🐱DART:大成功なのかあ? ― 2022年10月13日 06:34
DART:大成功なのかあ?
(NASAの「小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験」で想定以上に小惑星の軌道が変わったことが判明)
https://gigazine.net/news/20221012-nasa-success-dart-changed-asteroids-motion/
「当初、DARTミッションを「成功」と位置づける基準として設けられていたのは、「周回時間を73秒以上変えること」でした。DARTの衝突後、NASAは「最大で10分近く周回時間が変わるかもしれない」と予想」
「ディモルフォスはDARTの衝突前、ディディモスの周囲を11時間55分で周回していましたが、衝突後はディモルフォスとディディモスの距離が数十mほど縮まり、周回時間が11時間23分に短縮」
つまり、差し引き32分縮まったわけで、NASAの最大予想の3倍以上ということになる。
大成功だ!。
「NASAは、自らが真剣に地球の防衛者となろうとしていることを証明しました。これは惑星防衛と全人類にとっての分岐点となる瞬間であり、NASAの優れたチームおよび世界中のパートナーのコミットメントを示すものです」(ビルネルソン長官)
「小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらすことが可能だと示されたことは、今後「地球にぶつかる可能性が高い小惑星」が発見された際の希望」
「これは、将来の小惑星衝突から身を守るための第一歩を踏み出したというだけでなく、それ自体が大きな偉業でもあります」(英国の天文学者)
絶賛だな・・・。
が、ちょっと待って欲しい。
予想を上回る変更が生じたということだが、本当に大丈夫なのかあ?。
「ディディモスおよびディモルフォスは2.1年周期で太陽を周回していますが、地球に脅威を与えるとは考えられていません。」
それも、NASAの予想なんだろう?。
当てになるのかどうか、分かったもんじゃない(そうなのかあ?)。
気になる記述は他にもある。
「皆さん、ちょっとだけ時間をとって今回のことに浸りましょう……史上初めて、人類は小惑星の軌道を変えたのです」(NASAの惑星科学部門ディレクター)
我々は、はやぶさ2がリュウグウにインパクターをぶつけたことを知っている。
もちろん、そのことによる軌道変更は僅かだし、観測されたわけではないが、確実に軌道は変わっている。
また、無数の探査機が惑星や衛星を使ってフライバイをおこなっているが、その際にも運動エネルギーのやり取りがあるので、微小とはいえ軌道の変更を伴っている。
まあ、NASAのアウトリーチは、アホな米国人向けの分かりやすいアプローチなわけだから、そこは大目に見てもいい。
が、DARTの軌道変更が想定の範囲外だったことは看過できない。
地球に接近してくる小惑星を早めに発見したとしても、そう簡単に軌道変更のための宇宙機をぶつけてもらっては困るな。
ひょっとしたら、掠めて通り過ぎてくれたかもしれないのが、ど真ん中ストライクで衝突するかもしれないじゃないの・・・。
「NASAの科学者らは、衝突によって宇宙へ散乱した岩石もディモルフォスの軌道を変えるのに大きな役割を果たしたと考えており、DART衝突による運動量伝達の効率なども含めて分析を進めているとのことです。」
つまり、なぜ予想の範囲を超えて軌道が変わっちまったかについては、これから検証しなければならないということなわけだ。
やれやれ・・・。
バタフライ効果というのがあるそうだ。
(バタフライ効果)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E5%8A%B9%E6%9E%9C
「力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象」
「気象学者のエドワード・ローレンツによる、「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」という問い掛けと、もしそれが正しければ、観測誤差を無くすことができない限り、正確な長期予測は根本的に困難になる、という数値予報の研究から出てきた提言に由来する。」
<例によって、ここからは妄想の世界へ>
遠い未来のある日、地球に接近してくるヤバい小惑星が発見される。
もう、衝突を避けることはできない。
天文学者が計算したところ、小惑星ディディモスの軌道が変わったことが原因だと判明する。
風が吹いたのでほこりが舞い、そのほこりが目に入ってめくらが増え、めくらでもひける三味線を作るためにネコの皮が必要になり、ネコが減ったためにネズミが増え、そのネズミが齧った桶を作る桶屋が儲かるというわけだ(大した妄想だなあ・・・)。
ディディモスだってえ?。
それって、大昔、DARTとかいうミッションで、小惑星の衛星(ディモルフォス)の軌道を変えたやつじゃないのかあ?。
大成功と浮かれている我々は、単に、天に唾しただけかもしれない。
一寸先は闇の地球防衛。
業界の宣伝に振り回され、NEOサーベイヤーとかを作らされて発見に努めても、そういうのは見つけた時にはすでに手遅れということに相場が決まっているからな。
いやいや、諦めるのはまだ早い。
そんなときのための最後の頼みの綱が、火星移民のためのスターシップなわけだ(そうなのかあ?)。
人類は、多惑星種となって太陽系に進出し、絶滅を免れ、地殻津波で火の海になった地球を脱出するわけだ。
(地殻津波)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E6%AE%BB%E6%B4%A5%E6%B3%A2
「地球型惑星など地殻を持つ天体に巨大隕石等が衝突した際に、惑星の地表面を構成する地殻が解離し高速度で地表を伝わる地殻の津波現象をいう。」
「衝撃波が地殻をめくりあげる津波となり、音速を超える速度で惑星表面上で起こるとされている。」
「衝突部分は盛り上がり巨大なマグマの湖とでもいうべきクレーターと化し、この時の地表面の温度は摂氏数万度にも達すると推測される。」
「海洋の水位は毎分5センチメートルという驚異的な速度で下がり続けやがて消滅」
「巨大な質量を有する物質・直径400キロメートル級以上の隕石等が時速数万キロメートルで衝突した際に発生すると考えられている。」
恐竜を絶滅させた隕石は、直径10km程度と推定されているからな。
それよりもはるかにデカい!。
そんなもんが落ちて来たら、ひとたまりもないだろう。
切り札切るしか、生き残る手立てはない。
切り札って言ったって、スターシップは墜落激突爆発炎上木っ端微塵を繰り返しているからな。
あーあ、DARTなんてやるんじゃなかった・・・。
(NASAの「小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験」で想定以上に小惑星の軌道が変わったことが判明)
https://gigazine.net/news/20221012-nasa-success-dart-changed-asteroids-motion/
「当初、DARTミッションを「成功」と位置づける基準として設けられていたのは、「周回時間を73秒以上変えること」でした。DARTの衝突後、NASAは「最大で10分近く周回時間が変わるかもしれない」と予想」
「ディモルフォスはDARTの衝突前、ディディモスの周囲を11時間55分で周回していましたが、衝突後はディモルフォスとディディモスの距離が数十mほど縮まり、周回時間が11時間23分に短縮」
つまり、差し引き32分縮まったわけで、NASAの最大予想の3倍以上ということになる。
大成功だ!。
「NASAは、自らが真剣に地球の防衛者となろうとしていることを証明しました。これは惑星防衛と全人類にとっての分岐点となる瞬間であり、NASAの優れたチームおよび世界中のパートナーのコミットメントを示すものです」(ビルネルソン長官)
「小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらすことが可能だと示されたことは、今後「地球にぶつかる可能性が高い小惑星」が発見された際の希望」
「これは、将来の小惑星衝突から身を守るための第一歩を踏み出したというだけでなく、それ自体が大きな偉業でもあります」(英国の天文学者)
絶賛だな・・・。
が、ちょっと待って欲しい。
予想を上回る変更が生じたということだが、本当に大丈夫なのかあ?。
「ディディモスおよびディモルフォスは2.1年周期で太陽を周回していますが、地球に脅威を与えるとは考えられていません。」
それも、NASAの予想なんだろう?。
当てになるのかどうか、分かったもんじゃない(そうなのかあ?)。
気になる記述は他にもある。
「皆さん、ちょっとだけ時間をとって今回のことに浸りましょう……史上初めて、人類は小惑星の軌道を変えたのです」(NASAの惑星科学部門ディレクター)
我々は、はやぶさ2がリュウグウにインパクターをぶつけたことを知っている。
もちろん、そのことによる軌道変更は僅かだし、観測されたわけではないが、確実に軌道は変わっている。
また、無数の探査機が惑星や衛星を使ってフライバイをおこなっているが、その際にも運動エネルギーのやり取りがあるので、微小とはいえ軌道の変更を伴っている。
まあ、NASAのアウトリーチは、アホな米国人向けの分かりやすいアプローチなわけだから、そこは大目に見てもいい。
が、DARTの軌道変更が想定の範囲外だったことは看過できない。
地球に接近してくる小惑星を早めに発見したとしても、そう簡単に軌道変更のための宇宙機をぶつけてもらっては困るな。
ひょっとしたら、掠めて通り過ぎてくれたかもしれないのが、ど真ん中ストライクで衝突するかもしれないじゃないの・・・。
「NASAの科学者らは、衝突によって宇宙へ散乱した岩石もディモルフォスの軌道を変えるのに大きな役割を果たしたと考えており、DART衝突による運動量伝達の効率なども含めて分析を進めているとのことです。」
つまり、なぜ予想の範囲を超えて軌道が変わっちまったかについては、これから検証しなければならないということなわけだ。
やれやれ・・・。
バタフライ効果というのがあるそうだ。
(バタフライ効果)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E5%8A%B9%E6%9E%9C
「力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象」
「気象学者のエドワード・ローレンツによる、「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」という問い掛けと、もしそれが正しければ、観測誤差を無くすことができない限り、正確な長期予測は根本的に困難になる、という数値予報の研究から出てきた提言に由来する。」
<例によって、ここからは妄想の世界へ>
遠い未来のある日、地球に接近してくるヤバい小惑星が発見される。
もう、衝突を避けることはできない。
天文学者が計算したところ、小惑星ディディモスの軌道が変わったことが原因だと判明する。
風が吹いたのでほこりが舞い、そのほこりが目に入ってめくらが増え、めくらでもひける三味線を作るためにネコの皮が必要になり、ネコが減ったためにネズミが増え、そのネズミが齧った桶を作る桶屋が儲かるというわけだ(大した妄想だなあ・・・)。
ディディモスだってえ?。
それって、大昔、DARTとかいうミッションで、小惑星の衛星(ディモルフォス)の軌道を変えたやつじゃないのかあ?。
大成功と浮かれている我々は、単に、天に唾しただけかもしれない。
一寸先は闇の地球防衛。
業界の宣伝に振り回され、NEOサーベイヤーとかを作らされて発見に努めても、そういうのは見つけた時にはすでに手遅れということに相場が決まっているからな。
いやいや、諦めるのはまだ早い。
そんなときのための最後の頼みの綱が、火星移民のためのスターシップなわけだ(そうなのかあ?)。
人類は、多惑星種となって太陽系に進出し、絶滅を免れ、地殻津波で火の海になった地球を脱出するわけだ。
(地殻津波)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E6%AE%BB%E6%B4%A5%E6%B3%A2
「地球型惑星など地殻を持つ天体に巨大隕石等が衝突した際に、惑星の地表面を構成する地殻が解離し高速度で地表を伝わる地殻の津波現象をいう。」
「衝撃波が地殻をめくりあげる津波となり、音速を超える速度で惑星表面上で起こるとされている。」
「衝突部分は盛り上がり巨大なマグマの湖とでもいうべきクレーターと化し、この時の地表面の温度は摂氏数万度にも達すると推測される。」
「海洋の水位は毎分5センチメートルという驚異的な速度で下がり続けやがて消滅」
「巨大な質量を有する物質・直径400キロメートル級以上の隕石等が時速数万キロメートルで衝突した際に発生すると考えられている。」
恐竜を絶滅させた隕石は、直径10km程度と推定されているからな。
それよりもはるかにデカい!。
そんなもんが落ちて来たら、ひとたまりもないだろう。
切り札切るしか、生き残る手立てはない。
切り札って言ったって、スターシップは墜落激突爆発炎上木っ端微塵を繰り返しているからな。
あーあ、DARTなんてやるんじゃなかった・・・。
🐱変異種:最速の5回目接種:今月中に可能か:新古品でも我慢 ― 2022年10月13日 12:21
変異種:最速の5回目接種:今月中に可能か:新古品でも我慢
(コロナ「BA.5」対応ワクチンの接種 きょう以降順次開始)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221013/k10013856771000.html
「「BA.5」に対応するワクチンの接種が、13日以降、準備が整った自治体から順次開始」
「前回の接種から少なくとも5か月以上経過していることが条件」
その接種間隔についても情報が上がっている。
(オミクロン株対応ワクチンの接種間隔短縮 10月19日に議論へ 薬食審・第二部会)
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=73741
「厚生労働省は10月19日に開く薬食審・医薬品第二部会で、新型コロナのオミクロン株対応ワクチン(2価ワクチン)などの接種間隔の短縮について議論する。」
「9月12日の同部会で、海外の動向や有効性・安全性の情報などを踏まえて接種間隔を短縮する方向で検討することが確認」
「海外での追加免疫の接種間隔は、米国が2カ月、欧州が3カ月となっている。日本でも接種間隔の短縮が了承された場合、添付文書の接種間隔についての記載を改訂」
「オミクロン株対応ワクチンは現在、ファイザーの「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)」と「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)」、モデルナの「スパイクバックス筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)」の3つが特例承認されている。モデルナはオミクロン株BA.4-5対応の2価ワクチンを10月5日に一変申請している。厚労省は、モデルナの申請中の2価ワクチンも今回の検討対象に入っている」
モデルナの新品ワクチンも、接種間隔の短縮と同時に認可される可能性が高い(申請から2週間だけど)。
そうなれば、浮沈子が棲息する東京都大田区では、前回7月12日接種の浮沈子には、今月19日から24日の間に接種券が届くから、届き次第予約できる可能性がある。
接種間隔は、今日時点ですでに3か月を経過している。
予約状況にもよるけど、浮沈子の場合持病持ちの優先枠が利用可能だから、一般枠がいっぱいでも早期予約ができる可能性もある。
最速で、今月内の接種が可能かもしれない・・・。
まあ、例によって、慌てて接種して、家畜の餌な新古品のBA.1対応ワクチンになる可能性もある。
流通在庫が残っているだろうから、その可能性は高い。
ピッカピカの新品であるBA.5対応ワクチン、しかも、浮沈子希望のモデルナになる確率は低いだろうな。
「2つのワクチンの効果について厚生労働省は、比較するデータが現時点では確認できていないとしていて、その時接種できるオミクロン株対応ワクチンを、できるだけ早く打ってほしいと呼びかけています。」
んなもん、新品の方がいいに決まってんじゃん!(そうなのかあ?)。
同時期に、複数のバージョンが競合する状態を招き、大混乱だ。
もっとも、一般の接種については低調に推移している。
(コロナワクチン3回接種終了65.6% オミクロン株0.9%(11日))
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221011/k10013855181000.html
「3回接種した人の割合は65.6%」
前回の報告(3日)が65.4%だから、超微増だ。
「60歳以上で4回目の接種を受けた人は対象者の82.7%」
こちらは、前回81.4%で、ほぼうち終わりつつある。
中には、新品が出回るのを待っている人もいるだろう。
その間に罹患しないことを祈るだけだ。
浮沈子は、仮に家畜の餌しかうてなくても、最速の5回目接種を選択することに決めている。
罹患した際の重症化リスクを考えると、新品を待っている余裕はない。
2か月程度しか持たない感染防止効果なんて、とっくに切れているし。
待っている間に罹患して重症化し、あの世で新品をうとうとしても手遅れだ。
ここは、可能な限り早期の接種を果たして、最速の6回目接種に期待するのがよろしい(そうなのかあ?)。
先週から、順調に下がっていた東京都の感染者は、昨日2週間ぶりに前週を上回った。
(東京都 新型コロナ 6人死亡 4790人感染 前週水曜より723人増)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221012/k10013856391000.html
「15日ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。」
10日の体育の日を絡めた3連休明けの報告集中の影響があるからな。
この程度の反発は想定の範囲内だ。
全国旅行支援も始まる。
(全国旅行支援 条件や補助額 いつまで?東京は都民割併用可で20日から)
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20221011a.html
「東京都では10月20日から12月20日まで実施」
毎日、新規感染者が千人単位で出ていても、もう、世間は見向きもしない。
感染防止策の徹底と言いながら、屋外でのマスク着用を撤廃する動きもある。
(「屋外ではマスク着用は原則不要」ルールPRへ 加藤厚生労働相)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221011/k10013854841000.html
「政府は、屋外では原則不要、屋内でも2メートルを目安に周りとの距離がとれ、会話をほとんど行わない場合には必要ないなどとするルールを示しています。」
空気感染する強力な感染力のオミクロンで、2mの距離は無意味だ。
つまり、一定の割合で感染することを前提とした感染対策ということになる。
旅行支援などの行動促進策と併せて、オミクロンの感染ルートが途切れる可能性は低い。
感染が継続することは、まず間違いない。
「外国人観光客を受け入れる上では、日本の非常に厳しいルールを少し緩和していく必要があるのではないか」
新型コロナに感染して死ぬ奴は死んでよし!。
検疫もマスクも撤廃して、イケイケドンドンなこの状況の中で、ワクチンの予防効果切れで放置されている準高齢者で持病持ちの浮沈子は生きた心地がしない。
(水際対策きょうから大幅緩和 入国上限撤廃 個人旅行も解禁)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221011/k10013854251000.html
「入国者数の上限が撤廃され、個人の外国人旅行客の入国も解禁されるなど、制限は、ほぼ、コロナ禍前の状態に戻る」
「3回のワクチン接種を済ませたことの証明書か、滞在先の出発前72時間以内に受けた検査の陰性証明の提示を求める措置は今後も継続」
日本人に対しては撤廃してるのにな。
まあいい。
「3密の回避や換気、必要に応じたマスク着用などは海外の方も含めてお願いしていきたい。」(厚労相)
感染対策と景気浮揚との両立は、基本的には不可能だ。
針の穴に糸を通すような施策は混乱を招くだけ。
結局、次の感染拡大の下地を作ることになる。
「海外でも日本でも変異株の情報は常にチェックしているので、情報の分析、収集をしっかり進めていきたい」(厚労相)
次の変異種は必ず来る。
秋は深まり、大流行への懸念も深まる。
欧米でもそうだったが、緩めるだけ緩めた社会規制を戻そうとしても一筋縄ではいかない。
もたもたしている間に、犠牲者は増え続ける。
大井町のフィットネスでも、マシンの清拭に使用していた使い捨てのペーパーが順次廃止されつつある。
従来通りの汗拭きフェイスタオルの共用に戻っている。
接触感染のルートは、当初から5パーセント程度とされていて、過剰な対応に対する批判はあったが、会員に対する意識付けの効果は大きかった。
施設の性格上、流行が続く限り、マスクの着用がなくなることはないだろうが、会話の抑制は困難になってきている(最前列のマシンは、マスクなしでもOKのようです)。
口の運動(?)に来ている会員は多い。
一寸先は闇の新型コロナ。
最速の5回目接種を終えても、2週間程度は免疫が上がってくるのを待つ必要がある。
11月中旬以降にならなければ、積極的な行動はできないな。
5回目接種の持続期間がどれ程になるかについては、全世界的にデータがない(世界最速接種の英国でも9月上旬から開始)。
オミクロンの変異に対応しているワクチンだから、同系統の変異種が出てきても一定の効果が期待できる一方、次の変異種は、このワクチンに対する回避能力を持って登場することが推定される(でないと、流行しないからな)。
イタチごっこなわけだ。
次の流行は、おそらく史上最大の流行になる。
災害級の被害が出る。
それに対応する態勢を、早急に構築する必要があるだろうけど、我々は喉元過ぎれば忘れてしまうからな(政府の対策は、なんと、発熱外来への受診抑制だそうです)。
ウイルスの変異は、一定のペースで繰り返されている。
長期間の罹患者がいれば、その間の変異が蓄積されて、大きな免疫回避能力を獲得する可能性は高まる。
また、ヒト以外の哺乳類の中での変異の蓄積と、ヒトへの再感染というルートもある。
変異種は、忘れた頃にやって来る。
オミクロン系統の世界での流行は、ちょうど1年ほど前から始まっている。
BA.1の系統が「オミクロン」と命名されたのは、昨年の11月26日だ(浮沈子の初めてのメキシコ行きの日!)。
WHOへの報告は、確か2日ほど前で、流行自体はその時点で1か月ほど続いていたと記憶している。
登場してから、もう、1年になる。
長い流行だな。
デルタの頃は、当局(米国CDCなど)が頑なに否定していたブレイクスルー感染や再感染も、もう当たり前になった。
ワクチンの感染予防効果や発症予防効果が短期間しか持続しないのは当然で、重症化予防効果についても免疫弱者は短期間で減弱することが明らかになった。
ようやく変異種対応のワクチンが開発され、ねばりにねばった武漢株(最近は、起源株と表記されるようですが)との二価ワクチンとして陽の目を見た。
今後も、紆余曲折があるに違いない。
新型コロナが登場して、そろそろ3年になろうとしている。
WHOは、パンデミックの宣言を、そろそろ取り消すかもしれない。
今年の冬の世界的流行がなければ、おそらくそうなる。
一部の地域で感染が継続する風土病の扱いへの格下げだ。
我が国は、おそらく、その地域の一つとして残る。
せめて、ワクチン接種だけは、遅滞なく行われるようにしてもらいたいもんだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(東京都 新型コロナ 5人死亡 4338人感染確認 2日連続で前週比増)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221013/k10013857581000.html
「1週間前の木曜日より1296人増え、2日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。」
「人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は12日から1人増えて13人でした。」
なんか、底打ち感が漂ってきた感じだが、もう少し減ってくれないと安心できない気がする。
せめて、7日間のアベレージで1000人を切ってくれないとな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナ オミクロン株 BA.1とBA.5対応 ワクチンは選べる?)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221013/k10013857241000.html
「厚生労働省は自治体に対し、住民の予約時に使用するワクチンが「BA.1」対応ワクチンか、「BA.5」対応ワクチンかは明示する必要はないとしています。」
「自治体の判断でどちらのワクチンを使用しているかなどを情報提供することも可能」
「「BA.1」対応ワクチンと「BA.5」対応ワクチンを合わせて必要な量を配分」
「2つのワクチンの効果を比較するデータが現時点では確認できていない」
結論から言えば、国民は選択できないというのが現実だな。
接種を先送りして、BA.1対応ワクチンが切れた頃を見計らって予約すれば、BA.5対応ワクチンを打つことが出来るのかも知れないが、それを自治体が明かす保証はない。
この冬の流行を抑える目的なら、BA.5を先に出して、早いもん勝ちの接種を促すという手もあるけど、そうなると後になってBA.1の在庫が捌けず、期限切れで大量廃棄ということにもなりかねない。
各自治体にとっては、悩ましいところだ。
新型コロナウイルスワクチンの接種は、あくまでも個人の選択にゆだねられている。
接種するかどうか、いつ接種するか、どのワクチンを接種するか(年内は、ノババックスのもうてます:来年からはうてなくなるという報道も)は、接種者が自由に判断できる。
10月19日以降になれば、モデルナのBA.5対応ワクチンも選択肢に入る。
職域接種に回される可能性が高いけど、それが選択できる人は選べる。
ただし、モデルナでも、BA.1とBA.5は選べない可能性もある。
この混乱を招いた原因は、政府の調達方針なわけだからな。
比較するデータがないとかワケワカの言い訳していないで、早急に選択するための情報を公開して、国民が正しい判断を下せるようにする責任がある。
選択させてくれなければ、接種しないというモチベーションを与えるような真似は、厳に慎むべきだろう。
国民は家畜ではない。
与えられた餌を大人しく食うだけの存在じゃないのだ。
まあ、BA.1対応のワクチンを早期に調達して、少しでも早く接種を開始したかったという善意の動機が分からないではない。
その後に、僅かの時間差でBA.5対応ワクチンが出回ることは想定外だったわけだしな。
だからといって、情報や選択肢を与えずに、大人しく与えられた餌を食えというのは如何なものか。
もっとも、浮沈子は予防効果の観点から、最速の接種を目指しているから、個人的には選択肢はない。
「接種できる機会を逃さずに接種する」
それだけの話だ・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(都の大規模接種会場におけるオミクロン株(BA.4-5)対応ファイザー社製ワクチンの接種開始について(第3674報))
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona3674.html
「2 対象者:
3回目又は4回目の接種を希望される12歳以上の都内在住・在勤・在学の方」
ちなみに、浮沈子は5回目接種なので対象外だが、東京都の大規模接種会場では、新古品と新品をうち分けることが出来る体制を組んでいる。
大田区の集団接種会場や個別接種において選択できるかどうかは不明だ(接種券が届いていないので、予約システムにアクセスできない)。
少なくともインターネットでは周知されていないようだ。
(オミクロン株対応ワクチン接種について)
https://www.city.ota.tokyo.jp/cyuumokujoho/infection/covid19_wakuchin/yoyaku/omicron.html
「ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5)接種が始まります。」
「使用するワクチン
・ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(BA.1)
・モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチン(BA.1)
・ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5)」
コールセンターに問い合わせれば、選択できる情報があるかも知れないけど、浮沈子はまだ接種券が手元にないので問い合わせは見合わせている(混雑防止に協力的!)。
まあいい。
早ければ、来週後半には接種券が届くだろうから、そうしたら具体的かつ早急に動かないとな・・・。
<また追加:2022年10月18日未明記>ーーーーーーーーーー
ものは試しと、過去の接種券番号で予約システムに入ってみた。
おっと、あっさり入れちまったな・・・。
で、予約状況の確認まで行けたが、BA.1対応とBA.5対応とで、明確に予約枠が分かれている。
集団接種の会場毎に、予約日で区別している。
しかも、予約日時の画面まで進めて、空き状況も分かった。
なんと、ガラガラ・・・。
新品のBA.5ワクチン(ファイザーですが)を10月中に接種できることは、ほぼ間違いない(希望的観測)。
世間では、もう新型コロナのワクチン接種については関心がなくなっちまったんだろうか?。
まあいい。
予約券が届かなければ身動きできないけど、持病持ちの優先枠とか使わなくても良さそうなので少し安心する(コールセンターに繋がらないと予約できない)。
流行が下火になると、ワクチン接種も下火になる。
浮沈子にとっては、直接的には、予約が取りやすくなって有難い話だが、間接的には、次の流行が大規模化する可能性が高まるので好ましくはない。
久米島ツアーには、接種自体は確実に可能だし、上手くすれば、接種後1週間程度は免疫賦活期間を取ることも出来そうだ。
しめしめ・・・。
まあ、ファイザーの新品ワクチンが、実際にどれ程の感染予防効果を発揮するかのヒトを対象としたエビデンスはないからな。
ワクチンうっても、感染リスクが十分に下がるかどうかは不明だ。
密を回避し、マスクを着用し、手洗い・消毒も励行して、感染対策を徹底するに越したことはない。
ファイザーの実験台になるのは御免だからな・・・。
(コロナ「BA.5」対応ワクチンの接種 きょう以降順次開始)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221013/k10013856771000.html
「「BA.5」に対応するワクチンの接種が、13日以降、準備が整った自治体から順次開始」
「前回の接種から少なくとも5か月以上経過していることが条件」
その接種間隔についても情報が上がっている。
(オミクロン株対応ワクチンの接種間隔短縮 10月19日に議論へ 薬食審・第二部会)
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=73741
「厚生労働省は10月19日に開く薬食審・医薬品第二部会で、新型コロナのオミクロン株対応ワクチン(2価ワクチン)などの接種間隔の短縮について議論する。」
「9月12日の同部会で、海外の動向や有効性・安全性の情報などを踏まえて接種間隔を短縮する方向で検討することが確認」
「海外での追加免疫の接種間隔は、米国が2カ月、欧州が3カ月となっている。日本でも接種間隔の短縮が了承された場合、添付文書の接種間隔についての記載を改訂」
「オミクロン株対応ワクチンは現在、ファイザーの「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)」と「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)」、モデルナの「スパイクバックス筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)」の3つが特例承認されている。モデルナはオミクロン株BA.4-5対応の2価ワクチンを10月5日に一変申請している。厚労省は、モデルナの申請中の2価ワクチンも今回の検討対象に入っている」
モデルナの新品ワクチンも、接種間隔の短縮と同時に認可される可能性が高い(申請から2週間だけど)。
そうなれば、浮沈子が棲息する東京都大田区では、前回7月12日接種の浮沈子には、今月19日から24日の間に接種券が届くから、届き次第予約できる可能性がある。
接種間隔は、今日時点ですでに3か月を経過している。
予約状況にもよるけど、浮沈子の場合持病持ちの優先枠が利用可能だから、一般枠がいっぱいでも早期予約ができる可能性もある。
最速で、今月内の接種が可能かもしれない・・・。
まあ、例によって、慌てて接種して、家畜の餌な新古品のBA.1対応ワクチンになる可能性もある。
流通在庫が残っているだろうから、その可能性は高い。
ピッカピカの新品であるBA.5対応ワクチン、しかも、浮沈子希望のモデルナになる確率は低いだろうな。
「2つのワクチンの効果について厚生労働省は、比較するデータが現時点では確認できていないとしていて、その時接種できるオミクロン株対応ワクチンを、できるだけ早く打ってほしいと呼びかけています。」
んなもん、新品の方がいいに決まってんじゃん!(そうなのかあ?)。
同時期に、複数のバージョンが競合する状態を招き、大混乱だ。
もっとも、一般の接種については低調に推移している。
(コロナワクチン3回接種終了65.6% オミクロン株0.9%(11日))
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221011/k10013855181000.html
「3回接種した人の割合は65.6%」
前回の報告(3日)が65.4%だから、超微増だ。
「60歳以上で4回目の接種を受けた人は対象者の82.7%」
こちらは、前回81.4%で、ほぼうち終わりつつある。
中には、新品が出回るのを待っている人もいるだろう。
その間に罹患しないことを祈るだけだ。
浮沈子は、仮に家畜の餌しかうてなくても、最速の5回目接種を選択することに決めている。
罹患した際の重症化リスクを考えると、新品を待っている余裕はない。
2か月程度しか持たない感染防止効果なんて、とっくに切れているし。
待っている間に罹患して重症化し、あの世で新品をうとうとしても手遅れだ。
ここは、可能な限り早期の接種を果たして、最速の6回目接種に期待するのがよろしい(そうなのかあ?)。
先週から、順調に下がっていた東京都の感染者は、昨日2週間ぶりに前週を上回った。
(東京都 新型コロナ 6人死亡 4790人感染 前週水曜より723人増)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221012/k10013856391000.html
「15日ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。」
10日の体育の日を絡めた3連休明けの報告集中の影響があるからな。
この程度の反発は想定の範囲内だ。
全国旅行支援も始まる。
(全国旅行支援 条件や補助額 いつまで?東京は都民割併用可で20日から)
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20221011a.html
「東京都では10月20日から12月20日まで実施」
毎日、新規感染者が千人単位で出ていても、もう、世間は見向きもしない。
感染防止策の徹底と言いながら、屋外でのマスク着用を撤廃する動きもある。
(「屋外ではマスク着用は原則不要」ルールPRへ 加藤厚生労働相)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221011/k10013854841000.html
「政府は、屋外では原則不要、屋内でも2メートルを目安に周りとの距離がとれ、会話をほとんど行わない場合には必要ないなどとするルールを示しています。」
空気感染する強力な感染力のオミクロンで、2mの距離は無意味だ。
つまり、一定の割合で感染することを前提とした感染対策ということになる。
旅行支援などの行動促進策と併せて、オミクロンの感染ルートが途切れる可能性は低い。
感染が継続することは、まず間違いない。
「外国人観光客を受け入れる上では、日本の非常に厳しいルールを少し緩和していく必要があるのではないか」
新型コロナに感染して死ぬ奴は死んでよし!。
検疫もマスクも撤廃して、イケイケドンドンなこの状況の中で、ワクチンの予防効果切れで放置されている準高齢者で持病持ちの浮沈子は生きた心地がしない。
(水際対策きょうから大幅緩和 入国上限撤廃 個人旅行も解禁)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221011/k10013854251000.html
「入国者数の上限が撤廃され、個人の外国人旅行客の入国も解禁されるなど、制限は、ほぼ、コロナ禍前の状態に戻る」
「3回のワクチン接種を済ませたことの証明書か、滞在先の出発前72時間以内に受けた検査の陰性証明の提示を求める措置は今後も継続」
日本人に対しては撤廃してるのにな。
まあいい。
「3密の回避や換気、必要に応じたマスク着用などは海外の方も含めてお願いしていきたい。」(厚労相)
感染対策と景気浮揚との両立は、基本的には不可能だ。
針の穴に糸を通すような施策は混乱を招くだけ。
結局、次の感染拡大の下地を作ることになる。
「海外でも日本でも変異株の情報は常にチェックしているので、情報の分析、収集をしっかり進めていきたい」(厚労相)
次の変異種は必ず来る。
秋は深まり、大流行への懸念も深まる。
欧米でもそうだったが、緩めるだけ緩めた社会規制を戻そうとしても一筋縄ではいかない。
もたもたしている間に、犠牲者は増え続ける。
大井町のフィットネスでも、マシンの清拭に使用していた使い捨てのペーパーが順次廃止されつつある。
従来通りの汗拭きフェイスタオルの共用に戻っている。
接触感染のルートは、当初から5パーセント程度とされていて、過剰な対応に対する批判はあったが、会員に対する意識付けの効果は大きかった。
施設の性格上、流行が続く限り、マスクの着用がなくなることはないだろうが、会話の抑制は困難になってきている(最前列のマシンは、マスクなしでもOKのようです)。
口の運動(?)に来ている会員は多い。
一寸先は闇の新型コロナ。
最速の5回目接種を終えても、2週間程度は免疫が上がってくるのを待つ必要がある。
11月中旬以降にならなければ、積極的な行動はできないな。
5回目接種の持続期間がどれ程になるかについては、全世界的にデータがない(世界最速接種の英国でも9月上旬から開始)。
オミクロンの変異に対応しているワクチンだから、同系統の変異種が出てきても一定の効果が期待できる一方、次の変異種は、このワクチンに対する回避能力を持って登場することが推定される(でないと、流行しないからな)。
イタチごっこなわけだ。
次の流行は、おそらく史上最大の流行になる。
災害級の被害が出る。
それに対応する態勢を、早急に構築する必要があるだろうけど、我々は喉元過ぎれば忘れてしまうからな(政府の対策は、なんと、発熱外来への受診抑制だそうです)。
ウイルスの変異は、一定のペースで繰り返されている。
長期間の罹患者がいれば、その間の変異が蓄積されて、大きな免疫回避能力を獲得する可能性は高まる。
また、ヒト以外の哺乳類の中での変異の蓄積と、ヒトへの再感染というルートもある。
変異種は、忘れた頃にやって来る。
オミクロン系統の世界での流行は、ちょうど1年ほど前から始まっている。
BA.1の系統が「オミクロン」と命名されたのは、昨年の11月26日だ(浮沈子の初めてのメキシコ行きの日!)。
WHOへの報告は、確か2日ほど前で、流行自体はその時点で1か月ほど続いていたと記憶している。
登場してから、もう、1年になる。
長い流行だな。
デルタの頃は、当局(米国CDCなど)が頑なに否定していたブレイクスルー感染や再感染も、もう当たり前になった。
ワクチンの感染予防効果や発症予防効果が短期間しか持続しないのは当然で、重症化予防効果についても免疫弱者は短期間で減弱することが明らかになった。
ようやく変異種対応のワクチンが開発され、ねばりにねばった武漢株(最近は、起源株と表記されるようですが)との二価ワクチンとして陽の目を見た。
今後も、紆余曲折があるに違いない。
新型コロナが登場して、そろそろ3年になろうとしている。
WHOは、パンデミックの宣言を、そろそろ取り消すかもしれない。
今年の冬の世界的流行がなければ、おそらくそうなる。
一部の地域で感染が継続する風土病の扱いへの格下げだ。
我が国は、おそらく、その地域の一つとして残る。
せめて、ワクチン接種だけは、遅滞なく行われるようにしてもらいたいもんだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(東京都 新型コロナ 5人死亡 4338人感染確認 2日連続で前週比増)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221013/k10013857581000.html
「1週間前の木曜日より1296人増え、2日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。」
「人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は12日から1人増えて13人でした。」
なんか、底打ち感が漂ってきた感じだが、もう少し減ってくれないと安心できない気がする。
せめて、7日間のアベレージで1000人を切ってくれないとな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナ オミクロン株 BA.1とBA.5対応 ワクチンは選べる?)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221013/k10013857241000.html
「厚生労働省は自治体に対し、住民の予約時に使用するワクチンが「BA.1」対応ワクチンか、「BA.5」対応ワクチンかは明示する必要はないとしています。」
「自治体の判断でどちらのワクチンを使用しているかなどを情報提供することも可能」
「「BA.1」対応ワクチンと「BA.5」対応ワクチンを合わせて必要な量を配分」
「2つのワクチンの効果を比較するデータが現時点では確認できていない」
結論から言えば、国民は選択できないというのが現実だな。
接種を先送りして、BA.1対応ワクチンが切れた頃を見計らって予約すれば、BA.5対応ワクチンを打つことが出来るのかも知れないが、それを自治体が明かす保証はない。
この冬の流行を抑える目的なら、BA.5を先に出して、早いもん勝ちの接種を促すという手もあるけど、そうなると後になってBA.1の在庫が捌けず、期限切れで大量廃棄ということにもなりかねない。
各自治体にとっては、悩ましいところだ。
新型コロナウイルスワクチンの接種は、あくまでも個人の選択にゆだねられている。
接種するかどうか、いつ接種するか、どのワクチンを接種するか(年内は、ノババックスのもうてます:来年からはうてなくなるという報道も)は、接種者が自由に判断できる。
10月19日以降になれば、モデルナのBA.5対応ワクチンも選択肢に入る。
職域接種に回される可能性が高いけど、それが選択できる人は選べる。
ただし、モデルナでも、BA.1とBA.5は選べない可能性もある。
この混乱を招いた原因は、政府の調達方針なわけだからな。
比較するデータがないとかワケワカの言い訳していないで、早急に選択するための情報を公開して、国民が正しい判断を下せるようにする責任がある。
選択させてくれなければ、接種しないというモチベーションを与えるような真似は、厳に慎むべきだろう。
国民は家畜ではない。
与えられた餌を大人しく食うだけの存在じゃないのだ。
まあ、BA.1対応のワクチンを早期に調達して、少しでも早く接種を開始したかったという善意の動機が分からないではない。
その後に、僅かの時間差でBA.5対応ワクチンが出回ることは想定外だったわけだしな。
だからといって、情報や選択肢を与えずに、大人しく与えられた餌を食えというのは如何なものか。
もっとも、浮沈子は予防効果の観点から、最速の接種を目指しているから、個人的には選択肢はない。
「接種できる機会を逃さずに接種する」
それだけの話だ・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(都の大規模接種会場におけるオミクロン株(BA.4-5)対応ファイザー社製ワクチンの接種開始について(第3674報))
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona3674.html
「2 対象者:
3回目又は4回目の接種を希望される12歳以上の都内在住・在勤・在学の方」
ちなみに、浮沈子は5回目接種なので対象外だが、東京都の大規模接種会場では、新古品と新品をうち分けることが出来る体制を組んでいる。
大田区の集団接種会場や個別接種において選択できるかどうかは不明だ(接種券が届いていないので、予約システムにアクセスできない)。
少なくともインターネットでは周知されていないようだ。
(オミクロン株対応ワクチン接種について)
https://www.city.ota.tokyo.jp/cyuumokujoho/infection/covid19_wakuchin/yoyaku/omicron.html
「ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5)接種が始まります。」
「使用するワクチン
・ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(BA.1)
・モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチン(BA.1)
・ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5)」
コールセンターに問い合わせれば、選択できる情報があるかも知れないけど、浮沈子はまだ接種券が手元にないので問い合わせは見合わせている(混雑防止に協力的!)。
まあいい。
早ければ、来週後半には接種券が届くだろうから、そうしたら具体的かつ早急に動かないとな・・・。
<また追加:2022年10月18日未明記>ーーーーーーーーーー
ものは試しと、過去の接種券番号で予約システムに入ってみた。
おっと、あっさり入れちまったな・・・。
で、予約状況の確認まで行けたが、BA.1対応とBA.5対応とで、明確に予約枠が分かれている。
集団接種の会場毎に、予約日で区別している。
しかも、予約日時の画面まで進めて、空き状況も分かった。
なんと、ガラガラ・・・。
新品のBA.5ワクチン(ファイザーですが)を10月中に接種できることは、ほぼ間違いない(希望的観測)。
世間では、もう新型コロナのワクチン接種については関心がなくなっちまったんだろうか?。
まあいい。
予約券が届かなければ身動きできないけど、持病持ちの優先枠とか使わなくても良さそうなので少し安心する(コールセンターに繋がらないと予約できない)。
流行が下火になると、ワクチン接種も下火になる。
浮沈子にとっては、直接的には、予約が取りやすくなって有難い話だが、間接的には、次の流行が大規模化する可能性が高まるので好ましくはない。
久米島ツアーには、接種自体は確実に可能だし、上手くすれば、接種後1週間程度は免疫賦活期間を取ることも出来そうだ。
しめしめ・・・。
まあ、ファイザーの新品ワクチンが、実際にどれ程の感染予防効果を発揮するかのヒトを対象としたエビデンスはないからな。
ワクチンうっても、感染リスクが十分に下がるかどうかは不明だ。
密を回避し、マスクを着用し、手洗い・消毒も励行して、感染対策を徹底するに越したことはない。
ファイザーの実験台になるのは御免だからな・・・。
🐱SLS:アルテミス1:最小限のメンテ ― 2022年10月13日 23:44
SLS:アルテミス1:最小限のメンテ
(NASA がアルテミス I 月ミッションの次の打ち上げ試行の日付を設定)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/10/12/nasa-sets-date-for-next-launch-attempt-for-artemis-i-moon-mission/
「早ければ 11 月 4 日金曜日にロケットを発射台に戻す予定です。 」
「11 月 14 日月曜日 東部標準時午前 12 時 7 分 69 分間の打ち上げウィンドウ」
「11 月 16 日水曜日の午前 1 時 4 分 2 時間の打ち上げウィンドウ」
「11 月 19 日土曜日の午前 1 時 45 分 2 時間の打ち上げウィンドウ」
問題は次だ。
「発射台 39B に展開する準備に必要な作業は最小限であることが確認されました。」
「チームは、熱保護システムのフォームとコルクの小さな損傷を修復し、ロケット、いくつかの二次ペイロード、および飛行終了システムのバッテリーを充電または交換するための標準的なメンテナンスを実行します。」
この中に、3番エンジンの温度センサーやコアステージのダンプバルブ、8インチと4インチの水素注入口のシール、VABに戻す時は問題なかったが、これから39Bに送る際に振動や曝露で損傷する恐れがある部品の交換とテストが含まれているかどうかは知らない。
メインのペイロードであり、ミッションの本来の目的であるオリオン宇宙船のメンテナンスに関する言及はない。
「アルテミス Iは、SLS を打ち上げてオリオンを月の周りに送り、地球に帰還させるための無人飛行試験で、宇宙飛行士との飛行前にそのシステムを徹底的にテストします。」
この機体は、そのために作られたものだ。
発射台とVABを行ったり来たりするためのものじゃない。
(2022年11月ですよね?—
NASAによると、アルテミスIミッションは1か月で打ち上げの準備が整う
11 月 14 日の午前 0 時から 7 分後にアラームを設定します。)
https://arstechnica.com/science/2022/10/nasa-targets-mid-november-for-its-third-artemis-i-launch-attempt/
「2022年11月ですよね?—」
エリックバーガーは、相変わらず辛らつだな・・・。
「ただし、NASA はまだ完全な燃料供給とカウントダウンのデモンストレーション テストを完了することに成功していません。」
確かに、通し稽古はだだの1度もしていない。
ぶつ切りの状態で、強引にうち上げようとしているだけだ。
推進剤の注入と排出を繰り返し、熱的機械的ストレスを掛けること自体がリスクだ。
初号機の宿命とは言いながら、アルテミス1の機体はボロボロに違いない。
それは、コアステージだけではなく、2段目のICPSにも言える。
そういう、物性的なところは目を瞑るしかない。
「宇宙機関とその請負業者のエンジニアと技術者は、ロケットと宇宙船の詳細な検査を行い、飛行準備が整っているかどうかを判断しました。」
「2021 年 10 月 21 日からほぼ 1 年間、車両は完全に積み重ねられた構成になっているため、これは重要なプロセスでした。」
そんなに経つのか・・・。
早ければ、11月14日(もちろん、2022年です!)にうち上げられる(といっても、ほぼ1か月先ですが)。
それは、キャップストーンが月周回軌道に投入される予定の日の翌日だ。
米国の中間選挙から10日後で、惨憺たる敗北を喫するだろう現政権が傷を癒す時間もたっぷりある(そうなのかあ?)。
8月に発射台に送られてから、まるまる1か月も風雨に晒され続け、結局VABに差し戻しになって更に1か月以上を経過することになる。
「宇宙機関は最初にロケットの打ち上げを 8 月 29 日に試みましたが、計画された打ち上げの数時間前に、ロケットの 4 つのメイン エンジンの 1 つにあるセンサーが誤った温度を示しました。」
「これにより、最終的に打ち上げの試みは失敗に終わりましたが、NASA はその後、センサーの問題は問題ではないと述べました。」
「その後、9 月 3 日に 2 回目の試みが行われましたが、水素漏れが持続していたため、打ち上げウィンドウが開く 2 時間前にスクラビングが行われました。」
「修理後、NASA は、これらの漏れ修正の完全性を検証したと思われる給油テストを実施しました。」
「ハリケーン イアンからハードウェアを保護するために、NASA がスペース ローンチ システム ロケットとオリオン宇宙船をケネディ宇宙センターの巨大な車両組立棟内に慎重に移動させてから2 週間強が経過しました。」
現行で、世界最大のヘビーリフターであり、オリオンは唯一の有人深宇宙探査機でもある。
まだ、無人のテスト飛行だが、無事に上がれば歴史が書かれることになる。
いや、無事に上がらなくても書かれることは間違いない(そっちの方が大々的かも!?)。
まあ、どうでもいいんですが。
NASAには、もう、急ぐ必要は無くなった。
ハードウェア的な耐久性は確認済。
11月に上がらなくても、年内に上がれば上等の部類だ。
水素漏れの話は、おそらく今後もうち上げの度について回ることになる。
来月の打ち上げが成功するかどうかも、まずは、そこをクリアしなければならない。
推進剤を入れ終わり、エンジンの予冷が済めば、とりあえずは上がるだろう。
それぞれのデバイスの信頼性は、徹底した個別テストで検証されている。
まあ、それだけじゃまともに飛ばないことは、スターライナーのチョンボで証明済みだがな。
飛ばして見なけれりゃ分からんことは沢山あるに違いない。
ロケット開発で失敗すると、当事者は、だからこそテストする意義があるのだと言うようになった。
そりゃそうだが、失敗するよりしない方がいいに決まっている。
念には念を入れ、それでも浅はかな人知が及ばないところで失敗するのならやむを得ない。
誰がどう考えてもイカレルに決まっているようなところで失敗するのは愚かだ。
神ならぬ人の作りしものは必ず壊れる。
人類は、この地球上で生きるように進化してきた。
何を間違ったのか、その地球を遠く離れて宇宙空間を目指している。
既にそのこと自体が尋常ではない。
行った先に、住みよい極楽天地があるならともかく、まともな重力も、空気も水もなく、乾いた大地と有害な放射線と直撃する隕石がたっぷりの、地獄のようなところに行こうとしている。
アホか・・・。
浮沈子には妄想癖があるけど、人類は集団で誇大妄想狂になっちまってるに違いない。
アルテミス1の先にあるのは、そういう話なわけだ。
慌てることはない。
アルテミス1が飛ばなければ、2号機を使って試験飛行するだけの話だ。
スターライナーもそうしたからな。
是が非でも飛ばさなければならない話ではないのだ。
のんびりやってくれ・・・。
(NASA がアルテミス I 月ミッションの次の打ち上げ試行の日付を設定)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/10/12/nasa-sets-date-for-next-launch-attempt-for-artemis-i-moon-mission/
「早ければ 11 月 4 日金曜日にロケットを発射台に戻す予定です。 」
「11 月 14 日月曜日 東部標準時午前 12 時 7 分 69 分間の打ち上げウィンドウ」
「11 月 16 日水曜日の午前 1 時 4 分 2 時間の打ち上げウィンドウ」
「11 月 19 日土曜日の午前 1 時 45 分 2 時間の打ち上げウィンドウ」
問題は次だ。
「発射台 39B に展開する準備に必要な作業は最小限であることが確認されました。」
「チームは、熱保護システムのフォームとコルクの小さな損傷を修復し、ロケット、いくつかの二次ペイロード、および飛行終了システムのバッテリーを充電または交換するための標準的なメンテナンスを実行します。」
この中に、3番エンジンの温度センサーやコアステージのダンプバルブ、8インチと4インチの水素注入口のシール、VABに戻す時は問題なかったが、これから39Bに送る際に振動や曝露で損傷する恐れがある部品の交換とテストが含まれているかどうかは知らない。
メインのペイロードであり、ミッションの本来の目的であるオリオン宇宙船のメンテナンスに関する言及はない。
「アルテミス Iは、SLS を打ち上げてオリオンを月の周りに送り、地球に帰還させるための無人飛行試験で、宇宙飛行士との飛行前にそのシステムを徹底的にテストします。」
この機体は、そのために作られたものだ。
発射台とVABを行ったり来たりするためのものじゃない。
(2022年11月ですよね?—
NASAによると、アルテミスIミッションは1か月で打ち上げの準備が整う
11 月 14 日の午前 0 時から 7 分後にアラームを設定します。)
https://arstechnica.com/science/2022/10/nasa-targets-mid-november-for-its-third-artemis-i-launch-attempt/
「2022年11月ですよね?—」
エリックバーガーは、相変わらず辛らつだな・・・。
「ただし、NASA はまだ完全な燃料供給とカウントダウンのデモンストレーション テストを完了することに成功していません。」
確かに、通し稽古はだだの1度もしていない。
ぶつ切りの状態で、強引にうち上げようとしているだけだ。
推進剤の注入と排出を繰り返し、熱的機械的ストレスを掛けること自体がリスクだ。
初号機の宿命とは言いながら、アルテミス1の機体はボロボロに違いない。
それは、コアステージだけではなく、2段目のICPSにも言える。
そういう、物性的なところは目を瞑るしかない。
「宇宙機関とその請負業者のエンジニアと技術者は、ロケットと宇宙船の詳細な検査を行い、飛行準備が整っているかどうかを判断しました。」
「2021 年 10 月 21 日からほぼ 1 年間、車両は完全に積み重ねられた構成になっているため、これは重要なプロセスでした。」
そんなに経つのか・・・。
早ければ、11月14日(もちろん、2022年です!)にうち上げられる(といっても、ほぼ1か月先ですが)。
それは、キャップストーンが月周回軌道に投入される予定の日の翌日だ。
米国の中間選挙から10日後で、惨憺たる敗北を喫するだろう現政権が傷を癒す時間もたっぷりある(そうなのかあ?)。
8月に発射台に送られてから、まるまる1か月も風雨に晒され続け、結局VABに差し戻しになって更に1か月以上を経過することになる。
「宇宙機関は最初にロケットの打ち上げを 8 月 29 日に試みましたが、計画された打ち上げの数時間前に、ロケットの 4 つのメイン エンジンの 1 つにあるセンサーが誤った温度を示しました。」
「これにより、最終的に打ち上げの試みは失敗に終わりましたが、NASA はその後、センサーの問題は問題ではないと述べました。」
「その後、9 月 3 日に 2 回目の試みが行われましたが、水素漏れが持続していたため、打ち上げウィンドウが開く 2 時間前にスクラビングが行われました。」
「修理後、NASA は、これらの漏れ修正の完全性を検証したと思われる給油テストを実施しました。」
「ハリケーン イアンからハードウェアを保護するために、NASA がスペース ローンチ システム ロケットとオリオン宇宙船をケネディ宇宙センターの巨大な車両組立棟内に慎重に移動させてから2 週間強が経過しました。」
現行で、世界最大のヘビーリフターであり、オリオンは唯一の有人深宇宙探査機でもある。
まだ、無人のテスト飛行だが、無事に上がれば歴史が書かれることになる。
いや、無事に上がらなくても書かれることは間違いない(そっちの方が大々的かも!?)。
まあ、どうでもいいんですが。
NASAには、もう、急ぐ必要は無くなった。
ハードウェア的な耐久性は確認済。
11月に上がらなくても、年内に上がれば上等の部類だ。
水素漏れの話は、おそらく今後もうち上げの度について回ることになる。
来月の打ち上げが成功するかどうかも、まずは、そこをクリアしなければならない。
推進剤を入れ終わり、エンジンの予冷が済めば、とりあえずは上がるだろう。
それぞれのデバイスの信頼性は、徹底した個別テストで検証されている。
まあ、それだけじゃまともに飛ばないことは、スターライナーのチョンボで証明済みだがな。
飛ばして見なけれりゃ分からんことは沢山あるに違いない。
ロケット開発で失敗すると、当事者は、だからこそテストする意義があるのだと言うようになった。
そりゃそうだが、失敗するよりしない方がいいに決まっている。
念には念を入れ、それでも浅はかな人知が及ばないところで失敗するのならやむを得ない。
誰がどう考えてもイカレルに決まっているようなところで失敗するのは愚かだ。
神ならぬ人の作りしものは必ず壊れる。
人類は、この地球上で生きるように進化してきた。
何を間違ったのか、その地球を遠く離れて宇宙空間を目指している。
既にそのこと自体が尋常ではない。
行った先に、住みよい極楽天地があるならともかく、まともな重力も、空気も水もなく、乾いた大地と有害な放射線と直撃する隕石がたっぷりの、地獄のようなところに行こうとしている。
アホか・・・。
浮沈子には妄想癖があるけど、人類は集団で誇大妄想狂になっちまってるに違いない。
アルテミス1の先にあるのは、そういう話なわけだ。
慌てることはない。
アルテミス1が飛ばなければ、2号機を使って試験飛行するだけの話だ。
スターライナーもそうしたからな。
是が非でも飛ばさなければならない話ではないのだ。
のんびりやってくれ・・・。
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