🐱ウクライナ降伏不可避:モスクワは燃えているか2023年05月03日 23:30

ウクライナ降伏不可避:モスクワは燃えているか


(クレムリンに無人機攻撃か 被害はなし ロシア大統領府 発表)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230503/k10014057001000.html

「ロシアは適切とされる時期と場所で報復する権利がある」

まあ、そもそも軍事侵攻しているのはロシアだからな。

ウクライナは、当然の報復をしたまでのことだろう。

米軍も、米国から供与された兵器を使用しない限り、つまり、ウクライナ製の兵器を使う限りはロシア本土への攻撃を認めている。

が、先月はこんな報道もあった。

(ウクライナのモスクワ攻撃、米が制止か 米紙報道 ウクライナは否定)
https://www.asahi.com/articles/ASR4T74P8R4TUHBI01D.html

「状況の激化を懸念する米国の説得で断念したという。」

そりゃあ、やめろと言うだろうな。

「攻撃対象にはモスクワや黒海沿岸の港湾都市ノボロシスクを検討」

「ウクライナ側が「攻撃の延期」に合意」

ウクライナ側は否定したそうだが、まあ、誰も信じないだろう。

現に、3月にも攻撃は行われている。

(モスクワ近郊に無人機が墜落、大統領府から110km…ウクライナ製との指摘)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230301-OYT1T50080/

「コロムナは首都モスクワの露大統領府の南東約110キロ・メートルにある。」

この手の小規模な攻撃は、これからも散発的に続くに違いない。

が、米国がコントロールする限り、この紛争の長期化は避けられないし、非対称性は続く。

ゼレンスキー政権も、数十年というスパンでの長期化を示唆している。

(ゼレンスキー大統領「ロシアとの戦闘 何十年と続く可能性も」)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230430/k10014054021000.html

「ウクライナがロシアに対して領土を割譲する形での和平はありえない」

「南部クリミアを含むすべての領土を奪還するまで長期戦も辞さない姿勢を強調」

「第3次世界大戦のリスクを高めるより、いまウクライナを支援するほうが安上がりだ」

いやあ、今だけじゃなくて、数十年続くんだろお?。

そんなに長期に支援する覚悟は、到底西側にはないぞお(たぶん)。

現実的には、一定の領土を割譲する形で決着すると考えるのが常識的だな。

ロシアは、かつてのソ連の支配下にあった東ヨーロッパ諸国の再統合を夢見ている。

のみならず、欧州丸ごと手に入れようとしているのかもしれない。

ロシア単独ではムリポだから、中国とかインドとかと手を組んでな。

ウクライナ支援どころではないだろう。

米国は、ウクライナ紛争が予測不能な事態に発展することを最も恐れている。

ウクライナは、米国の監視をかいくぐってロシア本土を攻撃しているに違いない。

スバルキギャップ(カリーニングラード)や、ベラルーシにおける軍事強化を続けるロシアは、欧州本体への野心を隠していない。

ウクライナで、西側が選択を誤れば、引き金を引くことになるのだ。

浮沈子は、西側こそそれを望んでいると思っていたけど、中国が絡んでくると話は変わる。

ゼレンスキーが言うように、第三次世界大戦のリスクが高まっているのかもしれない(ウクライナに投資すれば回避できるかは別ですが)。

少なくとも、欧州大戦争のリスクは高まっている。

数年以内に、何かが起こってもおかしくはない(2027年あたりがヤバいかも!)。

それは、台湾問題と連動するかもしれないし、朝鮮半島の動乱とリンクする可能性もある。

米国は、4年ごとに政治の季節を迎える(既に、来年の選挙は始まってるしな)。

トランプさんの政権奪還が可能だと信じている人は少ないだろうが、何が起こるかは分からない。

不確定要素を減らしておきたい現政権のスタンスを考えれば、モスクワへの大規模攻撃はあり得ない。

下手をすれば、米国からロシアへ情報が流れかねないしな。

ウクライナは、情報戦においては、支援国である米国をも相手にしなければならない。

国家(間)に真の友人はいないというのは聞いたセリフだが、まさにその通りだ(あるのは国益だけだそうです)。

ウクライナ降伏不可避。

浮沈子の見立ては変わらない。

第三次世界大戦に巻き込まれるか、ウクライナを支援し続けるか。

たぶん、二者択一ではないだろうな。

ウクライナ紛争の長期化の先に、欧州大戦争を経て、或いは同時に、第三次世界大戦を迎えることになるんだろう。

それがいつになるかは分からない。

情勢の変化の中で、先延ばしになったり、プロセスが変わるかもしれないが、その途上にあることに違いはない。

ロシア自身にそれを変える力はないだろう。

今は、米国が、米国だけが状況を変えることができる。

が、米国もまた自らの陥穽に嵌っている。

一刻も早い停戦と一刻も長い休戦を願う気持ちに変わりはないけど、現実は程遠い。

1年間で双方20万人を超える犠牲者を出していると言われる(全部が死者とは限らないでしょうけど)。

何十年も紛争が長引けば、何百万という犠牲者が生まれる。

人間は、実に愚かな動物だな・・・。

<以下追加>-----------

(米政府 ロシアの主張に「真偽確認できず」と慎重姿勢)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9ffb82b4d7d02472c4891321356acc6b3b94735

「ロシアが攻撃を受けたと自作自演する「偽旗作戦」の可能性について問われると、ジャンピエール氏は「ロシアが『偽旗作戦』をしてきた歴史があるのは明白だ」と述べる一方、今回の攻撃についてそう判断するには「早すぎる」と強調しています。」

米国は、真偽をうやむやにすることで、支援の正当化を演出している。

特に、ホワイトハウスは慎重だろう。

ウクライナは全面否定しているから、それが嘘っぱちだとはうかうかと言えないしな(ウクライナ側の盗聴もしているから、とっくに真実は掴んでいるに決まっている)。

さりとて、ロシアが偽旗作戦を展開して、ウクライナへの攻撃を正当化していると情報戦を仕掛けて、ロシアとのパイプを傷つけることも避けたい。

「真偽確認できず」というのは、いい落としどころだ。

もちろん、誰も信じてはいないが、そういうスタンスを示すことが重要だ。

米国の政治の季節は始まっている。

全ては、それを軸に展開される。

真実が明かされるのは、大統領選挙が終わってからだろうな・・・。

<さらに追加>----------

(ロシアの無人機攻撃主張に懐疑的 米国務長官)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN033T00T00C23A5000000/

「私ならロシア政府のいかなる主張もかなり疑ってかかる」

外交当局は、ハンコで押したような感じの対応になるのは仕方ないだろうな。

「ウクライナは日々攻撃を受けている。どう自衛し、ロシアによって違法に併合された領土をどう奪回するかはウクライナが決めることだ」

ホントかあ?。

「ロシアは今日にも戦争をやめることができる。ロシアがそうするまで、米国と同盟国、パートナー諸国は団結してウクライナを支持する」

浮沈子なら、米国外交当局のいかなる主張もかなり疑ってかかるところだな・・・。