細胞を生成します。プラスミドは通常、数週間から数ヶ月以内に分解しますが、免疫は残ります。」
「DNAワクチンの課題は、細胞質に到達する必要があるだけのmRNAワクチンとは異なり、細胞核まで到達する必要がある」
「長い間、DNAワクチンは臨床試験で強力な免疫応答を誘導するのに苦労していました。」
「この問題を解決するために、ZyCoV-Dは、筋肉組織の深部ではなく、皮膚の下に沈着します。皮膚の下の領域は、ワクチン粒子などの異物を飲み込んでそれらを処理する免疫細胞が豊富です。「これは、筋肉よりもはるかに効率的にDNAを捕捉するのに役立ちます」」
ほほう、ユニークな接種方法は、DNAワクチンを機能させる原理と不可分なわけだ。
「ワクチンは皮膚に押し付けられた無針の装置を使用して送達されます。これにより、表面に穴を開け、注射よりも痛みが少ない、微細で高圧の液体の流れが生成されます。」
記事中の表によれば、アンジェスのDNAワクチンは筋注のようだ。
うーん、どうなんだろうな。
「DNAワクチンは多くの情報を保存できます。つまり、大きくて複雑なタンパク質や複数のタンパク質をコード化することができます。」
原理的にはそうなんだろうが、上手く発現させることができるかどうかがカギなわけだ。
皮下注入というのは、ある意味で裏技的かも知れない。
(DNA Explainer:無針COVID-19ワクチン注射-これがその仕組みです)
https://www.dnaindia.com/explainer/review-dna-explainer-needle-free-covid-19-vaccine-injections-here-s-how-that-works-zydus-cadila-zycov-d-jet-injector-pharmajet-2900136
「針注射とほぼ同時期に開発された方法であるジェット注射器は、最も外側の皮膚層に浸透する狭い高圧の液体の流れを介して人に薬物を送達します。この皮内送達は、針ベースの注射のように腕を痛めることはなく、ジャブによる副作用も軽減します。」
「この無針アプローチでは、バネまたは圧縮ガスを動力源とする高圧ジェット気流が、皮膚に穴を開けることなく直接皮膚に投与量を投与します。この方法は、1960年代に大量の天然痘ワクチン接種ドライブに広く使用されました。ジェットインジェクターは、軍隊のように、さまざまなワクチンを大勢の人々に迅速に届ける一般的な方法でもありました。」
「ZyCov-Dワクチンは、アメリカの会社Pharmajetによって開発されたTropisと呼ばれる無針法を使用しています。この方法では、「再利用可能なインジェクターとともに使用される使い捨ての滅菌済み使い捨て注射器」を使用します。これにより、相互汚染のリスクが軽減され、針の損傷の問題が解消されます。」
(PharmaJetのTropisニードルレス 注射装置は安全、高速、簡単です)
https://pharmajet.com/tropis-id/
「PharmaJetニードルフリー注射システムは、皮膚に浸透して真皮に薬やワクチンを送達する、幅の狭い高速流体ジェットによって、さまざまな薬剤やワクチンを皮内に送達することを目的としています。定期的に注射を行う医療提供者は、PharmaJetニードルフリー注射システムを使用できます。また、医師によって自己注射を許可された患者や、他の人に処方薬の注射を投与させることもできます。」
ほほう、自己注にも使えるんだ・・・。
メカ好きの浮沈子にとっては、DNAワクチンの作用機序やこのトロピスの方に関心があるな。
先端部分を使い捨てにすることで、ジェットインジェクターの欠点であった相互汚染のリスクを回避している。
記事にリンクされている映像を見ると、ワクチンバイアルから1回分の薬液を吸い出しているように見える(使い捨ての先端部分内)。
繰り返し使う場合の手順が、やや不明な気がするんだがな(バイアルのゴム蓋に突き刺すアダプターは交換するのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
ウイルスベクターワクチン、mRNAワクチンやDNAワクチンなど、聞いたこともなかったワクチンが次々と出てきている。
いずれも、生体のタンパク質合成機能を使って細胞表面上に抗原タンパクを表示させ、それを生体の免疫システムに認識させることに変わりはない。
弱毒化したウイルスや、そのタンパク質を直接投与したりするタイプ(組み換えタンパク質ワクチン)とは異なる。
21世紀的雰囲気が漂うな・・・。
(インド当局、国内メーカーの世界初新型コロナDNAワクチンを緊急承認 注射針使わず3回接種)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/08/dna-9.php
「「ザイコブD」の緊急使用を承認した。世界初のDNAワクチンで、12歳以上への接種が認められた。」
話題としてはやや古いが、浮沈子は知らなかったからな。
NWの記事を漁っていて見つけた。
DNAワクチンは、我が国のアンジェスも開発中だ(未承認)。
「ザイコブDは注射針を使わずに3回接種する。」
調べると、皮膚を通して薬剤を送り込むらしい(詳細後述)。
ドラッグデリバリーとしてもユニークだな。
3回接種というのがネガとされているようだが、mRNAワクチンだって、ファウチによれば3回接種が標準になるらしいから、根本的なネガではないだろう(そうなのかあ?)。
常温(摂氏25度)で数か月保管可能とある(長期保存は2から8度)。
ワクチン接種の障害となっているサプライチェーンの解消にも役立つ。
(Zydus Cadila:インドが世界初のDNACovidワクチンを承認)
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-57774294
「ZyCoV-Dは、遺伝情報を含むプラスミドまたはDNAの小さなリングを使用して、皮膚の2つの層の間にジャブを送ります。」
「それは使い捨ての無針注射器で投与され、それは流体の狭い流れを使用して皮膚に浸透し、ジャブを適切な組織に送達します。」
「ワクチンが25℃で少なくとも3か月間「良好な安定性」を示した」
「プラスミドDNAワクチンは過去に試みられました。しかし、特に成人において、プラスミドDNAをヒト細胞の核に取り込むことは非常に難しいことを私たちは知っています」
そこんところを克服したとしたら、大きな前進だな。
(インドのDNACOVIDワクチンは世界初であり、さらに多くのワクチンが登場します)
https://www.nature.com/articles/d41586-021-02385-x
「ZyCoV-Dには、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードするプラスミドと呼ばれるDNAの環状鎖と、遺伝子をオンにするためのプロモーター配列が含まれています。プラスミドが細胞の核に入ると、mRNAに変換され、細胞の本体である細胞質に移動し、スパイクタンパク質自体に翻訳されます。」
「次に、体の免疫システムはタンパク質に対する応答を開始し、将来の感染を取り除くことができる調整された免疫細胞を生成します。プラスミドは通常、数週間から数ヶ月以内に分解しますが、免疫は残ります。」
「DNAワクチンの課題は、細胞質に到達する必要があるだけのmRNAワクチンとは異なり、細胞核まで到達する必要がある」
「長い間、DNAワクチンは臨床試験で強力な免疫応答を誘導するのに苦労していました。」
「この問題を解決するために、ZyCoV-Dは、筋肉組織の深部ではなく、皮膚の下に沈着します。皮膚の下の領域は、ワクチン粒子などの異物を飲み込んでそれらを処理する免疫細胞が豊富です。「これは、筋肉よりもはるかに効率的にDNAを捕捉するのに役立ちます」」
ほほう、ユニークな接種方法は、DNAワクチンを機能させる原理と不可分なわけだ。
「ワクチンは皮膚に押し付けられた無針の装置を使用して送達されます。これにより、表面に穴を開け、注射よりも痛みが少ない、微細で高圧の液体の流れが生成されます。」
記事中の表によれば、アンジェスのDNAワクチンは筋注のようだ。
うーん、どうなんだろうな。
「DNAワクチンは多くの情報を保存できます。つまり、大きくて複雑なタンパク質や複数のタンパク質をコード化することができます。」
原理的にはそうなんだろうが、上手く発現させることができるかどうかがカギなわけだ。
皮下注入というのは、ある意味で裏技的かも知れない。
(DNA Explainer:無針COVID-19ワクチン注射-これがその仕組みです)
https://www.dnaindia.com/explainer/review-dna-explainer-needle-free-covid-19-vaccine-injections-here-s-how-that-works-zydus-cadila-zycov-d-jet-injector-pharmajet-2900136
「針注射とほぼ同時期に開発された方法であるジェット注射器は、最も外側の皮膚層に浸透する狭い高圧の液体の流れを介して人に薬物を送達します。この皮内送達は、針ベースの注射のように腕を痛めることはなく、ジャブによる副作用も軽減します。」
「この無針アプローチでは、バネまたは圧縮ガスを動力源とする高圧ジェット気流が、皮膚に穴を開けることなく直接皮膚に投与量を投与します。この方法は、1960年代に大量の天然痘ワクチン接種ドライブに広く使用されました。ジェットインジェクターは、軍隊のように、さまざまなワクチンを大勢の人々に迅速に届ける一般的な方法でもありました。」
「ZyCov-Dワクチンは、アメリカの会社Pharmajetによって開発されたTropisと呼ばれる無針法を使用しています。この方法では、「再利用可能なインジェクターとともに使用される使い捨ての滅菌済み使い捨て注射器」を使用します。これにより、相互汚染のリスクが軽減され、針の損傷の問題が解消されます。」
(PharmaJetのTropisニードルレス 注射装置は安全、高速、簡単です)
https://pharmajet.com/tropis-id/
「PharmaJetニードルフリー注射システムは、皮膚に浸透して真皮に薬やワクチンを送達する、幅の狭い高速流体ジェットによって、さまざまな薬剤やワクチンを皮内に送達することを目的としています。定期的に注射を行う医療提供者は、PharmaJetニードルフリー注射システムを使用できます。また、医師によって自己注射を許可された患者や、他の人に処方薬の注射を投与させることもできます。」
ほほう、自己注にも使えるんだ・・・。
メカ好きの浮沈子にとっては、DNAワクチンの作用機序やこのトロピスの方に関心があるな。
先端部分を使い捨てにすることで、ジェットインジェクターの欠点であった相互汚染のリスクを回避している。
記事にリンクされている映像を見ると、ワクチンバイアルから1回分の薬液を吸い出しているように見える(使い捨ての先端部分内)。
繰り返し使う場合の手順が、やや不明な気がするんだがな(バイアルのゴム蓋に突き刺すアダプターは交換するのかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
ウイルスベクターワクチン、mRNAワクチンやDNAワクチンなど、聞いたこともなかったワクチンが次々と出てきている。
いずれも、生体のタンパク質合成機能を使って細胞表面上に抗原タンパクを表示させ、それを生体の免疫システムに認識させることに変わりはない。
弱毒化したウイルスや、そのタンパク質を直接投与したりするタイプ(組み換えタンパク質ワクチン)とは異なる。
21世紀的雰囲気が漂うな・・・。

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