🐱スターリンク:V2ミニ現る2023年02月27日 20:14

スターリンク:V2ミニ現る
スターリンク:V2ミニ現る


(SpaceXが月曜日の打ち上げに先立って次世代のStarlink V2 Mini衛星を発表)
https://www.teslarati.com/spacex-unveils-next-gen-starlink-v2-mini-satellites-ahead-of-monday-launch/

「2 月 27 日月曜日の東部標準時午後 1 時 38 分 (UTC 18 時 38 分) には、最初の 21 個の Starlink V2 衛星を地球低軌道 (LEO) に運びます。」

イーロンXが当初報じていた22機というのは、やっぱ、ちょっと重すぎた感じだ(そっちも修正済み)。

「最初の変種は、スターリンク Gen1 コンステレーションの大部分を構成する約 305 キログラム (~673 ポンド) のスターリンク V1.5 衛星と同じである可能性があります。」

そいつはどうかな?。

絵面を見る限り、相当デカそうな感じだからな。

同じ重量とは思えない。

衛星そのものは、全くの別物だ。

V1.5に毛が生えた程度ではないだろう。

スタックした状態で、平面的にV1.5の2倍、厚さで3倍程度で、重量的にも800kgに限りなく近いだろう(打ち上げ機数は、重量制限な感じだしな)。

「Falcon 9 が 21 個の V2 Mini 衛星を搭載し、ロケットの現在のペイロード記録が 17.4 トンであることを知っている場合、各 V2 Mini 衛星の重量はおそらく 830 キログラム (~1830 ポンド) 以下です。これは、 2022 年 10 月のファイリングで提供された 800 キログラムの見積もりに非常に近いものです。」

通信性能についての情報は、やや混乱している。

「各衛星は、Starlink V1 のように「以前の反復よりも最大 4 倍の容量」を持つことになります。これは、現在の V1.5 衛星と比較して、Starlink V2 Mini が衛星質量の各ユニットから約 50% 多くのネットワーク容量を絞り出せることを意味します。その結果、より大きな V2 Mini 設計により、Falcon 9 が打ち上げることができる衛星の数がほぼ 3 分の 1 に減少しましたが、打ち上げることができる 21 個の V2 Mini 衛星は、57 個の V1.5 衛星よりも最大 50% 帯域幅を追加します。」

エリックラルフが算数苦手なのか、自動翻訳がこの手の数字の扱いが苦手なのか、浮沈子の頭が悪いか、それらの組み合わせか、それとも全部なのか・・・。

まあ、どうでもいいんですが(<さらに追加>参照)

重要なことは、フルスペックではないV2衛星が現実に上がるということであって、それは従来のV1.5と完全に別物であるという点だな。

スラスターも変わった。

「SpaceX は、Starlink V2 衛星用の新しいアルゴン燃料ホール効果スラスターを開発したことも発表しました。」

アルゴンは、キセノンに比べて安いと言われていたクリプトンよりさらに安い(腐食性とか、どうなんだろうな)。

べらぼーな数量の衛星を飛ばし続けることを考えれば、衛星寿命と価格がバランスする推力装置を選択し続けることは重要だ。

一発飛ばしてナンボの探査機とは異なり、低軌道コンステレーションの衛星開発は、全く異なるコンセプトが必要だからな。

5年から7年経てば、衛星は消えてなくなり、その間に打ち上げられた新たな衛星に置き換えられている。

枯れた技術である必要もないし、何十年も持たせなければならない最高品質である必要もない。

寿命(更新頻度)を見据えて、価格、重量を含めたベストバランスの性能を、「継続的」に与え続ける必要がある。

スターレーザー(書く度にムズムズするクサいネーミング)も、随時改良されていくんだろう。

(スペースX、第2世代スターリンク衛星「V2 Mini」を打ち上げへ)
https://sorae.info/space/20230227-sl-v2mini.html

「第2世代スターリンク衛星はスターリンクの第2世代ネットワーク(Gen 2)向けに開発されたもので、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道のうち、「シェル6」〜「シェル8」への投入が計画されています。」

「公開されている米国連邦通信委員会(FCC)の書類によると、Gen 2は高度525km・530km・535km、軌道傾斜角53度・43度・33度の軌道に投入されたスターリンク衛星で運用され、従来の第1世代ネットワーク(Gen 1)よりも通信性能が大幅に向上しているといいます。」

今回の投入軌道は、傾斜角43度(高度530km)といわれている(記事の分類でいうと、シェル7なのかあ?)。

ソラエのレスポンスが早いのには驚いたな。

通信性能に関する部分は、無難に割愛している。

「なお、スペースXは2023年2月28日に21機のStarlink V2 Miniを打ち上げて「シェル6」軌道に投入する予定です。」

まあいい。

ミッション名と軌道名がズレていても、何の問題もないだろう(そうなのかあ?:<以下追加>参照)。

打ち上げまでには、まだ時間がある。

もちろん、LCー39Aから上がるクルー6が最優先だ。

(ロケットエンジンの始動方法 —
離陸の直前に、SpaceX はイグナイターの問題により乗組員の打ち上げをキャンセルしました
「TEA-TEB 地上システムの問題により、今夜の Crew-6 の打ち上げを中止します。」)
https://arstechnica.com/science/2023/02/spacex-scrubs-crew-6-launch-due-to-an-issue-with-its-igniter-fluid/

「SpaceXのFalcon 9ロケットが月曜日の早い段階で国際宇宙ステーションに4人の宇宙飛行士の乗組員を打ち上げる予定だった2分前に、点火液の問題のためにミッションがスクラブされました.」

おっと、何があったあ?。

「TEA-TEB の最も優れた点は、空気に触れると発火することです」

「TEA-TEB の最悪の点は、空気に触れると発火することです。」

エリックバーガーの禅問答のような記事を読んでも、マーリンDエンジンの着火システムで、何が起こったのかの詳細は分からない。

「ミッションには、2 月 28 日火曜日の早い段階でバックアップの機会があります。」

「発射場の状態は良好なはずですが、予報官は、ロケットの進路に沿った天候について懸念を抱いています。」

「3 月 2 日、3 日、4 日にも Crew Dragon ミッションを開始する機会があります。」

こっちの打ち上げ延期が長期に渡るようなら、スターシップ6-1が先行する。

「化学物質の取り扱いに伴う危険性を考えると、SpaceX は月曜日の朝の打ち上げを中止するという適切な決定を下した可能性があります。」

米国では、「それは一般に失敗」とは言わないようだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(スターリンクミッション 6-1)
https://www.elonx.cz/mise-starlink-6-1/

「目標:低地球軌道 (365 km x 373 km、傾斜角 43°)」

当初は、53度(軌道高度525km:シェル6)とされていた(ミッション名が6-1だしな)。

その後、飛行管理当局への届け出から、傾斜角が43度と判明し、今回もまたミッション名とシェルの名称がズレることとなった(5-1の時も、シェル6に飛んでいる)。

まあ、どうでもいいんですが。

で、浮沈子的には投入軌道がほぼ円形で、アポジー、ペリジーとも高めの設定という点に注目だな。

最近のフロリダからの打ち上げ(5-2など)では、ペリジーを200km台に下げて、搭載機数との最適化(最大化?)を模索している感じだったからな。

(スターリンク:最適化)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2023/02/14/9562954

「名称:日付(欧州中央時間):場所:傾斜角:投入軌道:衛星数:
・5-2:01/26:SLC-40 :43°:212 km x 337 km:56
・5-3:02/02:LC-39A :43°:325 km x 343 km:53
・5-4:02/12:SLC-40 :43°:298 km x 339 km:55」

今回は、衛星(スラスター含む)が初物で、無難な線を狙っているのかも知れない。

ということは、ペイロード重量には若干の余裕がある可能性も。

衛星の詳細が分からないというのはもどかしいな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

21機のV2ミニの1機当たりの通信性能が、V1.5の4倍だとすると、1回の打ち上げ辺りのトータルの通信性能は、従来(V1.5)の84機分に相当する。

21×4=84

これは、これまで1度に打ち上げられた中で最大機数である56機(エリックラルフは57機としているけど、浮沈子が調べた限りではV1.5になってからの最大打ち上げ機数は5-2の56機が最大)で割り返すと50パーセント増しになる。

84÷56=1.5

衛星の単位重量当たりの性能から導いても、おおよそ似た値になる。

そもそも、衛星の正確な重量が分からないけどな(簡単のために、V1.5:300kg、V2ミニ:800kgとして計算)。

V1.5の通信能力を100とすると、1kg当たりは約0.33。

100÷300kg≒0.33

V2ミニの通信能力は4倍だから、1kg当たりは0.5。

400÷800kg=0.5

単位重量当たりの通信性能は、約1.5倍。

0.5÷0.33≒1.5(有効数字とかテキトーです!)

確かに、単位重量当たりの通信性能は、50パーセント増しになっている(衛星重量がアバウトなので、おおよそですが)。

ファルコン9に目一杯積み込んで打ち上げれば、機数が減ったところで1回の打ち上げ辺りの通信性能は50パーセント増しになるわけだ。

イーロンマスクが、早い段階でのV2仕様投入に踏み切ったのは、通信需要がひっ迫してきていて、比較的低緯度のスループットを急速に引き上げなければならなくなっているからに違いない。

スターシップの運用開始を待っていられないわけだ。

そう考えると、スターシップの2段目の使い捨てバージョン(スターリンク打上げ専用)の投入が現実味を帯びて来るな。

ラプター2エンジンも、帰還用の大気バージョンが必要ないわけだし(真空バージョンのジンバル付を投入するのかあ?)。

耐熱タイルや姿勢制御用フラップもいらない。

衛星放出機構だけつけて、バンバン使い捨てにできる(衛星重量が2トンあったとしても、75機上げられる:低軌道への使い捨て時のペイロード重量は150トンとされている:使い捨てが2段目だけかは不明)。

フルスペックのV2は、V1.5の10倍のパフォーマンスと言われているからな。

1000パーセント÷2000kg=0.5

なるほど、単位重量当たりの通信性能は、ミニもフルスペックも同じなわけだ(ミニを800kg、フルスペックを2トンとした場合)。

ファルコン9で21機上げた時の合計通信能力は、こうなる(V1.5一機あたりを100としています)。

21×0.5×800=8400

使い捨てスターシップで75機上げた時は、こんな感じか。

75×0.5×2000=75000

約9倍だな。

べらぼーめ・・・。

桁違いの通信能力を、一度に軌道上に上げることが出来る。

現在のファルコン9ように、週に1度の打ち上げが出来るようになるかどうかは分からない。

グウィンショットウェルが、洋上ステージを売却してスターシップの高頻度打上げに注力するとしたのは、スターリンク事業の高収益化が見えてきたからかもしれない。

S社は、既に打ち上げロケット会社から、衛星事業会社に転換している。

NASAや米軍の打ち上げも請け負っているかもしれないし、民間衛星の打ち上げもついで(ついでなのかあ?)にしているけど、本業のスターリンク事業の一部である衛星打ち上げの余暇にやっているようなもんだ(優先度は別ですが)。

世界最大の衛星オペレーターであり、所有者であり、全世界のインターネットバックボーンの半分を狙う超巨大キャリアだ。

宇宙空間に、インターネット基盤を独自に築きつつある。

地上では、メタ(フェイスブックの親会社)が、光ファイバー通信網への投資を加速していると言われている。

この星の上では、電波やレーザーが飛び交い、巨大なデータの流れがうねり続けている。

低軌道コンステレーションと言えども、無制限に衛星数を増やすわけにはいかない。

衛星1機当たりの性能を向上させていくというのは、望ましい方向性だ。

S社は、第二期目の申請で、高度300km台の軌道投入を目指していた(現在、認可保留中)。

アルゴンスラスターの導入、衛星の大型化(搭載燃料の増加)が、その運用に影響するのかどうかは知らない。

スペースデブリ回避や軌道高度維持には、頻回なスラスターの噴射と十分な推進剤の搭載が求められるからな。

通信性能の増加に対応するためには、増大する消費電力を賄う太陽電池の大型化も求められる。

衛星数は、見通しで捕まえられる数の関係から、軌道高度によって決まってくるからな。

低い軌道に展開するには、それだけの数を飛ばさなければならない。

要するに、超低軌道はそれなりのコストがかかるわけだ。

その辺りも、ベストバランスになるんだろう。

二期目の申請を事実上差し替えて、低・中緯度に中高度の高機能衛星を飛ばすことにしたというS社の選択は正しい。

これで、スターシップが上がれば言うことはない。

が、しつこいようだが、全てはスーパーヘビーブースターのラプター2の全基点火に成功した暁の話だ(どうも、そうではないような記事も出ているけど)。

(SpaceX が Starship 打ち上げデビューの FAA ライセンスを取得間近)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-orbital-launch-debut-faa-license-progress/

「3月の打ち上げの試みが[現れた]可能性が非常に高い」

「スターシップの最初の軌道打ち上げの試みが差し迫っていることを示す最も強力な兆候は、シップ 24 がパッドに戻り、ブースター 7 の上に再設置されること、および SpaceX が FAA の打ち上げライセンスを取得することです。」

スーパーヘビーブースターの33基のラプター2エンジンのうち、だだの1基だけでも想定外に点火できなければ(そして、既定の推力に達しなければ)、コンピューターが異常と判断して打ち上げを中止する(失敗じゃないけど)。

だから、最低限離床(リフトオフ)させるためには、33基が完全に点火され、推力を発揮する必要があるのだ(事前に不具合が判明していて、手動で起動対象から外したエンジンがある場合に離床させるかどうかは未確認)。

それを見届けないまま、FAAがライセンスを発行するとは思えないけどな。

まあいい。

ミニとは言え、高機能な通信能力を持ち、新たなスラスターを装備したV2スターリンク衛星が上がる。

「新しい衛星は、SpaceX の Starlink コンステレーションの未来であり、同社が明らかにした情報はその理由を示すのに役立ちます。」

それは、エリックラルフが言うようにスターリンクの未来であることはもちろん、S社の未来でもあることは間違いない。

スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ社は、既にインターネット通信会社なのだから・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(なんと中国が1万2992基の低軌道衛星ネットワークを構築してStarlinkの人工衛星を妨害する可能性大、「Starlink衛星は他の衛星を破壊できる」と主張)
https://gigazine.net/news/20230227-china-internet-satellite/

「新たに中国が「1万2992基の人工衛星を打ち上げて衛星インターネットサービスを提供する計画」を立てている」

「Starlinkの人工衛星は攻撃能力を有している」

スターリンクが、ウクライナ紛争において、兵器システムに組み込まれていたことは周知だし、先日、グウィンショットウェルがその機能を無効化したことも報じられている。

中国が主張しているのは、もう少し直接的な話のようだ。

「Starlinkの人工衛星には宇宙環境監視センサーが搭載されており、アメリカ国防省からデータを受信して位置を調整できる」

「Starlinkの人工衛星は、その機動力を利用して、宇宙空間でターゲットを攻撃・破壊する可能性がある」

前者は他の衛星や軌道上のデブリを回避する機能の事で、後者はその回避機能自体が攻撃能力として使えることを意味していると思われる。

それを言ったら、ISSだって、攻撃兵器としての機能を有するとも言える(デカ過ぎ!)。

おおっ、スターリンクは、レーザーも持ってるしな(目くらまし位にしか役には立ちそうもないけど)。

それに対抗するのに、同数の衛星を打ち上げようというところが、いかにも中国らしい可愛いところだ(そうなのかあ?)。

しかも、S社よりも早く達成できるとしている。

「人工衛星の打ち上げは「Starlinkの人工衛星配備が完了するより前」に完了するとされています。」

べらぼーめ・・・。

「プロジェクトチームは「中国および機密地域を通過するStarlink人工衛星」をレーザーや高出力マイクロ波で破壊する計画があることも明かしています。」

地上施設と衛星をレーザー通信で結ぶことが出来ることは、我が国でも実験で行ったりしている。

理屈の上では、出力さえ上げることが出来れば、衛星を破壊することくらいはできることになるけど、大気中を高出力な電磁波で透過するのは大変だろうな。

太陽発電衛星から、電力を伝送するのが大変なことは分かっている。

まあ、こっちはロスが大きいことが問題だけど。

兵器としては、そのロスが破壊効果を減殺するところが課題だがな。

非協力的なターゲットを、高効率で追尾することが出来るのか(スターリンク衛星は、数分で横切っていくしな)、その間に機能を損なえるほどのエネルギーを照射できるのか。

S社が展開するスターシールドでは、衛星に米軍のセンサーを搭載して運用したり、スターリンクのインフラを使ってデータを伝送することも行われる。

それらを、有事に際して無効化できるかどうかは、作戦上は極めて重要だからな。

この計画が実行に移されることになるのかは分からない。

が、各国(中国だけとは限らんからな)で同様の検討がなされていることは間違いない。

おそらく、我が国に於いても、とりあえず衛星通信への影響という観点から検討されているだろう。

1万3千機の対抗衛星を上げる計画はないだろうけどな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

スペースフライトナウから、6-1に関する詳細な情報が上がっている。

(ライブ カバレッジ: アップグレードされたスターリンク衛星の最初の打ち上げまでの SpaceX カウント ダウン)
https://spaceflightnow.com/2023/02/27/falcon-9-starlink-6-1-live-coverage/

「43 度の傾斜で、高度が 227 マイルから 232 マイル (365 x 373 キロメートル) の軌道に展開」

「最終的な動作高度に近い軌道」

近いったって、多少だけどな(43 度の運用高度は530km:いつもの投入軌道はアポジーで340kmくらい)。

「V2 Mini 衛星は、古い Starlink 衛星よりも強力なフェーズド アレイ アンテナを備えており、ゲートウェイ ステーションとのバックホール リンク用に E バンドを導入しています。」

Eバンドも持ってるんだ・・・。

「21 スターリンク宇宙船のファルコン 9 ロケットからの分離は、打ち上げ後 64 分に予定」」

「SpaceX は、少なくともしばらくの間、さらに多くの Starlink V1.5 衛星を打ち上げ続けます。51 個のスターリンク V1.5 衛星のクラスターは、今週、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地からフロリダからスターリンクが打ち上げられた後、別のファルコン 9 ロケットで打ち上げられるのを待っています。」(6-1は月曜にフロリダからで、2-7は火曜にカリフォルニアから:いずれも現地時間)

で、浮沈子的注目はここだ。

「SpaceXは、北ヨーロッパとカナダで見られる劇的なオーロラの表示を引き起こした太陽嵐の後、放射線レベルが弱まるのを待つために、月曜日の午後の早い時間から打ち上げを遅らせました。」

やっぱり、地磁気嵐の影響による高層大気の抵抗増加を見てるんだな。

今回、ペリジーを上げているのも、それを見越してのことかも知れない(記事では、アポジー上げたりしてるのも運用軌道への早期投入目的としてるけど、大して変わらないしな)。

ますますマニアックに最適化を追求している(そうなのか?)。

クルー6の打ち上げは、点火システムの不調で来月に延びたようだから、6-1は先に上がる。

V2(ミニですが)衛星の、記念すべき打ち上げだな・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

(SpaceXが従来の4倍もの高速通信が可能な第2世代Starlink衛星「V2 Mini」の打ち上げに成功したことを発表)
https://gigazine.net/news/20230228-spacex-v2-mini-starlink/

「SpaceXは2023年2月28日午前9時19分に21基のV2 Miniを展開することに成功したと発表しています。」

「V2 Miniには従来よりも高度なフェーズドアレイ・アンテナとバックホール用の高い帯域幅であるEバンドが使用されています。これによりStarlinkは従来の衛星よりも1基あたり約4倍のネットワーク容量を提供できます」

ネットの生中継自体は、打ち上げ後10分足らずで終わってしまって、衛星のデプロイはツイッターでの確認になった(やっぱ、ぶん投げ投入なんだろうな:固定用のロッドとかもあるし)。

(Starlink Mission:6-1:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=oe4S-q_gQaU&t=3s

「フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地にあるスペース ローンチ コンプレックス 40 (SLC-40) から地球低軌道への 21 基の第 2 世代スターリンク衛星のファルコン 9 打ち上げ・・・」

「第 1 ステージ ブースターは、以前に CRS-26 と OneWeb Launch 16 を打ち上げました。ステージの分離に続いて、Falcon 9 の第 1 ステージは、大西洋に配置された A Shortfall of Gravitas ドローンシップに着陸します。 」(動画のキャプションより)

打ち上げそのものは、どうということはないふつーのスターリンクの打ち上げだ。

まあ、ふつーのスターリンクなんで、トーゼンですが。

一方、カリフォルニアからは、従来のV1.5が上がる。

(スターリンクミッション2-7)
https://www.elonx.cz/mise-starlink-2-7/

「開始日: 2023 年 2 月 28 日 20:20:30 CET」(延期されたようです。)

「一次貨物:スターリンク衛星コンステレーション用の衛星の別のバッチ(51 個)
ペイロード重量:各 Starlink v1.5 衛星の重量は約 309 kg」

「目標:地球低軌道 (333 km x 222 km、傾斜角 70°)」

過去のシェル2は、全てバンデンバーグから上がっている。

・2-1:14. 09. 2021:SLC-4E :70°: (高度不明):51
・2-4:19. 01. 2023:SLC-4E :70°:213 km x 335 km:51
・2-6:31. 01. 2023:SLC-4E :70°:(?) x 333 km:49:二次ペイロードあり
・2-5:17. 02. 2023:SLC-4E :70°:222 km x 335 km:51
・2-7:01. 03. 2023:SLC-4E :70°:222 km x 333 km:51(今回:予定)

第1期の軌道に対して、暫くの間は従来のV1.5衛星を投入することになるようだ。

しかし、どこかの時点で、打ち上げ当たりの通信能力が1.5倍になるV2ミニに置き換えられていくことになる。

どのタイミングで切り替えになるのかに注目だな・・・。