🐱変異種:XBB.1.16:最強の感染力2023年05月23日 01:34

変異種:XBB.1.16:最強の感染力
変異種:XBB.1.16:最強の感染力


新たな変異種が、東京都において急速な広がりを見せ始めている。

("現役最強の伝播力"で日本でも爆増中!! コロナ新変異株「XBB.1.16(アークトゥルス)」のわかっていること)
https://news.yahoo.co.jp/articles/207d8759384e69111af45ab2774985a855992aa0

「日本国内でも感染が確認されていて、東京都が公表している週ごとのゲノム解析結果の5月18日時点の推移を見ると、4月3日から9日の結果では一件も報告されていなかったXBB.1.16が、わずか数週間で全体の14.3%(4/17-23)、23.0%(4/24-30)と急激に増加していることがわかる。」

件のページは、こちら。

(ゲノム解析結果の推移(週別))
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu050518.pdf

(その内訳)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0505182.pdf

確かに、勢いがある感じだな。

東大医科研のプレスも。

(SARS-CoV-2オミクロンXBB.1.16株の ウイルス学的特性の解明)
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00235.html

「オミクロンXBB.1.16株は、現在の主流株であるオミクロンXBB.1.5株よりも高い実効再生産数を示す一方で、オミクロンBA.2株またはBA.5株のブレイクスルー感染によって誘導される中和抗体に対してオミクロンXBB1.5株と同程度の極めて強い抵抗性を示した。」

感染者数は、じりじりと増え続けている。

モデルナが公表している東京都の推計値は、3774人(5月21日:7日間移動平均:以下同じ)。

先週14日が2953人だからな。

まだ、増え続けるかどうか迷っている感じだ。

毎日1パーセントずつ増えてきていた全国の陽性率は、17日以降、24パーセントで足踏みしている。

・5月14日:21%
・5月15日:22%
・5月16日:23%
・5月17日:24%
・5月18日:24%
・5月19日:24%
・5月20日:24%
・5月21日:24%

未曽有の大流行になるのか、ショボい流行でおしまいになるのかは分からない。

XBB.1.16の感染力は、過去最高といわれている。

免疫回避能力についても同じだ。

初出の引用記事には、気になる記述もある・・・。

「発熱や咳、喉の痛みといった一般的なコロナの症状に加えて「結膜炎」や「下痢」など、呼吸器系以外の症状が数多く報告されているという。」

従来から、呼吸器系以外の疾患は見られていたわけだが、新型コロナの病態が明らかになるにつれ、「万病のもと」という言葉が脳裏に浮かんでくる。

(流行性感冒の歴史)
https://archives.pref.kanagawa.jp/www/contents/1611108301709/index.html

「「風邪は万病のもと」というのは病気に関する有名なフレーズですが、これは古代中国の医・科学書である『黄帝内経』の「風者百病之長也」がその基になっています。」

「のちに風邪が病気としての「かぜ」を意味するようになると、「風邪(かぜ)は万病のもと」と言われるようになりました。」

現代では、様々に分類されている多くの疾患が、昔は風邪という言葉で包括的に捉えられていたようだ。

先人の知恵というか、深い洞察を感じる。

新型コロナはただの風邪だなどと、どっかの国の元大統領が言ってたけど、ただの風邪を見くびってはいけないということなわけだな。

まあいい。

新たな変異種の拡大が、本格的な流行につながるのかどうか、病原性(呼吸器系疾患だけではなく)とともに、注視していく必要がありそうだな・・・。

🐱クローム:リモートデスクトップ2023年05月23日 15:29

クローム:リモートデスクトップ
クローム:リモートデスクトップ


クロームブラウザーを使ったリモートデスクトップについては、以前にも調べた。

(クロームブック:デカい画面は正義か)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2023/05/18/9587055

「リモートデスクトップとしての使い方は想定していなかったが、浮沈子的には、ネットワーク越しの操作は、いささか抵抗がある(昔トライして、苦労したからな)。」

食わず嫌いになってしまってはいけないので、メイン機のX220をサーバーにして、新規導入機のA315をクライアントとして設定してみた。

前の記事に引用されているページを参考にすると、あっけなく繋がる。

試しに、手持ちのアンドロイドスマホからアクセスすると、これまた、何の抵抗もなく繋がる。

音声は、あまりよく聞こえない(サービスの設定は変更済み)。

このあたりがチャレンジになりそうな気がするが、単にサーバー側のパフォーマンスが低いだけかもしれない。

動画や、高速スクロールではタイムラグが確認できるが、テキスト入力程度では違和感は全くない。

これは使えると思ったんだが、浮沈子の高速アクセス環境は、ワイマックスだけだと気づいた。

モバイルサーバーを持ち出してしまうと、自宅のネットワークはもぬけのカラになる。

やれやれ・・・。

バックアップの低速格安データ専用SIM(150kbpsくらいですかね)でつないでみて、なんぼよというのを確認しなければならない・・・。

で、やってみたんだが、初めはサーバー側を低速接続にしてみた。

お世辞にも使えるとは言えない。

今度は、クライアント側を低速接続にして、サーバー側をワイマックスに戻したら、テキストやら静止画では、我慢すれば使えそうな感じになった。

動画は、カクカクしてとても動画とは言えない(紙芝居に近いか)。

うーん、結論から言えば、緊急時の対応以上のもんじゃないな。

モバイルルーターを家に置いておくという選択はありえねー・・・。

リモート接続を常用するという選択はない。

しばらくいじっていたんだが、低速接続のルーター(つーか、格安シムを入れた昔のスマホ)をA315から使ってみると、それほどストレスを感じないで済むことに気づいた。

特に、このブログを打ったりする程度では、全く違和感がない。

記事の引用で重いホームページを開いたりすると、読み込みに多少時間がかかる程度だ。

動画の読み込みとかをしなければ、許容範囲だな。

緊急時(対象エリア外で、ワイマックスがつながらない時など)には、バックアップとして十分機能することが確認できたのはよかった。

リモートデスクトップは、在宅勤務や外回りの仕事をしている方には便利かもしれないが、当たり前の話として、通信環境がないと話が始まらないというネガを抱えることになる。

クロームブックの方が、まだ使えるということなわけだ(ローカルで、何もできないわけじゃないからな)。

ホームページを含めて、データをクラウドのサーバーに置いて(まあ、これも繋がらなければ話になりませんが)、ローカルで閲覧したり加工したりして、サーバーに戻すというのが正解かも知れない(作業負荷にもよりますけど)。

そもそも殆どのホームページでは、背後でデータベースソフトがぐりぐり動いていて、高負荷の作業をこなしているわけだからな。

ネットの閲覧自体が、そういう使い方になっているわけだ。

ブラウザーの高機能化の果てに、リモートデスクトップがあるというのは分かったが、完全にそれに依存して、ローカルの作業環境をなくしてしまえるほどではない気がする(既に、流行に置いて行かれているかあ?)。

個人の環境の場合、サーバー側が十分なリソースを備えているわけじゃないからな。

スタックした際の対応とかを考えると、直接アクセスできないリモート環境での運用には不安がのこる。

まあ、作業の内容にもよるわけだ。

今、このブログは、サーバー側(X220)をワイマックス、クライアント側(A315)を低速シムに繋いで、サーバー側のモニターを見ながら打っているが、若干心身症になりそうな気がしている。

クライアント側のモニターは、タイムラグが激しく、見る気にもなれない(往復分の遅延があるからな)。

もちろん、出先にWi-Fi環境があれば、問題なく接続できるだろう(未確認)。

実際、使うことはないかもしれないが、使えるようにしておくということで、精神的な安心が得られる(そうなのかあ?)。

さて、心身症になる前に、そろそろアップしておこうかな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(Chromeリモートデスクトップの危険性とは?メリットや安全に使う方法を解説)
https://www.cachatto.jp/column/article/037.html

Chromeリモートデスクトップの潜在的なリスク:
・ユーザーのGoogleアカウント情報が漏洩し、情報が流出する可能性がある
・専用回線でないため、通信を盗聴される可能性がある
・リモートデスクトップには一定のリスクがある

Chromeリモートデスクトップを安全に使用する方法:
・Googleアカウントでは2段階認証を利用する
・接続できるIPアドレスを限定する
・カーテンモードを有効化する
・セキュリティソフトをインストールする
・情報システム部門にリモートアクセスの許可を取る

個人利用でできるのは、アカウントの管理とセキュリティソフトくらいか。

最も有効なのは、サーバー側パソコンの電源を切っておくことだな(それじゃあ、リモート接続できないじゃん!?)。

まあ、どうでもいいんですが。

何かをつなげば、リスクは増える。

それを最小限に抑えながら、利便性を享受する。

当分は、家の中だけでつないで遊んでいよう・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

音声のリモート再生については、A315側にサーバーサービスを入れて接続したら、多少の遅延はあるものの、再生することは再生した。

NHKのニュースを聞いたりする分には支障はない感じだ。

時々、一瞬欠落しそうになるけど、何とかバッファで補っている。

再生だけしている分には問題ないが、ほかの処理を絡ませるとスタックしそうになる。

マルチメディアは重いわけだ。

が、一応、再生することはできたのでいいとしよう・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

浮沈子的用途としては、X220の使い慣れたキーボードとマウスから、A315の操作をするというのがあるな。

いちいち繋ぎ替えなくても、簡単な処理ならそのままで行える。

ブログの追加など(今も、それで書いてますが)、A315のキーボードやタッチパッドを気にせずに打てるというのは有り難い(紙のノートは不要!)。

一通りの環境設定が終われば、そうそう頻繁に接続することはないだろうし、何かの時に使えればそれでいいという感じだ。

たまに、弄ってないと、やり方を忘れるしな(今回、低速環境を設定するのに一苦労でした・・・)。

まあ、どうでもいいんですが。

セキュリティの点では、ピンコードをクライアント側に残さない設定とした。

個人で使っていて、それほど持ち出し頻度は高くないとはいえ、精神的安定につながる。

今、真剣に考慮しているのは、メインマシンを好感してしまうという選択だ。

A315をメインにして、X220の方を持ち出しにするという選択だな。

キーボードはお墨付きの打ちやすさだし、ポインティングデバイスの操作性にも問題はない。

が、モニターを買い替えないと、接続ができない(古い液晶モニターで、HDMI端子が付いていない:VGA端子だけ)。

そろそろ液晶モニターも買い替え時ということか(アダプター買えばあ?)。

解像度の問題があるので、少し調べてからにしよう(安いアダプターは、低解像度モニター用だったりする)。

素直に、アンドロイドタブレットかアイパッドプロにしておけば、悩まずに済んだかもしれないのにな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

試しに、先日引退させてバックアップ機として余生を送っているCF-J9にサーバーソフトを入れてみた。

意外に快適に動くし(つーか、ネットワーク越しのかったるさより、本体のかったるさの方が多いからな)、音声の再生も上手くいった。

サーバー側のパフォーマンスではないのかもしれない(未確認:X220との相性の問題か)。

https://remotedesktop.google.com/access」のページ(タブ)を複数開いて、X220をクライアントにして、CF-J9とA315に同時にアクセスしてみる。

問題なくアクセスできた。

動画や音声を同時に再生しても、スムーズに作動する。

まあ、ホスト機(サーバー側)で動いているだけだからな。

ローカル(LAN接続やWi-Fi接続環境)でのマルチホスト運用は、十分ありだと思う。

モニターやキーボード、マウスなどのインターフェース系ガジェットを複数のPCで使っている感覚になる。

まあ、素直にパソコン切替器を使えばいいだけの話だけどな。

(パソコン切替器)
https://www.elecom.co.jp/category/cat_cable_switcher-pc/?category=client-personal

「マウス/キーボード/モニタなどの機器を複数のパソコンで共有し、切り替えて使えるパソコン切替器です。パソコンが複数あっても、入出力機器が1台で済みますので、省コスト、省スペースを実現できます。」

省スペースというよりも、マンマシンインターフェースを共用できるところに意義があると思うんだがな。

まあ、どうでもいいんですが。

クロームリモートデスクトップの接続台数に制限があるのかは知らないが、物理的なコネクター(HDMIかVGAかなど)に関わらず、現に稼働しているクライアントのまま、サーバー側のパソコンをぐりぐりできる。

もちろん、何かあれば(まあ、あまり嬉しくない状況になれば)、同じ部屋の中だからな、強制的に再起動とかすることも可能だ。

すぐ飽きてしまうことは分かり切っているけど、それまでの間は、リモートデスクトップを使ったローカルエリアでの可能性を追求してみるのもいいかもしれない。

もちろん、内蔵画面の解像度が低いノートパソコンの場合、素直に外部ディスプレイに繋いで、グラフィックカード(チップ?)の限界まで表示できるというメリットは使えない。

メンテナンスとか、軽い作業に限られる気もする。

デザイナーとかが、フルスペックでぐりぐりするのには向かない(たぶん)。

ショボい接続の範囲で、どんな使い方ができるのか。

この件、何かあればまた書く。

🐱古くて新しいスマホのPC化2023年05月23日 22:35

古くて新しいスマホのPC化


(「Galaxy S8」をPCに変えるデスクトップドック「Samsung DeX」登場)
https://japan.cnet.com/article/35098960/

「スマートフォンをドックに接続してPCとして使うという発想は新しいものではない。」

「しかし、これまでの試み(HPの「Elite X3」やMotorolaの「Atrix」)は、スマートフォンの性能が十分に高くなかったり、アプリサポートが限られていたりして、成功を収めていない。」

まあ、この記事自体が、2017年ということもあり、既に過去形なんだが、スマホをPCのように(あるいは、タブレットのように)大画面で使うというのは昔からある話だ。

(この秋冬最強のWindows 10 Mobile搭載スマートフォン「HP Elite x3」)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1026159.html

「日本HPは8月31日、Windows 10 Mobile搭載スマートフォン「HP Elite x3」を9月5日から販売」(2016年の記事)

今は亡き、ウインドウズスマホの話・・・。

「ノートPCのような「ノートドック」が49,800円で用意されている。狭額縁の12.5型フルHDディスプレイと、Elite x3へ充電可能なバッテリを搭載。」

([CES2011]モトローラがドックに装着できる「ATRIX 4G」などAndroidスマートフォン3機種とタブレット発表)
https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20110107/355895/

こちらは、さらに古くて、2011年の記事だ。

「「ATRIX 4G」は3つのスマートフォンの中でも一番パワフルで、ドックに装着してノートパソコンのように使用できるユニークな機能を備えている。」

こういう話は昔からあるのだ。

今や、複数のデバイスを持つのは当たり前で、TPOによって使い分ける時代になった。

データはクラウド上にあるから、どのデバイスからでもアクセスできる。

ネットワークにつながっていない時はどーするってえ?。

そういう人間に、生きている資格はないのだ(そんなあ!)。

最近でも、サムスンから似たような話が上がっている。

(Samsungが ChromeOS と DeX を統合した「DeXBook」を開発中との噂)
https://www.helentech.net/news-30348/

「Samsungは ChromeOS と Samsung Dex を組み合わせて Chromebook 兼 Galaxyスマートフォン ドックとして機能する「DeXBook」と呼ばれるデバイスを開発している可能性が報告」

別記事を漁ってみると、昨年くらいからちらほらうわさされていて、スマホの売り上げを伸ばしたいメーカーと、クロームブック(クロームOS)のシェアを拡大したいグーグルの思惑が一致したような商品だ。

その市場は、もちろん、ハイエンドアンドロイドタブレットとも共有される。

大画面で使いやすい、専用アプリの開発がカギを握るんだが、記事にもあるように、そういうアプリはクロームブックでも使えるんじゃないのかあ?。

「すでにChromebook上ではAndroidアプリが動作するので本当に必要かどうかは微妙なところですが、Chromebookで動くAndroidアプリには制限があることも事実ですし、うまく組み合わせることで使い方は広がる可能性が期待できます。」

隙間商品というか、中途半端というか・・・。

グーグルは、両方の市場(アンドロイドスマホやタブレットと、クロームOS搭載パソコン:クロームブック)で商売をしたいに違いない。

浮沈子的には、クロームタブレット(レノボのアイデアパッドみたいなヤツ)があってもいいと思うんだが、そこには厳然とした壁があって、アンドロイドを搭載したノートパソコンや、クロームOSで動くスマホというのは、いまだに市場にはない(少なくともメジャーではないからな)。

柳の下には、常に2匹のドジョウがいるのがいい(そういうことかあ?)。

浮沈子は、幼少のころバイオリンを弾いていたんだが、今でもピアノは弾けない。

持ち歩けるバイオリンと、どこにでもあるピアノというメタファーで考えれば、どこにでもあるデスクトップパソコンと、誰もが持ち歩いているスマホという構図なわけだ。

それを、うまく組み合わせて使うのがいいんだが、その意味ではノートブックというのは中途半端な存在だな。

浮沈子は、今回、15.6インチという、標準の大きさのモニターを持つノートを調達したけど、意を決して持ち出そうとしない限り、日常的にどこへでも持っていく気にはなれない。

限られたシーンでしか使わない(そのためにだけ買ったわけだから、それはそれでいいんですが)。

普段は、携帯電話すら持ち歩かず、スマホは家で使っている(最近は、スマホでないとアクセスできないページもあるからな)。

腕時計も嵌めない(時刻が分からなくて困っている:最近は、公共の場所に時計が少ない・・・)。

腹時計が頼りなんだが、いつも昼時で、グーグー鳴りっぱなしで役に立たない。

まあ、どうでもいいんですが。

モバイルの時代に、人様に頼るアンチモバイルな生活。

ダイビングの予定とかを決めると、メッセンジャーに送っておいてもらうことにしている。

予定表は、自宅で確認するだけ(毎朝の日課です。

みんながモバイル持っているなら、浮沈子が持ち歩く必要はない。

人様の情けに縋って生きる人生もいいかもな。

今は、スマホドックのように、ハードウェアを統合して使う時代じゃない。

クラウドのデータを、どこにでもある端末から、共通のアプリを使って加工したり表示したりする時代だ。

古くて新しいデバイス統合の流れが尽きることはないだろうけど、メジャーになることもない。

いつの時代にもある隙間を埋めようとする、涙ぐましい努力なだけだ。

手のひらに収まるかつてのスパコンを、全員が持ち歩く世の中になった。

ネットワークの向こうでは、現代ののスパコンがうなりを上げているしな。

ピアノの時代は、必ず来る。

身に着けて何かをするガジェットは、せいぜい本人確認のためのキーくらいの性能でいい(マイナンバーカードとかあ?)。

行動履歴が共有されるようになれば、いつどこにいたとか、どんなページにアクセスしたかなどで、本人確認が行われるようになる。

何かを持ち歩く必要もないだろう(顔認証で特定されるしな)。

キーはクラウドに保存され、更新され、管理される。

それだって、なりすましで破られないとは限らんけどな。

そうして、どこにでもあるデバイスにアクセスして、クラウドにある特定のデータで作業することになるのだ。

今どこにいるかとか、何をしているかなどには関係なく、必要なデータに、必要な時にアクセスできる。

そのためのツールは、どこにでもある。

持ち歩くなどという、野蛮なこと(!)は必要なくなるに違いない。

100年も経てば、人間の頭の中とネットワークが直付けされるだろうから、問題は根本から解決されることになる。

本日の日程を、毎朝パソコン開いてチェックすることもない。

目を覚まして、今日の予定は何だっけと考えるだけで、頭の中にリストが出来る(物覚えのいいひとは、いつもそれで済んでいるに違いない・・・)。

15分くらい前になれば、次の予定を思い出させてくれるようになるわけだな(頭の中でベルが鳴るのかあ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

自分の身体(頭)だけは、持ち運ばなければならないけどな。

それすら、そのうち仮想化されて、意識の移植が行われるようになるんだろう(ドノバンの脳髄?)。

アバターみたいな世界が実現すれば、生命とは何かとか、意識とクオリアの問題も葬り去られるだろう。

ガジェットに頼っている現在は、まだまだ野蛮な原始時代だ。

脳を含めた肉体は、意識の宿る座としての仮の姿。

が、それは当分先の話だ。

「死んで生まれ変わろう」などと言って、自ら命を絶つのは早すぎるだろうな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(サムスンの「DeX Station」やファーウェイの「PCモード」が使えるノートPC型デバイス「Mirabook」:2018年の記事)
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/event/ces2018/1100275.html

「スマートフォンを大画面に接続し、パソコンのようにマルチウィンドウで使う機能は、業界のトレンドになりつつある。」

それから5年半も経っているのに、結局、そんなトレンドは現れなかった。

「スマートフォンは入力がタッチパネルに限られているため、大画面に出力しても、パソコンと同じように使いたくとも、どうしてもキーボードやマウスを別途持ち運ぶ必要が生じる。ディスプレイも必要になるため、出先のカフェなどで書類作成をするという使い方にも向いていない。」

んなもん、素直にノートパソコン使えばいいだけの話だ。

5万円も出せば、必要にして十分な性能の機種が手に入る。

「Miraexess社の「Mirabook」が、それだ。Mirabookは一見するとノートパソコンのような外観だが、実はCPUやストレージ、メモリ、モデムなど、単独で駆動するのに必要なパーツは内蔵されていない。」

いくらで売る気だったかは知らないが、なんも入っていないどんがらなら、1万円くらいで沢山だろう。

「価格は249ドル(約2万8103円)となる。」

たっけー・・・。

モニターとキーボード付きのスマホドックということになる。

「おもしろいのが、対応するスマートフォンの種類。サムスンのDeX Stationと同様に使えるほか、ファーウェイのPCモードにも対応。さらに、Windows 10 Mobileの特徴的な機能だった「Continuum」も利用することが可能だ。また、任天堂の「Nintendo Switch」を出力して、ゲームを遊ぶこともできる。」

これは、ちゃんとした製品になって、アマゾンでも販売している。

(パソコン HTL MiraBooK アンドロイドに繋ぐだけ 13.3インチ 軽量化モデル Switch対応 MB-001)
https://www.amazon.co.jp/MiraBooK-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%AB%E7%B9%8B%E3%81%90%E3%81%A0%E3%81%91-13-3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81-Switch%E5%AF%BE%E5%BF%9C-MB-001/dp/B089VWXBN7/ref=asc_df_B089VWXBN7/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=443633703572&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=18266340983596184502&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009306&hvtargid=pla-968460449678&psc=1

「CPUブランド ‎Intel」(!?)

「OS ‎Windows」(何かの間違い?)

うーん、ワケワカ・・・。

まあいい。

(MiraBook(ミラブック) 13.3インチ ブラック MB-001)
https://www.murauchi.com/MCJ-front-web/CoD/0000024570587/

値段は、冗談かと思うような価格だが、対応機種など詳しい情報が出ている。

関連商品で、モバイルディスプレイが出てくるところが嬉しい(2万円台)。

結局、スマホをパソコン化するトレンドは生まれなかった。

泡沫(うたかた)の存在に終わったスマホドック。

断言する。

デックスブックが世に出ることはないだろう。

サムスンは、そんなもんが商売にならないことはよく分かっている。

スマホと、高機能タブレットと、それらと接続してハイパフォーマンスを発揮するパソコンが売れれば十分だ。

加工したり閲覧したりするためのデータはクラウドにある。

そこにアクセスするための手段は、本当に身近になった。

バッテリーの持続時間も十分長くなったしな。

個人用途で使う分には、何の支障もない。

そもそも、テレワークで使われるのはデスクトップ(或いは、匹敵するノートパソコン)だ。

クライアントとしての性能なら、ミニPCで十分だろう。

何度も繰り返すが、データはクラウドにあるのだ(我が家じゃない・・・)。

クロームのリモートデスクトップも、自宅の中だけで完結するのが正しい使い方かもしれないな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(クラウド上のWindows 11にログインできる「Windows 365 Boot」のプレビュー版公開)
https://gigazine.net/news/20230525-windows-365-boot-preview/

「Windows 365 BootはWindows 11のバージョン22H2でアクセス可能」

うーん、パソコンからパソコンにアクセス出来てどーするという気がしないでもないけど・・・。

「別の人が同じマシンを使って自分のクラウドPCにログインしたりすることができます。」

ローカルのマシンは、単にクラウドベースのパソコン環境にアクセスするための「端末」なわけだ。

メインフレームへタイムシェアリングでアクセスするダム端みたいな感じだな。

両方とも、桁違いなスピードと能力を持ち、回線もべらぼーに速くなっても、セキュアな環境を端末側で作ることは難しいのだ(そうなのかあ?)。

「クラウドPCにアクセスすることで、ユーザーは手元の環境によらず、また手元にデータを保存することなく、セキュアなPCの運用が可能になります。」

やれやれ・・・。

その「端末」にウイルスが仕掛けられ、キー操作を読み取られてハッキングされたらどーする!?。

まあ、最近は、もっとスマートなIDチェックをするんだろう(生体認証とかあ?)。

まあいい。

パソコンのピアノ化は、確実に進行しているようだな・・・。