🐱SLS:ピュロスの勝利2022年08月26日 04:01

SLS:ピュロスの勝利


(ピュロスの勝利)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%8B%9D%E5%88%A9

「「損害が大きく、得るものが少ない勝利」、つまり「割に合わない」という意味の慣用句(成句)である。」

今日の英語のお勉強は、エリックバーガー渾身の(つーか、この際だからと、思いの丈をぶちまけちまった感じの)記事の中から。

(SLS ロケットは、NASA にとって最悪の出来事ですが、おそらく最高の出来事でもありますか?)
https://arstechnica.com/science/2022/08/the-sls-rocket-is-the-worst-thing-to-happen-to-nasa-but-maybe-also-the-best/

「Big Aerospace は、NASA の深宇宙探査計画をめぐって 5 年間で 2 度目の大規模な戦いに勝利し、それは永続的な勝利でした。全体として、NASA は現在、Ares、Orion、および SLS のハードウェアと地上システムに約 500 億ドルを費やしています。しかし、最終的には、これはピュロスの勝利になる可能性があります。」

来週にもアルテミス1が上がりそうな気配の中、アンチSLSの旗手であるエリックバーガーが、「割に合わない」と切って捨てるロケットだが、浮沈子は、このロケットは公共事業だと思っているからな。

全米に生産基盤や雇用を有し、税金を正しく使って地元に金を落とす仕掛けだ。

そのためのマシンに過ぎない。

SLSの目的は、月までオリオンを飛ばすことでもなければ、その巨大な推進力を生かして、惑星探査を推し進めることでもない。

もっともらしい理由を付けて、国家の金を有権者に流すことだけ。

政治家の関心は、宇宙などにはない。

宇宙人が選挙で投票してくれるわけじゃないからな。

地元に金と雇用を落としてくれることが重要だ。

それが、次回の選挙の得票に繋がる。

が、まあ、そう言ってしまえば身もふたもない話だ。

記事の中には、ガリバー旅行記の巨人の国も出てくる。

「巨大なブロブディングナギのロケットが何百万キログラムもの燃料を消費し、地球の重力の無愛想な絆を断ち切るのを見たくない人はいますか?」

(ブロブディンナグ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%96%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%B0

「『ガリヴァー旅行記』に登場する架空の国家」

SLSは、架空のロケットではない。

打ち上げ毎に40億ドルの税金を食う、割に合わないロケットなわけだ。

このロケットが運用され始めると、NASAの事業は停滞すると心配されている。

別記事も上がっているが、アルテミス1が何らかの形で失敗した際の代替手段は検討されていない。

(SLSを止めようとしている元NASAの役人:「目に見える敵意があった」)
https://arstechnica.com/science/2022/08/former-nasa-official-on-trying-to-stop-sls-there-was-just-such-visible-hostility/

「2 番目のシナリオは、SLS がうまくいかない場合です。試験飛行はそれだけだと思います、それは試験飛行です。打ち上げの言葉、祝賀会、NASA の計画などを見てください。これが完全にうまくいかない場合、次のテスト飛行は計画されていません。じゃあ何?最初のものがうまくいかなかった場合、2年後に人を配置するつもりですか? 誰かがその計画について話しているのを聞いたことがありません。」

浮沈子も、その懸念はあると思っている。

その場合、計画は大幅に遅れ、2020年代に月面着陸することは無くなる。

ああ、いや、スターシップ(HLS)の開発に成功すれば、最悪、ISSで乗り換えて、月面着陸まで行くことが出来るようになるかもしれないな。

いきなり、ネコ着地は無理だろうからな。

クルードラゴンとHLSの組み合わせというのは、現実的な選択になる。

いいだろう、SLSは金がかかる。

時代遅れで、非効率だ。

しかし、エリックバーガーは、SLSに関して重要な点を見落としているような気がしてならない。

このロケットは、スペースシャトルの失敗を受けて開発されたという点だな。

再使用ロケットは人を殺す。

米国は、このトラウマから抜け出せずにいる。

弾道飛行で再使用ロケットが飛んでも、クルードラゴンで民間人が飛んでもまだ、その影響は残っている。

非効率でも何でも、もう、有人飛行で人が死ぬのはまっぴらだ・・・。

SLSの最大の存在価値はそこにある。

安全は全てに優先する。

もちろん、十分安全な再使用ロケットが飛び、高い効率で運用されるのが一番だ。

しかし、米国は、その道を選択しなかった。

失われた12年。

軌道打ち上げロケットで部分的再使用をしているのは、全世界でただ1社だけ。

向こう3年以内に、2社(ロケットラボ)になるかどうか。

21世紀初頭、世界のロケットは、概ね使い捨てだ。

そのどれもが、効率よりは安全と確実性を重視している。

スターシップは、開発の難しい局面を打開できずにスタックしているし、それに依存したアルテミス3は無期延期状態だ。

中国の台頭が、米国を刺激して、宇宙開発のペースが上がると考えるのは早計だな。

浮沈子も、そう思っていたけど、病巣は根深い。

軌道修正は容易ではないだろう。

もう、月へは行っちまったし、火星は遠すぎるし。

モチベーションが上がらない。

この停滞感がたまらないな。

中国は、そこを突く。

五星紅旗が月面に翻る日は遠くない。

まあ、その前に、巨大ロケット作らないといけないけどな。

うーん、あっちもブロブディンナグ経由しないと、月には行けないだろう。

火星となると、さらに巨大なロケットが必要だ。

もう、地球から直接打ち上げることはできない。

宇宙で組み立てて、飛ばすことになる。

そのためにも、ロケットは巨大な方が有利だ。

エリックバーガーは、どうも、そこを見落としている気がする。

そりゃあ、もちろん、ファルコンヘビーを10回くらい上げればいいかも知れないし、スターシップができればそれに越したことはないけど、やろうとしていることは同じだからな。

アルテミス1とアルテミス2の間に、30回かそれ以上のスターシップが飛ぶと妄想しているが、それは、「どこまで飛ぶか」という話でもある。

10km?。

それとも、20km?。

ハワイ沖まで飛べたら上出来かも。

(スカパーJSAT、スペースXの巨大ロケット「スターシップ」で衛星打ち上げへ)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220822-2431507/

「打ち上げは2024年の予定で、スペースXが開発中の巨大ロケット「スターシップ」を使うという。スターシップにとって、最初の商業打ち上げ契約のひとつとなった。」

おそれいったな・・・。

「米国ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は「ヴァルカン」を、欧州アリアングループは「アリアン6」を、そして三菱重工は「H3」ロケットを開発している。いずれも開発中で、まだ一度も打ち上げられたことはないが商業打ち上げを受注しており、すでに競争が始まっている。」

これらのロケットとスターシップを同列に並べるのは如何なものか。

スクラッチから開発しているスターシップは、若干の改良を施しながら漸進的に開発を進めている他のロケットとは異なる。

何が起こってもおかしくはない。

スカパーとの契約にしても、バックアップでファルコン9が控えているから可能なわけだ。

話題作りみたいな感じだな。

まあ、どうでもいいんですが。

いずれにしても、金食い虫のSLSは、来週に上がりそうな気配だ。

少なくとも、上げようとはするだろう。

何らかの不具合でスタックする可能性は高いし、それはそれで悪い話ではない。

うち上げられた後に、様々な不具合が起きることも、もちろん想定内だ。

そのためのアルテミス1だからな。

しかし、そのバックアップが検討されていないというのは初耳だったな。

アルテミス1.5はない。

アルテミス2の機体を使って飛ばすしかない(オリオンとかどーするのかな:<以下追加>参照)。

もっとも、アルテミス3は、事実上、無期延期だからな(スターシップが飛ばなければ話にならない)。

慌てることはないのかも知れない(織り込み済みか)。

エリックバーガーは、SLSが短命に終わると思っているようだが、中国に月面着陸の先を越されようが、どっこい、2060年くらいまでは現役で飛び続けるだろう。

4年に1回くらいか(ピュロスの勝利!)。

全部で10回くらいだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーーー

(オリオン(宇宙船):車両一覧)
https://en.wikipedia.org/wiki/Orion_(spacecraft)#List_of_vehicles

「車両番号:状態:備考:
002:アクティブ:Artemis Iで使用される車両。
003:工事中:Artemis IIで使用される車両。最初のオリオンは乗組員を運ぶ予定でした。
004:工事中:Artemis IIIで使用される車両。2021年8月にMichoudで完成した圧力容器。
005:工事中:アルテミスIVで使用される車両。オリオン生産および運用契約に基づいて発注。
006:工事中:アルテミス V で使用される車両。オリオン生産および運用契約に基づいて注文。」

なんだ、クルーモジュールは再使用可能とか言いながら、毎回新品を使う感じだな(未確認)。

アルテミス1が失敗に終われば、順次繰り上げになるんだろう。

それにしても、アルテミスV(たぶん、2040年代?)まで組まれているとは、気の早い話だ・・・。

🐱変異種:最速の5回目接種:英国は接種間隔3か月2022年08月26日 20:13

変異種:最速の5回目接種:英国は接種間隔3か月


(Covidブースターのロールアウトは、イギリスで9月初旬に開始されます)
https://www.bbc.com/news/health-62591590

「秋のブースターの日付と以前の Covid ジャブの間には 3 か月のギャップがあるはずです。」

「最近英国で成人への使用が承認された二価ワクチンは、コロナウイルスの元の株と最初のオミクロン変異体 (BA.1) の両方を標的としています。」

我が国と同じく、家畜の餌(BA.1ベースの新古品のワクチン)を食わされる英国だが、接種のタイミングは早い。

「NHS は世界で初めてそれを提供するだろうと述べた。」

確かに、大規模接種を行うのは世界初になるだろうな。

もう、再来週にはうち始める。

「Covid-19に対する秋のブースターワクチンは、英国で9月5日から提供され、介護施設の居住者と家に閉じ込められた人々が最初にそれらを取得します.」(写真のキャプションより)

「これらのグループを含むより広範なロールアウトは、9 月 12 日から開始され、最も古く、最も脆弱なグループが優先されます。」

なぜ、英国では接種間隔が3か月なのか。

我が国では、5か月とか言ってるようだが、エビデンスはあるのかあ?(<以下追加>参照)。

4回目接種は、高齢者などのハイリスクグループに対する重症化予防効果を狙って始められた。

その後、第7波の中で、医療従事者等、ハイリスクグループに接触する職種に拡大された。

現場が回らなくなっているからな。

1か月でも2か月でも、感染予防効果が期待出来ればそれでいい。

東京都からは、警察、消防などのエッセンシャルワーカーも追加するように要望が出ているはずだが、その後の経緯は知らない(未確認)。

いずれにしても、英国では、4回目接種の効果は3か月しか持たないという認識なわけだ。

浮沈子の場合、10月中旬には切れる。

やれやれ・・・。

それから2か月間、ワクチンの効果が切れたまま放置されるわけだ。

その頃、米国や欧州各国では、最新のワクチン(BA.5ベース)がとっくに出回っているにも拘らず、我が国では型落ち(BA.1ベース)の家畜の餌しかうてない。

まあいい。

その時にうてるワクチンを、真っ先に予約して接種するしか手はない。

「NHS イングランドのアマンダ・プリチャード最高経営責任者(CEO)は、新しい 2 価ワクチンを「バリアント バスティング」と呼び・・・」

それ程のものかあ?。

ないよりマシな家畜の餌。

不味かろうが、多少腹を壊そうが、食わなければ生き延びることはできない。

冬になって、まだBA.5が生き残っていれば良し、BA.2.75やそのほかの亜種に変わっていて、今度は米国とEC諸国がそれに対応したワクチンを手に入れ、我々には型落ちになったBA.5ベースの中古品(もう、新古品ですらない!)を回してくるに違いないのだ。

家畜の餌に甘んじ続ける二等国家(そうなのかあ?)。

しかも、我が国では、毎度、接種間隔が長過ぎる。

ワクチンの効果を減弱させ、意図的に流行させているのではないかと疑いたくなるほどの長さだ。

今回も、死者が爆増している高齢者に対して、他国では3か月からうち始めていたのに、5か月と引き延ばしたらこの体たらくだ。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子は、来年から高齢者の仲間入りをする。

この国では、あまり大切に扱ってもらえないようだがな(スウェーデンでも、そうだったようですが)。

せめて、最速のワクチン接種を行って、ロシアンルーレットを生き延びなければならない。

罹患すれば、一定の確率で必ず死ねる。

新型コロナウイルス感染症は、そういう病気だ。

東京都は、陽性者の全数把握を継続するとしているが、どーせ、隔離なんかしないで出歩き放題だろうし、そもそも、無症候性キャリアは捕捉されない(濃厚接触者は捕捉されるけどな)。

先日も、浮沈子はあるところで陽性者とすれ違っている。

人を見たら、陽性者と思えだな。

もう、誰も、社会的距離(ソーシャルディスタンス)なんてキープしてないしな。

浮沈子自身が、無症候性キャリアになって、第三者に罹患させるリスクもある。

全数把握しようが、一部の医療機関からの報告だけにしようが、実態は何も変わらない。

今だって、捕捉されているハイリスクグループ(高齢者を含む)に対して、十分な医療が提供されているとは思えない。

第7波の重症者は第6波の重症者より少ない人数で推移しているにも拘らず、死者は既に第6波を超えている。

重症者としての適切な治療を受けずに、いきなり死んじまうわけだな(そうなのかあ?)。

どうも、持病が悪化したり、新型コロナとしては軽症であっても、衰弱などで命に係わる状態に陥る患者が多いようだ。

死ぬときは仕方ないけど、せめて我が国で享受できる標準的な治療を受けて死にたいもんだ。

タイミングが悪くて、救急車は来たけれど、受け入れ病院が見つからなくて自宅で死ぬなんてのは真っ平だが、そういう事例も散見されているようだしな。

仕方ない。

諦めるより手はない。

その一方で、筋トレや水泳再開を待ちわび、来年はメキシコへ行こうなどと計画を立てている(その前に、年内に沖縄行きますけど)。

身勝手な話だ。

メキシコへは、せめて5回目接種を終えていきたいし、時期的には可能と見ている。

まあ、家畜の餌だがな。

ないよりマシだ・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(新型コロナ感染者数の「定点把握」専門家は課題も指摘)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/seventhwave/detail/detail_81.html

「これまでの全数把握のデータにはワクチンの接種歴もあり、データを活用して免疫を持っている人の割合を推定してきたが、そうした分析も難しくなる。」

西浦教授のコメントだが、そういうことかと納得した。

報道などでは、そういう細かいデータはなかなか出てこなくて、いったい我が国のワクチンの独自の接種間隔(概ね、世界標準よりは数か月長い)というのはどうやって算出しているんだろうと思ってたんだが、こんなところから定量的な目安を得ていたわけだ。

感染者や発病者のうち、ワクチンうってる人の状況(接種日から発病日までの日数とか)と、そうでない人の状況を比較すれば、ワクチン接種による集団としての免疫力の変化を評価することが出来る。

既に、人口の8割以上が接種済みの我が国では、2回目までの接種による免疫効果の減弱状況も分かる。

3回目接種の効果の持続期間(発症予防効果50パーセント以上)は、おそらく3か月程度だろうから、4回目接種の接種間隔(現在、5か月)も、そろそろ見直しが掛かる頃かも知れないな(いや、ミニマム5か月と決めているフシもあるかも)。

もちろん、疫学的な集団免疫力だけじゃなくて、ワクチンの供給状況や接種態勢、流行状況や前回からの間隔(まんまや!)、諸外国の接種間隔など、総合的に判断して決めているんだろうけど、ワクチンの効果がスカスカになってからでは、流行を食い止めたり軽減したりすることはできない。

3回目接種は、浮沈子の見込み(せいぜい6割)を越えて、この秋には7割近くになるかもしれない。

4回目をスルーされて、巷の免疫力は激減しているが、重症化予防効果はしっかりとあるようで、それすら切れている高齢者やハイリスクグループを中心にバタバタと死んでいく。

重症化することもなく、軽症や中等症からいきなりストンと落ちるパターン(衰弱死とか)が見られると言われている。

今後は、こういった傾向やデータも、1週間後でしかとることはできなくなる。

記事の中では、対象疾病が多くの医療機関で広く扱われていない限り、定点観測の代表性は得られないという問題点も指摘されている。

まあ、そうだろうな。

2類相当のまま、報告制度だけ弄っても、問題は残る。

感染症対策は、総合的に検討されて決められているわけだからな。

新型コロナでは、想定外の事態が次から次へと起こっているわけだから、制度設計そのものを見直していかなければならない。

数年掛かりの作業になるだろうけど、今後、新型コロナ以外でも同様の事態が発生することも考慮して、体制整備を進める必要があるだろう。

医療の世界は、どうも社会の必要悪として切り離され、その他の社会経済体制と対立的に捉えられがちだ。

今回の件で、それがガッチリと現代社会に組み込まれ、分離できない存在であることが明確になっただけでも収穫かも知れない。

まあ、今でも分離しようとしているけどな(医療資源が守れれば、感染者はいくら出ても構わないとか)。

医療従事者等への4回目接種の追加実施は、彼らの中での感染者の増加が、事業そのものへの弊害となったことから実施されたわけだがな(当初は、発症予防効果が短期間しか見込めないことから、公的接種の対象とされなかった)。

背に腹は代えられない・・・。

諸外国でも、エッセンシャルワーカーに対する4回目接種の対応は分かれていて、一律ではなかったから、仕方ないかも知れない。

ともあれ、この冬の流行(未確認?)の際には、第7波を超える感染が予想されているわけだから(経験則?:流行の度に、前回を上回る感染者数、死者数を計上している)、毎日100万人(100日経つと1億人!)の新規感染者(100日経つと1億人!)と千人の死者(100日経つと10万人!)を想定した制度設計をしておく必要があるだろう。

実際、正真正銘の新型インフルエンザ(こっちが本命!)が発生すれば、現在の医療体制は崩壊し、緊急事態宣言などしなくても、自動的に社会機能は停止する。

交通、物流だけでなく、エネルギー供給にも支障が生じる恐れがある。

罹患者数の毎日の報告は意味をなさなくなるし(そもそも、当日中の集計が出来ない)、そもそも、現状の医療態勢で支え切れるかどうかも怪しい。

地域のネットワーク(向こう3軒両隣)を活用して、相互に支え合う仕組み作りから始めなければならないだろう(感染者報告は、回覧板かあ?)。

やれやれ・・・。

これじゃあ、戦争と同じだな。

そう、これは戦争なのだ。

ワクチンさえできれば、ふつーの感染症と同じになって、マスクも外せて普段通りの日常が戻って来ると思ってたけど、大間違い!。

当ては外れて、史上最大の感染者数と死者数を更新してしまった。

夏の空襲の峠は超えた。

東京都の感染者数は激減している。

まあ、これだけ(最高4万人)増えたから、落ち切るまでには暫く時間がかかるだろうけど、秋になってカキが赤くなれば医者は青くなる。

BA.2.75が気になるところだが、先週の報告では、それほど増えている感じではない(東京都の新規報告9例:前回までの累計で16例)。

いずれも、いわゆる市中感染で、渡航者との接触はないとされる。

つーことは、7月から8月にかけてのBA.5の大流行のさ中でも、この系統の感染経路は繋がっていて途切れていないということなわけだ。

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

うーん、間違いなく来るな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(新型コロナ、高齢者で肺炎少なく「衰弱死」増加 「重症」定義見直し求める声)
https://www.sankei.com/article/20220828-6ZENHOTBGJPW5KOGLM7VFULL3A/

「8月の月間死者数も初めて5千人を超えた。」

「7月上旬以降で年代が判明した死者の95%が60代以上」

やれやれ・・・。

ジジババは死んでよしということか。

「5月下旬に始まった4回目接種も60歳以上で5割」

まだ、半分しかうってないのか・・・。

「体力が落ちている高齢者にとっては感染によるダメージをきっかけに死亡に至るという現象が起きている」

「感染による発熱や喉の痛みで、食事が取れず水分補給ができなくなることだ。結果、持病の悪化や心臓・腎臓の機能低下が顕著になり、体力が奪われて衰弱し、死に直結するケースが多い」

経口摂取できないまま、適切な水分補給も栄養補給もしてもらえず(たぶん、ろくに診療も受けられずに)、ほとんど放置状態で悪化して衰弱死だろうな。

これはもう、重症分類の問題とか、軽症用治療薬の処方の問題じゃないだろう。

我が国の末期医療の貧困さが浮き彫りになった形だ。

目に見えない形(制度的な壁とか)でのトリアージが行われているんだろう。

治療は、重症化分類とは関係なく、症状に応じて行われるはずだからな(分類は結果であって、前提条件じゃない)。

必要な医療が提供されていれば、分類方法がどうあれ(つまり、重症者数とは関係なく)、死者が爆増することはない。

まあ、今回の第7波は、感染者数対比でみた場合、死者は必ずしも多くない。

第6波の半分程度で済んでいる(今のところ)。

高齢者の衰弱死は、軽症者に対する適切な医療が提供されていないという点が問題であり、重症分類の基準とか適用の話じゃない。

従来から、同様の問題は内在していたと思われ(未確認)、重症分類に当てはまらない死者数の増加が見られたことで顕在化しただけだろう。

新型コロナの重症分類をいくら弄ってみても、問題の解決に繋がる気はしないんだがな。

まあいい。

次回(第8波や新型インフルエンザ)の100万人の感染者と千人の死者に備えて、姨捨山の基準を明確にしておくことも必要かもしれない。

「最も有効な米ファイザー社のパキロビッドを処方しやすくする必要がある」(えーと、一応、軽症者向けなんだが、入院や死亡のリスクは低減されるだろうけど、ジジババの死亡を誘発している「発熱や喉の痛み」を解消するわけじゃない?:未確認。)

手続きを煩雑にしているのは、十分な供給が見込めず、無駄を出したくないからだろうが、助ける患者を選別する効果もあるだろうな。

現場は辛いところだ。

ジジババに対する適切な医療の提供は、それ以前の話だがな・・・。